JPH07170121A - マイクロ波アンテナ - Google Patents

マイクロ波アンテナ

Info

Publication number
JPH07170121A
JPH07170121A JP25231794A JP25231794A JPH07170121A JP H07170121 A JPH07170121 A JP H07170121A JP 25231794 A JP25231794 A JP 25231794A JP 25231794 A JP25231794 A JP 25231794A JP H07170121 A JPH07170121 A JP H07170121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
microwave antenna
beam tilt
antenna
wide wall
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25231794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3170551B2 (ja
Inventor
Akira Shigihara
亮 鴫原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP25231794A priority Critical patent/JP3170551B2/ja
Publication of JPH07170121A publication Critical patent/JPH07170121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3170551B2 publication Critical patent/JP3170551B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンテナを固定したままでメインビームの指
向を容易に微調整することができる平面型マイクロ波ア
ンテナを提供する。 【構成】 ラジアル導波管11内に突出した給電プロー
ブ14と、ラジアル導波管11の外側で給電プローブ1
4の配置箇所を中心とした同心円上に配設された複数の
素子アンテナ16と、一端が素子アンテナ16にそれぞ
れ電気的に接続され、他端がラジアル導波管11内に突
出した給電ピン17とからなる平面型マイクロ波アンテ
ナ10において、ラジアル導波管11内にビームチルト
板19を回動可能に介装配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平面型マイクロ波アン
テナに係わり、特に、衛星通信や衛星放送受信に好適な
平面型マイクロ波アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衛星通信や衛星放送受信を行う装
置(地球局)においては、送受信アンテナとしてパラボ
ナアンテナ等の反射鏡型アンテナが使用されてきたが、
近年、平面型マイクロ波アンテナの使用も増加してい
る。衛星通信や衛星放送受信を確実に行うためには、こ
れらのマイクロ波アンテナを目的とする静止衛星の方向
(方位角および仰角)に正確に指向させる必要がある。
【0003】ところで、近年、通信衛星および放送衛星
の数が増加しており、1台の送受信装置で複数の通信衛
星と複数の通信衛星と通信したり、複数の放送衛星から
の放送を受信するという必要がある。この場合、各々の
衛星の方向(方位角および仰角)が異なるため、前記マ
イクロ波アンテナを各々の衛星毎に設置したり、一つの
マイクロ波アンテナを、その都度目的の衛星方向に指向
させる必要がある。
【0004】図9は、平面型マイクロ波アンテナの第1
の従来例を示す外観図である。図9において、100は
平面型マイクロ波アンテナ、101は平面型マイクロ波
アンテナのメインビーム方向、102は取付け板、10
3は仰角固定ボルト、104はポール取付け金具、10
4は方位角固定ボルト、106はポールである。
【0005】図9において、平面型マイクロ波アンテナ
100のメインビーム方向101は、平面型マイクロ波
アンテナ100の面の法線方向に向いている。この平面
型マイクロ波アンテナ100を設置するには、目的とす
る衛星の方位角および仰角にメインビームが指向するよ
うに、平面型マイクロ波アンテナ100を動かして方位
角および仰角を調整した後、仰角固定ボルト103およ
び方位角固定ボルト105を締め付け固定する。
【0006】図10は、平面型マイクロ波アンテナの第
2の従来例を示す外観図である。図10において、20
0は平面型マイクロ波アンテナ、201は平面型マイク
ロ波アンテナのメインビーム方向である。
【0007】図10において、平面型マイクロ波アンテ
ナ200のメインビーム方向201は、平面型マイクロ
波アンテナ200の平面に対して所定角度だけ傾いてい
る。ここで、この角度を、目的とする静止衛星の仰角と
同じにすれば、平面型マイクロ波アンテナ200を水平
に設置して使用することが出来る。すなわち、平面型マ
イクロ波アンテナ200を水平に設置し、平面型アンテ
ナ200を水平面内で回転させ方位角のみを調整すれば
よい。
【0008】図11は、第1の従来例および第2の従来
例に使用される平面型マイクロ波アンテナの一例を示す
梗概図であり、(a)はその上面図、(b)はそのE−
E断面図である。
【0009】図11(a)および(b)において、30
0は平面型マイクロ波アンテナ、301はラジアル導波
