JPH0716827A - 生コンクリートの品質制御装置 - Google Patents

生コンクリートの品質制御装置

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JPH0716827A
JPH0716827A JP16177393A JP16177393A JPH0716827A JP H0716827 A JPH0716827 A JP H0716827A JP 16177393 A JP16177393 A JP 16177393A JP 16177393 A JP16177393 A JP 16177393A JP H0716827 A JPH0716827 A JP H0716827A
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water
signal
mortar
mixer
shaft torque
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JP16177393A
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Inventor
Kazumasa Ozawa
一雅 小沢
Takanobu Kori
隆信 郡
Koki Miyazaki
弘毅 宮崎
Makoto Tamura
真 田村
Hiroaki Masuda
浩明 増田
Atsuhiko Fujisawa
淳彦 藤沢
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JAPAN SMALL CORP
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 モルタル混錬段階において、ミキサ1の軸ト
ルク値を検出する軸トルク演算器30から出力される軸
トルク信号31が安定した状態になると、安定状態判定
器32から演算開始信号33が出力され、補充水量演算
器36が軸トルク信号31と水分率データ記憶器34に
メモリされた水分率データ35とに基づきモルタルに補
充すべき二次水量を求める。補充水供給制御器38は補
充水量演算器36からの水補充信号37に基づき流量調
整弁17を作動させてモルタルに二次水19を供給し、
生コンクリートのモルタル混錬段階における水分率が適
切な状態になるようにする。 【効果】 モルタル混錬段階における水分率が適切な状
態になるので、生コンクリートに所定のワーカビリティ
を具備させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生コンクリートの品質制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設工事等に使用される生コンク
リートは、バッチャプラント等の生コンクリート製造設
備において、セメント、水、砂並びに砂利(骨材)等の
生コンクリート構成材料を混錬することにより製造され
ている。
【0003】生コンクリートのワーカビリティ(流れ易
さ、打込み易さ)は、スランプ値、スランプフロー値、
ロートタイム値等により表わすことができるが、上記の
生コンクリート構成材料を所定の配合で混錬しても、骨
材の表面水量並びに粒度分布に起因してワーカビリティ
を表わす各値が設計値とは異なることがあり、これは、
生コンクリート構成材料の計量管理が行き届いた生コン
クリート製造設備においても発生する。
【0004】このため従来は、生コンクリート製造設備
を操作する作業者が生コンクリートの混錬時に供給する
水の量を経験に基づいて適宜調整することにより、生コ
ンクリートに所定のワーカビリティを具備させるように
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
研究開発が行われている締固め不要コンクリートのよう
な流動性に優れた高級コンクリートでは、水の量が適切
でないと生コンクリートの流動が損われてしまう。
【0006】一方、水分計等の手段によって砂の表面水
量を検知するようにしても測定誤差があり、生コンクリ
ート中の総水量を常時適切な値にすることは難しい。
【0007】
【調査結果に基づく知見】上記の課題を解決するために
