JPH07174465A - コール・イン・チューブドライヤ - Google Patents

コール・イン・チューブドライヤ

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JPH07174465A
JPH07174465A JP34425193A JP34425193A JPH07174465A JP H07174465 A JPH07174465 A JP H07174465A JP 34425193 A JP34425193 A JP 34425193A JP 34425193 A JP34425193 A JP 34425193A JP H07174465 A JPH07174465 A JP H07174465A
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虎勝 宮下
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武司 長浜
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 付着性の強い高級石炭などの粉粒体が掻上げ
手段内の接触面に付着せず、このため掻上げ手段の腐食
防止も図れ、耐久性も向上するコール・イン・チューブ
ドライヤを提供する。 【構成】 掻上げ手段14を半径方向内方が開口した断
面略U字状の箱形構造に形成し、その内周壁14bの周
囲にジャケット14dを形成し、このジャケット14d
内に、回転円筒体1内の蒸気を導入して内周壁14bを
加熱することにより、石炭等の付着防止を図っている。
また、ジャケット14d内で凝縮されたドレンは、回転
円筒体1内へ戻すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コークス原料炭など
の主として粉粒状石炭類を連続的に調湿乾燥するための
コール・イン・チューブドライヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のチューブドライヤは、一般的
に、蒸気が流通する傾斜姿勢の回転円筒体内に、粉粒状
石炭などの被乾燥物を傾斜上端から傾斜下端方向に流通
させる多数のチューブを前記回転円筒体の軸線方向に配
列し、前記回転円筒体の上端側に傾斜板構造からなる被
乾燥物用供給手段を設け、この供給手段と同一端の回転
円筒体の外周縁部に、こぼれ落ちた被乾燥物を回収し前
記供給手段に投入する掻上げ手段を環状に連続して設け
た構造からなる。こうした構造のチューブドライヤは、
例えば、西ドイツ特許第611988号公報に記載され
ている。
【0003】ところで、石炭などの貯留はヤードに野積
みして行われることが多く、野積みの石炭などは雨など
を吸水して湿っており、付着性があるが、とくに、そう
した石炭が粉砕されると、付着性は一層強くなる。また
湿った石炭が加熱されると、鉄系材料を著しく腐食する
性状(腐食性)があることが知られている。したがっ
て、上記の供給手段からチューブに供給される際に入り
きらず、こぼれ落ちた石炭が掻上げ手段で回収されたと
きに、掻上げ手段に付着し次第に堆積していったり、掻
上げ手段(通常、鉄系材料からなる)を腐食したりす
る。そこで従来は、掻上げ手段に付着した石炭を定期的
に清掃したり、掻上げ手段にライニングを施したりする
などの対策を講じている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の対策では次のような不都合がある。すなわち、
定期的な清掃作業は手間がかかり、作業者の労力負担が
重く、また、そのような清掃作業の際には、装置を停止
する必要があるため設備稼働率が低下することになり、
効率的な運転を行うのに支障になる。
【0005】この発明は、たとえば、原料炭のような高
級の石炭は、粒子の含有水分は少ないが表面水分が多
く、表面水の表面張力によって粒子相互が接着するよう
な凝集や流路の壁面などへの付着が生じ易いが、このよ
うな表面水による付着性の強い石炭類でも、チューブ壁
のような高温の壁には付着しないことに着目して開発し
たものであって、掻上げ手段の石炭類などと接触する壁
面を高温にして石炭類などの付着防止を図ったコール・
イン・チューブドライヤを提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明のコール・イン・チューブドライヤは、 a)蒸気が流通する傾斜姿勢の回転円筒体内に、粉粒状の
被乾燥物を傾斜上端から傾斜下端方向に流通させる多数
のチューブを前記回転円筒体の軸線方向に配列し、前記
回転円筒体の上端面に被乾燥物の供給手段を設け、この
供給手段側の回転円筒体の外周縁部に沿って、こぼれ落
ちた被乾燥物を回収し前記供給手段に投入する掻上げ手
段を環状に連続して設けたコール・イン・チューブドラ
イヤにおいて、b)前記掻上げ手段を半径方向内方が開口
した断面略U字状の箱形構造に形成するとともに、その
内周壁の周囲に蒸気などの加熱媒体を導入するためのジ
ャケットを形成し、このジャケット内に加熱媒体を導入
して前記内周壁を加熱するようにしている。
【0007】請求項2記載のように、c)前記ジャケット
を円周方向に等間隔に複数のジャケット部に分割し、分
割した各ジャケット部の前記回転円筒体の回転方向側
に、前記回転円筒体内の蒸気を配管を介して導入し、各
ジャケット部の前記回転円筒体の反回転方向の傾斜下部
側から、配管を介してドレンを前記回転円筒体内へ戻す
ようにすることが好ましい。
【0008】請求項3記載のように、a)蒸気が流通する
傾斜姿勢の回転円筒体内に、粉粒状の被乾燥物を傾斜上
端から傾斜下端方向に流通させる多数のチューブを前記
回転円筒体の軸線方向に配列し、前記回転円筒体の上端
面に被乾燥物の供給手段を設け、この供給手段側の回転
円筒体の外周縁部に沿って、こぼれ落ちた被乾燥物を回
収し前記供給手段に投入する掻上げ手段を環状に連続し
て設けたコール・イン・チューブドライヤにおいて、B)
前記掻上げ手段を半径方向内方が開口した断面略U字状
の箱形構造に形成するとともに、その内周壁の周囲に加
熱媒体を導入するためのジャケットを形成し、このジャ
ケットを円周方向に等間隔に分割して形成した複数のジ
ャケット部と対応する各蒸発部を接続して全体を密封構
造のヒートパイプに構成して内部に加熱媒体を封入し、
前記蒸発部を前記回転円筒体の外周壁に密着させて配置
することにより前記加熱媒体の凝縮ドレンを気化させ、
その気化したガスを介して前記内周壁を加熱するように
してもよい。
【0009】請求項4記載のように、d)前記掻上げ手段
の内部をその円周方向に一定の間隔ごとに、複数本のパ
イプを一定間隔で対向するジャケット間に架設した仕切
り部材で仕切るとよい。
【0010】
【作用】上記構成を有するこの発明のコール・イン・チ
ューブドライヤによると、回転円筒体のチューブに入ら
ず、こぼれ落ちた粉粒状石炭類つまり被乾燥物が、上向
きに開口した箇所の掻上げ手段内に落下することによっ
て受け止められ、回収される。そして、掻上げ手段が上
方位置へ移動してその開口が下向きになると、被乾燥物
が落下し、チューブ内に投入される。この間、掻上げ手
段内の被乾燥物は内周壁に付着しようとするが、内周壁
はその周囲のジャケットに導入される蒸気などの加熱媒
体で十分に加熱されるため、被乾燥物は内周壁には全く
付着せず、したがって内周壁などが腐食することもな
い。
【0011】ところで前記掻上げ手段は回転円筒体の上
端側の周縁部に位置することから、回転円筒体内に導入
される蒸気によって回転円筒体の外周壁が加熱され、高
温になることから、その伝導熱で掻上げ手段もかなりの
温度に加熱されると一見考えられるが、実際には、回転
円筒体の直径は数メートルあり、板厚もかなり厚いにも
拘わらず、掻上げ手段の伝導伝熱方向の寸法がかなり大
きくなることから、回転円筒体から掻上げ手段への伝熱
効率が著しく低く(0.1前後)なるため、掻上げ手段
がその伝導熱で自然に加熱されるということは期待でき
ない。いいかえれば、本発明のように掻上げ手段を特別
に加熱するための手段を設けない限り、被乾燥物の付着
を防止したり、掻上げ手段の腐食を防止したりする作用
は生じない。
【0012】請求項2記載のチューブドライヤでは、チ
ューブ内の石炭等の加熱乾燥用の、回転円筒体内に導入
された蒸気の一部が取り出されて掻上げ手段の各ジャケ
ット部へ送り込まれることにより、掻上げ手段の内周壁
が蒸気の温度(160℃前後)近くまで加熱される。こ
のように掻上げ手段の内周壁(鉄皮)温度が蒸気温度近
くに上昇するのは、被加熱(石炭)側に比べてジャケッ
ト側の蒸気の凝縮伝熱が十分に大きいからである。ま
た、掻上げ手段も回転円筒体と共回りすることから、外
部から蒸気を各ジャケット部へ供給するのに比べて配管
等の設備が簡素化されるうえに、回転円筒体内に導入さ
れた蒸気の一部を利用するので、熱源が共通で無駄がな
い。一方、各ジャケット部に送り込まれた蒸気は徐々に
凝縮され、ドレンとして排出され、回転円筒体内に戻さ
れるが、1つのジャケット部で凝縮されるドレン量は僅
かであることと、ジャケット部が下方位置に回転してき
たときに溜まっているドレンが、ジャケット部が上方位
置へ回転する間に逆U字状の配置になって傾斜下部側に
集められ、ジャケット部の下部(反回転方向)側から排
出されることから、ドレンは回転円筒体内にスムーズに
戻される。
【0013】請求項3記載のチューブドライヤでは、密
封されたジャケット部内に封入された加熱媒体が掻上げ
手段の内周壁を加熱したのち凝縮されてドレンになる
が、このドレンは、掻上げ手段の一方が回転円筒体とと
もにやや下向き傾斜していることと、掻上げ手段が回転
円筒体と一体になってほぼ180゜回転して上下の向き
が変更されることによって、つまり蒸発部とこれに接続
されたジャケット部の向きがほぼ反対になることによっ
て生じる重力流により蒸発部へ流入し、そこで回転円筒
体内の蒸気による熱でドレンが気化する。こうして気化
されたガスはジャケット部へ流入し、再び掻上げ手段の
内周壁を加熱する。その他の作用は、上記請求項1のチ
ューブドライヤと共通する。
【0014】請求項4記載のチューブドライヤでは、回
転円筒体が一方向に回転するのに伴って、掻上げ手段内
の、例えば粉砕され湿った状態の石炭粒が一定間隔の複
数本のパイプからなる仕切り部材によって押し上げら
れ、上方へ運ばれると同時に、石炭粒がパイプの丸みで
揉みほぐされながらその一部がパイプの間の隙間を通り
下方側に隣接する部屋へ移動する。また、パイプもジャ
ケット内に導入された蒸気により加熱されるから、石炭
粒の付着やそれによる腐食は防止される。
【0015】
【実施例】以下、本発明のコール・イン・チューブドラ
イヤの実施例を図面に基づいて詳細を説明する。
【0016】図1はコール・イン・チューブドライヤの
実施例を示す側面図、図2は図1のA−A線矢視図、図
3は図1のコール・イン・チューブドライヤの側面視断
面図である。
【0017】図1〜図3に示すように、コール・イン・
チューブドライヤは中空構造の回転円筒体1を備えてお
り、この回転円筒体1が、所定距離をあけて立設された
機台2と機台3との間に回転可能に支持されている。機
台2の高さを機台3よりもやや高く設定してあるので、
回転円筒体1は図1の左側(出口側)から右側(入口
側)にかけて上向きに傾斜している。この回転円筒体1
内には、その軸線方向に沿って多数のチューブ4が図2
のように僅かな間隙をあけて平行に配列されている。こ
の多数のチューブ4の両端部は、図3のように回転円筒
体1の両端を閉蓋する左右の管板5、6に、これらを貫
通して支持されている。
【0018】回転円筒体1の管板5、6の中心部には、
図3に示すように中空構造のトラニオン・ジャーナル
7、8が設けられており、この両トラニオン・ジャーナ
ル7、8は、ボールベアリングなどの軸受構造体9、1
0により、機台2、3上に軸支されている。また、一方
(上部側)のトラニオン・ジャーナル7には、機台2の
上端部に設置された駆動モータ11が減速機12を介し
て接続され、回転円筒体1が駆動されるようになってい
る。
【0019】回転円筒体1の傾斜上端面(入口面)の一
側方に、コークス原料炭などの粉粒状被乾燥物を各チュ
ーブ4の上端側入口に投入する供給手段13が、図2の
ように垂直方向に配設されている。この供給手段13の
本体部分は、図3のように上方にかけて回転円筒体1と
の間隔が広がるように傾斜し、複数段の傾斜した投入棚
13aを垂直方向に一定の間隔で備えている。
【0020】回転円筒体1の傾斜上端(入口)側の外周
縁部には、被乾燥物の掻上げ手段14が環状に連続して
設けられている。本例では、掻上げ手段14は断面形状
が略U字状(コの字状を含む)の箱形構造からなり、そ
の開口が半径方向内方を向くように、つまり中心部のト
ラニオン・ジャーナル7の方向に指向されている。供給
手段13からこぼれ落ちた被乾燥物は、掻上げ手段14
に受け止められ、回転円筒体1の回転に伴って上方に運
ばれて落下し、各チューブ4の上端側入口に投入され
る。また、図2のように供給手段13の上部からトラニ
オン・ジャーナル7上に向けて分散板15が傾斜して配
設されている。分散板15は、供給手段13や掻上げ手
段14からの粉粒体を受け止め、分散板15の傾斜に沿
って下方に移動しながらチューブ4の入口に投入され
る。チューブ4内に投入されなかった被乾燥物は、再び
掻上げ手段14に受け止められ、上記の動作を繰り返
す。
【0021】上記した構成はコール・イン・チューブド
ライヤの公知の基本構造を示すものであるが、本発明は
以下のような特徴的構成を具備する。すなわち、図4は
回転円筒体1の傾斜上端部および掻上げ手段14の一部
を切欠いた斜視図、図5(a)は掻上げ手段14の一部を
やや拡大して示す斜視断面図、図5(b)は図5(a)のb
部分の拡大断面図である。図6は掻上げ手段の他の実施
例を示すもので、図6(a)は掻上げ手段の一部正面図、
図6(b)は図6(a)のb−b線矢視図、図6(c)は図6
(b)のc−c線矢視図である。
【0022】図4に示すように、掻上げ手段14は円周
方向に等間隔に区分された複数個(本例では24個)の
掻上げボックス14aからなり、各掻上げボックス14
aの周壁を構成する断面U字状の壁は二重構造、つまり
内周壁14bと外周壁14cの間に、蒸気を導入するた
めの中空の加熱用ジャケット(請求の範囲におけるジャ
ケット部に相当)14dが形成されている。回転円筒体
1の外周壁には、本例では、円周方向に120゜間隔で
二重管状のノズル17を回転円筒体1の内部に連通して
取り付けられ、ノズル17の中心部を貫通してドレン
(熱水)ヘッダ18の一端が接続されるとともに、ノズ
ル17の外周側に蒸気ヘッダ19の一端が接続されてい
る。ドレンヘッダ18および蒸気ヘッダ19の他端は、
栓18a、19aによりそれぞれ閉塞されている。
【0023】各ジャケット14dの傾斜下面側の、回転
円筒体1の回転方向側で半径方向外方に蒸気導入管21
aが連結され、この蒸気導入管21aと蒸気ヘッダ19
とが蒸気管21により接続されている。また、各ジャケ
ット14dの傾斜下面側の、回転円筒体1の反回転方向
側で半径方向内方にドレン排水管20aが連結され、こ
のドレン排水管20aとドレンヘッダ18とがドレン管
20により接続されている。この構成により、回転円筒
体1内の蒸気が、ノズル17の外周から蒸気ヘッダ19
−蒸気管21−蒸気導入管19aを順に通ってジャケッ
ト14d内に流入し、掻上げボックス14aのとくに内
周壁14bを加熱して高温(蒸気温度近く、すなわち1
60℃程度)に保ち、粉粒状石炭類の付着を防止する。
そして、蒸気が冷やされてドレン(熱水)になると、回
転円筒体1の反時計方向への回転に伴って、掻上げボッ
クス14aが上方位置に移動するときに、図4の切欠箇
所のようにジャケット14d内の下方へ集められ、ドレ
ン排水管20a−ドレン管20−ドレンヘッダ18およ
びノズル17の中心部を順に通って回転円筒体1内に回
収される。
【0024】各掻上げボックス14aは、詳しくは図5
(a)のように、U字状内周壁14bとU字状外周壁14
cと、両周壁の連結板14eと、隣接するジャケット1
4d間の仕切板14fとで構成され、内周壁14bと外
周壁14c同士は、図5(b)のように、外周壁14cの
適所に形成した“いぬきえくぼ14g”の端面を内周壁
14bに溶着することにより、ジャケット14dの空間
が確保されている。また、隣接する掻上げボックス14
a・14aの円周方向の各中間位置に、複数本(本例で
は3本)のパイプ材22を図の上下方向(回転円筒体1
の半径方向)に間隔をあけて並べたうえ、パイプ材22
の端部をジャケット14d内に挿入して溶着することに
より内周壁14bの対向する壁面間に架設され、掻上げ
手段14内を円周方向に等間隔に24区画に仕切ってい
る。
【0025】ところで、上記実施例の掻上げ手段14に
ついて具体的にドレンの回収量を算出したところ、回転
円筒体1が10rpmの回転速度で一回転したときの一
つの掻上げボックス14aのジャケット14d当たりの
ドレン回収量が20gと極めて少ない量になった。条件
としては、被乾燥物が石炭粒の場合の供給量を、乾燥状
態で200トン/時とし、回転円筒体1内に導入する蒸
気の温度を164℃、同圧力を6気圧とし、このときの
石炭粒の熱伝達率を90kcal/m2h℃、蒸気の熱伝
達率を5000kcal/m2h℃にそれぞれ設定した。
また、内周壁14bの鉄皮の厚みを10mm、同熱伝導
率を40kcal/m2h℃に設定した。さらに、回転円
筒体1の直径を6m、掻上げボックス14aの深さを
0.6mに設定した。この結果、各ジャケット14dに
おけるドレン回収量が上記のとおり20gと僅かな量に
なること、そして回転円筒体1が傾斜していること、お
よび掻上げボックス14aの各ジャケット14dが逆U
字状で回転円筒体1の回転に伴って上下方向で反転する
ことから、確実にドレンを回収して回転円筒体1内に戻
すことができるとともに、そのように戻したときでも、
回転円筒体1内の各チューブ4内の石炭の加熱(乾燥)
に影響を与えることはないと判断される。
【0026】図6に示す掻上げ手段14’は、基本的に
は図5のものと共通するが、次の点が異なる。すなわ
ち、図6(a)〜(c)のように、各掻上げボックス14a
の中間部に2枚のU字枠状の補強板14hで、外周壁1
4bを補強したこと、また各掻上げボックス14aの両
端は仕切板14fで閉塞したうえで、隣接する仕切板1
4f・14fを継ぎ板14jで連結したことである。そ
の他の構成については共通しているので、図5の掻上げ
ボックス14aと共通の部材については同一の符号を用
いて図中に示し、説明を省略する。
【0027】図7は本発明にかかるヒートパイプ方式の
掻上げ手段の実施例を示すもので、図7(a)は最上位置
に移動した状態の一部を切り欠いた断面図、図7(b)は
最下位置に移動した状態の一部を切り欠いた断面図であ
る。
【0028】図7(a)(b)に示すように、この方式の掻
上げ手段24は掻上げボックス24aと蒸発部25とを
一体化した構造で、蒸発部25は回転円筒体1の外周面
上の傾斜上端部に密着して設けられている。掻上げボッ
クス24aは半径方向内方を開口したコの字状の断面か
らなり、内周壁24bの底面側と蒸発部25側の側面側
に断面L状に外周壁24cを設けて二重構造にし、その
中空部をジャケット24dに形成している。また、蒸発
部25もボックス構造にして内部を蒸発室25aに形成
し、この蒸発室25aとジャケット24dの境界壁を構
成する外周壁24cの垂直部24eに連通口26を開口
し、蒸発室25aとジャケット24dを相互に連通する
とともに、両室全体を密封構造にしたヒートパイプに構
成して、加熱媒体としての所定量の水を封入している。
連通口26は垂直部24eにおいて回転円筒体1の反回
転方向側で、かつ上方位置にきたときに連通口26の下
端側が図7(a)のように蒸発部25の蒸発板25bと面
一になる一方、下方位置にきたときに連通口26の下端
側が図7(b)のように蒸発部25の天板25cよりやや
高い位置になることにより、蒸発室25a内にドレン
(熱水)が溜まっているときにジャケット24dへ流れ
込まないように、設定している。図中の符号27は、円
周方向に隣接する掻上げボックス24a・24aの間お
よび蒸発部25・25の間の仕切り壁である。
【0029】したがって、本例のヒートパイプ式掻上げ
手段24によれば、回転円筒体1の回転に伴って掻上げ
ボックス24aが上方位置(図7(a))まで移動して通
過し下方へ移動する間に、掻上げボックス24aが上方
位置への移動過程でジャケット24dから蒸発室25a
内に流入したドレンDが回転円筒体1内の蒸気の熱で蒸
発して蒸気Sになり、連通口26を通ってジャケット2
4dへ移動する。そしてその蒸気Sで掻上げボックス2
4aの内周壁24bを加熱して高温に保持し、掻上げボ
ックス24aで回収された石炭等の粉粒体Cが内周壁2
4bに付着するのを阻止する。
【0030】ジャケット24d内の蒸気Sはとくに内周
壁24bで熱を奪われることによって水滴(ドレン)D
となり、ジャケット24d内に徐々に溜まっていき、下
方位置(図7(b))を通過して上方位置(図7(a))へ
移動するときに、連通口26から蒸発室25aへ流れ込
む。しかし、いったん蒸発室25a内に流れ込んだドレ
ンDは、ジャケット24dへは戻らない。このようにし
て、あらかじめ封入された加熱媒体(水)を介し、回転
円筒体1内の蒸気で間接的に掻上げボックス24aの内
周壁24bを加熱することができる。
【0031】ところで、本実施例の場合にジャケット2
4dの容積を4500ccに設定して、そこに封入すべ
き水量を算出したところ595ccとなり、このときの
回転円筒体1の一回転当たりの蒸発量は4ccとなっ
た。掻上げボックス24aの内周壁24bの底部付近の
温度は蒸気温度近くまで上昇することから、掻上げボッ
クス24aの内周壁24bの開口端における温度を91
℃に設定して算出したので、ヒートパイプ方式にしても
十分に効果があるものと判断される。なお、その他の条
件は上記した最初の実施例で用いた数値と同一にした。
【0032】以上、本発明のコール・イン・チューブド
ライヤの実施例を示したが、上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば回転円筒体1内の蒸気に代えて、
外部から蒸気などの加熱媒体を上記ジャケット14d内
に導入することもできる。ただし、この場合には、ロー
タリジョイントなどの導入手段を用いる必要がある。ま
た、本発明のコール・イン・チューブドライヤは主とし
て石炭類の乾燥に用いられるが、石炭類以外の粉粒体の
乾燥にも使用できることはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
この発明の構成によれば、次のような効果が得られる。
【0034】(1) 供給手段等からこぼれ落ちた石炭等の
粉粒状被乾燥物を回収する掻上げ手段の、被乾燥物との
接触面(内周壁)を高温に加熱するので、被乾燥物が付
着性の強い石炭類でも全く付着せず、清掃作業による装
置の停止がふようになり、長期間安定した連続運転が可
能になる。
【0035】(2) 請求項2記載のチューブドライヤで
は、回転円筒体内に導入される蒸気の一部を利用するの
で、別の加熱媒体源が不要で経済的であり、また掻上げ
手段も回転円筒体と共回りすることから、外部から蒸気
を各ジャケット部へ供給するのに比べて配管等の設備が
簡素化される。しかも各ジャケット部内で凝縮されるド
レンの量が僅かで、ドレンは回転円筒体内に戻して処理
することができるので、ドレン処理が容易なうえ、ドレ
ンの排出設備も簡素化される。
【0036】(3) 請求項3記載のチューブドライヤで
は、ヒートパイプ内に封入した加熱媒体を回転円筒体内
の蒸気で加熱し、加熱媒体を介して間接的に掻上げ手段
の内周壁を加熱するので、設備のイニシャルコストはや
や高くなるが、配管等の設備が不要になるうえに、メン
テナンスも容易になる。
【0037】(4) 請求項4記載のチューブドライヤで
は、回転円筒体の回転に伴って掻上げ手段内の粉粒状被
乾燥物が仕切り部材により上方へ運ばれると同時に揉み
ほぐされるようにしてさばかれるほか、仕切り部材への
被乾燥物の付着やそれによる腐食が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコール・イン・チューブドライヤの全
体概要を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図1のチューブドライヤの側面視断面図であ
る。
【図4】回転円筒体1の傾斜上端部および本発明の特徴
部分である掻上げ手段14の一部を切欠いた斜視図であ
る。
【図5】図5(a)は掻上げ手段14の一部をやや拡大し
て示す斜視断面図、図5(b)は図5(a)のb部分の拡大
断面図である。
【図6】掻上げ手段の他の実施例を示すもので、図6
(a)は掻上げ手段の一部正面図、図6(b)は図6(a)の
b−b線矢視図、図6(c)は図6(b)のc−c線矢視図
である。
【図7】本発明にかかるヒートパイプ方式の掻上げ手段
の実施例を示すもので、図7(a)は最上位置に移動した
状態の一部を切り欠いた断面図、図7(b)は最下位置に
移動した状態の一部を切り欠いた断面図である。
【符号の説明】
1 回転円筒体 2・3 機台 4 チューブ 5・6 管板 7・8 トラニオン・ジャーナル 11 駆動モータ 13 供給手段 14・14’・24 掻上げ手段 14a・24a 掻上げボックス 14b・24b 内周壁 14c・24c 外周壁 14d・24d ジャケット 17 ノズル 18 ドレン(熱水)ヘッダ 19 蒸気ヘッダ 20 ドレン管 21 蒸気管 25 蒸発部 25a 蒸発室 26 連通口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮下 虎勝 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 長浜 武司 兵庫県神戸市中央区東川崎町3丁目1番1 号 川崎重工業株式会社神戸工場内 (72)発明者 田尻 忠士 千葉県君津市久保3丁目4番3号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸気が流通する傾斜姿勢の回転円筒体内
    に、粉粒状の被乾燥物を傾斜上端から傾斜下端方向に流
    通させる多数のチューブを前記回転円筒体の軸線方向に
    配列し、前記回転円筒体の上端面に被乾燥物の供給手段
    を設け、この供給手段側の回転円筒体の外周縁部に沿っ
    て、こぼれ落ちた被乾燥物を回収し前記供給手段に投入
    する掻上げ手段を環状に連続して設けたコール・イン・
    チューブドライヤにおいて、 前記掻上げ手段を半径方向内方が開口した断面略U字状
    の箱形構造に形成するとともに、その内周壁の周囲に蒸
    気などの加熱媒体を導入するためのジャケットを形成
    し、このジャケット内に加熱媒体を導入して前記内周壁
    を加熱するようにしたことを特徴とするコール・イン・
    チューブドライヤ。
  2. 【請求項2】 前記ジャケットを円周方向に等間隔に複
    数のジャケット部に分割し、分割した各ジャケット部の
    前記回転円筒体の回転方向側に、前記回転円筒体内の蒸
    気を配管を介して導入し、各ジャケット部の前記回転円
    筒体の反回転方向の傾斜下部側から、配管を介してドレ
    ンを前記回転円筒体内へ戻すようにした請求項1記載の
    コール・イン・チューブドライヤ。
  3. 【請求項3】 蒸気が流通する傾斜姿勢の回転円筒体内
    に、粉粒状の被乾燥物を傾斜上端から傾斜下端方向に流
    通させる多数のチューブを前記回転円筒体の軸線方向に
    配列し、前記回転円筒体の上端面に被乾燥物の供給手段
    を設け、この供給手段側の回転円筒体の外周縁部に沿っ
    て、こぼれ落ちた被乾燥物を回収し前記供給手段に投入
    する掻上げ手段を環状に連続して設けたコール・イン・
    チューブドライヤにおいて、 前記掻上げ手段を半径方向内方が開口した断面略U字状
    の箱形構造に形成するとともに、その内周壁の周囲に加
    熱媒体を導入するためのジャケットを形成し、このジャ
    ケットを円周方向に等間隔に分割して形成した複数のジ
    ャケット部と対応する各蒸発部を接続して全体を密封構
    造のヒートパイプに構成して内部に加熱媒体を封入し、
    前記蒸発部を前記回転円筒体の外周壁に密着させて配置
    することにより前記加熱媒体の凝縮ドレンを気化させ、
    その気化したガスを介して前記内周壁を加熱するように
    したことを特徴とするコール・イン・チューブドライ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 前記掻上げ手段の内部をその円周方向に
    一定の間隔ごとに、複数本のパイプを一定間隔で対向す
    るジャケット間に架設した仕切り部材で仕切った請求項
    1〜3のいずれかに記載のコール・イン・チューブドラ
    イヤ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100742880B1 (ko) * 2001-08-09 2007-07-25 주식회사 포스코 원료탄 건조기의 분진비산 차단 장치
KR100765069B1 (ko) * 2001-11-20 2007-10-08 주식회사 포스코 석탄건조기 밀봉장치
KR100825576B1 (ko) * 2002-08-06 2008-04-25 주식회사 포스코 석탄건조기 보기플렉스에서의 누출오일 제거장치

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