JPH07169673A - 光デバイスの製造方法 - Google Patents
光デバイスの製造方法Info
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- JPH07169673A JPH07169673A JP5314691A JP31469193A JPH07169673A JP H07169673 A JPH07169673 A JP H07169673A JP 5314691 A JP5314691 A JP 5314691A JP 31469193 A JP31469193 A JP 31469193A JP H07169673 A JPH07169673 A JP H07169673A
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- JP
- Japan
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- mask
- wafer
- pattern
- circular wafer
- exposure
- Prior art date
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- Pending
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
- Semiconductor Lasers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 円形ウェハ100上に光デバイスのパターン
111を転写する際、該パターンの基準方向と、上記円
形ウエハのへき開可能な結晶面との間のずれ角を、確実
にかつ作業者の技能によらずに簡単に許容値の範囲内に
抑えること。 【構成】 基準線パターンの両側に複数の線状パターン
を所定の間隔で配列してなる第1,第2のスケールパタ
ーン110a,110bを有し、該両スケールパターン
の基準線パターンが一直線上に位置する構造の第1マス
ク工程用露光マスク110を用い、上記第1マスク工程
用露光マスク110と、円形ウエハ100とのマスク合
わせの際の位置ずれ量を、上記円形ウエハ100のホト
レジスト膜上に転写された上記2つのスケールパターン
110a,110bの、上記円形ウエハのオリフラ面1
00aとの位置ずれ量の差から求めるようにした。
111を転写する際、該パターンの基準方向と、上記円
形ウエハのへき開可能な結晶面との間のずれ角を、確実
にかつ作業者の技能によらずに簡単に許容値の範囲内に
抑えること。 【構成】 基準線パターンの両側に複数の線状パターン
を所定の間隔で配列してなる第1,第2のスケールパタ
ーン110a,110bを有し、該両スケールパターン
の基準線パターンが一直線上に位置する構造の第1マス
ク工程用露光マスク110を用い、上記第1マスク工程
用露光マスク110と、円形ウエハ100とのマスク合
わせの際の位置ずれ量を、上記円形ウエハ100のホト
レジスト膜上に転写された上記2つのスケールパターン
110a,110bの、上記円形ウエハのオリフラ面1
00aとの位置ずれ量の差から求めるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光通信や情報処理等
に用いる半導体レーザ等の光デバイスの製造プロセスに
関するもので、特に、円形ウエハ上にアライメントマー
ク等の位置決め用の基準パターンを転写する第1マスク
工程におけるマスク合わせ方法に関するものである。
に用いる半導体レーザ等の光デバイスの製造プロセスに
関するもので、特に、円形ウエハ上にアライメントマー
ク等の位置決め用の基準パターンを転写する第1マスク
工程におけるマスク合わせ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体レーザでは、共振器はその共振器
端面に結晶面(へき開面{011}面)を用いることに
より構成されており、これまでの半導体レーザの製造方
法では、液相成長法(LPE法)によりウェハ上にダブ
ルヘテロ構造を形成し、このダブルヘテロ構造を加工し
て、上記へき開面と垂直な方向に沿った、共振器となる
光導波路構造を形成し、さらにこの光導波路構造上に電
流注入用の電極を形成している。
端面に結晶面(へき開面{011}面)を用いることに
より構成されており、これまでの半導体レーザの製造方
法では、液相成長法(LPE法)によりウェハ上にダブ
ルヘテロ構造を形成し、このダブルヘテロ構造を加工し
て、上記へき開面と垂直な方向に沿った、共振器となる
光導波路構造を形成し、さらにこの光導波路構造上に電
流注入用の電極を形成している。
【0003】ところで、上記LPE法では、この方法に
用いる成長装置の構造上、角ウェハしか用いることがで
きず、このため、ウェハには図11(a) に示すような角
ウェハ200を用いていたが、近年、結晶成長技術が進
歩し、特にMOCVD法やMBE法等の気相成長を用い
ることにより、図11(b) に示すような円形ウェハ10
0上にも結晶成長によりダブルヘテロ構造を形成できる
ようになってきた。なおここで、2は上記角ウエハ20
0のへき開面、10,20はそれぞれ上記円形ウエハ1
00の第1,第2のオリエンテーションフラット面(以
下オリフラ面ともいう。)を示している。
用いる成長装置の構造上、角ウェハしか用いることがで
きず、このため、ウェハには図11(a) に示すような角
ウェハ200を用いていたが、近年、結晶成長技術が進
歩し、特にMOCVD法やMBE法等の気相成長を用い
ることにより、図11(b) に示すような円形ウェハ10
0上にも結晶成長によりダブルヘテロ構造を形成できる
ようになってきた。なおここで、2は上記角ウエハ20
0のへき開面、10,20はそれぞれ上記円形ウエハ1
00の第1,第2のオリエンテーションフラット面(以
下オリフラ面ともいう。)を示している。
【0004】しかし、半導体レーザのような光デバイス
の場合、構造上共振器端面に結晶面を用いる必要があ
り、ウェハプロセスでは、図11(b) のような円形ウェ
ハ100からへき開により図11(a) のような角ウェハ
200を切り出し、転写工程におけるマスク合わせを該
角ウエハ200のへき開面2を基準にして行っている。
の場合、構造上共振器端面に結晶面を用いる必要があ
り、ウェハプロセスでは、図11(b) のような円形ウェ
ハ100からへき開により図11(a) のような角ウェハ
200を切り出し、転写工程におけるマスク合わせを該
角ウエハ200のへき開面2を基準にして行っている。
【0005】例えば、図12は上記転写工程における具
体的なマスク合わせ方法を示しており、図において、2
10は光導波路用のストライプマスクパターン11を有
する露光マスクである。ここでマスク合わせは、露光装
置のウエハ載置台50上に上記角ウエハ200を載置
し、これと、予め露光装置に装着された上記露光マスク
210とを露光装置のアライメントスコープもしくはモ
ニタTVを介して観察しながら、上記マスクパターン1
1と角ウェハ200のへき開面2とが平行になるよう、
角ウエハ200に対して上記露光マスク210を位置合
わせすることにより行っている。そして第2マスク工程
以降の工程では、第1マスク工程で形成した光導波路パ
ターンあるいはこれと同時に形成したアライメントマー
ク等を基準にしてマスク合わせを行い、電極パターン等
の形成を行っている。
体的なマスク合わせ方法を示しており、図において、2
10は光導波路用のストライプマスクパターン11を有
する露光マスクである。ここでマスク合わせは、露光装
置のウエハ載置台50上に上記角ウエハ200を載置
し、これと、予め露光装置に装着された上記露光マスク
210とを露光装置のアライメントスコープもしくはモ
ニタTVを介して観察しながら、上記マスクパターン1
1と角ウェハ200のへき開面2とが平行になるよう、
角ウエハ200に対して上記露光マスク210を位置合
わせすることにより行っている。そして第2マスク工程
以降の工程では、第1マスク工程で形成した光導波路パ
ターンあるいはこれと同時に形成したアライメントマー
ク等を基準にしてマスク合わせを行い、電極パターン等
の形成を行っている。
【0006】図13(a) はウェハプロセスが完了した半
導体レーザのウェハ表面を示す平面図、図13(b) ,
(c) はそれぞれ上記ウエハから切り出したレーザチップ
を示す平面図であり、図において、201a及び201
bは、ウェハプロセスの完了したウェハをへき開により
個々のチップに切り出してなるレーザチップで、21は
該レーザチップを構成するチップ基板、22は該チップ
基板21上に形成され、共振器を構成する光導波路、2
3は上記チップ基板21上に形成されている電流注入用
電極である。また24は上記レーザチップ201a,2
01bの、レーザ光出射端面,つまり共振器端面であ
り、これは上記ウエハ200の結晶中に存在するへき開
可能な結晶面24aに沿ったへき開により現れたへき開
面により構成されている。またここでは、上記角ウエハ
200中のへき開可能な結晶面24aは、電流注入用電
極の配列方向Cに対して角度θ1 をなしているが、この
ような角度ずれは、図12に示すマスク合わせ工程にお
ける露光用マスクとウエハとの位置ずれに起因して生じ
たものである。
導体レーザのウェハ表面を示す平面図、図13(b) ,
(c) はそれぞれ上記ウエハから切り出したレーザチップ
を示す平面図であり、図において、201a及び201
bは、ウェハプロセスの完了したウェハをへき開により
個々のチップに切り出してなるレーザチップで、21は
該レーザチップを構成するチップ基板、22は該チップ
基板21上に形成され、共振器を構成する光導波路、2
3は上記チップ基板21上に形成されている電流注入用
電極である。また24は上記レーザチップ201a,2
01bの、レーザ光出射端面,つまり共振器端面であ
り、これは上記ウエハ200の結晶中に存在するへき開
可能な結晶面24aに沿ったへき開により現れたへき開
