JPH07170567A - 携帯電話システム - Google Patents

携帯電話システム

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JPH07170567A
JPH07170567A JP6159014A JP15901494A JPH07170567A JP H07170567 A JPH07170567 A JP H07170567A JP 6159014 A JP6159014 A JP 6159014A JP 15901494 A JP15901494 A JP 15901494A JP H07170567 A JPH07170567 A JP H07170567A
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mobile phone
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wireless
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transmission line
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JP6159014A
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Inventor
Yutaka Fukushima
豊 福島
Tetsuo Takemura
哲夫 竹村
Shinichi Iwaki
慎一 岩城
Mitsuyoshi Hashida
光好 橋田
Masao Wanami
正雄 和波
Isao Shinpo
勲 新保
Mitsuhiro Wada
光博 和田
Hiroshi Utaki
浩史 卯瀧
Yoshihiro Kondou
由宏 近藤
Yoshinobu Yamamoto
善信 山本
Arata Nakakoshi
新 中越
Yumiko Watabe
由美子 渡部
Koichi Ota
紘一 太田
Hiroshi Kuwabara
弘 桑原
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Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Hitachi Ltd
Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯電話を利用した多種多様なサ−ビスを実現
する。 【構成】交換機等4に接続する無線基地局2に、無線に
て接続する携帯電話1が受信したデータは、誤り制御回
路270で誤り訂正された後、外部に接続したデータ端
末271に所定にインタフェ−スを介して送られる。一
方、データ端末より所定にインタフェ−スで送られたデ
ータは、携帯電話1より無線基地局2に送信される。た
とえば、データ端末271をホ−ムセキュリティ機器と
すれば、ホ−ムセキュリティ機器を外出先から制御する
ことができるのみならず、所定の契機で、ホ−ムセキュ
リティ機器が外出中の利用者が携帯している携帯電話に
発呼し、必要な情報等を、これに送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加入者線部分を無線化
した携帯電話を用いた公衆網の利用を実現する携帯電話
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話システムについては、「−特集
−進化するパ−ソナル通信」(NIKKEI COMM
UNICATIONS 1991.2.18、p52〜
72)に、1つの基本構想が記載されている。この構想
によれば、各携帯電話は、無線によるデジタル伝送路を
介してネットワ−クとに接続する。そして、この携帯電
話を用いることにより、各加入者は、ネットワ−クに接
続した他の携帯電話や一般電話と通話を行うことができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような携帯電話シ
ステムの最大のメリットは、端末である携帯電話の携帯
性にある。この携帯性より、加入者は、いつでもどこで
も好きなときに電話サ−ビスを利用することができるよ
うになる。しかし、望ましくは、このような携帯性によ
るメリットを、通常の電話サ−ビス以外にも拡張できれ
ば便利である。
【0004】そこで、本発明は、通話以外の多種多様な
サ−ビスをも提供することのできる携帯電話サ−ビスを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、無線伝送路を介して公衆網と接続する携帯電
話であって、無線伝送路を介して受信したデータの伝送
誤りを訂正する誤り制御手段と、無線伝送路を介して送
