JPH07171957A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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Publication number
JPH07171957A
JPH07171957A JP32067293A JP32067293A JPH07171957A JP H07171957 A JPH07171957 A JP H07171957A JP 32067293 A JP32067293 A JP 32067293A JP 32067293 A JP32067293 A JP 32067293A JP H07171957 A JPH07171957 A JP H07171957A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
drying device
openings
duct
recording apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32067293A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Morinaga
健一 森永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP32067293A priority Critical patent/JPH07171957A/ja
Publication of JPH07171957A publication Critical patent/JPH07171957A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インク液をフィルムや記録紙などの記録媒体
に吐出付着させて印字を行うインクジェットプリンター
等の記録装置に関し、製品が安価でかつコンパクトであ
り、また高速印字も可能となる記録装置を提供すること
を目的とする。 【構成】 インクを吐出させて印字された記録媒体
(6)のインクを定着させるための乾燥装置(20)を
設ける。また前記乾燥装置はファンを具えるファンモー
タ(22)と、該ファンモータに密着させて設けられた
ダクト(23)とから成る。また前記ダクトには複数の
開口(24)が穿設され、該開口から記録媒体の面上に
熱風などの送風が吹きかけられるように構成する。また
前記開口の周縁には突片(25)が設けられ、開口から
出る風向を一定方向に規制するように構成する。更に前
記乾燥装置(20)には風量調整機構(27)が設けら
れ、前記開口(24)から出る風量を調整可能に構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インク液を記録媒体に
吐出付着させて印字を行うインクジェットプリンター等
の記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェットプリンター等の記
録装置においては、フィルムや記録紙などの記録媒体に
印字部の印字ヘッドからインク液を記録面へ吐出付着さ
せることで、文字や図形などの印字を行うものである。
ところで、上記記録媒体として、例えばフィルムの場合
には表面がコーティング処理され発水性を有するものが
使用されており、インク液の吸収による定着性(インク
の乾燥)が悪く、また記録紙の場合にはあまり発水性が
なくむしろ吸水性が比較的良いが、インク液がにじみ易
いために定着性(インクの乾燥)が悪いという問題があ
った。
【0003】そこで、上記のようなインクの定着性を改
善するために、即ちインク液の乾く時間を稼ぐために、
記録媒体を受け台に落す前に一旦仮受け台の上に乗せ、
乾いた後で受け台に落すか、またはインク液の乾く時間
を考慮して印字速度を遅くするなどの処理を行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の記録装置では、記録媒体の受け台を開いたり閉
じたりする機構が大がかりとなり、部品点数が増えるこ
とで製品価格が高くなったり、製品の寸法も大きくなる
等の問題点があり、また印字速度を遅くすると印字の効
率が悪くなる等の問題点があった。
【0005】従って、本発明は上記事情を考慮してなさ
れたもので、製品が安価でかつコンパクトであり、また
高速印字も可能となる記録装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために、インクを吐出させて印字された記録媒
体のインクを定着させるための乾燥装置を設けたことを
特徴とするものである。また、前記乾燥装置は、ファン
を具えるファンモータと、該ファンモータに密着させて
設けられたダクトとから成ることを特徴とするものであ
る。また、前記ダクトには複数の開口が穿設され、該開
口から記録媒体の面上に送風が吹きかけられるように構
成したことを特徴とするものである。また、前記開口の
周縁には突片が設けられ、開口から出る風向を一定方向
に規制するように構成したことを特徴とするものであ
る。更に、前記乾燥装置には風量調節機構が設けられ、
前記開口から出る風量を調整可能に構成したことを特徴
とするものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る記録装置の好適一実施例
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の記録装置を
適用したインクジェットプリンター(1)の概略縦断面
図、図2は概略横断面図である。
【0008】先ず、(2)はインクジェットカートリッ
ジからなる印字部であり、インク液の吐出口を有する印
字ヘッド(3)を備え、キャリア部(2a)がリードス
クリュー(4a)とガイド軸(4b)との作用により、
上記印字部(2)を印字方向に摺道自在に設けられてい
る。そして、給紙カセット(5)に収納された記録媒体
である記録紙(単用の普通紙)(6)は、持ち上げレバ
ー(7)で持ち上げられ、セパレータ(8)で一枚ずつ
が給紙ローラ(9)で送られ、プラテンローラ(10)
で給送され、上記印字部(2)の印字ヘッド(3)で記
録紙(6)にインク液を吐出付着させて印字された後、
排出ローラ(11)(12)を介して排出口(13)よ
り排出されるようになっている。
【0009】このような構成に加えて、本実施例では記
録紙上のインク液を定着させるための乾燥装置(20)
が設けられており、電源部(21)等の内部温度が上昇
するような箇所に、ファンを具えるファンモータ(2
2)を配置し、それに密着させてダクト(導管)(2
3)が設けられているものである。このダクト(23)
は、上記した排出ローラ(11)の上側近傍まで延長さ
れ、記録紙(6)が通過する範囲に適宜に複数の開口
(24)が穿設され、排出ローラ(11)(12)から
出た記録紙(6)の紙面上に熱風などの送風が吹きかけ
られることにより、インク液の乾きが促進され、即ちイ
ンクが定着されることになる。更に、上記開口(24)
の周縁に切り起こしによる突片(25)をそれぞれ設け
ることで、風向を一定方向に規制でき、風向の乱れを防
止することができる。尚、(30)は外気を取り入れる
吸気口、(26)は空気を排出する排気口である。
【0010】以上、本発明の好適一実施例について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発
明の範囲を逸脱することなく種々の修正が可能であるこ
とは明白である。例えば、図2の空気の排気口(26)
を二重構造にし、該排気口(26)の穴の大きさが調整
できる調整機構(27)を設けても良い。この調整機構
(27)としては、例えば調整ツマミ(31)により格
子穴が回転し外側筺体(28)の穴(29)との開口範
囲を調整できるようにすることで、記録紙(6)上に吹
き出す風量が可変となり、周囲の環境条件(温度や湿度
など)や印刷図面の状況(黒ベタ画面の割合など)に応
じて調整できる。
【0011】以上の如く本実施例によれば、インクを吐
出させて印字された記録媒体(6)のインクを定着させ
るための乾燥装置(20)を設けたことにより、印字後
の記録媒体(6)に熱風などの送風が吹きかけられるこ
とになり、インク液の乾きが促進され、即ちインクが定
着されることになる。更に、上記乾燥装置(20)は簡
単な構造で実現できるので、製品が安価でかつコンパク
トであり、また高速印字も可能となる。また、本実施例
では、電源部(21)などの温まった空気をインク液の
乾燥用に利用しているので、専用の熱線ヒーターなどが
不要であり、また空気の流通により製品内部の温度上昇
を抑制させるという顕著な効果も奏するものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、イ
ンクを吐出させて印字された記録媒体のインクを定着さ
せるための乾燥装置を設けたことにより、印字後の記録
媒体に送風が吹きかけられることになり、インク液の乾
きが促進され、即ちインクが定着されることになる。更
に、上記乾燥装置は簡単な構造で実現できるので、製品
が安価でかつコンパクトであり、また高速印字も可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る記録装置の好適一実施例を適用
したインクジェットプリンターの概略縦断面図である。
【図2】 上記実施例の該略横断面図である。
【符号の説明】
(1)インクジェットプリンター(記録装置) (6)記録紙(記録媒体) (20)乾燥装置 (22)ファンモータ (23)ダクト (24)開口 (25)突片 (27)調整機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出させて印字された記録媒体
    のインクを定着させるための乾燥装置を設けたことを特
    徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記乾燥装置は、ファンを具えるファン
    モータと、該ファンモータに密着させて設けられたダク
    トとから成ることを特徴とする請求項1記載の記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ダクトには複数の開口が穿設され、
    該開口から記録媒体の面上に送風が吹きかけられるよう
    に構成したことを特徴とする請求項2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記開口の周縁には突片が設けられ、開
    口から出る風向を一定方向に規制するように構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の記録装置。
  5. 【請求項5】 前記乾燥装置には風量調整機構が設けら
    れ、前記開口から出る風量を調整可能に構成したことを
    特徴とする請求項3記載の記録装置。
JP32067293A 1993-12-21 1993-12-21 記録装置 Pending JPH07171957A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32067293A JPH07171957A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32067293A JPH07171957A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07171957A true JPH07171957A (ja) 1995-07-11

Family

ID=18124044

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32067293A Pending JPH07171957A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 記録装置

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JP (1) JPH07171957A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274525A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2012178800A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Seiko Epson Corp 印刷制御装置および印刷制御プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010274525A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Canon Inc インクジェット記録装置
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