面により構成されている。またここでは、上記角ウエハ
200中のへき開可能な結晶面24aは、電流注入用電
極の配列方向Cに対して角度θ1 をなしているが、この
ような角度ずれは、図12に示すマスク合わせ工程にお
ける露光用マスクとウエハとの位置ずれに起因して生じ
たものである。
【0007】このような電流注入用電極の配列方向c
と、角ウエハ200中のへき開可能な結晶面24aとの
間に角度ずれθ1 が発生している場合には、図13(c)
に示すようにその共振器端面が共振器長方向と垂直な上
記電極配列方向cに対してなす角度がθ1 であるレーザ
チップ201bが得られる。
と、角ウエハ200中のへき開可能な結晶面24aとの
間に角度ずれθ1 が発生している場合には、図13(c)
に示すようにその共振器端面が共振器長方向と垂直な上
記電極配列方向cに対してなす角度がθ1 であるレーザ
チップ201bが得られる。
【0008】一方、ウエハ200上での電流注入用電極
の配列方向cと、角ウエハ200中のへき開可能な結晶
面24aとの間に角度ずれθ1 が発生していない場合に
は、レーザチップは図13(b) に示すように、その共振
器端面が共振器長方向と垂直なレーザチップ201aが
得られる。
の配列方向cと、角ウエハ200中のへき開可能な結晶
面24aとの間に角度ずれθ1 が発生していない場合に
は、レーザチップは図13(b) に示すように、その共振
器端面が共振器長方向と垂直なレーザチップ201aが
得られる。
【0009】また、上記レーザチップ201aのように
そのへき開面24と共振器長方向に垂直な方向との間に
角度ずれが生じていないものでは、レーザチップ201
aからの出射ビーム33aの方向Za は、図14(a) に
示すように共振器長方向Yと一致するが、上記レーザチ
ップ201bのようにそのへき開面24と共振器長方向
に垂直な方向との角度ずれθ1 が生じているものでは、
レーザチップ201bからの出射ビーム33bの方向Z
b は、図14(b) に示すように共振器長方向Yに対して
角度θ2 だけずれることとなる。ここで共振器長方向Y
に対する出射ビーム33bのずれ角度θ2 は、光導波路
部分と空気との屈折率の違いによりレーザチップのへき
開面24の、共振器長方向と垂直な上記電極配列方向c
に対するずれ角θ1 より大きくなっている。
そのへき開面24と共振器長方向に垂直な方向との間に
角度ずれが生じていないものでは、レーザチップ201
aからの出射ビーム33aの方向Za は、図14(a) に
示すように共振器長方向Yと一致するが、上記レーザチ
ップ201bのようにそのへき開面24と共振器長方向
に垂直な方向との角度ずれθ1 が生じているものでは、
レーザチップ201bからの出射ビーム33bの方向Z
b は、図14(b) に示すように共振器長方向Yに対して
角度θ2 だけずれることとなる。ここで共振器長方向Y
に対する出射ビーム33bのずれ角度θ2 は、光導波路
部分と空気との屈折率の違いによりレーザチップのへき
開面24の、共振器長方向と垂直な上記電極配列方向c
に対するずれ角θ1 より大きくなっている。
【0010】一般に半導体レーザを光通信装置や情報処
理装置等の部品として利用する場合、レーザチップをレ
ンズ系と結合させる必要があり、上記レーザチップ20
1bにおけるような出射ビーム33bの共振器長方向に
対する角度ずれθ2 は結合効率の低下を導く原因となっ
ている。このような結合効率の低下が充分小さくなるよ
う、上記出射ビーム33の角度ずれθ2 を±2°以下に
抑えるには、電極配列方向cの、へき開面24からの位
置ずれθ1 を±0.5°以下に抑える必要がある。
理装置等の部品として利用する場合、レーザチップをレ
ンズ系と結合させる必要があり、上記レーザチップ20
1bにおけるような出射ビーム33bの共振器長方向に
対する角度ずれθ2 は結合効率の低下を導く原因となっ
ている。このような結合効率の低下が充分小さくなるよ
う、上記出射ビーム33の角度ずれθ2 を±2°以下に
抑えるには、電極配列方向cの、へき開面24からの位
置ずれθ1 を±0.5°以下に抑える必要がある。
【0011】また、図15に示すように、半導体レーザ
には電流を注入するための電流注入用電極23として、
特にワイヤボンディングに適したAuメッキ層が用いら
れるが、半導体レーザに均一に電流を注入するには、こ
の電流注入用電極23は広いほうがよく、また放熱効果
を上げるためにも、この電極23は広い方がよい。
には電流を注入するための電流注入用電極23として、
特にワイヤボンディングに適したAuメッキ層が用いら
れるが、半導体レーザに均一に電流を注入するには、こ
の電流注入用電極23は広いほうがよく、また放熱効果
を上げるためにも、この電極23は広い方がよい。
【0012】ところが、隣接する電流注入用電極23間
にある程度のスペースがないと、図13(a) に示すよう
に電流注入用電極23の配列方向cと、ウエハ200の
へき開可能な結晶面24aとの角度ずれが発生した場合
に、電流注入用電極23がへき開可能な結晶面24aに
重なってしまい、へき開ができなくなるといった問題が
発生する。
にある程度のスペースがないと、図13(a) に示すよう
に電流注入用電極23の配列方向cと、ウエハ200の
へき開可能な結晶面24aとの角度ずれが発生した場合
に、電流注入用電極23がへき開可能な結晶面24aに
重なってしまい、へき開ができなくなるといった問題が
発生する。
【0013】そこで、レーザチップのへき開面24から
電流注入用電極23までの距離Lを、レーザチップへの
均一な電流の注入や放熱効果への悪影響が無視できる程
度、例えば20μm程度としている。この場合、へき開
長を2cmとし、電極パターン間隔2Lを40μmとす
ると、電流注入用電極の配列方向cの、へき開面24に
対するずれ角θ1 を±0.05°(sin θ1 =±20μ
m/2cm)以下に抑える必要があるが、図12に示す
ように角ウェハ200を光デバイスの製造プロセスに用
いた場合には、角ウエハ200側面のへき開面2を直接
見ながらマスク合わせができるため、光デバイスの製造
プロセスにおいて、上記電流注入用電極の配列方向c
の、へき開面24に対する角度ずれ量θ1 を±0.05
°以下に抑えることが十分可能であった。しかしなが
ら、デバイスの製造に角ウェハを用いた場合、ウエハ全
体領域に対する、デバイスパターンを精度良く加工でき
る領域の割合が、円形ウエハに比べて著しく小さくなる
という問題があった。
電流注入用電極23までの距離Lを、レーザチップへの
均一な電流の注入や放熱効果への悪影響が無視できる程
度、例えば20μm程度としている。この場合、へき開
長を2cmとし、電極パターン間隔2Lを40μmとす
ると、電流注入用電極の配列方向cの、へき開面24に
対するずれ角θ1 を±0.05°(sin θ1 =±20μ
m/2cm)以下に抑える必要があるが、図12に示す
ように角ウェハ200を光デバイスの製造プロセスに用
いた場合には、角ウエハ200側面のへき開面2を直接
見ながらマスク合わせができるため、光デバイスの製造
プロセスにおいて、上記電流注入用電極の配列方向c
の、へき開面24に対する角度ずれ量θ1 を±0.05
°以下に抑えることが十分可能であった。しかしなが
ら、デバイスの製造に角ウェハを用いた場合、ウエハ全
体領域に対する、デバイスパターンを精度良く加工でき
る領域の割合が、円形ウエハに比べて著しく小さくなる
という問題があった。
【0014】例えば、図15(a) は、円形ウェハ100
(図15(b) )及び角ウェハ200(図15(c) )上に
レジストを同一条件で塗布した場合における、各ウエハ
上でのレジストの膜厚分布を示しており、図中P1〜P
21は各ウエハ上での測定位置である。図15(a) から
分かるように、角ウェハの場合、ウェハの四隅にレジス
ト溜りが発生するため、ウェハ外周部のレジスト厚はウ
ェハ中央部のレジスト厚の2倍近くとなっており、この
ようにレジスト膜厚のばらつきのある状態でレジスト膜
へのマスクパターンの転写を行うと、レジストパターン
幅にもばらつきが生じる。
(図15(b) )及び角ウェハ200(図15(c) )上に
レジストを同一条件で塗布した場合における、各ウエハ
上でのレジストの膜厚分布を示しており、図中P1〜P
21は各ウエハ上での測定位置である。図15(a) から
分かるように、角ウェハの場合、ウェハの四隅にレジス
ト溜りが発生するため、ウェハ外周部のレジスト厚はウ
ェハ中央部のレジスト厚の2倍近くとなっており、この
ようにレジスト膜厚のばらつきのある状態でレジスト膜
へのマスクパターンの転写を行うと、レジストパターン
幅にもばらつきが生じる。
【0015】ここで、このようなレジスト膜厚のばらつ
きの、半導体レーザの主要領域である光導波路の加工処
理への影響を、円形ウエハと角ウエハとで比較すると、
光導波路をその幅のばらつきを±0.2°μm以内に抑
えて加工できる領域は、円形ウェハではウエハ全体の9
0%以上を占めるのに対し、角ウェハについては50%
程度となる。また上記のように光導波路幅がばらつく
と、半導体レーザの特性への影響が生じ、特にレーザ発
振のしきい値電流や出射レーザ光の放射角等にばらつき
が生じることとなる。
きの、半導体レーザの主要領域である光導波路の加工処
理への影響を、円形ウエハと角ウエハとで比較すると、
光導波路をその幅のばらつきを±0.2°μm以内に抑
えて加工できる領域は、円形ウェハではウエハ全体の9
0%以上を占めるのに対し、角ウェハについては50%
程度となる。また上記のように光導波路幅がばらつく
と、半導体レーザの特性への影響が生じ、特にレーザ発
振のしきい値電流や出射レーザ光の放射角等にばらつき
が生じることとなる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の半導
体レーザの製造プロセスでは、角ウエハを用いると、角
ウエハ200側面のへき開面2を直接見ながらマスク合
わせを行うことができるため、電流注入用電極の配列方
向cの、へき開面24に対する角度ずれ量θ1 を±0.
05°以下に抑えることは十分可能であるが、レジスト
膜の膜厚にばらつきが生ずるため、ウエハ全体に対する
光導波路等のパターニングを良好に行うことができる領
域が狭くなってしまう。一方、上記半導体レーザの製造
プロセスに円形ウエハを用いると、ウエハ上で良好な加
工処理を行うことのできる領域は広くとれるが、ウエハ
のへき開可能な結晶面の延びる方向と、電流注入用の電
極の配列方向cとの間の角度ずれを小さく抑えることが
困難であるという問題があった。
体レーザの製造プロセスでは、角ウエハを用いると、角
ウエハ200側面のへき開面2を直接見ながらマスク合
わせを行うことができるため、電流注入用電極の配列方
向cの、へき開面24に対する角度ずれ量θ1 を±0.
05°以下に抑えることは十分可能であるが、レジスト
膜の膜厚にばらつきが生ずるため、ウエハ全体に対する
光導波路等のパターニングを良好に行うことができる領
域が狭くなってしまう。一方、上記半導体レーザの製造
プロセスに円形ウエハを用いると、ウエハ上で良好な加
工処理を行うことのできる領域は広くとれるが、ウエハ
のへき開可能な結晶面の延びる方向と、電流注入用の電
極の配列方向cとの間の角度ずれを小さく抑えることが
困難であるという問題があった。
【0017】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、円形ウェハ上に光デバイスのパタ
ーンを転写する際、該パターンの基準方向と上記円形ウ
エハのへき開可能な結晶面との間のずれ角を確実にかつ
作業者の技能によらずに簡単に許容値の範囲内に抑える
ことのできる光デバイスの製造方法を得ることを目的と
する。
めになされたもので、円形ウェハ上に光デバイスのパタ
ーンを転写する際、該パターンの基準方向と上記円形ウ
エハのへき開可能な結晶面との間のずれ角を確実にかつ
作業者の技能によらずに簡単に許容値の範囲内に抑える
ことのできる光デバイスの製造方法を得ることを目的と
する。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光デバイ
スの製造方法は、所望する結晶面からのずれ角が所定角
度以下となるよう加工されたオリエンテーションフラッ
ト面を有する円形ウエハ上に感光性樹脂を形成する工程
と、第1マスク工程用露光マスクを上記感光性樹脂を形
成した円形ウエハに対して位置合わせする工程と、上記
円形ウエハ上の感光性樹脂の露光,現像を行った後、上
記露光マスクと円形ウエハとのマスク合わせの際の位置
ズレ量を測定する工程と、上記測定結果に応じて、その
後の工程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハと
を選別する工程とを含み、上記第1マスク工程用露光マ
スクとして、基準線パターンの両側に複数の線状パター
ンを所定の間隔で配列してなるスケールパターンを2つ
有し、該両スケールパターンの基準線パターンが一直線
上に位置する構造のものを用い、上記第1マスク工程用
露光マスクの円形ウエハに対する位置合わせを、そのス
ケールパターンの基準線パターンとオリエンテーション
フラット面との位置合わせにより行い、上記第1マスク
工程用露光マスクと円形ウエハとの位置ずれ量の測定
を、上記感光性樹脂上に転写された上記2つのスケール
パターンの、上記円形ウエハのオリエンテーションフラ
ット部との位置ずれ量の差を測定して行うものである。
スの製造方法は、所望する結晶面からのずれ角が所定角
度以下となるよう加工されたオリエンテーションフラッ
ト面を有する円形ウエハ上に感光性樹脂を形成する工程
と、第1マスク工程用露光マスクを上記感光性樹脂を形
成した円形ウエハに対して位置合わせする工程と、上記
円形ウエハ上の感光性樹脂の露光,現像を行った後、上
記露光マスクと円形ウエハとのマスク合わせの際の位置
ズレ量を測定する工程と、上記測定結果に応じて、その
後の工程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハと
を選別する工程とを含み、上記第1マスク工程用露光マ
スクとして、基準線パターンの両側に複数の線状パター
ンを所定の間隔で配列してなるスケールパターンを2つ
有し、該両スケールパターンの基準線パターンが一直線
上に位置する構造のものを用い、上記第1マスク工程用
露光マスクの円形ウエハに対する位置合わせを、そのス
ケールパターンの基準線パターンとオリエンテーション
フラット面との位置合わせにより行い、上記第1マスク
工程用露光マスクと円形ウエハとの位置ずれ量の測定
を、上記感光性樹脂上に転写された上記2つのスケール
パターンの、上記円形ウエハのオリエンテーションフラ
ット部との位置ずれ量の差を測定して行うものである。
【0019】この発明は上記光デバイスの製造方法にお
いて、上記第1マスク工程用露光マスクとして、上記ス
ケールパターンの他に、第2マスク工程以降のマスク工
程においてマスク合わせする際用いるマーカパターンを
有するものを用い、第2マスク工程以降のマスク工程で
は、円形ウエハ上の、上記マーカパターンが転写された
マーカ部分を用いて、露光マスクと円形ウエハとの位置
合わせを行うものである。
いて、上記第1マスク工程用露光マスクとして、上記ス
ケールパターンの他に、第2マスク工程以降のマスク工
程においてマスク合わせする際用いるマーカパターンを
有するものを用い、第2マスク工程以降のマスク工程で
は、円形ウエハ上の、上記マーカパターンが転写された
マーカ部分を用いて、露光マスクと円形ウエハとの位置
合わせを行うものである。
【0020】この発明は上記光デバイスの製造方法にお
いて、上記円形ウエハとして、そのオリエンテーション
フラット面の、自然へき開面に対するずれ角が0.02
度以下となるよう加工したものを用いるものである。こ
の発明は上記光デバイスの製造方法において、上記感光
性樹脂を形成した円形ウエハを露光装置内のウエハ載置
台上に、オリエンテーションフラット面を該載置台上の
基準位置に合わせて載置する工程を含み、上記露光装置
のウエハ載置台上での円形ウエハの位置合わせを、該露
光装置に搭載されたプリアライメント機構により、ある
いは目視合わせにより行うものである。
いて、上記円形ウエハとして、そのオリエンテーション
フラット面の、自然へき開面に対するずれ角が0.02
度以下となるよう加工したものを用いるものである。こ
の発明は上記光デバイスの製造方法において、上記感光
性樹脂を形成した円形ウエハを露光装置内のウエハ載置
台上に、オリエンテーションフラット面を該載置台上の
基準位置に合わせて載置する工程を含み、上記露光装置
のウエハ載置台上での円形ウエハの位置合わせを、該露
光装置に搭載されたプリアライメント機構により、ある
いは目視合わせにより行うものである。
【0021】
【作用】この発明においては、基準線パターンの両側に
複数の線状パターンを所定の間隔で配列してなるスケー
ルパターンを2つ有し、該両スケールパターンの基準線
パターンが一直線上に位置する構造の第1マスク工程用
露光マスクを用い、上記第1マスク工程用露光マスクと
円形ウエハとのマスク合わせの際の位置ずれ量を、上記
感光性樹脂上に転写された上記2つのスケールパターン
の、上記円形ウエハのオリエンテーションフラット面と
の位置ずれ量の差から求めるようにしたから、第1マス
ク工程でのマスク合わせの際の位置ずれ量が許容範囲内
のものであるか否かを簡単に判定することが可能とな
る。
複数の線状パターンを所定の間隔で配列してなるスケー
ルパターンを2つ有し、該両スケールパターンの基準線
パターンが一直線上に位置する構造の第1マスク工程用
露光マスクを用い、上記第1マスク工程用露光マスクと
円形ウエハとのマスク合わせの際の位置ずれ量を、上記
感光性樹脂上に転写された上記2つのスケールパターン
の、上記円形ウエハのオリエンテーションフラット面と
の位置ずれ量の差から求めるようにしたから、第1マス
ク工程でのマスク合わせの際の位置ずれ量が許容範囲内
のものであるか否かを簡単に判定することが可能とな
る。
【0022】これにより、円形ウェハ上の感光性樹脂に
光デバイスのパターンを転写する際には、上記パターン
の基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間のず
れ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えることが
でき、この結果これまで不可能であった円形ウェハを用
いた半導体レーザの製造プロセスが可能となる。
光デバイスのパターンを転写する際には、上記パターン
の基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間のず
れ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えることが
でき、この結果これまで不可能であった円形ウェハを用
いた半導体レーザの製造プロセスが可能となる。
【0023】また、上記判定結果に応じて、その後の工
程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハとを選別
するようにしたので、第1マスク工程でのマスク合わせ
の位置ずれ量が許容範囲内以上に大きいウエハを製造プ
ロセスの初期の段階で排除することができ、また、使用
不可能と判定されたウェハは露光,現像をやり直すこと
により使用可能なものとなり、これにより製造プロセス
における歩留りを向上することができる。
程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハとを選別
するようにしたので、第1マスク工程でのマスク合わせ
の位置ずれ量が許容範囲内以上に大きいウエハを製造プ
ロセスの初期の段階で排除することができ、また、使用
不可能と判定されたウェハは露光,現像をやり直すこと
により使用可能なものとなり、これにより製造プロセス
における歩留りを向上することができる。
【0024】また、露光装置のウエハ載置台上での円形
ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプリア
ライメント機構により行うことにより、マスク合わせ精
度が作業者の技能によらず、精度の高いマスク合わせが
可能となる。また、この発明においては、上記第1マス
ク工程用露光マスクとして、上記スケールパターンの他
に、第2マスク工程以降のマスク工程においてマスク合
わせする際用いるマーカパターンを有するものを用い、
第2マスク工程以降のマスク工程では、円形ウエハ上
の、上記マーカパターンが転写されたマーカ部分を用い
て、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを行うの
で、第2マスク工程以降のマスク工程では、マーカ部分
を用いたマスク合わせにより、露光マスクと円形ウエハ
との位置合わせを極めて精度よく行うことができる。
ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプリア
ライメント機構により行うことにより、マスク合わせ精
度が作業者の技能によらず、精度の高いマスク合わせが
可能となる。また、この発明においては、上記第1マス
ク工程用露光マスクとして、上記スケールパターンの他
に、第2マスク工程以降のマスク工程においてマスク合
わせする際用いるマーカパターンを有するものを用い、
第2マスク工程以降のマスク工程では、円形ウエハ上
の、上記マーカパターンが転写されたマーカ部分を用い
て、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを行うの
で、第2マスク工程以降のマスク工程では、マーカ部分
を用いたマスク合わせにより、露光マスクと円形ウエハ
との位置合わせを極めて精度よく行うことができる。
【0025】
実施例1.図1は本発明の第1の実施例による光デバイ
スの製造方法の第1マスク工程を説明するための平面図
であり、該第1マスク工程で用いられる露光マスクの構
造を示しており、また、図2は上記露光マスクに設けら
れているスケールパターンの構成を示している。
スの製造方法の第1マスク工程を説明するための平面図
であり、該第1マスク工程で用いられる露光マスクの構
造を示しており、また、図2は上記露光マスクに設けら
れているスケールパターンの構成を示している。
【0026】図において、110は半導体レーザの製造
方法における第1マスク工程で用いられる露光マスク
で、半導体レーザの光導波路に対応するデバイスパター
ン111と、第2マスク工程以降のマスク工程でマスク
合わせする際用いる左右一対の第1〜第3のマーカパタ
ーン112a1 ,112b1 〜112a3 ,112b3
とを有しており、これらのマーカパターンは、上記露光
マスク110の、ウエハ110のほぼ中央部に対応する
領域に形成されている。
方法における第1マスク工程で用いられる露光マスク
で、半導体レーザの光導波路に対応するデバイスパター
ン111と、第2マスク工程以降のマスク工程でマスク
合わせする際用いる左右一対の第1〜第3のマーカパタ
ーン112a1 ,112b1 〜112a3 ,112b3
とを有しており、これらのマーカパターンは、上記露光
マスク110の、ウエハ110のほぼ中央部に対応する
領域に形成されている。
【0027】また上記露光マスク110は、これと円形
ウエハ100とのマスク合わせの際の位置ズレ量を測定
するための第1,第2のスケールパターン110a,1
10bを有している。ここで上記円形ウエハ100は、
そのオリフラ面100aの、自然へき開面に対するずれ
角が0.02度以下となるよう加工してある。例えば、
一般的に円形ウェハのオリフラ部分は機械加工により形
成しているため、そのオリフラ面の、へき開面からの角
度ずれ量は0.5〜1°程度であり、そのまま使用する
ことはできない。そこで、上記円形ウエハには、オリフ
ラ部分に自然へき開によりへき開面を出したウェハ、も
しくはオリフラ部分を高精度加工してオリフラ面のへき
開面からの角度ずれ量を0.02°以下に加工したウェ
ハを用いる。
ウエハ100とのマスク合わせの際の位置ズレ量を測定
するための第1,第2のスケールパターン110a,1
10bを有している。ここで上記円形ウエハ100は、
そのオリフラ面100aの、自然へき開面に対するずれ
角が0.02度以下となるよう加工してある。例えば、
一般的に円形ウェハのオリフラ部分は機械加工により形
成しているため、そのオリフラ面の、へき開面からの角
度ずれ量は0.5〜1°程度であり、そのまま使用する
ことはできない。そこで、上記円形ウエハには、オリフ
ラ部分に自然へき開によりへき開面を出したウェハ、も
しくはオリフラ部分を高精度加工してオリフラ面のへき
開面からの角度ずれ量を0.02°以下に加工したウェ
ハを用いる。
【0028】また上記第1及び第2のスケールパターン
110a,110bは、それぞれ露光マスク110本体
の、上記円形ウエハ100のオリフラ面100aに対応
する部分に配置されており、第1のスケールパターン1
10aは、図2(a) に示すように、基準線パターン11
1aの上側及び下側に複数の線状パターン112aを所
定の間隔置いて配置した構造となっており、基準線パタ
ーン111aが上記スケールパターンの0目盛り、基準
線パターン111a上側の線状パターン112aがスケ
ールパターン110aのプラス側の目盛り、基準線パタ
ーン111a下側の線状パターン112aがスケールパ
ターン110aのマイナス側の目盛りとなっている。
110a,110bは、それぞれ露光マスク110本体
の、上記円形ウエハ100のオリフラ面100aに対応
する部分に配置されており、第1のスケールパターン1
10aは、図2(a) に示すように、基準線パターン11
1aの上側及び下側に複数の線状パターン112aを所
定の間隔置いて配置した構造となっており、基準線パタ
ーン111aが上記スケールパターンの0目盛り、基準
線パターン111a上側の線状パターン112aがスケ
ールパターン110aのプラス側の目盛り、基準線パタ
ーン111a下側の線状パターン112aがスケールパ
ターン110aのマイナス側の目盛りとなっている。
【0029】また上記第2のスケールパターン110b
も、上記第1のスケールパターン110aと同一構成の
ものであり、つまり図2(b) に示すように、基準線パタ
ーン111bの上側及び下側に複数の線状パターン11
2bを所定の間隔置いて配置した構造となっており、基
準線パターン111bが上記スケールパターンの0目盛
り、基準線パターン111b上側の線状パターン112
bがスケールパターン110bのプラス側の目盛り、基
準線パターン111b下側の線状パターン112bがス
ケールパターン110bのマイナス側の目盛りとなって
いる。そしてこれらのスケールパターン110a,11
0bは、該各スケールパターンの基準線パターン111
a,111bが一直線上に位置するよう配置されていて
いる。なお、ここで113a,113bは上記各スケー
ルパターン110a,110bの中心軸であり、上記基
準線パターン及び線状パターンは、該中心軸に対して直
交している。
も、上記第1のスケールパターン110aと同一構成の
ものであり、つまり図2(b) に示すように、基準線パタ
ーン111bの上側及び下側に複数の線状パターン11
2bを所定の間隔置いて配置した構造となっており、基
準線パターン111bが上記スケールパターンの0目盛
り、基準線パターン111b上側の線状パターン112
bがスケールパターン110bのプラス側の目盛り、基
準線パターン111b下側の線状パターン112bがス
ケールパターン110bのマイナス側の目盛りとなって
いる。そしてこれらのスケールパターン110a,11
0bは、該各スケールパターンの基準線パターン111
a,111bが一直線上に位置するよう配置されていて
いる。なお、ここで113a,113bは上記各スケー
ルパターン110a,110bの中心軸であり、上記基
準線パターン及び線状パターンは、該中心軸に対して直
交している。
【0030】また、上記スケールパターンの目盛サイ
ズ,つまり線状パターンの間隔は、第1,第2のスケー
ルパターンの間隔により決める。例えば、スケールパタ
ーンの間隔が10mmである場合、へき開面からの位置
ずれ量θ1 として±0.05°程度の値を検出するに
は、2ヶ所のスケールパターンでのずれ量としては±1
0μm(=10mm・ sin±0.05°)程度の値を検
出できればよいので、この場合スケールパターンの目盛
サイズは10μmずれが判別できるサイズ(例えば、1
目盛5μm)に設計すればよい。また、この程度の寸法
サイズであれば、顕微鏡等にて容易に検査が可能であ
る。
ズ,つまり線状パターンの間隔は、第1,第2のスケー
ルパターンの間隔により決める。例えば、スケールパタ
ーンの間隔が10mmである場合、へき開面からの位置
ずれ量θ1 として±0.05°程度の値を検出するに
は、2ヶ所のスケールパターンでのずれ量としては±1
0μm(=10mm・ sin±0.05°)程度の値を検
出できればよいので、この場合スケールパターンの目盛
サイズは10μmずれが判別できるサイズ(例えば、1
目盛5μm)に設計すればよい。また、この程度の寸法
サイズであれば、顕微鏡等にて容易に検査が可能であ
る。
【0031】図3は上記製造方法の最終マスク工程で用
いられる露光マスクの構造を説明するための平面図であ
り、図において、130は半導体レーザの電流注入用電
極に対応する電極パターン131と、光導波路1が形成
されたウエハ100とのマスク合わせの際用いるマスク
合わせ用マーカパターン132a,132bとを有して
いる。
いられる露光マスクの構造を説明するための平面図であ
り、図において、130は半導体レーザの電流注入用電
極に対応する電極パターン131と、光導波路1が形成
されたウエハ100とのマスク合わせの際用いるマスク
合わせ用マーカパターン132a,132bとを有して
いる。
【0032】図4(a) ,(b) は上記半導体レーザの製造
方法に用いる露光装置の構成を模式的に示す正面図,及
び平面図であり、70は円形ウエハ100を載置するウ
エハ載置台71と、露光マスクを支持するマスク支持機
構72と、露光光源73とを有する露光装置で、上記ウ
エハ載置台71には、該載置台71に対して円形ウエハ
100を位置決めするためのアライメント機構71aが
設けられている。なお、市販されている露光装置のプリ
アライメント機構は、露光マスクとウエハとのマスク合
わせの際の角度ずれ量を0.05°以下に抑えるだけの
性能を有している。また露光装置には、ウエハ上に分割
された個々の領域毎にステップアンドリピートにより露
光を行うステッパ装置や、露光マスクからの露光光をミ
ラー等により反射させてウエハに照射するプロジェクシ
ョン装置、さらに露光マスクをウエハ上に密着配置して
露光を行うコンタクト露光装置等がある。
方法に用いる露光装置の構成を模式的に示す正面図,及
び平面図であり、70は円形ウエハ100を載置するウ
エハ載置台71と、露光マスクを支持するマスク支持機
構72と、露光光源73とを有する露光装置で、上記ウ
エハ載置台71には、該載置台71に対して円形ウエハ
100を位置決めするためのアライメント機構71aが
設けられている。なお、市販されている露光装置のプリ
アライメント機構は、露光マスクとウエハとのマスク合
わせの際の角度ずれ量を0.05°以下に抑えるだけの
性能を有している。また露光装置には、ウエハ上に分割
された個々の領域毎にステップアンドリピートにより露
光を行うステッパ装置や、露光マスクからの露光光をミ
ラー等により反射させてウエハに照射するプロジェクシ
ョン装置、さらに露光マスクをウエハ上に密着配置して
露光を行うコンタクト露光装置等がある。
【0033】次に本実施例の光デバイスの製造方法につ
いて説明する。図5は、半導体レーザの製造プロセスの
流れをマスク合わせ工程に着目して示しており、図中、
ステップS1a,S2a,・・・Snaは第1,第2,・・・
第nのマスク合わせ工程、ステップS1b,S1cはそれぞ
れマスク合わせずれ量の測定工程,マスク合わせずれ量
が許容範囲内であるか否かを判定する判定工程、ステッ
プS1d,Sndはそれぞれ第1,第nのマスク合わせ工程
でのマスクパターンに基づいて上記ウエハ100を加工
処理するウエハ加工工程、ステップSk はウエハの加工
処理後、チップ分離を行うチップ分離工程である。
いて説明する。図5は、半導体レーザの製造プロセスの
流れをマスク合わせ工程に着目して示しており、図中、
ステップS1a,S2a,・・・Snaは第1,第2,・・・
第nのマスク合わせ工程、ステップS1b,S1cはそれぞ
れマスク合わせずれ量の測定工程,マスク合わせずれ量
が許容範囲内であるか否かを判定する判定工程、ステッ
プS1d,Sndはそれぞれ第1,第nのマスク合わせ工程
でのマスクパターンに基づいて上記ウエハ100を加工
処理するウエハ加工工程、ステップSk はウエハの加工
処理後、チップ分離を行うチップ分離工程である。
【0034】まず、上記第1マスク合わせ工程S1aで
は、その表面にホトレジスト(感光性樹脂)を塗布した
円形ウエハ100を露光装置70のウエハ載置台71上
に載置する。この際円形ウエハ100の、ウエハ載置台
71に対する位置決めは上記プリアライメント機構71
aにより行う。
は、その表面にホトレジスト(感光性樹脂)を塗布した
円形ウエハ100を露光装置70のウエハ載置台71上
に載置する。この際円形ウエハ100の、ウエハ載置台
71に対する位置決めは上記プリアライメント機構71
aにより行う。
【0035】この際、市販されている露光装置のプリア
ライメント機構は、マスクとウエハとのマスク合わせず
れ角θ(≦0.05°)を十分満たすだけの性能を有し
ているため、プリアライメント機構のみで、上記円形ウ
ェハと露光マスクとのマスク合わせの際の位置ずれ量
(角度)θ1 を±0.05°以下に十分抑えることがで
きる。なお、上記円形ウエハ100の、ウエハ載置台7
1に対する位置決めは、角ウェハと同様、オリフラ部分
を目視合わせにより行ってもよい。
ライメント機構は、マスクとウエハとのマスク合わせず
れ角θ(≦0.05°)を十分満たすだけの性能を有し
ているため、プリアライメント機構のみで、上記円形ウ
ェハと露光マスクとのマスク合わせの際の位置ずれ量
(角度)θ1 を±0.05°以下に十分抑えることがで
きる。なお、上記円形ウエハ100の、ウエハ載置台7
1に対する位置決めは、角ウェハと同様、オリフラ部分
を目視合わせにより行ってもよい。
【0036】続いて、露光マスク支持機構72に支持さ
れた露光マスク110を介して露光光源73からの露光
光を上記円形ウエハ100上のホトレジスト上に照射し
て、マスクパターンの露光を行う。その後、上記円形ウ
エハ100を現像装置に移し、露光パターンの現像を行
う。
れた露光マスク110を介して露光光源73からの露光
光を上記円形ウエハ100上のホトレジスト上に照射し
て、マスクパターンの露光を行う。その後、上記円形ウ
エハ100を現像装置に移し、露光パターンの現像を行
う。
【0037】このような露光,現像処理により、上記円
形ウエハ100上には、図6に示すように、光導波路に
対応するレジストパターン101、及び上記第1〜第3
のマーカパターン112a1 ,112b1 〜112a3
,112b3 に対応する第1〜第3のマーカレジスト
パターン102a1 ,102b1 〜102a3 ,102
b3 が形成されるとともに、上記円形ウエハのオリフラ
面近傍には、第1,第2のスケールパターン110a,
110bに対応する第1,第2のスケールレジストパタ
ーン120a,120bが形成される。このようにレジ
ストパターンが円形ウエハ100上に形成された時点
で、上記第1マスク合わせ工程でのマスク合わせズレ量
の測定を行う。
形ウエハ100上には、図6に示すように、光導波路に
対応するレジストパターン101、及び上記第1〜第3
のマーカパターン112a1 ,112b1 〜112a3
,112b3 に対応する第1〜第3のマーカレジスト
パターン102a1 ,102b1 〜102a3 ,102
b3 が形成されるとともに、上記円形ウエハのオリフラ
面近傍には、第1,第2のスケールパターン110a,
110bに対応する第1,第2のスケールレジストパタ
ーン120a,120bが形成される。このようにレジ
ストパターンが円形ウエハ100上に形成された時点
で、上記第1マスク合わせ工程でのマスク合わせズレ量
の測定を行う。
【0038】すなわち、図7及び図8に示すように上記
レジストパターンが形成された円形ウエハ100のオリ
フラ部分を顕微鏡等を用いて観察し、上記第1,第2の
スケールレジストパターン120a,120bの基準目
盛りパターン121a,121bと、オリフラ面100
aとの位置ずれ距離を、上記スケールレジストパターン
120a,120bの目盛りパターン122a,122
bのうち、基準目盛りパターンから何番目のものがオリ
フラ面100と一致するかを目視により直読して検知す
ることにより測定する(ステップS1b)。例えば、図7
は第1マスク合わせ工程でのマスク合わせズレ量がほと
んどない場合を示しており、オリフラ面100aは、上
記第1,第2のスケールレジストパターン120a,1
20bの基準目盛りパターン121a,121bにほぼ
一致している。
レジストパターンが形成された円形ウエハ100のオリ
フラ部分を顕微鏡等を用いて観察し、上記第1,第2の
スケールレジストパターン120a,120bの基準目
盛りパターン121a,121bと、オリフラ面100
aとの位置ずれ距離を、上記スケールレジストパターン
120a,120bの目盛りパターン122a,122
bのうち、基準目盛りパターンから何番目のものがオリ
フラ面100と一致するかを目視により直読して検知す
ることにより測定する(ステップS1b)。例えば、図7
は第1マスク合わせ工程でのマスク合わせズレ量がほと
んどない場合を示しており、オリフラ面100aは、上
記第1,第2のスケールレジストパターン120a,1
20bの基準目盛りパターン121a,121bにほぼ
一致している。
【0039】また、図8は第1マスク合わせ工程でマス
ク合わせズレが生じた場合を示しており、第1のスケー
ルレジストパターン120aでは、マイナス側の1番目
の目盛りパターン122aとオリフラ面100aとが一
致し、第2のスケールレジストパターン120bでは、
プラス側の3番目の目盛りパターン122bとオリフラ
面100aとが一致している。
ク合わせズレが生じた場合を示しており、第1のスケー
ルレジストパターン120aでは、マイナス側の1番目
の目盛りパターン122aとオリフラ面100aとが一
致し、第2のスケールレジストパターン120bでは、
プラス側の3番目の目盛りパターン122bとオリフラ
面100aとが一致している。
【0040】図8に示すようにマスク合わせズレが生じ
ている場合は、上記レジスト上に転写された上記第1,
第2のスケールパターン120a,120bの、上記円
形ウエハのオリフラ面100aとの位置ずれ量の差か
ら、第1マスク工程用露光マスク110と円形ウエハ1
00との位置ずれ量を求め、この位置ずれ量が許容範囲
内のものであるか否かを判定する(ステップS1c)。
ている場合は、上記レジスト上に転写された上記第1,
第2のスケールパターン120a,120bの、上記円
形ウエハのオリフラ面100aとの位置ずれ量の差か
ら、第1マスク工程用露光マスク110と円形ウエハ1
00との位置ずれ量を求め、この位置ずれ量が許容範囲
内のものであるか否かを判定する(ステップS1c)。
【0041】そして、上記位置ずれ量が許容範囲内であ
るウェハのみに、つまりあらかじめ決めておいた規格を
満たすウェハのみに、上記レジストパターンを用いて円
形ウエハ100に所要の加工処理を施して(ステップS
1d)、さらに次工程に流す。次工程(第2マスク工程)
以降の工程については、第1マスク工程で形成したマー
カを用いて各工程での露光マスクと円形ウエハ100と
のマスク合わせを行う。
るウェハのみに、つまりあらかじめ決めておいた規格を
満たすウェハのみに、上記レジストパターンを用いて円
形ウエハ100に所要の加工処理を施して(ステップS
1d)、さらに次工程に流す。次工程(第2マスク工程)
以降の工程については、第1マスク工程で形成したマー
カを用いて各工程での露光マスクと円形ウエハ100と
のマスク合わせを行う。
【0042】例えば、半導体レーザの製造プロセスにお
ける最終的な工程である電流注入用電極の形成工程で
は、図9に示すような光導波路1等のデバイス構造とと
もに、マーカ部2a1 ,2b1 〜2a3 ,2b3 が形成
された円形ウエハ100上に、電極形成用の露光マスク
130を、そのマスク合わせマーカパターン132a,
132bをそれぞれ上記マーカ部2a3 ,2b3 に合わ
せて位置合わせし、上記円形ウエハ100上に塗布され
たレジストの露光を行い、さらにその露光パターンの現
像を行う。続いて、これにより形成されたレジストパタ
ーンを用いて、Au 等の選択メッキを行って、図10に
示すように、円形ウエハ100上に個々のレーザチップ
に対応する電流注入用電極3を形成する。そして最後
に、上記円形ウエハ100のへき開により、レーザチッ
プをウエハから切り出して半導体レーザ素子を得る。
ける最終的な工程である電流注入用電極の形成工程で
は、図9に示すような光導波路1等のデバイス構造とと
もに、マーカ部2a1 ,2b1 〜2a3 ,2b3 が形成
された円形ウエハ100上に、電極形成用の露光マスク
130を、そのマスク合わせマーカパターン132a,
132bをそれぞれ上記マーカ部2a3 ,2b3 に合わ
せて位置合わせし、上記円形ウエハ100上に塗布され
たレジストの露光を行い、さらにその露光パターンの現
像を行う。続いて、これにより形成されたレジストパタ
ーンを用いて、Au 等の選択メッキを行って、図10に
示すように、円形ウエハ100上に個々のレーザチップ
に対応する電流注入用電極3を形成する。そして最後
に、上記円形ウエハ100のへき開により、レーザチッ
プをウエハから切り出して半導体レーザ素子を得る。
【0043】このように本実施例では、基準線パターン
の両側に複数の線状パターンを所定の間隔で配列してな
る第1,第2のスケールパターン110a,110bを
有し、該両スケールパターンの基準線パターン111
a,111bが一直線上に位置する構造の第1マスク工
程用露光マスク110を用い、上記第1マスク工程用露
光マスクと円形ウエハとのマスク合わせの際の位置ずれ
量を、ホトレジスト上に転写された上記2つのスケール
パターンの、上記円形ウエハのオリエンテーションフラ
ット面との位置ずれ量の差から求めるようにしたので、
第1マスク工程でのマスク合わせの際の位置ずれ量が許
容範囲内のものであるか否かを簡単に判定することが可
能となる。
の両側に複数の線状パターンを所定の間隔で配列してな
る第1,第2のスケールパターン110a,110bを
有し、該両スケールパターンの基準線パターン111
a,111bが一直線上に位置する構造の第1マスク工
程用露光マスク110を用い、上記第1マスク工程用露
光マスクと円形ウエハとのマスク合わせの際の位置ずれ
量を、ホトレジスト上に転写された上記2つのスケール
パターンの、上記円形ウエハのオリエンテーションフラ
ット面との位置ずれ量の差から求めるようにしたので、
第1マスク工程でのマスク合わせの際の位置ずれ量が許
容範囲内のものであるか否かを簡単に判定することが可
能となる。
【0044】これにより、円形ウェハ上のホトレジスト
に光デバイスのパターンを転写する際には、上記パター
ンの基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間の
ずれ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えること
ができ、この結果これまで不可能であった円形ウェハを
用いた半導体レーザの製造プロセスが可能となり、加工
精度が上がり、均一性に優れた半導体レーザを得られる
効果がある。
に光デバイスのパターンを転写する際には、上記パター
ンの基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間の
ずれ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えること
ができ、この結果これまで不可能であった円形ウェハを
用いた半導体レーザの製造プロセスが可能となり、加工
精度が上がり、均一性に優れた半導体レーザを得られる
効果がある。
【0045】また、上記判定結果に応じて、その後の工
程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハとを選別
するようにしたので、第1マスク工程でのマスク合わせ
の位置ずれ量が許容範囲内以上に大きいウエハを製造プ
ロセスの初期の段階で排除することができ、また、使用
不可能と判定されたウェハは露光,現像をやり直すこと
により使用可能なものとでき、これにより製造プロセス
における歩留りを向上することができる。
程で使用可能なウエハと、使用不可能なウエハとを選別
するようにしたので、第1マスク工程でのマスク合わせ
の位置ずれ量が許容範囲内以上に大きいウエハを製造プ
ロセスの初期の段階で排除することができ、また、使用
不可能と判定されたウェハは露光,現像をやり直すこと
により使用可能なものとでき、これにより製造プロセス
における歩留りを向上することができる。
【0046】さらに、プロセスの第1マスク工程におい
て、ウェハのオリフラ部分に転写したスケールパターン
により、自然へき開面に合わせて加工されたオリフラ面
と、デバイスパターンとの位置ずれ量を測定するように
したので、上記デバイスパターンのへき開面との位置ず
れ量を非破壊で容易に求めることができるという効果が
ある。
て、ウェハのオリフラ部分に転写したスケールパターン
により、自然へき開面に合わせて加工されたオリフラ面
と、デバイスパターンとの位置ずれ量を測定するように
したので、上記デバイスパターンのへき開面との位置ず
れ量を非破壊で容易に求めることができるという効果が
ある。
【0047】また、露光装置のウエハ載置台上での円形
ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプリア
ライメント機構により行うため、マスク合わせ精度が作
業者の技能によるものではなくなり、精度の高いマスク
合わせが可能となる効果がある。
ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプリア
ライメント機構により行うため、マスク合わせ精度が作
業者の技能によるものではなくなり、精度の高いマスク
合わせが可能となる効果がある。
【0048】また、上記第1マスク工程用露光マスクと
して、上記スケールパターンの他に、第2マスク工程以
降のマスク工程においてマスク合わせする際用いるマー
カパターンを有するものを用い、第2マスク工程以降の
マスク工程では、円形ウエハ上の、上記マーカパターン
が転写されたマーカ部分を用いて、露光マスクと円形ウ
エハとの位置合わせを行うので、第2マスク工程以降の
マスク工程では、マーカ部分を用いたマスク合わせによ
り、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを極めて精
度よく行うことができる。なお、上記実施例では、第1
マスク工程でデバイスパターンとして光導波路のパター
ンを転写するものを示したが、第1マスク工程で転写す
るデバイスパターンは、回折格子等のパターンであって
もよい。
して、上記スケールパターンの他に、第2マスク工程以
降のマスク工程においてマスク合わせする際用いるマー
カパターンを有するものを用い、第2マスク工程以降の
マスク工程では、円形ウエハ上の、上記マーカパターン
が転写されたマーカ部分を用いて、露光マスクと円形ウ
エハとの位置合わせを行うので、第2マスク工程以降の
マスク工程では、マーカ部分を用いたマスク合わせによ
り、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを極めて精
度よく行うことができる。なお、上記実施例では、第1
マスク工程でデバイスパターンとして光導波路のパター
ンを転写するものを示したが、第1マスク工程で転写す
るデバイスパターンは、回折格子等のパターンであって
もよい。
【0049】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る光デバイス
の製造方法によれば、基準線パターンの両側に複数の線
状パターンを所定間隔で配列してなるスケールパターン
を2つ有し、該各スケールパターンの基準線パターンが
一直線上に位置する構造の第1マスク工程用露光マスク
を用い、上記第1マスク工程用露光マスクと円形ウエハ
とのマスク合わせの際の位置ずれ量を、上記感光性樹脂
上に転写された上記2つのスケールパターンの、上記円
形ウエハのオリエンテーションフラット面との位置ずれ
量の差から求めるようにしたので、第1マスク工程での
マスク合わせの際の位置ずれ量が許容範囲内のものであ
るか否かを簡単に判定することが可能となる。また、上
記判定結果に応じて、その後の工程で使用可能なウエハ
と、使用不可能なウエハとを選別するようにしたので、
第1マスク工程でのマスク合わせの位置ずれ量が許容範
囲内以上に大きいウエハを排除することができる。
の製造方法によれば、基準線パターンの両側に複数の線
状パターンを所定間隔で配列してなるスケールパターン
を2つ有し、該各スケールパターンの基準線パターンが
一直線上に位置する構造の第1マスク工程用露光マスク
を用い、上記第1マスク工程用露光マスクと円形ウエハ
とのマスク合わせの際の位置ずれ量を、上記感光性樹脂
上に転写された上記2つのスケールパターンの、上記円
形ウエハのオリエンテーションフラット面との位置ずれ
量の差から求めるようにしたので、第1マスク工程での
マスク合わせの際の位置ずれ量が許容範囲内のものであ
るか否かを簡単に判定することが可能となる。また、上
記判定結果に応じて、その後の工程で使用可能なウエハ
と、使用不可能なウエハとを選別するようにしたので、
第1マスク工程でのマスク合わせの位置ずれ量が許容範
囲内以上に大きいウエハを排除することができる。
【0050】これにより、円形ウェハ上の感光性樹脂に
光デバイスのパターンを転写する際には、上記パターン
の基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間のず
れ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えることが
でき、この結果これまで不可能であった円形ウェハを用
いた半導体レーザの製造プロセスが可能となるという効
果がある。
光デバイスのパターンを転写する際には、上記パターン
の基準方向と該ウエハのへき開可能な結晶面との間のず
れ角を確実にかつ簡単に許容値の範囲内に抑えることが
でき、この結果これまで不可能であった円形ウェハを用
いた半導体レーザの製造プロセスが可能となるという効
果がある。
【0051】また、上記露光装置のウエハ載置台上での
円形ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプ
リアライメント機構により行うことにより、マスク合わ
せ精度が作業者の技能によるものではなくなり、精度の
高いマスク合わせが可能となるという効果もある。
円形ウエハの位置合わせを、該露光装置に搭載されたプ
リアライメント機構により行うことにより、マスク合わ
せ精度が作業者の技能によるものではなくなり、精度の
高いマスク合わせが可能となるという効果もある。
【0052】また、この発明によれば、上記第1マスク
工程用露光マスクとして、上記スケールパターンの他
に、第2マスク工程以降のマスク工程においてマスク合
わせする際用いるマーカパターンを有するものを用い、
第2マスク工程以降のマスク工程では、円形ウエハ上
の、上記マーカパターンが転写されたマーカ部分を用い
て、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを行うの
で、第2マスク工程以降のマスク工程では、マーカ部分
を用いたマスク合わせにより、露光マスクと円形ウエハ
との位置合わせを極めて精度よく行うことができる効果
がある。
工程用露光マスクとして、上記スケールパターンの他
に、第2マスク工程以降のマスク工程においてマスク合
わせする際用いるマーカパターンを有するものを用い、
第2マスク工程以降のマスク工程では、円形ウエハ上
の、上記マーカパターンが転写されたマーカ部分を用い
て、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを行うの
で、第2マスク工程以降のマスク工程では、マーカ部分
を用いたマスク合わせにより、露光マスクと円形ウエハ
との位置合わせを極めて精度よく行うことができる効果
がある。
【図1】この発明の一実施例による光デバイスの製造方
法に用いる第1マスク工程用露光マスクの構成を示す平
面図である。
法に用いる第1マスク工程用露光マスクの構成を示す平
面図である。
【図2】上記第1マスク工程用露光マスクに形成されて
いるスケールパターンの構成を示す平面図である。
いるスケールパターンの構成を示す平面図である。
【図3】上記光デバイスの製造方法に用いる電極用露光
マスクの構成を示す平面図である。
マスクの構成を示す平面図である。
【図4】上記光デバイスの製造方法に用いる露光装置の
概略構成を示す模式図である。
概略構成を示す模式図である。
【図5】上記光デバイスの製造方法の工程フローを示す
図である。
図である。
【図6】上記第1マスク工程用露光マスクのマスクパタ
ーンを円形ウエハ上のホトレジストに転写した状態を示
す図である。
ーンを円形ウエハ上のホトレジストに転写した状態を示
す図である。
【図7】露光マスクと円形ウエハとの位置合わせずれが
生じていない場合における、ホトレジストに転写された
スケールパターンとオリフラ面との位置関係を示す図で
ある。
生じていない場合における、ホトレジストに転写された
スケールパターンとオリフラ面との位置関係を示す図で
ある。
【図8】露光マスクと円形ウエハとの位置合わせずれが
生じている場合における、ホトレジストに転写されたス
ケールパターンとオリフラ面との位置関係を示す図であ
る。
生じている場合における、ホトレジストに転写されたス
ケールパターンとオリフラ面との位置関係を示す図であ
る。
【図9】上記円形ウエハ上に形成された光導波路,及び
マーカ部を示す平面図である。
マーカ部を示す平面図である。
【図10】上記円形ウエハ上に形成された電流注入用電
極を示す平面図である。
極を示す平面図である。
【図11】従来の半導体レーザの製造方法において用い
る角ウエハ,及び円形ウエハの外観を示す図である。
る角ウエハ,及び円形ウエハの外観を示す図である。
【図12】従来の半導体レーザの製造方法の転写工程に
おける、第1工程用露光マスクと角ウエハとのマスク合
わせ方法を具体的に示す図である。
おける、第1工程用露光マスクと角ウエハとのマスク合
わせ方法を具体的に示す図である。
【図13】従来の半導体レーザの製造方法においてウエ
ハプロセスが完了した半導体レーザのウェハ、及び該ウ
エハからへき開により分離したレーザチップを示す平面
図である。
ハプロセスが完了した半導体レーザのウェハ、及び該ウ
エハからへき開により分離したレーザチップを示す平面
図である。
【図14】従来のレーザチップの出射ビームの方向を、
共振器端面と共振器長方向に垂直な面との間に角度ずれ
が生じていない場合と、角度ずれが生じている場合とで
比較して示す図である。
共振器端面と共振器長方向に垂直な面との間に角度ずれ
が生じていない場合と、角度ずれが生じている場合とで
比較して示す図である。
【図15】ウエハ上でのホトレジスト膜の膜厚分布を円
形ウエハと角ウエハとで比較して示す図である。
形ウエハと角ウエハとで比較して示す図である。
【符号の説明】 1 光導波路 2a1 ,2b1 第1のマーカパターンに対応するマー
カ部 2a2 ,2b2 第2のマーカパターンに対応するマー
カ部 2a3 ,2b3 第3のマーカパターンに対応するマー
カ部 3 電流注入用電極 70 露光装置 71 ウエハ載置台 71a プリアライメント機構 72 露光マスク支持機構 73 露光光源 100 円形ウエハ 100a オリフラ面 101 デバイスレジストパターン 102a1 ,102b1 第1のマーカレジストパター
ン 102a2 ,102b2 第2のマーカレジストパター
ン 102a3 ,102b3 第3のマーカレジストパター
ン 110 第1マスク工程用露光マスク 110a 第1のスケールパターン 110b 第2のスケールパターン 111 光導波路パターン 111a,111b 基準目盛りパターン(基準線パタ
ーン) 112a,112b 目盛りパターン(線状パターン) 112a1 ,112b1 第1のマーカパターン 112a2 ,112b2 第2のマーカパターン 112a3 ,112b3 第3のマーカパターン 120a 第1のスケールレジストパターン 120b 第2のスケールレジストパターン 132a,132b マスク合わせ用マーカパターン S1a〜Sna 第1〜第nマスク合わせ工程 S1b マスク合わせずれ量測定工程 S1c マスク合わせずれ量判定工程 S1d,Snd ウエハ加工工程 Sk チップ分離工程
カ部 2a2 ,2b2 第2のマーカパターンに対応するマー
カ部 2a3 ,2b3 第3のマーカパターンに対応するマー
カ部 3 電流注入用電極 70 露光装置 71 ウエハ載置台 71a プリアライメント機構 72 露光マスク支持機構 73 露光光源 100 円形ウエハ 100a オリフラ面 101 デバイスレジストパターン 102a1 ,102b1 第1のマーカレジストパター
ン 102a2 ,102b2 第2のマーカレジストパター
ン 102a3 ,102b3 第3のマーカレジストパター
ン 110 第1マスク工程用露光マスク 110a 第1のスケールパターン 110b 第2のスケールパターン 111 光導波路パターン 111a,111b 基準目盛りパターン(基準線パタ
ーン) 112a,112b 目盛りパターン(線状パターン) 112a1 ,112b1 第1のマーカパターン 112a2 ,112b2 第2のマーカパターン 112a3 ,112b3 第3のマーカパターン 120a 第1のスケールレジストパターン 120b 第2のスケールレジストパターン 132a,132b マスク合わせ用マーカパターン S1a〜Sna 第1〜第nマスク合わせ工程 S1b マスク合わせずれ量測定工程 S1c マスク合わせずれ量判定工程 S1d,Snd ウエハ加工工程 Sk チップ分離工程
Claims (4)
- 【請求項1】 所望する結晶面からのずれ角が所定角度
以下となるよう加工されたオリエンテーションフラット
面を有する円形ウエハ上に感光性樹脂を形成する工程
と、 第1マスク工程用露光マスクを、上記感光性樹脂を形成
した円形ウエハに対して位置合わせする工程と、 上記円形ウエハ上の感光性樹脂の露光,現像を行った
後、上記露光マスクと円形ウエハとのマスク合わせの際
の位置ズレ量を測定する工程と、 上記測定結果に応じて、その後の工程で使用可能なウエ
ハと、使用不可能なウエハとを選別する工程とを含み、 上記第1マスク工程用露光マスクは、基準線パターンの
両側に複数の線状パターンを所定の間隔で配列してなる
スケールパターンを2つ有し、該各スケールパターンの
基準線パターンが一直線上に位置するよう構成したもの
であり、 上記第1マスク工程用露光マスクの円形ウエハに対する
位置合わせは、そのスケールパターンの基準線パターン
とオリエンテーションフラット面との位置合わせにより
行い、 上記第1マスク工程用露光マスクと円形ウエハとの位置
ずれ量の測定は、上記感光性樹脂上に転写された2つの
スケールパターンの一方の、オリエンテーションフラッ
ト部との位置ずれ量と、該2つのスケールパターンの他
方の、オリエンテーションフラット部との位置ずれ量と
の差を測定して行うことを特徴とする光デバイスの製造
方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光デバイスの製造方法
において、 上記第1マスク工程用露光マスクは、上記2つのスケー
ルパターンの他に、第2マスク工程以降のマスク工程に
おいてマスク合わせする際用いるマーカパターンを有す
るものであり、 上記第2マスク工程以降のマスク工程では、円形ウエハ
上の、上記マーカパターンが転写されたマーカ部分を用
いて、露光マスクと円形ウエハとの位置合わせを行うこ
とを特徴とする光デバイスの製造方法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の光デバイスの製
造方法において、 上記円形ウエハは、そのオリエンテーションフラット面
の、自然へき開面に対するずれ角が0.02度以下とな
るよう加工したものであることを特徴とする光デバイス
の製造方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
デバイスの製造方法において、 上記感光性樹脂を形成した円形ウエハを、露光装置内の
ウエハ載置台上に上記オリエンテーションフラット面を
該載置台上の基準位置に合わせて載置する工程を含み、 上記露光装置のウエハ載置台上での円形ウエハの位置合
わせは、該露光装置に搭載されたプリアライメント機構
により、あるいは目視合わせにより行うことを特徴とす
る光デバイスの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5314691A JPH07169673A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 光デバイスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5314691A JPH07169673A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 光デバイスの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07169673A true JPH07169673A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18056395
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5314691A Pending JPH07169673A (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 光デバイスの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07169673A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002344028A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Sony Corp | 素子の転写方法及び画像表示装置の製造方法 |
| EP3059635A4 (en) * | 2013-10-16 | 2017-06-07 | Institute of Semiconductors, Chinese Academy Of Sciences | Method for aligning square wafer in first photolithographic process |
| CN114739294A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-12 | 中山大学南昌研究院 | 一种检测键合偏移量的结构和方法 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP5314691A patent/JPH07169673A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002344028A (ja) * | 2001-05-16 | 2002-11-29 | Sony Corp | 素子の転写方法及び画像表示装置の製造方法 |
| EP3059635A4 (en) * | 2013-10-16 | 2017-06-07 | Institute of Semiconductors, Chinese Academy Of Sciences | Method for aligning square wafer in first photolithographic process |
| US9791790B2 (en) | 2013-10-16 | 2017-10-17 | Institute Of Semiconductors, Chinese Academy Of Sciences | Method of aligning quadrate wafer in first photolithography process |
| CN114739294A (zh) * | 2022-04-15 | 2022-07-12 | 中山大学南昌研究院 | 一种检测键合偏移量的结构和方法 |
| CN114739294B (zh) * | 2022-04-15 | 2024-05-14 | 中山大学南昌研究院 | 一种检测键合偏移量的结构和方法 |
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