JPH07170249A - クロック変換用メモリの制御装置およびその制御方法 - Google Patents
クロック変換用メモリの制御装置およびその制御方法Info
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- JPH07170249A JPH07170249A JP5315326A JP31532693A JPH07170249A JP H07170249 A JPH07170249 A JP H07170249A JP 5315326 A JP5315326 A JP 5315326A JP 31532693 A JP31532693 A JP 31532693A JP H07170249 A JPH07170249 A JP H07170249A
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、クロック変換用メモリの制御装
置およびその制御方法に関し、メモリ・エラーによるデ
ータエラーを防止することを目的とする。 【構成】 クロック変換用メモリを第1および第2メモ
リ11,12からなる2面構成とし、回線クロックWC
Kに同期して所定パターンのチェックデータPGを生成
し、予め、第1メモリ11の各アドレスに対して前記チ
ェックデータPGの書き込みと読み出しを行って、第2
メモリ12から読出されたチェックデータPGの内、前
記所定パターンと異なるチェックデータPGを識別し、
識別したチェックデータPGを格納していたアドレスを
検出し、次に、第1メモリ11の前記検出アドレスをの
ぞくアドレスと第2メモリ12の前記検出アドレスに対
応するアドレスに対して回線データSDの書き込みと読
み出しを行う。
置およびその制御方法に関し、メモリ・エラーによるデ
ータエラーを防止することを目的とする。 【構成】 クロック変換用メモリを第1および第2メモ
リ11,12からなる2面構成とし、回線クロックWC
Kに同期して所定パターンのチェックデータPGを生成
し、予め、第1メモリ11の各アドレスに対して前記チ
ェックデータPGの書き込みと読み出しを行って、第2
メモリ12から読出されたチェックデータPGの内、前
記所定パターンと異なるチェックデータPGを識別し、
識別したチェックデータPGを格納していたアドレスを
検出し、次に、第1メモリ11の前記検出アドレスをの
ぞくアドレスと第2メモリ12の前記検出アドレスに対
応するアドレスに対して回線データSDの書き込みと読
み出しを行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主にデータ伝送装置
に用いられるクロック変換用メモリの制御装置およびそ
の制御方法に関する。
に用いられるクロック変換用メモリの制御装置およびそ
の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このようなメモリ制御装置は、回
線クロックに同期して回線データをメモリに書き込み、
書き込んだデータを装置内クロックに同期して読出すと
共に、メモリに書き込まれたデータが正しく読み出され
るか否かを監視する機能を有するものが知られている。
線クロックに同期して回線データをメモリに書き込み、
書き込んだデータを装置内クロックに同期して読出すと
共に、メモリに書き込まれたデータが正しく読み出され
るか否かを監視する機能を有するものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のこの
ようなメモリの制御装置においては、メモリ書き込み時
にデータに対してパリティ・ビット(Parity bit)を付
加しメモリ読出時に付加したパリティ・ビットのチェッ
クを行い、エラー発生の場合は、エラーが発生したアド
レスを切り離しエラーの再発を防止したり、切り離した
アドレスに対してバックアップ・メモリを用いてエラー
の再発を防止している。
ようなメモリの制御装置においては、メモリ書き込み時
にデータに対してパリティ・ビット(Parity bit)を付
加しメモリ読出時に付加したパリティ・ビットのチェッ
クを行い、エラー発生の場合は、エラーが発生したアド
レスを切り離しエラーの再発を防止したり、切り離した
アドレスに対してバックアップ・メモリを用いてエラー
の再発を防止している。
【0004】しかしこの方法では、エラー発生アドレス
