JPH07171099A - 発光素子 - Google Patents

発光素子

Info

Publication number
JPH07171099A
JPH07171099A JP5319925A JP31992593A JPH07171099A JP H07171099 A JPH07171099 A JP H07171099A JP 5319925 A JP5319925 A JP 5319925A JP 31992593 A JP31992593 A JP 31992593A JP H07171099 A JPH07171099 A JP H07171099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
lamp body
lamp
light emitting
emitting element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5319925A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Noguchi
利昭 野口
Masato Toda
真人 戸田
Yukimine Kobayashi
至峰 小林
Takeaki Nakamura
剛明 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5319925A priority Critical patent/JPH07171099A/ja
Publication of JPH07171099A publication Critical patent/JPH07171099A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ランプ本体から発生する熱を効率的に放熱で
き、点灯不良、放熱不良を防止できる発光素子を提供す
る。 【構成】ランプ本体21の内部に前部電極26と後部電
極27および反射鏡25を備え、両電極にエネルギを供
給することにより光を発生し、この光を反射鏡25によ
って反射して出射窓24から出射するようにした発光素
子において、前記ランプ本体21の略全周を絶縁材で構
成し、この絶縁材の一部に前部電極26と後部電極27
接続する電極端子28,29を設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡等と光学的に
接続され、内視鏡に照明光等を伝送するための光源装置
に設けられる発光素子に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡は、操作部と挿入部とからなり、
挿入部には観察光学系、照明光学系等が内装されてい
る。照明光学系は操作部に接続されたユニバーサルコー
ドを介して光源装置に接続されている。光源装置には一
般にキセノンランプ等のランプが内蔵され、ランプから
照射される照明光が前記ユニバーサルコードを介して照
明光学系に導光される。
【0003】ところで、従来の光源装置は、図5に示す
ように構成されている。すなわち、1は光源装置本体で
あり、この本体1の内部にはランプハウス2が設けら
れ、この開口部には放熱グリル3aを有する開閉扉3が
設けられている。ランプハウス2の内部にはランプユニ
ット4が着脱可能に設けられ、このランプユニット4か
ら発生する照明光はソケット5に導かれる。したがっ
て、前記内視鏡のユニバーサルコード(図示しない)は
コネクタを介して前記ソケット5に接続される。
【0004】前記ランプユニット4は、図6に示すよう
に構成されている。ランプ6は例えばキセノンランプで
あり、ランプ本体7の前部にはカソード側の前部電極8
が、後部にはアノード側の後部電極9が設けられてい
る。そして、前部電極8には前部ヒートシンク10が取
付けられ、後部電極9は後部ヒートシンク11に取付け
られている。前部および後部ヒートシンク10,11は
アルミニウム等の放熱性に優れた材料によって形成さ
れ、周壁には放熱フィン10xが設けられている。
【0005】前部ヒートシンク10は、上部部材10a
と下部部材10bとに上下に2分割され、両者の接合部
には前部電極8を上下方向から挟持するための半円状の
切欠部からなる挟持部12が設けられている。また、上
部部材10aと下部部材10bはその一端側に設けたヒ
ンジ13によって上下方向に回動自在に連結され、他端
側には上部部材10aと下部部材10bをクランプする
クランプ具14が設けられいる。
【0006】後部ヒートシンク11は、一体成形品であ
り、中央部に後部電極9が嵌入される嵌合穴15が設け
られ、この嵌合穴15の底部にはねじ穴16が穿設され
ている。
【0007】そして、前部電極8に前部ヒートシンク1
0を取付ける際には、上部部材10aをヒンジ13を支
点として上方へ回動して開き、下部部材10bの挟持部
12に前部電極8を位置決めし、上部部材10aを下方
へ回動して閉じ、上部部材10aと下部部材10bをク
ランプ具14によってクランプする。一方、後部電極9
を後部ヒートシンク11の嵌合穴15に嵌入し、ねじ穴
16にランプ固定ねじ17を挿入し、六角レンチ等の工
具を用いてねじ込み、後部電極9と後部ヒートシンク1
1とを連結する。
【0008】このようにしてランプ本体7と前部および
後部ヒートシンク10,11を一体的に結合し、このラ
ンプユニット4を本体1のランプハウス2に収納して本
体1に対して固定する。この場合、前部および後部ヒー
トシンク10,11に貫通する複数本の締付けボルト1
8を締付けることにより本体1に対して固定することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光源装置のランプユニットは、前部および後部電極に対
する前部および後部ヒートシンクの取付け作業が面倒で
あるとともに、電極に対するヒートシンクの密着性が悪
く、ランプから発生する熱を効率的に放熱できないとい
う問題がある。
【0010】そこで、電気的接触は電極とヒートシンク
との接触部で、熱的伝導は電極とヒートシンクおよび電
極とヒートシンクとの間に塗布した放熱グリスによって
行っていたが、熱伝導部と電気接触部が共通であるた
め、ランプから発生する熱を効率的に放熱できない。し
たがって、ランプの点灯不良、放熱不良を招く恐れがあ
った。
【0011】この発明は、前記事情に着目してなされた
もので、その目的とするところは、ランプ本体から発生
する熱を効率的に放熱でき、点灯不良、放熱不良を防止
できる発光素子を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用】この発明は、
前記目的を達成するために、ランプ本体の内部に複数の
電極および反射鏡を備え、前記電極にエネルギを供給す
ることにより光を発生し、この光を前記反射鏡によって
反射して出射窓から出射するようにした発光素子におい
て、前記ランプ本体の略全周を絶縁材で構成し、この絶
縁材の一部に前記電極と接続する電極端子を設けたこと
にある。したがって、ランプ本体の全周をヒートシンク
によって覆うことが可能となり、放熱効果を向上させた
ことにある。
【0013】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図面に基づいて
説明する。図1は第1の実施例を示す。発光素子として
のランプ本体21は全体が絶縁材によって円筒状に形成
され、前部に放物面を有する凹陥部22が設けられてい
る。この凹陥部22は前面に開口部23を有しており、
この開口部23は石英ガラス等の透光板によって封止す
ることにより出射窓24が設けられている。
【0014】さらに、前記凹陥部22の内周面にはアル
ミニウム、銀等をコーティングすることにより反射鏡2
5が形成され、内部には例えばキセノンガスが封入され
ている。また、ランプ本体21の前部にはカソード電極
としての前部電極26が設けられ、後部にはアノード電
極としての後部電極27が設けられている。この前部電
極26および後部電極27はランプ本体21の軸心部に
位置し、先端部が凹陥部22の内部において離間対向し
て設けられている。
【0015】前部電極26は電極端子28に接続されて
おり、この電極端子28はランプ本体21の側面を貫通