管、302,303はラジアル導波管301の相対する
一対の広壁面、304は給電プローブ、305は誘電体
基板、306は素子アンテナ、307は給電ピン、30
8はコネクタである。
【0010】そして、ラジアル導波管301は、一方の
広壁面302の略中央部分に、この広壁面302を貫通
してラジアル導波管301内に突出した給電プローブ3
04が配置され、他方の広壁面303の外側には広壁面
303に沿って誘電体基板305が配置されている。こ
の誘電体基板305の表面には複数の素子アンテナ30
6が、前記給電プローブ304を中心とした同心円上
に、前記平面型マイクロ波アンテナ300上の特定方向
への放射電波が同相合成されるよう配置されている。こ
れらの素子アンテナ306からそれぞれ給電ピン307
が導出され、誘電体基板305および広壁面303を貫
通してラジアル導波管301内に突出している。
【0011】給電ピン307のラジアル導波管301内
への突出長は、給電プローブ304に最も近い同心円上
にある給電ピン307が最短であり、給電プローブ30
4から離れるに応じて長くなり、給電プローブ304か
ら最も遠い同心円上にある給電ピン307が最長になる
ように設定されている。
【0012】前記構成による平面型マイクロ波アンテナ
300は、次のように動作する。この平面型マイクロ波
アンテナ300を用いてマイクロ波を送信する場合、コ
ネクタ308を介して給電プローブ304に供給された
マイクロ波送信信号は、ラジアル導波管301内をTE
Mモード電磁界として中心部分から外側へ向かって放射
状に伝搬する。このとき、各給電ピン307はTEMモ
ード電磁界と結合し、この結合によって各素子アンテナ
306が励振され、これら素子アンテナ306からそれ
ぞれ空間に送信電波が放射され、マイクロ波が送信され
る。
【0013】この場合において、各給電ピン307のラ
ジアル導波管301内への突出長により、各素子アンテ
ナ306に結合されるマイクロ波励振信号の振幅が決定
される。このように複数の素子アンテナ306を配列し
た平面型マイクロ波アンテナ300はアレーアンテナで
あり、アレーアンテナでは、全部の素子アンテナを等振
幅で励振した場合にそのアレーアンテナの利得が最大に
なる。そこで上述した平面型マイクロ波アンテナ300
では各給電ピン307の長さを給電プローブ304から
離れるに応じて長くするうよに設定することで、各素子
アンテナを等振幅で励振するようにしている。
【0014】図12は、図11における素子アンテナ3
06としての円形パッチアンテナ306aの構成を示す
図であり、同図(a)は円形パッチアンテナ306aの
上面図、同図(b)は同図(a)のF−F断面図であ
る。
【0015】円形パッチアンテナ306aは、図11に
おける誘電体基板305の表面にエッチング等の方法で
そ形成される。また、図11における給電ピン307
は、円形パッチアンテナ306aにおける給電点306
bに半田付け等の方法により取り付けられている。30
6cは、切り欠き部である。そして切り欠き部306c
と給電点306bの配置関係によって円偏波アンテナが
得られ、複数個の円形パッチアンテナ306aの回転方
向をそれぞれ異ならせて配置することによってメインビ
ームの方向を平面型マイクロ波アンテナの面に垂直な方
向に対して所定角度だけ傾けることができる。図9の第
1の従来例では、メインビームを平面型マイクロ波アン
テナ100の面の法線方向に設定したものであり、図1
0の第2の従来例では、メインビームを平面型マイクロ
波アンテナ200の面に対して傾けて設定したものであ
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】一般に、高品質で広帯
域な衛星通信や、衛星放送受信を行う場合、地上局に用
いられるアンテナは、30dBi乃至40dBi程度の
利得が必要であり、かかる利得のアレーアンテナは素子
アンテナが300個以上必要となり、また、マイクロ波
の周波数をKu帯とした場合、平面型マイクロ波アンテ
ナの直径は、300mm乃至900mm程度になる。こ
のとき、メインビームの半値幅は、約5度乃至約2度に
なる。
【0017】したがって平面型マイクロ波アンテナ30
0は、多数の素子アンテナ306に対応して給電ピン3
07の数が多く、給電ピン307のラジアル導波管30
1内の突出長も細かく調整する必要がある。
【0018】また、図9に示す第1の従来例において
は、平面型マイクロ波アンテナ100の直径が300m
m乃至900mmと大きいうえに、メインビームの半値
幅が約5度乃至約2度と狭いため、目的とする衛星方向
へメインビームを精度良く指向させることが大変に難し
い。
【0019】そのうえ平面型マイクロ波アンテナ100
の方向が強風等によりずれ易く、ずれた場合は、再度メ
インビーム101を目的とする衛星方向へ向け直すこと
が困難である。
【0020】さらにメインゴーム方向101は固定であ
るため、静止位置の異なる複数の衛星の各方向へその都
度メインビームを指向することが出来ないという問題が
あった。
【0021】一方、図10に示す第2の従来例において
は、メインビームの方向201は、平面型マイクロ波ア
ンテナ200の面から傾いており、この傾き角度が、あ
る地域において目的とする衛星の仰角にほぼ一致してい
る。しかしながら、目的とする衛星は同一であっても、
設置地域が異なれば衛星の方位角および仰角が異なる。
方位角は、前述の通り平面型マイクロ波アンテナ200
全体を水平面内で回転させることにより衛星方向に合わ
せることができるが、平面型マイクロ波アンテナ200
