JPH07167927A - 電磁継電器の特性測定方法 - Google Patents

電磁継電器の特性測定方法

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JPH07167927A
JPH07167927A JP5313886A JP31388693A JPH07167927A JP H07167927 A JPH07167927 A JP H07167927A JP 5313886 A JP5313886 A JP 5313886A JP 31388693 A JP31388693 A JP 31388693A JP H07167927 A JPH07167927 A JP H07167927A
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茂久 小杉
Shigetaro Horie
繁太郎 堀江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁継電器の動作特性の中でも重要とされる
感動値および開放値を高精度に測定する方法に関し、測
定に要する時間の短縮と測定精度の向上を同時に実現で
きる電磁継電器の特性測定方法の提供を目的とする。 【構成】 測定時に被測定電磁継電器に印加する測定電
圧をVTE、測定電圧VTEの変化量をVDEとし、測定に際
して測定電圧VTE、および変化量VDEの初期値を動作定
格値に設定したあと、測定電圧VTEを印加する毎に次に
印加する測定電圧VTEの変化量VDEを前の変化量VDE
1/2に設定し、測定電圧VTEを印加することにより接
点間が閉じれば測定電圧VTE−変化量VDEを次の測定電
圧VTEとし、測定電圧VTEを印加しても接点間が閉じな
いときは測定電圧VTE+変化量VDEを次の測定電圧VTE
として、被測定電磁継電器への測定電圧VTEの印加を繰
り返し感動値を検出するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁継電器の動作特性の
中でも重要とされる感動値および開放値を高精度に測定
する方法に係り、特に測定に要する時間の短縮と測定精
度の向上を同時に実現できる電磁継電器の特性測定方法
に関する。
【0002】電磁継電器における感動値と開放値の測定
はピーク値が漸増または漸減するパルス状測定電圧を印
加することにより、開放状態の接点間が閉止したときの
印加電圧を感動値、閉止状態の接点間が開いたときの印
加電圧を開放値としている。
【0003】しかし、測定電圧の変化量が等しい従来の
方法では測定時間を短縮するため変化量を大きくすると
測定精度が低下し、逆に測定精度を向上させるため変化
量を小さくすると測定時間が増大し測定時間の短縮と測
定精度の向上が両立しない。
【0004】そこで測定に要する時間の短縮と測定精度
の向上を同時に実現できる電磁継電器の特性測定方法の
確立が要望されている。
【0005】
【従来の技術】図4は測定装置の構成を示すブロック
図、図5は従来の測定方法を示すタイムチャートであ
る。
【0006】電磁継電器の特性を測定する装置は図4に
示す如くマイクロプロセッサ11を具えた制御部1と電源
部2とで構成され、出力バッファ12を介しマイクロプロ
セッサ11に接続された電源部2はパワーアンプ21とDA
コンバータ22を具えている。
【0007】測定条件を設定し測定値を表示する入出力
部4が入出力バッファ14を介してマイクロプロセッサ11
に接続されており、入出力部4に測定条件を設定しスタ
ートさせるとマイクロプロセッサ11の指示で感動値と開
放値が自動的に測定される。
【0008】感動値と開放値が測定される被測定電磁継
電器3は図示の如くコイル31がパワーアンプ21の出力側
に接続されており、コモン接点32、メーク接点33、およ
びブレーク接点34が入力バッファ13を介しマイクロプロ
セッサ11に接続されている。
【0009】条件を設定しスタートさせると予め設定さ
れたプログラムに従ってマイクロプロセッサ11から制御
信号が出力され、例えば、図5に示すピーク値が漸増ま
たは漸減するパルス状の測定電圧が被測定電磁継電器3
のコイル31に印加される。
【0010】即ち、不感動値VNOP や保持電圧VNREL
変化量VDE等の測定に必要な初期条件は予め入出力部4
に設定されており、被測定電磁継電器3に印加する測定
電圧値VTEの初期値として被測定電磁継電器の動作定格
値VRAT が設定されている。
【0011】従来の測定方法は不感動値VNOP を基準と
し不感動値VNOP に一定の変化量V DEを繰り返し加算し
