JPH07169363A - 溶着接点による閉回路を開く機構を備えた電気スイッチ - Google Patents

溶着接点による閉回路を開く機構を備えた電気スイッチ

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JPH07169363A
JPH07169363A JP6170228A JP17022894A JPH07169363A JP H07169363 A JPH07169363 A JP H07169363A JP 6170228 A JP6170228 A JP 6170228A JP 17022894 A JP17022894 A JP 17022894A JP H07169363 A JPH07169363 A JP H07169363A
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JP
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contact
switch
assembly
movable
contacts
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Application number
JP6170228A
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English (en)
Inventor
Timothy L Parrish
エル. パリッシュ ティモスィー
Tony O Woodard
オーウエン ウッダード トニー
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Eaton Corp
Original Assignee
Eaton Corp
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Publication date
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/001Means for preventing or breaking contact-welding
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H3/00Mechanisms for operating contacts
    • H01H3/001Means for preventing or breaking contact-welding
    • H01H2003/002Means for preventing or breaking contact-welding with lockout, e.g. two contact pairs in series
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S200/00Electricity: circuit makers and breakers
    • Y10S200/42Contact welding considerations

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Abstract

(57)【要約】 【目的】一次接点が溶着した場合にその回路を開くよう
に動作する二次接点を有する電気スイッチを提供するこ
と。 【構成】電気スイッチ2は、押しボタン操作アセンブリ
10内に配置された可動接点支持体16上に、絶縁体24を介
して設けた二次接点20によって橋絡された一対の可動接
点18を有する。押しボタン操作アセンブリ10を押すと、
一次可動接点18が移動して、二次接点部材20を介して固
定接点14,15と橋絡して接触する。一次可動接点18が固
定接点14,15に溶着し、操作力Fがプランジャ操作アセ
ンブリ10から除去されると、ばね22が二次接点20を一次
可動接点18から引き離すように付勢し、双方の橋絡関係
を開状態にし、スイッチにより制御される回路を開く。
絶縁体24は、二次接点20が一次可動接点18から離れる
と、それらが再閉路されることを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気スイッチに関し、特
に一組の一次接点の溶着状態に応動して一組の二次接点
を操作する電気スイッチに関する。更に詳細には、本発
明は押しボタン操作式の前記種類のスイッチ、及びスイ
ッチによって制御される負荷に対して発電制動回路を完
成するのに適した付加的な接点の組を有する上記スイッ
チに関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチ内の接点が溶着すると、スイッ
チがオフ状態に操作された後もスイッチへの電流の導通
を維持する。このような状態はスイッチによって制御さ
れる装置の使用者にとっては驚きであり、危険である場
合もある。例えば、スイッチが電動自動車のモータを制
御する場合、自動車を停止させようとしてスイッチをオ
フ状態に操作した後も、溶着接点によって自動車が前進
してしまうことがあり得る。
【0003】1987年3月3日にC.G.ソンサイマーに
交付された米国特許明細書第4,647,727 号は主スイッチ
の接点が溶着状態になると開回路状態になるように操作
