JPH07172741A - エレベータドア装置 - Google Patents

エレベータドア装置

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JPH07172741A
JPH07172741A JP6268631A JP26863194A JPH07172741A JP H07172741 A JPH07172741 A JP H07172741A JP 6268631 A JP6268631 A JP 6268631A JP 26863194 A JP26863194 A JP 26863194A JP H07172741 A JPH07172741 A JP H07172741A
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JP
Japan
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door
hoistway
car
attached
car door
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Withdrawn
Application number
JP6268631A
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English (en)
Inventor
John K Salmon
ケイ.サーモン ジョン
Jean-Pierre Bourbon
ブルボン ジャン−ピエール
Antoine Fritsch
フリッシュ アントワン
Herve Saillio
サリオ エルヴ
Sanjay Kamani
カマニ サンジャイ
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Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Publication date
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Publication of JPH07172741A publication Critical patent/JPH07172741A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/02Door or gate operation
    • B66B13/14Control systems or devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B13/00Doors, gates, or other apparatus controlling access to, or exit from, cages or lift well landings
    • B66B13/02Door or gate operation
    • B66B13/06Door or gate operation of sliding doors
    • B66B13/08Door or gate operation of sliding doors guided for horizontal movement

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 保守の必要性を最小限にすることができ、信
頼性が高く、部品数が少なく、部品の寿命が長く、故障
が少なく、狭い昇降路にも両引き戸を使用できる新規な
エレベータドア装置を提供する。 【構成】 エレベータ装置(10)は、第1の曲線状断面
を有する昇降路扉(18)と、第2の曲線状断面を有し且
つ旋回軸(122、124)に取り付けられてこの旋回軸の回
りを回動可能なかご扉(22)と、昇降路扉とかご扉を同
時に開閉するために昇降路扉とかご扉を連結する連結機
構(164、166)とから構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なエレベータドア装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータドアは基本的には同様
の輪郭形状である。即ち、エレベータのかごの移動中に
乗員を保護するために、各々のかごには1つ以上の両引
き戸または片引き戸が設けられ、かごが乗場にないとき
に乗員が昇降路に入るのを防止するために、各々の乗場
にはかご扉と同様の輪郭形状の1つ以上の昇降路扉が設
けられている。また、住宅のドアと同様に旋回して開閉
する単一の昇降路扉を乗場に利用するものもある。
【0003】また、昇降路扉とかご扉は同様な方法で支
持されている。即ち、これらの扉は、横木(まぐさ)に
取り付けられた軌道内を長手方向に移動するローラによ
って扉の上部周縁部から吊され、扉の底部周縁部は敷居
の溝内で摺動するジブ(くさび)によって案内される。
【0004】また、安全上の理由から昇降路扉は自動的
に閉じる必要がある。昇降路扉を閉じるためにばね装置
を使用することができる。即ち、対抗する力が働かない
限り昇降路を閉じるように付勢するためのおもりを一連
のプーリ上を移動するケーブルによって昇降路扉に取り
付けることができる。
【0005】昇降路扉およびかご扉は戸の開閉装置によ
って開閉する。この開閉装置はエレベータのかごの頂部
に配置され、複雑な機械的リンク機構を介して各々のか