て感動値を検出し、保持電圧VNRELを基準とし保持電圧
NR ELから一定の変化量VDEを繰り返し減算することに
より開放値を検出している。
【0012】測定を開始すると電源部2から図5に示す
如く0VがTof時間印加され続いて測定電圧VTEがTOP
時間印加される。測定電圧VTEの初期値は動作定格値V
RATに設定されているためメーク接点側が閉止されブレ
ーク接点側が開放される。
【0013】測定電圧VTEの内容を不感動値VNOP に置
換すると共に0VをTof時間印加し続いて測定電圧VTE
をTOP時間印加する。測定電圧VTEは不感動値VNOP
置換されておりメーク接点側は閉止しないでブレーク接
点側の閉止状態が持続する。
【0014】次いで測定電圧VTEの内容を前の測定電圧
TEに一定の変化量VDEを加算した新しい測定電圧VTE
に置換すると共に、前に印加した測定電圧VTEの影響を
無くすために0VをTof時間印加し続いて新しい測定電
圧VTEをTOP時間印加する。
【0015】このように0Vと前の測定電圧VTEに変化
量VDEを加算した新しい測定電圧V TEの印加を交互に繰
り返すことにより、測定電圧VTEは不感動値VNOP に変
化量VDEが繰り返し加算され感動電圧VOPに到達すると
メーク接点側が閉止される。
【0016】メーク接点側が閉止された時点でそのとき
印加された測定電圧VTEが感動値V OPとして前記入出力
部4に表示され、前の測定電圧VTEへの変化量VDEの加
算や測定電圧VTEの内容の置換等が停止されて次の開放
値の測定工程が開始される。
【0017】感動値の測定が終わると0に代えて動作定
格値VRAT がTRT時間印加され続いて測定電圧VTEがT
RL時間印加される。測定電圧VTEの初期値は保持電圧V
NRELに設定されておりメーク接点側が閉じてブレーク接
点側は開放状態を持続する。
【0018】次いで測定電圧VTEの内容を前の測定電圧
TEから一定の変化量VDEを減じた新しい測定電圧VTE
に置換すると共に、動作定格値VRAT をTRT時間印加す
ることによって一旦保持状態に戻したあと新しい測定電
圧VTEをTRL時間印加する。
【0019】このように動作定格値VRAT の印加と内容
が置換された新しい測定電圧VTEの印加を交互に繰り返
すことによって、測定電圧VTEは保持電圧VNRELから変
化量VDEが繰り返し減算されて開放値VRLに到達すると
メーク接点側が開放される。
【0020】メーク接点側が開放された時点でそのとき
印加された測定電圧VTEが開放値V RLとして前記入出力
部4に表示され、前の測定電圧VTEからの変化量VDE
減算や測定電圧VTEの内容の置換等が停止されて電磁継
電器の特性測定が終了する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の測定方
法は測定電圧VTEの変化量VDEを一定にしているため測
定精度が変化量VDEによって左右され、測定精度を向上
させるため変化量VDEを縮小すると測定電圧VTEを印加
する回数が増えて測定に要する時間が増大する。
【0022】反対に変化量VDEを大きくすると測定電圧
TEの印加回数が減少し測定時間は短縮されるが測定値
の精度が低下する。即ち、従来の測定方法では測定時間
の短縮と測定精度の向上を同時に実現することが極めて
難しいという問題があった。
【0023】本発明の目的は測定に要する時間の短縮と
測定精度の向上を同時に実現できる電磁継電器の特性測
定方法を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明になる感動
値の測定方法を示すフローチャートである。なお全図を
通し同じ対象物は同一記号で表している。
【0025】上記課題は開放値以下の電圧を基準として
ピーク値が漸増または漸減するパルス状測定電圧を被測
定電磁継電器に印加し、開放状態の接点間が閉止したと
き印加された測定電圧値を感動値とする電磁継電器の特
性測定方法であって、測定時に被測定電磁継電器に印加
する測定電圧をVTE、漸増または漸減する測定電圧V TE
の変化量をVDEとし、測定の開始に際して測定電圧
TE、および変化量VDEの初期値を被測定電磁継電器の
動作定格値に設定したあと、測定電圧VTEを印加する毎
に次に印加する測定電圧VTEの変化量VDEを前の変化量
DEの1/2に設定すると共に、測定電圧VTEを印加す
ることによって接点の間が閉じれば測定電圧VTE−変化
量VDEを次の測定電圧VTEとし、測定電圧VTEを印加し
ても接点の間が閉じないときは測定電圧VTE+変化量V
DEを次の測定電圧VTEとして、被測定電磁継電器への測
