JPH07169053A - 光記録方法及び光記録装置 - Google Patents
光記録方法及び光記録装置Info
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- JPH07169053A JPH07169053A JP5316275A JP31627593A JPH07169053A JP H07169053 A JPH07169053 A JP H07169053A JP 5316275 A JP5316275 A JP 5316275A JP 31627593 A JP31627593 A JP 31627593A JP H07169053 A JPH07169053 A JP H07169053A
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- JP
- Japan
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- laser beam
- exp
- optical recording
- optical
- mark
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/004—Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B7/0045—Recording
- G11B7/00456—Recording strategies, e.g. pulse sequences
Landscapes
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】熱遮断方式とプリパルス方式を併用して記録を
行う際、記録条件を短時間に設定できる装置を提供す
る。 【構成】光記録媒体の熱時定数を求め、これにより、記
録条件の各項目を設定する。
行う際、記録条件を短時間に設定できる装置を提供す
る。 【構成】光記録媒体の熱時定数を求め、これにより、記
録条件の各項目を設定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光記録方法、光記録媒
体及び光記録装置に関するものである。
体及び光記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高密度に情報を蓄積することができる光
記録媒体は、大容量外部メモリーとしてその普及が期待
されているが、このうち光ディスクは高速に再生するこ
とが可能であるということでコンピュータの外部メモリ
ーとして注目されている。情報の蓄積方法や大きさが異
なる数々の種類の光記録媒体が提案されているが、この
なかで直径5.25インチのサイズでは1回のみ情報の書き
込みが可能であるライトワンスタイプ及び情報の書換え
が可能である光磁気タイプが、また、直径3.5 インチの
サイズでは再生専用であるROMタイプと光磁気タイプ
及び光磁気とROMの混在しているパーシャルROMタ
イプが、ISO規格により標準化されており、今後更に
広く市場に普及するものと予想されている。
記録媒体は、大容量外部メモリーとしてその普及が期待
されているが、このうち光ディスクは高速に再生するこ
とが可能であるということでコンピュータの外部メモリ
ーとして注目されている。情報の蓄積方法や大きさが異
なる数々の種類の光記録媒体が提案されているが、この
なかで直径5.25インチのサイズでは1回のみ情報の書き
込みが可能であるライトワンスタイプ及び情報の書換え
が可能である光磁気タイプが、また、直径3.5 インチの
サイズでは再生専用であるROMタイプと光磁気タイプ
及び光磁気とROMの混在しているパーシャルROMタ
イプが、ISO規格により標準化されており、今後更に
広く市場に普及するものと予想されている。
【0003】また、最近ではデジタルオーディオ分野に
おいても、光ディスクが応用され始めている。例えば、
24〜48トラックのデジタルマルチトラックレコーデ
ィングにおけるマスターソースとして、ライトワンスタ
イプの光ディスクや光磁気ディスクを使ったプレーヤー
が発売されている。このような専門家向けの製品以外に
一般消費者向け製品でも、CD−R(ライトワンスタイ
プのコンパクトディスク)やMD(ミニディスク)が登
場しており、今後の動向が注目されている。
おいても、光ディスクが応用され始めている。例えば、
24〜48トラックのデジタルマルチトラックレコーデ
ィングにおけるマスターソースとして、ライトワンスタ
イプの光ディスクや光磁気ディスクを使ったプレーヤー
が発売されている。このような専門家向けの製品以外に
一般消費者向け製品でも、CD−R(ライトワンスタイ
プのコンパクトディスク)やMD(ミニディスク)が登
場しており、今後の動向が注目されている。
【0004】これらの光ディスクには、記録再生装置の
光ピックアップからのレーザービームによる情報マーク
を整然と並べる為の、即ちトラッキングのためのガイド
が、凹または凸の溝の形で、ディスクの内周から外周へ
向けてスパイラル状に形成されている。この溝のことを
ガイド溝と呼ぶ。更にガイド溝について詳しく説明する
ならば、ISO規格においても定義されているように、
光ピックアップから見た場合に凹になる部分、つまり遠
方になる部分はランドと呼ばれ、ピックアップから見た
場合に凸になる部分、つまり近くになる部分はグルーブ
と呼ばれる。情報は、ランドまたはグルーブのどちらか
に記録される。ランドに記録される場合はランド記録方
式と呼ばれ、グルーブに記録される場合はグルーブ記録
方式と呼ばれる。情報を記録する経路をトラックとい
う。トラックの中心から隣りのトラックの中心までを、
トラックピッチと呼んでいる。
光ピックアップからのレーザービームによる情報マーク
を整然と並べる為の、即ちトラッキングのためのガイド
が、凹または凸の溝の形で、ディスクの内周から外周へ
向けてスパイラル状に形成されている。この溝のことを
ガイド溝と呼ぶ。更にガイド溝について詳しく説明する
ならば、ISO規格においても定義されているように、
光ピックアップから見た場合に凹になる部分、つまり遠
方になる部分はランドと呼ばれ、ピックアップから見た
場合に凸になる部分、つまり近くになる部分はグルーブ
と呼ばれる。情報は、ランドまたはグルーブのどちらか
に記録される。ランドに記録される場合はランド記録方
式と呼ばれ、グルーブに記録される場合はグルーブ記録
方式と呼ばれる。情報を記録する経路をトラックとい
う。トラックの中心から隣りのトラックの中心までを、
トラックピッチと呼んでいる。
【0005】ところで、光記録は、レーザービームの熱
エネルギーを主に利用して行う(これをヒートモードと
いう)ので、記録媒体、中でも記録層の温度状態により
マークの形成され具合が大きく影響を受ける。これをよ
り具体的に説明すると次のようになる。即ち、レーザー
ビーム強度を相対的に高い第1レベルと相対的に低い第
2レベル(基底レベル)との間で立ち上げ立ち下げを行
うと、第1レベルのときにマークが形成され、第2レベ
ルのときはマークは形成されない。つまり1回の第1レ
ベルで1個のマークが形成される。ここで、前述したよ
うに第2レベルのときはマークは形成されないので、第
2レベルは理屈上ゼロでもよいことになる。しかし、マ
ークが形成されるとき、特にマークの前エッジが形成さ
れる直前の記録層の温度状態を、積極的に常に一定にな
るようにしておかないと、マークの前エッジ位置がその
形成直前の記録層の温度状態に依存して、敏感に変動す
ることになる。この変動は高密度記録に対して大きな障
害となる。そこで、マークを形成しないときでも、所定
の温度Θpre に保つように余熱しておくために、第2レ
ベルはこのための強度Ppre に設定することが一般的で
ある。このΘpre は次式で与えられる。
エネルギーを主に利用して行う(これをヒートモードと
いう)ので、記録媒体、中でも記録層の温度状態により
マークの形成され具合が大きく影響を受ける。これをよ
り具体的に説明すると次のようになる。即ち、レーザー
ビーム強度を相対的に高い第1レベルと相対的に低い第
2レベル(基底レベル)との間で立ち上げ立ち下げを行
うと、第1レベルのときにマークが形成され、第2レベ
ルのときはマークは形成されない。つまり1回の第1レ
ベルで1個のマークが形成される。ここで、前述したよ
うに第2レベルのときはマークは形成されないので、第
2レベルは理屈上ゼロでもよいことになる。しかし、マ
ークが形成されるとき、特にマークの前エッジが形成さ
れる直前の記録層の温度状態を、積極的に常に一定にな
るようにしておかないと、マークの前エッジ位置がその
形成直前の記録層の温度状態に依存して、敏感に変動す
ることになる。この変動は高密度記録に対して大きな障
害となる。そこで、マークを形成しないときでも、所定
の温度Θpre に保つように余熱しておくために、第2レ
ベルはこのための強度Ppre に設定することが一般的で
ある。このΘpre は次式で与えられる。
【0006】 Θpre =A・Ppre ・{1−exp (−∞/τ)}+ΘA (1) ここで、A(℃/mW)は、ディスク構造、レーザービー
ムのスポット形状、及び記録時のディスクとレーザービ
ームの相対速度によって決まるレーザービームの見かけ
の熱効率を表す定数であり、ΘA (℃)はレーザービー
ムが照射されない状態でのディスクの温度、また、τは
レーザービームの照射によるディスクの温度変化パター
ンを決定するディスクの熱時定数を表す。
ムのスポット形状、及び記録時のディスクとレーザービ
ームの相対速度によって決まるレーザービームの見かけ
の熱効率を表す定数であり、ΘA (℃)はレーザービー
ムが照射されない状態でのディスクの温度、また、τは
レーザービームの照射によるディスクの温度変化パター
ンを決定するディスクの熱時定数を表す。
【0007】しかし、以上のように第1レベルと第2レ
ベルを設定しただけでは、マーク位置の精度は以下に示
す2つの問題により、高密度記録という観点で充分では
なかった。第1の問題は、マークの前エッジ位置に関す
る問題である。これはマークの開始位置が直前のマーク
の終了位置に接近している場合に、直前のマークを形成
した際の熱が記録層から逃げ切らないうちに、次のマー
クを形成するための熱が与えられるために、後のマーク
の開始位置での記録層の温度上昇が見込んだ時期より早
くなってしまい、結果として、後のマークの開始位置が
前方にずれてしまう現象である。この現象も、マークの
開始位置と直前のマークの終了位置の間隔が1μs以下
程度の短い時間で発生するものである。この現象のこと
を「マーク形成の開始位置、つまりマークの前エッジ位
置の記録データ間隔依存性」と言う。
ベルを設定しただけでは、マーク位置の精度は以下に示
す2つの問題により、高密度記録という観点で充分では
なかった。第1の問題は、マークの前エッジ位置に関す
る問題である。これはマークの開始位置が直前のマーク
の終了位置に接近している場合に、直前のマークを形成
した際の熱が記録層から逃げ切らないうちに、次のマー
クを形成するための熱が与えられるために、後のマーク
の開始位置での記録層の温度上昇が見込んだ時期より早
くなってしまい、結果として、後のマークの開始位置が
前方にずれてしまう現象である。この現象も、マークの
開始位置と直前のマークの終了位置の間隔が1μs以下
程度の短い時間で発生するものである。この現象のこと
を「マーク形成の開始位置、つまりマークの前エッジ位
置の記録データ間隔依存性」と言う。
【0008】この問題に対しては、図3に示すように、
マーク形成を終了すべくレーザービーム強度を立ち下げ
るとき、一旦第2レベルPpre より更に低いPLBまで立
ち下げ、そのレベルを時間TOFF 維持した後、再びP
pre に戻すという方法が提案された。この方法によれ
ば、前のマークを形成し終わる位置での記録層の熱エネ
ルギーが減少するので次のマークにとっては前のマーク
からの熱的影響が残らなくなる。この方法を熱遮断方式
という。
マーク形成を終了すべくレーザービーム強度を立ち下げ
るとき、一旦第2レベルPpre より更に低いPLBまで立
ち下げ、そのレベルを時間TOFF 維持した後、再びP
pre に戻すという方法が提案された。この方法によれ
ば、前のマークを形成し終わる位置での記録層の熱エネ
ルギーが減少するので次のマークにとっては前のマーク
からの熱的影響が残らなくなる。この方法を熱遮断方式
という。
【0009】第2の問題は、マークの後エッジ位置に関
する問題である。マーク形成を開始すべくレーザービー
ム強度を第2レベルPpre から第1レベルPw1に立ち上
げ、その状態で時間TW1の間維持するとする。この場
合、Tw1が長い、即ちマークが長いと、記録層での熱蓄
積が大きくなり、マーク形成を終了すべくレーザービー
ム強度をPpre に立ち下げても、記録層温度がマーク形
成温度以下に下がるまでの時間が長くなり、そのためマ
ークが見込んだ長さより長くなってしまうということが
あった。この現象を「マーク形成の終了位置、つまりマ
ークの後エッジ位置の、記録データ長さ依存性」と言
う。この現象は当然のことながら、データの弁別性を低
下させることで、高密度記録にとって障害になってい
た。
する問題である。マーク形成を開始すべくレーザービー
ム強度を第2レベルPpre から第1レベルPw1に立ち上
げ、その状態で時間TW1の間維持するとする。この場
合、Tw1が長い、即ちマークが長いと、記録層での熱蓄
積が大きくなり、マーク形成を終了すべくレーザービー
ム強度をPpre に立ち下げても、記録層温度がマーク形
成温度以下に下がるまでの時間が長くなり、そのためマ
ークが見込んだ長さより長くなってしまうということが
あった。この現象を「マーク形成の終了位置、つまりマ
ークの後エッジ位置の、記録データ長さ依存性」と言
う。この現象は当然のことながら、データの弁別性を低
下させることで、高密度記録にとって障害になってい
た。
【0010】この問題に対しては、次の提案がなされ
た。即ち、図4に示すように、マークを形成するとき
に、レーザービーム強度を第1レベルPw1まで立ち上げ
て時間Tw1維持し、その後はPw1より低い強度Pw2に立
ち下げるという方法である。この方法をプリパルス方式
という。この方法により、熱エネルギーの蓄積は緩和さ
れるようになった。
た。即ち、図4に示すように、マークを形成するとき
に、レーザービーム強度を第1レベルPw1まで立ち上げ
て時間Tw1維持し、その後はPw1より低い強度Pw2に立
ち下げるという方法である。この方法をプリパルス方式
という。この方法により、熱エネルギーの蓄積は緩和さ
れるようになった。
【0011】そこで、第1及び第2の問題に対する対策
を合わせて、即ち、熱遮断方式とプリパルス方式を併用
することで、マーク形成の開始位置、つまりマークの前
エッジ位置も、マーク形成の終了位置、つまりマークの
後エッジ位置も精度良く形成することが提案された。
(図2参照)
を合わせて、即ち、熱遮断方式とプリパルス方式を併用
することで、マーク形成の開始位置、つまりマークの前
エッジ位置も、マーク形成の終了位置、つまりマークの
後エッジ位置も精度良く形成することが提案された。
(図2参照)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、熱遮
断方式とプリパルス方式を併用して記録を行うための各