が増える毎に使用可能なメモリ容量が減少してしまう。
又、瞬時エラーによりメモリにエラーが発生した場合は
そのエラー発生アドレスは切り離されて二度と使用され
ることはなかった。
が増える毎に使用可能なメモリ容量が減少してしまう。
又、瞬時エラーによりメモリにエラーが発生した場合は
そのエラー発生アドレスは切り離されて二度と使用され
ることはなかった。
【0005】この発明はこのような事情を考慮してなさ
れたもので、予めチェックデータを用いてメモリの書き
込みと読み出しを行ってメモリ・エラーを確認した上
で、エラーのないアドレスに実際のデータを格納するこ
とにより、メモリ・エラーによるデータエラーを未然に
防止することが可能なクロック変換用メモリの制御装置
およびその制御方法を提供するものである。
れたもので、予めチェックデータを用いてメモリの書き
込みと読み出しを行ってメモリ・エラーを確認した上
で、エラーのないアドレスに実際のデータを格納するこ
とにより、メモリ・エラーによるデータエラーを未然に
防止することが可能なクロック変換用メモリの制御装置
およびその制御方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】図1はこの発明の原理を
示すブロック図である。この発明は、図1に示すよう
に、回線クロックWCKに同期した回線データSDを、
装置内クロックに同期した受信データRDに変換して出
力するクロック変換用メモリの制御装置において、クロ
ック変換用メモリを第1および第2メモリ11,12か
らなる二面構成とし、第1および第2メモリ11,12
の複数のアドレスにデータを回線クロックWCKに基づ
いて書き込み、書き込んだデータを装置内クロックRC
Kで読み出す第1制御手段15と、回線クロックWCK
に同期する所定パターンのチェックデータを生成するチ
ェックデータ生成手段13と、回線データSDとチェッ
クデータPGをうけていずれか一方を出力するセレクタ
14と、第1および第2メモリ11,12から読み出さ
れるデータを前記所定パターンと比較する比較手段17
と、予めチェックデータについて、第1メモリ11の各
アドレスへの書き込みと読み出しを行い比較手段17の
比較結果から前記所定パターンと一致しないチェックデ
ータPGを格納していたアドレスを検出し、回線データ
SDについては、第1メモリ11の前記検出アドレスを
のぞくアドレスと第2メモリ12の前記検出アドレスに
対応するアドレスに対して書き込みと読み出しを行うよ
うに前記セレクタ14と前記第1制御手段15を制御す
る第2制御手段16を備えたことを特徴とするクロック
変換用メモリの制御装置を提供するものである。なお、
第1および第2メモリ11,12は、S−RAM,DP
−RAM又はFIFOから構成されることが好ましい。
示すブロック図である。この発明は、図1に示すよう
に、回線クロックWCKに同期した回線データSDを、
装置内クロックに同期した受信データRDに変換して出
力するクロック変換用メモリの制御装置において、クロ
ック変換用メモリを第1および第2メモリ11,12か
らなる二面構成とし、第1および第2メモリ11,12
の複数のアドレスにデータを回線クロックWCKに基づ
いて書き込み、書き込んだデータを装置内クロックRC
Kで読み出す第1制御手段15と、回線クロックWCK
に同期する所定パターンのチェックデータを生成するチ
ェックデータ生成手段13と、回線データSDとチェッ
クデータPGをうけていずれか一方を出力するセレクタ
14と、第1および第2メモリ11,12から読み出さ
れるデータを前記所定パターンと比較する比較手段17
と、予めチェックデータについて、第1メモリ11の各
アドレスへの書き込みと読み出しを行い比較手段17の
比較結果から前記所定パターンと一致しないチェックデ
ータPGを格納していたアドレスを検出し、回線データ
SDについては、第1メモリ11の前記検出アドレスを
のぞくアドレスと第2メモリ12の前記検出アドレスに
対応するアドレスに対して書き込みと読み出しを行うよ
うに前記セレクタ14と前記第1制御手段15を制御す
る第2制御手段16を備えたことを特徴とするクロック
変換用メモリの制御装置を提供するものである。なお、
第1および第2メモリ11,12は、S−RAM,DP
−RAM又はFIFOから構成されることが好ましい。
【0007】また、この発明は、回線クロックWCKに
