JPH07169278A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH07169278A
JPH07169278A JP5316289A JP31628993A JPH07169278A JP H07169278 A JPH07169278 A JP H07169278A JP 5316289 A JP5316289 A JP 5316289A JP 31628993 A JP31628993 A JP 31628993A JP H07169278 A JPH07169278 A JP H07169278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
storage means
type transistors
pulse
type transistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP5316289A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizo Sumida
圭三 隅田
Toshiki Mori
俊樹 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5316289A priority Critical patent/JPH07169278A/ja
Publication of JPH07169278A publication Critical patent/JPH07169278A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CMOS集積回路において速度を遅くするこ
となく貫通電流をなくすことを目的とする。 【構成】 外部にデータを出力するために一時記憶する
記憶手段2と、外部にデータを出力するための複数のP
型トランジスタと複数のN型トランジスタ(3〜6)を
縦列接続し、前記記憶手段2の記憶制御信号に同期し
て、前記記憶手段2の出力が正のときは、前記複数のP
型トランジスタの少なくとも1つに対して、負パルスを
発生し、前記記憶手段の出力が負のときは、前記複数の
N型トランジスタの少なくとも1つに対して、正パルス
を発生する手段1を有するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置に関し、特
にCMOSの半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路装置においては、内部の
演算性能と共に、外部と高速にデータをやり取りできる
ことが近年ますます重要になってきている。外部と高速
にデータをやり取りするためには、外部との入出力用の
パッドの増加、及び出力用のトランジスタサイズの拡大
による高速動作が有効である。
【0003】しかしながらCMOS回路においては出力
変化時に一時的に大きな電流(貫通電流)が流れるため
に内部回路及び外付けの外部回路を誤動作させるノイズ
の大きな要因となる。同時変化する出力信号の増加及び
出力用のトランジスタサイズの拡大は半導体集積回路装
置の全体の貫通電流を増加させる。
【0004】貫通電流を減らした半導体集積回路装置と
しては、たとえば特開平4ー184828号公報(半導
体集積回路装置)がある。
【0005】出力するデータの遷移を検出し、最終段の
P型及びN型トランジスタのオフになる方を2つのトラ
ンスファゲートで、オンする方を1つのトランスファゲ
ートで遷移させることで最終段のP型及びN型トランジ
スタが同時にオンする状態になるのを防ぐことで貫通電
流のない半導体集積回路装置を提供している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来例で
は出力信号の変化を検出してオンする側のトランジスタ
を遅らせることで貫通電流を減らしている。このため出
力信号が確定するまでの時間は増加してしまう。
【0007】本発明は、出力が確定するまでの時間を遅
くすることなく、貫通電流を減らして、多数の同時変化
出力を高速に動作させる半導体集積回路装置を容易な方
法で提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述した目的を
達成するために、外部にデータを出力するために一時記
憶する記憶手段と、外部にデータを出力するための複数
のP型トランジスタと複数のN型トランジスタを縦列接
続し、前記記憶手段の記憶制御信号に同期して、前記記
憶手段の遷移前の出力がハイのときは、前記複数のP型
トランジスタの少なくとも1つに対して、負パルスを発
生し、前記記憶手段の遷移前の出力がロウのときは、前
記複数のN型トランジスタの少なくとも1つに対して、
正パルスを発生するパルス発生手段を有するものであ
る。
【0009】
【作用】本発明は上述した構成により、前記記憶手段が
変化するタイミングでハイに遷移する場合はN型トラン
ジスタをオフして貫通電流を流さず、またP型トランジ
スタはオンしたままで出力が確定するまでの時間を増加
させない。同様にロウに遷移する場合は、P型トランジ
スタをオフして貫通電流を流さず、またN型トランジス
タはオンしたままで出力が確定するまでの時間を増加さ
せない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1、2、3
を参照しながら説明する。本発明のブロック図を図1に
示す。図1において1はパルス発生回路、2はフリップ
フロップ回路、3、4はP型トランジスタ、5、6はN
型トランジスタである。
【0011】図2はパルス回路1の内部を示す回路図で
ある。30、31は遅延回路である。32〜33はNO
T素子、34〜35NOR素子、36〜37はNAND
素子、38〜39はAND素子、40はOR素子であ
る。
【0012】図3は本実施例の動作を示すタイミング図
である。まず出力コントロール信号がロウ(出力禁止)
の場合について説明する。(図3のT1タイミング。)
34のNOR素子は入力の一方がハイになるため常にロ
ウを出力し、またAND素子38、39のそれぞれの入
力の一方がロウになるため常にロウを出力し、出力PQ
は常にハイ、出力NQは常にロウとなる。P型トランジ
スタ3、N型トランジスタ4は共にオフ状態となり出力
パッドはハイインピーダンス状態になる。
【0013】次に出力コントロール信号がハイ(出力許
可)の場合について説明する。フリップフロップ2の出
力Qが始めにロウでシステムクロックの立ち上がりでハ
イに遷移するタイミングを説明する(図3のT3タイミ
ング)。
【0014】初めにパルス発生回路1の内部動作につい
て説明する。フリップフロップ2の出力Qはシステムク
ロックに同期して遷移するので遅延回路31の出力はシ
ステムクロックの立ち上がり付近では変化せず、ロウの
ままである。NAND素子36の入力の一方がロウなの
で出力はハイのままとなり、35の入力の一方がハイと
なり、パルス発生回路1の出力PQはロウのままであ
る。NAND素子37は遅延回路30で遅れた期間だけ
ロウ状態となり、出力NQはクロックの立ち上がりから
遅延回路30の遅れた期間で負パルスを発生する。
【0015】図2からも明らかなように出力NQの負パ
ルスの立ち下がりは、入力CKの立ち上がりからゲート
3段で出力することができ、通常用いられるフリップフ
ロップのクロックからの遷移時間よりも早い。また負パ
ルスの立ち上がりは、遅延回路30によって調整でき、
フリップフロップのデータが確定したあとに立ち上がる
ように遅延回路30を設定している。
【0016】図1において、システムクロックが立ち上
がると前述したように、まずパルス発生回路1の出力N
Qが立ち下がり、N型トランジスタ6がオフ状態とな
る。次にフリップフロップ2の出力NQがハイからロウ
に遷移する。このときP型トランジスタ4及びN型トラ
ンジスタ5は一時的に同時にオン状態となるが、N型ト
ランジスタ6がオフ状態のため貫通電流は流れない。ま
たP型トランジスタ3はオン状態のままなので出力が確
定するまでの時間を増加させない。
【0017】フリップフロップ2の出力Qがロウのまま
変わらない場合(図3のT6タイミング)は、P型トラ
ンジスタ4がオフ状態のままなので貫通電流は流れずま
た、一時的にN型トランジスタ6のゲートに負パルスが
発生するため、出力パッドの電位の確定にかかるシステ
ムクロックの立ち上がりからの時間は、負パルスがない
場合に比べて多少遅くなるが、出力パッドの電位が遷移
する場合に比べると十分小さいので、無視できる。
【0018】同様にフリップフロップ2の出力Qが始め
にハイでシステムクロックの立ち上がりでロウに遷移す
るタイミングを説明する(図3のT5タイミング)。
【0019】NAND素子37の入力の一方がロウなの
で出力はハイのままとなり、40の入力の一方がハイと
なり、パルス発生回路1の出力NQはハイのままであ
る。NAND素子36は遅延回路30で遅れた期間だけ
ロウ状態となり、出力PQはクロックの立ち上がりから
遅延回路30の遅れた期間で正パルスを発生する。
【0020】同様に出力PQの正パルスの立ち上がり
は、入力CKの立ち上がりからゲート2段で出力するこ
とができ、通常用いられるフリップフロップのクロック
からの遷移時間よりも早い。また正パルスの立ち下がり
は、遅延回路30によって調整でき、フリップフロップ
のデータが確定したあとに立ち下がるように遅延回路3
0を設定している。
【0021】システムクロックが立ち上がるとまず前述
したようにまずP型トランジスタ3がオフ状態となる。
フリップフロップ2の出力NQがロウからハイに遷移す
る。このときP型トランジスタ4及びN型トランジスタ
5は一時的に同時にオン状態となるが、P型トランジス
タ3がオフ状態のため貫通電流は流れない。またN型ト
ランジスタ6はオン状態のままなので出力が確定するま
での時間を増加させない。
【0022】フリップフロップ2の出力Qがハイのまま
変わらない場合(図3のT5タイミング)は、N型トラ
ンジスタ5がオフ状態のままなので貫通電流は流れずま
た、一時的にP型トランジスタ3のゲートに正パルスが
発生するため、出力パッドの電位の確定にかかるクロッ
クからの時間は、正パルスがない場合に比べて多少遅く
なるが、出力パッドの電位が遷移する場合に比べると十
分小さいので、無視できる。
【0023】なお本実施例ではフリップフロップの出力
確定がロウからハイに遷移するまでの時間とハイからロ
ウに遷移するまでの時間が余り変わらないという前提
で、正パルス及び負パルスのパルス幅をきめる遅延回路
30を、共有化して使用しているが、出力確定までの時
間が大きく異なる場合は別々に持つことで同様の効果が
えられる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明は、外部にデータを
出力するために一時記憶する記憶手段と、外部にデータ
を出力するための複数のP型トランジスタと複数のN型
トランジスタを縦列接続し、前記記憶手段の記憶制御信
号に同期して、前記記憶手段の遷移前の出力が正のとき
は、前記複数のP型トランジスタの少なくとも1つに対
して、負パルスを発生し、前記記憶手段の遷移前の出力
が負のときは、前記複数のN型トランジスタの少なくと
も1つに対して、正パルスを発生する手段を設けること
により、出力確定までにかかる時間を増やすこなく、貫
通電流のない半導体集積回路装置を実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の一実施例の構成を示すブ
ロック図
【図2】同実施例装置におけるパルス発生回路の回路図
【図3】同実施例装置の動作を示すタイミング図
【符号の説明】
1 パルス発生回路 2 フリップフロップ 3、4 P型トランジスタ 5、6 N型トランジスタ 30 遅延回路 31 遅延回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8839−5J H03K 19/00 101 F

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部にデータを出力するために一時記憶す
    る記憶手段と、外部にデータを出力するための複数のP
    型トランジスタと複数のN型トランジスタを縦列接続
    し、前記記憶手段の記憶制御信号に同期して、前記記憶
    手段の遷移前の出力が正のときは、前記複数のP型トラ
    ンジスタの少なくとも1つに対して、負パルスを発生
    し、前記記憶手段の遷移前の出力が負のときは、前記複
    数のN型トランジスタの少なくとも1つに対して、正パ
    ルスを発生する手段を有することを特徴とした半導体装
    置。
JP5316289A 1993-12-16 1993-12-16 半導体装置 Pending JPH07169278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5316289A JPH07169278A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5316289A JPH07169278A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07169278A true JPH07169278A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18075456

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5316289A Pending JPH07169278A (ja) 1993-12-16 1993-12-16 半導体装置

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JP (1) JPH07169278A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100303674B1 (ko) * 1997-12-24 2001-11-02 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 집적회로

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100303674B1 (ko) * 1997-12-24 2001-11-02 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 집적회로

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