JPH11515154A - 回線網に関連する機構及び方法 - Google Patents
回線網に関連する機構及び方法Info
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Abstract
(57)【要約】
本発明は多数の無線基地局(RFP)を介して無線により接続された多数のユーザ局と電気通信回線網の交換機構(LE)との間でアクセスを提供する装置及び方法に関連する。少なくとも一つのアクセス回線網(AN)が設けられ、かつこれが少なくとも一つのインタフェース上の前記交換機構(LE)に接続する。多数の基地局(RFP)を備えた無線アクセス回路網(DRAN)が設けられ、更にこれが前記アクセス回線網(AN)を備えている。前記アクセス回線網(AN)と前記交換機構(LE)との間の既存のインタフェース(V5.1)における前記アドレス指定機構のアドレス・フィールドは、複数の基地局(RFP)をアドレス指定する第1の部分と、前記既存のインタフェース(V5.1)上の選択されたベアラ・チャネルをアドレス指定/識別する第2の部分とを備えるように形成される。
Description
【発明の詳細な説明】
回線網に関連する機構及び方法
発明の技術分野
本発明は、無線を介して基地局に接続されているユーザ装置(例えば、コード
レス電話)と、少なくとも一つのインタフェースを介して交換機構(複数の交換
機構)をインタフェース接続する少なくとも一つのアクセス回線網が設けられて
いる電気通信回線網の交換機構との間のアクセスを提供する装置に関する。
本発明は、更に、電気通信回線網と、無線を介して多数の基地局に接続された
多数のユーザ局とを備えた電気通信システムに関し、前記電気通信回線網は多数
の交換機構を備え、前記通信システムは更に少なくとも一つのインタフェースを
介して前記交換機構に接続されている少なくとも一つのアクセス回線網を備えて
いる。
また更に、本発明は、無線を介して多数の基地局に接続された多数のユーザ局
と、電気通信回線網の交換機構に接続されているアクセス回線網を介してアクセ
スが提供される多数の交換機構を有する電気通信回線網の市内交換機との間でア
クセスを提供する方法に関する。
技術分野の背景
電気通信回線網において無線を用いる関心がますます高まって来ている。重要
なサービスには、例えばコードレス端末の移動(CTM=Cordless T
erminal Mobility)及びローカル・ループ内の無線(RLL=
Radio in Local Loop)がある。既存の公衆交換回線網の回
線網アーキテクチャは、なかでも無線を介して、例えばDECT(Digita
l European Cordless Telephon System=
ディジタル・ヨーロピアン・コードレス電話システム)エア・インタフェースを
介して公衆交換システムの市内交換機に接続されたユーザを取り扱えるようなも
のではない。なぜならば、これらのユーザは回線網内で移動可能なためである。
今日、市内交換機に対するCTMサービスをインタフェースする
標準化されたインタフェースは存在しない。これは市内交換機と加入者との間で
必要な伝送用の回線網においてこれらの加入者の移動を取り扱うインタフェース
が存在しないことを意味する。ETSI、ヨーロピアン電気通信標準協会(Eu
ropean Telecommunications Standard I
nstitute)、ETS300 324−1により標準化されたV5.1イ
ンタフェースは、アクセス回線網(AN=Access Network)を公
衆交換電気通信回線網の市内交換機(LE=Local Exchange)と
相互接続すると共に、これは、30 PSTN又は15ISDN−BA(Bas
ic Access=基本アクセス)アクセスまで多重化する2048kビット
/秒のデータ・リンクを備えている。しかし、これは、以上で述べたように加入
者の移動について対応することができない。伝統的なユーザのときは、登録番号
(DN=directory number)とユーザ回線網インタフェース(
UNI=User Network Interface)に対する装置との間
に固定的な関係が存在する。回線網内のどこにでも存在し得る移動可能なユーザ
を取り扱うときは、ユーザの接続及び使用される複数の基地局(これらは、DE
CTシステムに言及するときに、無線固定部RFP(Radio Fixed
Part)として知られている。)は、柔軟性が十分でなく、その上、インタフ
ェースのトラヒック集中を取り扱うことができない。
US−A−5 040 177はコードレス電話サービス用のアクセス回線網
を説明している。このアクセス回線網は、ケーブルにより公衆交換回線網及びデ
ィジタル・コードレス電話に接続された複数の基地局を有する分散回線網を備え
ている。各電話は呼の期間中に無線を介して同一の基地局に接続される。更に、
アクセス回線網は公衆交換回線網に接続された複数の回線網サービス制御ポイン
トを有するサービス制御ポイント回線網を備えている。各ポイントはリアル・タ
イムで多数の機能を処理するコードレス電話サービス加入者のデータ・ベースを
備えている。サービス制御ポイント回線網は、更に、データ・ベースを制御する
管理サービス制御ポイントを備えている。このサービス制御ポイント回線網はイ
ンテリジェント回線網のアーキテクチャを有する。各基地局は2B+D又は30
B+D形式のチャネルを介して公衆交換回線網に接続されている。公衆回線網は
統合サービス回線網である。会話がISDNプロトコルに対して及びから実行さ
れる。
しかし、公知のシステムは、満足に稼働しない、又は、例えばトラヒック集中
、公衆交換回線網の交換機構(例えば市内交換機)に対して必要な信号伝達を何