して外部に突出しており、後部電極27はねじ部29a
を有する電極端子29に接続されており、この電極端子
29はランプ本体21の背面を貫通して外部に突出して
いる。
【0016】このように構成された発光素子は、ランプ
本体21の出射窓24を除く全周が放熱用のヒートシン
ク(図示しない)によって覆われている。そして、電極
端子28,29を介して前部電極26と後部電極27に
電圧を印加すると、電極間で放電し、発生した光は反射
鏡25によって反射され、その光はランプ本体21の前
面の出射窓24から出射される。
【0017】この場合、前部電極26は出射窓24から
出射される光を妨げないように出射方向に沿って幅広
く、出射方向に対面して薄肉に形成されている。したが
って、光を妨げることなく、電気的接触および熱伝導を
効率よく行うことができる。また後部電極27と接続す
る電極端子29はねじ部29aによって接続でき、電気
的接触および熱伝導を効率よく行うことができる。
【0018】さらに、電極端子28,29はその一部が
ランプ本体21から突出した構造であり、電極間に高電
圧が印加されても、周囲のヒートシンク、ランプハウス
等に高電圧が漏れるのを最小限に抑えることができ、安
全性を向上できる。
【0019】図2および図3は第2の実施例を示し、第
1の実施例と同一構成部分には同一番号を付して説明を
省略する。発光素子としてのランプ本体30は光透過性
のセラミック等の絶縁体によって一体に形成され、前面
にはランプ本体30と一体の出射窓31が形成されてい
る。また、前部電極26の電極端子28および後部電極
27の電極端子29はランプ本体30の側部に揃えて突
出し、配線の容易化を図っている。
【0020】また、ランプ本体30は出射窓31と対向
する部分に開口部32を有したヒートシンク33によっ
て覆われている。このヒートシンク33はアルミニウム
等によって一体に形成されており、前部および後部には
放熱フィン34が設けられている。
【0021】さらに、ヒートシンク33には電極端子2
8,29に対向してコネクタ接続口35が穿設されてい
る。一方、電源に接続される電力ケーブル36には絶縁
体37によって覆われたコネクタ38が設けられてお
り、このコネクタ38はコネクタ接続口35に挿入して
電極端子28,29に接続される。
【0022】この実施例によれば、第1の実施例と同様
の効果が得られるとともに、ランプ本体30が光透過性
のセラミック等の絶縁体によって一体に形成され、前面
にはランプ本体30と一体に出射窓31が形成されてい
るため封止部がなくなり、熱膨張等によって亀裂が生
じ、内部に封入したキセノンガス等が漏れる恐れがな
い。また、内部の反射鏡24を赤外線透過ミラー(ダイ
クロイックミラー)にし、熱を発生する赤外線をランプ
本体30の外部に放出できるため、ランプ本体30の発
熱を平均化もしくはランプ本体30で吸収させることが
できる。
【0023】また、この実施例によれば、電気的接続と
熱的接触を別々の構成にしたので、放熱むらが低減さ
れ、一層放熱性が向上するとともに、電気的接続不良も
低減できる。
【0024】図4は第3の実施例を示す。発光素子とし
てのランプ本体40は円筒状に形成され、前部にはカソ
ード電極としての前部電極41が設けられ、後部にはア
ノード電極としての後部電極42が設けられている。こ
の前部電極41および後部電極42は端面に向かって先
細のテーパ面41a,42aに形成されており、前部電
極41の前面には出射窓43が設けられている。
【0025】ランプ本体40の周囲にはヒートシンク4
4が設けられており、これは前部ヒートシンク45、後
部ヒートシンク46および両者間に介在された絶縁部材
47とから構成されている。
【0026】前部ヒートシンク45には前部電極41の
テーパ面41aと対応するテーパ面48aを有した貫通
孔48が設けられ、出射窓43から出射される光路を確
保している。後部ヒートシンク46にはランプ本体40
の外径よりやや大径の貫通孔49が設けられ、この内周
面には雌ねじ部50が形成されている。
【0027】貫通孔49には外周面に雌ねじ部50と螺
合する雄ねじ部51を有する押付け部材52が設けら
れ、この押付け部材52の先端部には後部電極42のテ
ーパ面42aと対応するテーパ面53aを有した凹陥部
53が設けられている。
【0028】したがって、ヒートシンク44にランプ本
体40を組込む場合、前部電極41を前部にしてランプ
本体40を後部ヒートシンク46の貫通孔49から挿入
する。次に、貫通孔49に押付け部材52を螺合し、そ
の凹陥部53によってランプ本体40を前方に押付ける
と、前部電極41のテーパ面41aが前部ヒートシンク
45のテーパ面48aに密着し、後部電極42のテーパ
面42aも押付け部材52のテーパ面53aに密着し、
ヒートシンク44とランプ本体40とが一体的に構成さ
れる。
【0029】この実施例によれば、前部電極41が前部
ヒートシンク45に、後部電極42が後部ヒートシンク
46にテーパ面41a,42aで密着するため、電気的
接触および熱的接触が確実となり、第1の実施例と同様
の効果が得られる。また、押付け部材52によってラン
プ本体40を固定することにより、組付け作業が容易で
あり、またランプ本体41の交換も容易となる。
【0030】なお、前記各実施例においては、キセノン
ランプ等の放電灯について説明したが、この発明は放電
灯に限らず、フィラメントを有する白熱球、ハロゲンラ
ンプおよび固体発光素子であるLED等にも適用でき
る。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ランプ本体の略全周を絶縁材で構成し、この絶縁材
の一部に電極と接続する電極端子を設けたことにより、
ランプ本体から発生する熱を効率的に放熱でき、点灯不
良、放熱不良を防止できる。しかも、絶縁材で覆うこと
により、電気的配線の絶縁方法に考慮する必要がなく、
構造の簡素化、小形化を図れるとともにコストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に係る発光素子の縦断
側面図、正面図および背面図。
【図2】この発明の第2の実施例に係る発光素子の縦断
側面図。
【図3】同実施例の発光素子をヒートシンクに組込んだ
状態の縦断側面図。
【図4】この発明の第3の実施例に係る発光素子をヒー
トシンクに組込んだ状態の縦断側面図および正面図。
【図5】従来の光源装置の斜視図。
【図6】同じく従来の光源装置の正面図および縦断側面
図。
【符号の説明】
21…ランプ本体 24…出射窓 25…反射鏡 26…前部電極 27…後部電極 28,29…電極端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 剛明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランプ本体の内部に複数の電極および反
    射鏡を備え、前記電極にエネルギを供給することにより
    光を発生し、この光を前記反射鏡によって反射して出射
    窓から出射するようにした発光素子において、前記ラン
    プ本体の略全周を絶縁材で構成し、この絶縁材の一部に
    前記電極と接続する電極端子を設けたことを特徴とする
    発光素子。
JP5319925A 1993-12-20 1993-12-20 発光素子 Withdrawn JPH07171099A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5319925A JPH07171099A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 発光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5319925A JPH07171099A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 発光素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07171099A true JPH07171099A (ja) 1995-07-11