の仰角は固定されているため、日本の全ての場所での使
用は難しい。無理に使用するとすれば、平面型マイクロ
波アンテナ200全体を傾斜を付けて設置する以外に方
法はなく、平面型マイクロ波アンテナ200をほぼ水平
に設置し、容易に衛星通信および衛星放送受信を行うこ
とが出来ないという問題があった。
【0022】本発明は、前述のような従来技術の課題に
鑑みてなされてもので、その目的は、メインビームの指
向を容易に微調整できる平面型マイクロ波アンテナを提
供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明は、ラジアル導波管と、ラジアル導波管の
一方の広壁面の略中央部分に配置され広壁面を貫通して
ラジアル導波管内に突出した給電プローブと、ラジアル
導波管の他方の広壁面の外側に配置された誘電体基板
と、誘電体基板の表面において給電プローブの配置箇所
を中心とした同心円上に配設された複数の素子アンテナ
と、一端が素子アンテナにそれぞれ電気的に接続され他
端が誘電体基板およびラジアル導波管の他方の広壁面の
それぞれを貫通してラジアル導波管内に突出した給電ピ
ンと、ラジアル導波管内の一方の広壁面と他方の広壁面
との間に介装配置されたビームチルト手段とを備えた第
1の手段を備える。
【0024】また、前記の目的を達成するために、本発
明は、表面に複数の素子アンテナを配設した誘電体基板
と、素子アンテナを覆うように誘電体基板の表面上に配
置されたビームチルト手段とを備えた第2の手段を備え
る。
【0025】
【作用】前記第1の手段によれば、平面型マイクロ波ア
ンテナにおけるラジアル導波管内の一方の広壁面と給電
ピンの間に介装配置したビームチルト手段により、ラジ
アル導波管内を伝搬するTEMモード電磁界の速度が遅
れ、TEMモード電磁界の速度の遅れの状態はビームチ
ルト手段の形状に依存する。すなわち複数の素子アンテ
ナ間の励振位相が異なる。このため、平面型マイクロ波
アンテナのメインビームの指向がビームチルト手段によ
って変えられる。
【0026】また、前記第2の手段によれば、平面型マ
イクロ波アンテナにおける誘電体基板の表面上に配置し
たビームチルト板により、素子アンテナから放射された
電磁界がビームチルト板を通過することによって速度が
遅れる。すなわち放射空間からみて複数の素子アンテナ
間の励振位相が異なる。このため、平面型マイクロ波ア
ンテナのメインビームの指向がビームチルト板によって
変えられる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0028】図1は、本発明に係わる平面型マイクロ波
アンテナの第1の実施例を示す梗概構成図であって、
(a)はその上面図、(b)はそのA−A線部の断面図
である。図1(a)および(b)において、1は平面型
マイクロ波アンテナ、11はラジアル導波管、12,1
3はラジアル導波管11の相対する一対の広壁面、14
は給電プローブ、15は誘電体基板、16は素子アンテ
ナ、17は給電ピン、18はコネクタ、19はビームチ
ルト板であり、ビームチルト手段としてビームチルト板
19を用いた例を示すものである。
【0029】ラジアル導波管11は、一方の広壁面12
の略中央部分に、この広壁面12を貫通してラジアル導
波管11内に突出した給電プローブ14が配置され、他
方の広壁面13の外側には誘電体基板15が配置されて
いる。この誘電体基板15の表面には、複数の素子アン
テナ16が給電プローブ14の配置箇所を中心とした同
心円上に配置されている。これら素子アンテナ16から
それぞれ給電ピン17が導出され、給電ピン17は誘電
体基板15および広壁面13をそれぞれ貫通してラジア
ル導波管11内に突出している。また、広壁面12と給
電ピン17との間には、扇形の誘電体板からなり、給電
プローブ14を中心にして適宜回転出来る2枚のビーム
チルト板19,19が介装配置され、全体として平面型
マイクロ波アンテナ1が構成されている。
【0030】平面型マイクロ波アンテナ1を用いてマイ
クロ波を送信する場合、コネクタ18を介して給電プロ
ーブ14にマイクロ波送信信号が供給されると、この送
信信号はラジアル導波管11内をTEMモード電磁界と
して中心部分から外側へ向かって放射状に伝搬する。こ
のとき、各給電ピン17はTEMモード電磁界と結合
し、この結合によって各素子アンテナ16が励振され、
これら素子アンテナ16からそれぞれ空間に送信電波が
放射されてマイクロ波が送信されることは、既に述べた
既知の平面型マイクロ波アンテナの動作と同じである。
この場合においても、各給電ピン17のラジアル導波管
11内への突出長により、各素子アンテナ16に結合さ
れるマイクロ波励振信号の振幅が決定され、更に素子ア
ンテナ16を図12に示す円形パッチアンテナ306と
し、素子アンテナ16の向きにより平面型マイクロ波ア
ンテナ1のメインビームを所定方向に指向出来る点も、
既に述べた既知の平面型マイクロ波アンテナ200の動
作と同じである。
【0031】本実施例においては、ラジアル導波管11
内に、扇形の誘電体板からなり、扇形の要の部分を中心
にして適宜回転出来る2枚のビームチルト板19,19
が介装配置されている。そこでラジアル導波管11の中
心から外周に向かってTEMモードの電磁波が伝搬する
際に、ビームチルト板19の非配置箇所における電磁波
の伝搬速度に比べ、ビームチルト板19の配置箇所にお
ける電磁波の伝搬速度が遅くなり、位相が中心から外周
に行くにしたがって順次遅れる。このため、ビームチル
ト板19により、以下に述べるように、平面型マイクロ
