JPH07173061A - β−ケト酸誘導体およびそれを有効成分とするエラスターゼ阻害剤 - Google Patents
β−ケト酸誘導体およびそれを有効成分とするエラスターゼ阻害剤Info
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- JPH07173061A JPH07173061A JP34516993A JP34516993A JPH07173061A JP H07173061 A JPH07173061 A JP H07173061A JP 34516993 A JP34516993 A JP 34516993A JP 34516993 A JP34516993 A JP 34516993A JP H07173061 A JPH07173061 A JP H07173061A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】特定構造を有するβ−ケト酸誘導体またはその
薬理学的に許容される塩、並びに該化合物を有効成分と
して含有するヒト白血球エラスターゼ阻害剤。 【効果】本発明より提供されるβ−ケト酸誘導体または
その塩は、優れたヒト白血球エラスターゼ阻害作用を有
している。従って、該化合物を有効成分として含有する
医薬組成物はヒト白血球エラスターゼ阻害剤として有用
である。
薬理学的に許容される塩、並びに該化合物を有効成分と
して含有するヒト白血球エラスターゼ阻害剤。 【効果】本発明より提供されるβ−ケト酸誘導体または
その塩は、優れたヒト白血球エラスターゼ阻害作用を有
している。従って、該化合物を有効成分として含有する
医薬組成物はヒト白血球エラスターゼ阻害剤として有用
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、β−ケト酸誘導体また
はその薬理学的に許容される塩、およびそれらを有効成
分として含有するヒト白血球エラスターゼ阻害剤に関す
る。
はその薬理学的に許容される塩、およびそれらを有効成
分として含有するヒト白血球エラスターゼ阻害剤に関す
る。
【0002】
【従来の技術】白血球のエラスターゼは、貧食した細菌
などを分解する消化酵素として重要な働きを持つが、い
ったん細胞外へ漏出すると結合組織中にある弾性繊維の
主成分を形成しているエラスチンを分解して、組織の損
傷、種々の炎症または変性状態を惹起する。このような
エラスターゼによるエラスチンの過度の分解は肺気腫、
成人呼吸急迫症候群、肺線維症、気管支炎、肺炎、リウ
マチ関節炎、動脈硬化、敗血症、ショック、膵炎、腎炎
などの疾患の原因と考えられている。従ってエラスター
ゼ阻害剤はこれら疾患の治療剤および/または予防剤と
して有用と考えられている。このような状況において、
種々のエラスターゼ阻害剤、例えば、安息香酸フェニル
エステル誘導体(特開平5−78298号公報参照)、
4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン誘導体(国
際公開第91/12245号公報参照)、サッカリン誘
導体(特表平4−507095号公報参照)などの化合
物が、エラスターゼに起因する疾患の治療剤として提案
されてきているが、その治療効果については、満足でき
るものではない。
などを分解する消化酵素として重要な働きを持つが、い
ったん細胞外へ漏出すると結合組織中にある弾性繊維の
主成分を形成しているエラスチンを分解して、組織の損
傷、種々の炎症または変性状態を惹起する。このような
エラスターゼによるエラスチンの過度の分解は肺気腫、
成人呼吸急迫症候群、肺線維症、気管支炎、肺炎、リウ
マチ関節炎、動脈硬化、敗血症、ショック、膵炎、腎炎
などの疾患の原因と考えられている。従ってエラスター
ゼ阻害剤はこれら疾患の治療剤および/または予防剤と
して有用と考えられている。このような状況において、
種々のエラスターゼ阻害剤、例えば、安息香酸フェニル
エステル誘導体(特開平5−78298号公報参照)、
4H−3,1−ベンゾオキサジン−4−オン誘導体(国
際公開第91/12245号公報参照)、サッカリン誘
導体(特表平4−507095号公報参照)などの化合
物が、エラスターゼに起因する疾患の治療剤として提案
されてきているが、その治療効果については、満足でき
るものではない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかして本発明の1つ
の目的はエラスターゼ阻害作用を有し、かつ安全性の高
い新規な化合物を提供することにある。本発明の他の目
的は、該化合物を有効成分とする新規なヒト白血球エラ
スターゼ阻害剤を提供することにある。
の目的はエラスターゼ阻害作用を有し、かつ安全性の高
い新規な化合物を提供することにある。本発明の他の目
的は、該化合物を有効成分とする新規なヒト白血球エラ
スターゼ阻害剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上記の
目的は、下記一般式(I)
目的は、下記一般式(I)
【0005】
【化3】
【0006】(式中、R1 およびR2 はそれぞれ炭素原
子数3〜10のアルキル基を表し、R3 は水素原子また
は炭素原子数1〜5のアルキル基を表す。)で示される
β−ケト酸誘導体(以下、これをβ−ケト酸誘導体
(I)と略記することがある。)またはその薬理学的に
許容される塩(以下、単に塩と略記する。)、およびそ
れらを有効成分として含有するヒト白血球エラスターゼ
阻害剤を提供することによって達成される。
子数3〜10のアルキル基を表し、R3 は水素原子また
は炭素原子数1〜5のアルキル基を表す。)で示される
β−ケト酸誘導体(以下、これをβ−ケト酸誘導体
(I)と略記することがある。)またはその薬理学的に
許容される塩(以下、単に塩と略記する。)、およびそ
れらを有効成分として含有するヒト白血球エラスターゼ
阻害剤を提供することによって達成される。
【0007】一般式(I)においてR1 およびR2 がそ
れぞれ表す炭素原子数3〜10のアルキル基は、直鎖状
であっても分岐鎖状であってもよく、かかるアルキル基
としては、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デカニル
基、イソブチル基、2−メチルブチル基、2−エチルブ
チル基、イソペンチル基、イソヘキシル基、2−エチル
ヘキシル基などの基が挙げられる。好ましくは、炭素原
子数5〜8のものである。
れぞれ表す炭素原子数3〜10のアルキル基は、直鎖状
であっても分岐鎖状であってもよく、かかるアルキル基
としては、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシ
ル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デカニル
基、イソブチル基、2−メチルブチル基、2−エチルブ
チル基、イソペンチル基、イソヘキシル基、2−エチル
ヘキシル基などの基が挙げられる。好ましくは、炭素原
子数5〜8のものである。
【0008】一般式(I)においてR3 が表す炭素原子
数1〜5のアルキル基としてはメチル基、エチル基、ブ
チル基、ペンチル基などの基が挙げられ、好ましくはメ
チル基、エチル基などである。
数1〜5のアルキル基としてはメチル基、エチル基、ブ
チル基、ペンチル基などの基が挙げられ、好ましくはメ
チル基、エチル基などである。
【0009】本発明のβ−ケト酸誘導体(I)の具体例
としては、特に限定されるものではないが、例えば4−
イソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸アル
キルエステル、4−イソペンチル−7−メチル−3−オ
キソオクタン酸、4−n−オクチル−3−オキソドデカ
ン酸アルキルエステル、4−n−オクチル−3−オキソ
ドデカン酸、4−ヘキシル−3−オキソデカン酸アルキ
ルエステル、4−ヘキシル−3−オキソデカン酸、4−
イソヘキシル−8−メチル−3−オキソノナン酸アルキ
ルエステル、4−イソヘキシル−8−メチル−3−オキ
ソノナン酸等が好適なものとして例示される。
としては、特に限定されるものではないが、例えば4−
イソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸アル
キルエステル、4−イソペンチル−7−メチル−3−オ
キソオクタン酸、4−n−オクチル−3−オキソドデカ
ン酸アルキルエステル、4−n−オクチル−3−オキソ
ドデカン酸、4−ヘキシル−3−オキソデカン酸アルキ
ルエステル、4−ヘキシル−3−オキソデカン酸、4−
イソヘキシル−8−メチル−3−オキソノナン酸アルキ
ルエステル、4−イソヘキシル−8−メチル−3−オキ
ソノナン酸等が好適なものとして例示される。
【0010】β−ケト酸誘導体(I)の塩としては、好
ましくは薬理学上許容される塩であれば特に限定される
ものではなく、例えばカリウム塩、ナトリウム塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩などの無機塩;アンモニウム
塩;例えばトリメチルアンモニウム塩、トリエチルアン
モニウム塩などの有機アンモニウム塩等が挙げられる。
ましくは薬理学上許容される塩であれば特に限定される
ものではなく、例えばカリウム塩、ナトリウム塩、カル
シウム塩、マグネシウム塩などの無機塩;アンモニウム
塩;例えばトリメチルアンモニウム塩、トリエチルアン
モニウム塩などの有機アンモニウム塩等が挙げられる。
【0011】本発明のβ−ケト酸誘導体(I)は、例え
ば次の方法により製造することができる。
ば次の方法により製造することができる。
【0012】
【化4】
【0013】(上記反応式中、R1 およびR2 は前記定
義のとおりであり、R4 は低級アルキル基を表し、Ac
はアセチル基を表す。)
義のとおりであり、R4 は低級アルキル基を表し、Ac
はアセチル基を表す。)
【0014】即ち、一般式(II)で示されるカルボン酸
の活性化誘導体(以下、これをカルボン酸の活性化誘導
体(II) とする。)1モルとマロン酸ハーフエステルカ
リウム塩と塩化マグネシウムから調製したマロン酸マグ
ネシウムエノラート約1〜3モルとを反応させ、または
塩基の存在下に酢酸エステル(AcOR4)とを反応させ
れば、一般式(I−1)で示される本発明のβ−ケト酸
誘導体(以下、これをβ−ケト酸誘導体(I−1)とす
る。)が得られる。また、β−ケト酸誘導体(I−1)
を加水分解することにより、一般式(I−2)で示され
る本発明のβ−ケト酸誘導体(以下、これをβ−ケト酸
(I−2)とする。)が得られる。
の活性化誘導体(以下、これをカルボン酸の活性化誘導
体(II) とする。)1モルとマロン酸ハーフエステルカ
リウム塩と塩化マグネシウムから調製したマロン酸マグ
ネシウムエノラート約1〜3モルとを反応させ、または
塩基の存在下に酢酸エステル(AcOR4)とを反応させ
れば、一般式(I−1)で示される本発明のβ−ケト酸
誘導体(以下、これをβ−ケト酸誘導体(I−1)とす
る。)が得られる。また、β−ケト酸誘導体(I−1)
を加水分解することにより、一般式(I−2)で示され
る本発明のβ−ケト酸誘導体(以下、これをβ−ケト酸
(I−2)とする。)が得られる。
【0015】カルボン酸の活性化誘導体(II) は、「ペ
プチド合成の基礎と実験」(丸善株式会社、1985年
発行)、89頁記載の方法に従って得ることができる。
プチド合成の基礎と実験」(丸善株式会社、1985年
発行)、89頁記載の方法に従って得ることができる。
【0016】更に詳しく述べれば、カルボン酸の活性化
誘導体(II)とマロン酸マグネシウムエノラートを反応
させる場合、反応温度は通常室温から200℃、好まし
くは50℃から120℃である。用いられる溶媒は反応
に不活性なものであれば何でもよく特に限定はされない
が、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミドなどが好ましい。反応時間は、溶媒、反応温度に
より適宜選択されるが、通常30分から15時間程度で
ある。
誘導体(II)とマロン酸マグネシウムエノラートを反応
させる場合、反応温度は通常室温から200℃、好まし
くは50℃から120℃である。用いられる溶媒は反応
に不活性なものであれば何でもよく特に限定はされない
が、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルム
アミドなどが好ましい。反応時間は、溶媒、反応温度に
より適宜選択されるが、通常30分から15時間程度で
ある。
【0017】また、カルボン酸の活性化誘導体(II) と
酢酸エステルを塩基の存在下で反応させる場合、塩基と
しては通常リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジ
エチルアミド、水素化ナトリウム等が用いられ、リチウ
ムジイソプロピルアミド、リチウムジエチルアミドが特
に好ましい。反応温度は−78℃から室温である。用い
られる溶媒は、反応に不活性なものであればよく、特に
制限されないが、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、ジメチルホルムアミドなどが好ましい。反応時間は
通常30分から5時間程度である。カルボン酸の活性化
誘導体(II)としては酸塩化物、酸臭化物、イミダゾリ
ド、酸無水物、N−フタルイミドエステル、N−オキシ
コハク酸イミドエステルなどが挙げられる。
酢酸エステルを塩基の存在下で反応させる場合、塩基と
しては通常リチウムジイソプロピルアミド、リチウムジ
エチルアミド、水素化ナトリウム等が用いられ、リチウ
ムジイソプロピルアミド、リチウムジエチルアミドが特
に好ましい。反応温度は−78℃から室温である。用い
られる溶媒は、反応に不活性なものであればよく、特に
制限されないが、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテ
ル、ジメチルホルムアミドなどが好ましい。反応時間は
通常30分から5時間程度である。カルボン酸の活性化
誘導体(II)としては酸塩化物、酸臭化物、イミダゾリ
ド、酸無水物、N−フタルイミドエステル、N−オキシ
コハク酸イミドエステルなどが挙げられる。
【0018】このようにして得られるβ−ケト酸誘導体
(I−1)は、公知の加水分解法またはそれに準ずる方
法によって加水分解し、β−ケト酸(I−2)を製造す
ることができる。即ち、β−ケト酸誘導体(I−1)を
塩基(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)
の存在下に加水分解させれば、β−ケト酸(I−2)が
得られる。この時用いられる溶媒は反応に不活性なもの
であればよく特に限定はされないが、混合比1:1(v
/v)のエタノール/水、メタノール/水などの混合溶
媒が好ましい。反応時間は通常1時間から20時間であ
る。
(I−1)は、公知の加水分解法またはそれに準ずる方
法によって加水分解し、β−ケト酸(I−2)を製造す
ることができる。即ち、β−ケト酸誘導体(I−1)を
塩基(例えば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等)
の存在下に加水分解させれば、β−ケト酸(I−2)が
得られる。この時用いられる溶媒は反応に不活性なもの
であればよく特に限定はされないが、混合比1:1(v
/v)のエタノール/水、メタノール/水などの混合溶
媒が好ましい。反応時間は通常1時間から20時間であ
る。
【0019】また、β−ケト酸誘導体(I)の塩は、通
常の塩形成反応により製造することができる。
常の塩形成反応により製造することができる。
【0020】このようにして得られるβ−ケト酸誘導体
(I)またはその塩の反応混合物からの単離・精製は、
一般に有機化合物を反応混合物から単離・精製するに際
して用いられている方法と同様の方法により行われる。
例えば、反応混合物を水にあけ、ジエチルエーテル、酢
酸エチルなどの有機溶媒で抽出し、抽出液を冷希塩酸、
重曹水、食塩水などで順次洗浄し、乾燥後、濃縮して粗
生成物を得、該粗生成物を必要に応じて再結晶、クロマ
トグラフィーなどにより精製し、β−ケト酸誘導体
(I)またはその塩を得る。
(I)またはその塩の反応混合物からの単離・精製は、
一般に有機化合物を反応混合物から単離・精製するに際
して用いられている方法と同様の方法により行われる。
例えば、反応混合物を水にあけ、ジエチルエーテル、酢
酸エチルなどの有機溶媒で抽出し、抽出液を冷希塩酸、
重曹水、食塩水などで順次洗浄し、乾燥後、濃縮して粗
生成物を得、該粗生成物を必要に応じて再結晶、クロマ
トグラフィーなどにより精製し、β−ケト酸誘導体
(I)またはその塩を得る。
【0021】β−ケト酸誘導体(I)またはその塩は後
述の試験例から明らかなとおり、ヒト白血球エラスター
ゼに対する阻害作用を有している。従って、β−ケト酸
誘導体(I)またはその塩を有効成分として含有する医
薬組成物は、肺気腫、成人呼吸急迫症候群、肺線維症、
気管支炎、肺炎、リウマチ関節炎、動脈硬化、敗血症、
ショック、膵炎、腎炎などのヒト白血球エラスターゼに
起因する疾患の治療において、ヒト白血球エラスターゼ
阻害剤として有用である。また、本発明のβ−ケト酸誘
導体(I)またはその塩は、毒性が低いためヒトに対し
て安全に投与することができる。
述の試験例から明らかなとおり、ヒト白血球エラスター
ゼに対する阻害作用を有している。従って、β−ケト酸
誘導体(I)またはその塩を有効成分として含有する医
薬組成物は、肺気腫、成人呼吸急迫症候群、肺線維症、
気管支炎、肺炎、リウマチ関節炎、動脈硬化、敗血症、
ショック、膵炎、腎炎などのヒト白血球エラスターゼに
起因する疾患の治療において、ヒト白血球エラスターゼ
阻害剤として有用である。また、本発明のβ−ケト酸誘
導体(I)またはその塩は、毒性が低いためヒトに対し
て安全に投与することができる。
【0022】β−ケト酸誘導体(I)またはその塩は、
それらを単独でまたは賦形剤と共に、錠剤あるいは液剤
として医療用に使用することができる。錠剤の場合は、
結合剤、例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソ
ルビット、トラガント、ポリビニルピロリドンなど;賦
形剤、例えば乳糖、とうもろこし澱粉、りん酸カルシウ
ム、ソルビット、グリシンなど;潤滑剤、例えばステア
リン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコー
ル、シリカなど;崩壊剤、例えばラウリル硫酸ナトリウ
ム、などのような慣用の賦形剤を含有していてもよい。
液剤の場合は、水性または油性の懸濁剤、溶液、シロッ
プ、エリキシル剤、その他であってもよく、このような
液体製剤は普通に用いられる添加剤として、懸濁化剤、
例えばソルビットシロップ、メチルセルロース、グルコ
ース/糖シロップ、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アル
ミニウムゲル、水素化食用脂など;乳化剤、例えばレシ
チン、モノオレイン酸ソルビタン、アラビアゴムなど;
非水溶性ビヒクル、例えばアーモンド油、分別ココナッ
ト油、油性エステル、プロピレングリコール、エタノー
ルなど;防腐剤、例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチ
ル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、ソルビン酸、な
どを含有してもよい。
それらを単独でまたは賦形剤と共に、錠剤あるいは液剤
として医療用に使用することができる。錠剤の場合は、
結合剤、例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラチン、ソ
ルビット、トラガント、ポリビニルピロリドンなど;賦
形剤、例えば乳糖、とうもろこし澱粉、りん酸カルシウ
ム、ソルビット、グリシンなど;潤滑剤、例えばステア
リン酸マグネシウム、タルク、ポリエチレングリコー
ル、シリカなど;崩壊剤、例えばラウリル硫酸ナトリウ
ム、などのような慣用の賦形剤を含有していてもよい。
液剤の場合は、水性または油性の懸濁剤、溶液、シロッ
プ、エリキシル剤、その他であってもよく、このような
液体製剤は普通に用いられる添加剤として、懸濁化剤、
例えばソルビットシロップ、メチルセルロース、グルコ
ース/糖シロップ、ゼラチン、ヒドロキシエチルセルロ
ース、カルボキシメチルセルロース、ステアリン酸アル
ミニウムゲル、水素化食用脂など;乳化剤、例えばレシ
チン、モノオレイン酸ソルビタン、アラビアゴムなど;
非水溶性ビヒクル、例えばアーモンド油、分別ココナッ
ト油、油性エステル、プロピレングリコール、エタノー
ルなど;防腐剤、例えばp−ヒドロキシ安息香酸メチ
ル、p−ヒドロキシ安息香酸プロピル、ソルビン酸、な
どを含有してもよい。
【0023】このようにして得られる本発明のヒト白血
球エラスターゼ阻害剤の投与量は、年齢、症状等によっ
て異なるが、例えば成人に対して通常1回量として約1
00mg〜1g程度、1日1〜4回程度投与される。
球エラスターゼ阻害剤の投与量は、年齢、症状等によっ
て異なるが、例えば成人に対して通常1回量として約1
00mg〜1g程度、1日1〜4回程度投与される。
【0024】
【実施例】以下、実施例および試験例により本発明を具
体的に説明する。本発明はこれらの実施例等により限定
されるものではない。 1H−NMRはテトラメチルシラ
ンを内部標準として測定した。
体的に説明する。本発明はこれらの実施例等により限定
されるものではない。 1H−NMRはテトラメチルシラ
ンを内部標準として測定した。
【0025】実施例1 4−イソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸
エチルエステルの合成 マロン酸モノエチルエステルカリウム塩90g(0.5
3mol)にジメチルホルムアミド240mlを混合
し、塩化マグネシウム25g(0.26mol)を加
え、室温で30分間、次いで95〜100℃に加熱し
1.5時間攪拌した。この反応混合物に2−イソペンチ
ル−5−メチルヘキサン酸48g(0.24mol)、
N,N−カルボニルジイミダゾール43g(0.26m
ol)にジメチルホルムアミド140mlを加え室温で
40分間攪拌した溶液を滴下し、95℃で2時間攪拌し
た。1N塩酸水溶液で酸性とし、酢酸エチルで抽出し、
硫酸ナトリウムで乾燥後、カラムクロマトグラフィーで
精製し、褐色の液体4−イソペンチル−7−メチル−3
−オキソオクタン酸エチルエステルを60g得た(収率
92%)。これを減圧蒸留することにより無色の4−イ
ソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸エチル
エステルを24g得た。bpは124〜127℃/1m
mHgであった。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.87(d,J=7Hz,12H),1.06
−1.20(m,4H),1.26(t,J=6Hz,
3H),1.33−1.68(m,6H),1.86−
2.01(m,0.26H),2.45−2.56
(m,0.74H),3.44(s,1.48H),
4.20(q,J=7Hz,2H),4.94(s,
0.26H),12.09(s,0.26H)
エチルエステルの合成 マロン酸モノエチルエステルカリウム塩90g(0.5
3mol)にジメチルホルムアミド240mlを混合
し、塩化マグネシウム25g(0.26mol)を加
え、室温で30分間、次いで95〜100℃に加熱し
1.5時間攪拌した。この反応混合物に2−イソペンチ
ル−5−メチルヘキサン酸48g(0.24mol)、
N,N−カルボニルジイミダゾール43g(0.26m
ol)にジメチルホルムアミド140mlを加え室温で
40分間攪拌した溶液を滴下し、95℃で2時間攪拌し
た。1N塩酸水溶液で酸性とし、酢酸エチルで抽出し、
硫酸ナトリウムで乾燥後、カラムクロマトグラフィーで
精製し、褐色の液体4−イソペンチル−7−メチル−3
−オキソオクタン酸エチルエステルを60g得た(収率
92%)。これを減圧蒸留することにより無色の4−イ
ソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸エチル
エステルを24g得た。bpは124〜127℃/1m
mHgであった。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.87(d,J=7Hz,12H),1.06
−1.20(m,4H),1.26(t,J=6Hz,
3H),1.33−1.68(m,6H),1.86−
2.01(m,0.26H),2.45−2.56
(m,0.74H),3.44(s,1.48H),
4.20(q,J=7Hz,2H),4.94(s,
0.26H),12.09(s,0.26H)
【0026】実施例2 4−イソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸
の合成 実施例1により得られた4−イソペンチル−7−メチル
−3−オキソオクタン酸エチルエステル100mg
(0.37mol)をエタノール:2N水酸化ナトリウ
ム水溶液=1:1の混合溶液4mlに溶解し、1晩室温
で攪拌した。反応溶液を2N硫酸水溶液でpH2に調整
し、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥後、カ
ラムクロマトグラフィーで精製して4−イソペンチル−
7−メチル−3−オキソオクタン酸を65mg得た(収
率73%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.88(d,J=7Hz,12H),1.06
−1.19(m,4H),1.39−1.69(m,6
H),1.97−2.07(m,0.3H),2.44
−2.55(m,0.7H),3.51(s,1.4
H),5.00(s,0.3H),11.85(s,
0.3H)
の合成 実施例1により得られた4−イソペンチル−7−メチル
−3−オキソオクタン酸エチルエステル100mg
(0.37mol)をエタノール:2N水酸化ナトリウ
ム水溶液=1:1の混合溶液4mlに溶解し、1晩室温
で攪拌した。反応溶液を2N硫酸水溶液でpH2に調整
し、酢酸エチルで抽出し、硫酸ナトリウムで乾燥後、カ
ラムクロマトグラフィーで精製して4−イソペンチル−
7−メチル−3−オキソオクタン酸を65mg得た(収
率73%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.88(d,J=7Hz,12H),1.06
−1.19(m,4H),1.39−1.69(m,6
H),1.97−2.07(m,0.3H),2.44
−2.55(m,0.7H),3.51(s,1.4
H),5.00(s,0.3H),11.85(s,
0.3H)
【0027】実施例3 4−n−オクチル−3−オキソドデカン酸エチルエステ
ルの合成 2−n−オクチルドデカン酸2.9g(10.2mmo
l)から、実施例1と同様の方法に従い4−n−オクチ
ル−3−オキソドデカン酸エチルエステルを2.8g得
た(収率78%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.85−1.00(m,6H),1.10−
1.80(m,31H),1.80−2.05(m,
0.2H),2.40−2.60(m,0.8H),
3.47(s,1.6H),4.22(q,J=7H
z,2H),4.93(s,0.2H),12.03
(s,0.2H)
ルの合成 2−n−オクチルドデカン酸2.9g(10.2mmo
l)から、実施例1と同様の方法に従い4−n−オクチ
ル−3−オキソドデカン酸エチルエステルを2.8g得
た(収率78%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.85−1.00(m,6H),1.10−
1.80(m,31H),1.80−2.05(m,
0.2H),2.40−2.60(m,0.8H),
3.47(s,1.6H),4.22(q,J=7H
z,2H),4.93(s,0.2H),12.03
(s,0.2H)
【0028】実施例4 4−n−オクチル−3−オキソドデカン酸の合成 実施例3により得られた4−n−オクチル−3−オキソ
ドデカン酸エチルエステル100mg(0.28mmo
l)から、実施例2と同様の方法に従い4−n−オクチ
ル−3−オキソドデカン酸を75mg得た(収率81
%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.85−1.00(m,6H),1.10−
1.75(m,28H),1.85−2.10(m,
0.3H),2.45−2.58(m,0.7H),
3.50(s,1.4H),5.05(s,0.3
H),11.90(s,0.3H)
ドデカン酸エチルエステル100mg(0.28mmo
l)から、実施例2と同様の方法に従い4−n−オクチ
ル−3−オキソドデカン酸を75mg得た(収率81
%)。1 H−NMR(CDCl3 ,270MHz)δ(pp
m):0.85−1.00(m,6H),1.10−
1.75(m,28H),1.85−2.10(m,
0.3H),2.45−2.58(m,0.7H),
3.50(s,1.4H),5.05(s,0.3
H),11.90(s,0.3H)
【0029】次に本発明のβ−ケト酸誘導体(I)のヒ
ト白血球エラスターゼ阻害作用の試験方法およびその結
果を示す。
ト白血球エラスターゼ阻害作用の試験方法およびその結
果を示す。
【0030】試験例1 エラスターゼ阻害試験 緩衝液は、試験を通じて1M NaCl含有0.2Mト
リス−塩酸緩衝液(pH8.5)を使用した。エラスタ
ーゼの基質である10mMメトキシスクシニル−Ala
−Ala−Pro−Val−4−メチル−クマリル−7
−アミドのジメチルスルホキシド溶液0.5μlとヒト
白血球由来エラスターゼ水溶液(エラスターゼ活性1.
2単位/ml)100μlと緩衝液1mlを石英セル中
で混合してエラスターゼ用アッセイ液を調製した。評価
薬剤をジメチルスルホキシドに溶解し、このアッセイ液
中に50μl添加した。次いで、アッセイ液の35℃に
おける5分間のインキュベーションによる蛍光強度の変
化(励起波長370nm、蛍光測定波長460nm)を
分光蛍光光度計(日立製作所製、F4010型)にて測
定した。
リス−塩酸緩衝液(pH8.5)を使用した。エラスタ
ーゼの基質である10mMメトキシスクシニル−Ala
−Ala−Pro−Val−4−メチル−クマリル−7
−アミドのジメチルスルホキシド溶液0.5μlとヒト
白血球由来エラスターゼ水溶液(エラスターゼ活性1.
2単位/ml)100μlと緩衝液1mlを石英セル中
で混合してエラスターゼ用アッセイ液を調製した。評価
薬剤をジメチルスルホキシドに溶解し、このアッセイ液
中に50μl添加した。次いで、アッセイ液の35℃に
おける5分間のインキュベーションによる蛍光強度の変
化(励起波長370nm、蛍光測定波長460nm)を
分光蛍光光度計(日立製作所製、F4010型)にて測
定した。
【0031】薬物によるエラスターゼ活性の阻害率
(%)は、100×(1−薬剤存在時のr/薬剤不存在
時のr)により求めた。rは5分間インキュベーション
の間の蛍光強度の変化量である。この結果を基に、評価
薬物のエラスターゼ活性の50%阻害濃度(IC50)を
求めた。ヒト白血球由来エラスターゼはシグマ社(米
国)から、メトキシスクシニル−Ala−Ala−Pr
o−Val−4−メチル−クマリル−7−アミドはペプ
チド研究所から購入したものを用いた。
(%)は、100×(1−薬剤存在時のr/薬剤不存在
時のr)により求めた。rは5分間インキュベーション
の間の蛍光強度の変化量である。この結果を基に、評価
薬物のエラスターゼ活性の50%阻害濃度(IC50)を
求めた。ヒト白血球由来エラスターゼはシグマ社(米
国)から、メトキシスクシニル−Ala−Ala−Pr
o−Val−4−メチル−クマリル−7−アミドはペプ
チド研究所から購入したものを用いた。
【0032】以下にヒト白血球由来エラスターゼに対す
る阻害活性値(IC50)を示す。 実施例1の化合物 IC50=0.1μM 実施例2の化合物 IC50=1μM
る阻害活性値(IC50)を示す。 実施例1の化合物 IC50=0.1μM 実施例2の化合物 IC50=1μM
【0033】実施例5 4−イソペンチル−7−メチル−3−オキソオクタン酸
エチルエステル(実施例1で得られた化合物)10gと
大豆油10gを常法により混合し、これをゼラチン:グ
リセリン:水=50:15:35の組成のゼラチン溶液
からなるシートで被包して、一錠中に100mgの活性
成分を有する軟カプセル剤100錠を得た。
エチルエステル(実施例1で得られた化合物)10gと
大豆油10gを常法により混合し、これをゼラチン:グ
リセリン:水=50:15:35の組成のゼラチン溶液
からなるシートで被包して、一錠中に100mgの活性
成分を有する軟カプセル剤100錠を得た。
【0034】
【発明の効果】本発明より提供されるβ−ケト酸誘導体
(I)またはその塩は、優れたヒト白血球エラスターゼ
阻害作用を有している。従って、β−ケト酸誘導体
(I)またはその塩を有効成分として含有する医薬組成
物はヒト白血球エラスターゼ阻害剤として有用である。
(I)またはその塩は、優れたヒト白血球エラスターゼ
阻害作用を有している。従って、β−ケト酸誘導体
(I)またはその塩を有効成分として含有する医薬組成
物はヒト白血球エラスターゼ阻害剤として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/20 ABG 9454−4C 31/22 ACD 9454−4C C07C 59/185 9356−4H
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式(I) 【化1】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ炭素原子数3〜10
のアルキル基を表し、R3 は水素原子または炭素原子数
1〜5のアルキル基を表す。)で示されるβ−ケト酸誘
導体またはその薬理学的に許容される塩。 - 【請求項2】 下記一般式(I) 【化2】 (式中、R1 およびR2 はそれぞれ炭素原子数3〜10
のアルキル基を表し、R3 は水素原子または炭素原子数
1〜5のアルキル基を表す。)で示されるβ−ケト酸誘
導体またはその薬理学的に許容される塩を有効成分とし
て含有するヒト白血球エラスターゼ阻害剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34516993A JPH07173061A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | β−ケト酸誘導体およびそれを有効成分とするエラスターゼ阻害剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34516993A JPH07173061A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | β−ケト酸誘導体およびそれを有効成分とするエラスターゼ阻害剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07173061A true JPH07173061A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18374760
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34516993A Pending JPH07173061A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | β−ケト酸誘導体およびそれを有効成分とするエラスターゼ阻害剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07173061A (ja) |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP34516993A patent/JPH07173061A/ja active Pending
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