定電圧VTEの印加を繰り返し感動値を検出する本発明に
なる特性測定方法によって達成される。
【0026】
【作用】図1において測定時に電磁継電器に印加する測
定電圧をVTE、漸増または漸減する測定電圧VTEの変化
量をVDEとし、測定の開始に際して測定電圧VTE、およ
び変化量VDEの初期値を被測定電磁継電器の動作定格値
に設定したあと、測定電圧VTEを印加する毎に次に印加
する測定電圧VTEの変化量VDEを前の変化量VDEの1/
2に設定すると共に、測定電圧VTEを印加して接点の間
が閉じれば測定電圧VTE−変化量VDEを次の測定電圧V
TEとし、測定電圧VTEを印加しても接点の間が閉じない
ときは測定電圧VTE+変化量VDEを次の測定電圧VTE
して、被測定電磁継電器への測定電圧VTEの印加を繰り
返し感動値を検出することによって、初期は変化量が大
きく測定時間の短縮が可能で且つ終了間際は変化量が小
さくなって測定精度の向上が可能になる。即ち、測定に
要する時間の短縮と測定精度の向上を同時に実現できる
電磁継電器の特性測定方法を実現することができる。
【0027】
【実施例】以下添付図により本発明の実施例について説
明する。なお、図2は本発明になる開放値の測定方法を
示すフローチャート、図3は本発明になる測定方法の一
実施例を示すタイムチャートである。
【0028】本発明になる感動値の測定方法は図1に示
す如く測定電圧VTEおよび変化量V DEの初期値を動作定
格値VRAT に設定し、更に測定電圧VTEを印加する毎に
次に印加する測定電圧VTEの変化量VDEを前の変化量V
DEの1/2に設定している。
【0029】即ち、測定が始まると電磁継電器のコイ
ルに0VがTof時間印加され続いて測定電圧VTEがT
OP時間印加される。その時の接点の開閉に関係なく次
に印加する測定電圧VTEの変化量VDEは必ず前の変化量
DEの1/2に設定される。
【0030】においてコイルに測定電圧VTEを印加す
ることによりメーク接点側が閉じた場合は測定電圧V
TE−変化量VDEが、反対にメーク接点側が閉じなかっ
た場合は測定電圧VTE+変化量VDEが次に印加する測定
電圧VTEとして設定される。
【0031】なお、図において測定電圧VTE±変化量V
DEを次の測定電圧VTEとして設定する際に加算または減
算されているCは、前の変化量VDEに1/2を乗じた際
に生じる剰余数で測定された感動値を一層高精度化する
ため加減する補正値である。
【0032】次に印加する測定電圧VTEが設定されると
再びに戻り0Vを印加したあと次に印加する測定電圧
TEが設定される。測定開始直後の変化量VDEは極く粗
いが前記工程を繰り返すことで次第に0に近づき測定電
圧VTEも感動値に収斂する。
【0033】変化量VDEとCが0になると0VをTof
時間印加し続いて最終的に得られた測定電圧VTEをT
OP時間印加する。測定電圧VTEの印加によってメーク接
点側が閉じれば測定電圧VTEの内容を感動値VOPとして
前記入出力部4に表示する。
【0034】なお、最終的に得られた測定電圧VTEを印
加してもメーク接点側が閉じない場合は測定電圧VTE
最小単位分増加し、メーク接点側が閉じれば最小単位分
増加させてなる測定電圧VTEの内容を感動値VOPとして
前記入出力部4に表示する。
【0035】一方、開放値の測定は図2に示す如く測定
電圧VTEの初期値が0、変化量VDEの初期値が動作定格
値VRAT に設定され、測定電圧VTEを印加する毎に次に
印加する測定電圧VTEの変化量VDEが前の変化量VDE
1/2に設定されている。
【0036】即ち、測定が始まるとコイルに動作定格
値VRAT がTRT時間印加され続いて測定電圧VTEがT
RL時間印加される。その時の接点の開閉に関係なく次
に印加する測定電圧VTEの変化量VDEは必ず前の変化量
DEの1/2に設定される。
【0037】においてコイルに測定電圧VTEを印加す
ることによりブレーク接点が閉じた場合は測定電圧V
TE+変化量VDEが、反対にブレーク接点が閉じなかっ
た場合は測定電圧VTE−変化量VDEが次に印加する測定
電圧VTEとして設定される。
【0038】なお、図において測定電圧VTE±変化量V
DEを次の測定電圧VTEとして設定する際に加算または減
算されているCは、前の変化量VDEに1/2を乗じた際
に生じる剰余数で測定された開放値を一層高精度化する
ため加減する補正値である。
【0039】次に印加する測定電圧VTEが設定されると
再びに戻って動作定格値VRAT を印加し次の測定電圧
TEが設定される。測定開始直後の変化量VDEは極く粗
いが前記工程を繰り返すことで次第に0に近づき測定電