信するデータを入力し、誤り制御手段が誤りを訂正した
受信データを出力する外部データポ−トを有することを
特徴とする携帯電話を提供する。
【0006】また、無線伝送路を介して公衆網と接続す
る携帯電話であって、無線伝送路を介したデータの送受
信を行う無線制御部と、無線制御部が受信したデータの
伝送誤りを訂正する誤り制御手段と、外部装置との所定
の形式に従ったデータの入出力を行う外部データポ−ト
と、前記誤り制御手段が誤りを訂正した受信データを前
記所定の形式に変換して前記外部ポ−トより出力し、前
記外部ポ−トより所定の形式に従って入力したデータの
形式を前記無線制御部が受け取り可能な形式に変換し、
前記無線制御部が前記無線伝送路に送信するデータとし
て、前記無線制御部に送る手段とを有することを特徴と
する携帯電話を提供する。
【0007】また、さらに、交換機と、前記交換機と伝
送路を介して接続する、地域毎に設置された複数の無線
基地局と無線伝送路を介して前記無線基地局と接続する
携帯電話と、所定の契機で自動的に所定の携帯電話に発
呼し、自身の情報を伝達するホ−ムセキュリティ機器を
有することを特徴とする携帯電話システムを提供する。
【0008】また、交換機と、前記交換機と伝送路を介
して接続する、地域毎に設置された複数の無線基地局と
無線伝送路を介して前記無線基地局と接続する携帯電話
と、来客時に所定の携帯電話に発呼し、当該携帯電話と
の間の通話を可能とするドアホ−ンを有することを特徴
とする携帯電話システムを提供する。
【0009】
【作用】本発明に係る携帯電話システムによれば、たと
えば、携帯電話は、無線伝送路を介して受信したデータ
の伝送誤りを訂正し、外部装置との入出力インタフェ−
スに整合するように形式を変換し、外部データポ−トよ
り出力する。また、外部データポートより入力したデー
タを、無線伝送路を介して送信する。外部装置に、これ
により、無線伝送路を介した一般データの信頼度の高い
通信サ−ビスを提供することができる。また、このよう
な外部デ−タポ−トを携帯電話に持たせることにより、
ホ−ムセキュリティ機器等より、外出中の加入者の携帯
電話に、所定の契機で、ホ−ムセキュリティ情報等を自
動的に送信することができるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る携帯電話システムの実施
例について説明する。
【0011】まず、本実施例に係る携帯電話システム全
体の構成を説明する。
【0012】まず、図1に、本実施例に係る携帯電話シ
ステム全体の物理構成を示す。
【0013】図中、1は携帯電話(以下「PS」とい
う)、2は無線基地局(以下、「BS」という、3は基
地局制御装置(以下、「BSC」という)、4は加入者
交換機(以下、「LS」という)、5は中継交換機、
6、9は共通線、7はサ−ビスポイント(以下、「NS
P」という)、8はネットワ−クセンタである。
【0014】このようなシステムにおいて、各BS2は
それぞれ一定のエリアを担当する。PS1とBS2は無
線によって結ばれる。各PS1はBS2を介して自身の
位置をNSP7に登録する。NSP7は各PSの位置を
管理する。PS1は無線で、近くにあるBS2を用いて
発呼する。BS2は、PS1よりの発呼を受信すると、
これをBSC3を介してLS4に伝える。LS4はNS
P7に被呼側PSの位置を知らせ、NSP7より被呼側
PSまでのル−ティング情報を得て、呼を被呼側PSへ
ル−ティングする。
【0015】次に、本実施例に係る携帯電話システムに
おける通信の概念を図2に示す。
【0016】図示するように、本実施例に係る携帯電話
システムは、従来の固定有線端末を収容したネットワー
クに比べ次の特徴的機能を備えている。
【0017】位置登録 移動するPS端末の位置情報(端末に対して着呼があっ
た場合の呼出し点すなわち、ネットワーク内での無線ア
クセス機能へのアクセス点を端末の移動に伴い登録・管
理する機能である。
【0018】以下、このアクセス点を、「NRA:Netw
orkRoutingAddress」という。なお、この位置情報とし
て登録管理するNRAの単位としては、BS2単位とす
る方式とBS2群単位とする方式が考えられるが、本実
施例では、位置登録トラヒックを考慮しBS群単位とす
る。そして、複数のBSを一斉に呼出す機能を備える。
【0019】端末の認証 携帯電話システムでは、PS1が移動するするため、セ
キュリティの観点から、無線端末の加入者番号(PS
N)の他に端末を一意に特定できる機体番号(MSI)
による認証が必要となる。そこで、本実施例では、ネッ
トワーク内に端末認証を行う機能を備える。
【0020】個人と端末の対応関係の管理 着信者の所在地によらずに着信者との通信を行うために
は、個人毎に個人番号(PTN:PersonalTele-communi