ご扉に取り付けられている。各々のかご扉は昇降路扉に
取り付けられたベーンを締め付ける一対のローラによっ
て適当な時に連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、保守の必要
性を最小限にすることができる新規なエレベータドア装
置を提供することを目的とする。また、本発明は、エレ
ベータドア装置の信頼性を高め、エレベータドア装置の
部品数を減らし、それらの部品の寿命を長くするととも
に、エレベータドア装置の故障を最小にすることを目的
とする。さらに、本発明は、エレベータドア装置を狭い
昇降路に両引き戸を使用できるようにすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、各々の
エレベータのかごは一対の両引きかご扉を有する。各々
のかご扉はアーチ形断面を有するとともに共通の軸線の
回りを回動する。また、各々の昇降路扉はアーチ形断面
を有し、それぞれかご扉に選択的に連結されてかご扉と
同時に開閉する。
【0008】本発明によれば、以下のような幾つかの顕
著な利点がある。
【0009】(1)湾曲した昇降路扉およびかご扉を使
用することにより、狭い昇降路に両引き戸を使用するこ
とができ、二速度片引き戸に必要な保守およびサービス
が不要になる。
【0010】(2)かご扉を旋回軸によって支持するこ
とにより、しばしば整備が必要であり望ましくない騒音
源にもなるローラが不要になるとともに、損傷し易く、
ほこりがたまり易く、そのためローラの移動の妨げとな
る軌道も不要になる。
【0011】(3)かご扉を旋回軸によって支持するこ
とにより、ジブ(くさび)を使用する必要がなくなり、
ジブの溝内が粘着性になってその底部の溝にたまったほ
こりや破片によって妨げとなることがなくなる。
【0012】(4)かご扉を旋回点の回りで開閉するこ
とにより、各々のかご扉に取り付けられた旋回アームを
開閉するために簡単な扉開閉装置を使用でき、複雑で損
傷し易いリンク機構のサービスおよび保守が不要にな
る。
【0013】(5)かご扉を旋回点の回りで開閉するこ
とにより、簡単で容易に保守可能で信頼性の高いエレベ
ータドア装置にすることができる。
【0014】(6)かご扉を旋回点の回りで開閉するこ
とにより、かご室の敷居が不要になる。
【0015】(7)かご扉を旋回軸によって支持するこ
とにより、かご扉とかご部品との接触を最小にして、摩
擦、閉塞および騒音源を最小にすることができる。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
【0017】図1は、本発明の概念を組み入れたエレベ
ータドア装置10の実施例を示している。この実施例の
エレベータドア装置10は、昇降路14内を昇降するエ
レベータのかご12と共に使用するものである。エレベ
ータのかご12は種々の駆動装置によって昇降路14内
で駆動されるが、その駆動装置には図示しない油圧装
置、トラクション装置、リニアモータ駆動装置などが含
まれる。また、このエレベータドア装置10は他のタイ
プの格納装置にも利用できる。
【0018】1.乗場 図2に示すように、各々の階床のエレベータのかご12
(図1参照)への出入りは、標準的な幅の乗場開口部3
4に取り付けられた昇降路扉18を通じて行われる。乗
場開口部34の高さは、頂部支持体、即ち、頂部の横木
(まぐさ)36と、乗場開口部34を横切って延びる底
部の敷居38によって規定される。乗場開口部34上方
に配置した横木34は、美観の点から曲線又は直線にす
ることができる。横木34は、従来の手段によって昇降
路14(図2参照)に取り付けられたガイド39を覆っ
ている。ガイド39には、後述するように、昇降路扉1
8の上部を案内するための第1の曲線状溝部40が形成
されている。また、敷居38は曲線状であり、この敷居
38には昇降路扉18の底部を案内するための第2の曲
線状溝部42が形成されている。これらの第1の曲線状
溝部40と第2の曲線状溝部42は、鉛直方向で互いに
一致するようになっている。
【0019】図2に示すように、本発明の他の実施例で
は第2の曲線状溝部42は敷居38を完全に貫通してお
り、このように開放した第2の曲線状溝部42によっ
て、昇降路扉18の動作を妨げるような破片が昇降路内
に通り抜けることができるようにしている。
【0020】各々の曲線部(内径部を除く)は、エレベ
ータのかご(図5も参照)内を鉛直方向に延びる軸線5
4を中心として一定の半径を有する。
【0021】2.昇降路扉 図2に示すように、各々の昇降路扉18は一定の半径の
断面を有し且つ乗場16に面するパネルを有する。この
半径の原点はエレベータのかご内を鉛直方向に延びる軸
線54である。各々の昇降路扉18は、開口部34に面
する前縁部56と、開口部34から離れた所に面する後
縁部58とを有する。前縁部56および後縁部58は、
上記の原点で交差する面内、即ち昇降路扉18の両端部
に引かれた半径59に沿った面内において幅方向に離間
して配置している。また、昇降路扉18の昇降路14に
面する側には補強リブ60および支持ブラケット62が
取り付けられている。
【0022】各々の昇降路扉18のパネルは、ガイド3
9の第1の曲線状溝部40内へ上方に延び且つパネルと
一体に形成された第1の曲線状板64を有する。この第
1の曲線状板64は、第1の曲線状溝部40内に固定さ
れることなく第1の曲線状溝部40内で移動可能な形状
を有する。本発明の1つの実施例では、第1の曲線状溝