波アンテナ1のメインビームの指向を調整することが出
来る。
【0032】以下、図2(a)乃至(k)を用い、ビー
ムチルト板19の機能について説明する。図2(a)乃
至(c)は、ビームチルト板19,19の各配置例であ
り、図2(d)乃至(g)および図2(h)乃至(k)
は、ビームチルト板19を用いないとき、および用いた
ときの各特性例である。図2(d)乃至(k)におい
て、θd乃至θkは図2のz軸(平面型マイクロ波アンテ
ナ1の面に垂直な方向)に対するメインビームの指向角
度であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成
要素には同じ符合を付けてある。
【0033】はじめに、ビームチルト板19を設けない
場合の平面型マイクロ波アンテナ1のメインビームの指
向が、図2(d)に示すように、z軸に平行な方向、即
ち、角度θd=0に設定されているとする。このとき、
図2(a)に示すように、ビームチルト板19,19
を、ラジアル導波管11内のx軸の正方向に半円形に配
置すると、そのメインビームの指向は、図2(e)に示
すように、z軸に対して時計回りに傾いた角度θeにな
る。また、図2(b)に示すように、ビームチルト板1
9,19をラジアル導波管11内のy軸の正方向および
負方向に相対するように配置すると、そのメインビーム
の指向は、図2(f)に示すように、z軸に略一致した
角度θf(θf≒θd=0)になって変わらない。更に、
図2(c)に示すように、ビームチルト板19,19
を、ラジアル導波管11内のx軸の負方向に半円形に配
置すると、そのメインビームの指向は、図2(g)に示
すように、z軸に対して反時計回りに傾いた角度θ
g(θg=−θe)になる。
【0034】次に、同じくビームチルト板19を設けな
い場合の平面型マイクロ波アンテナ1のメインビームの
指向が、図2(h)に示すように、z軸に対して時計回
りに傾いた角度θhに設定されているとする。このとき
も、図2(a)に示すようにビームチルト板19,19
を、ラジアル導波管11内のz軸の正方向に半円形に配
置すると、そのメインビームの指向は、図2(i)に示
すように、前記角度θhから更に時計回り方向角度θe
け傾いた角度θiになる。また、図2(b)に示すよう
に、ビームチルト板19,19を、ラジアル導波管11
内のy軸の正方向および負方向に相対するように配置す
ると、そのメインビームの指向は、図2(j)に示すよ
うに、前記角度θhに略一致した角度θj(θj≒θh)に
なって変わらない。更に、図2(c)に示すように、ビ
ームチルト板19,19を、ラジアル導波管11内のx
軸の負方向に半円形に配置すると、そのメインビームの
指向は、図2(k)に示すように、前記角度θhから更
に反時計回り方向に角度θgだけ傾いた角度θhになる。
【0035】このように、第1の実施例によれば、平面
型マイクロ波アンテナ1のメインビームの指向を、2枚
のビームチルト板19,19の配置を変えることによっ
てθeとθgの間で微調整できる。計算によれば、Ku帯
において、ビームチルト板19として比誘電率が3で、
λ/10程度の厚みを持つ誘電体板を用い、その配置を
図2(a)とした場合、角度θeは、約8度である。
【0036】次に、図3は、本発明に係わる平面型マイ
クロ波アンテナの第2の実施例を示す梗概構成図であっ
て、(a)はその上面図、(b)はそのA’−A’線部
の断面図である。
【0037】図3(a)および(b)において、1’は
平面型マイクロ波アンテナ、19’はビームチルト素子
であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要
素には同じ符合を付けてあり、ビームチルト手段として
ビームチルト素子19’を用いた例を示すものである。
【0038】そして、第2の実施例と第1の実施例との
違いは、ビームチルト手段のみにあるもので、第1の実
施例におけるビームチルト手段が平坦な誘電体板から成
るビームチルト板19であるのに対し、第2の実施例に
おけるビームチルト手段は誘電体から成る柱状のビーム
チルト素子19’である。
【0039】ここで、図4は、平面型マイクロ波アンテ
ナのラジアル導波管内を中心から外周に向かってTEM
モードの電磁波が伝搬する際の電磁波の位相遅れの状態
を示す特性図であって、(a)は第2の実施例の特性曲
線、(b)及び(c)は比較のために挙げた第1の実施
例の特性曲線及び従来例の特性曲線である。
【0040】第2の実施例による平面型マイクロ波アン
テナ1’では、ラジアル導波管11内をその中心から外
周に向かってTEMモードの電磁波が伝搬する際に、図
4(a)の特性曲線に示されるように、ビームチルト素
子19’が配置されている部分における電磁波の位相遅
れは、ビームチルト素子19’が配置されていない部分
の位相遅れに比べて急激に大きくなっている。ちなみ
に、第1の実施例では、ビームチルト板19が配置され
ている側の電磁波の位相遅れは、ビームチルト板19が
配置されていない側の電磁波の位相遅れに比べて大きい
ものの、急激に位相遅れを生じる部分はない。また、従
来例では、電磁波の位相遅れは、部分的に変わりがな
く、一様になっている。
【0041】また、かかる電磁波の位相遅れの点を除け
ば、第2の実施例の動作と第1の実施例の動作とは同じ
であるので、第2の実施例の動作についてのこれ以上の
説明は省略する。
【0042】第2の実施例によれば、第1の実施例に比
べてビームチルト手段の小型化が可能になり、かつ、回
転させることが容易になるので、平面型マイクロ波アン
テナ1’の形状及び重量を小さくすることができる。
