JPH0717033Y2 - 空間監視型の雨滴センサ - Google Patents

空間監視型の雨滴センサ

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JPH0717033Y2
JPH0717033Y2 JP1990043736U JP4373690U JPH0717033Y2 JP H0717033 Y2 JPH0717033 Y2 JP H0717033Y2 JP 1990043736 U JP1990043736 U JP 1990043736U JP 4373690 U JP4373690 U JP 4373690U JP H0717033 Y2 JPH0717033 Y2 JP H0717033Y2
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Japan
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light
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raindrop sensor
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洋志 小林
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 発光素子と受光素子を対向させて雨滴を検出する空間監
視型の雨滴センサに関し、 部品点数を削減して小型化することを目的とし、 回路基板および光学素子の支持体となる金属製のケース
と、該ケースの背面に取付けられる回路基板と、該回路
基板を覆って前記ケースに固定される裏蓋兼用のシール
ド蓋と、前記ケースに形成された一対の素子保持用穴
と、該穴のそれぞれに対向して収容され、両者の間の空
間を雨滴検出域とする発光素子および受光素子と、該発
光素子および受光素子の周囲に被冠する絶縁スリーブ
と、該受光素子の前面に設けられた可視光カット板とを
備え、前記絶縁スリーブに被冠された発光素子および受
光素子は前記素子保持用穴によって保持されるよう構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、発光素子と受光素子を対向させて雨滴を検出
する空間監視型の雨滴センサに関する。
降雨量に応じてワイパの動作周期を自動的に変化させる
オートワイパ装置は、降雨量の検出手段として雨滴セン
サを必要とする。この雨滴センサには種々の方式がある
が、空間監視型は発光素子と受光素子を対向させ、その
間を通過する雨滴を光学的に検出する。
〔従来の技術〕
第3図は従来の空間監視型雨滴センサの一例を示す断面
構造図である。図中、1は車体への取付け用ブラケット
を兼ねた裏蓋、2は金属製のシールド蓋、3は回路基
板、4は支持体となる金属製のインナケース、5は可視
光カット樹脂で形成されたアウタケース、6は発光素
子、7は受光素子、8,9は樹脂製の素子ホルダ、10は受
光素子7の微弱な出力に電気的ノイズが混入しないよう
に保護する金属製のシールドカバーである。
インナケース3は上面でホルダ8,9を支持し、下面では
回路基板4を支持している。素子6,7はホルダ8,9によっ
て光軸11が一致するように支持される。この雨滴センサ
は光軸11を雨滴が通過したとき受光素子7の受光量が低
下するので、それを雨滴パルスとして出力するタイプで
ある。
この種の雨滴センサは外気中に設置されるため水密構造
とし、特に基板4の周囲は防湿ポッティング材(例えば
シリコンゴム)で封止される。また、車両の電磁ノイズ
等による誤動作を防止するため、基板4の周囲はインナ
ケース3とシールド蓋2(共に金属)によってシールド
される。
〔考案が解決しようとする課題〕
第3図の雨滴センサは、回路基板の保持と電磁シールド
機能を持つインナケース3と、光軸保持機能を有する素
子ホルダ8,9と、可視光カット、防水、取付けおよび外
観機能を持つアウタケース5の3点を主要部として構成
され、インナケース3に素子ホルダ8,9を取付けてから
アウタケース5に収容する構造である。このため以下の
ような改善すべき点がある。
(a)2重ケース構造であるため外観が大きく、特に高
さ方向の寸法が大きいため設置時に突出感が出る。
(b)アウタケース5は射出成形されるため着色材料が
制限され、車体色に合わせにくい。
(c)部品点数が多いので累積組立て誤差が大きく、ま
た光量ロスも大となる。
(d)上記(c)の理由から部品費および加工費が大と
なる。
本考案はアウタケース、インナケース、素子ホルダ、シ
ールドカバーの機能を持つケースを用いることにより、
上述した各点を改善しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本考案の構成図で、1は裏蓋兼用のシールド蓋
(金属製)、4は回路基板、6は発光素子、7は受光素
子、20は金属製のケース、33,34は絶縁スリーブ、35は
防湿ポッティング材である。
〔作用〕
ケース20の外観は従来のアウタケースに似ているが、素
材がシールド効果のある金属である点、基板4を支持す
るインナケース代りの胴部21を有する点、素子6,7を保
持する素子ホルダ代りの素子保持用穴22,23を有する点
において異なる。24は蓋1をネジ31で固定する脚部であ
る。このケース20は透光性がないため別体の可視光カッ
ト板32を受光素子7の前面に設置する。又、素子6,7の
周囲は金属なので絶縁スリーブ33,34を被冠して絶縁す
る。さらにケース20の内部は組立後に防湿ポッティング
材35で封止する。
かかる構造の雨滴センサには以下の利点がある。
(a)従来の素子ホルダが不要となるため高さを低くで
きる(幅も狭くなる)。
(b)ケース20を粉末焼結金属(例えばステンレス)と
すると表面着色が任意になり、車体色と同じに焼付け塗
装し易い。またシールド効果もあるためシールドカバー
が不要になる。
(c)シールドカバー、インナケース、素子ホルダが不
要になるため部品点数が減り、組立誤差も少なくなる。
(d)素子ホルダ組付け、シールドカバー組付け、アウ
タケース組付け、防水シーリングの各工程が不要にな
る。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例を示す要部構成図で、(a)
は雨滴センサの受光素子側拡大断面図、(b)は受光素
子ホルダ単体の斜視図である。
本例は第1図の可視光カット板32と絶縁スリーブ34に相
当する部材を絶縁性の可視光カット樹脂で一体成形した
素子ホルダ40を用いる。このホルダ40は有底円筒状で、
開口端にはツバ41を、また内部には軸方向に延びる複数
条の突起42を、さらに外部には円周方向に沿って複数の
環状突起43を有する。この素子ホルダ40の内部に素子7
を圧入すると軸方向の突起42に案内されて素子7の芯出
しができ、対向する素子8でも同様のホルダを用いれば
カバー20の穴23に圧入するだけで両素子7,8の光軸合わ
せをワンタッチで行うことができる。円周方向の突起43
は防水機能を有する。また、この突起43とツバ41はポッ
ティング材35の漏れを防止する。
本例のようにすると第1図の利点に加えて更に部品点数
が減り、組立工数も削減できる。また、光軸保持の誤差
累積が減少するので、センサ毎の検出感度が均等に向上
する利点もある。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、発光素子と受光素子
を対向させて雨滴を検出する空間監視型の雨滴センサを
外観上からは小型化することができ、また部品点数を削
減できるため製造面からは組立工数の削減および組立精
度の向上が期待できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成図、 第2図は本考案の一実施例を示す要部構成図、 第3図は従来の雨滴センサの構成図である。 図中、1は蓋、4は基板、6は発光素子、7は受光素
子、20はケース、22,23は素子保持用穴、32は可視光カ
ット板、33,34は絶縁スリーブ、40は素子ホルダであ
る。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板および光学素子の支持体となる金
    属製のケース(20)と、 該ケースの背面に取付けられる回路基板(4)と、 該回路基板を覆って前記ケースに固定される裏蓋兼用の
    シールド蓋(1)と、 前記ケースに形成された一対の素子保持用穴(22,23)
    と、 該穴のそれぞれに対向して収容され、両者の間の空間を
    雨滴検出域とする発光素子(6)および受光素子(7)
    と、 該発光素子および受光素子の周囲に被冠する絶縁スリー
    ブ(33,34)と、 該受光素子の前面に設けられた可視光カット板(32)と
    を備え、 前記絶縁スリーブ(33,34)に被冠された発光素子およ
    び受光素子は前記素子保持用穴(22,23)によって保持
    されてなることを特徴とする空間監視型の雨滴センサ。
  2. 【請求項2】絶縁スリーブ(33,34)と可視光カット板
    (32)を絶縁性の可視光カット素材で一体成形してなる
    ことを特徴とする請求項1記載の空間監視型の雨滴セン
    サ。
  3. 【請求項3】ケース(20)を粉末焼結金属で成形してな
    ることを特徴とする請求項1記載の空間監視型の雨滴セ
    ンサ。
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JPH043377U JPH043377U (ja) 1992-01-13
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JPS5142499Y2 (ja) * 1971-02-13 1976-10-15
JPS61163964U (ja) * 1985-03-30 1986-10-11

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JPH043377U (ja) 1992-01-13

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