部40内の動作を容易にするために、第1の曲線状板6
4には図示しない複数の耐摩耗パッドが取り付けられて
いる。後述するように、第1の曲線状板64が第1の曲
線状溝部40内を移動するときに妨げにならないよう
に、第1の曲線状溝部40上方の間隙により第1の曲線
状板64が上方に移動できるようになっている。また、
各々の昇降路扉18は、敷居38の第2の曲線状溝部4
2内へ下方に延び且つパネルと一体に形成された第2の
曲線状板66を有する。この第2の曲線状板64は、第
2の曲線状溝部42内に固定されることなく第2の曲線
状溝部42内を移動可能な形状を有する。後述するよう
に、昇降路扉18が開くときに妨げにならないように、
第2の曲線状溝部42下方の間隙により第2の曲線状板
66が下方に移動できるようになっている。
【0023】本発明の1つの実施例では、昇降路扉18
が閉じる間に下方からの異物を偏向させるために、昇降
路扉18の前縁部56の底部には、湾曲面部57(図5
参照)が設けられている。
【0024】3.昇降路扉の懸架装置 図2に示すように、各々の昇降路扉18の懸架装置は、
三自由度継手80によって敷居38および昇降路扉18
に取り付けられた一対のロッド78を有する。ロッド7
8と継手80の組立体の一端は、乗場開口部34の外側
において、昇降路扉18の昇降路側の敷居38に取り付
けられている。ロッド78と継手80の組立体の他端
は、昇降路扉18の補強リブ60又は支持ブラケット6
2に取り付けられている。補強リブ60(又は支持ブラ
ケット62)に取り付けられた継手80は、補強リブ6
0から下方に延びてロッド78と係合している。これら
の継手80は昇降路扉18および敷居38上に等間隔に
離間して配置しており、ロッド78および継手80が各
々の昇降路扉18に平行なリンク機構82を形成するよ
うになっている。尚、このリンク機構82は昇降路扉1
8の全円弧に渡って平行でなくてもよい。
【0025】本発明の実施例では継手80は玉継手であ
るが、継手80をエレストマー材、自在継手またはこれ
らの組み合わせによって構成してもよい。この継手80
により、直交軸「X」、「Y」および「Z」によって規
定される平面内において鉛直方向および水平方向の動作
が可能になる。実際の動作は、これらの面内における各
々のロッド78の軸線の回りの回転運動を含むものであ
る。
【0026】昇降路扉18およびそのおもりに対する各
々の懸架装置の平行なリンク機構82の位置は、昇降路
扉18の最初の位置にかかわらず昇降路扉19を常に閉
鎖位置に付勢するようになっている。特に、ロッド78
の長さおよび位置により、昇降路扉18がその円弧内に
おいて最も高い垂直位置に到達するのを防止している。
従って、昇降路扉18が制限されていない場合には、重
力によって昇降路扉18が円弧から離れて閉鎖位置の方
に下げられる。
【0027】上述した平行なリンク機構82は、種々の
異なった方法で取り付けることができ、最小の移動部品
や偏り閉じ(biased closing)などの利点がある。例え
ば、平行なリンク機構82を昇降路扉の上方に取り付け
ることができる(図示しない)。この場合、平行なリン
ク機構82を直接昇降路扉に取り付けないで、ドアの上
部に取り付けられた(図示しない)ブラケット又はガイ
ドに取り付けて、開放位置において邪魔にならないよう
にすることができる。あるいは、平行なリンク機構82
を昇降路扉18の中央に取り付けることができるように
屈曲した幾何学的形状にして(図示しない)、開放位置
において邪魔にならないようにすることもできる。例え
ば、リンク機構82のロッド78を、所定の角度で配置
した少なくとも2つの直線状セグメントからなる輪郭形
状にして(図示しない)、昇降路に取り付けられた上方
のセグメントが乗場開口部から離れる方向に延びるとと
もに、もう一つのセグメントが後方に延びて昇降路扉の
中央に取り付けられるようにすることができる。また、
屈曲した幾何学的形状は、偏り閉じを容易にするのに役
立つ。
【0028】4.かご 図3および図4に示すように、エレベータのかご12
は、背壁部86と、2つの側壁部88と、2つの屈曲し
た前壁部90と、入口部92と、床部94と天井部96
とを有する。従来と同様に、背壁部86は各々の側壁部
88に対して直角に取り付けられている。各々の側壁部
88は、側壁部88から入口部92の方に向かって内側
に先細になるように延びる前壁部90に接続されてい
る。後述するように、前壁部90はかご扉22が旋回す
るための空間を与えるように所定の角度で屈曲し、これ
らの前壁部90の間に入口部92が形成されている。こ
の前壁部90は屈曲ではなく湾曲させてもよい。また、
従来と同様に、各々の壁部は底縁部において床部94に
取り付けられ、上縁部において天井部96に取り付けら
れている。
【0029】床部94は、一方の屈曲した前壁部90の
昇降路側から他方の屈曲した前壁部90まで弧を描くよ
うに入口部92に曲線部を有する。この曲線部は、かご
12が乗場16(図2参照)にあるときに、敷居38
(図2参照)と床部94との間に十分な間隙を確保しな
がら敷居38に極めて接近して配置される。
【0030】図5に示すように、本発明の実施例によれ
ば、後述するように床部94と敷居38との間の間隙を
最小にするために、床部94の曲線状入口部は屈曲した
前壁部90の昇降路側を越えてかご扉22の通路の下方
に延びている。
【0031】5.かご扉 図3および図4に示すように、各々のエレベータのかご
扉22は、前縁フランジ102と後縁フランジ104と
上部フランジ106と底部フランジ108によって接続
された、かご側部98および乗場側パネル100を有す
る。昇降路扉18と同様に、かご側部98および乗場側
パネル100はエレベータのかご12内に延びる回転軸
を原点54とする一定の半径で湾曲している。前縁フラ
ンジ102および後縁フランジ104は、上記原点54
で交差する面内、即ちかご扉の両端部に引かれた半径に
沿った面内に横方向に延びている(図2参照)。
【0032】図5に示すように、本発明の実施例では、
各々のかご扉22の下側部は、かご12の床部94の下
方に延びる後縁部110と、かご12の床部94のすぐ
上の底部フランジ114を含む前縁部112を有する。
各々のかご扉22の前縁部112は、入口部92の外側
縁部から入口部92の中央まで延びており、前壁部90
の昇降路側を越えて延びる床部94の曲線状前側部に適
合している。
【0033】6.かご扉の懸架装置 図6に示すように、かご扉22の懸架装置は、第1の旋
回軸122と、第2の旋回軸124と、一対の第1の支
持アーム126と、一対の第2の支持アーム128とか
らなる(図3および図4も参照)。第1の旋回軸122
はかご12の天井部96の上方に据え付けられ、第2の
旋回軸124はかご12の床部94の下方に据え付けら
れている。あるいは、旋回軸122および124をかご
の上わく130および安全下わく132に取り付けても
よい(この取り付けは図示しない)。第1の旋回軸12
2および第2の旋回軸124は互いに同軸であり、かご
12を貫通する軸線54を規定している。
【0034】第1の支持アーム126および第2の支持
アーム128は、一端が第1の旋回軸122又は第2の
旋回軸124に回動可能に取り付けられ、他端がかご扉
22の上部又は底部に取り付けられる。各々の第1の支
持アーム126は、ジョッグ136によって連結された
2つの平行な部分134を有する。ジョッグ136は、
第1の支持アーム126と第2の支持アーム128を旋
回軸122および124において異なった回転面に配置
させ、かご扉22が開閉するときに支持アーム126お
よび128が同軸で回動できるようにしている。
【0035】第1および第2の支持アームは、軸受13
8によって旋回軸の回りを容易に回動できるようになっ
ている。本発明の実施例では、軸受138は、旋回軸1
22および124の基部と支持アーム126および12
8との間、および支持アーム126と128との間に配
置されている。あるいは、支持アーム126と128と
の間、および旋回軸122および124の回りに低摩擦
のスペーサ(図示しない)を配置して、摩擦を低下さ
せ、保守の必要性を少なくするようにしてもよい。さら
に保守および摩耗を最小にし、騒音を少なくするため
に、軸受138を自己潤滑プラスチックによって構成し
てもよい。支持アーム126および128は、種々の異
なった方法で旋回軸122および124に取り付けるこ
とができ、種々の方法で取り付けられた種々の異なった
軸受138を使用できるようにして、かご扉22の回動
を容易にすることができる。
【0036】7.駆動装置 図7および図8に示すように、駆動装置26は、扉開閉
装置140とリンク機構142からなる。扉開閉装置1
40は、可逆電動機144と、ウオームギア機構146
と、駆動軸148と、一対のクランクアーム150とか
らなる。周知のように、ウオームギア機構146は可逆
電動機144の回転運動を駆動軸148に伝達するもの
である。クランクアーム150は駆動軸148の両端部
に取り付けられている。駆動軸148は、クランクアー
ム150をかご扉22の閉鎖位置から開放位置まで約1
80度回転させる。
【0037】図5に示すように、リンク機構142は、
4つの三自由度継手152と、一対のロッド154から
なる。各々のロッド154は、一対の継手152によっ
てクランクアーム150の端部および支持アーム12
6、128に取り付けられている。本発明の実施例では
継手152は玉継手であるが、エラストマー材、自在継
手又はこれらの組み合わせにしてもよい。三自由度継手
152は、かご扉22が開閉する間にクランクアーム1
50が第1の面内で回転できるとともに、支持アーム1
26、128が第2の面内で回転できるようにするもの
である。
【0038】図7に示すように、本発明の1つの実施例
では、かご扉22が閉じているときに障害物によって入
口部92(図4参照)が塞がれた場合などのように駆動
装置26に過負荷が加わった場合に、ロッド154が伸
びるようになっている。各々のロッド154は、外側管
158内で軸線方向に摺動可能な内側管156からな
る。通常の状態では、内側管156は、例えば内側管1
56の端部に取り付けられた小さい永久磁石160と外
側管158内に入れ子状に配置した磁気素子162によ
って、外側管158内において特定の距離に維持されて
いる。ロッド154の伸長力が永久磁石160および磁
気素子162の磁気吸引より小さい限り、内側管156
および外側管158は、単一の固定ロッドとして作用す
る。しかし、磁力の方が大きくなると、内側管156が
外側に伸びてロッド154が長さが長くなる。その結
果、ロッド154によって伝達される力が制限される。
この伸長を検出するために、検出器の技術において周知
の(図示しない)スイッチを使用し、扉開閉装置の動作
を逆にすることによりかご扉22およびロッド154を
リセットして管を短い位置に戻すようにすることができ
る。また、上記の磁石装置以外の他の維持手段を使用す
ることもできる。
【0039】本発明の他の実施例では、クランクアーム
150を通常の閉鎖位置、即ち、かご12の天井部96
に平行な面を越える位置まで回転させることができる。
その位置では、駆動装置26を使用しないで閉じたかご
扉22を開くために必要な力によって、ロッド154が
入れ子状に伸縮する。
【0040】8.昇降路扉/かご扉の連結機構 図5に示すように、エレベータのかご扉22と昇降路扉
18が特定の乗場16(図2参照)で開く前にその乗場
16でかご扉22を昇降路扉18に連結する機構は公知
のものである。かご扉22と昇降路扉18を連結するこ
とにより、単一の駆動装置26によってかご扉22およ
び昇降路扉18を駆動することができる。本発明では、
この連結機構は、ベーン164と、チャネル166と、
マウンティング168(図7および図8参照)とアクチ
ュエータ170とからなる。
【0041】本発明の一実施例では、ベーン164は、
第1の長手方向縁部172と第2の長手方向縁部174
を有する細長く比較的平坦な略長方形体である。各々の
ベーン164の第1の長手方向縁部172は、昇降路扉
18の曲率半径と同じ面内にあるように、即ちその点で
昇降路扉18の昇降路側面に垂直になるように昇降路扉
18に取り付けられている。第2の長手方向縁部174
は、チャネル166とベーン164がずれて配置された
場合に、ベーン164がチャネル166内に容易に入る
ことができるように面取り縁を有する。ベーン164
は、UHMWポリエチレンのような自己潤滑性低摩耗材
により構成するか、またはそのような低摩耗材の表面を
有する。
【0042】ベーン164は、昇降路扉18に取り付け
られたロッド又は管176(図8参照)のように種々の
異なった幾何学的形状にすることができる。
【0043】図7および図8に示すように、チャネル1
66は、背壁部180によって連結された2つの側壁部
178の間に形成されている。2つの側壁部178は互
いに離間して配置し、ベーン164のチャネル166内
への動作およびチャネル166からの動作が容易になる
ような形状になっている。各々の側壁部178は、長手
方向に延びる内面部182および外面部184と、上端
面部186および底端面部188を有する。外面部18
4は内面部182の方へ延びる形状であり、底端面部1
88および上端面部186は互いに他方へ延びる形状で
ある。また、外面部184と上端面部186の間のエッ
ジおよび外面部184と底端面部188の間のエッジ
は、それらの間の移り変わりが滑らかになるような形状
である。チャネル166は、UHMWポリエチレンのよ
うな自己潤滑性低摩耗材により構成するか、またはその
ような低摩耗材の表面を有する。
【0044】各々のチャネル166は、ベーン164の
方にチャネル166を付勢する付勢手段192からなる
取付ブラケット190によって、かご扉22に取り付け
られている。本発明の実施例では、付勢手段192は複
数の板ばねであり、それらの第1の端部がかご扉22に
取り付けられ、第2の端部が取付ブラケット190に取
り付けられている。取付ブラケット190および取り付
けられたチャネル166は、かご12が乗場16にある
ときに各々のチャネル166がそれぞれのベーン164
と一致するように、かご扉22に配置している。
【0045】図9および図10に示すように、本発明の
1つの実施例では、各々のチャネル166の上方には、
チャネル166を駆動するためにのソレノイド196が
配置している。かご12(図5参照)が昇降路内を昇降
するときに、ソレノイド196が付勢され、板ばね19
4(図9参照)を偏向させることによりチャネル166
を下方且つかご12の方へチャネル166を移動させ
る。この位置ではチャネル166とベーン164は連結
されていない。
【0046】エレベータのかご12が乗場16にあると
きに、ソレノイド196が消勢され、取付ブラケット1
90の板ばね194を偏向させる(図10参照)。板ば
ね194によりチャネル166が上方且つベーン164
の方へ押し上げられ、配置されたベーン164と係合す
る(図5参照)。チャネル166およびベーン164が
完全に連結されると、これらの間の連結により、かご扉
22に取り付けられた駆動装置26が昇降路扉18(図
5参照)およびかご扉22の両方を駆動できる。
【0047】図7および図8に示すように、本発明の他
の実施例では、チャネル166は機械的装置198によ
って駆動される。この機械的装置198は一対の剛性リ
ンク200を有し、各々の剛性リンク200は、クラン
クアーム150に取り付けられた第1の端部202と、
チャネル166に当接する形状の第2の端部204を有
する。扉が閉じた位置では、剛性リンク200はチャネ
ル166を下方且つかご12の方へ移動させ、板ばね1
94を偏向させる。この位置ではチャネル166とベー
ン164は連結されていない。
【0048】扉の開放動作においてクランクアーム15
0が上方且つチャネル166から離れる方へ回動する
と、板ばね194がチャネル166を上方且つベーン1
64の方へ押し上げ、配置されたベーン164と係合さ
せる。この状態で、かご扉22に取り付けられた駆動装
置26は昇降路扉18とかご扉22の両方を駆動するこ
とができる。
【0049】さらに、本発明の他の実施例では、チャネ
ル166の動作を安定化させる安定化手段206が設け
られている。この安定化手段206は、チャネル166
の両側で取付ブラケット190から外側に延びる一対の
ピン208を有する。乗場側のかご扉パネル100に
は、チャネル166の外面部184に隣接して、溝部2
12を有するラッチブラケット210が取り付けられて
いる。延びた位置、即ち板ばね194が開放されたとき
のチャネル166の位置では、ピン208はラッチブラ
ケット210の溝部212に収容される。また、ベーン
164とチャネル166の組み合わせは逆にすることも
できる。例えば、チャネル166を昇降路扉18に固定
し、ベーン164を取付ブラケット190に取り付け、
それをかご扉22に取り付けることもできる。
【0050】かご扉22と昇降路扉18が異なった曲率
半径を有する場合には、ベーン164およびチャネル1
66を他方に対して傾ける必要がある。
【0051】9.昇降路扉のロック機構 図5に示すように、各々の昇降路扉18にはドアロック
30が設けられている。ドアロック30は、ラッチ21
4、ばね216、キャッチ218、およびラッチ214
を解放する解放手段220を含む。キャッチ218はガ
イド39(又は昇降路内に固定された他の部材)又は他
の昇降路扉18に取り付けられたロッド又は従来の他の
機械的構造物である。ラッチ214は、一端にフック2
21を有し且つ多端に回動可能にラッチ214を取り付
けるための開口部222を有する本体部と、ばね216
を収容するシート部224と、第1の当接板228を有
するアーム226とからなる。第1の当接板228はア
ーチ形の面、即ちカム面を有する。シート部224およ
びアーム226は、本体部の対向する両端部間に取り付
けられている。ラッチ214は、軸230によって、昇
降路扉に固定されたフランジ232に回動可能に取り付
けられている。この軸230は扉の動作曲線の中心から
の半径方向に対して略垂直になっている。
【0052】ばね216は、昇降路扉18に取り付けら
れたシート部234とラッチ214に取り付けられたシ
ート部224との間で作用して、フック221がキャッ
チ218と係合するようにフック221を付勢してい
る。さらに詳細に説明すると、フック221はキャッチ
218の一部と重なって、ばね216はフック221を
キャッチ218の方に付勢している。その結果、フック
221は、キャッチ218と係合するように維持される
か、あるいはキャッチ218とさらに係合するように付
勢される。
【0053】ラッチ214およびキャッチ218を解放
する解放手段220は、各々のかご扉22に取り付けら
れた取付ブラケット190に取り付けられた第2の当接
板236を有する。第2の当接板236はチャネル16
6の外側に取り付けられ、昇降路扉18に取り付けられ
たラッチ214と一直線に配置するようになっている。
各々の第2の当接板236は、それぞれのラッチ214
の第1の当接板228に当接するためのアーチ形の面を
有する。第1の当接板228と第2の当接板236が僅
かにずれて配置された場合には、両方のアーチ形の面に
よりそのずれ(ミスアラインメント)を調整して、ドア
ロック30が駆動したままにしておく。
【0054】10.作用 図7および図8に示すように、昇降路14内においてか
ご12(図1参照)が昇降すると、チャネル166を支
持する板ばね194が駆動装置26および剛性リンク2
00(またはソレノイド196)によって圧縮されて、
チャネル166が昇降路のベーン164に当接しないよ
うに保持される。かご12が乗場にあり、かご扉22お
よび昇降路扉18を開く場合には、クランクアーム15
0を扉閉鎖位置から扉開放位置に回動させるために、可
逆電動機144に信号が送られる。クランクアーム15
0が回動し始めると、チャネル166を駆動するための
ソレノイド196が消勢されるか、あるいは剛性リンク
200がクランクアーム150と共に移動して、チャネ
ル166が解放される。その結果、チャネル166は板
ばね194によって上方且つ昇降路扉18に取り付けら
れたベーン164(図5参照)の方へ押し上げられてベ
ーン164と係合する。かご扉22が上方または下方ま
たは側方からの位置に当接すると、側壁部178および
端面186、188によってベーン164とチャネル1
66が連結できる。
【0055】この時、図5に示すように、チャネル16
6の取付ブラケット190に取り付けられた第2の当接
板236も上方且つドアロック30の第1の当接板22
8の方へ移動する。第2の当接板236は第1の当接板
228に当接し、ラッチ214を回動させてキャッチ2
18から離脱させ、昇降路のドアロック30を解放す
る。
【0056】尚、この時、図7および図8に示すよう
に、取付ブラケット190から外側に延びるピン208
は、ラッチブラケット210の溝部212に収容された
ままである。ピン208とラッチブラケット210との
組み合わせにより、チャネル166の「ねじれ」運動が
制限される。チャネル166のねじれは、扉が同時に駆
動されているときに起こるかもしれないし、また、ベー
ン164(図5参照)およびチャネル166が係合中に
ずれて配置し、ベーン164がチャネルの側壁178の
1以上のカム面に当接する場合にも起こるかもしれな
い。従って、チャネル166の動作を制限することによ
り、チャネル166とベーン164がずれて配置しても
ベーン164のチャネル166内への動作およびチャネ
ル166からの動作が容易になる。
【0057】図5に示すように、クランクアーム150
が扉閉鎖位置から扉開放位置に回動し続けると、クラン
クアーム150と支持アーム126および128との間
に延びるロッド154が、支持アーム126、128を
旋回軸122、124の回りに回動させる。この点で昇
降路扉18とかご扉22が連結されて、ドアロック30
が開放される。このようにして、支持アーム126およ
び128を回動させることにより、取り付けられたかご
扉22およびそれらに連結した昇降路扉18も、かご1
2の入口部92の中心から離れる方向に回動する。
【0058】平行なリンク機構82に支持され且つ連結
された昇降路扉18は、いずれもガイド39および敷居
38の曲線通路に沿って進み、僅かに上方に回動する。
昇降路扉18が上方に移動すると、各々のベーン164
はそれぞれのチャネル166内で上方に摺動する。
【0059】逆に、かご扉22および昇降路扉18を閉
じることが望ましい場合には、連続的な事象がほぼ逆に
なる。クランクアーム150は逆に回動し、リンク機構
154を介して支持アーム126および128を旋回軸
の回りに回動させるように作用する。支持アーム126
および128は、かご扉22および昇降路扉18を連結
させて閉じる。平行なリンク機構82に支持され且つ連
結されたアーム126および128は、僅かに下方に回
動して、ガイド39および敷居38の曲線通路に沿って
かごの入口部92の中心の方へ進む。各々のベーン16
4はそれぞれのチャネル166内で下方に摺動する。
【0060】クランクアーム150が扉閉鎖位置、即ち
平行な面を僅かに過ぎた位置まで回動するとかご扉22
および昇降路扉18が閉じる。この点でソレノイド(図
9および図10参照)または剛性リンク200により、
チャネル166が下方且つベーン164から離れるよう
に移動して、各々のベーン164とチャネル166の組
み合わせを解放する。この時、チャネル166の取付ブ
ラケット190に取り付けられた第2の当接板236は
ラッチ214から解放されるように駆動される。その結
果、ばね216が軸230の回りでラッチ214を付勢
して、フック221をキャッチ218に係合させ、昇降
路扉18を閉じたままにロックする。かご12(図1参
照)は新たな乗場16まで自由に移動できる。
【0061】図7に示すように、内側管156と外側管
158の入れ子状の伸縮摺動動作は、扉の動作中に2つ
の有用な機能を果たす。その一つは、このような伸縮摺
動動作により乗員に過度の力を与えることを防ぎ、同時
に構造物内において低い力レベルで運動エネルギーを吸
収できることである。もう一つは、制限されて制御され
た離脱力により、かご12が乗場16付近にあるときに
駆動装置26の逆回転を必要とすることなく乗員がかご
扉22および昇降路扉18を開放できることである。こ
れが重要であるのは、ウオーム歯車またはウオームドラ
イブが逆に駆動できないことが多いためであり、また、
エレベータ・コードによる特別な条件下で一般に力を必
要とすることなく、手動でかご扉22および昇降路扉1
8を開放できるようにするものである。また、この入れ
子状の伸縮摺動動作が必要とされるのは、クランクアー
ムが、扉がクランクアームを回動できない中心にあると
き又はその中心を越えた付近にあるときに手動による扉
の再開放が必要とされるためである。
【0062】上述したように、本発明の実施例について
説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるもの
ではなく、種々の変形が可能である。また、本発明は、
エレベータドア装置に限らず、他のドア装置にも利用で
きる。
【0063】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、湾曲
した昇降路扉およびかご扉を使用することにより、狭い
昇降路に両引き戸を使用することができ、二速度片引き
戸に必要な保守およびサービスが不要になる。
【0064】また、かご扉を旋回軸によって支持するこ
とにより、しばしば整備が必要であり望ましくない騒音
源にもなるローラが不要になるとともに、損傷し易く、
ほこりがたまり易く、そのためローラの移動の妨げとな
る軌道も不要になり、ジブ(くさび)を使用する必要も
なくなり、ジブの溝内が粘着性になってその底部の溝に
たまったほこりや破片によって妨げとなることがなくな
る。
【0065】また、かご扉を旋回点の回りで開閉するこ
とにより、各々のかご扉に取り付けられた旋回アームを
開閉するために簡単な扉開閉装置を使用でき、複雑で損
傷し易いリンク機構のサービスおよび保守が不要にな
り、簡単で容易に保守可能で信頼性の高いエレベータド
ア装置にすることができ、かご室の敷居も不要になる。
【0066】さらに、かご扉を旋回軸によって支持する
ことにより、かご扉とかご部品との接触を最小にして、
摩擦、閉塞および騒音源を最小にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータドア装置の概略図。
【図2】図1の昇降路の概略図。
【図3】図1のエレベータのかごの平面図。
【図4】図1のエレベータのかごの底面図。
【図5】図1のエレベータのかご扉と昇降路扉の斜視
図。
【図6】図1のエレベータのかごの側面図。
【図7】ソレノイドを使用し、作動位置にある図1の扉
を連結する配置の概略図。
【図8】解除位置にある図7の扉を連結する配置の概略
図。
【図9】機械的装置を使用し、作動位置にある図1の扉
を連結する配置の概略図。
【図10】解除位置にある図9の扉を連結する配置の概
略図。
【符号の説明】
10…エレベータドア装置 12…かご 14…昇降路 16…乗場 18…昇降路扉 22…かご扉 26…駆動装置 30…ドアロック 34…乗場開口部 36…横木(まぐさ) 38…敷居 39…ガイド 40…第1の曲線状溝部 42…第2の曲線状溝部 54…軸線(原点) 56…前縁部 57…湾曲面部 58…後縁部 59…半径 60…補強リブ 62…支持ブラケット 64…第1の曲線状板 66…第2の曲線状板 78…ロッド 80…三自由度継手 82…リンク機構 86…背壁部 88…側壁部 90…前壁部 92…入口部 94…床部 96…天井部 98…かご側部 100…乗場側パネル 102…前縁フランジ 104…後縁フランジ 106…上部フランジ 108…底部フランジ 110…後縁部 112…前縁部 122…第1の旋回軸 124…第2の旋回軸 126…第1の支持アーム 128…第2の支持アーム 130…上わく 132…安全下わく 134…平行な部分 136…ジョッグ 138…軸受 140…扉開閉装置 142…リンク機構 144…可逆電動機 146…ウオームギア機構 148…駆動軸 150…クランクアーム 152…三自由度継手(玉継手) 154…ロッド 156…内側管 158…外側管 160…永久磁石 162…磁気素子 164…ベーン 166…チャネル 168…マウンティング 170…アクチュエータ 172…第1の長手方向縁部 174…第2の長手方向縁部 176…管 178…側壁部 182…内面部 184…外面部 186…上端面部 188…底端面部 190…取付ブラケット 192…付勢手段 194…板ばね 196…ソレノイド 198…機械的装置 200…剛性リンク 206…安定化手段 208…ピン 210…ラッチ 212…溝部 214…ラッチ 216…ばね 218…キャッチ 220…解放手段 221…フック 222…開口部 224…シート部 226…アーム 228…第1の当接板 230…軸 232…フランジ 234…シート部 236…第2の当接板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントワン フリッシュ フランス,パリ,リュ コメル 7 (72)発明者 エルヴ サリオ フランス,ギアン,リュ ド ラ ロワー ル 32 (72)発明者 サンジャイ カマニ アメリカ合衆国,コネチカット,ユニオン ヴィル,リドロード 67

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の曲線状断面を有する昇降路扉と、 第2の曲線状断面を有し且つ旋回軸に取り付けられてこ
    の旋回軸の回りを回動可能なかご扉と、 前記昇降路扉と前記かご扉を同時に開閉するために、前
    記昇降路扉と前記かご扉を連結する連結手段とからなる
    エレベータドア装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の曲線状断面と前記第2の曲線
    状断面が、共通の軸線からの半径によって規定されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のエレベータドア装置。
  3. 【請求項3】 第1の曲線状断面を有する昇降路扉と、 第2の曲線状断面を有し且つ前記昇降路扉と連動して同
    時に開閉するかご扉とからなるエレベータドア装置。
  4. 【請求項4】 第1の曲線状断面を有する1対の両引き
    昇降路扉と、 第2の曲線状断面を有する1対の両引きかご扉と、 前記昇降路扉と前記かご扉を同時に開閉するために、そ
    れぞれの昇降路扉とかご扉を連結する連結手段とからな
    るエレベータドア装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の曲線状断面と前記第2の曲線
    状断面が、共通の軸線からの半径によって規定されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のエレベータドア装置。
JP6268631A 1993-11-01 1994-11-01 エレベータドア装置 Withdrawn JPH07172741A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US146,667 1993-11-01
US08/146,667 US5505280A (en) 1993-11-01 1993-11-01 Elevator door system

Publications (1)

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JPH07172741A true JPH07172741A (ja) 1995-07-11

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JP6268631A Withdrawn JPH07172741A (ja) 1993-11-01 1994-11-01 エレベータドア装置

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EP (1) EP0650917A3 (ja)
JP (1) JPH07172741A (ja)
KR (1) KR950013966A (ja)

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EP0650917A3 (en) 1996-03-20
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