【0043】続く、図5は、本発明に係わる平面型マイ
クロ波アンテナの第3の実施例を示す梗概構成図であっ
て、(a)はその上面図、(b)はそのB−B線部の断
面図である。図5(a)および(b)において、2は平
面型マイクロ波アンテナ、20はビームチルト板、21
はビームチルト板20の表面に円弧状に設けられた隆起
であり、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要
素には同じ符合を付けてある。
【0044】そして、第3の実施例と第1の実施例との
違いは、ビームチルト板20のみにあり、第1の実施例
におけるビームチルト板19が平坦な誘電体板からなる
ものであるのに対し、第3の実施例におけるビームチル
ト板20はその表面に、給電プローブ14を中心とした
同心円弧状の複数の隆起21が形成された導電体板から
なるものである。
【0045】この平面型マイクロ波アンテナ2では、ラ
ジアル導波管11内をその中心から外周に向かってTE
Mモードの電磁波がビームチルト板20の表面部分を伝
搬する際に、隆起21により電磁波の伝搬経路が長くラ
ジアル導波管11の中心から外周に行くにしたがって電
磁波の位相遅れが大きくなる。従って、扇形の2枚のビ
ームチルト板20,20を図2(a)乃至(c)のよう
に配置した場合、平面型マイクロ波アンテナ2のメイン
ビームの指向は図2に示したものと同様になる。このた
め、第3の実施例の動作についてのこれ以上の説明は省
略する。
【0046】続く、図6は、本発明に係わる平面型マイ
クロ波アンテナの第4の実施例を示す梗概構成図であっ
て、(a)はその上面図、(b)はそのC−C線部の断
面図である。図6(a)および(b)において、3は平
面型マイクロ波アンテナ、22はビームチルト板であ
り、その他、図1に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符合を付けてある。
【0047】そして、第4の実施例と第1の実施例との
違いは、ビームチルト板22の配置のみにあり、第1の
実施例がビームチルト板19がラジアル導波管11内に
配置されているのに対し、第4の実施例では、ビームチ
ルト板22が誘電体基板15の表面上に配置されてい
る。
【0048】この平面型マイクロ波アンテナ3は、誘電
体基板15の表面上に、略扇形の2枚の誘電体板からな
り、扇形の要の部分を中心にして適宜回転出来るビーム
チルト板22が配置されている。そこで各素子アンテナ
16からそれぞれ放射された送信電波は、ビームチルト
板22の非配置箇所における伝搬速度に比べ、ビームチ
ルト板22の配置箇所における伝搬速度が遅くなり位相
が遅れる。したがって扇形の2枚のビームチルト22、
22を図2のように配置した場合、平面型アンテナ3の
メインビームの指向は図2に示したものと同様になる。
【0049】続く、図7は、本発明に係わる平面型マイ
クロ波アンテナの第5の実施例を示す梗概構成図であっ
て、(a)はその上面図、(b)はそのD−D線部の断
面図である。図7(a)および(b)において、4は平
面型マイクロ波アンテナ、23はビームチルト板であ
り、その他、図1および図6に示された構成要素と同じ
符合を付けてある。
【0050】そして、第5の実施例と第1の実施例との
違いは、ビームチルト板23の配置と形状とにある。す
なわち前述の第1の実施例が2枚のビームチルト板1
9,19がラジアル導波管11内に配置されているのに
対し、第5の実施例では、1枚の誘電体板から成るビー
ムチルト板23が誘電体基板15の表面のほぼ全部を覆
うように配置されている。
【0051】この平面型マイクロ波アンテナ4は、ビー
ムチルト板23が、図7(b)に示すように、厚みが一
端から他端にかけて連続的に変わる円形の誘電体板であ
り、誘電体基板15の表面上で適宜回転出来るように構
成されている。また、ビームチルト板23に代えて、厚
みが一端から他端にかけて段階的に変わる円形の誘電
体、もしくは比誘電率が一端から他端にかけて連続的ま
たは段階的に変化する誘電体板で構成したビームチルト
板を用いても良い。
【0052】平面型マイクロ波アンテナ4では、各素子
アンテナ16からそれぞれ放射された送信電波は、ビー
ムチルト板23の厚みが薄い部分、もしくは比誘電率が
小さい部分における電波の伝搬速度に比べ、ビームチル
ト板23の厚みが厚い部分、もしくは比誘電率が大きい
部分における電波の伝搬速度が遅くなり、送信電波の位
相が遅れる。このためビームチルト板23により以下に
述べるように、平面型マイクロ波アンテナ4のメインビ
ームの指向を調整することが出来る。
【0053】以下図8(a)乃至(h)を用い、ビーム
チルト板23の機能について説明する。図8(a)およ
び(b)は、ビームチルト板23の各配置例であり、図
8(c)乃至(e)および図8(f)乃至(h)は、ビ
ームチルト板23を用いないとき、および用いたときの
各特性例である。図8(c)乃至(h)において、θc
乃至θhは図8のz軸(平面型マイクロ波アンテナ4の
面に垂直な方向)に対するメインビームの指向角度であ
り、その他、図7に示された構成要素と同じ構成要素に
は同じ符合を付けてある。
【0054】はじめに、ビームチルト板23を設けない
場合の平面型マイクロ波アンテナ4のメインビームの指
向が、図8(c)に示すように、z軸に平行な方向、即
ち、角度θc=0に設定されているとする。このとき、
図8(a)に示すように、ビームチルト板23を、厚い
方をx軸の正の方向にして平面型マイクロ波アンテナ4
の誘電体基板15に対向配置すると、そのメインビーム