cationNumber)を付与し、この個人番号により、着信者
との通信を行うことが望ましい。そこで、本実施例で
は、このために、個人と端末の加入者番号(PSN)を
対応付け管理する。なお、複数のPTNを1人の個人で
使用する形態も考慮する。
【0021】個人の認証 個人と端末の対応関係の管理を実現するためには、発
信者/着信者がその端末に対応付けられた個人本人であ
るか否かを検証することがセキュリティの観点から必要
となる。
【0022】ここで、以上の機能に必要な各エンティテ
ィ(実体)と各エンティティ間の関係をERモデルとし
て図3に示しておく。
【0023】次に、本携帯電話システムのネットワーク
部分の構成について説明する。
【0024】まず、ネットワ−クの論理構成を図4に示
す。
【0025】この構成は、従来の固定有線端末を収容し
たネットワークの各機能部(有線アクセス機能部43、
伝達機能部44、サ−ビス制御機能部45、サ−ビス管
理機能部46、ネットワ−クオペレ−ション機能部4
7、サ−ビスオペレ−ション機能部48)に無線アクセ
ス機能1部42と無線アクセス機能2部41を追加した
構成となっている。本実施例では、これらの機能を従来
から存在する有線アクセス機能43の下部に設ける構成
としている。既存のネットワ−クとの親和性を考慮した
ものである。また、無線アクセス機能1部と無線アクセ
ス機能2部の他の機能部についても、機能の追加もしく
は変更を行っている。
【0026】以下、各機能部について従来のネットワ−
クと異なる機能を説明する。
【0027】まず、無線アクセス機能2部41について
説明する。
【0028】無線アクセス機能2部41は、次の機能を
備えている。
【0029】一斉呼出し 無線区間のPCH(一斉呼出しチャネル)を用いたPS
の着呼時呼出 次に、無線アクセス機能1部42部について説明する。
【0030】無線アクセス機能1部42は、次の機能を
備えている。
【0031】無線回線制御 無線チャネルの空塞管理 無線端末データ管理 発信停止などの無線端末のデータ管理 端末認証 PSNとMSIの対応管理及び端末への認証手順の実施 一斉呼出 位置登録エリア内の無線終端機能の着呼時の一斉呼出し つぎに伝達機能部44に追加もしくは変更した機能を示
す。
【0032】番号翻訳ルーチング PSN番号の識別およびサービス制御へのアクセスと着
無線アクセスへのルーチング 次に、サ−ビス制御機能部45に追加もしくは変更した
機能を示す。
【0033】論理番号変換 PSNからルーチングアドレスへの変換 位置情報管理 位置登録信号によるル−チングアドレスの変更 料金明細 料金明細作成上の生情報(発着アドレス・課金指数・接
続時間など 作成 次に、サービス管理機能部46に追加もしくは変更した
機能を示す。
【0034】加入者データ処理 カスタマ制御等加入者に関するデータ(スクリニングな
ど)管理 料金明細 サービス制御からの情報に基づき料金明細の作成および
サービス オペレションへの転送 次に、サービスオペレーション機能部48に追加もしく
は変更した機能を示す。
【0035】料金管理 サービスオーダ 次に、ネットワークオペレーション機能部48に追加も
しくは変更した機能を説明する。
【0036】試験 無線アクセス、無線終端機能の試験および有線系との切
り分け試験 トラヒック 発着信・位置登録などのトラヒック測定 以上、ネットワ−クの論理構成を示した。
【0037】このような論理ネットワークを物理ネット
ワークにマッピングするにあたり、無線アクセス機能1
部42、無線アクセス機能2部41の配備方法として図
5に示す3形態が考えられる。
【0038】なお、図5は、各形態におけるBS2とL
S4とNSP等の接続関係を抜き出して示したものであ
る。
【0039】図5中aは、BS群の中から1つのBSを
親BS(BSM)とし、BSを制御する機能を親BSに
配備した形態である。なお、この形態において、既存の
LSを用いる場合、各BS3とLS4は直接接続される
ため、BS3のインタフェ−スとLS4のインタフェ−
スが異なる場合、LS4に速度変換・通信中チャネル切
替等の機能を設けることが必要になる場合がある。
【0040】図5中bは、LS4にBSを制御するため
のBS制御装置(BSC)を外付けする形態である。こ
の形態によれば、BS3とLS4とのインタフェ−スを
BSC3で整合できるので、既存のLSをそのまま用い
ることができる。
【0041】図5中cは、無線アクセス機能をLS交換
機内に併合する形態である。この形態によれば、既存の
LSをそのまま用いることはできないが、設備重複が少
ないという利点がある。
【0042】以下、既存のLSをそのまま用いることの
できる形態bを例にとり本発明に係る携帯電話システム
について説明する。また、形態bに用いる既存のLS4
にはISDN交換機を想定して説明する。なお、先に示
した携帯電話システムの全体構成(図1)もこの形態b
によったものを示している。なお、この場合、BS−B
SC間のネットワーク構成は、以下の各点を考慮し、B
Sの増設、移設が容易なネットワーク、または、大容量
BSを配置し、BS毎の必要に応じ必要なCH数を遠隔
制御で割当てられるネットワークを構築するようにする
のが望ましい。
【0043】携帯電話需要の飛躍的な伸び 駅、バスターミナル周辺や繁華街などの局在的高トラ
ヒック地域の存在 イベントなどによる一時的なトラヒック集中への対
応、(例えば大型展示会、スポーツ大会、コンサートな
ど) ここで、表1に、前記図4に示した各機能の形態bにお
ける物理的な位置を表1に示しておく。
【0044】
【表1】
【0045】さて、このような構成において、PS1に
対して呼接続制御(着呼処理等)を行うためには、PS
1は現在の在圏エリアの検出と、ネットワークに対する
登録(位置登録)を行う必要がある。前述したように、
本実施例では、NRAの単位をBS群単位としているの
で、PS1は、どのBS2群の担当するエリアにいるか
を検出し、検出したBS群の識別をネットワークに登録
する。
【0046】ここで、このような、位置登録は図6に示
すような方式によって行うことができる。
【0047】本実施例では、図6に示した方式のうち、
位置登録単位は前述したようにBS群単位とし、位置登
録の契機としては手動と自動の両方を併用し、BSC3
からLS4への位置登録信号送出契機はBS2より位置
登録を依頼された時点で即時に行い、NSP7のデータ
ベ−ス91には常時位置情報を記憶する方式を採用す
る。位置登録は、利用者の手動の指示により、PSが、
PSにおいて検出されたBSが発信した信号より、位置
を判定し、判定した位置の登録をBSに依頼することに
より行う。もしくは、自動的に、PSが、PSにおいて
検出されたBSが発信した信号より判定した位置が変化
再登録を必要な変化を示した場合に、判定した位置の登
録をBSに依頼することにより行う。
【0048】さて、このようにして、登録されたPS1
の位置情報は、NSP7によって管理される。NSP7
は、PSNからPSNに対応するPSまでの網内のルー
チングアドレス(NRA)を変換する。
【0049】次に、前述したように、本実施例ではLS
4として、ISDN交換機を想定している。したがい、
LS4とBSC3間のインタフェ−スはISDNに準拠
したIインタフェ−スである。また、これに適合するよ
うに、本実施例では、BS2とBSC3間もIインタフ
ェ−スとする。
【0050】なお、回線の有効利用を図る観点から、B
Sに、32kb/sADPCMと64kb/sPCMの変換器を備え、P
S1とBS間の通話チャネルは32kb/sADPCMとし、B
S2とBSC3間のIインタフェースで提供される2B
+Dのチャネルのうち、Bチャネルを分割使用(32kb
/sADPCM×2、16kb/sADPCM×2+32kb/sADPCM×1
等)し、BS2とBSC3間では、2B+Dで2回線分
以上の通話チャネルを確保するようにしてもよい。
【0051】さて、次に、このような各装置間のインタ
フェ−ス上での、プロトコルは、次のようになる。
【0052】まず、図7に、PS1−BS2、BS2−
BSC3、BSC3−LS4、LS4−NSP7間で準
拠するプロトコルを示す。
【0053】次に、位置登録のシーケンスを図8に、発
呼のシーケンスを図9に、着呼のシーケンスを図10
に、通話中チャネル切替のシーケンスを図11に、終話
・切断のシーケンスを図12に示す。
【0054】なお、通話中チャネル切替とは、通話中に
PS1が移動した場合等、PS1と通信するBS2を切
り替えるために行うものである。
【0055】さて、以上のようなシ−ケンスにより、公
衆網を介したPS間の呼の制御を実現することができ
る。
【0056】呼が確立されると、携帯電話同士、もしく
は、携帯電話と一般電話との間での音声通信が可能とな
る。しかし、携帯システムにおいては、一般のデータの
通信も可能であることが望ましい。
【0057】そこで、本実施例では、PS1にデータ端
末等の外部装置を接続可能とし、PS1を介した一般の
データ通信を実現する。
【0058】図13に、この場合にPS1とデータ端末
の構成を示す。
【0059】図中、270は誤り制御回路であって、P
S1とデータ端末271の間に接続される。誤り制御回
路270は、無線チャネルの誤り率を所定のレベル以下
に低減するために設けている。なお、誤り制御回路27
0はPS1に内蔵するようにしてもよい。また、誤り制
御回路270とデータ端末271間は、無線によって接
続するようにしてもよい。
【0060】以下、このようなPS1を介して行うこと
のできるデータ通信の例を挙げる。
【0061】パーソナルコンピュータ、ワードプロセ
ッサ、電子手帳間のデータ通信 PS1は、1チャネルあたり32kbpsのディジタル伝送
を行う。そこで、パーソナルコンピュータ、ワードプロ
セッサ、電子手帳間のデータ通信を行う場合、誤り制御
回路270とデータ端末271間のインタフェ−スとし
ては、R232C(10.2kbps)を用いる。
【0062】そして、音声通信では、ビットエラーレー
ト>10##の回線品質で充分であるが、データ伝送では
より良い伝送誤り率が要求されるので、RS232Cの
冗長分を誤り制御に割り当て、伝送誤り回路で伝送誤り
率を改善する。
【0063】ISDN端末(G4ファクシミリ、テレ
ビ電話など)との通信 G4ファクシミリ、テレビ電話などのISDN端末の伝
送速度は、通常1B=64kbpsであるため、データ通信
時、PS1は、音声通信用の32kbpsチャネル2つ
分の64kbpsでデータ伝送を行う。この64kbp
sのデータを、BS2は同一Bチャネルに乗せてBSC
4に送る。BSC4は、これをLS4に交換する。
【0064】しかし、画像伝送におけるドット単位の多
少の劣化であれば伝送誤りを許容できるが、制御信号な
どの場合には共用することができない。そこで、64kb
psのISDN端末と通信を行う場合は、再送によって誤
り訂正を行う。
【0065】なお、テレビ電話など即時性が要求される
場合には、誤り制御による冗長分を考慮して、PS1は
音声通信用の32kbpsチャネル3〜4分ででデータ
伝送を行うようにしてもよい。
【0066】無線LAN端末との通信 現在、種々の無線LANが提案されているが、無線LA
Nの端末とPS1は伝送速度が大きく異なることが予想
される。そこで、無線LAN端末との通信を行う場合に
は、速度差を吸収する機能を無線LAN、もしくは、ネ
ットワ−ク上に設けるようにする。
【0067】ホ−ムオ−トメ−ション機器との通信 ホ−ムオ−トメ−ション機器とPS1を接続するように
すれば、外出先からホ−ムオ−トメ−ション機器の制御
やホ−ムオ−トメ−ション機器からの連絡を受けること
ができる。
【0068】ドアホンとの通信 ドアホンと宅内のPSを接続し、来客時等に、自宅のド
アホンから宅内のPS1を介して外出中の加入者が携帯
しているPS1に自動発呼して接続することにより、留
守中の訪問客に外出先から応対できるようにすることが
できる。なお、この場合は、音声のみの通信となるの
で、前記誤り制御回路270は省略しても良く、また、
ドアホンと宅内のPSのインタフェ−スはアナログ音声
によるものとしてもよい。
【0069】最後に、図14に、生活圏での利用時を例
にとり、本実施例に係る携帯電話システムによって加入
者が享受することのできるサ−ビスを示す。
【0070】図示するように、加入者は生活圏でPS1
により、通常の電話と同様に通信を行うことができる
他、自宅の電話に着信した通信を外出中の加入者が携帯
しているPS1に転送することができる。なお、このよ
うな転送機能は転送を行うエリアに応じてLS4、BS
3、BS2に備えるようにするのが好ましい。
【0071】また、前述したように、自宅のドアホンか
ら宅内のPS1を介して外出中の加入者が携帯している
PS1に発呼して接続することにより、留守中の訪問客
に外出先から応対できるようにすることができる。な
お、このような発呼に対する交換機能は発呼を行うエリ
アに応じてBS3、BS2に備えるようにしてもよい。
【0072】また、前述したように、ホ−ムオ−トメ−
ション機器とPS1を所定の契機で接続するようにすれ
ば、外出先からホ−ムオ−トメ−ション機器の制御やホ
−ムオ−トメ−ション機器からの連絡を受けることがで
きる。
【0073】また、加入者の利用に供するために、町内
会の連絡やス−パマ−ケット内の宣伝用のサ−ビスチャ
ンネルを当該エリア内のBS2に開設するようにしても
よい。なお、このサ−ビスチャンネルを専用の無線チャ
ンネルとし、利用者のPS1が携帯者ののサ−ビスチャ
ンネルの受信指示によりこの専用チャンネルを受信する
ようにしてもよい。また、特定のPTNでの発呼に応じ
て発PSとの間のみにサ−ビスチャネルを開設するよう
にしてもよい。
【0074】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、通話以
外の多種多様なサ−ビスをも提供することのできる携帯
電話サ−ビスを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯電話システム全体の物理構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】携帯電話システムにおける通信の概念を示す説
明図である。
【図3】携帯電話システムのERモデルを示したモデル
図である。
【図4】携帯電話システムのネットワ−クの論理構成を
示す説明図である。
【図5】無線アクセス機能1部、無線アクセス機能2部
の物理配置を示すブロック図である。
【図6】携帯電話の位置登録の方式を示した説明図であ
る。
【図7】携帯電話システムが準拠するプロトコルを示し
た説明図である。
【図8】携帯電話システムの位置登録シ−ケンスを示す
シ−ケンス図である。
【図9】携帯電話システムの発呼シ−ケンスを示すシ−
ケンス図である。
【図10】携帯電話システムの着呼シ−ケンスを示すシ
−ケンス図である。
【図11】携帯電話システムのチャネル切り替えシ−ケ
ンスを示すシ−ケンス図である。
【図12】携帯電話システムの終話、切断シ−ケンスを
示すシ−ケンス図である。
【図13】PSとデータ端末の接続形態を示すブロック
図である。
【図14】携帯電話システムが利用者に提供するサ−ビ
スを例示した説明図である。
【符号の説明】
1 携帯電話(PS) 2 無線基地局(BS) 3 基地局制御装置(BSC) 4 加入者交換機(LS) 6、9 共通線 7 サ−ビスポイント(NSP) 8 ネットワ−クセンタ 61 SLT 271 データ端末 270 誤り制御回路 2980 ネットワ−クサ−ビスサポ−トポイント(N
SSP)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩城 慎一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 橋田 光好 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 和波 正雄 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 新保 勲 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 和田 光博 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 卯瀧 浩史 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 近藤 由宏 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 山本 善信 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 中越 新 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 渡部 由美子 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 太田 紘一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 桑原 弘 東京都港区虎ノ門2丁目3番13号 国際電 気株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線伝送路を介して公衆網と接続する携帯
    電話であって、無線伝送路を介して受信したデータの伝
    送誤りを訂正する誤り制御手段と、無線伝送路を介して
    送信するデータを入力し、誤り制御手段が誤りを訂正し
    た受信データを出力する外部データポ−トを有すること
    を特徴とする携帯電話。
  2. 【請求項2】無線伝送路を介して公衆網と接続する携帯
    電話であって、無線伝送路を介したデータの送受信を行
    う無線制御部と、無線制御部が受信したデータの伝送誤
    りを訂正する誤り制御手段と、外部装置との所定の形式
    に従ったデータの入出力を行う外部データポ−トと、前
    記誤り制御手段が誤りを訂正した受信データを前記所定
    の形式に変換して前記外部ポ−トより出力し、前記外部
    ポ−トより所定の形式に従って入力したデータの形式を
    前記無線制御部が受け取り可能な形式に変換し、前記無
    線制御部が前記無線伝送路に送信するデータとして、前
    記無線制御部に送る手段とを有することを特徴とする携
    帯電話。
  3. 【請求項3】交換機と、前記交換機と伝送路を介して接
    続する、地域毎に設置された複数の無線基地局と無線伝
    送路を介して前記無線基地局と接続する携帯電話と、所
    定の契機で自動的に所定の携帯電話に発呼し、自身の情
    報を伝達するホ−ムセキュリティ機器を有することを特
    徴とする携帯電話システム。
  4. 【請求項4】交換機と、前記交換機と伝送路を介して接
    続する、地域毎に設置された複数の無線基地局と無線伝
    送路を介して前記無線基地局と接続する携帯電話と、来
    客時に所定の携帯電話に発呼し、当該携帯電話との間の
    通話を可能とするドアホ−ンを有することを特徴とする
    携帯電話システム。
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