JPH0717436Y2 - 給水給油磁気処理装置 - Google Patents

給水給油磁気処理装置

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JPH0717436Y2
JPH0717436Y2 JP1990059073U JP5907390U JPH0717436Y2 JP H0717436 Y2 JPH0717436 Y2 JP H0717436Y2 JP 1990059073 U JP1990059073 U JP 1990059073U JP 5907390 U JP5907390 U JP 5907390U JP H0717436 Y2 JPH0717436 Y2 JP H0717436Y2
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JP
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pipe
permanent magnet
water
frame
outer circumference
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JP1990059073U
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JPH0417892U (ja
Inventor
利一 山上
Original Assignee
株式会社日成化学
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ボイラー・各種冷却装置・熱交換器等や、
一般利用飲料供給水・ポンプ・コンプレッサー・プロセ
スバルブ等におけるスケール発生を防止するとともに、
既にスケールが発生している配管及び装置等に用いる装
置であり、簡単な構成で磁場を発生させることにより、
徐々に錆・スケールを除去するように構成した磁気処理
装置である。
また、この考案は、簡単な構成で磁場を発生させるとと
もに、一般燃料に用いる炭化水素燃料粒子の集合体を強
力な磁場であるN極とN極の間を通過させ、これによ
り、安定した+・−のバランスを崩し空気と触れ合う面
を大きくすることにより完全燃焼し易くなるように構成
した磁気処理装置である。
(従来の技術) 一般に、水道配管や水冷却用ジャケット内部に錆・スケ
ールが発生することが多く、このように、配管、ジャケ
ット、槽に錆・スケールが発生した場合には、管径を狭
め、流水効率が悪くなり、配管自体の破損につながる恐
れがある。
このために化学薬品を配管に注入して化学的に該スケー
ルや錆を除去する方法が採用されているが、この場合に
は、薬品による二次的弊害が出ると共に稼働効率が低下
するという問題点があった。
さらに、油燃料の場合、重油・軽油・灯油・ガソリン等
噴霧気化されたとはいえ、多くの結合分子が完全に気化
されていないため完全燃焼させることは不可能であり、
カーボンが残り、排気ガス濃度が高く燃焼効果も低下
し、不完全燃焼で排気ガス公害の原因となっているとい
う問題点があった。
上記従来の問題点を解決するため、従来、第4図に示す
ような装置が開発されていた。
この装置は、上水道管21の途中を覆い、かつ、内部に溶
接等で固定され、上水道管21の前後に設けられた支持体
23に上水道管21を挿通させ、この支持体23をナット25で
制動することにより上水道管21に固定枠体20を設け、該
枠体20内の上水道管21外周に等間隔、かつ、同極同士が
対面に合うように円盤状の永久磁石22を複数個取り付け
た装置であり、この装置により、上水道管21内に磁場を
生じさせ、上水道管壁にスケールが付着したり、錆が発
生しないようにされていた。
また、一対の半筒状の枠体内部に永久磁石を配置すると
ともに、該枠体の突き合せ端縁の一方を枢着して開閉自
在に連結し、他端を止め具ないし閉じる方向に回動付勢
されたバネによってパイプを挟んで抱持されるように構
成された給水給油磁気処理装置が考案されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記のように構成された従来の装置にお
いては、その付設工事に際して、パイプ途中を切断し、
溶接またはフランジソケットで接続を行うか、もしく
は、別途装置を設置するという付設工事が必要となり、
このため工事専門家によらなければその付設工事を行う
ことが困難であるという問題点があった。
さらに、上記付設工事を行う際には、一時的もしくは全
面的に、給水や給油を停止しなければならず、給水給油
の停止による操業停止や生活上の混乱が生じる恐れがあ
るという問題点があった。
また、従来の装置においては、水道管の径が、16mm、20
mm、30mm等と変化した場合には、その径の変化に合わせ
て1つ1つ磁石を作成する必要があり、配管径に合わせ
て設計製作を行い加工工事を行う必要があるため、多大
な費用が掛かり実用上の難点があるという問題点があっ
た。
この点、前記付勢されたバネによってパイプを抱持する
構成の磁気処理装置は外径が多少異なるパイプにも対応
可能ではあるが、その範囲は僅かである。
さらに、円盤状の永久磁石22を同極同士が対面に合うよ
うにして複数個連続的に配置させる組付作業が必要とな
るため、その製造作業が煩雑になってしまうという問題
点があった。
一方、一対の半筒状枠体を枢着して止め具ないしばねに
よってパイプに抱持する構成の装置においては、パイプ
に対する保持力が十分でなく、予期せぬ外圧によってず
れたり外れたりする危険がある。また、止め具やばねの
経年劣化による保持力低下が心配され、長期間の使用に
対する信頼性に問題点があった。
(問題点を解決するための手段) この考案は、枠体内に永久磁石を配置してパイプを覆い
該パイプ内を通過する水および油の磁気処理を行う給水
給油磁気処理装置において、枠体を2分割するとともに
フランジ部を設けてボルト止めによって一体化する構成
と為し、当該パイプ外周に直方体形状のフェライト又は
コバルト製永久磁石をN極同志、S極同志がパイプを挟
んで対向するように構成するとともに該永久磁石をパイ
プ外周に対してボルトまたはバネによって近接離間自在
となるように構成した支持体を設けることによりパイプ
外周に押圧固定したことを特徴とする給水給油磁気処理
装置を提供することにより上記問題点を解決するもので
ある。
(作用) 本考案においては、パイプ内を通過する水および油に対
して、当該パイプ外周に対して、フェライト又はコバル
ト製の永久磁石を設置し、さらに、該永久磁石をパイプ
外周に対してボルトまたはバネによって近接離間自在と
なるように構成した枠を設けることによりパイプ外周に
押圧固定して、パイプ内の水および油に対する磁気処理
を可能にしている。したがって、ボルトの螺入ないしバ
ネの付勢によって様々のパイプ径に適応することが可能
になる。
即ち、供給パイプ径が165m/m〜40m/m迄、40m/m〜12m/m
迄の2種で、総ての一般用供給パイプに使用することを
可能にしている。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図には本考案に関わる給水給油磁気処理装置の横断
面図が示されている。
本考案の給水給油磁気処理装置は、パイプ1を貫挿可能
とするとともに、該パイプ1外周に対して4個の磁石2
が近接、離間自在となるように構成された枠3を設けた
ものである。
パイプ1は既存の配管であり、枠3は、枠体2分割可能
となるように構成されており、二つの枠体3を合わせて
設置することにより、パイプ1に対して、25×30×150
(単位mm)の直方体形状をした永久磁石(フェライトも
しくはコバルト製、3,000〜25,000ガウス)2のN極と
N極が、またS極とS極が対向位置に固設されるように
構成されている。
永久磁石2の磁界は第1図でパイプ1内に破線で示すよ
うになっている。
4はステンレス製の支持体保護枠であり、ボルト5の端
部が当たるように構成されている。
本実施例においては、永久磁石2を使用しているため外
部よりエネルギーを供給する必要なく半永久的にその使
用を行うことが可能である。
前記永久磁石2の特性は、第4図に示すB-H履歴曲線の
減磁曲線に示すように設定されている。
また永久磁石2は、第3図における縦軸の切片Br(残留
磁束密度)、横軸の切片Hc(保磁力)、BとHの積の最
大値(BH)、max(最大エネルギー積)の3点により定
められる。
6は永久磁石2の位置決めをするナットであり、枠体3
に対して固定されている。
ボルト5はこのナット6に螺合することにより、支持さ
れ、かつ支持体4とともに永久磁石2をパイプ1に対し
て近接離間自在となるように構成されている。したがっ
て、このボルト5を枠体3内部に螺入させる長さを適当
に調整することによって、枠体3内に抱持される種々の
外径のパイプに対応できる。
枠体3にはフランジ部12が設けられている。
このフランジ部12は、前記2分割された枠体3の各々に
設けられている。
2つの枠体3を合わせることにより孔13は互いに合致し
該孔13にボルトを通しナットを螺合させて締めることに
より枠体3は一体の状態となる。上記2分割された枠体
3のボルト止めによる一体化は、長期間の使用に耐え得
る十分堅固なものとなる。
次にこのようなパイプによる給水給油の磁気処理装置の
作用について説明する。
まず、前記のようにパイプ1に対して両側に枠体3を位
置させる。
次に枠体3がパイプ3を覆うように合わせて孔13が合致
するようにし、さらに、合致した孔13にボルトを挿通
し、ナットを螺合して締めることにより枠体3を一体の
状態にする。
この際、永久磁石2はパイプ1に体して、永久磁石2が
等間隔をおいて対向配置された状態から、ボルト5をナ
ット6に対して螺動させることにより、ボルト5の先端
部が当接するまで移動させる。
さらにボルト5をナット6に対して螺動させることによ
り、永久磁石2は押され、これにより、支持体4全体が
永久磁石2とともに、パイプ1に対して近接されパイプ
1の外周に永久磁石2端面が当接する状態となる。
これにより、パイプ内を流れる水・油に対して4方向か
ら永久磁石2の静磁界が印加されることとなり水の磁化
が行われる。
磁化された水はその状態を流動時には300mにわたって、
また停止時(構内)では30時間保つことができる。
磁化された水はパイプ1の面に対して互いに反発し合う
ため、回転状の流れスピン効果を生じ、水においては、
スケールや錆の発生のもとであるイオンが移動されてパ
イプ内面に付着できなくなる。
また、油においては、炭素・カーボンの結合を崩し、酸
素結合を良くし、燃焼し易くする。
次に永久磁石2をパイプから遠ざける際の動作を説明す
る。
第2図に示すように、永久磁石2に当接した状態のボル
ト5をナット6に対して永久磁石2に近付ける時と反対
方向に螺動させることにより、パイプ1より離間され、
最終的には、支持体4は枠体3に当接する位置にまで移
動される。
なお、支持体4と永久磁石2をボルト5により移動調整
してパイプ外周に押圧固定する機構はバネによっても可
能である。例えば枠体3と支持体4との間、または支持
体4と永久磁石2との間に収まるバネ(ステンレス製コ
イルバネ)を配して付勢押圧する機構を採用しても良
い。
(考案の効果) 本考案は上記のようにパイプ外周に永久磁石が近接離間
自在となるように構成された枠体を設けているため、パ
イプ内に磁界が印加されることになり、このパイプの壁
面全体からの磁界印加により、パイプ壁面に対して水が
はじかれて回転しながら流れて行くスピン効果を生じ、
スケール、錆などの発生を防止する優れた効果を有す
る。
また、素人でもパイプへの取り付けが可能となり、さら
に、パイプの径の変化に合わせてその調整が可能となる
ため作業コストを低減させることができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパイプによる給水給油の磁気処理
装置の横断断面図、 第2図は第1図のA-A矢視断面図、 第3図は永久磁石のB-H履歴曲線、 第4図は従来のパイプ用磁場処理装置を示す図である。 1……パイプ、2……永久磁石、3……枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】枠体内に永久磁石を配置してパイプを覆い
    該パイプ内を通過する水および油の磁気処理を行う給水
    給油磁気処理装置において、枠体を2分割するとともに
    フランジ部を設けてボルト止めによって一体化する構成
    と為し、当該パイプ外周に直方体形状のフェライト又は
    コバルト製永久磁石をN極同志、S極同志がパイプを挟
    んで対向するように構成するとともに該永久磁石をパイ
    プ外周に対してボルトまたはバネによって近接離間自在
    となるように構成した支持体を設けることによりパイプ
    外周に押圧固定したことを特徴とする給水給油磁気処理
    装置。
JP1990059073U 1990-06-04 1990-06-04 給水給油磁気処理装置 Expired - Lifetime JPH0717436Y2 (ja)

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JPH0417892U JPH0417892U (ja) 1992-02-14
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