の指向は、図8(d)に示すように、z軸に対して時計
回り方向に傾いた角度θdになる。また図8(b)に示
すように、ビームチルト板23を、厚い方をx軸の負の
方向にして平面型マイクロ波アンテナ4の誘電体基板1
5に対向配置すると、そのメインビームの指向は、図8
(e)に示すように、z軸に対して反時計回り方向に傾
いた角度θeになる。
【0055】次に、同じくビームチルト板23を設けな
い場合の平面型マイクロ波アンテナ4のメインビームの
指向が、図8(f)に示すように、z軸に対して時計回
り方向に傾いた角度θfに設定されているものとする。
この時も、図8(a)に示すように、ビームチルト板2
3を厚い方を、x軸の正の方向にして平面型マイクロ波
アンテナ4の誘電体基板15に対向配置すると、そのメ
インビームの指向は、図8(g)に示すように、前記角
度θfから更に時計回り方向にθd傾いた角度θgにな
る。また、図8(b)に示すように、ビームチルト板2
3を、厚い方をx軸の負の方向にして平面型マイクロ波
アンテナの誘電体基板15に対向配置すると、そのメイ
ンビームの指向は、図6(h)に示すように、前記角度
θfから反時計回り方向にθe傾いた角度θhになる。
【0056】このように、第5の実施例によれば、平面
型マイクロ波アンテナ4のメインビームの指向を、ビー
ムチルト板23の配置位置によって変えることが出来
る。
【0057】なお、上記の各実施例の説明では平面型マ
イクロ波アンテナ1、1’2乃至4を用いてマイクロ波
を送信する場合を例にして説明したが、これら平面型マ
イクロ波アンテナ1,1’2乃至4を用いてマイクロ波
を受信する場合は、前述の動作機能が単に逆になるだけ
であって、得られる作用効果も同じである。
【0058】また、第4および第5の実施例では、ビー
ムチルト板22,23をラジアル導波管を用いた平面型
マイクロ波アンテナに適用して説明したが、ビームチル
ト板22,23は他の給電方式を用いた平面型マイクロ
波アンテナにおいても、その表面に設けることができ、
この場合のビームチルト板の作用効果も第4および第5
の実施例と同じである。
【0059】さらに第1、第3乃至第4の実施例では、
ビームチルト板19,20,22が扇形の2枚の誘電体
で構成された回動可能のものについて説明したが、これ
らビームチルト板19,20,22は2枚の扇形のもの
に限られるものではなく、例えば1枚の半円形のもので
も良い。そしてビームチルト板として1枚の半円形のも
のを用いた場合には図2(a)および(c)の2通りの
配置を選択して平面型マイクロ波アンテナ1、2、3、
4のメインビームの指向を2通りに選択設定できる。ま
た回動可能でなくても良い。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、平面型
マイクロ波アンテナを構成するラジアル導波管内にビー
ムチルト板もしくは素子あるいは誘電体基板の表面上に
ビームチルト板を配置したので、平面型マイクロ波アン
テナのメインビームの指向をこのビームチルト板もしく
はビームチルト素子によって微細に調整できる。
【0061】従って、本発明を指向性の鋭い平面型マイ
クロ波アンテナに適用すれば、ビームチルト板もしくは
ビームチルト素子を調整して目的とする衛星方向へメイ
ンビームを正確に指向させることができる。また、強風
等によりメインビームの指向が目的とする衛星方向から
わずかにずれた場合においても、ビームチルト板もしく
はビームチルト素子を調整してメインビームのずれを容
易に補正できる。更に、静止位置の異なる複数の衛星の
各方向へ、メインビームを適宜指向させることが容易で
あるという効果がある。
【0062】また本発明を水平に設置した平面型マイク
ロ波アンテナに適用すれば、そのメインビームの仰角を
ビームチルト板もしくはビームチルト素子によって微調
整することが出来るので、日本のほぼ全ての場所におい
て、平面型マイクロ波アンテナのメインビームを目的と
する衛星方向に指向することが可能となり、平面型マイ
クロ波アンテナを略水平に設置し、容易に衛星通信およ
び衛星放送受信を行うことが可能になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロ波アンテナの第1の実施
例の構成を示す梗概図である。
【図2】第1の実施例に用いられるビームチルト板の機
能を説明する説明図である。
【図3】本発明によるマイクロ波アンテナの第2の実施
例の構成を示す梗概図である。
【図4】第1及び第2の実施例、それに既知のマイクロ
波アンテナにおける電磁波の位相遅れの状態を示す特性
図である。
【図5】本発明によるマイクロ波アンテナの第3の実施
例の構成を示す梗概図である。
【図6】本発明によるマイクロ波アンテナの第4の実施
例の構成を示す梗概図である。
【図7】本発明によるマイクロ波アンテナの第5の実施
例の構成を示す梗概図である。
【図8】第5の実施例に用いられるビームチルト板の機
能を説明する説明図である。
【図9】既知のマイクロ波アンテナの設置状態の一例を
示す、第1の従来例の外観図である。
【図10】既知のマイクロ波アンテナの設置状態の一例
を示す、第2の従来例の外観図である。
【図11】第1の従来例または第2の従来例に用いられ
るマイクロ波アンテナの構成を示す梗概図である。
【図12】右旋円偏波を放射する円形パッチアンテナの
上面図およびその断面図である。
【符号の説明】
1,1’,2,3,4 平面型マイクロ波アンテナ 11 ラジアル導波管 12 ラジアル導波管11の一方の広壁面 13 ラジアル導波管11の他方の広壁面 14 給電プローブ 15 誘電体基板 16 素子アンテナ 17 給電ピン 19,20,22,23 ビームチルト板 19’ ビームチルト素子 21 ビームチルト板20の隆起

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ラジアル導波管と、前記ラジアル導波管
    の一方の広壁面の略中央部分に配置され前記広壁面を貫
    通して前記ラジアル導波管内に突出した給電プローブ
    と、前記ラジアル導波管の他方の広壁面の外側に配置さ
    れた誘電体基板と、前記誘電体基板の表面において前記
    給電プローブの配置箇所を中心とした同心円上に配設さ
    れた複数の素子アンテナと、一端が前記素子アンテナに
    それぞれ電気的に接続され他端が前記誘電体基板および
    前記ラジアル導波管の他方の広壁面をそれぞれ貫通して
    前記ラジアル導波管内に突出した給電ピンと、前記ラジ
    アル導波管内の前記一方の広壁面と前記他方の広壁面と
    の間に介装配置されたビームチルト手段とを備えたこと
    を特徴とするマイクロ波アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記ビームチルト手段は、前記一方の広
    壁面と前記他方の広壁面との間に介装配置された誘電体
    板から成るビームチルト板であることを特徴とする請求
    項1記載のマイクロ波アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記ビームチルト手段は、前記一方の広
    壁面と前記他方の広壁面との間における前記給電プロー
    ブと前記給電ピンとの間に介装配置された誘電体から成
    るビームチルト素子であることを特徴とする請求項1記
    載のマイクロ波アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記ビームチルト素子は、回動可能な略
    扇形または略半円形の柱状のものであることを特徴とす
    る請求項3記載のマイクロ波アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記ビームチルト手段は、前記一方の広
    壁面と前記他方の広壁面との間に介装配置され、前記給
    電プローブを中心とした同心円弧状の複数の隆起が前記
    給電ピン側の表面に形成された導電体板から成るビーム
    チルト板であることを特徴とする請求項1記載のマイク
    ロ波アンテナ。
  6. 【請求項6】 表面に複数の素子アンテナを配設した誘
    電体基板と、前記素子アンテナを覆うように前記誘電体
    基板の表面上に配置されたビームチルト手段とを備えた
    ことを特徴とするマイクロ波アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記ビームチルト手段は、前記誘電体基
    板の表面の略全面を覆い、一端から他端にかけて厚みが
    連続的または段階的に変化する誘電体板からなるビーム
    チルト板であることを特徴とする請求項6記載のマイク
    ロ波アンテナ。
  8. 【請求項8】 前記ビームチルト手段は、前記誘電体基
    板の表面の略全面を覆い、一端から他端にかけて比誘電
    率が連続的または段階的に変化する誘電体板からなるビ
    ームチルト板であることを特徴とする請求項6記載のマ
    イクロ波アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記ビームチルト板は、回動可能な略扇
    形または略半円形の略板状のものであることを特徴とす
    る請求項2、5、7及び8のいずれかに記載のマイクロ
    波アンテナ。
  10. 【請求項10】 前記ビームチルト手段は、前記誘電体
    基板の面の法線方向を軸とする逆円錐面内においてメイ
    ンビームを回転可能にするものであることを特徴とする
    請求項1ないし9のいずれかに記載のマイクロ波アンテ
    ナ。
  11. 【請求項11】 前記ビームチルト手段は、前記誘電体
    基板の面の法線方向に対して傾いた方向を軸とする逆円
    錐面内においてメインビームを回転可能にするものであ
    ることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載
    のマイクロ波アンテナ。
JP25231794A 1993-10-22 1994-10-18 マイクロ波アンテナ Expired - Fee Related JP3170551B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25231794A JP3170551B2 (ja) 1993-10-22 1994-10-18 マイクロ波アンテナ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26482393 1993-10-22
JP5-264823 1993-10-22
JP25231794A JP3170551B2 (ja) 1993-10-22 1994-10-18 マイクロ波アンテナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07170121A true JPH07170121A (ja) 1995-07-04