発明者は、鋭意調査を行った結果、下記のような知見を
得るに至った。
【0008】(1)図4に示すように、所定量のセメン
ト、水、骨材をミキサに投入して生コンクリートを製造
する際に、砂利を投入する前までのモルタル混錬段階に
おいてミキサの回転速度を高速にし、ミキサの軸トルク
(ミキサがモータ駆動の場合は電流値/回転数あるいは
電力値/回転数、ミキサが油圧駆動の場合は油圧力/回
転数)の経時変化を計測すると、軸トルクは混錬開始後
一旦増大し、モルタルが練り上がり状態に近付くのにつ
れ減少してモルタルが練り上がると略安定した状態とな
る傾向を呈し、このときの軸トルクからモルタルのスラ
ンプ値(ワーカビリティ)を推定することができる。
【0009】(2)また、ミキサに投入する水量が所定
範囲内にあるときには、図2に示すように、練り上がっ
たモルタル中の水分率(水量W/粉体量Vp)が高くな
るほど、ミキサの軸トルクが低くなる傾向がある。
【0010】(3)そこで、予め表面水量を実測により
把握した砂を用いて、所定量のセメント並びに砂に対し
所定量よりもやや少なくした水(一次水)を混錬するモ
デル混錬を、一次水量に対しミキサの軸トルクが略比例
関係を保つ範囲内において一次水量を種々変更して行
い、各モデル混錬におけるモルタルの練り上がり時のミ
キサの軸トルクをそれぞれ求めておけば、砂の表面水量
と一次水量とが既知であるので、前記の軸トルクに基づ
き練り上がったモルタルの水分率を把握することができ
る。
【0011】(4)このように、練り上がったモルタル
の水分率が把握できれば、所定量のセメントと表面水量
が未知の砂と該砂の表面水量の変動に対応し得るように
所定量よりも少なめの一次水とを混錬したモルタルの水
分率を推測し、所定のワーカビリティを具備させるため
に更にモルタルに補充すべき水(二次水)の量を算出す
ることができる。
【0012】
【発明の目的】本発明は生コンクリートに所定のワーカ
ビリティを具備させることができるようにすることを目
的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の生コンクリートの品質制御装置において
は、所定量のセメントと予め表面水量を実測した所定量
の砂と所定量以下の水である一次水とをミキサにより混
錬して生成されるモルタルの練り上がり時のミキサの軸
トルクとモルタルの水分率との関係を水分率データとし
てメモリした水分率データ記憶器と、ミキサへの水の供
給系路に設けた流量調整弁と、該流量調整弁を通過する
水の流量を検出する流量計と、モルタルの混錬を行うミ
キサの軸トルクを求める軸トルク演算器と、該軸トルク
演算器より出力される軸トルク信号値が安定した状態と
なったか否かを判定するか、あるいは前記の軸トルク信
号が出力され始めてから所定時間が経過したか否かを判
定する安定状態判定器と、該安定状態判定器より演算開
始信号が出力された際に前記の水分率データと軸トルク
信号とに基づき現在ミキサにより混錬されているモルタ
ルの実測水分率と該モルタルに存在すべき目標水分率と
を求め且つ実測水分率と目標水分率との差からモルタル
に対し補充すべき水量を求めて水補充信号を出力する補
充水量演算器と、補充水量演算器より水補充信号が出力
された際に該水補充信号と前記の流量計より出力される
流量検出信号とに基づき前記の流量調整弁に対し流量調
整信号を出力して流量調整弁の開度を調整する補充水供
給制御器とを備えている。
【0014】
【作用】本発明の生コンクリートの品質制御装置では、
軸トルク演算器から出力される軸トルク信号が安定した
状態になったことを安定状態判定器により判定させ、補
充水量演算器により水分率データ記憶器にメモリされた
水分率データと前記の軸トルク信号とに基づきモルタル
に補充すべき二次水量を求めさせ、補充水量演算器より
流量調整弁を作動させることにより二次水をモルタルに
供給させるので、生コンクリートのモルタル混錬段階に
おける水分率が適切な状態になる。
【0015】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
【0016】図1は本発明の生コンクリートの品質制御
装置の一実施例を適用した生コンクリート製造設備の一
例を示すもので、1はミキサであり、該ミキサ1はモー