強度である、Ppre 、Pw1及びPw2の条件を決定するに
は、記録装置にとっては初めての光ディスクが挿入され
た時、あるいは記録装置に光ディスクを挿入する毎に、
試験記録を行うことで最適な値を求めることを行ってい
たので、試験記録にかかる時間が長すぎたり、記録装置
が複雑になる等の問題があった。本発明の目的は、この
問題点を解決することにある。
断方式とプリパルス方式を併用して記録を行うための各
強度である、Ppre 、Pw1及びPw2の条件を決定するに
は、記録装置にとっては初めての光ディスクが挿入され
た時、あるいは記録装置に光ディスクを挿入する毎に、
試験記録を行うことで最適な値を求めることを行ってい
たので、試験記録にかかる時間が長すぎたり、記録装置
が複雑になる等の問題があった。本発明の目的は、この
問題点を解決することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意研究の結果、光ディスクの熱時
定数を把握することで、光記録における熱遮断方式とプ
リパルス方式の併用に対しての最適条件を効率よく設定
できることを見出し、本発明をなすに至った。従って、
本発明は第1に、「記録すべき2値化情報0、1に従い
レーザービームを強度変調し、変調された前記レーザー
ビームを相対移動している光記録媒体上に照射すること
により、前記0または1のいずれか一方に相当するマー
クを前記媒体に形成し、それにより情報を記録する光記
録方法であって、前記レーザービーム強度をあるレベル
Ppre から、Ppre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1
維持した後、Pw1より低いPw2に立ち下げ、その後はP
pre より低い強度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した
後、再びPpre に立ち上げるという一連のパターンによ
り1個のマークを形成する記録方法において、(Ppre
−PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)のうち、
少なくとも2つの比を一定に制御することを特徴とする
光記録方法」を提供し、第2に、「(Ppre −PLB)、
(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)の比は以下の式によ
り決定することを特徴とする請求項1に記載の光記録方
法。
点を解決するために鋭意研究の結果、光ディスクの熱時
定数を把握することで、光記録における熱遮断方式とプ
リパルス方式の併用に対しての最適条件を効率よく設定
できることを見出し、本発明をなすに至った。従って、
本発明は第1に、「記録すべき2値化情報0、1に従い
レーザービームを強度変調し、変調された前記レーザー
ビームを相対移動している光記録媒体上に照射すること
により、前記0または1のいずれか一方に相当するマー
クを前記媒体に形成し、それにより情報を記録する光記
録方法であって、前記レーザービーム強度をあるレベル
Ppre から、Ppre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1
維持した後、Pw1より低いPw2に立ち下げ、その後はP
pre より低い強度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した
後、再びPpre に立ち上げるという一連のパターンによ
り1個のマークを形成する記録方法において、(Ppre
−PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)のうち、
少なくとも2つの比を一定に制御することを特徴とする
光記録方法」を提供し、第2に、「(Ppre −PLB)、
(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)の比は以下の式によ
り決定することを特徴とする請求項1に記載の光記録方
法。
【0014】 (Ppre −PLB):(Pw1−PLB):(Pw2−PLB) ={1− exp(−Tw1/τ)}:{ exp(TOFF /τ)
− exp(−Tw1/τ)}:{1− exp(−Tw1/τ)}
× exp(TOFF /τ) 」 を提供し、第3に、「記録すべき情報の入力部、レーザ
ービーム光源、前記光源からのビームを光記録媒体に導
く照射光学系、前記媒体をレーザービームに対して相対
的に移動させる移動手段、及び記録すべき情報に応じて
該レーザービーム強度を変調する変調手段からなる光記
録装置において、前記変調手段が次の条件を満たすこと
を特徴とする光記録装置。 (1) レーザービーム強度をあるレベルPpre から、P
pre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1維持した後、P
w1より低いPw2に立ち下げ、その後はPpre より低い強
度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した後、再びPpre