JP3170551B2 JP3170551B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=26540657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25231794A Expired - Fee Related JP3170551B2 (ja) 1993-10-22 1994-10-18 マイクロ波アンテナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3170551B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120240A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Korea Electronics Telecommun 無線通信システムにおける円偏波アンテナ及びその製造方法
CN105424193A (zh) * 2015-11-13 2016-03-23 中国科学院国家空间科学中心 一种干涉微波辐射计时钟扫描成像装置
WO2017006524A1 (ja) * 2015-07-09 2017-01-12 日本電気株式会社 ビームチルト角制御装置、アンテナシステム、無線通信装置、及びビームチルト角制御方法
CN109923735A (zh) * 2016-11-03 2019-06-21 集美塔公司 平板天线的定向耦合器馈电

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011120240A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Korea Electronics Telecommun 無線通信システムにおける円偏波アンテナ及びその製造方法
WO2017006524A1 (ja) * 2015-07-09 2017-01-12 日本電気株式会社 ビームチルト角制御装置、アンテナシステム、無線通信装置、及びビームチルト角制御方法
CN105424193A (zh) * 2015-11-13 2016-03-23 中国科学院国家空间科学中心 一种干涉微波辐射计时钟扫描成像装置
CN105424193B (zh) * 2015-11-13 2018-06-15 中国科学院国家空间科学中心 一种干涉微波辐射计时钟扫描成像装置
CN109923735A (zh) * 2016-11-03 2019-06-21 集美塔公司 平板天线的定向耦合器馈电

Also Published As

Publication number Publication date
JP3170551B2 (ja) 2001-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6987489B2 (en) Electronically scanning direction finding antenna system
KR950013142B1 (ko) 환형 슬로트 안테나
US6018327A (en) Single-wire spiral antenna
US8184056B1 (en) Radial constrained lens
JPH0270104A (ja) 広指向性マイクロストリップアンテナ
KR100529709B1 (ko) 빔 가변 안테나
US5486837A (en) Compact microwave antenna suitable for printed-circuit fabrication
JPH07170121A (ja) マイクロ波アンテナ
JPH088640A (ja) ラジアルラインパッチアンテナ
JP3056313B2 (ja) アンテナ装置
JP3176805B2 (ja) 移動体用衛星通信アンテナ装置
JP3056309B2 (ja) マルチビームアレーアンテナ
JP3403907B2 (ja) 衛星受信用コンバータ
JP2004088325A (ja) アンテナアレイ
JP2000068735A (ja) マイクロストリップアンテナ
JP3053421B2 (ja) 山形アンテナ
US11923612B2 (en) Systems and methods for circular-polarized beam forming and steering based on the superposition of circular modes for communication and radar systems
JP2002190707A (ja) 平面アンテナ
JPH05226927A (ja) スロットアレーアンテナ
JPH0653728A (ja) 送信及び/又は受信アンテナ
JPH0697720A (ja) アンテナ装置
RU8165U1 (ru) Антенная решетка с отклоненным лучом диаграммы направленности
KR200299722Y1 (ko) 빔 가변 안테나
JPH06224627A (ja) 直線偏波ラジアルラインスロットアンテナ
JPH03110904A (ja) 円偏波用パラボラアンテナ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010306

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080316

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees