JPH07172546A

JPH07172546A - 連結装置

Info

Publication number: JPH07172546A
Application number: JP6253071A
Authority: JP
Inventors: Franz Gaertner; フランツゲルトナー
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1993-09-21
Filing date: 1994-09-21
Publication date: 1995-07-11
Also published as: DK0644132T3; GR3024424T3; ES2105440T3; EP0644132B1; DE59403098D1; DE4332072A1; EP0644132A1; US5509547A; ATE154326T1

Abstract

(57)【要約】【目的】衣料業における衣服の吊り下げ運搬に用いら
れるコンベヤ用連結装置であって、必要に応じて他のコ
ンベヤ装置との連結が防止される連結装置を提供する。【構成】コンベヤ装置は、ランナー又は類似の要素の
上に吊り下げられる支持レールからなり、支持管（７）
は保持装置として、支持ストラップ（１５）を介して前
記支持レールに可動に配されている。隣り合った支持管
（７）は、互いにかみ合う連結要素１及び２によって選
択的に連結する。隣り合う支持管（７）間の連結をゆる
めたり、連結するのを選択的に防止するために、ブロッ
キング装置（２０、２１）が配される。該ブロッキング
装置は、支持管端部に結合されたブロッキング部（２
２）からなり、それは、各結合要素（１、２）に割り当
てられている。また、該ブロッキング部は、ブロッキン
グ位置と、結合が阻止されていないゆるめられた位置と
の間で回転可能である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は連結装置に関し、特に、
衣料業における衣服の吊り下げ運搬に用いられるコンベ
ヤ装置用連結装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】本発明と同様の連結装置は、ドイツ特許
第３，３１８，３８１Ｃ２に開示されている。この特殊
な連結装置は、薄い帯状の材料からなると共に、前方に
伸びるサポートウェブ及び該ウェブに隣接する湾曲ウェ
ブを有する。ここで、前記湾曲ウェブの円弧は支持管の
縦軸に向けて内側に曲がっており、曲線の頂点は、前記
縦軸とサポートウェブの間に位置している。

【０００３】このようにして、連結要素は、互いに連結
すべき昇降要素の支持管に関し、鏡像関係をなすように
配置され、連結要素の各曲線の頂点は、互いに横方向に
オフセットするように配置される。湾曲した各ウェブ
は、球状に構成されることが好ましい。この公知の連結
装置は、極めて多くの実用に供されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、上記の連結装置を必要に応じて他のコンベヤ装置と
連結できないようにすることにある。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
衣料業における衣服の吊り上げ運搬に用いられるコンベ
ヤ装置用の連結装置の該コンベヤ装置が、ローラーを装
備した支持ストラップを吊り下げるランナー又は同様に
吊り下げられる支持レールからなり、該ローラーは支持
レールにしっかり固定されて支持ストラップを吊り下
げ、該支持ストラップは支持管或いは類似の保持装置を
通し、互いに接続可能に隣り合う支持管端部の間に配さ
れている連結装置において、連結要素（１、２）が細長
形状の薄い材質からなる通常の形式であると共に、前方
に伸びたサポートウェブ（４）、及び、それと隣接する
湾曲ウェブ（６）を有し、該湾曲ウェブ（６）の円弧が
縦軸（５）に向かって内側に曲がっており、曲線の頂点
（１０）が前記縦軸（５）とサポートウェブ（４）の間
に位置すること、及び、隣り合う支持管（７）の間の連
結を選択的に阻止したり自由にすることのできるブロッ
キング装置（２０、２１、４０、４１、５０、５１）が
設けられ、該ブロッキング装置が、各支持要素に割当て
られ支持管端部に接続されるブロッキング部（２２、４
２、５３）から成り、該ブロッキング部が、隣り合う支
持管７の湾曲するウェブ（６）が、それが連結するよう
に割り当てられる連結要素（１、２）の底部ウェブ
（３）の後ろでかみ合う前に、ブロッキング部（２２、
４２、５３）のブロッキング面（３５）に突き当たるブ
ロッキング位置と、連結を妨げない自由位置との間で回
転可能であること、並びに、ブロッキング部（２２、４
２、５３）の回転配置がブロッキング位置及び自由位置
にパチンと納まるように構成されていることを特徴とす
る連結装置によって達成された。本発明の有利な態様は
従属項に開示されている。

【０００６】次に本発明を図に従って詳述する。本発明
の連結装置は、２つの、比較的広いフック形状をした連
結要素１及び２から成っている。これらの連結要素は、
一枚の金属帯形に一体に構成されており、上から見た場
合には、平らな底部ウェブ３、前方に直角に曲がったサ
ポートウェブ４及び該サポートウェブに隣接すると共に
支持管７の縦軸に向けて内側に曲げられて湾曲した連結
ウェブ６とから成っている。

【０００７】連結要素１，２は、支持管７の前面に、底
部ウェブ３によって固定される。ここで、前記支持管
は、前後左右に回転できるような連結手段８を介して、
Ｖ形のサポートストラップ１５の上に吊り下げられてい
る。Ｖ型サポートストラップ１５の各自由端には、ロー
ラー１６が回転可能に配されている。支持管７、ローラ
ー１６を有するサポートストラップ１５、及び、連結要
素８は、特に、衣料業における衣服の吊り下げ搬送に使
用するコンベヤー装置を形成する。

【０００８】コンベヤ装置は、ランナー又は類似の要素
から吊り下げられる支持レールからなり、該レールから
ローラー１６を有するサポートストラップ１５が吊り下
げられる。ここで、ローラー１６が支持レールにしっか
りと抱きついて、サポートストラップ１５が吊り下げら
れ、該サポートストラップの中を支持管、又はそれと類
似する保持装置が通る。このとき、互いにかみ合う連結
要素１，２は、隣り合う支持管端部（ドイツ特許第１，
９４０，２５６号参照）の間に配される。

【０００９】連結要素１及び２は、支持パイプの直径及
び／又は厚み程度に構成されるが、少くとも、適度の走
行面及び／又は滑走面を形成するのに十分な巾を有する
ことが好ましい。湾曲ウェブ６の巾を底部ウェブ３の巾
より小さくし、湾曲ウェブ６の曲線の頂点１０を縦軸５
とサポートウェブ４の間、即ち、中心からずれた位置に
配すことが実用的である。

【００１０】このように、湾曲ウェブ６の半径を底部ウ
ェブ３の巾の半分以下とすることによって、湾曲ウェブ
６は、この円の一部を形成する。この結果、湾曲ウェブ
６の円弧の中心もまた、中心からはずれた位置に配され
ることになる。湾曲ウェブ６の自由終端部１１は、図示
されるように、ウェブ６が半円の円弧を形成するように
底部ウェブ３の方に曲げられている。側面から見ると、
自由終端部１１は円弧の形になっており、この端部の円
弧は、湾曲ウェブ６の形状構造と相俟ってドーム形の円
弧を形成する。

【００１１】サポートウェブ４及び湾曲ウェブ６の円弧
９の長さは、曲線の頂点１０と底部ウェブ３の間の距離
が、開口を通して、他の連結要素の湾曲ウェブ６を横か
ら押し込むのに十分な距離となるように設定される。サ
ポートウェブ４と反対側の底部ウェブ３の端部には、横
向き且つ外側に向けて、スライディングウェブ１２が配
される。このとき、円弧９とスライディングウェブ１２
との間には、他の連結要素の湾曲ウェブ６を挿入し得る
開口が残る。

【００１２】連結要素１及び２は、互いに結合されるコ
ンベヤ装置の支持管上に鏡像関係となるように配され、
それによって、各コンベヤ装置が一本の線状支持レール
に吊り下げられた場合には、各支持管７の縦軸５は互い
に同一直線に揃えられる。従って、それぞれの曲線の頂
点１０は互いに横方向にオフセットするが、例えば支持
管７が矢印１３の方向に移動すれば両者の円弧９は互い
に接触する。このように、円弧９の外側は互いに滑り合
うことができる。また、支持管７は揺動可能に吊される
ので両端矢印１４の方向に移動することができ、円弧９
が通常の揺動に落ち着いて、それぞれの軸が揃ったとき
に当初の位置に戻る。

【００１３】支持管７の連結状態における連結要素８同
士の距離は、隣り合う連結要素１と２の曲線の頂点１０
が、コンベヤ装置が停止している時の縦軸５の方向で互
いに重なり合うように選ばれる。湾曲ウェブ６の半径
は、コンベヤ装置が搬送軌道上を引っ張られて移動する
場合に、かみ合うことなく、一方の湾曲ウェブの自由端
１１が他方の湾曲ウェブの内面を確実に滑べるように選
ばれる。

【００１４】また、コンベヤ装置が搬送軌道上を押され
て移動し、連結要素１の湾曲ウェブ６が他方の連結要素
２の底部ウェブ３と衝突する場合に、底部ウェブ３とサ
ポートウェブ４の間にできる角に自由端11が引っかかる
ことがないように、円弧９の半径と長さを互いに適応さ
せても良い。更に自由端１１の曲率半径は、それぞれ隣
り合う連結要素の湾曲ウェブ６の内面を上向きか下向き
の勾配で滑らかに滑べることができるように選定され
る。このように、連結要素１と２は、支持管７が水平方
向と鉛直方向に揺れる場合に、幅広い動作範囲を有した
関節のように協同する。

【００１５】連結要素１と２は，二つの連結要素が互い
に接触する際に、ウェブ４とウェブ６が弾力あるいは反
発力のある緩衝器の如く振舞うことができるように、弾
力のある薄い鋼鉄ウェブかプラスチックから作られる事
が望ましい。スライディングウェブ１２は他方の連結要
素が接続過程で外側に過度に揺れることを防止する。こ
れが、円弧９がいったん互いに接触した時に、湾曲ウェ
ブ６がスライディングウェブ１２に対して既に曲ってい
るように、スライディングウェブの長さが選定される理
由である。

【００１６】湾曲ウェブ６は、互いに滑べり合う円弧９
と１１の間の摩擦抵抗が低くなるように、球状に作られ
る事が望ましく、サポートウェブ４は縦軸５に対して並
行に伸びる事が望ましい。連結要素１と２はサポートウ
ェブ４と湾曲ウェブ６を備える必要があるが、底部ウェ
ブ３に関しては、連結要素１、２を支持管に固定する別
の構成が用意されるならば省略してもよい。本発明の連
結装置は、楽に連結する姿勢と連結を妨げる姿勢に切替
が可能なブロッキング装置を具備する。連結を妨げる姿
勢では、隣り合う二つのコンベヤ装置の連結要素１、２
の接続が効果的に妨げられる。

【００１７】本発明のブロッキング装置の最初の実施態
様を図１から図４に示す。この場合には、ブロッキング
装置２０、２１はブロッキング部２２を備えていおり、
そのブロックキング部は、例えばプラスチックからな
り、スライディングウェブ１２の自由端に結合されてい
る。表面２４と表面２５を互いに結び付けるブロッキン
グ部２２の表面２６の付近には、溝２３が設けられてい
る。

【００１８】この溝２３はブロックキング部２２の表面
２４に出口を有し、反対側の表面２５の付近まで延びて
レバーアーム２７を構成する。レバーアームは溝２３の
下部領域を介してブロックキング部２２の残り部分とし
っかりと連結されている。また、溝２３の表面２４の出
口付近で、溝２８がレバーアーム２７を貫通する。溝２
８は溝２３に対して直角に延びると共に溝２３に出、レ
バーアーム２７の自由端に、つまみあるいはレール２９
を定める。また、溝２８は本質的にＵ形断面に構成され
るが、つまみ２９もしくはつまみ２９の内側と隣り合う
溝２８の側壁は、つまみ２９の外側表面に向かって横方
向に伸びる。

【００１９】スライディングウェブには、その自由端
に、その外側の縁３０付近に長方形の窪み３１が設けら
れている。窪み３１の長辺はスライディングウェブ１２
の中央縦軸３２に対して直角を成し、該中央縦軸３２は
これら長辺の中央を貫通する。ブロックキング部２２
は、レバーアーム２７のつまみ２９が窪み３１にかみ合
うように、スライディングウェブ１２の自由端に取り付
けられる。

【００２０】一方、スライディングウェブの窪み３１と
スライディングウェブの外側の縁部３０の間に位置する
ウェブ部分３４は、ブロッキング要素の横溝２８、及
び、該溝と反対方向に位置する溝２３の側壁３３の部分
とクランプ状にかみあっている。このクランプ状の連結
は、図１並びに図２〜４に示される、スライディングウ
ェブ１２上のブロックキング要素２２の、二つの安定位
置によって特徴づけられる。

【００２１】この２つの位置の間を、中央縦軸３２に対
して直角に伸びてウェブ３４を貫通する軸回りに回転さ
せて、ブロックキング要素２２を調整することができる
が、両安定位置はクランプ状連結のぱちんと締まるよう
な接続によって特徴づけられる。ブロックキング要素２
２の両安定位置へのぱちんと締まる接続は、差引９０°
異なるブロッキング部２２の２つの位置で、四角形状の
ウェブ部分３４が横溝２８にぱちんと入ることによって
実現される。上記の過程においては、前記ウェブ部分３
４は横溝２８の底部と２次元的にかみ合う。

【００２２】図２〜図４に示したブロッキング位置で
は、隣り合うコンベヤ装置の連結要素の湾曲した連結ウ
ェブ６が、一方の連結要素が後ろ側から他方の連結要素
と接続する前にブロッキング部２２の衝突面３５と衝突
するように、ブロッキング部２２を、それぞれの連結要
素１、２の横に位置させる。このようにして、隣合うコ
ンベヤ装置の連結は効果的に妨げられる。一方、前述の
連結過程は、図 1に示すブロッキング部２２の位置で実
行される。この場合、連結要素は、それぞれ隣の連結要
素に関して、スライディング要素１２の後ろのスライデ
ィングストラップ１５の横に位置する。

【００２３】ブロッキング部の他の構成例を図５〜図７
に示したが、図の理解を分かりやすくするために、図１
〜図４に示すブロッキング部の要素と対応する同一の要
素については、番号を付さなかった。ブロッキング装置
４０、４１はブロッキング部４２からなり、該ブロッキ
ング部は、連結することのできる傾いた位置と、衝突前
の湾曲した連結ウェブ６の外形に対応したブロッキング
面４３で、隣り合う連結要素１、２の湾曲ウェブ６と衝
突してブロックされる位置との間で調整される。連結ブ
ロック４２は、共にそれと一体に構成された横方向に突
き出る平らなアーム４４及びアーム４４の反対側に位置
する短いアーム４５の二つのアームを有する。

【００２４】アーム４４と４５は直線的に伸びる溝４６
を有し、ブロッキング部４２は、アーム４４によって回
転可能にスライディングウェブ１２に取り付けられてい
る。この目的のために、アーム４４の自由端には、スラ
イディングウェブ１２に差しこまれるシャフト４７が突
き抜ける穴が設けられる。アーム４４の内面はスライデ
ィングウェブ１２の平面部分と接触している。ウェブ１
２の湾曲した外側縁３０は、スキー板の先端のように、
平面部分から連結要素１、２の湾曲ウェブの自由端縁１
１に向けて曲げられている。

【００２５】平なブロッキング要素アーム４４及び／又
はスライディングウェブの平面部分に対するスライディ
ングウェブ１２の縁部分の曲げ及び回転アーム４４上の
アーム４５の角度は、ブロッキング部４２がスライディ
ングウェブ１２の中央縦軸３２と平行に配置される図６
及び／又は図７のＡに示されるブロッキング位置にある
時に、スライディングウェブの曲がった終端部とアーム
４５の内面との間にストレスが生じないように、あるい
はストレスが殆ど生じないように選定される。

【００２６】ブロッキング要素４２をこの位置から回転
してはずすためには、回転動作を続けるに従い増大する
力が必要である。この力は、ブロッキング要素アームが
スライディングウェブ１２の曲がった端部にますます押
しつけられること、及び、ブロッキング要素４２がいっ
たん図５に示される待機位置及び／又は図７のＢによっ
て特定される位置をとって、ブロッキング要素アーム４
５がスライディングウェブ１２の曲がった端部から最終
的にはずれる迄、ブロッキング要素アーム４５は、弾性
構造を有するために、ある程度その押しつけ力を蓄える
ことができるということによって生ずる。

【００２７】この例のブロッキング装置でも、結合過程
に対するブロッキング位置と待機位置を表す安定な終端
位置ＡとＢは、ぱちんと締める手段によって実現でき
る。即ち、スライディング要素の曲がった端部からアー
ム４５を開放し、円弧３０の頂点に達したときにアーム
４５をゆるめればよい。短いブロッキング要素アーム４
５とスライディングウェブの曲がった端部とが接触する
と、その終端部を回転軸４７の外側、即ち、スライディ
ングウェブから離れる方向に向けて押すように、長いブ
ロッキング要素アーム４４に力が作用する。この力は保
持アームウェブ４４の回転連結を阻害するが、例えば、
回転軸４７上にあるスライディングウェブ１２の反対側
にあるウェブ４４とかみ合う圧力ばねによって補償され
る。

【００２８】本発明の三つめの実施態様は図８〜１２に
示す通りである。この場合にも、前記した実施態様と対
応する限り、符号は省略した。本ブロッキング装置５
０、５１も、パチンと締める過程を用いることによっ
て、連結を妨げる位置と楽に連結する二つの端部の安定
位置に達する、パチンと止まる装置として構成される。

【００２９】ブロッキング装置５０、５１は、好ましく
は、それぞれの連結要素の間に柔らかい衝突を保証する
ために、弾性のある材料から成る長方形のブロッキング
部５３を備えている。また、ブロッキング本体は鋼鉄製
であっても良く、各連結要素とかみ合う衝突面に弾性材
をコートしても良い。

【００３０】ブロッキング要素５３は、その一つの平な
面に、しっかりと固定されたばねバンド５４を備えてい
る。該ばねバンドはブロッキング要素５３から突き出
し、スライディングウェブ１２に、回転式に固定するた
めに役立つＵ形中央領域５４ａを有している．スライデ
ィングウェブ１２は、自由端の範囲内にスライディング
ウェブ１２の一つの横手の縁に出口を有すると共に、そ
の中央縦軸の方に延びてその中に入り込む長方形の窪み
を備えている。

【００３１】窪みの内側の縁からある距離離れて、スラ
イディングウェブの中央縦軸３２と平行に伸び、窪みを
横切るウェブ５６があり、該ウェブ５６は、ブロッキン
グ要素５３のための回転部材として役立つ、長方形の、
好ましくは四角形の断面を有し、ブロッキング要素５３
上のばね５４のＵ形中央領域５４ａ内を通過する。ブロ
ッキング要素５３は、スライディングウェブ１２（図１
２）の後ろ側の位置、即ち待機位置と、横手の９０゜離
れた（図９）位置の間で調整可能であるように、窪み５
５の巾よりわずかに小さくなっている。ブロッキング要
素がこの二つの位置に収まるのは、Ｕ形中央領域５４ａ
が回転軸５６を確実に取り囲み、及び／又は、Ｕ形中央
領域５４ａの直線部が軸５６の直線状端部とかみ合うこ
とによる。

【図面の簡単な説明】

【図１】連結状態にある本発明の連結装置の第１の例の
平面図。

【図２】ブロッキング状態にある本発明の連結装置の第
１の例の平面図。

【図３】本発明の連結装置におけるブロッキング装置の
第１の例の正面図。

【図４】図３のブロッキング装置の縦方向の断面図。

【図５】連結状態にある本発明の連結装置の第２の例の
平面図。

【図６】ブロッキング状態にある本発明の連結装置の第
２の例の平面図。

【図７】本発明の連結装置におけるブロッキング装置の
第２の例の正面図。

【図８】連結状態にある本発明の連結装置の第３の例の
平面図。

【図９】ブロッキング状態にある本発明の連結装置の第
３の例の平面図。

【図１０】本発明の連結装置におけるブロッキング装置
の第３の例の正面図。

【図１１】図１０におけるブロッキング装置の平面図。

【図１２】図１０におけるブロッキング装置の断面図。

【符号の説明】

１、２連絡要素３底部ウェブ４サポートウェブ５縦軸６湾曲ウェブ７支持管８連結手段９円弧１０曲線の頂点１１自由終端部１２スライディングウェブ、保持アーム１５支持ストラップ１６ローラー２０、２１、４０、４１、５０、５１ブロッキング装
置２２、４２、５３ブロッキング部２３溝２４、２５ブロッキング部の表面２７レバーアーム２８横溝２９つまみ３０スライディングウェブの外側の縁３１窪み３２スライディングウェブの中央縦軸３３溝２３の側壁３４ウェブ部分３５ブロッキング（部の衝突）面４４保持アームウェブ５４バネバンド５４ａＵ字型中心部５６四角回転軸

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】衣料業における衣服の吊り上げ運搬に用
いられるコンベヤ装置用連結装置の該コンベヤ装置が、
ローラーを装備した支持ストラップを吊り下げるランナ
ー又は同様に吊り下げられる支持レールからなり、該ロ
ーラーは支持レールにしっかり固定されて支持ストラッ
プを吊り下げ、該支持ストラップは支持管或いは類似の
保持装置を通し、互いに接続可能に隣り合う支持管端部
の間に配されている連結装置において、連結要素（１、
２）が細長形状の薄い材質からなる通常の形式であると
共に、前方に伸びたサポートウェブ（４）、及び、それ
と隣接する湾曲ウェブ（６）を有し、該湾曲ウェブ
（６）の円弧が縦軸（５）に向かって内側に曲がってお
り、曲線の頂点（１０）が前記縦軸（５）とサポートウ
ェブ（４）の間に位置すること、及び、隣り合う支持管
（７）の間の連結を選択的に阻止したり自由にすること
のできるブロッキング装置（２０、２１、４０、４１、
５０、５１）が設けられ、該ブロッキング装置が、各支
持要素に割当てられ支持管端部に接続されるブロッキン
グ部（２２、４２、５３）から成り、該ブロッキング部
が、隣り合う支持管７の湾曲ウェブ（６）が、それが連
結するように割り当てられる連結要素（１、２）の底部
ウェブ（３）の後ろでかみ合う前に、ブロッキング部
（２２、４２、５３）のブロッキング面（３５）に突き
当たるブロッキング位置と、連結を妨げない自由位置と
の間で回転可能であること、並びに、ブロッキング部
（２２、４２、５３）の回転配置がブロッキング位置及
び自由位置にパチンと納まるように構成されていること
を特徴とする連結装置。
【請求項２】ブロッキング面（３５）の輪郭が湾曲ウ
ェブ（６）の外形と等しい請求項１に記載された連結装
置。
【請求項３】ブロッキング部（２２、４２、５３）が
支持管端部から横方向に突きでる保持アーム（１２）に
連結する、請求項１又は２に記載された連結装置。
【請求項４】保持アーム（１２）が、底部ウェブ
（３）の反対側に位置する湾曲ウェブ（６）の端に、外
側且つ横向きに配されたスライディングウェブであると
共に、湾曲ウェブの円弧とスライディングウェブ（１
２）との間に、隣接する連結要素（１、２）の底部連結
ウェブ（６）が挿入され得るだけの間隔がある、請求項
１〜３に記載された連結装置。
【請求項５】レバーアーム（２７）を形成するような
溝（２３）が、ブロッキング部（２０）に、横方向に形
成されると共に、レバーアーム（２７）の自由端には、
溝（２３）の反対側の側壁に開口する、基本的にＵ字断
面形状をした横溝（２８）が設けられ、ブロッキング部
保持アーム（１２）の自由端に、四角形状で前記横溝
（２８）の側壁との間でクランプ式にかみ合う回転アタ
ッチメントが設けられた、請求項１〜４の何れかに記載
された連結装置。
【請求項６】ブロッキング部（４２）が、好ましくは
弾力性を有する保持アームウェブ（４４）を介して、保
持アーム（１２）に回転可能に結合され、該保持アーム
が、ブロッキング部の側面に位置する保持アームウェブ
（４４）の端部で、該保持アームウェブ（４４）の横方
向に伸びるブロッキング部（４２）の溝の中に保持アー
ムウェブ（４４）の回転面に対してある角度を成して伸
びる端部とかみ合うと共に、該保持アームには、保持ア
ーム（１２）の回転中心部にオフセットする湾曲した中
心部を有する、円形で外側に曲げられた端部が設けられ
ており、前記オフセットが、湾曲した端部が、円形の曲
げられた端部（ブロッキング装置のブロッキング位置）
の頂点方向に一度揃ったときに、最小の抗力で溝に案内
されるようになされ、ブロッキング装置の開放位置が、
曲げられた端部の横隣りの保持アームウェブの位置によ
って決定される、請求項１〜４の何れかに記載された連
結装置。
【請求項７】ブロッキング部（５３）が長方形であっ
て、Ｕ字型中心部（５４ａ）を有するバネバンド（５
４）を介して保持アーム（１２）の四角回転軸（５６）
上に配されていると共に、該四角回転軸が、保持アーム
（１２）の窪み（５５）内に配され、それによって、ブ
ロッキング部（５３）が、バネバンドの中心部（５４
ａ）が四角回転軸（５６）の回りに確実にかみ合わされ
る保持アーム両端の２つの位置の間で、回転することが
できる請求項１〜４の何れかに記載された連結装置。