JPH0717380U - 洗浄用ブラシボール - Google Patents

洗浄用ブラシボール

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JPH0717380U
JPH0717380U JP7457793U JP7457793U JPH0717380U JP H0717380 U JPH0717380 U JP H0717380U JP 7457793 U JP7457793 U JP 7457793U JP 7457793 U JP7457793 U JP 7457793U JP H0717380 U JPH0717380 U JP H0717380U
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brush ball
ball
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spherical body
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JP7457793U
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Inventor
哲郎 笠松
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哲郎 笠松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被洗浄物の表面の汚れを効果的に擦り洗うブ
ラシボールを提供する。 【構成】 球状体2の表面3に毛片4を植毛してブラシ
部5を設ける。ブラシ部5の先端面9は、球状体2と同
心の略球面に形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流体に混入される洗浄用ブラシボールに関するものであり、さらに 詳しくは、流体の運動等に伴って二次的に動かされてその表面のブラシ部で被洗 浄物を擦り洗う洗浄用ブラシボールに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
例えば食器洗浄機を例にとると、従来の食器洗浄機は、洗浄液を食器に噴出し て食器表面の汚れを落とすように構成されていた。しかし食器表面に単に洗浄液 を噴出するだけでは、表面にこびりついた汚れを落しにくい場合が往々にしてあ り、清潔感に欠けるものであった。
【0003】 又機械部品等の洗浄において、凹凸面に付着した汚れを落さんとする場合は、 単に洗浄液を噴出しただけではその除去が困難であり、ブラシを用いて人手によ って洗浄しなければならない場合が往々にしてあり、洗浄に多くの手間を要して いた。
【0004】 本考案は、主としてかかる問題点の解決を技術的課題とするものであり、被洗 浄物を容易に且つ綺麗に洗浄可能とする洗浄用ブラシボールの提供を目的とする ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の手段を採用する。 即ち本考案に係る洗浄用ブラシボール(以下ブラシボールという)の一は、球 状体2の表面全体に毛片4を植毛してブラシ部5を設けたことを特徴とするもの であり、該ブラシボールの好ましい態様の一例は、ブラシ部5の先端面9を、球 状体2と同心の略球面に形成したものである。該ブラシボールは、全体を一体に 成形する他、球状体2の表面に略均一状態で、中心に向かって凹む盲孔6を多数 設け、該盲孔6に、毛片の束7の基端部分8を固定状態に埋設して構成してもよ い。
【0006】 又本考案に係るブラシボールの他は、多面体の各平面に毛片4を植毛してブラ シ部5を設けたことを特徴とするものである。該ブラシボールは、全体を一体に 成形する他、多面体24の平面25の夫々に所要数の盲孔6を設け、該盲孔6に 、毛片の束7の基端部分8を固定状態に埋設して構成してもよい。
【0007】 これらのブラシボールの比重を1よりも小に設定することにより、それに浮遊 性を持たせうる。例えば、球状体や多面体を中空に形成することによって、全体 の比重を1よりも小さく設定する。ブラシボールの比重を1よりも小さく設定す る場合、球状体2又は多面体24に磁性体29を埋入してもよい。
【0008】
【作用】
然して、本考案に係るブラシボール1を洗浄液等の流体に混入して後、流体を 攪拌し或いは流体を噴出すると、該流体の運動に伴ってブラシボールが二次的に 動かされ、適宜回転しつつそのブラシ部5が被洗浄物を擦り洗う。 特に、球状体や多面体に鉄片等の磁性体29が埋入されている場合は、これを 洗浄液に混入し、例えばその収容容器の底部や側部において、磁石を回転させた り上下に振動させることにより、磁石と埋入磁性体との吸着作用及びブラシボー ルの浮遊作用によって、ブラシボールを攪拌状態にできる。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1〜2において、本考案に係るブラシボール1は、球状体2の表面3の全体 に毛片4を植毛してブラシ部5を形成してなるものであり、その比重は1よりも 小さく設定されている。
【0010】 前記球状体2は、図2〜3に示すように、ナイロン等の合成樹脂素材を用いて 球状に形成されており、その表面には、半径方向に凹む盲孔6が所要間隔を置い て均一状態に多数凹設されている。又前記ブラシ部5は、例えばナイロン等の合 成樹脂線材を用いてなる前記毛片4の束7の基端部分8を前記盲孔6の夫々に挿 入し、且つ接着等の手段によって該基端部分を固定状態に埋設することにより形 成されている。毛片の束相互間には稍間隙が設けられており、該ブラシ部5の先 端面9は、球状体と同心の略球面を呈する。