同期した回線データSDを、装置内クロックRCKに同
期した受信データRDに変換して出力するクロック変換
用メモリ11の制御方法において、回線クロックWCK
に同期して所定パターンのチェックデータPGを生成
し、予め、前記メモリ11の各アドレスに対して前記チ
ェックデータPGの書き込みと読み出しを行って、前記
メモリ11から読出されたチェックデータPGの内、前
記所定パターンと異なるチェックデータPGを識別し、
識別したチェックデータPGを格納していたアドレスを
検出し、次に、前記メモリ11の前記検出アドレスをの
ぞくアドレスに対して回線データSDの書き込みと読み
出しを行う、ことを特徴とするクロック変換用メモリの
制御方法を提供するものである。
同期した回線データSDを、装置内クロックRCKに同
期した受信データRDに変換して出力するクロック変換
用メモリ11の制御方法において、回線クロックWCK
に同期して所定パターンのチェックデータPGを生成
し、予め、前記メモリ11の各アドレスに対して前記チ
ェックデータPGの書き込みと読み出しを行って、前記
メモリ11から読出されたチェックデータPGの内、前
記所定パターンと異なるチェックデータPGを識別し、
識別したチェックデータPGを格納していたアドレスを
検出し、次に、前記メモリ11の前記検出アドレスをの
ぞくアドレスに対して回線データSDの書き込みと読み
出しを行う、ことを特徴とするクロック変換用メモリの
制御方法を提供するものである。
【0008】さらに、この発明は、回線クロックWCK
に同期した回線データSDを、装置内クロックに同期し
た受信データRDに変換して出力するクロック変換用メ
モリの制御方法において、クロック変換用メモリを第1
および第2メモリ11,12からなる2面構成とし、回
線クロックWCKに同期して所定パターンのチェックデ
ータPGを生成し、予め、第1メモリ11の各アドレス
に対して前記チェックデータPGの書き込みと読み出し
を行って、第2メモリ12から読出されたチェックデー
タPGの内、前記所定パターンと異なるチェックデータ
PGを識別し、識別したチェックデータPGを格納して
いたアドレスを検出し、次に、第1メモリ11の前記検
出アドレスをのぞくアドレスと第2メモリ12の前記検
出アドレスに対応するアドレスに対して回線データSD
の書き込みと読み出しを行う、ことを特徴とするクロッ
ク変換用メモリの制御方法を提供するものである。
に同期した回線データSDを、装置内クロックに同期し
た受信データRDに変換して出力するクロック変換用メ
モリの制御方法において、クロック変換用メモリを第1
および第2メモリ11,12からなる2面構成とし、回
線クロックWCKに同期して所定パターンのチェックデ
ータPGを生成し、予め、第1メモリ11の各アドレス
に対して前記チェックデータPGの書き込みと読み出し
を行って、第2メモリ12から読出されたチェックデー
タPGの内、前記所定パターンと異なるチェックデータ
PGを識別し、識別したチェックデータPGを格納して
いたアドレスを検出し、次に、第1メモリ11の前記検
出アドレスをのぞくアドレスと第2メモリ12の前記検
出アドレスに対応するアドレスに対して回線データSD
の書き込みと読み出しを行う、ことを特徴とするクロッ
ク変換用メモリの制御方法を提供するものである。
【0009】なお、上記制御方法において、さらに、第
1メモリ11の前記検出アドレスにチェックデータPG
の書き込みと読み出しを行って、読み出されたチェック
データPGが前記所定パターンと一致するときには、前
記検出アドレスに対して回線データSDの書き込みと読
み出しを行うようにしてもよい。
1メモリ11の前記検出アドレスにチェックデータPG
の書き込みと読み出しを行って、読み出されたチェック
データPGが前記所定パターンと一致するときには、前
記検出アドレスに対して回線データSDの書き込みと読
み出しを行うようにしてもよい。
【0010】さらに、第1および第2メモリ11,12
について、回線データSDの書き込まれるアドレスをの
ぞくアドレスに常時、チェックデータPGを書き込み、
読み出されたチェックデータPGのパターンをチェック
して、チェックデータPGを書き込んだアドレスに対し
て正常に回線データSDの書き込みと読み出しが可能か
否かを確認することが好ましい。
について、回線データSDの書き込まれるアドレスをの
ぞくアドレスに常時、チェックデータPGを書き込み、
読み出されたチェックデータPGのパターンをチェック
して、チェックデータPGを書き込んだアドレスに対し
て正常に回線データSDの書き込みと読み出しが可能か
否かを確認することが好ましい。
【0011】
【作用】第1制御手段15は、第1および第2メモリ1
1,12の複数のアドレスにデータを回線クロックWC
Kに基づいて書き込み、書き込んだデータを装置内クロ
ックRCKで読み出す。チェックデータ生成手段13
は、回線クロックWCKに同期する所定パターンのチェ
ックデータを生成し、セレクタ14は、回線データSD
とチェックデータPGをうけていずれか一方を出力す
る。
1,12の複数のアドレスにデータを回線クロックWC
Kに基づいて書き込み、書き込んだデータを装置内クロ
ックRCKで読み出す。チェックデータ生成手段13
は、回線クロックWCKに同期する所定パターンのチェ
ックデータを生成し、セレクタ14は、回線データSD
とチェックデータPGをうけていずれか一方を出力す
る。
【0012】比較手段17は、第1および第2メモリ1
1,12から読み出されるデータを前記所定パターンと
比較する。第2制御手段16は、予めチェックデータに
ついて第1メモリ11の各アドレスへの書き込みと読み
出しを行い、比較手段17の比較結果から前記所定パタ
ーンと一致しないチェックデータPGを格納していたア
ドレスを検出し、回線データSDについては、第1メモ
リ11の前記検出アドレスをのぞくアドレスと第2メモ
リ12の前記検出アドレスに対応するアドレスに対して
書き込みと読み出しを行うように前記セレクタ14と第
1制御手段15を制御する。
1,12から読み出されるデータを前記所定パターンと
比較する。第2制御手段16は、予めチェックデータに
ついて第1メモリ11の各アドレスへの書き込みと読み
出しを行い、比較手段17の比較結果から前記所定パタ
ーンと一致しないチェックデータPGを格納していたア
ドレスを検出し、回線データSDについては、第1メモ
リ11の前記検出アドレスをのぞくアドレスと第2メモ
リ12の前記検出アドレスに対応するアドレスに対して
書き込みと読み出しを行うように前記セレクタ14と第
1制御手段15を制御する。
【0013】つまり、第1メモリ11の各アドレスをチ
ェックデータでチェック・エラーが発生したアドレスに
対しては書き込みはおこなわず、第2メモリ12の対応
アドレスへ書き込むことによりデータ・エラーが未然に
防止される。
ェックデータでチェック・エラーが発生したアドレスに
対しては書き込みはおこなわず、第2メモリ12の対応
アドレスへ書き込むことによりデータ・エラーが未然に
防止される。
【0014】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいてこの発明
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図2はこの発明の実施例を示すブロック図であ
る。図2において、1はクロック変換用RAMであり、
回線データSDをクロックWCKから装置内クロックR
CKに乗せ変えて受信データRDとして送出する。
を詳述する。これによってこの発明が限定されるもので
はない。図2はこの発明の実施例を示すブロック図であ
る。図2において、1はクロック変換用RAMであり、
回線データSDをクロックWCKから装置内クロックR
CKに乗せ変えて受信データRDとして送出する。
【0015】2はRAM1に併設される二面構成用RA
Mであり、RAM1でエラーがあった場合、つまり、R
AM1に書き込まれたデータと読み出されたデータが異
なる場合は、そのエラーのあったアドレスの面切替え用
としてデータを格納する。
Mであり、RAM1でエラーがあった場合、つまり、R
AM1に書き込まれたデータと読み出されたデータが異
なる場合は、そのエラーのあったアドレスの面切替え用
としてデータを格納する。
【0016】3aおよび3bは、RAM1及びRAM2
の各アドレスのデータエラーをチェックするための所定
パターンを有するチェックデータPGをそれぞれ生成す
る為のパターン・ジェネレータであり、回線クロックW
CKにより回線データSDと同期してチェックデータP
Gを出力する。
の各アドレスのデータエラーをチェックするための所定
パターンを有するチェックデータPGをそれぞれ生成す
る為のパターン・ジェネレータであり、回線クロックW