ら発生することなくハンドオーバを取り扱う能力等に関する所要条件を満足させ
ることに関連して、所望するように簡単ではない。
発明の概要
従って、必要とされるものは、電気通信回線網と、特に、少数のインタフェー
ス上で多数のユーザを取り扱うことができ、かつ回線網内の伝送が低く保持され
る無線によって接続された多数のユーザ局との間に、インタフェースを提供する
装置である。更に、電気通信回線網のスイッチング手段、特に市内交換機内で不
必要な信号伝達を発生することなく、アクセス回線網(AN)内で内部的なハン
ドオーバが取り扱い可能とされると共に、データの使用、及び前記スイッチング
手段又は市内交換機内に記憶するデータが最小化可能とされる装置が必要とされ
る。
更に、無線回線網の無線固有装置を提供する構造が必要とされている。
必要とされるものは、電気通信回線網の交換機構における、特に市内交換機に
おける(又は特定実施例の無線固定部分(RFP=Radio Fixed P
arts)における)複数の基地局の統合を可能にする構造である。特定の実施
例は、DECTに基づくサービスが電気通信回線網、例えば公衆交換回線網、特
にその市内交換機(複数の市内交換機)に統合され得る装置を提供することに関
する。更に、特定の実施例は、DECTに基づくサービスが電気通信回線網、特
に公衆電気通信回線網(PSTN=Public Switched Tele
communication Network)又は統合サービス・ディジタル
回線網(ISDN=Integrated Service Digital
Network)に統合され得る装置を提供することに関する。
また更に、特に動作及び保守が容易かつ適当な方法により行えるように、CT
Mサービスが提供され得る装置が必要とされる。究極的に、固定無線、ローカル
・ループ(RLL)内の無線サービスが提供可能とされる。
更に、必要とされるものは、例えば市内交換機のような多数のスイッチング手
段を有する固定電気通信回線網と、無線を介して多数の基地局に接続された少な
くとも多数のユーザ局を有する回線網とを備えた通信システムであって、無線を
介して接続された前記ユーザ局は前記固定電気通信回線網をアクセスすることが
できる。
更に、無線を介して電気通信回線網等に接続された移動可能な加入者を接続す
る方法が必要とされる。
従って、無線接続されたユーザ局が前記電気通信回線網に接続可能とされるよ
うに、既存のインタフェースを形成した装置が提供される。
特に、インタフェースは、アドレス・フィールドが第1及び第2の部分を備え
るように形成されたV5.1インタフェースであって、前記第1の部分が複数の
基地局をアドレス指定するために用いられ、かつ前記第2の部分が前記インタフ
ェース上の選択されたベアラ・チャネル(bearer channel)をア
ドレス指定する又は識別するために用いられる。
アクセス回線網(AN=Access Network)は、例えば市内交換
機と複数の無線固有機能を備えた無線アクセス回線網(RAN=Radio A
ccess Network)が備えているユーザ局との間で実施される。多数
のユーザ・ポートはRANに実施され、かつ第1及び第2の部分を備えたアドレ
ス・フィールドを介して、正しい基地局が直接RAN内に指示され、かつ第2の
部分を介して、選択されたベアラ・チャネル又はタイム・スロットが加入者を交
換機構、例えば前記固定電気通信回線網の市内交換機と相互接続するためにRA
Nにより選択されてもよい。
前記アドレス・フィールドの前記第1の部分を介して、RANの各基地局が識
別可能にされる。特に、前記電気通信回線網の前記交換機構は多数の市内交換機
を備え、例えば前記市内交換機に対するチャネルは64kビット/秒のベアラ・
チャネルである。各基地局は多数、例えば12のベアラ・チャネルを取り扱う。
しかし、これらの数値は例示的な理由のためにのみ与えられ、かつ本発明をこれ
に限定する意図はない。
特定の実施例において、本発明は、RANがDECT無線アクセス回線網(D
RAN=DECT Radio Access Network)により表され
るDECTシステムに関する。この実施例において、前記複数の基地局は複数の
無線固定部(RFP=Radio Fixed Parts)により表される。
効果的な実施例において、RECTシステムが関係する、しないに拘わらず、A
N又はRAN(DRAN)とスイッチング手段、特に市内交換機(LE=Loc
al Echange)との間を1より多くの(例えばV5.1)インタフェー
スが存在し得る。ここでのインタフェースは、アドレス・フィールド(ISDN
におけるEFaddr、PSTNにおけるL3addr)が本発明により形成さ
れるインタフェースを指す。
ユーザ局は特にコードレス端末の移動(CTM=Cordless Term
inal Mobility)を提供するコードレス局を備えている。即ち、C
TMサービスが提供される。
本発明はISDNの信号伝達に特に効果的である。
更に、(固定)電気通信回線網と、多数のユーザ局又は多数の基地局に接続す
る加入者局とを備えた通信システムが提供される。1又はそれより多くのインタ
フェース(複数のインタフェース)が(無線)アクセス回線網と、少なくとも多
数の基地局がAN(又は拡張アクセス回線網)を備えたRANを介してアドレス
指定又は識別され得ると共に、RANが前記加入者を前記交換機構(複数の交換
機構)と接続させるために前記インタフェース上のベアラ・チャネルを選択する
ことができる多数の交換機構、又は電気通信回線網の特定の市内交換機との間に
存在/配置される。
効果的な更なる実施例は付記された従属請求項により与えられる。
V5.1標準は定義されたようにほぼ用いることが可能にされ、かつほぼ付加
することなく、適用可能にされ、しかも新しいアプリケーションを提供すること
が本発明の効果である。
図面の簡単な説明
本発明は、以下、添付する図面を参照して非限定的な形式により更に説明され
る。
図1はETSI(ETS 300324−1)により標準化されており、更に
ITU−T(G.964)により採用されているV5アーキテクチャを概要的に
示し、
図2はDECTアクセス・インタフェースに関連した一実施例を示し、
図3は本発明によるDECT無線アクセス回線網上の一例を与えるものであり
、
図4は本発明によるISDNの信号伝達に関連したV5インタフェースの(E
faddr)アドレス・フィールドの詳細を示し、
図5は標準により定義されたサービス・ポイントの観点からV5.1インタフ
ェースのアーキテクチャを概要的に示し、
図6はISDN−BAアクセス用のCチャネルにおける、本発明により形成さ
れたV5.1インタフェース用のデータ・リンク・レイヤを示し、
図7はPSTN回線網のL3addrに関することを除き、図4に対応し、
図8は図7のアドレス・フィールドを有するPSTNプロトコルを示し、かつ
図9は本発明によるプロトコル・アーキテクチャを示す。
発明の詳細な説明
本発明は、例えば公衆電気通信回線網PSTN又は統合サービス・ディジタル
回線網ISDNのような固定電気通信回線網に対して、例えば無線アクセス・シ
ステムを接続即ちインタフェースさせる装置を提供することに関する。本発明に
よれば、通常、多数のポータブル部PP又はコードレス局を備えた無線アクセス
・システムは、固定電気通信回線網の市内交換機LEのような交換機構に接続さ
れる。特に、本発明は、公衆、私設又はその組合わせが可能な固定電気通信回線
網において、例えばCMTを提供することに関する。
以上で述べた無線アクセス・システムよる一例はDECTシステムである。D
ECT回線網はETSI標準ETS300 175において標準化されている。
ヨーロピアン電気通信標準協会(ETSI=European Teleco
mmunication Standard Institute)は、アクセ
ス回線網と、AN内の集中機能なしに柔軟性のある(準備された)情報チャネル
(ベアラ・チャネル)割り付けを有する市内交換機LEとの2つのシステム間の
インタフェースとして、標準の形式V、V5.1インタフェース(E
TS300 324−1)を作成した。V5インタフェース標準においてサポー
トされているアクセス型式はISDN−BA及びPSTNサービスである。この
インタフェースは30 PSTN又は15 ISDN−BAアクセスまで多重化
用64kビット/sのデータ・リンクを備えている。これは図1に概要的に示さ
れており、AN及びLEは、ここではそれぞれQ3AN及びQ3LEにより表された
同じような標準化Q3インタフェースにそれぞれ接続されている。ユーザ回路網
インタフェースUNI及び多数のユーザ・ポートUPを介して、アクセスが提供
される。
しかし、以上で既に説明したように、現在の(標準化された)形式にあるイン
タフェースは、回線網内で移動可能な加入者又はユーザをサポートしていない、
又は取り扱うことができない。本発明の第1の特徴において、PSTN又はIS
DNのような電気通信回線網は多数の交換機構、特に市内交換機LEを備えてい
る。この第1の特徴によれば、本発明は複数のユーザ局(複数のポータブル部)
LEにおけるCTMサービスに対するアクセスを提供することに関する。これは
、DECTシステム即ちCTMサービスに対するDECTアクセスの具備を参照
して更に詳細に説明される。
図2はDECTアクセス・インタフェースを説明することを意図している。ポ
ータブル部PPは無線を介して多数の基地局即ち無線固定部RFPに接続された
DECTエア・インタフェースである。この図には更にローカル・ループRLL
における無線の原理が示されており、電話がライン・インタフェース回路LIC
、DECTエア・インタフェースを介してRFPに接続されている。エア・イン
タフェースはRFPに接続されている。(本発明は、例えばCTM(コードレス
電話又は携帯部品)のようなサービスをサポートする構造を提供することを主と
して意図しているが、特定の実施例によりRLLサービスを提供するために用い
られてもよい)。無線アクセス回線網RAN、又はこの特定的な場合では、DE
CT無線アクセス回線網DRANが構成され、また、本発明によれば、V5.1
インタフェースを備えているDECT無線アクセス・インタフェースが概要的に
説明される。従って、本発明はDECTエア・インタフェースをLEにリンクさ
せる処理をする。DECTアクセス・インタフェースはLEとRFPとの間、即
ち
基地局間に配置されている。無線固定部は、定義されたように、単一のアンテナ
・システムに接続された全ての無線エンド・ポイント(1又はそれより多く)を
含む物理的なサブグループの固定部分に関連する。ポータブル部PP又はDEC
T携帯部は、ユーザとDECTエア・インタフェースとの間の全てのエレメント
を含む物理的なグループ分けを意味する。ポータブルは1又はいくつかの断片を
説明し得る総称的な用語である。DECT PPは一つの携帯端末+1又はそれ
より多くの携帯アプリケーションに論理的に分割される。DECT無線アクセス
回線網DRANは、無線固有装置を効率的に使用できるようにするためにインタ
フェースの無線終端部(Radio Termination Part)(E
TS300 175:5を参照)に実施される。以下において、本発明は、以上
で述べたCTMサービスを備えることに関連して更に詳細に説明される。V5.
1標準は多重部標準(multi part standard)ETS300
324−1に定義されている。この標準は、2種類のアクセス・アプリケーシ
ョン、即ちPSTN、アナログ電話アクセスと、ISDN−BA、V5インタフ
ェースにまたがって柔軟性をもって設けられるISDN基本アクセスとをサポー
トする。説明をするため、及び本発明を良く理解するために、ETSI V5.
1標準(前述した)において定義されているいくつか定義が与えられる。
アクセス回線網ANは市内交換機LEとユーザとの間で実施され、かつ市内回
線分散回線網LLDNの一部又は全部を置換するシステムである(図5を参照)
。V5インタフェース又はANのインタフェースに関連した機能は、管理Qイン
タフェースを介して柔軟に構成され、かつ動作され得る。ANは、例えば多重化
、交差接続及び伝送機能を備えることができる。V5インタフェース(ETS)
はAN内で用いられる伝送媒体から独立している。更に、ANは前述の標準の範
囲外のサービスする。
ベアラ・チャネルは、ISDNユーザ・ポートのBチャネル(音声及びデータ
伝送チャネル)用、又はPSTNユーザ・ポートからのPCM(パルス符号変調
)符号化64kビット/秒チャネル用に割り付けられたV5.1インタフェース
における64kビット/秒タイム・スロットを意味する。ユーザ・ポートはユ
ーザ側に関連のインタフェース機能が得られるようにANに実施された物理ポー
トを意味する。ユーザ・ポートはV5インタフェース上で関連のプロトコルに用
いられる論理アドレスによりアドレス指定される。V5インタフェースは、続い
てANをLEに、例えばV5.1インタフェース又はV5.2インタフェースに
接続するVインタフェース・ファミリーの一般的な用語である。
以下において、V5.1インタフェースのアドレス指定機構が簡単に説明され
る。定義されているものはEFaddrであり、これは複数の機能サブレイヤ接
続を包含する異なったV5を識別するアドレスであり、それぞれの接続がLAP
D(リンク・アクセス・プロトコルDチャネル)フレーム(ISDN)、又はV
5レイヤ3プロトコル(特定のアプリケーションに関連したCTRL、更にそう
でないときはPSTN)に対応したメッセージ用の中継機構をサポートするため
に用いられる。EFaddr=0−8175はANにおけるISDN−BAユー
ザ・ポートUPを識別し、EFaddr=8176はPSTN信号伝達用のメッ
セージを識別し、EFaddr=8177は制御プロトコル信号伝達用のメッセ
ージを識別し、かつEFaddr=8178−8191はV5.2用に、かつV
5プロトコル(ここでは無関係)用にも予約されている。
L3addrはUPを固有に参照するようにEFaddr形式のレイヤ3メッ
セージ(共にPSTN及び制御プロトコル用に)内のアドレスを表す。ISDN
のときは、最大L3addrは13ビットである。
UPはユーザに対するインタフェースを表すANにおける物理ポートを意味す
る。UPは論理アドレスによりアドレス指定される。もしEFaddrがLEに
おける加入者番号に対応するV5インタフェースに用いられる8176より低い
のであれば、(PSTN用のL3addr)はレイヤ3メッセージを制御する。
V5DLaddrは、異なるV5データ・リンク・サブレイヤ接続を識別する
ためにLAPV5−DLフレームにおいて用いられるアドレスを表し、これら接
続のそれぞれが特定のV5.1レイヤ3プロトコルをサポートするために用いら
れる。V5DLaddrはEFaddrの直接的なコピーである。
以上で述べたように、PSTN及びISDN−BAアクセスは、V5インタフ
ェース上で柔軟性を持って提供され得る。複数のコマンドがANにおける物理U
Pとディレクトリ番号(DN)に対するV5インタフェース上の論理レイヤ3ア
ドレス(L3addr)との間の関係を構築するために用いられる。
ISDN及びPSTNがLEに対するV5.1インタフェースを介してANに
接続されるときは、UNI B−チャネルがV5.1インタフェース上の64k
ビット/秒の1チャネルにそれぞれ固定的に割り付けられる。従って、V5.1
インタフェースは30物理PSTN UPまで、又は15 ISDN−BA U
Pまでサポートすると共にアドレス指定するために用いることが可能とされるだ
けである。ISDNのときは、UPの論理番号は0−8175の範囲が可能とさ
れ、またPSTNのときは、UPの論理番は0−32767が可能である。
以上で述べたように無線アクセスを提供するために、V5.1インタフェース
のアドレス・フィールドは、「分割され」、即ち第1及び第2の部分を備えるよ
うに形成される。更に、拡張ANを形成すると云われてもよい無線アクセス回線
網RANが形成され、この拡張ANは前述のように「通常」のANをも備えてい
る付加的な機能を有するRANと見られてもよい。説明される特定の実施例にお
いて、RANはDECT無線アクセス回線網DRANにより表される(図3を参
照)。DRANは、内部ハンドオーバ、セル間ハンドオーバ等のように、無線固
有機能の付加と共にANの機能性を有する(又はANを備えている)。更なる複
数例が無線固有機能に、例えばDECTエア・インタフェース同期、V5.1に
よるタイム・スロットTSのDECTプロトコル変換割り付け、無線基地局の電
力供給、伝送の集中等に関連する。図3において、DECT無線アクセス回線網
は12B+Dチャネルを介してANに接続された多数のRFPを備え、このAN
は以下で説明するように構築されたV5、特にV5.1インタフェースを介して
LEに接続されている。複数のRFPはユーザ・ポートUP0、UP1、...、
UPn、に接続している。ポータブル部は、単なるユーザ回線網インタフェース
UNIを除き、この図に示されていない(図2を参照)。本発明によれば、V5
.1標準のアドレス・フィールドEFaddrは、それぞれ第1及び第2の部分
を表すRFPaddr及びV5タイム・スロットを備えるように形成される。
RFPaddrは、DRANにおける各RFPの識別用のEFaddrのアド
レス形式部分である。値の範囲は0−254の間にあり、これは255RFPま
でが指定又は選択されてもよいことを意味する。値8176及びその上はV5レ
イヤ・プロトコルのいずれかを指定するために用いられる。
V5タイム・スロット、即ちアドレス・フィールドの第2の部分は、V5.1
インタフェースにおいて選択されたベアラ・チャネル識別用のEFaddrのア
ドレス形成部分である。これらのTSは信号伝達のために予約されているので、
0及び16を除いて0−31間で任意の値が可能である。(V5.1インタフェ
ースは32タイム・スロット即ちベアラ・チャネルを備えている)。本発明によ
り形成されたアドレス・フィールドは図4に示されている。斜線を付けた符号は
ハードウエア・アプリケーション用に予約され、また以上で述べたように、V5
タイム・スロットは32タイム・スロットのうちの一つを指定するために用いら
れる。図4において、1−8はビット1、...、ビット8を表し、また符号は
本発明により形成されたエンベロープ機能によりサポートされたフレーム構造を
示す。本発明によれば、集中したトラヒックは、V5.1インタフェースを介し
て取り扱われる。ETSI標準との相違は、V5.1インタフェースにおける同
一タイム・スロットで呼毎に固定されることなく取り扱うユーザ・ポートである
。UPはDRANにおいてRFPとして取り扱われるので、加入者又はユーザ関
連のデータはDRANに、特に永久的に記憶される必要はない。本発明によれば
、DRANはユーザ及びサービス信号伝達のためにかなりの範囲に対して透明な
ことである。
CTMサービスに関するDECTアクセス・インタフェースの機能は、ポータ
ブル部とLEにおける呼制御部との間の信号伝達により定義されるインタフェー
スを通じて透明である。
都合よいことに、用いられるトラヒック及び移動の取り扱い/管理用のプロト
コルは、ISDNプロトコルであり、従って以上で既に述べたように、V5プロ
トコルのPSTNを除き、特定の実施例によったISDNアクセスを提供する。
都合よいことに、DECT無線アプリケーション部はDRAN内で(それ自身
により)制御される。
既に述べたように、都合よいことに、ISDNプロトコルはトラヒック信号伝
達のために選択される。今日、CTMサービスはPSTNサービスとして定義さ
れており、将来のサービスを除き、ISDN信号伝達は必要となる。しかし、I
SDNプロトコルが用いられるのであれば、これは異なるプロトコル間のマッピ
ングをどこで行うかの単なる問題となる。
V5.1インタフェース標準の適用はLEとDRANとの間のアドレス指定を
補完することに関連する。伝統的なユーザ(即ち、無線を介して接続されていな
いユーザ)は、ディレクトリ番号DNとユーザ回線網インタフェースUNIに対
する装置との間で常に固定的な関係を有する。以上で述べたように、回線網にお
ける任意の位置で接続され得る移動可能ユーザを取り扱うときは、ユーザと利用
する基地局RFPとの間の接続は柔軟性でなければならない。都合よいことにI
SDN信号伝達が用いられるので、V5標準におけるEFaddrは、以上にお
いても説明されたDRANにおけるユーザ・ポートUPの識別に用いられる。本
発明によれば、(RAN、又は特にDRANにより設けられた)ANは、CTM
サービス又はアプリケーションに関する限り、DRANにおけるV5.1インタ
フェースのターミナル・ポイントを形成する。
複雑さを軽減するために、効果的な実施例では、V5プロトコルのPSTNは
含まれいない。(V5インタフェースの)標準は、単なる付加を除き、何ら変更
を必要としない。
図5には、サービス・ポイントの観点から(標準化された)V5インタフェー
スのアーキテクチャが示されている。ISDN−BAアクセスに関連した実施例
は更に詳細な形式により説明されているが、図においてISDN−BA及びPS
TNアクセスが共にサポートされる(通常、V5インタフェースは、図示されて
いないが、専用回線サービスに対してサポートをする)。市内線路分散回線網L
LDNはANを備えている。このANは、回線回路LC及びレイヤ1−3 L1
/2/3を備えた交換端末ETと、LT及びレイヤ1−2 L1/2を備えたE
Tと、更にLT及びETレイヤ1、2とを備えている。NT1は回線網終端型式
1を表しており、z、t、tはLLDNの拡張を表す参照ポイントである。V5
.1インタフェースは、物理レイヤPHL、データ・リンク・レイヤDLL及び
回線網レイヤNWKを備えている。これらのレイヤはETSI標準ETS300
324−1、及びETS300 125(データ・リンク・レイヤ)に定義さ
れ
ている。V5標準(ETS300 324−1)の第9項はエンベロープ機能サ
ブレイヤを定義し、一方第10項はV5レイヤ3プロトコルを搬送するV5DL
Lを定義している。
図6はCチャネルのうちの一つにおけるV5.1インタフェース用DLLを示
す。V5.1はエンベロープ機能アドレスを備えており、これはISDNユーザ
・ポート、EFaddr=0−8175か、又はV5標準において定義されるレ
イヤ3プロトコルのうちのいずれかに対するV5DLLを定義する。各レイヤ3
プロトコルはEFaddr(EFaddr=8176、...)と同一値により
アドレス指定された個別的なV5 DLLにより搬送される。ISDN信号伝達
はV5インタフェースを介して透明であり、かつISDN DLLはV5インタ
フェース機能の外側で終端される。更に、V5インタフェース機能及びISDN
DLLは図6から明らかなように、V5フレーム構造の情報フィールドにより
転送される。FCSは、フレーム・チェック・サムを意味する。本発明によれば
、エンベロープ機能アドレス(EFaddr)は、図4を参照して説明したよう
に変更されており、第1の部分RFPaddr及び第2の部分V5タイム・スロ
ット(TS)に分割されている。
ISDNプロトコルはETS300 102に定義されている。
本発明の特定的な実施例において、電気通信回線網はPSTNである。そのア
ドレス・フィールドL3addrは、ISDN回線網用のEFaddrと同一形
式の原理により形成されている。これは、ISDNに関連する図4に対応してい
る図7に示されている。この構造は、ここでは、ほぼ同一であるが、利用可能な
アドレス・フィールドは更なる2ビットを備えている。
図8はV5エンベロープ・フレームにL3addrが配列されているのを示す
。図8には、図7による構造、即ちL3addr、V5レイヤ3プロトコル及び
V5レイヤ2(L2)データ・リンク・レイヤDLLが詳細に示されている。概
要的なメッセージ・フォーマット及び情報エレメントの符号化は、ETS300
324−1に説明されている。このプロトコル内では、必要により、あらゆる
メッセージが複数の部分、即ちプロトコル・ディスクリミネータ(PD)、L3
address、メッセージ型式、及び他の情報エレメントを備えている。プロ
ト
コル・ディスクリミネータPDの情報エレメントは、他のプロトコル、例えばE
TS300102との構造的な両立性のためのプロトコル・メッセージ内に含ま
れている。これは、将来検算となるための機構を提供するものであり、例えばま
だ定義されていない他のレイヤ3プロトコルに対する同一データ・リンク接続の
将来利用を可能にさせる。PDはあらゆるメッセージの第1のエレメントでなけ
ればならない。
L3addressの目的は特定のメッセージが適用するV5.1インタフェ
ースにおけるPSTNユーザ・ポートを識別することである。
L3addressは二進数に符号化され、かつ0−32767までの全ての値
が有効である。
図9はプロトコル・アーキテクチャの概略図であり、市内交換をANと回線網
レイヤNWK、データ・リンク・レイヤDLL及び物理レイヤPHLをそれぞれ
表しているRFPとを備えたDECT無線アクセス回線網DRANに相互接続し
ているV5.1インタフェースを示している。
図におけるLAPDはリンク・アクセス・プロトコルDチャネルを意味し、か
つ図に与えられたETS標準により定義されている。ANのLAPV5−EFは
リンク・アクセス・プロトコルV5−エンベロープ機能であり、またC64は6
4kビットCチャネル等に関連する。
市内交換機の1領域プロセッサDチャネル信号伝達RPDは、IDECT無線
アクセス回線網よりも1又はそれより多くを制御してもよい。
LEはDRAN(RFPaddr)における論理アドレスとして全てのRFP
を知る必要がある。多数のV5.1インタフェース(73 2048kビット/
秒まで)はLEとDECTエア・インタフェースとの間の伝送を制御する。信号
伝達のときは、選択された1伝達チャネルがV5.1インタフェースのうちのい
ずれか一つにおけるCチャネル(通信チャネル)として用いられる。
以下では、1例を説明するためにDECT無線アクセス回線網DRANが簡単
に参照される。都合よいことに、例えば、ハンドオーバ、同期等のような無線機
能は、DECTエア・インタフェース内に存在する。更に、ADPCMが適用さ
れ、これはLEに対する全てのチャネルが真の64kビット/秒ベアラ・チャネ
ルであることを意味する。
都合よいことに、チャネルの選択はV5.1インタフェース上で行われる。な
ぜならば、これは呼を終結するため、及び生起するための集中をもたらすからで
ある。以下、DRANにおける集中機能の例を簡単に説明する。例えば、各RF
Pは12ベアラ・チャネルBCを取り扱うことができ、またRFPに関するサー
ビス・エリアは25RFP/km2が可能とされる。以上で述べたように、1D
RANは、255RFPまでアドレス指定することができ、従って12km2の
エリアをカバーすることができる。この実施例によれば、1DRANは、同時に
、最大12(BC)×255(RFP)をサービスして3050トラヒック・チ
ャネル/DRAN又は呼を与えることができる。各RFPが6E(アーラン,E
rlang)の呼量を搬送すると仮定すると、これはエア・インタフェースにお
いて0,5E/ベアラ・チャネルを意味する。0,5×3060E/ベアラ・チ
ャネルを搬送する1DRANは、各ベアラ・チャネル上で1530Eに帰結する
ことになる。現実的な呼量の1例に必要とされるV5.1インタフェースの数は
、各V5.1インタフェースが1E/ベアラ・チャネルを搬送し、1530/3
0=51V5.1インタフェースを与えることになり、もし各V5.1が0,7
E/ベアラ・チャネルを搬送するのであれば、これが1530/21=73V5
.1インタフェースを与えることになる。代わって、他の実施例によるADPC
M変換がLE側に移動されると、伝送及び2048kビット/秒インタフェース
の数は50%減少される。
アプリケーションにおいて先に簡単に説明したように他の実施例において、P
STNアクセスは、付加的な機能を有するV5.1インタフェースを介して提供
される、又はPSTNアクセスを提供する付加的なアプリケーションを可能にす
る。この原理は、関連されるのがPSTNであろうとも、又はISDNであろう
とも同一である。PSTNのときは、アドレス・フィールドがISDNを参照し
て説明したと同じようにして形成されるが、しかしPSTNアドレス・フィール
ドはL3addrである。例えば、第1の実施例において、標準は変更されない
。そこで、V5を介するANとLEとの間でかなりの数のメッセージが必要とな
る。他の実施例では、メッセージの数を減少させるために、新しいメッセージが
PS
TNプロトコルに付加される。従って、信号伝達のパフォーマンスは増加され得
る。
多くの加入者/ユーザが制限された(低い数)の2048kビット/秒インタ
フェース上でアクセス/アドレス指定可能とされるのは、本発明の効果である。
更に、回線網内の伝送は低いレベルに保持可能とされる。他の効果は、市内交換
機に対して必要な信号伝達を発生させることなく、ハンドオーバがANにおいて
取り扱い可能とされていることである。
本発明はDECTシステムを詳細に参照して説明されたが、これに限定される
意味ではない。DECT無線アクセス回線網DRANは、無線アクセス回路網の
単なる特定的な1アプリケーションである。更に、本発明は多数の他の観点から
変更可能とされ、請求の範囲によってのみ限定される。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
H04Q 7/30
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L
U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF
,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,
SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S
Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD
,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ
,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,
CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,G
E,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR
,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,
MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,P
L,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK
,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US,UZ,
VN
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.多数の基地局(RFP)を介して無線により接続された多数のユーザ局と 電気通信回線網(ISDN;PSTN)の交換機構(LE)との間のアクセスを 提供する装置であって、少なくとも一つのインタフェース(V5)上の交換機構 に接続された少なくとも一つのアクセス回線網(AN)が設けられた装置におい て、 ユーザ・ポート(UPi:i=1...n)を接続している多数の基地局(RFP)を 有する無線アクセス回路網(RAN)が設けられ、更にこれが前記アクセス回線 網(AN)を備え、前記アクセス回線網(AN)と前記交換機構(LE)との間 における既存のインタフェース(V5.1)のアドレス指定機構のアドレス・フ ィールド(EFaddr;L3addr)は、基地局(RFP)をアドレス指定 する第1の部分(RFP addr)と前記既存のインタフェース(V5.1) 上で選択されたベアラ・チャネル(複数のベアラ・チャネル)をアドレス指定/ 識別する第2の部分とを備えるように形成されていることを特徴とする装置。 2.前記アドレス・フィールドの前記第2の部分(V5 TS)は、前記イン タフェース上のタイム・スロットをアドレス指定することを特徴とする請求項1 記載の装置。 3.前記インタフェースはV5.1インタフェースであることを特徴とする請 求項1又は2記載の装置。 4.前記アドレス・フィールドは前記V5.1インタフェースのエンベロープ 機能に関連することを特徴とする請求項3記載の装置。 5.前記無線アクセス回路網(RAN)の各基地局(RFP)は、前記第1の 部分(RFP addr)を介して、識別され得ることを特徴とする前記請求項 のうちのいずれか一つに記載の装置。 6.前記エンベロープ機能アドレス(RFPaddr)はISDNユーザ・ポ ート(UP)を定義することを特徴とする請求項5記載の装置。 7.前記エンベロープ機能アドレス(V5 TS)はV5インタフェースのデ ータ・リンク・レイヤ(DLL)を定義することを特徴とする請求項5記載の装 置。 8.前記アドレス・フィールドの前記第1の部分は、L3アドレス(L3ad dr)であり、かつPSTNユーザ・ポートを定義することを特徴とする前記請 求項1から3までのいずれか一つに記載の装置。 9.前記インタフェース又は複数のインタフェースは2048kビット/秒に 基づいていることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記載の装置。 10.前記インタフェース(V5.1)は32ベアラ・チャネル又はタイム・ スロット(TS)を備えていることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一 つに記載の装置。 11.前記交換機構は市内交換機(LE)を備えていることを特徴とする前記 請求項のうちのいずれか一つに記載の装置。 12.前記市内交換機(LE)に対する前記チャネルは64kビット/秒ベア ラ・チャネルであることを特徴とする請求項11記載の装置。 13.前記V5.1インタフェース(複数のインタフェース)における前記チ ャネルは、前記無線アクセス回路網(RAN)により前記V5.1インタフェー ス上で選択されることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記載の装 置。 14.各無線固定部(RFP)は多数、例えば12のベアラ・チャネル(BC )を取り扱うことを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記載の装置。 15.前記アクセス回線網(AN)と前記交換機構(LE)との間には1より 多くのインタフェース(V5.1)が存在することを特徴とする前記請求項のう ちのいずれか一つに記載の装置。 16.前記無線アクセス回路網はDECT無線アクセス回線網(DRAN)で あり、かつ前記ユーザ/加入者は前記DECTエア・インタフェースを介して前 記無線により接続されることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記 載の装置。 17.多数のV5.1インタフェースは、前記交換機構、例えば市内交換機( LE)と、前記基地局(RFP)、例えば前記DECTエア・インタフェースと 前記ポータブル部(PP)/ユーザとの間の前記インタフェースとの間におけ る伝送を制御するために用いられることを特徴とする前記請求項のうちのいずれ か一つに記載の装置。 18.1ベアラ・チャネル(BC)は信号伝達するCチャネルとして用いられ ることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記載の装置。 19.前記V5.1インタフェースの前記回線網レイヤ(NWK)は、サービ ス及び動作協調用の制御プロトコル(CTRL)、及び前記アクセス回線網(A N)と前記スイッチング手段、例えば前記市内交換機(LE)との間の保守機能 を備えていることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記載の装置。 20.前記ユーザ局はコードレス・ターミナルの移動性(CTM)を提供する 複数のポータブル部(PP)を備えていることを特徴とする前記請求項のうちの いずれか一つに記載の装置。 21.ISDN信号伝達が用いられることを特徴とする前記請求項のうちのい ずれか一つに記載の装置。 22.前記交換機構は前記統合サービス・ディジタル回路網(ISDN)の市 内交換機(LE)であることを特徴とする前記請求項のうちのいずれか一つに記 載の装置。 23.一つの市内交換機(LE)は一つの無線アクセス回路網(RAN;DR AN)を制御することを特徴とする少なくとも請求項11記載の装置。 24.一つの市内交換機(LE)は1より多くの無線アクセス回路網(RAN 、DRAN)を制御する少なくとも請求項11記載の装置。 25.多数の市内交換機(LE)を有する電気通信回線網と、無線を介して多 数の無線基地局(RFP)に接続する多数のユーザ局を備えた無線アクセス回路 網(DECT)とを備えている電気通信システムにおいて、 アクセス回線網(AN)と、前記無線基地局(RFP)を含む無線機能を備え た拡張アクセス回線網(RAN;DRAN)が設けられ、かつ前記交換機構(L E)は、各基地局(RFP)が識別/アドレス指定され得ると共に、前記インタ フェース上の前記選択された伝達チャネル(TS)が識別され得るように形成さ れている1又はそれより多くのV5.1インタフェース(複数のインタフェース )を介して前記(拡張)アクセス回線網(RAN;DRAN)をインタフェー スする ことを特徴とする電気通信システム。 26.前記インタフェース(複数のインタフェース)のアドレス・フィールド (EFaddr;L3addr)は、それぞれ無線基地局(RFP)をアドレス 指定するのを識別し、かつ選択されたベアラ・チャネルを識別する第1の部分( RFPaddr)及び第2の部分(V5 TS)を備えるように形成されている ことを特徴とする請求項25記載の通信システム。 27.ISDN−信号伝達が用いられることを特徴とする請求項25又は26 記載の電気通信システム。 28.複数のユーザ・ポート(UP)は前記拡張アクセス回線網(RAN;D RAN)内に実施され、かつこれらは無線基地局(RFP)として取り扱われ、 かつこれらは、同一呼に対して、前記インタフェース上の同一ベアラ・チャネル (TS)に固定されないことを特徴とする請求項25〜27記載の電気通信シス テム。 29.少なくとも加入者データは前記拡張アクセス回線網(RAN;DRAN )に永久に蓄積されないことを特徴とする請求項25〜28記載の電気通信シス テム。 30.ユーザ装置、例えばユーザ局(複数のユーザ局)に電気通信システムの 交換機構(LE)に対して無線アクセスを提供する方法であって、少なくとも一 つのアクセス回線網(AN)が少なくとも一つのインタフェース(V5.1)を 介して前記交換機構(LE)に接続されている方法において、 前記アクセス回線網(AN)及び多数の無線基地局(RFP)を備えて無線機 能を提供する無線アクセス回路網(RAN)を設けるステップと、 多数のユーザ・ポート(UP)を前記無線基地局(RFP)に接続するステッ プと、 第1の部分及び第2の部分を備えるように、既存のインタフェース(複数のイ ンタフェース)におけるアドレス指定機構のアドレス・フィールド(EFadd r;L3addr)を形成するステップと、 無線基地局(RFP)をアドレス指定するために前記第1の部分を用いるステ ップと、 前記既存のインタフェース(複数のインタフェース)上の選択された伝達チャ ネルをアドレス指定/識別するために前記第2の部分を用いるステップと を備えている方法。
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