に立ち上げるという一連のパターンにより1個のマーク
を形成すること。 (2) (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−P
LB)のうち、少なくとも2つの比を一定に制御するこ
と」を提供し、更に、第4に、「(Ppre −PLB)、
(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)の比は以下の式によ
り決定することを特徴とする請求項3に記載の光記録装
置。
− exp(−Tw1/τ)}:{1− exp(−Tw1/τ)}
× exp(TOFF /τ) 」 を提供し、第3に、「記録すべき情報の入力部、レーザ
ービーム光源、前記光源からのビームを光記録媒体に導
く照射光学系、前記媒体をレーザービームに対して相対
的に移動させる移動手段、及び記録すべき情報に応じて
該レーザービーム強度を変調する変調手段からなる光記
録装置において、前記変調手段が次の条件を満たすこと
を特徴とする光記録装置。 (1) レーザービーム強度をあるレベルPpre から、P
pre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1維持した後、P
w1より低いPw2に立ち下げ、その後はPpre より低い強
度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した後、再びPpre
に立ち上げるという一連のパターンにより1個のマーク
を形成すること。 (2) (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−P
LB)のうち、少なくとも2つの比を一定に制御するこ
と」を提供し、更に、第4に、「(Ppre −PLB)、
(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)の比は以下の式によ
り決定することを特徴とする請求項3に記載の光記録装
置。
【0015】 (Ppre −PLB):(Pw1−PLB):(Pw2−PLB) ={1− exp(−Tw1/τ)}:{ exp(TOFF /τ)
− exp(−Tw1/τ)}:{1− exp(−Tw1/τ)}
× exp(TOFF /τ) 」 を提供するものである。
− exp(−Tw1/τ)}:{1− exp(−Tw1/τ)}
× exp(TOFF /τ) 」 を提供するものである。
【0016】
【作用】光ディスクの材料的あるいは構造的な違いによ
り、レーザービームの熱エネルギーを受けた際、温度上
昇に違いが生ずる。同一強度のレーザービームを照射し
てある温度レベルまで温度が上昇したら、照射を停止し
て温度を降下させる場合を考えると、相対的に熱拡散の
大きな光ディスクはレーザービームが照射された際の温
度上昇も、照射が停止した際の温度降下も共に遅いが、
反対に、相対的に熱拡散の小さな光ディスクは、温度上
昇も温度降下も速い。光ディスクの熱的特性(光ディス
クの熱時定数τ)とは、このようなレーザービームの照
射による媒体の温度上昇または温度降下のし易さに関す
る特性値であり、この値により記録に関するレーザービ
ーム強度であるPpre 、Pw1及びPw2と媒体温度の関係
が決まる。また、この値は光ディスクの構成が同じなら
ば略一定の値であり、そのバラツキは小さい。そこで、
この熱時定数τを知ることで、Ppre 、Pw1及びPw2の
設定を行い、媒体温度が変化しても、これらの値の比の
関係を保ったまま制御すれば、試験記録を度々行う必要
は無く、効率よく記録条件を設定できる。
り、レーザービームの熱エネルギーを受けた際、温度上
昇に違いが生ずる。同一強度のレーザービームを照射し
てある温度レベルまで温度が上昇したら、照射を停止し
て温度を降下させる場合を考えると、相対的に熱拡散の
大きな光ディスクはレーザービームが照射された際の温
度上昇も、照射が停止した際の温度降下も共に遅いが、
反対に、相対的に熱拡散の小さな光ディスクは、温度上
昇も温度降下も速い。光ディスクの熱的特性(光ディス
クの熱時定数τ)とは、このようなレーザービームの照
射による媒体の温度上昇または温度降下のし易さに関す
る特性値であり、この値により記録に関するレーザービ
ーム強度であるPpre 、Pw1及びPw2と媒体温度の関係
が決まる。また、この値は光ディスクの構成が同じなら
ば略一定の値であり、そのバラツキは小さい。そこで、
この熱時定数τを知ることで、Ppre 、Pw1及びPw2の
設定を行い、媒体温度が変化しても、これらの値の比の
関係を保ったまま制御すれば、試験記録を度々行う必要
は無く、効率よく記録条件を設定できる。
【0017】次に、本発明者が考案した熱時定数τの測
定方法について説明する。 〔熱時定数τの測定方法〕熱時定数τを測定するガイド
溝付の光ディスクを光記録再生装置にセットし、線速度
11.3 m/sec で回転させる。そして、レーザービーム
をパルス状に発光させる。パルス発光間隔は、各パルス
による熱が互いに干渉し合わないように充分な間隔を取
る。パルス時間長(Pulse Dulation Time ;以下、P.D.
T.と略す)を種々変化させて各P.D.T.毎に光ディスクに
所定の幅のマークを形成できる最小強度Pthを求める。
図5は、Pthを縦軸にP.D.T.を横軸にプロットした結果
である。図5に示すように、PthはP.D.T.が長くなるに
つれて低下し、レベルP0 に収束する。
定方法について説明する。 〔熱時定数τの測定方法〕熱時定数τを測定するガイド
溝付の光ディスクを光記録再生装置にセットし、線速度
11.3 m/sec で回転させる。そして、レーザービーム
をパルス状に発光させる。パルス発光間隔は、各パルス
による熱が互いに干渉し合わないように充分な間隔を取
る。パルス時間長(Pulse Dulation Time ;以下、P.D.
T.と略す)を種々変化させて各P.D.T.毎に光ディスクに
所定の幅のマークを形成できる最小強度Pthを求める。
図5は、Pthを縦軸にP.D.T.を横軸にプロットした結果
である。図5に示すように、PthはP.D.T.が長くなるに
つれて低下し、レベルP0 に収束する。
【0018】次に、PthをP0 で規格化した値の逆数、
即ち、P0 /Pthを縦軸、P.D.T.を横軸にプロットした
ものを図6に示す。これは、レーザビームを立ち上げた
際の光ディスクの熱応答関数に一致する。また、図7に
示すように、縦軸に1−P0/Pthをとると、レーザビ
ームを立ち下げた際の光ディスクの熱応答関数に一致す
る。ここで、図7の熱応答関数は指数関数 exp(−t/
τ)に近似でき、このとき、τは測定した光ディスク
の、この測定条件(線速度及び測定したレーザビーム)
での昇温降温の熱時定数を表すのである。
即ち、P0 /Pthを縦軸、P.D.T.を横軸にプロットした
ものを図6に示す。これは、レーザビームを立ち上げた
際の光ディスクの熱応答関数に一致する。また、図7に
示すように、縦軸に1−P0/Pthをとると、レーザビ
ームを立ち下げた際の光ディスクの熱応答関数に一致す
る。ここで、図7の熱応答関数は指数関数 exp(−t/
τ)に近似でき、このとき、τは測定した光ディスク
の、この測定条件(線速度及び測定したレーザビーム)
での昇温降温の熱時定数を表すのである。
【0019】以下、実施例により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
【0020】
【実施例1】本実施例は請求項3の光磁気記録装置のそ
れであり、図1に示すように、主として光磁気ディスク
Dを回転させるためのモータ 1、波長 830nmのレーザビ
ーム光源 2、開口数(N.A.)=0.55 の照射及び再生光学系
3、変調手段 4、情報の入力部 5、媒体温度検出手段
6、記録磁界印加手段 7、ディテクター 8、及び復調手
段 9から構成され、以下のように機能する。
れであり、図1に示すように、主として光磁気ディスク
Dを回転させるためのモータ 1、波長 830nmのレーザビ
ーム光源 2、開口数(N.A.)=0.55 の照射及び再生光学系
3、変調手段 4、情報の入力部 5、媒体温度検出手段
6、記録磁界印加手段 7、ディテクター 8、及び復調手
段 9から構成され、以下のように機能する。
【0021】予め求められた光磁気ディスクの熱時定数
τから、Ppre 、Pw1及びPw2の比を定め、媒体温度検
出手段 6によって測定された光磁気ディスクDの温度に
おけるPpre 、Pw1及びPw2の値との関係を求め、これ
らの値を変調手段 4に出力する。記録すべき2値化情報
が入力部 5に入力されると、変調手段 4は、入力された
値でレーザビームの強度を変調し、これが照射光学系を
通じて光磁気ディスクに照射され記録がなされる。
τから、Ppre 、Pw1及びPw2の比を定め、媒体温度検
出手段 6によって測定された光磁気ディスクDの温度に
おけるPpre 、Pw1及びPw2の値との関係を求め、これ
らの値を変調手段 4に出力する。記録すべき2値化情報
が入力部 5に入力されると、変調手段 4は、入力された
値でレーザビームの強度を変調し、これが照射光学系を
通じて光磁気ディスクに照射され記録がなされる。
【0022】
【実施例2】実施例1の記録装置(図1)に、相対速度
11.3m/sec においてτ=55nsecの値となる光磁気ディ
スクを、予め全面初期化した後セットした。また、記録
信号は、アナログ記録信号のITE(Institute of Tele
vision Engineers of Japan:以下、標準信号という)を
使用し、各記録パルスは熱遮断方式とプリパルス方式の
併用とし、各項目の値は、それぞれPLB=PR (再生レ
ベル)=1.5 mW、TOFF =33 ns 、Tw1=50 ns 、Pw1
=9.8 mWとした。
11.3m/sec においてτ=55nsecの値となる光磁気ディ
スクを、予め全面初期化した後セットした。また、記録
信号は、アナログ記録信号のITE(Institute of Tele
vision Engineers of Japan:以下、標準信号という)を
使用し、各記録パルスは熱遮断方式とプリパルス方式の
併用とし、各項目の値は、それぞれPLB=PR (再生レ
ベル)=1.5 mW、TOFF =33 ns 、Tw1=50 ns 、Pw1
=9.8 mWとした。
【0023】この光磁気ディスクを相対速度11.3m/sec
で回転させながら、室温(23℃)において、マーク太さ
が 0.7μm となるようにPw1の強度を決めたところ、P
w1=9.8mW となった。これを基に熱遮断方式及びプリパ
ルス方式の最適条件からPpre =5.0 mW、及びPw2=7.
9mW と決定し、これらの値を光記録装置に入力した。即
ち、(Ppre −PLB)、(Ppre −Pw1)及び(Ppre
−Pw2)の比は次の通りである。 (Ppre −PLB):(Ppre −Pw1):(Ppre −P
w2)=0.42: 1:O.77 次に、再生レーザービーム強度P=1.5mW で再生して、
マークの前後エッジの位置の精度を評価したところ充分
な精度が確認された。
で回転させながら、室温(23℃)において、マーク太さ
が 0.7μm となるようにPw1の強度を決めたところ、P
w1=9.8mW となった。これを基に熱遮断方式及びプリパ
ルス方式の最適条件からPpre =5.0 mW、及びPw2=7.
9mW と決定し、これらの値を光記録装置に入力した。即
ち、(Ppre −PLB)、(Ppre −Pw1)及び(Ppre
−Pw2)の比は次の通りである。 (Ppre −PLB):(Ppre −Pw1):(Ppre −P
w2)=0.42: 1:O.77 次に、再生レーザービーム強度P=1.5mW で再生して、
マークの前後エッジの位置の精度を評価したところ充分
な精度が確認された。
【0024】また、試験記録による従来の方法で、P
pre 及びPw2の値を求めたところ、上記の値と一致し、
本発明の装置が正しく作動していることが証明された。
pre 及びPw2の値を求めたところ、上記の値と一致し、
本発明の装置が正しく作動していることが証明された。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、記録装置にとっては初
めての光ディスクが挿入された時、あるいは記録装置に
光ディスクを挿入する毎に、試験記録を行うことなく、
短時間で記録のための各強度であるPpre 、Pw1及びP
w2の条件を設定できるようになった。また、そのために
記録装置が単純な構成で済むようになった。
めての光ディスクが挿入された時、あるいは記録装置に
光ディスクを挿入する毎に、試験記録を行うことなく、
短時間で記録のための各強度であるPpre 、Pw1及びP
w2の条件を設定できるようになった。また、そのために
記録装置が単純な構成で済むようになった。
【図1】 本発明に係る、光記録装置の概念図である。
【図2】 1個のマークに対応した、熱遮断方式とプリ
パルス方式を併用したレーザービーム強度波形図であ
る。
パルス方式を併用したレーザービーム強度波形図であ
る。
【図3】 1個のマークに対応した、熱遮断方式を採用
したレーザービーム強度波形図である。
したレーザービーム強度波形図である。
【図4】 1個のマークに対応した、プリパルス方式を
採用したレーザービーム強度波形図である。
採用したレーザービーム強度波形図である。
【図5】 P.D.T.とPthの関係を示すグラフである。
【図6】 P.D.T.とP0 /Pthの関係を示す(媒体の昇
温プロフィールを表す)グラフである。
温プロフィールを表す)グラフである。
【図7】 P.D.T.と1−P0 /Pthの関係を示す(媒体
の降温プロフィールを表す)グラフである。
の降温プロフィールを表す)グラフである。
1・・・モータ 2・・・レーザビーム光源 3・・・照射及び再生光学系 4・・・変調手段 5・・・入力部 6・・・媒体温度検出手段 7・・・記録磁界印加手段 8・・・ディテクター 9・・・復調手段 D・・・光磁気記録媒体 以上
Claims (4)
- 【請求項1】 記録すべき2値化情報0、1に従いレー
ザービームを強度変調し、変調された前記レーザービー
ムを相対移動している光記録媒体上に照射することによ
り、前記0または1のいずれか一方に相当するマークを
前記媒体に形成し、それにより情報を記録する光記録方
法であって、前記レーザービーム強度をあるレベルP
pre から、Ppre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1維
持した後Pw1より低いPw2に立ち下げ、その後はPpre
より低い強度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した後、
再びPpre に立ち上げるという一連のパターンにより1
個のマークを形成する記録方法において、 (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−PLB)
のうち、少なくとも2つの比を一定に制御することを特
徴とする光記録方法。 - 【請求項2】 (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び
(Pw2−PLB)の比は以下の式により決定することを特
徴とする請求項1に記載の光記録方法。 (Ppre −PLB):(Pw1−PLB):(Pw2−PLB) ={1− exp(−Tw1/τ)}: { exp(TOFF /τ)− exp(−Tw1/τ)}: {1− exp(−Tw1/τ)}× exp(TOFF /τ) - 【請求項3】 記録すべき情報の入力部、レーザービー
ム光源、前記光源からのビームを光記録媒体に導く照射
光学系、前記媒体をレーザービームに対して相対的に移
動させる移動手段、及び記録すべき情報に応じて該レー
ザービーム強度を変調する変調手段からなる光記録装置
において、 前記変調手段が次の条件を満たすことを特徴とする光記
録装置。 (1) レーザービーム強度をあるレベルPpre から、P
pre より高いPw1に立ち上げて時間Tw1維持した後、P
w1より低いPw2に立ち下げ、その後はPpre より低い強
度PLBに立ち下げて時間TOFF 維持した後、再びPpre
に立ち上げるという一連のパターンにより1個のマーク
を形成すること。 (2) (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び(Pw2−P
LB)のうち、少なくとも2つの比を一定に制御するこ
と。 - 【請求項4】 (Ppre −PLB)、(Pw1−PLB)及び
(Pw2−PLB)の比は以下の式により決定することを特
徴とする請求項3に記載の光記録装置。 (Ppre −PLB):(Pw1−PLB):(Pw2−PLB) ={1− exp(−Tw1/τ)}: { exp(TOFF /τ)− exp(−Tw1/τ)}: {1− exp(−Tw1/τ)}× exp(TOFF /τ)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316275A JPH07169053A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 光記録方法及び光記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5316275A JPH07169053A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 光記録方法及び光記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169053A true JPH07169053A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18075295
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5316275A Pending JPH07169053A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 光記録方法及び光記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07169053A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6999393B2 (en) | 2001-02-05 | 2006-02-14 | Yamaha Corporation | Optical disc recording apparatus with realtime updating of strategy |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP5316275A patent/JPH07169053A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6999393B2 (en) | 2001-02-05 | 2006-02-14 | Yamaha Corporation | Optical disc recording apparatus with realtime updating of strategy |
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