CKにより回線データSDと同期してチェックデータP
Gを出力する。
【0017】4aおよび4bは、回線データSDとチェ
ックデータPGのいずれをRAM1およびRAM2に格
納するかを選択するセレクタであり、書き込み制御部5
aからの信号SELa,SELbを受けて作動する。書
き込み制御部5aは、RAM1およびRAM2の書き込
みアドレス信号A0〜ANと、書き込み信号WEと、書
き込みデータ選択信号SELa,SELbを回線クロッ
クWCK及び切替え制御部6からのエラー・アドレス情
報を基に生成する。
ックデータPGのいずれをRAM1およびRAM2に格
納するかを選択するセレクタであり、書き込み制御部5
aからの信号SELa,SELbを受けて作動する。書
き込み制御部5aは、RAM1およびRAM2の書き込
みアドレス信号A0〜ANと、書き込み信号WEと、書
き込みデータ選択信号SELa,SELbを回線クロッ
クWCK及び切替え制御部6からのエラー・アドレス情
報を基に生成する。
【0018】切替え制御部6は、書き込み制御部5より
の書き込みアドレスと、読みだし制御部5bからの読み
出しアドレスと、パターン・チェック/バッファ部7
a,7bからのエラー信号Ea,Ebよりエラー・アド
レス情報を生成し書き込み制御部5へ提供する。
の書き込みアドレスと、読みだし制御部5bからの読み
出しアドレスと、パターン・チェック/バッファ部7
a,7bからのエラー信号Ea,Ebよりエラー・アド
レス情報を生成し書き込み制御部5へ提供する。
【0019】読み出し制御部5bはRAM1及びRAM
2の読みだしアドレス信号B0〜BNと、読みだし信号
REと、パターン・チェック/バッファ部7a,7bへ
の受信データ出力許可信号Xa,XbをクロックRCK
およびエラー信号E1,E2に基づいて生成する。
2の読みだしアドレス信号B0〜BNと、読みだし信号
REと、パターン・チェック/バッファ部7a,7bへ
の受信データ出力許可信号Xa,XbをクロックRCK
およびエラー信号E1,E2に基づいて生成する。
【0020】つまり、パターン・チェック/バッファ部
8a,8bはそれぞれRAM1及びRAM2に書き込ま
れたチェックデータPGをチェックし、エラーが発生し
た場合は切替え制御部6及び読みだし制御部7へ通知を
行うようになっている。
8a,8bはそれぞれRAM1及びRAM2に書き込ま
れたチェックデータPGをチェックし、エラーが発生し
た場合は切替え制御部6及び読みだし制御部7へ通知を
行うようになっている。
【0021】このような構成における動作を図3に示す
タイミングチャートを用いて説明する。図3において、
T1はRAM1およびRAM2がリセット(RESE
T)された直後のイニシャルチェック期間を示す。
タイミングチャートを用いて説明する。図3において、
T1はRAM1およびRAM2がリセット(RESE
T)された直後のイニシャルチェック期間を示す。
【0022】この期間T1、つまり、書き込みアドレス
がA0〜ANまで一周する期間においては、データ選択
信号SELa,SELbがオンとなり、パターン・ジェ
ネレータ3a,3bからのチェックデータPGが書き込
みデータD1in,D2inとして、それぞれRAM1
とRAM2に書き込まれる。図3では、RAM1のアド
レス0〜NおよびRAM2のアドレス0〜Nに書き込ま
れるチェックデータPGおよび受信データSDを、それ
ぞれ、PG0〜PGN,SD0〜SDNとして表わして
いる。
がA0〜ANまで一周する期間においては、データ選択
信号SELa,SELbがオンとなり、パターン・ジェ
ネレータ3a,3bからのチェックデータPGが書き込
みデータD1in,D2inとして、それぞれRAM1
とRAM2に書き込まれる。図3では、RAM1のアド
レス0〜NおよびRAM2のアドレス0〜Nに書き込ま
れるチェックデータPGおよび受信データSDを、それ
ぞれ、PG0〜PGN,SD0〜SDNとして表わして
いる。
【0023】そして、期間T1におけるRAM1および
RAM2へチェックデータPG0〜PGNの書き込み動
作が開始されると、期間T2においてRAM1およびR
AM2からチェックデータPG0〜PGNが、それぞれ
読み出しデータD1out,D2outとして読み出さ
れ、パターン・チェック/バッファ部8a,8bにおい
て、それぞれ所定の参照パターンと比較される。
RAM2へチェックデータPG0〜PGNの書き込み動
作が開始されると、期間T2においてRAM1およびR
AM2からチェックデータPG0〜PGNが、それぞれ
読み出しデータD1out,D2outとして読み出さ
れ、パターン・チェック/バッファ部8a,8bにおい
て、それぞれ所定の参照パターンと比較される。
【0024】図3は、RAM1のアドレス1から読み出
されたデータPG1のみが参照パターンと異なる場合、
つまりアドレス1のみにエラーが発生した場合に、それ
に同期してエラー信号Eaがオン(図3の)になる状
態を示している。期間T1が終了すると、信号SELa
はオフとなり、それによって、RAM1には受信データ
SDが順次格納される。一方、信号SELbはオン状態
を継続し、RAM2にはチェックデータPGが順次格納
される。
されたデータPG1のみが参照パターンと異なる場合、
つまりアドレス1のみにエラーが発生した場合に、それ
に同期してエラー信号Eaがオン(図3の)になる状
態を示している。期間T1が終了すると、信号SELa
はオフとなり、それによって、RAM1には受信データ
SDが順次格納される。一方、信号SELbはオン状態
を継続し、RAM2にはチェックデータPGが順次格納
される。
【0025】この時、期間T1においてエラーを生じた
RAM1のアドレス1に受信データSD1が書き込まれ
るタイミングにおいて、信号SELaが再びオン、信号
SELbがオフとなるため(図3の)、RAM2のア
ドレス1に受信データSD1が格納され、RAM1のア
ドレス1にはチェックパターンPG1が格納される。期
間T2が終了するとRAM1およびRAM2からそれぞ
れデータD1outおよびD2outが読み出される
が、信号Xaオンとなり信号Xbはオフ状態にあるの
で、RAM1からの読み出しデータD1outのみがパ
ターン・チェック/バッファ部7aを介して受信データ
RDとして、出力される。
RAM1のアドレス1に受信データSD1が書き込まれ
るタイミングにおいて、信号SELaが再びオン、信号
SELbがオフとなるため(図3の)、RAM2のア
ドレス1に受信データSD1が格納され、RAM1のア
ドレス1にはチェックパターンPG1が格納される。期
間T2が終了するとRAM1およびRAM2からそれぞ
れデータD1outおよびD2outが読み出される
が、信号Xaオンとなり信号Xbはオフ状態にあるの
で、RAM1からの読み出しデータD1outのみがパ
ターン・チェック/バッファ部7aを介して受信データ
RDとして、出力される。
【0026】しかし、RAM1のアドレス1からチェッ
クデータPG1が、RAM2のアドレス1から伝送デー
タSD1が読み出されたときには、信号Xaがオフ、信
号Xbがオンとなるため(図3の)、伝送データSD
1はパターン・チェック/バッファ部7bを介して受信
データRDとして出力される。パターン・チェック/バ
ッファ部7a,7bの出力は互に接続(ワイヤードOR
により)されているので、受信データRDとしてはエラ
ーのないデータSD0〜SDNが出力されることにな
る。
クデータPG1が、RAM2のアドレス1から伝送デー
タSD1が読み出されたときには、信号Xaがオフ、信
号Xbがオンとなるため(図3の)、伝送データSD
1はパターン・チェック/バッファ部7bを介して受信
データRDとして出力される。パターン・チェック/バ
ッファ部7a,7bの出力は互に接続(ワイヤードOR
により)されているので、受信データRDとしてはエラ
ーのないデータSD0〜SDNが出力されることにな
る。
【0027】なお、RAM1のアドレス1から読み出さ
れたチェックパターンPG1はパターン・チェック/バ
ッファ部7aにおいて参照パターンと比較され、参照パ
ターンと一致する場合にはエラー信号Eaはオンとなら
ないため(図3の)、RAM1アドレス1の状態が正
常に戻ったものと判断される。
れたチェックパターンPG1はパターン・チェック/バ
ッファ部7aにおいて参照パターンと比較され、参照パ
ターンと一致する場合にはエラー信号Eaはオンとなら
ないため(図3の)、RAM1アドレス1の状態が正
常に戻ったものと判断される。
【0028】従って、次の周期において、RAM1のア
ドレス1には受信データSD1が格納され、エラーのな
いデータとして読み出される。しかし、RAM1のアド
レス1から読み出されたチェックパターンPG1が参照
パターンと一致しない場合には、エラー信号Eaは再び
オンとなり、RAM1のアドレス1は正常状態に復帰し
ていないものと判断されて、RAM1のアドレス1に格
納されるべき回線データRD1は、前述と同様にRAM
2のアドレス1に格納されることになる。
ドレス1には受信データSD1が格納され、エラーのな
いデータとして読み出される。しかし、RAM1のアド
レス1から読み出されたチェックパターンPG1が参照
パターンと一致しない場合には、エラー信号Eaは再び
オンとなり、RAM1のアドレス1は正常状態に復帰し
ていないものと判断されて、RAM1のアドレス1に格
納されるべき回線データRD1は、前述と同様にRAM
2のアドレス1に格納されることになる。
【0029】また、RAM2のアドレスに異常が発見さ
れた場合には、その異常アドレスには回線データを格納
しないようにしている。このようにして、RAM1およ
びRAM2には予めチェックパターンPGを格納して各
アドレスの状態をチェックし、RAM1のアドレスに異
状が発見された場合には、RAM2の対応アドレスを振
替えて使用するようにしたので、回線データをエラーな
く確実に装置内クロックのデータに変換することができ
る。
れた場合には、その異常アドレスには回線データを格納
しないようにしている。このようにして、RAM1およ
びRAM2には予めチェックパターンPGを格納して各
アドレスの状態をチェックし、RAM1のアドレスに異
状が発見された場合には、RAM2の対応アドレスを振
替えて使用するようにしたので、回線データをエラーな
く確実に装置内クロックのデータに変換することができ
る。
【0030】
【発明の効果】この発明によればメモリ・エラー時に発
生するデータ・エラーを未然に防止するばかりか、デー
タ格納用メモリを常時チェックする事により瞬時エラー
によるメモリの容量減少を救済し、さらに、二面構成の
メモリの信頼性を向上させることができる。又、二面切
替えをアドレスの管理に依存せずデータそのもので行う
事により、制御が非常に簡略化でき回路構成も簡単にな
る為、回路規模の削減も可能となる。
生するデータ・エラーを未然に防止するばかりか、デー
タ格納用メモリを常時チェックする事により瞬時エラー
によるメモリの容量減少を救済し、さらに、二面構成の
メモリの信頼性を向上させることができる。又、二面切
替えをアドレスの管理に依存せずデータそのもので行う
事により、制御が非常に簡略化でき回路構成も簡単にな
る為、回路規模の削減も可能となる。
【図1】この発明の基本原理を示すブロック図である。
【図2】実施例を示すブロック図である。
【図3】実施例の動作を示すタイミングチャートであ
る。
る。
1,2 RAM 3a,3b パターン・ジェネレータ 4a,4b セレクタ 5a 書き込み制御部 5b 読み出し制御部 6 切替え制御部 7a,7b パターン・チェック/バッファ部
Claims (5)
- 【請求項1】 回線クロック(WCK)に同期した回線
データ(SD)を、装置内クロックに同期した受信デー
タ(RD)に変換して出力するクロック変換用メモリの
制御装置において、 クロック変換用メモリを第1および第2メモリ(11,
12)からなる二面構成とし、 第1および第2メモリ(11,12)の複数のアドレス
にデータを回線クロック(WCK)に基づいて書き込
み、書き込んだデータを装置内クロック(RCK)で読
み出す第1制御手段(15)と、 回線クロック(WCK)に同期する所定パターンのチェ
ックデータを生成するチェックデータ生成手段(13)
と、 回線データ(SD)とチェックデータ(PG)をうけて
いずれか一方を出力するセレクタ(14)と、 第1および第2メモリ(11,12)から読み出される
データを前記所定パターンと比較する比較手段(17)
と、 予めチェックデータについて、第1メモリ(11)の各
アドレスへの書き込みと読み出しを行い比較手段(1
7)の比較結果から前記所定パターンと一致しないチェ
ックデータ(PG)を格納していたアドレスを検出し、
回線データ(SD)については、第1メモリ(11)の
前記検出アドレスをのぞくアドレスと第2メモリ(1
2)の前記検出アドレスに対応するアドレスに対して書
き込みと読み出しを行うように前記セレクタ(14)と
前記第1制御手段(15)を制御する第2制御手段(1
6)を備えたことを特徴とするクロック変換用メモリの
制御装置。 - 【請求項2】 回線クロック(WCK)に同期した回線
データ(SD)を、装置内クロック(RCK)に同期し
た受信データ(RD)に変換して出力するクロック変換
用メモリ(11)の制御方法において、 回線クロック(WCK)に同期して所定パターンのチェ
ックデータ(PG)を生成し、 予め、前記メモリ(11)の各アドレスに対して前記チ
ェックデータ(PG)の書き込みと読み出しを行って、 前記メモリ(11)から読出されたチェックデータ(P
G)の内、前記所定パターンと異なるチェックデータ
(PG)を識別し、識別したチェックデータ(PG)を
格納していたアドレスを検出し、 次に、前記メモリ(11)の前記検出アドレスをのぞく
アドレスに対して回線データ(SD)の書き込みと読み
出しを行う、 ことを特徴とするクロック変換用メモリの制御方法。 - 【請求項3】 回線クロック(WCK)に同期した回線
データ(SD)を、装置内クロック(RCK)に同期し
た受信データ(RD)に変換して出力するクロック変換
用メモリの制御方法において、 クロック変換用メモリを第1および第2メモリ(11,
12)からなる2面構成とし、 回線クロック(WCK)に同期して所定パターンのチェ
ックデータ(PG)を生成し、 予め、第1メモリ(11)の各アドレスに対して前記チ
ェックデータ(PG)の書き込みと読み出しを行って、 第2メモリ(12)から読出されたチェックデータ(P
G)の内、前記所定パターンと異なるチェックデータ
(PG)を識別し、識別したチェックデータ(PG)を
格納していたアドレスを検出し、 次に、第1メモリ(11)の前記検出アドレスをのぞく
アドレスと第2メモリ(12)の前記検出アドレスに対
応するアドレスに対して回線データ(SD)の書き込み
と読み出しを行う、 ことを特徴とするクロック変換用メモリの制御方法。 - 【請求項4】 第1メモリ(11)の前記検出アドレス
にチェックデータ(PG)の書き込みと読み出しを行っ
て、読み出されたチェックデータ(PG)が前記所定パ
ターンと一致するときには、前記検出アドレスに対して
回線データ(SD)の書き込みと読み出しをさらに行う
ことを特徴とする請求項3記載のクロック変換用メモリ
の制御方法。 - 【請求項5】 第1および第2メモリ(11,12)に
ついて、回線データ(SD)の書き込まれるアドレスを
のぞくアドレスに、常時、チェックデータ(PG)を書
き込み、読み出されたチェックデータ(PG)のパター
ンをチェックして、チェックデータ(PG)を書き込ん
だアドレスに対して正常に回線データ(SD)の書き込
みと読み出しが可能か否かを確認することをさらに行う
ことを特徴とする請求項3記載のクロック変換用メモリ
の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315326A JPH07170249A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | クロック変換用メモリの制御装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5315326A JPH07170249A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | クロック変換用メモリの制御装置およびその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170249A true JPH07170249A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18064063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5315326A Withdrawn JPH07170249A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | クロック変換用メモリの制御装置およびその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07170249A (ja) |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP5315326A patent/JPH07170249A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |