JPH0716892U - 防風通話口 - Google Patents

防風通話口

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Publication number
JPH0716892U
JPH0716892U JP5291293U JP5291293U JPH0716892U JP H0716892 U JPH0716892 U JP H0716892U JP 5291293 U JP5291293 U JP 5291293U JP 5291293 U JP5291293 U JP 5291293U JP H0716892 U JPH0716892 U JP H0716892U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
holes
protection plate
protective plate
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP5291293U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 大坪
Original Assignee
日営建設株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日営建設株式会社 filed Critical 日営建設株式会社
Priority to JP5291293U priority Critical patent/JPH0716892U/ja
Publication of JPH0716892U publication Critical patent/JPH0716892U/ja
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、外面防護板の透孔と内面防護板の透
孔の位置を重なることの無いようにし、且つ、透孔より
振動膜までの距離を最も短いものとし、振動膜が故意に
破られたり、異物の進入により容易に破れることのない
防風通話口を提供することを目的とする。 【構成】本考案は、次の特徴を有する防風通話口であ
る。 外面防護板が、多数の透孔が穿設されたアクリル樹脂
等の合成樹脂透明板よりなる。 内面防護板が、外面防護板と同質同形であって外面防
護板の透孔と異なる位置に多数の透孔が穿設されたもの
である。 枠に張られた合成樹脂透明薄膜よりなる振動膜を有す
る。 外面防護板と内面防護板を間隔を設けて、内面枠と外
面枠により挟持固定される。 内面防護板と外面防護板の中間位置に振動膜を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、病院の受付窓口、駅、劇場等の出札窓口、刑務所の面会窓口等で、 外部エリアと内部エリアを隔離する必要のある場所に設置される防風通話口の改 良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、駅や劇場等の出札窓口又は病院の受付窓口に於て外部エリア側外面に多 数の透孔を穿設した透明なアクリル樹脂等の合成樹脂製の防護板を備え、それの 内側に透明な振動膜を重ね、更に外面防護板と同じ構成の内面防護板を設け、周 囲のガラス板と共にこれらを挟持する枠を有する防風通話口があり、透視は自由 であって外界とは隔絶され、しかも通話が自由に出来るので一般に広く使用され ている。
【0003】 しかし、内部エリアと外部エリアを隔離する場合には、細菌の進入の防止、鋭 利物の差入の防止、排ガス等の進入防止等厳密な隔離が必要な場合が存在する。 この場合においても外部エリアと内部エリアを隔離する直接の部材は弱い振動膜 であるので、該振動膜には、故意や不可抗力による破損を防止する最大限の対策 がなされなければならない。
【0004】 しかし、従来の防風通話口は、外面防護板の透孔の位置と内面防護板の透孔の 位置とが重なってしまうため、透孔を通過可能な鋭利な利器により振動膜を傷つ けられ、その結果、不用意に内部エリアに異物が投入される危険が存在するもの であった。更に外面防護板に振動膜を重ねたものでは、透孔の内側に防護のため の部材を配置したとしても、振動膜より該部材までに一定の距離が存在し、振動 膜を破損させることを防止できるものではなかった。
【0005】 尚、振動膜に外面防護板が直接重ねられ、且つ、透孔の位置に直接破損防止部 材を設置したのでは、振動膜が有する音声を外部エリアと内部エリアで伝達し得 るという機能を害することになり、振動膜の保護手段として採用されるものでは ない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、外面防護板の透孔と内面防護板の透孔の位置を重なることの 無いようにし、且つ、透孔より振動膜までの距離を最も短いものとし、振動膜が 故意に破られたり、異物の進入により容易に破れることのない防風通話口を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、如上の課題を達成するために、多数の透孔が穿設されたアクリル樹 脂等の合成樹脂透明板よりなる外面防護板と、外面防護板と同質同形であって外 面防護板の透孔と異なる位置に多数の透孔が穿設された内面防護板とを間隔を設 けて、内面枠と外面枠により外面防護板及び内面防護板の周縁を挟持固定し、内 面防護板と外面防護板の中間位置に枠に張られた合成樹脂透明薄膜よりなる振動 膜を設けたことを特徴とする防風通話口を提供する。
【0008】
【実施例】
以下図示の実施例に従い説明する。図1は、本考案に係る防風通話口の一実施 例の正面図であり、図2は、同部分拡大断面図である。図中1が防風通話口であ り、防風通話口1は、外面防護板2、内面防護板3、内部枠8に貼られた振動膜 4及び外面枠5、内面枠6とによりなるものである。
【0009】 外面防護板2及び内面防護板3は、アクリル樹脂板等の透明な合成樹脂板より なる円形板状のもので、外周部を除いた部分に透孔7が多数穿設されている。但 し、外面防護板2の透孔7の位置と内面防護板3の透孔17の位置は異なる部分 に設けられており、透孔7の位置が重なることはない。図1中実線で示される透 孔7が外面防護板2の透孔であり、点線で示される透孔17が内面防護板3の透 孔である。
【0010】 振動膜4は、外面防護板2及び内面防護板3と同形の枠状円形である内部枠8 に張貼された透明な合成樹脂薄膜よりなるもので、振動膜4は外面防護板2と内 面防護板3との中間位置に配置されるよう振動膜4の両側に、同じ高さのスペー サーを設けている。尚、振動膜4は内部エリアと外部エリアとを隔離すると同時 に音声を両エリアに伝える役割を持つので、該役割を果たすことの可能な素材が 選択される。
【0011】 振動膜4を外面防護板2と内面防護板3との中間位置に位置させるためのスペ ーサーは、内部枠8と一体に構成したものであっても、外面防護板2や内面防護 板3に取り付けたものであってもよい。実施例では、外面防護板2とのスペーサ ー12は、別個単独のものを外面防護板2の裏面側周縁部に取り付けたもであり 、内面防護板3とのスペーサーとしては、内部枠8の厚みを利用している。
【0012】 内面枠5及び外面枠6は、いずれも表面側縁部を円形アールを形成した円形頭 部9とし、外面枠5は、円形頭部9より重なり内側に向かって立上り片10を形 成し、その外方部と内方部共に切欠部を形成し、内方切欠部の高さは前記内外面 両防護板及び振動板の重ねられた縁部の厚さとし、外方切欠部は前記内方切欠部 は、挟持対称ガラス板14の厚みに応じて決定される。 さより高いものとしている。尚、立上り片10の上端部には均等距離4ヶ所にビ ス11の雌ねじ孔が穿設されている。
【0013】 他方内面枠6は、頭部より外面(重なり内側)に向って、その内方部に前記内 外両防護板2、3及び振動膜4の重ねられた縁部及び外面枠5の内外両方の切欠 部によって残された立上り片10を挟み込む切欠部を形成せしめ、外方部の高さ を前記外面枠5の外方切欠部の面との間にパッキング13を介して普通通常使用 される標準形の厚みのガラス等を挟持する高さとするものである。そして、外面 枠6の立上り片10の雌ビス孔の位置に対応する位置にビス通過孔を穿設してあ る。
【0014】 本考案を組み立てるには、外面枠5の内側に外面防護板2をスペーサー12を 内側にしてはめ込み、外面防護板2の内側に、振動膜4をスペーサーとなる内部 枠8を内側にして配置し、次に内面防護板2を重ね合せ、その外側に内面枠6を 更に重ね合わせ、両枠5、6の内方に於て強固に挟持するものである。他方、防 風通話口1が取付けられる周囲のガラス等14はパッキング13を介して該両枠 の外方に於て強固に挟持されるものである。
【0015】
【考案の効果】
本考案は、外面防護板2の透孔7と異なる位置に多数の透孔17が穿設された 内面防護板3をもって構成されているので、両者の透孔を突き抜いて内部に存在 する振動膜4を破ったり、鋭利物を差入することができにくいものとなった。
【0016】 更に、内面防護板3と外面防護板2の中間の位置に枠に張られた振動膜4を位 置させているものであるため、いずれの方向からの鋭利な利器の進入による圧力 にも短い距離しか受けることがなく、振動膜4の破損の危険を最小限に押さえる ことが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す正面図
【図2】 同部分拡大断面図
【符号の説明】
1......防風通話口 2......外面防護板 3......内面防護板 4......振動膜 5......外面枠 6......内面枠 7、17...透孔 8......内部枠 9......円形頭部 10.....立上り片 11.....ビス 12.....スペーサー 13.....パッキング 14.....ガラス板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の透孔が穿設されたアクリル樹脂等の
    合成樹脂透明板よりなる外面防護板と、外面防護板と同
    質同形であって外面防護板の透孔と異なる位置に多数の
    透孔が穿設された内面防護板とを間隔を設けて、内面枠
    と外面枠により外面防護板及び内面防護板の周縁を挟持
    固定し、内面防護板と外面防護板の中間位置に枠に張ら
    れた合成樹脂透明薄膜よりなる振動膜を設けたことを特
    徴とする防風通話口。
JP5291293U 1993-09-03 1993-09-03 防風通話口 Pending JPH0716892U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5291293U JPH0716892U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 防風通話口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5291293U JPH0716892U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 防風通話口

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0716892U true JPH0716892U (ja) 1995-03-20

Family

ID=12928052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5291293U Pending JPH0716892U (ja) 1993-09-03 1993-09-03 防風通話口

Country Status (1)

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JP (1) JPH0716892U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102162672B1 (ko) * 2020-07-23 2020-10-07 차광찬 비말차단 또는 흡음 효과가 있는 다용도 패널
JP7223963B1 (ja) * 2022-09-14 2023-02-17 アーリアフレスカ株式会社 パーティション

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