JPH07174236A - 設備から周囲へ物質が流出するのを防止するための保留装置および方法 - Google Patents

設備から周囲へ物質が流出するのを防止するための保留装置および方法

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JPH07174236A
JPH07174236A JP6187279A JP18727994A JPH07174236A JP H07174236 A JPH07174236 A JP H07174236A JP 6187279 A JP6187279 A JP 6187279A JP 18727994 A JP18727994 A JP 18727994A JP H07174236 A JPH07174236 A JP H07174236A
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JP
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flexible container
retention device
pressure
outflow line
container
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JP6187279A
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Klaus Alberti
クラウス・アルベルティ
Eberhard Ritter
エベルハルト・リッター
Frank Westphal
フランク・ヴェストファール
Guido Wehmeier
グイド・ヴェーマイアー
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Hoechst AG
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Hoechst AG
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    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/22Safety features
    • B65D90/30Recovery of escaped vapours
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備からの物質の流出を防止するための保留
装置および方法を提供する。 【構成】 少なくとも1つの柔軟な容器に通じかつこれ
に本質的に耐圧性の状態で実質的に結合し、そして圧力
解放安全装置を備えた、少なくとも1つの流出ラインよ
りなり、この柔軟な容器の大きさは、少なくとも、満た
された状態で流出ラインと柔軟な容器とのジョイント装
置の内圧が実質的に外圧に相当する内容積を有するよう
な大きさである、設備からの物質を集めるための保留装
置、および次の工程: a) 圧力を解放するおよび物質を設備から導き出す働
きをする少なくとも1つの流出ラインによって、物質を
設備から導き出し、 b) 流出ラインに結合する少なくとも1つの柔軟な容
器に物質を導入し、この柔軟な容器は、満たされた状態
で、少なくとも、流出ラインと柔軟な容器とのジョイン
ト装置の内圧が外圧に実質的に相当する、内容積を有す
るように選ばれ、そして c) 適当な廃棄を行うまで物質をこの柔軟な容器内で
中間貯蔵する、よりなる設備から周囲への物質の流出を
避ける方法を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設備からの物質を集め
るための安全装置に柔軟な容器を使用すること、および
設備から周囲へ物質が流出するのを防止する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】故障の結果、制御されない化学反応また
は過熱が進んでしまう設備の操作において、内圧の好ま
しくない上昇が生じることがある。そのような故障の結
果として、周囲への物質の好ましくない流出が生じるこ
とがある。
【0003】そのような設備の場合には、圧力解放装置
またはオーバーフロー装置を設けることが一般に行われ
ている。これらの例は、安全弁または破裂板を備えた排
出装置である。物質が制限なく流出する場合において都
合の悪いことは、特に、人々および周囲へ危険が及ぶ可
能性があることである。さらに、流出物質の廃棄に非常
に時間がかかりそして/または経費がかかることがあ
る。
【0004】受け入れる容器を有するそのような排出装
置を設けることはすでに公知であり、そのうちのいくつ
かは耐圧性に設計されている。公知の安全装置に、硬質
の収集容器が一般に用いられる。これらの容器の都合の
悪いことは、特に、広いスペースを必要とすることであ
る。そのため、現在ある装置にそのような装置を取り付
けることは難しくなる。
【0005】公知の硬質受け入れ容器のさらに都合の悪
い点は、重いことである。そのため、建物の屋根の上に
建設することは静力学的な理由からしばしば不可能であ
るため、現在ある装置に取り付けることは難しかった
り、または場合によっては不可能となる。
【0006】柔軟な受け入れ容器を使用することもすで
に試みられている。これらのすでに公知の受け入れ容器
の不利な点は、事故の場合、これらが調整測定によっ
て、例えば転がり出たり、折り畳みを解いたり、または
接続することにより、すぐ働くようにしておかなければ
ならないことである。これらの容器はまた、損傷した装
置から加圧が解かれて漏れる物質を集めるために働くだ
けである。そのような容器は例えばUA−A−4,62
2,027に記載されている。
【0007】さらに、物質が周囲に故意にではなく流出
する設備の安全装置の改良が求められている。特に、現
在ある装置に簡単な方法で取り付けることができ、そし
て事故の場合にさらに調整することなく用いられる安全
装置が求められている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、柔軟な容器
に通じかつこれに本質的に耐圧性の状態で実質的に結合
した、そして圧力解放安全装置を備えた、少なくとも1
つの流出ラインよりなり、この柔軟な容器の大きさは、
少なくとも、満たされた状態で流出ラインと柔軟な容器
とのジョイント装置の内圧が実質的に外圧に相当する内
容積を有するような大きさである、設備からの物質を集
めるための保留装置に関する。
【0009】
【課題を解決するための手段】柔軟な容器を備える装置
は、プロセス操作の故障の結果、プラント内で圧力が上
昇してその限界レベルを越え、そして周囲への気体およ
び/または液体および/または固体のような物質の好ま
しくない流出を招くことがある総合プラントまたはプラ
ント構成装置である。これらのプロセス操作は通常加圧
せずにまたは周囲圧でまたは真空下で行われる。プロセ
ス操作は化学反応でもよい;しかしながら、これらは化
学反応と関係のない他の操作、例えば好ましくない圧力
上昇が生じうる分離操作、精留もしくは精製操作、スク
ラビングであってもよく、または高い静力学的圧力が生
じうる貯蔵容器における物質の貯蔵であってもよい。
【0010】特に、設備は化学反応を行う反応器、例え
ば反応容器もしくはフロー反応器、またはカラム、輸送
装置、貯蔵タンクまたは他の加圧設備もしくは装置であ
る。
【0011】装置から導き出される物質は一般に凝縮性
および/または非凝縮性の気体および液体の混合物であ
り、事故が起きた場合、これらがこれらの装置から流出
することがある。物質はまた固体を含んでいるかもしれ
ず、または蒸気として流出するかもしれない。
【0012】流出ラインはそれ自体一般的な装置であ
り、圧力解放用におよび装置からの物質の流出用に設け
られている。この流出ラインは、それ自体一般的な圧力
解放安全装置、例えば安全弁または破裂板を備えてい
る。
【0013】柔軟な容器へ通じる流出ラインは、本質的
に耐圧性の状態でこれに結合している。これは設備、流
出ラインおよび容器を含めた装置内で生じる圧力、特に
事故の場合に継ぎ目で生じ得る圧力に耐える継ぎ目であ
ることを意味する。継ぎ目は、柔軟な容器を流出ライン
にしっかりとかつはずれることなく取り付けることがで
きる構造装置である。流出ラインの形状は、柔軟な容器
用に特に変更する必要はない。継ぎ目は、例えばフラン
ジ継手である。容器内では、点荷重を避けるために、流
出ラインをバッフルまたはふるい/アトマイザー装置の
形に加工することもできる。
【0014】本発明で使用する柔軟な容器の大きさは少
なくとも、内圧を有意に上昇させることなく、柔軟な容
器の内容積が流出した物質量を完全に吸収するような大
きさでなければならない。
【0015】それにもかかわらず、容器は、少なくとも
大気圧を少し超えた圧力に耐えることができるように設
計する。
【0016】流出ラインと柔軟な容器とのジョイント装
置の必須条件は、事故後の装置の内圧が実質的に外圧に
相当することである。これは、内圧が外圧を有意に超え
ない、例えば内圧が外圧を1−3バール、好ましくは1
−2バール以上超えない、または外圧に相当する圧力で
あることを意味する。
【0017】さらに他の装置、例えば液体および/また
は固体を分離するためのまたは蒸気を凝縮するための装
置を、流出ラインと柔軟な容器との間に適宜接続するこ
とができる。
【0018】柔軟な容器は、装置中に生じる圧力に耐え
そして集める物質に対して抵抗力を有しさえすれば、ど
のような材料からなっていてもよくそしてどのような内
容積のものでもよい。
【0019】柔軟な容器は被覆されたまたは被覆されな
い布からなるのが好ましい。
【0020】柔軟な容器は0.1−1000m3の容積
を有し、そして特に高強度布を含んでいると好ましい。
1つの容器だけでは不十分であるなら、複数の容器を、
例えば好ましくは約0.5バールの低いレスポンス圧力
を有する破裂板のような圧力解放安全装置を有するまた
は有しない例えばホースおよび/またはパイプによって
つないでもよい。
【0021】高強度布は天然繊維または、特に合成繊維
をベースにした材料である。これらの例は重縮合体、例
えばポリアミド、特に芳香族ポリアミド、ポリエステ
ル、特にポリエチレンテレフタレートもしくはこれらの
共重合体、またはポリ尿素から製造される繊維;重合
体、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリフルオロエチレン、ポリアクリロニトリルか
ら製造される繊維;重付加物、例えばポリウレタンから
製造される繊維;または無機原料、例えばガラス繊維、
金属繊維もしくは炭素繊維から製造される繊維である。
【0022】さらに、布は上記繊維材料から製造される
複合布でもよい。
【0023】布は低い気体および液体透過度を有し(本
出願にとって十分な)、そして縫製または溶接によって
つなぐことができる。
【0024】さらに、布の片側または両側を被覆する
と、環境による影響に対する抵抗力または操作が原因の
応力に対する抵抗力、例えば薬品、光およびUVに対す
る抵抗力、または熱、冷気および引き裂きに対する抵抗
性の改良、または加工性の改良を行うことができる。
【0025】好ましい被覆組成物は、受け入れる物質の
ための柔軟な容器の透過性および/または耐熱性および
耐薬品性を改良するものであり;これらは熱可塑性材
料、例えばPVC、特に可塑化PVCまたはポリウレタ
ン、またはポリオレフィン、例えばVan Besou
w社の製品PERL(商標);またはエラストマー、特
に合成または天然ゴム、イソプレン、ネオプレンもしく
はシリコーンが好ましい。
【0026】柔軟な容器は、広い温度範囲、例えば−4
0℃ないし+300℃、好ましくは−30℃ないし+2
00℃で使用することができるように選択する。
【0027】柔軟な容器は個々の用途に用いられるどの
ような形のものでもよい。
【0028】柔軟な容器は満たされた状態で立方形また
は円筒形のものが好ましく、そして溶接または縫製によ
ってつながれる布ウェブから製造される。
【0029】柔軟な容器の円筒形部は、らせん状に移動
しそして溶接、縫製、接着または加硫によって結合され
る布ウェブから製造するのが非常に好ましい。この具体
例は、例えばDE−A−1,921,512に記載され
ており、満たされた状態での布ウェブの結合部には実質
的に引っ張り力が加わっていないという特徴を有する。
【0030】流出ラインへの結合は別として、柔軟な容
器は他の取り付け部品、例えば1つ以上のバルブ、例え
ばテークオフバルブ、過圧バルブ、ガス抜きバルブまた
は供給バルブを有していてもよい さらに、柔軟な容器はこれを取り扱うための補助部品を
備え、例えば、流入口が位置する側にループおよび/ま
たはリングを備え、これによって容器をホルダーに固定
することもできる。
【0031】さらに、柔軟な容器の少なくとも1つの外
側のオリフィスに、柔軟な容器を満たすときの容量変化
を調整する、かつまた強風の中で建物表面に固定するこ
とを可能にする装置および/またはホルダーとしても働
くガイド部材を取り付けてもよい。
【0032】柔軟な容器は流出ラインの下流にどのよう
な形で接続してもよい。この容器はスペースを節約する
ように折り畳んだまたは巻き取った状態で下流に接続す
るのが好ましい。しかしながら、容器は広がった形のも
のでもよい。
【0033】折り畳んだ状態から自ら素早く開くには、
折り畳み方法が重要なものとなる。
【0034】特に良好な結果は、実質的に全てのひだが
容器の上部で折り畳まれ、地面に横たわっている底部に
はひだが実質的にないように折り畳む方法で得られる。
【0035】さらに著しく良好な結果は、柔軟な容器
を、末端で折り畳んだまたはそうではない、ロール状の
形にすると得られる。
【0036】柔軟な容器は折り畳みと巻き取りとを組み
合わせた状態で設けるのが好ましく、この場合、容器を
平らにおき、末端の壁をまず折り畳み、そして容器を流
出ライン方向に巻き取る。
【0037】柔軟な容器は、極めて素早く満たすことが
でき、そして実質的に全容積を、流出した固体、液体お
よび/または気体物質の受け入れに利用できることが分
かった。
【0038】折り畳みまたは巻き取りで生じる小さなデ
ッドスペースに不活性気体を満たしてもよい。化学反応
を停止させるためのまたはpHを中和するための化学物
質を柔軟な容器に導入してもよく;さらに、凝縮しうる
部分を素早く凝縮するために熱容量が高い物質、例えば
水を導入してもよい。
【0039】本発明の保留装置の具体例は、柔軟な容器
の壁をスリップ剤および/または潤滑剤で処理すると特
に好ましく;これらは容器を満たす際に生じる高温にお
いて容器の折り畳みを開くのを容易にする組成物である
のが好ましい。
【0040】使用されるスリップ剤および/または潤滑
剤は、高温で作用する例えばモリブデンジスルフィド、
雲母、グラファイト、もしくは特にタルカム;またはシ
リコーン油もしくはシリコーングリースである組成物が
好ましい。
【0041】本発明のさらに好ましい具体例では、柔軟
な容器への流出ラインのオリフィスにおよび/または柔
軟な容器内に、大量の流れ、特に液体を分配するための
少なくとも1つの装置を取り付ける。
【0042】流出ラインは、一点にひどく集中する噴流
を形成しないように、流出する大量の流れをできるだけ
遠くに分配する漏斗形のオリフィスを有するのが好まし
い。オリフィスのさらに好ましい形状はまた、折り畳み
を開いたりまたは巻き出しを行うのを特に促すような形
で噴流を崩すことができるものである。
【0043】重量負荷が一点に生じず、支持面全体に平
均に分布するので、柔軟な容器または容器は建物の屋根
に置くのが好ましい。複数の装置を1つの適当な大きさ
の柔軟な容器に合体してもよい。同様に、複数の柔軟な
容器を一緒につないでもよい。
【0044】本発明の安全装置は事故の場合にさらに調
整することなく使用することができる。
【0045】従って、本発明は設備から周囲への物質の
流出を避ける方法にも関し、次の工程よりなる: a) 圧力を解放するおよび物質を設備から導き出す働
きをする少なくとも1つの流出ラインによって、物質を
設備から導き出し、 b) 流出ラインに結合する少なくとも1つの柔軟な容
器に物質を導入し、この柔軟な容器は、満たされた状態
で、少なくとも、流出ラインと柔軟な容器とのジョイン
ト装置の内圧が実質的に外圧に相当する、内容積を有す
るように選ばれ、そして c) 適当な廃棄を行うまで物質をこの柔軟な容器内で
中間貯蔵する。
【0046】圧力解放装置のレスポンス圧となったら、
設備、例えば反応器から漏れる物質は流出ラインを通っ
て柔軟な容器または容器へ流れて、折り畳みを自ら解
き、流出物質を集める。凝縮性の部分はこの間に凝縮す
る。その後容器の内容物を正しく廃棄することができ
る。
【0047】以下の実施例は本発明を説明するものであ
って限定するものではない。
【0048】88.2リッターの水を満たした内容積1
05リッターのオートクレーブを、内圧10バール以下
で180℃に加熱する。オートクレーブは安全弁を備え
た流出ラインを経て、TREVIRA HOCHFES
T(商標)のPVC被覆布で製造した柔軟な容器に接続
する。柔軟な容器の内容積は20m3である。安全弁は
10バール以下の圧力用に設計してある。レスポンス圧
となった後、オートクレーブ内容物は流出ラインを経て
柔軟な容器に送られ、容器の折り畳みは自ずから解かれ
る。オートクレーブ、流出ラインと容器とのジョイント
装置の圧力低下および水温の変化過程(オートクレーブ
中で測定したもの)を次の表に示す: 低下時間 (秒): 2 4 6 8 10 14 18 22 26 装置内 の圧力 (バール): 9 7.5 6 5.2 4.2 3 2.5 1.8 1.1 水温 (℃): 178 175 170 160 150 140 120 115 110 柔軟な容器 内の温度 (℃): 100 100 100 100 100 100 100 100 100
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランク・ヴェストファール ドイツ連邦共和国デー−65929 フランク フルト,ローレライシュトラーセ 7アー (72)発明者 グイド・ヴェーマイアー ドイツ連邦共和国デー−65933 フランク フルト,アルテ・ファルター・シュトラー セ 5

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの柔軟な容器に通じかつ
    これに本質的に耐圧性の状態で実質的に結合し、そして
    圧力解放安全装置を備えた、少なくとも1つの流出ライ
    ンよりなり、この柔軟な容器の大きさは、少なくとも、
    満たされた状態で流出ラインと柔軟な容器とのジョイン
    ト装置の内圧が実質的に外圧に相当する内容積を有する
    ような大きさである、設備からの物質を集めるための保
    留装置。
  2. 【請求項2】 設備が反応器またはフロー反応器であ
    る、請求項1の保留装置。
  3. 【請求項3】 流出ラインが破裂板または安全弁を備え
    ている、請求項1の保留装置。
  4. 【請求項4】 柔軟な容器が被覆または非被覆布からな
    る、請求項1の保留装置。
  5. 【請求項5】 布がポリエステル繊維、特にポリエチレ
    ンテレフタレート繊維からなる、請求項4の保留装置。
  6. 【請求項6】 柔軟な容器が、満たされた状態で立方形
    であり、そして溶接または縫製によって結合される布ウ
    ェブから製造されている、請求項4の保留装置。
  7. 【請求項7】 柔軟な容器が、満たされた状態で円筒形
    であり、そして溶接または縫製によって結合される布ウ
    ェブから製造されている、請求項4の保留装置。
  8. 【請求項8】 柔軟な容器の円筒形部分が、らせん状に
    移動しそして溶接または縫製によって結合される布ウェ
    ブから加工されている、請求項7の保留装置。
  9. 【請求項9】 受け入れる物質に対する柔軟な容器の透
    過性を改良するために、布を熱可塑性材料またはエラス
    トマーで被覆する、請求項4の保留装置。
  10. 【請求項10】 柔軟な容器が、流出ラインのオリフィ
    スにフランジ付けすることができるまたはフランジに結
    合することができる少なくとも1つの流入口を備えてい
    る、請求項1の保留装置。
  11. 【請求項11】 柔軟な容器が流入口の他に別の取り付
    け部品、特に1つ以上のバルブを有する、請求項1の保
    留装置。
  12. 【請求項12】 ガイド部材を柔軟な容器の少なくとも
    1つの外側のオリフィスに取り付ける、請求項1の保留
    装置。
  13. 【請求項13】 柔軟な容器が流入口を取り付けた側
    に、容器をホルダーに固定することができるループおよ
    び/またはリングを有する、請求項1の保留装置。
  14. 【請求項14】 柔軟な容器が、物質を集める前は、折
    り畳んだおよび/または巻き取った形で存在する、請求
    項1の保留装置。
  15. 【請求項15】 柔軟な容器の壁がスリップ剤および/
    または潤滑剤、好ましくはタルカムで処理されている、
    請求項4の保留装置。
  16. 【請求項16】 液体分配用装置を柔軟な容器への流出
    ラインのオリフィスにおよび/または柔軟な容器内に取
    り付ける、請求項1の保留装置。
  17. 【請求項17】 以下の工程よりなる、設備から周囲へ
    の物質の流出を避ける方法: a) 圧力を解放するおよび物質を設備から導き出す働
    きをする少なくとも1つの流出ラインによって、物質を
    設備から導き出し、 b) 流出ラインに結合する少なくとも1つの柔軟な容
    器に物質を導入し、この柔軟な容器は、満たされた状態
    で、少なくとも、流出ラインと柔軟な容器とのジョイン
    ト装置の内圧が外圧に実質的に相当する、内容積を有す
    るように選ばれ、そして c) 適当な廃棄を行うまで物質をこの柔軟な容器内で
    中間貯蔵する。
JP6187279A 1993-08-11 1994-08-09 設備から周囲へ物質が流出するのを防止するための保留装置および方法 Pending JPH07174236A (ja)

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DE4326888:9 1993-08-11
DE4326888A DE4326888C2 (de) 1993-08-11 1993-08-11 Rückhaltesystem und Verfahren zur Verhinderung des Austritts von Stoffen aus Anlagen in die Umgebung

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Publication Number Publication Date
JPH07174236A true JPH07174236A (ja) 1995-07-11

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US (1) US5699840A (ja)
EP (1) EP0638489B1 (ja)
JP (1) JPH07174236A (ja)
CN (1) CN1106759A (ja)
AT (1) ATE175395T1 (ja)
BR (1) BR9403209A (ja)
CA (1) CA2129871A1 (ja)
DE (2) DE4326888C2 (ja)
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