【0011】 かかる構成を有するブラシボール1の使用例を次に説明する。図4〜5は、食 器10の洗浄に使用した場合を示すものであり、容器11に収容した洗浄液12 にブラシボール1(同図においてブラシボールは、便宜上球状に表されている) が多数収容されている。ブラシボールは、その比重が1よりも小さいために浮遊 状態にある。洗浄液を攪拌すると、それに伴いブラシボールも攪拌されてそのブ ラシ部が食器の表面を擦り(図5)、食器表面の汚れが次第に落されていく。
【0012】 図6は、機械部品13や建物壁面等の凹凸部15を洗浄する(錆落としを含む )場合を示す。該洗浄液を攪拌すると、それに伴い、凹凸部15の隅部分16に もブラシボール1のブラシ部5が確実に接触して、隅部分も含めて凹凸部の汚れ が確実に落される。
【0013】 図7は、ホース17から噴出される流体(例えば洗浄液)19にブラシボール 1を混入して、被洗浄物21の表面にこれを噴出して洗浄する場合を示す。洗浄 液とともに放出されたブラシボール1のブラシ部が被洗浄物21の表面を擦り洗 う。特に被洗浄物がカーペットである場合は、掃除機の回転ブラシによってカー ペット表面を擦るだけでは従来除去しにくかった汚れであっても、ブラシボール の噴出速度を大きくしてブラシ部をカーペット表面部に強く食い込ませることに より、より綺麗に除去することができる。なおブラシボールは順次回収すればよ い。
【0014】 図8は、パイプ22の内面23の錆や汚れを除去するために、ブラシボール1 の混入された流体をパイプの一端より圧送した場合を示す。ブラシボール1がパ イプ内を適宜回転しつつ移行することにより、そのブラシ部5がパイプ内面23 を擦り洗う。
【0015】 図9〜10は、多面体24を用いて構成した本考案に係るブラシボール1の他 の実施例を示すものである。図9は、六面体24aの平面25の夫々に複数の盲 孔6を設け、該盲孔6に、毛片の束7の基端部分8を固定状態に埋設してなるブ ラシボール1を例示する。又図10は、八面体24bの平面25の夫々に複数の 盲孔6を設け、該盲孔6に、毛片の束7の基端部分8を固定状態に埋設してなる ブラシボール1を例示する。このように、多面体に毛片を植毛してブラシボール を構成したときは、ブラシ部5の表面に角ばった部分27が形成されることとな るが、用途によっては、この角ばった部分27で汚れが効率的に落されることが 期待される。
【0016】 図11は、全体としての比重を1よりも小さく設定し且つ球状体2に鉄球等の 磁性体29を埋入してなるブラシボール1を示すものであり、又図12は、多面 体24に鉄球等の磁性体29を埋入してなるブラシボール1を示すものである。 ブラシボールをこのように構成したときは、これを洗浄液に混入して、その収容 容器の底部や側部等おいて磁石を回転させたり上下に振動させることにより、磁 石と埋入磁性体との吸着作用及びブラシボールの浮遊作用によって、ブラシボー ルを攪拌状態にすることができ、これによって被洗浄物を擦り洗うことができる 。
【0017】 本考案に係るブラシボールにおいて、その比重を1よりも小さく設定するため に、球状体や多面体を中空に形成してもよい。
【0018】 又球状体は、金属や木材等の素材を用いて構成してもよく、毛片は、天然繊維 や針金、ゴム等の素材を用いて構成してもよい。ブラシボールの素材や、大きさ 、比重は、洗浄の目的に応じて所要に設定される。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以下のような優れた効果を奏する。 本考案に係るブラシボールは、表面にブラシ部を具えるボール状を呈するた め、これが洗浄液等の流体に混入され、該流体の運動等に伴って二次的に動かさ れることにより、そのブラシ部が被洗浄物の表面を擦る。これによって表面の汚 れが確実に落される。
【0020】 特に、ブラシ部の先端面が略球面に形成されるときは、ブラシボールが回転 状態で被洗浄物に接触する傾向が強くなり、その回転作用による洗浄効率の向上 が期待される。又、被洗浄物に接触する際の衝撃が小さい利点がある。
【0021】 ブラシボールの比重を1よりも小さく設定した場合は、ブラシボールが浮遊 性を有したものとなる。従って、これを容器貯留の洗浄液に混入した場合は、洗 浄液の攪拌によって洗浄液とともに容易に攪拌されることとなり、良好な洗浄効 果が発揮される。又浮遊性を有するために、洗浄後における回収が容易である。
【0022】 特に、ブラシボールの比重を1よりも小さく設定し且つ球状体や多面体に鉄 片等の磁性体を埋入した場合は、これを洗浄液に混入して、その収容容器の底部 や側部等において、磁石を回転させたり上下に振動させることにより、磁石と埋 入磁性体との吸着作用及びブラシボールの浮遊作用によって、ブラシボールを攪 拌状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブラシボールを説明する正面図である。
【図2】ブラシボールを説明する断面図である。
【図3】球状体を説明する正面図である。
【図4】容器に収容した洗浄液にブラシボールを収容し
た状態を示す説明図である。
【図5】ブラシボールによる食器の洗浄状態を説明する
説明図である。
【図6】ブラシボールによる凹凸部の洗浄状態を説明す
る説明図である。
【図7】洗浄液とともに放出されたブラシボールによる
洗浄状態を説明する説明図である。
【図8】ブラシボールによるパイプ内面の洗浄状態を説
明する説明図である。
【図9】ブラシボールの他の実施例を説明する斜視図で
ある。
【図10】ブラシボールの他の実施例を説明する断面図
である。
【図11】ブラシボールの他の実施例を説明する断面図
である。
【図12】ブラシボールの他の実施例を説明する断面図
である。
【符号の説明】
1 ブラシボール 2 球状体 3 表面 4 毛片 5 ブラシ部 6 盲孔 7 毛片の束 8 束の基端部分 9 ブラシ部の先端面 24 多面体 25 多面体の平面 29 磁性体

Claims (10)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球状体(2)の表面全体に毛片(4)を
    植毛してブラシ部(5)を設けたことを特徴とする洗浄
    用ブラシボール。
  2. 【請求項2】 球状体(2)の表面全体に毛片(4)を
    植毛してブラシ部(5)を設け、且つ該ブラシ部(5)
    の先端面(9)を、球状体(2)と同心の略球面に形成
    したことを特徴とする洗浄用ブラシボール。
  3. 【請求項3】 球状体(2)の表面に略均一状態で、半
    径方向に凹む盲孔(6)を多数設け、該盲孔(6)に、
    毛片の束(7)の基端部分(8)を固定状態に埋設した
    ことを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の洗
    浄用ブラシボール。
  4. 【請求項4】 多面体(24)の平面(25)の夫々に
    毛片(4)を植毛してブラシ部(5)を設けたことを特
    徴とする洗浄用ブラシボール。
  5. 【請求項5】 多面体(24)の平面(25)の夫々に
    所要数の盲孔(6)を設け、該盲孔(6)に、毛片の束
    (7)の基端部分(8)を固定状態に埋設してなること
    を特徴とする請求項4記載の洗浄用ブラシボール。
  6. 【請求項6】 比重が1よりも小さいことを特徴とする
    請求項1、2、3、4又は5のいずれかに記載の洗浄用
    ブラシボール。
  7. 【請求項7】 全体としての比重が1よりも小さく設定
    され、且つ球状体(2)に磁性体(29)が埋入されて
    いることを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに
    記載の洗浄用ブラシボール。
  8. 【請求項8】 全体としての比重が1よりも小さく設定
    され、且つ多面体(24)に磁性体(29)が埋入され
    ていることを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記
    載の洗浄用ブラシボール。
  9. 【請求項9】 球状体を中空に形成して、全体としての
    比重を1よりも小さく設定したことを特徴とする請求項
    1、2又は3のいずれかに記載の洗浄用ブラシボール。
  10. 【請求項10】 多面体を中空に形成して、全体として
    の比重を1よりも小さく設定したことを特徴とする請求
    項4又は5のいずれかに記載の洗浄用ブラシボール。
JP7457793U 1993-07-02 1993-12-29 洗浄用ブラシボール Pending JPH0717380U (ja)

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JP5-42256 1993-07-02
JP4225693 1993-07-02
JP7457793U JPH0717380U (ja) 1993-07-02 1993-12-29 洗浄用ブラシボール

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