JPH07168508A - プロセスカートリッジ - Google Patents

プロセスカートリッジ

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JPH07168508A
JPH07168508A JP5313349A JP31334993A JPH07168508A JP H07168508 A JPH07168508 A JP H07168508A JP 5313349 A JP5313349 A JP 5313349A JP 31334993 A JP31334993 A JP 31334993A JP H07168508 A JPH07168508 A JP H07168508A
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JP
Japan
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toner
process cartridge
developer
developing
cleaning
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Application number
JP5313349A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Yano
英俊 矢野
Nobuo Iwata
信夫 岩田
Yasufumi Nakazato
保史 中里
So Kai
創 甲斐
Yoshiko Ishii
佳子 石井
Satoshi Muramatsu
智 村松
Nobuhito Yokogawa
信人 横川
Masako Suzuki
雅子 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤の補給と廃トナーの再利用とを通し
て、プロセスカートリッジの交換間隔を延ばし、同時に
2成分系現像剤の濃度調整と現像能力の維持を果たすこ
とができるプロセスカートリッジを提供する。 【構成】 少なくとも、像担持体面に形成される潜像を
現像する現像部と、像転写後の像担持体表面を清浄面化
し残トナーを回収するクリーニング部とを有するプロセ
スカートリッジにして、クリーニング部と現像部とが、
上下の位置関係に配置されていて、かつクリーニング部
の回収トナー収納部と現像部の内部空間とが連結された
プロセスカートリッジにおいて、クリーニング部にトナ
ー補給装置31を設け、現像部から排出される現像剤を
収納可能な貯留室29を付設するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、レーザプリンタ等の画像形成装置、特に2成分現像
剤を用いて画像形成を行う画像形成装置に着脱自在に配
設されるプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像形成装置においては、画
像形成のための全工程機器のうち特定の機器、例えば像
担持体である感光ドラムや現像器やクリーニング器など
をカートリッジ容器内に一括化して画像形成装置本体に
対して着脱自在なユニット体としている構成が公知であ
る。
【0003】画像形成装置をこのようにカートリッジ着
脱方式とすることにより画像形成装置の保守性・サービ
ス性などが向上する。即ち、例えば、現像器内のトナー
が使い尽くされた場合や、クリーニング器内が廃トナー
で一杯になった場合に、そのプロセスカートリッジ全体
を交換することにより、個々の機器の交換に伴う困難性
を緩和して、一般のユーザーでも機器の交換ができるよ
うになる。
【0004】一方、画像形成装置に対しては近年、ダウ
ンサイジングの要請が強まっており、これに答えるべ
く、例えば特開平1−147479号公報においては、
光像露光工程部に向かう光路の上側と下側にそれぞれク
リーニング装置と現像装置を相対的に上下の位置関係に
配置することが提案されている。けれども、このような
配置は、画像形成装置の平面的縮小を図ることができる
が、製品寿命の長期化を期待できるものではない。
【0005】ダウンサイジングを実現しながら、更によ
り多くのコピー枚数を実現して製品寿命の長期化を図る
ものとして、特開昭61−279873号公報に、プロ
セスカートリッジを装置本体に装填したとき、露光用の
光路から外れる部分の形状を当該光路の高さよりも高め
るように現像剤収容容器を構成することが開示されてい
る。このような容器構成によりトナー容量を増加させ、
コピー枚数の増加が達成されるが、これとても、収容し
たトナーを使い切った時点でプロセスカートリッジを交
換せざるをえない。
【0006】更に、省資源化、運転コストの低減などを
図る目的で、一旦使用され寿命の尽きたプロセスカート
リッジを再利用することも要望されているが、これまで
のプロセスカートリッジは使い捨てを前提としているた
めに、当該カートリッジを再利用するに当たって、現像
器内へトナーを補給したり、クリーニング器内から廃ト
ナーを排出することがうまく行えない問題に鑑み、プロ
セスカートリッジの現像手段にトナー補給用の開口部を
設け、クリーニング手段に廃トナー排出用の開口部を設
けることが特開平4−166951号公報で提案されて
いる。けれども、このような位置関係で開口部を設ける
構成では、現像器内のトナーを使い終えるか、クリーニ
ング器内に廃トナーが満杯になった時点で、トナー補充
や廃トナー処分を行うが、当該処理が比較的度々必要と
なる問題を抱えている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】また高品質のコピー画
像を得るのに適するとして、帯電キャリア粒子と当該キ
ャリア粒子に摩擦帯電的に付着する帯電トナー粒子から
なる所謂2成分系現像剤が広く使用されている。このよ
うな2成分系現像剤を用いて現像を行うと、現像剤のう
ちトナー分は現像を繰り返す毎に消費され、キャリア分
に対する比率が低下し、その結果、形成画像の濃度が低
下する。そのため消費量に相当する量の新トナーを現像
剤に補給することが行われているが、キャリア粒子につ
いても種々の問題がある。即ち、キャリア粒子が繰り返
し使用されると、摩擦帯電特性を強化するためにキャリ
ア粒子表面に施されている被覆物が剥がれたりして、キ
ャリアとして劣化する。
【0008】そこで例えば特開昭53−22747号公
報では、現像器に新しい2成分系現像剤を供給しなが
ら、他方で貯留現像剤を排出し、更には別途にトナー供
給を行って現像器中の現像剤濃度を制御しながら現像剤
の交換を行い現像能力の維持を図ることが提案され、上
記2成分系現像剤の問題を解決しようとしている。また
特開平1−267683号公報では、予めキャリア粒子
の混合された補給用現像剤を現像器へ供給するための補
給容器と、当該現像器内でオーバーフローした現像剤を
除去するための廃物溜めとを備えた現像剤装置が開示さ
れている。
【0009】これら開示技術により、2成分系現像剤に
関する現像剤の濃度調整と現像能力維持は果たせられる
が、最近では更に資源の有効利用やゴミ削減、地球環境
保護などの観点から廃トナーを回収、処理することが併
せて求められている。上記先行技術はいずれも廃トナー
を再利用できるものではない。
【0010】廃トナーを再利用するものとしては、特開
平5−45950号公報に、装置本体に対して着脱可能
であり、回転もしくは回動される像担持体と、この像担
持体面に形成される潜像を現像する現像部と、像転写後
の像担持体表面を清浄面化するクリーニング部とを少な
くとも有する、画像形成装置用のプロセスカートリッジ
において、クリーニング部と現像部とが、上下の位置関
係に配置されていて、かつクリーニング部の回収トナー
収納部と現像部の内部空間とが、連結部を介してつなが
っている構成が開示されている。これにより簡単な構成
で廃トナーを再利用できるが、新しいトナーを補充する
ことを考慮していないために、トナーの繰り返し利用で
形成画像が劣化する等の問題がある。
【0011】そこで本発明は、現像剤の補給と廃トナー
の再利用とを通して、プロセスカートリッジの交換間隔
を延ばし、同時に2成分系現像剤の濃度調整と現像能力
の維持を果たすことができるプロセスカートリッジを提
供することを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明にしたがい、装置本体に対して着脱可能であ
り、少なくとも、像担持体面に形成される潜像を現像す
る現像部と、像転写後の像担持体表面を清浄面化し残ト
ナーを回収するクリーニング部とを有する画像形成装置
用のプロセスカートリッジにして、クリーニング部と現
像部とが、上下の位置関係に配置されていて、かつクリ
ーニング部の回収トナー収納部と現像部の内部空間とが
連結されたプロセスカートリッジにおいて、クリーニン
グ部にトナー補給装置を設け、現像部から排出される現
像剤を収納可能な貯留室を付設するように構成する。
【0013】少なくとも画像形成装置本体又はプロセス
カートリッジの製品寿命が尽きるまで現像部から排出さ
れる現像剤を収納することができる大きさを貯留室が有
していれば、好適である。
【0014】キャリア分に対するトナー分の割合が少な
くとも現像部に貯蔵されている現像剤のそれよりも大き
いプレミックストナーを、クリーニング部の回収トナー
収納部に補給するのが好ましい。
【0015】クリーニング部にトナーを補給し、現像部
に現像剤又はキャリアを補給するようにしてもよい。
【0016】現像剤又はキャリアの補給を、所定枚数の
コピー後に少量ずつ行うように構成すれば、なおよい。
【0017】
【実施例】本発明の詳細を、図に示された実施例に基づ
いて、説明する。
【0018】プロセスカートリッジを装着した画像形成
装置全体の動作を先ず説明する。
【0019】操作部のコピーボタン(図示せず)が押さ
れ、駆動信号が発せられると、図1に示された画像形成
装置の像担持体である感光体ドラム1、帯電ローラ1
0、現像部の現像ローラ16、パドルホイール13、楕
円板15及び搬送スクリュー28、クリーニング部のフ
ァーブラシ5、バイアスローラ6がそれぞれ矢示方向に
回転駆動される。帯電ローラ10は、感光体ドラム1に
対して、図1では接触部において順方向に回転している
が、回転しない場合や逆方向に回転駆動する場合もあ
る。また、帯電ローラ10、現像ローラ16、バイアス
ローラ6に対しては、それぞれ所要の電圧が印加されて
いる。
【0020】感光体ドラム1は、帯電ローラ10により
正又は負の一様帯電を受け、図の左側から窓部8を通っ
て入るレーザー光27によって潜像形成がなされる。感
光体ドラム1上の潜像は現像ローラ16で磁気ブラシに
よりトナー像として現像される。当該トナー像は、感光
体ドラム1と転写チャージャ22との間へ給紙機構(図
示せず)から給送された転写紙20に転写され、分離チ
ャージャ23によって感光体ドラム1から分離され、定
着装置(図示せず)を経て、コピーとして画像形成装置
外へ排出される。トナー像転写後の感光体ドラム1の表
面は、クリーニング前チャージャ2とクリーニング前ラ
ンプ3とによって、コロナ照射と光照射を同時に受け、
残留トナーの極性を同一に揃え、表面電位を低下させら
れて、クリーニング部と対峙するようになる。クリーニ
ング部へ移送された残留トナーには、当該トナーの極性
と逆極性の電圧が印加され、且つ感光体ドラム1に食い
込むように接触したファーブラシ5によって除去され
る。当該ファーブラシ5とバイアスローラ6には、バイ
アスローラ6にトナーが引き寄せられるような電界が形
成されていて、ファーブラシ5のトナーはバイアスロー
ラ6へ移り、更に回収ブレード7により掻き落とされ、
クリーニング部の搬送スクリュー9近傍に溜められる。
【0021】なおクリーニング部のAの個所では、フリ
ッカーがファーブラシ5に食い込んでおり、ファーブラ
シ5を密集圧縮し、当該フリッカーを通過後にファーブ
ラシ5が元の状態に戻る際に、その動きによって、ファ
ーブラシ5に付着している紙粉等を飛ばして貯留部4に
溜めている。この動作処理により、トナーの再利用にあ
たり、形成画像の品質劣化を来たす原因となる紙粉等の
分離除去がなされる。
【0022】画像形成が継続されると、感光体ドラム1
上のトナー付着量を光学的に検知する不図示の検知手段
が、所定の状態でトナー補給信号を発する。当該信号に
よって補給スクリュー31と搬送スクリュー9が回転駆
動する。
【0023】図2に示されるように、補給スクリュー3
1はプロセスカートリッジ24の容器幅全体に亘り、更
にこれから突出するように延在する。スクリュー31の
突出範囲はカートリッジ24に一体化された付属タンク
部30に覆われている。付属タンク部30には少量のキ
ャリアを混合したプレミックストナー33(キャリア分
に対するトナー分の割合が、少なくとも現像部に貯蔵さ
れている現像剤のそれよりも大きい)が収容されてい
て、当該プレミックストナー33は補給スクリュー31
の回転によって付属タンク部30からクリーニング部内
に突出したガター32上を移動し、クリーニング部中央
領域に落下し、搬送スクリュー9に達する。ここでプレ
ミックストナーは紙粉を除去された上記回収トナーと十
分に混合撹拌されながら、当該スクリューの軸線方向両
端部(螺旋突起部の形状によっては片端部)へ移送さ
れ、クリーニング部と現像部とを連結する空間(連結部
19)を介して、現像部へ送られる。
【0024】また感光体ドラム上の潜像に対する可視像
化の際に、現像部では現像剤12がパドルホイール13
によって現像ローラ16に供給される。現像剤12は現
像ローラ16に内蔵固定されたマグネットにより吸着保
持され、現像ローラ16の回転に伴って現像ブレード1
1の位置まで移送され、当該ブレード11によって所定
の層厚に規制される。層厚を規制された現像剤は現像領
域に達し、感光体1ドラムの潜像を可視像化する。可視
像化に供されなかった現像剤は現像ローラ16の下方で
当該ローラから離脱し、パドルホイール13によって図
中左側へ掻き出される。
【0025】一方、現像ブレード11で削られた余剰の
現像剤は、現像ローラ16に沿って落下するものもあれ
ば、現像容器部25ほぼ中央領域に配設された斜向板1
7上に移るものもある。斜向板17は、図1で認識され
るように、左側に傾斜するとともに、その長手方向、即
ち紙面に対して垂直方向で手前側がやや低くなってい
る。その結果、斜向板17上の現像剤は、図の左側へ滑
り落ちながら、手前側へずれる分が矢示のように斜向板
17の端部領域に部分的に延在する開口部からパドルホ
イール13上、あるいは当該ホイール13と楕円板15
との間に落下して貯蔵分と撹拌され、斜向板17と一体
的に設けられたセパレータ18に達する分が撹拌スクリ
ュー28によって斜向板17と反対側の端部から下方へ
落下する。
【0026】画像形成で消費されるトナー量よりも多く
トナー補給されると、次第に現像部の貯蔵現像剤の量は
増え、パドルホイール13や楕円板15によって撹拌さ
れながら、一部は現像容器部25端面の開口部を介して
具設の廃現像剤容器29に漏れ出る。開口部の取付位置
は現像部の長手方向中央でも端部でもよく、またその面
積についても特に問わない。廃現像剤容器29は、感光
体ドラム1等、装置本体やプロセスカートリッジの寿命
よりも長い間、漏出する廃現像剤を連続して収容できる
大きさのものであるとする。もちろん、プレミックスト
ナーの補給速度に応じて決定されるべきものである。
【0027】クリーニング手段として、ファーブラシの
代わりに、カウンターブレード26が用いられる例を図
3に示す。基本的構造は、図1の実施例と同じであり、
プロセスカートリッジ24を形成する一体成形された現
像容器部25、クリーニング部及び付属タンク部30、
当該カートリッジに収容されている搬送スクリュー9、
パドルホイール13及び現像ローラ16、カートリッジ
の他に感光体ドラム1の周囲に配置されたクリーニング
前チャージャ2、帯電ローラ10、転写チャージャ22
等はすべて同様に備えられている。ここでは説明の重複
を避けるために、共通の部材を同じ番号で表すことで、
その動作説明については、上記実施例に譲る。
【0028】次に、現像剤の濃度を一定に維持するため
に画像形成に伴い消費されるトナー分を補う新トナーを
クリーニング部へ補充し、現像能力を維持するために新
しい現像剤を現像部へ供給する構成の実施例を説明す
る。
【0029】図4に示されるように、プロセスカートリ
ッジ24の現像部に、現像剤補給スクリュー40が配設
されている。その他の部材については、上記の実施例と
基本的に同じであり、説明の簡略化のために共通部分に
ついては上記実施例での説明に譲り、ここでは本実施例
の特徴的な部分についてのみ述べる。
【0030】現像剤補給スクリュー40は、トナー補給
スクリュー31と同じく、プロセスカートリッジの容器
幅全体に亘り、更にこれから突出するように延在する。
スクリュー40の突出範囲はカートリッジに一体化され
た第2付属タンク部41に覆われている。第2付属タン
ク部41に収容された補給現像剤42は、不図示の検知
手段により発せられた補給信号にしたがいスクリュー4
0を回転駆動し、その回転によってタンク部41から現
像部内に突出したガター43上を移動し、現像部中央領
域に落下して、補給が行われ、現像部内で撹拌混合され
る。この補給現像剤42は、標準トナー濃度(2.5wt
%)を有するが、下記するクリーニング部へのトナー補
給との供給量調整によってキャリアのみを供給すること
としてもよい。
【0031】最初に現像部に収容されている現像剤12
の使用寿命の約半分程度に相当すると考えられるコピー
枚数、例えば約100K枚を不図示の検知手段によって
積算し、その後に現像剤42の補給を始めることとす
る。その補給量は、現像部に最初に収容された現像剤量
(約400g)に等しくし、これを現像剤の残り寿命の
間に補給する。補給間隔はコピー1枚毎の定量補給で
も、10枚毎の定量補給でも可能であるが、少ない枚数
毎の定量補給の方が貯蔵現像剤の均一化の点で好まし
い。
【0032】一方、クリーニング部へのトナー補給は、
上記実施例でのプレミックストナーの補給と全く同様に
行われる。即ち、付属タンク部30に収容されたトナー
34が補給スクリュー31の回転によってガター32上
を移動し、クリーニング部中央領域に落下し、搬送スク
リュー9に達する。ここで補給トナーは回収トナーと十
分に混合撹拌されながら、当該スクリューの軸線方向両
端部へ移送され、連結部19を介して、現像部へ送られ
る。
【0033】現像剤及びトナーの補給によって、次第に
現像部の貯蔵現像剤の量は増え、その一部は具設の廃現
像剤容器29に漏れ出て、貯留されることとなる。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載のプロセスカートリッジ
によれば、クリーニング部にトナー補給装置を設け、現
像部から排出される現像剤を収納可能な貯留室を付設す
るように構成するので、プロセスカートリッジの交換間
隔を延ばし、同時に2成分系現像剤の濃度調整と現像能
力の維持を果たすことができる。
【0035】請求項2に記載のプロセスカートリッジに
よれば、少なくとも画像形成装置本体又はプロセスカー
トリッジの製品寿命が尽きるまで現像部から排出される
現像剤を収納することができる大きさを貯留室が有して
いるので、上記効果の他にメンテナンス性が向上す
る。。
【0036】請求項3に記載のプロセスカートリッジに
よれば、キャリア分に対するトナー分の割合が少なくと
も現像部に貯蔵されている現像剤のそれよりも大きいプ
レミックストナーを、クリーニング部の回収トナー収納
部に補給するので、回収トナーの有効利用を測りながら
画像劣化が防止され、現像剤の濃度調整も併せてでき
る。
【0037】請求項4に記載のプロセスカートリッジに
よれば、クリーニング部にトナーを補給し、現像部に現
像剤又はキャリアを補給するので、より正確に現像剤の
濃度調整と現像能力の維持を果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるプロセスカートリッ
ジの概略構成図である。
【図2】図1のB−B線での部分端面図である。
【図3】クリーニング手段として、カウンターブレード
を用いたプロセスカートリッジにおける本発明の実施例
の概略構成図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかるプロセスカートリ
ッジの概略構成図である。
【図5】図4のC−C線での部分端面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 5 ファーブラシ 9 搬送スクリュー 13 アジテータ 16 現像ローラ 19 連結部 22 転写チャージャ 23 分離チャージャ 24 プロセスカートリッジ 29 廃現像剤容器 31 補給スクリュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/08 115 21/10 G03G 21/00 312 326 (72)発明者 甲斐 創 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 石井 佳子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 村松 智 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 横川 信人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 雅子 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に対して着脱可能であり、少な
    くとも、像担持体面に形成される潜像を現像する現像部
    と、像転写後の像担持体表面を清浄面化し残トナーを回
    収するクリーニング部とを有する画像形成装置用のプロ
    セスカートリッジにして、クリーニング部と現像部と
    が、上下の位置関係に配置されていて、かつクリーニン
    グ部の回収トナー収納部と現像部の内部空間とが連結さ
    れたプロセスカートリッジにおいて、前記クリーニング
    部にトナー補給装置を設け、前記現像部から排出される
    現像剤を収納可能な貯留室を付設したことを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 少なくとも画像形成装置本体又はプロセ
    スカートリッジの製品寿命が尽きるまで現像部から排出
    される現像剤を収納することができる大きさを前記貯留
    室が有していることを特徴とする請求項1に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 キャリア分に対するトナー分の割合が少
    なくとも現像部に貯蔵されている現像剤のそれよりも大
    きいプレミックストナーを、クリーニング部の回収トナ
    ー収納部に補給するように構成したことを特徴とする請
    求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記クリーニング部にトナーを補給し、
    前記現像部に現像剤又はキャリアを補給するように構成
    したことを特徴とする請求項1に記載のプロセスカート
    リッジ。
  5. 【請求項5】 前記現像剤又はキャリアの補給を、所定
    枚数のコピー後に少量ずつ行うように構成したことを特
    徴とする請求項4に記載のプロセスカートリッジ。
JP5313349A 1993-12-14 1993-12-14 プロセスカートリッジ Pending JPH07168508A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006221013A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006221013A (ja) * 2005-02-14 2006-08-24 Ricoh Co Ltd クリーニング装置、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP4666289B2 (ja) * 2005-02-14 2011-04-06 株式会社リコー 画像形成装置

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