Family

ID=18115771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5319925A Withdrawn JPH07171099A (ja) 1993-12-20 1993-12-20 発光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07171099A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7111972B2 (en) LED lamp with central optical light guide
US8384275B2 (en) Light emitting element lamp and lighting equipment
KR101375388B1 (ko) 튜브형 led 조명장치
JP4790058B2 (ja) 照明装置
EP0311124B1 (en) Therapeutic lamp for biostimulation with polarized light
US20060193130A1 (en) LED lighting system
US20040201990A1 (en) LED lamp
US20070091618A1 (en) High power led electro-optic assembly
JP4135485B2 (ja) 発光ダイオード光源及び発光ダイオード照明器具
JP2007273209A (ja) 照明器具、光源体
MX2010014517A (es) Lampara de elemento emisor de luz y equipo de iluminacion.
JP2007073478A (ja) ランプ
JP2004186277A (ja) Ledランプ
US10400982B2 (en) Light source module and lamp using the same
JPH07171099A (ja) 発光素子
JP2008512836A (ja) ハロゲンランプ
JP4119329B2 (ja) 光照射装置
JP3377577B2 (ja) 光源装置
WO1998014733A1 (fr) Ampoule
CN212298863U (zh) 灯具
US20180087762A1 (en) Lighting device with improved thermal performance spec
EA015530B1 (ru) Наружное высокомощное светодиодное осветительное оборудование
JPH07171100A (ja) 光源装置
JP6832523B2 (ja) 照明器具
CN206656166U (zh) 灯装置以及照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306