タ2により駆動され、生コンクリートの混錬を行うよう
になっている。
【0017】3は砂利貯蔵ホッパ、4は砂利計量ホッパ
であり、該砂利計量ホッパ4は砂利貯蔵ホッパ3から投
入される砂利5の計量を行い、計量した砂利5を前記の
ミキサ1へ供給するようになっている。
【0018】6は砂貯蔵ホッパ、7は砂計量ホッパであ
り、該砂計量ホッパ7は砂貯蔵ホッパ6から投入される
砂8の計量を行い、計量した砂8を前記のミキサ1へ供
給するようになっている。
【0019】9はセメント貯蔵ホッパ、10はセメント
計量ホッパであり、該セメント計量ホッパ10はセメン
ト貯蔵ホッパ9から投入されるセメント11の計量を行
い、計量したセメント11を前記のミキサ1へ供給する
ようになっている。
【0020】12は水貯蔵タンク、13は水計量ホッパ
であり、該水計量ホッパ13は中仕切板により二室に区
介され、水貯蔵タンク12より開閉弁14を介して流入
する水15の計量、及び開閉弁42を介して流入する水
15の計量を累積して行い、計量した水15を一次水1
6あるいは三次水41として前記のミキサ1へ供給する
ようになっている。
【0021】17は前記の水貯蔵タンク12に接続され
た流量調整弁、18は流量調整弁17を通過する水15
の流量を計測する流量計であり、該流量計18を通過す
る水15は二次水19として前記のミキサ1へ供給され
るようになっている。
【0022】20は混和剤貯蔵タンクであり、該混和剤
貯蔵タンク20に貯蔵される混和剤21は開閉弁22を
介して前記のミキサ1へ供給されるようになっており、
ミキサ1へ供給される混和剤21の流量は流量計23に
よって計測されるようになっている。
【0023】24はインバータ装置であり、該インバー
タ装置24は前記のモータ2へ駆動電流25を供給する
ようになっている。
【0024】26は回転数検出器であり、該回転数検出
器26はミキサ1の回転数を検出して回転数検出信号2
7を出力するようになっている。
【0025】28は電力計であり、該電力計28は前記
インバータ装置24からモータ2へ供給される電力を計
測して電力値計測信号29を出力するようになってい
る。
【0026】30は軸トルク演算器であり、該軸トルク
演算器30は、前記の回転数検出信号27と電力値計測
信号29とに基づきミキサ1の軸トルクを求めて軸トル
ク信号31を出力するようになっている。
【0027】32は安定状態判定器であり、該安定状態
判定器32は、前記の軸トルク演算器30より出力され
る軸トルク信号31の信号値が一定時間以上安定した状
態になったか否かを判定し、軸トルク信号31が安定し
た状態となった際に演算開始信号33を出力するように
なっている。
【0028】34は水分率データ記憶器であり、該水分
率データ記憶器34には、モルタルが練り上がった際の
ミキサ1の軸トルクに対するモルタルの水分率の関係
(図2参照)が水分率データ35としてメモリされてい
る。
【0029】36は補充水量演算器であり、該補充水量
演算器36は、前記の安定状態判定器32より演算開始
信号33が出力された際に、水分率データ記憶器34に
メモリされた水分率データ35を読み込み該水分率デー
タ35と前記の軸トルク演算器30より出力される軸ト
ルク信号31とに基づき下記のような手順により演算を
行い、水補充信号37を出力するようになっている。
【0030】(1)水分率データ35及び軸トルク信号
31に基づいて、現在、ミキサ1により混錬されている
モルタルの水分率(実測水分率)と該モルタルに存在す
べき水分率(目標水分率)とを求める。
【0031】(2)上記の実測水分率と目標水分率との
差からモルタルに対し補充すべき水量を求めて水補充信
号37を出力する。
【0032】38は補充水供給制御器であり、該補充水
供給制御器38は前記の補充水量演算器36より水補充
信号37が出力された際に、前記の流量調整弁17に対
して流量調整弁17が開くような流量調整信号39を出
力し、前記の流量計18より出力される流量検出信号4
0と水補充信号37とに基づいて該水補充信号37に相
当する流量が計測された後、流量調整弁17に対して流
量調整弁17が閉じるような流量調整信号39を出力す
るようになっている。
【0033】以下、本実施例の作動を説明する。
【0034】図1に示す生コンクリートの製造設備にお
いて、生コンクリートの製造を行う際には、セメント貯
蔵ホッパ9に貯蔵されているセメント11をセメント計
量ホッパ10により所定量計量し、砂貯蔵ホッパ6に貯
蔵されている砂8を砂計量ホッパ7により所定量計量す
る。
【0035】また、水貯蔵タンク12に貯蔵されている
水15を一次水16として水計量ホッパ13により前記
のセメント11並びに砂8に対して所定量よりもやや少
なめに計量し、一次水16とセメント11と砂8とをミ
キサ1に投入したうえ、インバータ装置24によりモー
タ2を作動させ、ミキサ1を高速回転させる。
【0036】モータ2を作動させると、ミキサ1の回転
数が回転数検出器26により検出され該回転数検出器2
6から回転数検出信号27が出力されるとともに、イン
バータ装置24よりモータ2へ供給される電力が電力計
28により計測され、該電力計28から電力値計測信号
29が出力される。
【0037】軸トルク演算器30は前記の回転数検出信
号27と電力値計測信号29とに基づいてミキサ1の軸
トルクを求め、軸トルク信号31を出力する。
【0038】このとき、ミキサ1の軸トルクの経時変化
は、図3に示すように、混錬開始後一旦増大し、モルタ
ルが練り上がり状態に近付くのにつれ減少してモルタル
が練り上がると略安定した状態となる傾向を呈する。
【0039】このようにして、一次水16とセメント1
1と砂8とを混錬することにより生成されるモルタルが
練り上がり状態となり、前記の軸トルク信号31の信号
値が一定時間以上安定した状態になると、安定状態判定
器32から演算開始信号33が出力される。
【0040】演算開始信号33が出力されると、補充水
量演算器36は、水分率データ記憶器34にメモリされ
た水分率データ35(図2参照)と前記の軸トルク信号
31とに基づいて、現在、ミキサ1により混錬されてい
るモルタルの水分率(実測水分率)と該モルタルに存在
すべき水分率(目標水分率)とを求め、この実測水分率
と目標水分率との差からモルタルに対し補充すべき水量
に対応する水補充信号37を出力する。
【0041】水補充信号37が出力されると、補充水供
給制御器38は、流量調整信号39を流量調整弁17に
対し出力して該流量調整弁17を開かせ、水貯蔵タンク
12に貯蔵されている水15を流量計18を介し二次水
19として前記のミキサ1へ供給する。
【0042】このとき、流量計18は該流量計18を通
過する二次水19の流量を計測して流量検出信号40を
出力する。
【0043】更に、補充水供給制御器38は、流量検出
信号40と水補充信号37とに基づいて該水補充信号3
7に相当する流量が計測された後、流量調整信号39を
流量調整弁17に対し出力して該流量調整弁17を閉じ
させる。
【0044】モルタルに対して二次水19の補充を行っ
たならば、砂利貯蔵ホッパ3に貯蔵されている砂利5を
砂利計量ホッパ4により所定量計量する。
【0045】また、水貯蔵タンク12に貯蔵されている
水15を前記のモルタルに対する三次水41として水計
量ホッパ13により計量し、三次水41と砂利5とをミ
キサ1に投入するとともに、混和剤貯蔵タンク20に貯
蔵されている混和剤21の流量を流量計23により計測
しつつミキサ1へ供給したうえ、インバータ装置24に
よりモータ2を作動させ、ミキサ1を中速回転させて生
コンクリートの混錬を行う。
【0046】このように、本実施例においては、所定量
のセメント11並びに砂8に対し所定量よりもやや少な
めの一次水16を混錬することにより生成されるモルタ
ルの水分率を把握したうえ、所定のワーカビリティを具
備させるために更にモルタルに二次水19を補充するの
で、生コンクリート製造のモルタル混錬段階において、
砂8の表面水率に左右されることなく生コンクリートの
水分率を適切な値にすることができ、よって、生コンク
リートに所定のワーカビリティを具備させることができ
る。
【0047】なお、本発明の生コンクリートの品質制御
装置は、上述した実施例のみに限定されるものではな
く、安定状態反定期を軸トルク信号が出力されはじめて
から所定時間が経過したか否かを判定させるような構造
として時間経過により軸トルクが安定したか否かを判定
させるようにすること、砂利と三次水と混和剤とを二次
水と同時にミキサに投入させるようにすること、ミキサ
の軸トルクを把握する値として電力値に変えて電流値あ
るいは油圧力をパラメータとして用いるようにするこ
と、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において
種々変更を加え得ることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の生コンクリ
ートの品質制御装置によれば、ミキサの軸トルクと水分
率データとに基づき生コンクリートのモルタル混錬段階
における水分率を把握し、モルタルに所定のワーカビリ
ティが具備されるように、自動的に二次水を供給するの
で、生コンクリートの水分率を適切な値にすることがで
きるとともに、生コンクリートの製造工程における省力
化を図ることができる、という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の生コンクリートの品質管理装置の一実
施例を適用した生コンクリート製造設備の一例を示す概
念図である。
【図2】練り上がったモルタル中の水分率とミキサの軸
トルク値との関係を示すグラフである。
【図3】図1に示す生コンクリート製造設備により生コ
ンクリートを製造する際のミキサの軸トルク値の経時変
化の一例を示すグラフである。
【図4】モルタル混錬時におけるミキサの軸トルク値の
経時変化を示すグラフである。
【符号の説明】 1 ミキサ 8 砂 11 セメント 15 水 16 一次水 17 流量調整弁 18 流量計 19 二次水 30 軸トルク演算器 31 軸トルク信号 32 安定状態判定器 33 演算開始信号 34 水分率データ記憶器 35 水分率データ 36 補充水量演算器 37 水補充信号 38 補充水供給制御装置 39 流量調整信号 40 流量検出信号 41 三次水
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 真 神奈川県横浜市金沢区昭和町3174番地 石 川島建機株式会社本社内 (72)発明者 増田 浩明 神奈川県横浜市金沢区昭和町3174番地 石 川島建機株式会社本社内 (72)発明者 藤沢 淳彦 神奈川県横浜市金沢区昭和町3174番地 石 川島建機株式会社本社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定量のセメントと予め表面水量を実測
    した所定量の砂と所定量以下の水である一次水とをミキ
    サにより混錬して生成されるモルタルの練り上がり時の
    ミキサの軸トルクとモルタルの水分率との関係を水分率
    データとしてメモリした水分率データ記憶器と、ミキサ
    への水の供給系路に設けた流量調整弁と、該流量調整弁
    を通過する水の流量を検出する流量計と、モルタルの混
    錬を行うミキサの軸トルクを求める軸トルク演算器と、
    該軸トルク演算器より出力される軸トルク信号値が安定
    した状態となったか否かを判定するか、あるいは前記の
    軸トルク信号が出力され始めてから所定時間が経過した
    か否かを判定する安定状態判定器と、該安定状態判定器
    より演算開始信号が出力された際に前記の水分率データ
    と軸トルク信号とに基づき現在ミキサにより混錬されて
    いるモルタルの実測水分率と該モルタルに存在すべき目
    標水分率とを求め且つ実測水分率と目標水分率との差か
    らモルタルに対し補充すべき水量を求めて水補充信号を
    出力する補充水量演算器と、補充水量演算器より水補充
    信号が出力された際に該水補充信号と前記の流量計より
    出力される流量検出信号とに基づき前記の流量調整弁に
    対し流量調整信号を出力して流量調整弁の開度を調整す
    る補充水供給制御器とを備えてなることを特徴とする生
    コンクリートの品質制御装置。
JP16177393A 1993-06-30 1993-06-30 生コンクリートの品質制御装置 Pending JPH0716827A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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