圧VTEも開放値に収斂する。
【0040】VDEとCが0になると動作定格値VRAT
RT時間印加し続いて最終的に得られた測定電圧VTE
RL時間印加する。測定電圧VTEの印加でブレーク接点
側が閉じれば測定電圧VTEの内容を開放値VRLとして前
記入出力部4に表示する。
【0041】なお、最終的に得られた測定電圧VTEを印
加したときブレーク接点側が閉じない場合は測定電圧V
TEを最小単位分減じ、ブレーク接点側が閉じれば最小単
位分減じてなる測定電圧VTEの内容を開放値VRLとして
前記入出力部4に表示する。
【0042】本発明になる測定方法の一実施例は図3に
示す如く前半において感動値を測定し後半において開放
値を測定している。即ち、感動値の測定に際し測定電圧
TEと変化量VDEの初期値が被測定電磁継電器の動作定
格値5Vに設定されている。
【0043】感動値の測定を開始するとコイルに0Vが
of時間印加され続いて測定電圧V TEの初期値5VがT
OP時間印加される。その時の接点の開閉に関係なく次に
印加する測定電圧VTEの変化量VDEは前の変化量VDE
半分、 2.5Vに設定される。
【0044】例えば、感動値が 3.5Vであれば5Vを印
加するとメーク接点が閉じて次の測定電圧VTEは5−
2.5= 2.5Vになり、測定電圧VTEとして 2.5Vを印加
したときに設定される変化量VDEは前の変化量 2.5Vの
半分に相当する1.25Vになる。
【0045】感動値が 3.5Vであり 2.5Vを印加しても
メーク接点が閉じることなく次の測定電圧VTEは 2.5+
1.25=3.75Vになり、測定電圧VTEとして3.75Vを印加
する時の変化量VDEは前の変化量1.25Vの半分に相当す
る0.62VでC=0.01になる。
【0046】測定電圧3.75Vは感動値 3.5Vより大きく
印加するとメーク接点が閉じ次の測定電圧VTEは3.75−
0.62−0.01=3.12V、測定電圧VTEとして3.12Vを印加
したとき設定される変化量VDEは前の変化量0.62Vに1
/2を乗じた0.31Vになる。
【0047】このように半減された変化量VDEにより補
正すると以下の測定電圧VTEは3.43、3.59、3.51、3.4
7、3.49Vと収斂する。しかし、3.49Vをコイルに印加
してもメーク接点側が閉じないため1最小単位分増加せ
しめた3.50Vが感動値になる。
【0048】感動値の測定が終了すると一旦コイルに被
測定電磁継電器の動作定格値5Vが印加されて開放値の
測定が開始される。即ち、開放値の測定に際して測定電
圧V TEの初期値が0に設定され変化量VDEの初期値が動
作定格値5Vに設定される。
【0049】開放値の測定を開始するとコイルに5Vが
RT時間印加され続いて測定電圧V TEの初期値0VがT
RL時間印加される。その時の接点の開閉に関係なく次に
印加する測定電圧VTEの変化量VDEは前の変化量VDE
半分、 2.5Vに設定される。
【0050】例えば、開放値が 0.9Vであれば0Vの印
加でブレーク接点側が閉じて次の測定電圧VTEは0+
2.5= 2.5Vになり、測定電圧VTEとして 2.5Vを印加
したときに設定される変化量VDEは前の変化量 2.5Vの
半分に相当する1.25Vになる。
【0051】開放値が 0.9Vであり 2.5Vの印加でブレ
ーク接点側が閉じることなく次の測定電圧VTEは 2.5−
1.25=1.25Vになり、測定電圧VTEとして1.25Vを印加
する時の変化量VDEは前の変化量1.25Vの半分に相当す
る0.62VでC=0.01になる。
【0052】開放値より大きい測定電圧1.25Vを印加し
てもブレーク接点側が閉じず次の測定電圧VTEは1.25−
0.62−0.01=0.62V、測定電圧VTEとして0.62Vを印加
したときの変化量VDEの内容は前の変化量0.62Vに1/
2を乗じた0.31Vになる。
【0053】このように半減された変化量VDEにより補
正すると以下の測定電圧VTEは0.93、0.77、0.85、0.8
9、0.91Vと収斂する。しかし、0.91Vをコイルに印加
してもブレーク接点側が閉じることなく1最小単位分減
じた 0.9Vが開放値になる。
【0054】上述の如く測定時に電磁継電器に印加する
測定電圧をVTE、漸増または漸減する測定電圧VTEの変
化量をVDEとし、測定の開始に際して測定電圧VTE、お
よび変化量VDEの初期値を被測定電磁継電器の動作定格
値に設定したあと、測定電圧VTEを印加する毎に次に印
加する測定電圧VTEの変化量VDEを前の変化量VDEの1
/2に設定すると共に、測定電圧VTEを印加して接点の
間が閉じれば測定電圧VTE−変化量VDEを次の測定電圧
TEとし、測定電圧VTEを印加しても接点の間が閉じな
いときは測定電圧VTE+変化量VDEを次の測定電圧VTE
として、被測定電磁継電器への測定電圧VTEの印加を繰
り返し感動値を検出することによって、初期は変化量が
大きく測定時間の短縮が可能で且つ終了間際は変化量が
小さくなって測定精度の向上が可能になる。即ち、測定
に要する時間の短縮と測定精度の向上を同時に実現でき
る電磁継電器の特性測定方法を実現することができる。
【0055】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば測定に要する
時間の短縮と測定精度の向上を同時に実現できる電磁継
電器の特性測定方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる感動値の測定方法を示すフロー
チャートである。
【図2】 本発明になる開放値の測定方法を示すフロー
チャートである。
【図3】 本発明になる測定方法の一実施例を示すタイ
ムチャートである。
【図4】 測定装置の構成を示すブロック図である。
【図5】 従来の測定方法を示すタイムチャートであ
る。 1 制御部 2 電源部 3 被測定電磁継電器 4 入出力部 11 マイクロプロセッサ 12 出力バッファ 13 入力バッファ 14 入出力バッファ 21 パワーアンプ 22 DAコンバータ 31 コイル 32 コモン接点 33 メーク接点 34 ブレーク接点 VTE 測定電圧 VDE 変化量 VOP 感動値 VRL 開放値 VRAT 動作定格値

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開放値以下の電圧を基準としてピーク値
    が漸増または漸減するパルス状測定電圧を被測定電磁継
    電器に印加し、開放状態の接点間が閉止したとき印加さ
    れた測定電圧値を感動値とする電磁継電器の特性測定方
    法であって、 測定時に該被測定電磁継電器に印加される測定電圧をV
    TE、漸増または漸減する該測定電圧VTEの変化量をVDE
    とし、測定の開始に際して該測定電圧VTE、および該変
    化量VDEの初期値を該被測定電磁継電器の動作定格値に
    設定したあと、 該測定電圧VTEを印加する毎に次に印加する該測定電圧
    TEの変化量VDEを前の変化量VDEの1/2に設定する
    と共に、該測定電圧VTEを印加することによって接点の
    間が閉じれば該測定電圧VTE−該変化量VDEを次の測定
    電圧VTEとし、 該測定電圧VTEを印加しても接点の間が閉じないときは
    該測定電圧VTE+該変化量VDEを次の測定電圧VTEとし
    て、該被測定電磁継電器への該測定電圧VTEの印加を繰
    り返し感動値を検出することを特徴とする電磁継電器の
    特性測定方法。
  2. 【請求項2】 動作定格値を基準としてピーク値が漸増
    または漸減するパルス状の測定電圧を被測定電磁継電器
    に印加し、閉止状態の接点間が開放されたとき印加され
    た測定電圧値を開放値とする電磁継電器の特性測定方法
    であって、 測定時に該被測定電磁継電器に印加される測定電圧をV
    TE、漸増または漸減する該測定電圧VTEの変化量をVDE
    とし、測定の開始に際して該測定電圧VTEを0、該変化
    量VDEの初期値を該被測定電磁継電器の動作定格値に設
    定したあと、 該測定電圧VTEを印加する毎に次に印加する該測定電圧
    TEの変化量VDEを前の変化量VDEの1/2に設定する
    と共に、該測定電圧VTEを印加することにより接点間が
    開放されれば該測定電圧VTE+該変化量VDEを次の測定
    電圧VTEとし、 該測定電圧VTEを印加しても接点間が開放されないとき
    該測定電圧VTE−該変化量VDEを次の測定電圧VTEとし
    て、該被測定電磁継電器への該測定電圧VTEの印加を繰
    り返し開放値を検出することを特徴とする電磁継電器の
    特性測定方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007173029A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Hitachi Plant Technologies Ltd 継電器の試験方法と試験装置
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