できる常閉補助接点を有するスイッチを開示している。
この補助接点は、独自の作動装置を有し、主スイッチの
連動及び操作機構の特定の状態によって操作される、ス
イッチ・ハウジング内の別個の満足できるスイッチを構
成している。補助スイッチは更に主接点端子とは分離し
た独自の端子を有しているので、接点が装置にに適正に
接続された場合だけしか、制御される装置の安全が図ら
れない。
【0004】1980年8月5日にJ.ブロアジルに交付さ
れた米国特許明細書第4,216,358 号は、一対の可動接点
がスナップ式のオーバーセンター機構によって、間隔を
隔てた一対の固定接点の間を揺動する形式の押しボタン
式スナップ・スイッチを開示している。押しボタンを押
して作動機構をオーバーセンターまで押しやったとき
に、接点が溶着状態に留まっている場合、押しボタンを
引き続き押していると固定接点が物理的に回転して、固
定接点上の異なる位置で回路が開回路になる。
【0005】このような溶着に応動する動作は通常はス
イッチの動作と関連する押しボタンを押したときに生
じ、押しボタンを放したときには生じない。押しボタン
を放すことによって接触不良状態が再閉路され、回路の
再付勢が維持される結果となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は先行技
術の上記のような欠点を克服するため、一次接点が溶着
すると、一次接点が接続されている回路を開くように動
作する二次接点を有する電気スイッチを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題はばね付勢さ
れたプランジャ操作アセンブリを押下げたり放したりす
ることに応動してそれぞれの固定接点との接触及び離脱
が可能な一次可動接点を有する電気スイッチを備えるこ
とによって解決される。
【0008】二次接点は一次可動接点を橋絡してスイッ
チを介した回路を完成する。二次接点は一次可動接点か
ら離れるように偏倚されるが、プランジャ操作アセンブ
リ上に作用する戻しばね、及びプランジャ操作アセンブ
リに加えられる操作力によって一次接点との接触状態が
保たれる。一次可動接点が二次接点と溶着状態になった
ときにプランジャ操作アセンブリから操作力を解除する
と、偏倚手段は二次橋絡接点を一次可動接点から引き離
すように動作し、それによって回路は開回路になる。
【0009】双方が引き離された後で二次接点が主可動
接点に再閉路されることを防止するために、絶縁手段が
設けられている。あるいは、二次接点はヒューズ連結部
を含んだ1つの一次固定接点を通して回路を完成するよ
うに構成され、このような回路を電源に直接接続される
ようにすることによって、一次接点が溶着した場合にヒ
ューズ連結部が飛んで回路が開くように構成されてい
る。本発明の利点と特徴を添付図面を参照した以下の詳
細な説明によって明らかにする。
【0010】
【作用】本発明の構成によれば、電気スイッチは、押し
ボタン操作アセンブリ内に配置された可動接点支持体16
上に絶縁体24を介して設けた二次接点によって橋絡され
た一対の可動接点18を有しており、押しボタン操作アセ
ンブリ10を押すと、一次可動接点18が移動して、二次接
点20を介して固定接点14,15 と橋絡して接触する。この
一次可動接点18が固定接点14,15 に溶着し、操作力Fが
プランジャ操作アセンブリから除去されると、可動接点
支持体上のばね22が二次接点20を一次可動接点18から引
き離すように付勢し、双方の橋絡関係を開状態にするた
め、スイッチにより制御される回路が開くことになる。
【0011】また、一対の常閉接点14c,28が押しボタン
操作アセンブリによって操作されるように構成されてお
り、この常閉接点は、主接点14,15,18が閉じる前に開
き、主スイッチが開いた後に閉じるので、これらの接点
はモータ制御の用途での発電制動接点として使用するの
に特に適している。一次可動接点18と二次橋絡接点20と
の間に絶縁体24が設けられ、二次接点20が一次可動接点
18から離れると、それらが再閉路されることを防止す
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明に従って構成された電気スイッチ2が、図1から
図3に示されている。
【0013】スイッチ2は成形絶縁ハウジング4を有す
るプランジャ式、もしくは押しボタン式スイッチであ
り、前記絶縁ハウジング4は、相反形に成形された一対
のケーシング半部4a 及び4b から成り、双方の半部は
ケーシング半部4a 内の隙間穴に受容され、ケーシング
半部4b 内の位置合わせされた穴にねじ止めされている
ねじ6によって互いに結合されている。
【0014】各々のケーシング半部はそれぞれの嵌合面
に形成された半円筒形の凹部4c を有する上部取付けフ
ランジを有しており、組立ての際にこれらの凹部が組み
合わされてスイッチ2用の取付け穴を形成する。各ケー
シング半部の上部取付けフランジは更に半円筒形の凹部
4d を有しており、組立ての際にこれらの凹部が組み合
わされてプランジャ操作アセンブリ8の押しボタン操作
アセンブリ10を受容するためのハウジングを貫通する円
筒形の開口部を形成する。
【0015】それぞれのハウジング半部内の相補形の空
洞によって設けられるハウジング4の内室4f 内に外部
から異物や液体が侵入することを防止するため、押しボ
タン10を囲む環状シール12(図3)を受容する同心環状
溝4e がそれぞれの半円筒形の凹部4d 内に設けられて
いる。図3に示すように、溝4g がハウジング半部4b
の嵌合面に設けられ、この溝はハウジングのほぼ全周に
沿って延びている。図示していないが、2つのハウジン
グ半部の間に凸部と凹部によるシールとを備えるために
ハウジング半部4a には相反形の嵌合リブが溝4g に受
容されるように設けられている。
【0016】一対の固定接点がスイッチのハウジング4
内に取付けられている。固定接点は上端部が外側に押し
広げられ、ボタンの接点素子14a,15a を上に載せた板ば
ねの接点ブレード14,15 を備えている。それぞれの接点
ブレード14,15 の下端部はそれ自体の上に折り重ねられ
て、端部14b,15b の厚さが2倍にされ、この端部はそれ
ぞれのハウジング半部4a,4b によって形成されるハウ
ジングの下壁内のそれぞれのスロット4h 内に押し嵌め
られている。
【0017】プランジャ操作アセンブリ8は、伸長位置
と押し下げ位置との間の空洞4f 内で往復運動するよう
に案内されている。プランジャ操作アセンブリ8は図3
及び図4に最も明確に示されている。
【0018】プランジャ操作アセンブリ8は、横縁部に
沿って延びた一対のスロット16a を有する絶縁材料から
成形された可動接点支持体16を備えている。一対の一次
可動接点18の舌片部18a がスロット16a 内に挿入されて
いる。舌片部18a は図4にみられるせん断突起18b を有
しており、この突起は支持体16の絶縁材料を把持するた
めに舌片部18a の下面にずらされ、可動接点18を支持体
16にロックするようにされている。一次可動接点18はL
形部材であり、これは各部材の直立脚部にリベット止め
された接点ボタン18c を有している。
【0019】プランジャ操作アセンブリ8は、更にハウ
ジング4内の穴4d を通って上方に延びた押しボタン支
柱10a を有する押しボタン操作アセンブリ10を備えてい
る。押しボタン操作アセンブリ10は成形プチスチック部
材であり、部材の底部に開放され、部材の長手方向に延
びたチャネル10b を有している。第2チャネル10c は操
作アセンブリ10のより浅い位置を横切って延びており、
このチャネルは押しボタンが空洞4f 内で直線的に往復
運動するように案内するための、部材のそれぞれのコー
ナー部に位置する4つの脚部を形成している。
【0020】押しボタン操作アセンブリ10の反対側に
は、押しボタン操作アセンブリ10のハウジング4内での
直線的な往復運動を補足的に案内するために、それぞれ
のハウジング半部4a 及び4b の空洞4f の内表面のス
ロット(図示せず)に受容されるようにされた一対の横
リブ10d が設けられている。押しボタン操作アセンブリ
10は押しボタン支柱10a を貫通して延びる縦の中心線に
対して対称であり、一対の斜め反対側のコーナーに形成
された同一のカム構造10e を有している。
【0021】図4にはその一方だけを図示してある。カ
ム構造10e は押しボタン操作部材10の各コーナーの除去
された表面10f上に形成された傾斜表面である。円筒形
のボス10g (図3)が図3に最も明確に示すように押し
ボタン部材10の底部から懸架されている。懸架ボス10g
は接点支持体16上の直立した支柱16b と同軸に位置合わ
せされ、これと接合するようにされている。
【0022】図3に示すように、第2接点20は、押しボ
タン操作部材10の支柱10g の上方に配設され、チャネル
10b 内の部材10の下側に配置される。接点部材20はほぼ
逆U形の部材であり、底部に穴20a を有し、三叉の接点
フィンガ20b を備えるためにスロットを設けた外脚部を
有している。フィンガ20b は90°以上の角度で外側に拡
がるように形成され、図3に示すように、分離された可
動接点18を電気的に橋絡するためにそれぞれの一次可動
接点18の内表面で支えられるように組立てられる。三叉
フィンガ20b は可動接点ボタン18c のリベット止めされ
た軸部によって形成される異なる高さの各可動接点18の
内表面を受け入れる。押しボタン操作アセンブリ10と二
次橋絡接点20とを接点支持体16と一次可動接点18とから
引き離すように偏倚するために、うず巻き圧縮ばね22が
円筒形のボス16b と支柱10g の上方に設けられている。
【0023】プランジャ操作アセンブリ8内には成形絶
縁ロック部材24も備えられている。ロック部材24はほぼ
逆U形であり、押しボタン操作アセンブリ10の懸架支柱
10gを受容する隙間開口部を備えるために底部を貫通す
る穴24a を有している。ロック部材24の外脚部24b は僅
かな角度で外側に拡がっており、その末端部の近傍に、
外側に突起した一体のブロック部材24c を有している。
ロック部材24の底部の内表面は逆V形のカム面を有し、
このカム面は、外脚部24b から延び、かつ部材24の中心
で相互に連結された一対の傾斜面24d によって形成さ
れ、横方向の中心線に沿ってロック部材に対し、厚みを
薄くしたヒンジ部分を与える。
【0024】ロック部材24は懸架支柱10g の上方に配設
され、明確さのためにロック部材24を図3の側面図で示
すように、ブロック部材24c が二次接点20のフィンガ20
b の末端の下に、又、一次可動接点18の内表面に面して
配置されるようにヒンジに沿って僅かに折り曲げられて
いる。うず巻き圧縮ばね22の上端がそれぞれの傾斜面24
d に圧設されることにより、ロック部材の外脚部に外向
きの付勢力を加え、同時に二次接点20と押しボタン操作
アセンブリ10とを接点支持体16及び一次可動接点18から
上方に引き離すように付勢する。
【0025】プランジャ操作アセンブリ8の全体が、プ
ランジャ戻しばね26によってハウジング4のフランジ付
き端部に対して上方に付勢されている。ばね26は、空洞
4f内のハウジングの底壁部に、かつ接点支持体16の底
面に着座し、そして、接点支持体16の底側に形成されか
つばね26の上端内に配置された半球形のボス16c によっ
て、ばね26は、接点支持体16上に位置決めされる。
【0026】プランジャ戻しばね26のばね力は、ばね22
よりもかなり強いので、プランジャ・アセンブリ8との
接触状態を保持し、そこでプランジャ・アセンブリ8の
押しボタン操作アセンブリ10をハウジングの上壁に対し
て付勢することによって、図3に示すように二次接点20
が一次可動接点18と橋絡して接触状態を維持する。
【0027】押しボタン支柱10a にスイッチ操作圧力を
加えると、プランジャ操作アセンブリ8全体が戻しばね
26のばね力に抗して下方に押し下げられ、一次可動接点
ボタン18c は固定接点ボタン14a と接触する状態にな
る。押しボタン支柱10a に操作力が加えられている限
り、回路は固定接点14、一次可動接点18、及び二次橋絡
接点20を経て完成する。
【0028】特に図3を参照すると、固定接点28はハウ
ジング4の右側の壁に沿ってハウジング内に取付けら
れ、この接点は端子としてハウジングの底壁から突出し
た部分28a を有している。接点28の上端は内側に延び、
逆向きに曲げられ、下方に延びた、内面に接触面を有す
る脚部28b を有している。
【0029】図3に示した右側の可動接点14は、図3に
示すように一方が他方の背後に配置された2つの平行に
延びる脚部を有するために右側の接点板ばねが二叉にさ
れている点で、左側の接点14とは同一ではない。接点の
後脚部14c は上端部で外側に曲げられ、末端にリベット
止めされた接点ボタン14d を有している。板ばね接点脚
部14c は、プランジャ・アセンブリの中心線に向かって
内側に延びるように構成されているので、固定接点脚部
28b とともに常閉位置に付勢される。板ばね接点14c の
末端の外向きの拡がり部分から始まる曲折部は押しボタ
ン操作アセンブリ10のカム面10e の経路内にある。
【0030】押しボタン操作アセンブリ10を押した場合
に、カム面10e が固定接点14c の外向きに拡がった末端
と接触すると、後脚部14c が外側に移動され、リベット
止めされた接点ボタン14d を下方に曲折された接点脚部
28b から引き離す。図5〜図7の説明で明らかにされる
ように、常閉接点の組 14d〜28b はスイッチの操作によ
って一次可動接点が固定接点14a に対して閉状態になる
前に開状態に作動され、一次可動接点18c が固定接点14
a に対して開状態にされた後で閉状態に作動される。
【0031】接点14c と接点28のこのような構成は、モ
ータの電機子(図5〜図7)を発電制動抵抗R(図5〜
図7)を介して接続し、モータ内の逆起電力を消散さ
せ、電力がモータから遮断されると直ちにモータを停止
するための、発電制動接点として特に適している。
【0032】図5を参照すると、直流バッテリBのよう
な電源に接続された固定接点15の端子15b を有するスイ
ッチ2の概略図が示されている。モータの電機子Aの片
側はバッテリBに接続され、一方、モータの電機子Aの
反対側は固定接点14の端子14b に接続されている。発電
制動抵抗Rの一端はモータ電機子AとバッテリBの間の
共通点に接続され、他端は固定接点28の端子28b に接続
されている。
【0033】図5はプランジャ操作アセンブリ8が伸長
位置にあるスイッチ2を図示しており、その場合、一次
可動接点18は固定接点14a,15a から引き離され、板ばね
接点14c は固定接点28b に対して閉状態になり、抵抗R
及びモータ電機子Aを経て発電制動回路が完成する。
【0034】図6は押しボタン操作アセンブリ10の押し
ボタン10a に力Fを加えることによって、一次可動接点
18が固定接点14a,15a に対して閉状態にされる押し下げ
位置に操作されたスイッチ2を示している。押し下げ位
置では、一次可動接点は橋絡接点20を経て固定接点を橋
絡することによって、モータ電機子AをバッテリBと直
列に接続し、モータを付勢する。押しボタン操作アセン
ブリ10のカム面10e は板ばね接点14c を発電制動回路内
の固定接点28b から引き離して、抵抗Rをモータ電機子
Aから遮断することに留意されたい。
【0035】図7では、操作力Fは押しボタン操作アセ
ンブリ10から除去され、プランジャ操作アセンブリ8は
戻しばね26のバイアス力で伸長位置に戻ることができ
る。しかし、一次可動接点18は固定接点14a,15a に溶着
し、一次可動接点と接点支持体16との上方運動を拘束し
ている。そこでばね22が二次接点20、ロック部材24及び
押しボタン操作アセンブリ10を一次固定接点18から引き
離すように上方に偏倚し、可動接点18の間の回路と、モ
ータ電機子Aへの回路を開くことができる。
【0036】図7に示すように、ばね22は、ロック部材
24のカム面24d に圧設され、脚部の末端を固定接点部材
18の上縁部と、二次接点20の三叉の接点フィンガ20b の
末端との間に押しやることによって押しボタン操作アセ
ンブリ10を引き続き押しても、二次接点20が、固定接点
18と接触して再閉路されることを防止する。
【0037】このように、一次可動接点18が固定接点14
a,15a に溶着した場合、二次接点20はモータ電機子Aへ
の回路を開く。図7では、ばね22の作用による押しボタ
ン操作アセンブリ10の上方移動により、カム面10e が板
ばね接点14c から離れ、この接点が固定接点28c を閉じ
るようにし、さらに、抵抗R及びモータ電機子Aを介し
て発電制動回路を完成させることに注目すべきである。
【0038】本発明のスイッチの変形例が図8〜図10に
示されており、これらの図は図5〜7と同様にシーケン
ス概略図である。図5〜図7に示したバッテリB、モー
タ電機子A及び発電制動抵抗Rは図8〜図10では省略さ
れているが、同様に接続されているものと想定された
い。2つの変形例の同類の部品には同一の参照番号が付
されている。
【0039】図8〜図10に示した実施例では、可動接点
30は側壁30b に一次可動接点部材32の下方に折り曲げら
れた舌片を受容するための一対の対向するスロット30a
を有するカップ状部材から成っている。板ばね二次接点
34が押しボタン操作アセンブリ10の懸架支柱10g の上方
に配され、U形に変形されていることによって、末端は
一次可動接点32の下方に折り曲げられたタブに橋絡関係
になるように圧設されている。
【0040】図9に示すように、押しボタン操作アセン
ブリ10に操作力Fを加えることによってプランジャ操作
アセンブリを押すと、プランジャ・アセンブリは戻しば
ね26の付勢力に抗して押し下げ位置に移動し、一次可動
接点32は固定接点14,15 に対して閉状態になる。力Fを
除去すると、プランジャ・アセンブリは伸長位置に戻る
ことができるが、図10に示すように、一次可動接点は固
定接点14a,15a に溶着し、接点支持体30と一次可動接点
32が部分的押し下げ位置に留まる。
【0041】操作部材10から操作力を除去すると、ばね
22は部材10を伸長位置に偏倚し、これと共に二次接点34
を移動し、これが一次可動接点32から離れて双方の間の
回路を開く。二次接点34は、壁部30b の上端部が二次接
点34と接触することによって一次可動接点32と再接触す
ることが防止され、そのため押しボタン10が引き続き押
されると、二次接点の脚部は外側に移動させられる。電
力制動接点14c,28b は図5〜図7を参照して説明したと
同様に動作することに留意されたい。
【0042】本発明のスイッチの別の実施例が図11、12
及び13に示されており、それらの図は図5〜図7と同様
のシーケンス概略図である。双方の実施例の同類の部品
には同一の参照番号が付されている。図11〜図13では、
スイッチの片側に沿って、又、その上部を横切ってL形
の二次接点が備えられている。一次可動接点は接点支持
体40上に取付けられたU形の橋絡部材38である。二次可
動接点42は押しボタン操作アセンブリ44と共に移動する
ように取付けられ、これも橋絡接点38の脚部の間の反対
位置に配されたU形部材である。
【0043】二次可動接点42は一次可動接点38に対して
移動可能であり、2つの接点部材のそれぞれの脚部の間
のワイピイング接続によって一次可動接点38と導通状態
にされる。ばね22が接点支持体40と二次可動接点42の中
央脚部との間に配置され、接点42を押しボタン操作アセ
ンブリ44に対して付勢し、かつ操作アセンブリ44を接点
支持体40から引き離すように付勢する。ばね26は図11に
示すようにプランジャアセンブリ全体を伸長位置に偏倚
し、この位置で二次可動接点42が二次固定接点36と接合
する。
【0044】図11〜図13では左側固定接点15の代わりに
一次固定接点46が使用されている。固定接点46はヒュー
ズ連結部46a を有しており、これは接点に所定値の電流
が流れると破壊するように特に設計された厚さを薄くし
た部分として接点内に一体形成されている。右側の一次
固定接点14は図5〜図7の実施例と同様であり、固定接
点28b と連動する電力制動板ばね接点14c を備えてい
る。
【0045】図11を参照すると、スイッチはモータ制御
回路に接続され、その際、モータ電機子Aの片側は固定
接点部材14の端子14b に接続されている。電機子Aの反
対側はバッテリBに接続されている。発電制動抵抗Rの
一端はモータ電機子AとバトッテリBとの間の共通節点
に接続され、他端は補助固定接点28の端子28a に接続さ
れている。バッテリBは一次固定接点46の端子46a と、
二次固定接点36の端子36a とに跨がって接続されてい
る。
【0046】図11はプランジャ操作アセンブリが伸長位
置にあるスイッチを示しており、一次可動接点38は一次
固定接点46及び14から引き離され、板ばね接点14c は固
定接点28b に対して閉状態にされ、抵抗Rとモータ電機
子Aを経て発電制動回路を完成させている。
【0047】図12は押しボタン操作アセンブリ44に力F
を加えることによって押し下げ位置にあり、可動接点38
が一次固定接点14及び46に対して閉状態にあるスイッチ
を示している。この状態では接点14c と28b は引き離さ
れ、モータ電機子AをバッテリBと直列に接続して、モ
ータを付勢する。
【0048】図13では、操作力Fが押しボタン操作アセ
ンブリ44から除去され、プランジャアセンブリが戻しば
ね26の付勢力で伸長位置に戻されている。しかし、一次
可動接点38と固定接点14,46 が溶着し、接点支持体40の
上方運動を拘束している。ばね22は、押しボタン操作ア
センブリ44と二次可動接点42を接点支持体40から引き離
すように付勢し、それによって可動接点42は二次固定接
点36と接触する。
【0049】この接触によってバッテリBがヒューズ46
a と直接接続され、ヒューズ連結部が破壊することによ
って、モータ電機子Aへの回路が開く。押しボタン操作
アセンブリ44の上方運動によっても板ばね接点14c が解
放され、この接点が固定接点28b に対して閉状態とな
り、抵抗Rとモータ電機子Aを介して発電制動回路が完
成される。
【0050】これまで一次接点が溶着すると、一次接点
が接続されている回路が開くように動作する二次接点を
有する電気スイッチを説明してきた。このスイッチの二
次回路は、このスイッチ用に設計された補助的なスイッ
チ安全動作を実行するために付加的な端子や、スイッチ
と制御素子との特別の相互接続を必要としない。最良の
実施例のスイッチを例示してきたが、本発明の特許請求
の範囲から離れることなく多様な変更が可能であること
が理解されよう。
【0051】
【発明の効果】以上のように、ばね付勢されたプランジ
ャ操作アセンブリを押下げたり放したりすることに応動
してそれぞれの固定接点との接触及び離脱が可能な一次
可動接点を有する電気スイッチを備えることによって、
一次可動接点が二次接点と溶着状態になったときに、プ
ランジャ操作アセンブリから操作力を解除すると、偏倚
手段が二次橋絡接点を一次可動接点から引き離すように
動作し、それによって一次接点が接続されている回路を
開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って設計された電気スイッチの上面
図である。
【図2】図1の電気スイッチの側面図である。
【図3】図1の線3−3に沿って見た本発明の電気スイ
ッチの拡大横断面図である。
【図4】本発明の電気スイッチのプランジャ操作アセン
ブリを構成する部品の分解斜視図である。
【図5】モータ制御回路に接続され、オフ状態にある図
1〜図4のスイッチの概略図である。
【図6】スイッチがオン状態にある、図5と同様の図で
ある。
【図7】スイッチによって制御される回路が開くように
作動した、接点が溶着状態にあるスイッチを示した図5
及び図6と同様の図である。
【図8】制御回路は示していないが、本発明の別の実施
例における図5〜図7と同様の概略図である。
【図9】図8と同様の本発明の別の実施例における概略
図である。
【図10】図8と同様の本発明の別の実施例における概
略図である。
【図11】本発明の他の実施例における図5〜図7と同
様の概略図である。
【図12】図11と同様の本発明の他の実施例における
概略図である。
【図13】図11と同様の本発明の他の実施例における
概略図である。
【符号の説明】
2 電気スイッチ 4 ハウジング 4d 半円筒形凹部 4f 内室 8 プランジャ操作アセンブリ 10 押しボタン操作アセンブリ 14 板ばね接点ブレード 14a ボタン接点部材 15 板ばね接点ブレード 15a ボタン接点部材 16 接点支持体 18 一次可動接点 20 接点部材 22 圧縮ばね 24 ロック部材 26 戻しばね 28 固定接点 30 接点支持体 36 二次固定接点 38 一次固定接点 40 接点支持体 44 押しボタン操作アセンブリ 46 固定接点 46a ヒューズ連結部 B バッテリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トニー オーウエン ウッダード アメリカ合衆国 ノースカロライナ パイ ン レベル ピー.オー.ボックス 427 (番地表示なし)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気スイッチ(2) が、 固定接点手段(14,15) と、可動接点手段(18,20) を備え
    た可動スイッチ機構(8) と、可動スイッチ機構(8) を第
    1位置に偏倚する手段(26)とを備えており、 前記可動スイッチ機構(8) は、前記偏倚手段(26)の偏倚
    力とは逆方向の操作力Fを加えることによって第2位置
    に移動可能であり、 前記可動接点手段は、可動スイッチ機構(8) の前記第2
    位置において前記固定接点手段に接触し、前記電気スイ
    ッチ(2) を介した回路を完成する第1接点手段(18)と、
    この第1接点手段上で、かつ前記第1接点手段と前記固
    定接点手段とを有する前記回路内で常閉接点となる第2
    接点手段(20)とを備えており、 さらに、前記第1接点手段(18)が前記固定接点手段(14,
    15) に溶着し、前記操作力Fが前記可動スイッチ機構
    (8) から除去されると、前記第2接点手段(20)を前記第
    1接点手段(18)から引き離し、前記回路を開く手段(22)
    を備えたことを特徴とする電気スイッチ。
  2. 【請求項2】 可動スイッチ機構(8) は、接点支持体(1
    6)と、この支持体に対して移動するように支持体に連結
    されたスイッチ操作アセンブリ(10)とを備え、 第1接点手段(18)は、前記接点支持体(16)と共に移動す
    るように取付けられ、前記第2接点手段(20)は、前記操
    作アセンブリ(10)と共に移動するように取付けられてお
    り、 前記第2接点手段(20)を前記第1接点手段(18)から引き
    離す手段(22)は、前記接点支持体(16)と前記操作アセン
    ブリ(10)との間に挿入され、前記接点支持体と前記操作
    アセンブリとを引き離すように付勢するばね(22)を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の電気スイッチ。
  3. 【請求項3】 可動スイッチ機構(8) を第1位置に偏倚
    する偏倚手段(26)は、接点支持体(16)と操作アセンブリ
    (10)との間に挿入されたばね(22)のばね力よりも強くし
    て、第1位置における第1接点手段(18)上でかつ操作力
    Fを加えている間、第2接点手段(20)を閉状態に保持す
    るようにしたことを特徴とする請求項2記載の電気スイ
    ッチ。
  4. 【請求項4】 第2接点手段(20)を第1接点手段(18)か
    ら引き離す手段(22)は、引き離された前記第2接点手段
    (20)を前記第1接点手段(18)により再閉路されることを
    阻止する電気的絶縁体(24)を備えたことを特徴とする請
    求項2記載の電気スイッチ。
  5. 【請求項5】 電気的絶縁体(24)は、第1接点手段(18)
    と第2接点手段(20)との間の位置にばね(22)によって駆
    動されることを特徴とする請求項4記載の電気スイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 可動スイッチ機構(8) の第1位置で常閉
    である一組の発電制動接点(14c,28)と、前記可動スイッ
    チ機構(8) が第2位置に移動中に前記発電制動接点(14
    c,28)を引き離す操作アセンブリ(10)上のカム手段(10e)
    とを備え、 このカム手段は、第1接点手段(18)が固定接点手段(14,
    15) に溶着したことに応答して、前記第2接点手段(20)
    を前記第1接点手段(18)から引き離す場合の再閉路に対
    して前記発電制動接点(14c) を解放することを特徴とす
    る請求項2記載の電気スイッチ。
  7. 【請求項7】内室(4f)及びこの内室に連通する開口部(4
    d)とを有する絶縁ハウジング(4) と、 前記内室に取付けられた固定接点(14,15) と、 前記ハウジング内で往復運動するために取付けられ前記
    開口部を通って延びたスイッチ操作アセンブリ(10)と、
    このスイッチ操作アセンブリに対して移動するように取
    付けられた接点支持体(16)とを有するプランジャ・アセ
    ンブリ(8) と、 このプランジャ・アセンブリ(8) を伸長位置に偏倚する
    第1ばね(26)と、 前記スイッチ操作アセンブリ(10)に操作力Fが加えら
    れ、前記プランジャ・アセンブリ(8) が前記ばね26の付
    勢力に抗して押し下げた位置に移動すると、前記固定接
    点(14,15) のそれぞれと接触可能となるように前記接点
    支持体(16)上に取付けられた一対の可動接点(18)と、 前記スイッチ操作アセンブリ(10)と共に移動可能に取付
    けられ、通常は前記プランジャ・アセンブリ(8) の前記
    伸長位置及び押し下げた位置で前記可動接点(18)と接触
    する橋絡接点(20)と、 前記操作アセンブリ(10)と前記接点支持体(16)との間に
    挿入され、前記操作アセンブリ(10)を前記接点支持体(1
    6)から引き離して前記伸長位置へと偏倚させる第2ばね
    (22)と、を備えており、 この第2ばね(22)は、前記可動接点(18)が、前記固定接
    点(14,15) と溶着し、前記操作力Fが前記スイッチ操作
    アセンブリ(10)から除去されると、前記操作アセンブリ
    を前記接点支持体(16)から引き離し、前記橋絡接点(20)
    と前記可動接点(18)との接触状態が解除されるように動
    作することを特徴とする電気スイッチ。
  8. 【請求項8】 プランジャ・アセンブリ(8) は、橋絡接
    点(20)と可動接点(18)とが引き離されるときに、前記橋
    絡接点(20)と可動接点(18)との再接触を阻止するのに有
    効な電気絶縁手段(24)を備えたことを特徴とする請求項
    7記載の電気スイッチ。
  9. 【請求項9】 プランジャ・アセンブリ(8) は、橋絡接
    点(20)が可動接点(18)から引き離されると、前記スイッ
    チ操作アセンブリ(10)と共に移動し、前記可動接点(18)
    と橋絡接点(20)との間を移動することによって、前記橋
    絡接点(20)と可動接点(18)とが再接触するのを阻止する
    ための電気絶縁体(24)を備えたことを特徴とする請求項
    7記載の電気スイッチ。
  10. 【請求項10】 電気絶縁体(24)は、第2ばね(22)によ
    って係合されるカム面(24d) を備え、前記第2ばね(22)
    が前記電気絶縁体(24)を前記阻止位置へと偏倚すること
    を特徴とする請求項9記載の電気スイッチ。
  11. 【請求項11】 前記内室(4f)内に配設された一組の発
    電制動接点(14c,28)を備え、この発電制動接点は、プラ
    ンジャ・アセンブリ(8) を前記押し下げた位置に移動す
    ると、常閉状態に偏倚され、かつ前記スイッチ操作アセ
    ンブリ(10)上のカム手段(10e) によって引き離され、さ
    らに、前記発電制動接点(14c,28)が、第2ばね(22)が前
    記操作アセンブリ(10)を接点支持体(16)から離すように
    駆動して橋絡接点(20)を可動接点(18)との接触状態から
    引き離すときに、再閉路のために解放されることを特徴
    とする請求項7記載の電気スイッチ。
  12. 【請求項12】 スイッチ(2) の一次接点(14,15) が互
    いに溶着したとき、電気スイッチ(2) 内の回路を開くた
    めの方法において、 間隔を隔てた固定接点(14,15) を設け、 接点支持体(16)と、この接点支持体(16)に対して移動可
    能であるスイッチ操作アセンブリ(10)とを有するプラン
    ジャ・アセンブリ(8) を前記固定接点(14,15)の近傍で
    往復運動するように案内し、 偏倚手段(26)によって前記プランジャ・アセンブリ(8)
    を伸長位置に偏倚し、 前記プランジャ・アセンブリ(8) を前記伸長位置から押
    し下げ位置に操作するときに、可動接点(18)が、前記固
    定接点(14,15) のそれぞれと接触可能な一次接点となる
    ように前記接点支持体(16)上に間隔を隔てて設けられ、 この間隔を隔てた可動接点(18)と橋絡接触するように二
    次接点(20)を設け、 前記可動接点(18)がプランジャ・アセンブリ(8) の前記
    伸長位置への付勢力により前記固定接点(14,15) から引
    き離されない場合には、偏倚手段(22)によって前記スイ
    ッチ操作アセンブリ(10)と前記二次接点(20)とを偏倚し
    て、前記接点支持体(16)から引き離し、前記間隔を隔て
    た接点(18)との接触状態を解除する、各ステップを含ん
    でいることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 可動接点(18)と二次接点(20)とを引き
    離した後で双方の間に電気絶縁体(24)を挿入して、前記
    二次接点(20)が前記可動接点(18)と再閉路されることを
    防止するステップを更に含んだことを特徴とする請求項
    12に記載の電気スイッチ内の回路を開く方法。
  14. 【請求項14】内室(4f)及びこの内室に連通する開口部
    (4d)とを有する絶縁ハウジング(4) と、 前記内室(4f)に取付けられた固定接点(14,46) と、 前記ハウジング内で往復運動するために取付けられ前記
    開口部(4d)を通って延びたスイッチ操作アセンブリ(44)
    と、このスイッチ操作アセンブリに対して移動するよう
    に取付けられた接点支持体(40)とを有するプランジャ・
    アセンブリと、このプランジャ・アセンブリを伸長位置
    に偏倚する第1ばね(26)と、 前記スイッチ操作アセンブリ(44)に操作力Fが加えら
    れ、前記プランジャ・アセンブリが前記第1ばね(26)の
    付勢力に抗して押し下げた位置に移動すると、前記固定
    接点(14,46) のそれぞれと接触可能でかつ橋絡する前記
    接点支持体(16)上に取付けられた一対の可動接点(38)
    と、 前記スイッチ操作アセンブリ(44)と共に移動可能に取付
    けられ、前記スイッチ操作アセンブリ(44)が前記接点支
    持体(40)に対して移動すると前記可動接点(38)とワイピ
    ング接続する二次可動接点(42)と、 前記プランジャ・アセンブリの前記伸長位置で前記二次
    可動接点(42)と接触するように配設されていて、前記固
    定接点(46)の1つとともにを電源(B) に接続可能になっ
    ている二次固定接点(36)と、 前記固定接点(46)の1つに接続されたヒューズ(46a)
    と、 前記操作アセンブリ(44)と接点支持体(40)との間に挿入
    され、前記操作アセンブリ(44)を前記接点支持体(40)か
    ら引き離して前記伸長位置へと偏倚させる第2ばね(22)
    とを備え、 この第2ばね(22)は、前記可動接点(38)が前記固定接点
    (14,46) と溶着し、前記操作力Fが前記スイッチ操作ア
    センブリ(44)から除去されると、前記操作アセンブリ(4
    4)を前記接点支持体(16)から引き離すように駆動し、か
    つ前記二次可動接点(42)を前記二次固定接点(36)と接触
    するように駆動して、前記ヒューズ(46a) を前記電源
    (B) に直接接続させることを特徴とする電気スイッチ。
  15. 【請求項15】 ヒューズは固定接点(46)の1つと一体
    のヒューズ連結部(46a) から成ることを特徴とする請求
    項14記載の電気スイッチ。
  16. 【請求項16】 ヒューズ連結部(46a) は固定接点(46)
    の1つにおいて材料の厚みを減らした部分であることを
    特徴とする請求項15記載の電気スイッチ。
JP6170228A 1993-06-29 1994-06-29 溶着接点による閉回路を開く機構を備えた電気スイッチ Pending JPH07169363A (ja)

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