JPH07172216A - 発進装置 - Google Patents

発進装置

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Publication number
JPH07172216A
JPH07172216A JP5354885A JP35488593A JPH07172216A JP H07172216 A JPH07172216 A JP H07172216A JP 5354885 A JP5354885 A JP 5354885A JP 35488593 A JP35488593 A JP 35488593A JP H07172216 A JPH07172216 A JP H07172216A
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JP
Japan
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clutch member
clutch
friction
load
transmission
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Pending
Application number
JP5354885A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Moroto
脩三 諸戸
Mutsumi Kawamoto
睦 川本
Masao Kawai
正夫 川合
Hideki Ariga
秀喜 有賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect

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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】エンジンの出力軸と変速装置の入力軸の断続を
行なう場合、同期機構に負担をかけず、かつショックが
少ないように滑らかに前記両軸を接続することができる
発進装置を提供する。 【構成】エンジンの出力軸と連結された第1クラッチ部
材は、係合のオン、オフ及びスリップを確保するための
クラッチであり、変速装置の入力軸と連結された第2ク
ラッチ部材は係合のオン、オフ専用クラッチである。第
1クラッチ部材と第2クラッチ部材は、トルク伝達部材
を介してのみ接合可能であるので、トルク伝達部材を介
して第1クラッチ部材と第2クラッチ部材との接続を遮
断すれば、第1クラッチ部材がスリップを生ぜしめるた
めに重量のある機構や材料を使用したことによりイナー
シャが大きくなっても、第2クラッチ部材は、そのイナ
ーシャの影響を受けることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用発進装置に関
し、詳しくは、エンジンの出力軸と変速装置の入力軸と
を断続する発進装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用手動変速装置においては、手動変
速装置において変速操作をする場合、エンジンとギアボ
ックスの間のトルク伝達を切り離す目的で発進装置がエ
ンジンと変速装置との間に設けられている。このような
発進装置は、主としてクラッチ機構により構成され、一
般には乾式単板摩擦材を相手側に押しつけたり離したり
することで、エンジン側と変速装置側との断続を行なっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記摩擦材
を摩擦係数が高いものとした場合、摩擦材を滑らせなが
ら接続させにくく、例えば、接続が急激に生じる。この
ため、エンジン回転及び変速装置の入力回転数差を円滑
に解消しづらく、接続時にショックが発生しやすくな
る。一方、滑らせながら接続を行なうためには、摩擦材
の摩擦係数を低くする必要がある。摩擦係数を低くした
場合、1枚当たりのトルク容量が小さくなるため、単板
で処理することができず、多板化、複数化する必要があ
る。
【0004】しなしながら、変速装置へトルクを入力す
る摩擦材を多板化すると、多板化に伴う重量増により変
速装置の入力軸側のイナーシャが大きくなり、変速装置
の同期機構(例、コーンシンクロ機構)への負担が大き
くなって、同期するために要する時間が極めて長くなる
という問題点があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みて案出されたも
ので、エンジンの出力軸と変速装置の入力軸の断続を行
なう場合、同期機構に負担をかけず、かつショックが少
ないように滑らかに前記両軸を接続することができる発
進装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、エンジンの出力軸と変速装置の入力軸とを断続する
発進装置において、前記エンジンの出力軸に連結された
第1クラッチ部材と、前記変速装置の入力軸に連結され
た第2クラッチ部材と、前記第1クラッチ部材及び第2
クラッチ部材間にこれらの両部材と相対回転可能に介在
し、前記第1クラッチ部材と接合する接合力が低い第1
接合面と前記第2クラッチ部材と接合する接合力が高い
第2接合面とを備えたトルク伝達部材と、 前記第1接
合面及び前記第2接合面に対し一体的に荷重を付与し、
又は、解除する荷重付与手段を備えることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明によれば、エンジンの出力軸と変速装置
の入力軸との接続は、荷重付与手段によって、第1接合
面及び第2接合面に一体的に荷重が付与され、トルク伝
達部材を介して第1及び第2クラッチ部材間が接続する
ことによって行われる。
【0008】即ち、トルク伝達部材を介して第1及び第
2クラッチ部材間が接続する際、一体的に荷重が加わる
と、まず、接合力が高い第2接合面が接合を開始し、接
合完了後、接合力が低い前記第1接合面の接合が完了す
る。このため、第2接合面の接合完了の際には、第1接
合面の接合が完了していないので、第2クラッチ部材と
トルク伝達部材間の接続に起因した接続ショックは発生
しない。
【0009】さらに、エンジンの出力軸と変速装置の入
力軸との遮断は、荷重付与手段による第2接合面及び第
1接合面への荷重の一体的な付与が解除され、第2接合
面及び第1接合面の接合が開放されることにより行われ
る。即ち、第2クラッチ部材は、トルク伝達部材と分離
可能であるから、トルク伝達部材や第1クラッチ部材の
イナーシャには無関係である。従って、変速装置は第2
クラッチ部材のイナーシャ分のみの影響を受ける。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例に係る発進装置につ
いて説明する。図1は、本実施例に係る発進装置の断面
図、図2は、本実施例に係る発進装置を備えた動力伝達
装置の構成説明図である。
【0011】図2に示すように上記動力伝達装置は、エ
ンジンの出力軸と変速装置の入力軸との間を指令信号に
応じて断続する発進装置1と、並行する2軸の上に配設
された歯数比の異なる複数のギアセットの内から特定の
ギア比を任意に選択可能に構成された変速装置2と、該
変速装置2の出力回転を入力し、その入力回転を左右輪
に伝達すると共に左右輪の回転数差を許容する差動装置
3を含んでいる。尚、本実施例における変速装置2は、
図示しないモータがシフトフォークに夫々配設されてお
り、このモータを駆動することにより、シフトフォーク
が軸方向の所定位置に移動されて、任意のギア比の前進
及び後進を設定する。
【0012】(発進装置の説明)図1に示すように発進
装置1は、エンジンの出力軸(クランクシャフト)11
に接続された第1クラッチ部材12と、該第1クラッチ
部材12にボールベアリング13を介して相対回転可能
に支持されたトルク伝達部材14と、変速装置の入力軸
16の端部にスプライン結合した第2クラッチ部材15
と、レリーズベアリング20を介してトルク伝達部材1
4を作動させるレリーズフォーク21と、該レリーズフ
ォークを20を作動させるレリーズシリンダ30とを含
んでいる。
【0013】(第1クラッチ部材12の説明)第1クラ
ッチ部材12は、クラッチハブ120と、クラッチハブ
120に軸方向に周動自在にスプライン連結された2枚
の摩擦板131、132と、ダンパー122とを備えて
いる。又、第1クラッチ部材12は、フライホイール1
10とボルト111により共締めされている。
【0014】上記摩擦板131、132は、夫々金属製
の円環状のプレートの両側端面に低摩擦係数の摩擦材を
貼付して構成されている。摩擦板を複数有するのは、滑
らせる(スリップ領域を利用する)ことを前提としてい
るため、1枚当たりのトルク容量を大きくすることがで
きないので、全体としてのトルク容量を大きくするため
である。
【0015】(第2クラッチ部材15の説明)第2クラ
ッチ部材15は、1枚の金属製の円環状のプレートの両
側端面に高摩擦係数の摩擦材を貼付した摩擦板151及
びダンパー150を備えている。ここにいう高摩擦係数
とは、第1クラッチ部材12の摩擦材に比較していう。
この摩擦材は、実質的に滑らせることを目的とせず、オ
ン、オフを主目的とする。ダンパー(緩衝部材)150
はエンジンのトルク変動を平滑化するもので、3要素か
ら成っている。即ち、摩擦板151側に連結する部材
と、変速装置2の入力軸16側にスプライン連結する部
材と、該両部材の間に介挿されたスプリングとから成
る。エンジンからのトルクは、摩擦板151、ダンパー
150、入力軸16へと直列的にトルク伝導され、トル
ク変動に応じてダンパー150のスプリングが伸び縮み
する。
【0016】(接合力の設定)上記摩擦板151、13
1、132は、夫々、摩擦材の摩擦係数によって、接合
力を調整されている。後述するように、ダイヤフラムス
プリング172によってこれらの摩擦板には一体的に荷
重が加わる。又、リターンスプリング148、149の
弾発力の設定によっても、第2クラッチ部材15と第1
クラッチ部材12の夫々の接合力の大きさを調整するこ
とができる。
【0017】(トルク伝達部材14の説明)トルク伝達
部材14は一端が閉塞したクラッチドラム141を備え
る。該クラッチドラム141の内周にスプラインが形成
され、該スプラインに金属製のセパレート板142、1
43が嵌合されている。クラッチドラム141の解放端
にはクラッチカバー145が取付けられており、その内
周にはスプラインの歯が形成され、圧力板146が嵌合
されている。又、クラッチドラム141の閉塞壁とセパ
レート板142との間及びセパレート板142、143
の間には夫々リターンスプリング148、149が配設
されている。尚、トルク伝達部材14は、本実施例にお
いては、第1クラッチ部材12にボールベアリング13
を介して相対回転可能に支持されているが、ベアリング
を介して発進装置1のケーシングに相対回転可能に支持
するようにしてもよい。
【0018】クラッチカバー145の端面にはリベット
170が設けられる。該リベット170には椀状のダイ
ヤフラムスプリング172がワイヤーリング173、1
74によって挟持されて保持されている。ダイヤフラム
スプリング172は、レリーズベアリング20により一
端が当接され、他端はレリーズベアリング20の移動に
伴い(図示左右方向)、圧力板146と離接してこれを
押圧又は解放する。
【0019】レリーズフォーク21は、線状のリターン
スプリング213を備え、レリーズフォーク21の一端
部214が(図示左方向に)押されると、支持部材21
0を支点として、梃子(てこ)の原理で押圧力とストロ
ークを調整して、他端部215を(図示右方向へ)押
す。又、レリーズフォーク21の一端部214が(図示
右方向へ)引き戻されると、他端部215も同様に(図
示左方向に)引かれる。
【0020】レリーズシリンダ30はリターンスプリン
グ301と、ピストン302と、該ピストン302によ
り支持されたロッド303を有し、油圧によりピストン
302を作動させ、ロッド303により、レリーズフォ
ーク21の一端部214を押し引きしてレリーズフォー
ク21の他端部215を移動させる。
【0021】レリーズベアリング20は全体がケース上
にベアリングの回転軸方向(図示左右方向)に摺動自在
に支持される。レリーズフォーク21の一端部214が
ロッド303により押圧されていない状態では、レリー
ズベアリング20は、発進装置1のケースに取付けられ
た位置決め部材180と当接している。
【0022】この当接位置は、ダイヤフラムスプリング
172が圧力板146に対して与える付勢力を設定する
ものであり、その付勢力は、第1クラッチ部材12、ト
ルク伝達部材14、第2クラッチ部材15が接続され
て、エンジンの出力軸11と変速装置の入力軸16間が
十分にトルク伝達可能に接続されるだけの力に対応す
る。又、レリーズベアリング20には、レリーズフォー
ク21の他端部215と係止する係止部材181が取付
けられており、この係止部材181により、ダイヤフラ
ムスプリング172の内周端を移動させる力を伝達す
る。
【0023】レリーズフォーク21の一端部214がロ
ッド303により押圧されると、レリーズフォーク21
の他端部215は、ダイヤフラムスプリング172の弾
発力に打ち勝ちながら、レリーズベアリング20を図の
右方向に摺動させ、ダイヤフラムスプリング172の内
周端を移動させる。この内周端の(図示右方向への)移
動は、リベット170を支点として外周端が圧力板14
6から離れるように作用するため、ダイヤフラムスプリ
ング172の圧力板146への付勢力は軽減、解除する
方向に働く。
【0024】圧力板146への付勢力が軽減、解除され
ると、第1クラッチ部材12の摩擦係数の低い摩擦板1
31、132は、スリップしながら接続を解放する。続
いて、第2クラッチ部材12の摩擦板151の接続が解
放される。この摩擦板151は高摩擦係数のものであ
り、接続の解放は、ほとんどスリップすることなく行わ
れる。このとき、セパレート板143は、セパレート板
142を介してリターンスプリング148により、圧力
板146の方向へ移動する。尚、セパレート板143は
クラッチカバー145の端部に当接して、その圧力板1
46の方向への摺動位置を規制される。このようにし
て、第1クラッチ部材12、トルク伝達部材14、第2
クラッチ部材15の接続が遮断される。
【0025】次に、レリーズフォーク21の一端部21
4がロッド303により引き戻されると、レリーズフォ
ーク21の他端部215は、ダイヤフラムスプリング1
72の弾発力によって、(図の左方向に)移動する。ダ
イヤフラムスプリング172の内周端の移動は、ダイヤ
フラムスプリング172の外周端が圧力板146を押圧
するように作用し、ダイヤフラムスプリング172の圧
力板146への付勢力を増大する方向に働く。
【0026】ダイヤフラムスプリング172の圧力板1
46への付勢力が増大するに従って、圧力板146は、
摩擦板151、セパレート板143、摩擦板132、セ
パレート板142、摩擦板131を押圧する。このと
き、セパレート板143、142を介して、リターンス
プリング148、149が圧縮される。第2クラッチ部
材15の摩擦板151は高摩擦係数のものであり、摩擦
板151は、ほとんどスリップすることなく、圧力板1
46及びセパレート板143と接続する。一方、第1ク
ラッチ部材12の摩擦係数の低い摩擦板131、132
はスリップしながら接続する。このようにして、接続シ
ョックを生じることなく第1クラッチ部材12、トルク
伝達部材14、第2クラッチ部材15が接続される。
【0027】図3は、第2クラッチ部材15、トルク伝
達部材14、第1クラッチ部材12の接続部分を示す模
式図である。 (接続部分の構造の説明)図3に示すように、トルク伝
達部材14及び第1、第1クラッチ部材の接続部分は、
(図3左から)トルク伝達部材14にスプライン連結さ
れた圧力板146、第2クラッチ部材15の摩擦板15
1、トルク伝達部材14にスプライン連結されたセパレ
ート板143、第1クラッチ部材12の摩擦板132、
トルク伝達部材14にスプライン連結されたセパレート
板142、第1クラッチ部材12の摩擦板131、クラ
ッチドラム141の閉塞壁が順次配列され、クラッチド
ラム141の閉塞壁とセパレート板142との間にはリ
ターンスプリング148が配設され、セパレート板14
2、143の間にはリターンスプリング149が配設さ
れている。
【0028】(作動説明)ダイヤフラムスプリング17
2の圧力板146への付勢力Pが増大するに従って、圧
力板146は、摩擦板151、セパレート板143、摩
擦板132、セパレート板142、摩擦板131を押圧
する。このとき、セパレート板143、142を介し
て、リターンスプリング148、149が圧縮される。
このとき、リターンスプリング148のばね定数は、リ
ターンスプリング149よりも大きく、弾発力Pr2<
Pr3である。
【0029】(発進時)エンジンがアイドリングで回転
し、変速装置は、前進1速(前進時に最もギア段が低い
段)に設定されている。そして、エンジンの出力軸と変
速装置の入力軸とが接続されようとする場合である。車
両が停止中であるとすると、摩擦板151は静止してい
るので、付勢力Pが増大すると、即座に、圧力板14
6、摩擦板151、セパレート板143は接続する。こ
れによって、トルク伝達部材14と変速装置の入力軸1
6が、一体化して静止する。次に、付勢力Pがさらに増
大すると、リターンスプリング148、149が圧縮さ
れ始め、弾発力の小さなリターンスプリング149がま
ず圧縮され、摩擦板132とセパレート板143、14
2とが接続を開始し始める。この時、エンジンがアイド
リング状態であるとすれば、摩擦板132はアイドリン
グ回転数で回転しているので、スリップし始める。これ
に応じて、トルク伝達部材14にもトルクの伝達が開始
される。続いて、弾発力の大きなリターンスプリング1
48が圧縮され、アイドリング回転数で回転する摩擦板
131とセパレート板142とクラッチドラム141の
閉塞壁が接続を開始する。このようにして、エンジン回
転数が第1クラッチ部材を介して相対回転しながら、ト
ルク伝達部材14に伝達され、変速装置の入力軸16に
伝達される。
【0030】(変速時)変速装置の入力軸16とエンジ
ンの出力軸11が接続される場合は、発進時とほぼ同様
である。変速装置の入力軸16とエンジンの出力軸11
が接続が開放される場合は、接続される場合と逆に、ま
ず、第2ラッチ12の摩擦板131がまず開放され、次
に摩擦板132が次に開放され、最後に摩擦板151が
開放される。
【0031】(油圧制御回路の説明】図4は、レリーズ
シリンダ30を作動させる油圧制御回路の構成図であ
る。この油圧回路は、図に示すように、レリーズシリン
ダ30へ作動油圧を給送するマスタシリンダ510と、
該マスタシリンダ510を作動させる負圧作動装置52
0と、該負圧作動装置の負圧の大きさを可変制御する負
圧制御バルブ530と、負圧を供給する負圧バキューム
タンク540を含んでいる。マスタシリンダ510は、
シリンダ512内をピストン511がガイド棒515に
沿って軸方向に摺動することによりピストン511のス
トロークに応じた量の圧油をレリーズシリンダ30へ供
給する構成となっている。
【0032】負圧作動装置520は、該装置内を2つの
室(図示、A室,B室)に区分するダイヤフラム付きピ
ストン521と、該ピストンにより軸方向に付勢される
ロッド523と、リターンスプリング524と、ロッド
523の作動ストロークを検出するポテンショメータ5
26とを備えている。尚、ロッド523の作動ストロー
クの大きさは、ダイヤフラムスプリング172が圧力板
146を押圧する力の代用特性を示す信号として用いら
れる。該負圧作動装置520において、一方の室(A
室)は負圧制御バルブ530を介して負圧バキュームタ
ンク540に連通している。
【0033】インテークマニホールド545から供給さ
れる負圧は、一方向弁543を介して負圧バキュームタ
ンク540に貯蔵され、後述するコントロールユニット
の指令に応じて作動するデューティーソレノドを含む負
圧制御バルブ530によって、負圧を制御され上記A室
内の気圧を制御する。一方、ピストン521を介して形
成された他方の室(B室)は、エアクリーナを介して大
気圧に連通している。
【0034】コントロールユニットが負圧制御バルブ5
30に指令信号を送ると、これに対応してバルブ530
内のデューティーソレノドが作動して、A室内の気圧を
制御して,A室及びB室の気圧差によってロッドが摺動
する。このロッドの先端525は前記マスタシリンダ5
10のピストン511の先端と中間部を支点527とす
る連結棒528により連結されている。
【0035】A室内の気圧が大気圧よりも下降すると図
示右側にロッド523を引っ張るため、連結棒526は
マスタシリンダ510のピストン511を図示左側に押
して、レリーズシリンダ30に圧油を供給する。又、A
室内の気圧が大気圧になるとリターンスプリング524
及びレリーズフォーク21の一端部214の反力により
マスタシリンダ510のピストン511は図示右側に引
かれ、レリーズシリンダ30に供給された圧油をマスタ
シリンダ510に戻す。このようにして、レリーズシリ
ンダ30内の作動油圧量を制御して、レリーズフォーク
21の一端部214を押圧する力を制御している。
【0036】(コントロールユニットの説明)図5は本
実施例に係る発進装置のコントロールユニット700の
入出力構成を示す図である。コントロールユニット70
0は、コンピュータユニットを主体に構成され、そのイ
ンプットポートには、本実施例に係る動力伝達装置が搭
載された車両各部から車両の操作状況及び走行状況を示
す検出信号が入力されている。この検出信号としては、
例えば、運転者の指令信号(アップシフト、ダウンシフ
ト、ニュートラル、前進、後進等)、現在の変速段が何
速(例えば、2速)であるかを示すセレクトポジション
信号、アクセルの踏み込み量を示すアクセル開度信号、
車速信号、ブレーキペダルが踏み込まれているかどうか
を示すブレーキ信号がある。
【0037】又、コントロールユニット700のアウト
プットポートからは各種アクチュエータへの制御信号を
出力される。これらのアクチュウエータとしては、レリ
ーズシリンダ30の作動を制御する負圧制御バルブ53
0のデューティーソレノド701、変速装置2のシフト
フォークを動かすサーボモータからなるシフトアクチュ
エータ702、エンジン回転を制御するステッピングモ
ータからなるスロットルアクチュエータ703等があ
る。さらに、負圧制御バルブ530、シフトアクチュエ
ータ702、スロットルアクチュエータ703をフィー
ドバック制御するために夫々、ポテンショメータ71
1、シフトポジションセンサ712、エンジン回転数セ
ンサ713からの検出信号がコントロールユニット70
0のインプットポートに入力される。
【0038】図6は、本実施例に係る動力伝達装置が搭
載された車両のステアリングの外観を示す説明図であ
る。図6に示されるように、ステアリング800の中央
部の左右には、運転者が自己の意思を入力するための運
転指令ボタンが配設されている。運転者から見てステア
リング800の中央部右側には、前進を指令するFボタ
ン801と、後進を指令するRボタン802と、ニュー
トラル状態を指令するNボタン802が配置されてい
る。又、運転者から見てステアリング800の中央部左
側には、アップシフトを指令するアップシフトボタン8
04と、ダウンシフトを指令するダウンシフトボタン8
05が配置されている。
【0039】図7、図8は上記コントロールユニット7
00が運転者の運転指令信号を受けて各種アクチュエー
タを作動させる際の作動順序を示すタイムチャートの一
例である。図7に示すように、運転者によって前進を指
令するFボタン801が入力されると(S1001)、
第1クラッチ部材12及び第2クラッチ部材15が解放
される。即ち、レリーズフォーク21はダイヤフラムス
プリング172の付勢力を解除するように働き、これに
より、圧力板146とセパレート板143により挾持さ
れた摩擦板151の接続が解放され、又、第1クラッチ
部材12の摩擦板131、132もスリップしながら接
続が解放される。
【0040】次に、図示しないサーボモータによって、
変速装置2の第1速のギア段を選択するシフトフォーク
を予め定められた位置に動かす(S1002)。このよ
うにして、変速装置2において、第1速のギア段が選択
された後、第2クラッチ部材15のみが、まず接続され
る (S1003)。これは、ポテンショメータ526
から検出された電圧値によって第2クラッチ部材15の
みを接続するような押圧力をダイヤフラムスプリング1
72に付与するようにレリーズシリンダ30内の作動油
圧量を制御することにより実行される(S1004)。
次に、ブレーキペダルを踏んでいないことが検出され
(S1005)、さらにアクセルペダルが踏まれたこと
が検出される(S1006)と、レリーズシリンダ30
内の作動油圧量を制御することによって、第1クラッチ
部材12を滑らせながら接続させる(S1007)。
【0041】図8に示すように、運転者によって前進を
指令するアップシフトボタン804又はダウンシフトボ
タン805が入力されると(S1050)、第1クラッ
チ部材12及び第2クラッチ部材15が解放される(S
1052)。この点は図6のS1001と同様である。
次に、図示しないサーボモータによって変速装置2のシ
フトフォークを変速段を選択しない位置に動かすことに
より、ニュートラル状態を作り出す(S1053)。
【0042】その後、運転者によって入力されたアップ
シフトボタン804又はダウンシフトボタン805に対
応してシフトフォークを動かし、アップシフト又はダウ
ンシフトを行うのと同時にエンジン回転数を調整する
(S1054)。このエンジン回転数の調整はスロット
ルアクチュエータ703によって行い、この場合、スロ
ットルアクチュエータ703はアクセル開度信号に対応
しない。その後、第1クラッチ部材12及び第2クラッ
チ部材15が接続される(S1054)。この際、第2
クラッチ部材15はスリップさせることなく接続され、
第1クラッチ部材12は滑らせながら接続される(S1
056)。そして、スロットルアクチュエータ703は
アクセル開度信号に対応するように元に戻す(S105
7)。
【0043】(その他の実施例)以下、上記コントロー
ルユニット700がレリーズシリンダ30を作動させる
負圧制御バルブ530の作動を示す制御サブルーチンの
一部を示す。上記実施例と異なる点は、変速中において
もスロットルアクチュエータ703はアクセル開度信号
に対応する点であり、その他は、上記実施例と同様であ
る。
【0044】図9は、上記コントロールユニット700
がレリーズシリンダ30を作動させる負圧制御バルブ5
30の作動を示す制御サブルーチンの一部を構成するク
ラッチ荷重目標設定ルーチンを示す。このルーチンは運
転者によって、発進又は変速が指令され、その指令が完
了するまでの間、所定時間毎に行われる割り込み処理に
より起動されるルーチンである。
【0045】図示のように、センサから入力されたアク
セル開度θが読み込まれると(S1)、そのアクセル開
度に対応した油圧が設定される。即ち、アクセル開度θ
が全アクセル開度の5%以下であるときは、検出した車
速Vがゼロでない場合には目標クラッチ荷重Poを設定
値Psとする(S2、S3、S4)。この設定値Psは
第2クラッチ部材15が係合を完了し、第1クラッチ部
材12が係合を開始する際のクラッチ荷重に対応した値
である。一方、検出した車速Vがゼロでない場合にはア
クセル開度θが10%未満であるか否かを判断する(S
5)。10%未満である場合(即ち、アクセル開度θが
5%以上10%未満である場合)には、目標クラッチ荷
重Poのレジスタの値をPo+△P1をとする(S
6)。尚、目標クラッチ荷重Poのレジスタの値は初期
値として上記Psが入力されている。即ち、第2クラッ
チ部材15が係合を完了し、第1クラッチ部材12が係
合を開始する際のクラッチ荷重に対応した値が入力され
ている。
【0046】次に、目標クラッチ荷重Poがアクセル開
度θが5%以上10%未満であることに対応して設定さ
れた値P1に達すると、目標クラッチ荷重Poのレジス
タの値を最大値Pmaxとする(S7、S8)。目標ク
ラッチ荷重を最大値Pmaxとすることによって、クラ
ッチ荷重は最大となり、第1クラッチ部材12及び第2
クラッチ部材15は完全に接合されたことになる。又、
アクセル開度θが10%以上30%未満である場合に
は、目標クラッチ荷重Poのレジスタの値をPo+△P
2をとする(S9、S10)。そして、目標クラッチ荷
重Poがアクセル開度θが10%以上30%未満である
ことに対応して設定された値P2に達すると、目標クラ
ッチ荷重Poのレジスタの値を最大値Pmaxとする
(S11,S12)。さらに、アクセル開度θが30%
以上である場合には、目標クラッチ荷重Poのレジスタ
の中の値をPo+△P3をとする(S9、S13)。そ
して、目標クラッチ荷重Poがアクセル開度θが30%
以上であることに対応して設定された値P3に達する
と、目標クラッチ荷重Poのレジスタの値を最大値Pm
axとする(S14,S15)。
【0047】上記処理の中で、△P1<△P2<△P3
としている。これは、アクセル開度が大きいほど、運転
者の意思としては早期の係合を望んでいると考えられる
ことから、目標クラッチ荷重Poの立ち上がり方を大き
くするためである。又、P1<P2<P3である。これ
は、アクセル開度が大きいほど伝達トルクが大きく、従
って、完全に係合するためのクラッチ荷重も大きさを要
することから、第1クラッチ部材12とトルク伝達部材
14の係合が終了する前に、クラッチ荷重が最大とるこ
とによる係合ショックが発生しないようにするためであ
る。
【0048】図10は上記コントロールユニット700
がレリーズシリンダ30を作動させる負圧制御バルブ5
30の作動を示す制御サブルーチンの一部を構成するク
ラッチ荷重設定ルーチンを示す。尚、この荷重設定ルー
チンは、上記実施例すべてに適応される。
【0049】このルーチンも図9のルーチンと同様、運
転者によって、発進又は変速が指令され、その指令が完
了するまでの間、所定時間毎に行われる割り込み処理に
より起動されるルーチンである。このルーチンでは、ま
ず、ポテンショメータ526から入力されたクラッチ荷
重Pが読み込まれると(S51)、そのクラッチ荷重P
が目標クラッチ荷重Poと比較される(S53)。
【0050】比較の結果、クラッチ荷重Pが目標クラッ
チ荷重Poよりも小さいときは、クラッチ荷重が△Pだ
け高圧になるように、負圧制御バルブ530のデューテ
ィーソレノイドに与えるデューティ比を所定値大きくす
る(S55)。このようにして、クラッチ荷重Pが目標
クラッチ荷重Poに追随できるようにする。一方、クラ
ッチ荷重Pが目標クラッチ荷重Poよりも大きいとき
は、クラッチ荷重が△Pだけ低圧になるように、デュー
ティーソレノイドのデューティ比を所定値小さくする
(S57)。
【0051】(実施例の効果)本実施例によれば、ダイ
ヤフラムスプリング172の圧力板146への付勢力が
増大するに従って、まず、第2クラッチ部材15の高摩
擦係数の摩擦板151がほとんどスリップすることなく
係合する。次に、第1クラッチ部材12の低摩擦係数の
摩擦板131、132がスリップしながら係合して、第
1クラッチ部材12の係合が完了する。即ち、本実施例
においては、高摩擦係数の摩擦板151が係合してか
ら、低摩擦係数の摩擦板131、132がスリップしな
がら係合するため、係合ショックを生じることなく、エ
ンジンの出力軸(クランクシャフト)11と変速装置の
入力軸16を接続できる。
【0052】又、第1クラッチ部材12をスリップに適
するように多板化しても、変速が行われる際には、第2
クラッチ部材15は、トルク伝達部材14とは接続を遮
断されてるので、第1クラッチ部材12やトルク伝達部
材14のイナーシャによって、変速装置2のシンクロ機
構に負担を与えることがないので、極めて素早い変速の
完了が可能となる。
【0053】さらに、第1クラッチ部材15は、イナー
シャを考慮することなく、形状、構造、材質等を選択で
きるので、より耐久性の高い形状、構造、材質等が選択
可能となる。又、第2クラッチ部材15は、スリップを
考慮することなく形状、構造、材質等を選択できるの
で、よりイナーシャが少なく、耐久性の高い形状、構
造、材質等を選択、設計できる。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る発進装置
によれば、エンジンの出力軸と変速装置の入力軸の断続
を行なう場合、同期機構に負担をかけず、かつショック
が少ないように滑らかに前記両軸を接続することができ
る。即ち、本発明によれば、荷重付与手段により一体的
に荷重が第2接合面と第1接合面に加わるので、接合力
の低い第1接合面の接合が完了する以前に、接合力が高
い第2接合面の接合が完了するために、第2接合面の接
合によるショックが発生しにくく、接合力の低い第1接
合面の円滑な接合により全体の接続が完了するために接
続ショックが生ずることはない。
【0055】本発明によれば、第1クラッチ部材と第2
クラッチ部材間にトルク伝達部材が介在するため、荷重
付与手段による荷重の付与が解除され、第2接合面の接
合を解除すれば、第2クラッチ部材は、変速装置の入力
軸に連結された第1クラッチ部材およびトルク伝達部材
のイナーシャの影響を受けることが無くなる。このた
め、同期機構には第2クラッチ部材のみのイナーシャが
かかり、過度の負担が生じない。このため、変速装置の
シンクロ機構に負担を与えることがないので、極めて素
早い変速の完了が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る発進装置の断面図である。
【図2】該発進装置を備えた動力伝達装置の構成説明図
である。
【図3】実施例に係る、第1クラッチ部材15、トルク
伝達部材14、第2クラッチ部材12の接続部分を示す
模式図である。
【図4】レリーズシリンダ30を作動させる油圧制御回
路の構成図である。
【図5】本実施例に係るコントロールユニット700の
入出力構成を示す図である。
【図6】本実施例に係る動力伝達装置が搭載された車両
のステアリングの外観を示す説明図である。
【図7】コントロールユニット700が運転者の前進を
指令する指令信号を受けて各種アクチュエータを作動さ
せる際の作動順序を示すタイムチャートの一例である。
【図8】コントロールユニット700が運転者の変速を
指令する指令信号を受けて各種アクチュエータを作動さ
せる際の作動順序を示すタイムチャートの一例である。
【図9】コントロールユニット700がレリーズシリン
ダ30を作動させる負圧制御バルブ530の作動を示す
制御サブルーチンの一部を構成するクラッチ荷重目標設
定ルーチンを示す。
【図10】コントロールユニット700がレリーズシリ
ンダ30を作動させる負圧制御バルブ530の作動を示
す制御サブルーチンの一部を構成するクラッチ荷重設定
ルーチンを示す。
【符号の説明】
1 発進装置 2 変速装置 3 差動装置 11 エンジンの出力軸 12 第1クラッチ部材 14 トルク伝達部材 15 第2クラッチ部材 16 変速装置の入力軸 20 レリーズフォーク 30 レリーズシリンダ 131 摩擦板 132 摩擦板 142 セパレート板 143 セパレート板 146 圧力板 172 ダイヤフラムスプリング 526 ポテンショメータ 530 負圧制御バルブ
フロントページの続き (72)発明者 有賀 秀喜 東京都千代田区外神田2丁目19番12号 株 式会社エクォス・リサーチ内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンの出力軸と変速装置の入力軸とを
    断続する発進装置において、 前記エンジンの出力軸に連結された第1クラッチ部材
    と、 前記変速装置の入力軸に連結された第2クラッチ部材
    と、 前記第1クラッチ部材及び第2クラッチ部材間にこれら
    の両部材と相対回転可能に介在し、前記第1クラッチ部
    材と接合する接合力が低い第1接合面と前記第2クラッ
    チ部材と接合する接合力が高い第2接合面とを備えたト
    ルク伝達部材と、 前記第1接合面及び前記第2接合面
    に対し一体的に荷重を付与し、又は、解除する荷重付与
    手段と、 を備えることを特徴とする発進装置。
  2. 【請求項2】前記接合面の接合力は、接合面の摩擦係数
    により設定されることを特徴とする請求項1の発進装
    置。
  3. 【請求項3】前記接合面の接合力は、接合面に加わる荷
    重を調整する弾発部材により設定されることを特徴とす
    る請求項1の発進装置。
  4. 【請求項4】前記弾発部材は、スプリングであることを
    特徴とする請求項3の発進装置。
  5. 【請求項5】前記第2クラッチ部材は摩擦係数の高い摩
    擦板をもち、前記第1クラッチ部材は摩擦係数の低い摩
    擦板をもつことを特徴とする請求項1の発進装置。
  6. 【請求項6】前記第1クラッチ部材は複数の摩擦板をも
    つことを特徴とする請求項1の発進装置。
JP5354885A 1993-11-01 1993-12-25 発進装置 Pending JPH07172216A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5354885A JPH07172216A (ja) 1993-11-01 1993-12-25 発進装置
EP94929661A EP0727588A4 (en) 1993-11-01 1994-10-14 STARTING DEVICE
AU78636/94A AU7863694A (en) 1993-11-01 1994-10-14 Starting device
PCT/JP1994/001727 WO1995012768A1 (fr) 1993-11-01 1994-10-14 Dispositif de demarrage

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP05306978 1993-11-01
JP5-306978 1993-11-01
JP5354885A JPH07172216A (ja) 1993-11-01 1993-12-25 発進装置

Publications (1)

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Family

ID=26564938

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5354885A Pending JPH07172216A (ja) 1993-11-01 1993-12-25 発進装置

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JP (1) JPH07172216A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748997A (en) * 1996-01-26 1998-05-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Control method of a zoom lens camera

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748997A (en) * 1996-01-26 1998-05-05 Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha Control method of a zoom lens camera

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