JPH07165213A - 金属帯コイルの包装方法 - Google Patents

金属帯コイルの包装方法

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JPH07165213A
JPH07165213A JP31373993A JP31373993A JPH07165213A JP H07165213 A JPH07165213 A JP H07165213A JP 31373993 A JP31373993 A JP 31373993A JP 31373993 A JP31373993 A JP 31373993A JP H07165213 A JPH07165213 A JP H07165213A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属帯コイルの外径変化、コイル端面の形状
変化等に対しても均一な折り伏せ形状を得て確実に包装
する金属帯コイルの包装方法を提供する。 【構成】 金属帯コイル1の外周に、コイル端面1bか
ら短尺な耳部6aを突出させた外周紙6を巻き付けると
ともに、コイル端面1b全域に端面紙7を配設する。次
いで、外周紙の耳の内周面6b全周に接着材9bを設け
る。次いで、耳部に所定のピッチαで対向して配設した
複数の耳折り部材8によって耳部を端面紙側に半径方向
に折曲接着して接着部6cを形成する。次いで、各耳折
り部材を円周方向に前記所定ピッチより小さい角範囲で
旋回させ、接着領域を拡大して隣接する接着部との間に
耳伏せ部6cを形成する。次いで、各耳折り部材を耳伏
せ部形成時の旋回と逆方向に旋回させることにより、全
ての耳伏せ部をコイル端面側に折り伏せていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯コイルの外径変
化、コイル端面の形状変化等に対しても均一な折り伏せ
形状を得、かつ確実に包装することが可能な金属帯コイ
ルの包装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼帯等の金属帯コイルは、発錆防止、当
て疵防止等のために包装紙によって包装され出荷されて
いる。従来、この包装作業は手作業によって行われてい
たが、その包装作業の一例を図10を参照して説明す
る。金属帯コイル1は、コイル台車あるいはチェーンコ
ンベア等のコイル搬送設備2上に載置されて所定ピッチ
で搬送されてくる(A)。作業員は搬送ラインの両側に
待機していて、所定の作業を行う。まず、コイル1はそ
の外周に包装紙3が巻き付けられる(B)。次いで、包
装紙3の長尺な耳3aが折曲げられ(C)、耳伏せされ
(D)、その先端部をコイル中心部のコイル内径部1a
に押し込み(E)、最後にコイル内径部1aの内周面側
にテープを貼り付けて固定する(F)。
【0003】この包装作業は多大な労力と時間を要し、
その自動化が強く要請されているので、従来より自動包
装装置がいくつか提案されている(例えば、特開昭61
ー21310号公報、特開昭61ー21312号公報、
特開昭61ー21313号公報、特開昭61ー2131
4号公報、特開昭62ー208325号公報)。また、
上記自動包装装置に適用可能な包装紙折曲げ方法とし
て、包装紙の耳伏せ部の先端の凹凸を減少させてコイル
内径部の内面への耳のテーピングを完全に行い、テープ
幅を小さくすることが可能となる金属帯コイルの包装紙
折曲げ方法(特開昭62ー208324号公報)も提案
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来装
置は、金属帯コイル1の外径が2m程度と大きな径であ
るため、設備が大きくなり、かつスペースや設備費の点
で問題がある。また、包装紙3の端部を全てコイル内径
部に押し込んでテープで貼る作業を自動的に行うため、
例えば、コイル内径部が小径とされたコイルの包装を行
う際には、自動包装化を図ることが難しい。
【0005】一方、前述した金属帯コイルの包装紙折曲
げ方法にあっては、折り伏せ機構により、一度の動作
で、包装紙の耳をつまみ、コイル端面1bに向けて内径
方向に折り曲げ、耳伏せして長尺な耳伏せ部を形成する
ので、全ての耳伏せ部を均一な形状とすることが難し
い。また、長尺に形成された耳伏せ部の先端部をテープ
によりコイル内径部1aに貼り付ける際、押し込まれた
先端部の内径がコイル内径部1aの径より小径となって
しまい、両者の確実な貼り付けがむずかしい。このこと
から、コイル内径部1aに包装紙3とコイル1との間に
間隙が生じてしまうことが考えられ、外部からの結露
水、雨水等が侵入してしまい防錆の面で問題があるが、
従来の金属帯コイルの包装紙折曲げ方法にあっては、こ
の問題を解決するための手段が何等記載も開示もされて
いない。
【0006】また、従来装置もしくは従来包装紙折曲げ
方法では、コイル1の端面1bが部分的に突出している
状態、即ちテレスコ巻き状態とされたコイルを包装する
場合では、さらに長尺な耳伏せ部の先端部とコイル内径
部1aとの貼り付けがむずかしくなり、確実な包装作業
を行うことができない。本発明は、上記従来例の未解決
の課題に着目してなされたものであり、金属帯コイルの
外径変化、コイル端面の形状変化等に対しても常に均一
な折り伏せ形状を得て確実に包装することができる金属
帯コイルの包装方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の金属帯コイルの
包装方法は、金属帯コイルの外周に、両コイル端面から
短尺な耳部を突出させるように外周紙を巻き付けるとと
もに、前記両コイル端面を覆うように端面紙を装着した
状態で、前記外周紙の耳部の内周面に接着材を塗布し、
次いで前記耳部に所定ピッチで対向して配設した複数の
耳折り部材によって当該耳部を前記端面紙側に半径方向
に折曲接着して接着部を形成し、次いで前記耳折り部材
を円周方向に前記所定ピッチより小さい角範囲で旋回さ
せることにより接着領域を拡大して隣接する接着部との
間に耳伏せ部を形成し、次いで前記耳折り部材を前記耳
伏せ部形成時の旋回と逆方向に旋回させて、前記耳伏せ
部をコイル端面側に折り伏せることを特徴とする方法で
ある。
【0008】
【作用】上記のように構成されたこの発明によれば、金
属帯コイルの外周に外周紙を巻き付けてコイル端面から
短尺な耳部を突出させるとともに、両コイル端面を覆う
ように端面紙を装着した状態で前記耳部の内周面に接着
材を塗布し、耳部に所定ピッチで対向する複数の耳折り
部材によって耳部を端面紙側に半径方向に移動させてい
くことにより、折曲された耳部は端面紙に確実に接着し
て接着部が形成される。
【0009】そして、各耳折り部材を円周方向に所定ピ
ッチより小さい角範囲で旋回させることにより、接着領
域を拡大して隣接する接着部との間に、同一形状の複数
の耳伏せ部が形成される。そして、各耳折り部材を耳伏
せ部形成時の旋回と逆方向に旋回させていくことによ
り、同一形状の各耳伏せ部はコイル端面側に全て折り伏
せられる。
【0010】このように、本発明の包装方法は、包装紙
に間隙を発生せずに金属帯コイルを確実に包装し、かつ
全ての耳伏せ部の内面や内面に設けられた接着材も外部
に露出させず、均一な折り目形状の美しいものとして折
り伏せられていく。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図7に基
づいて説明する。図1に示すものは、コイル1を被覆し
ている本発明に係る包装紙5であり、コイル1の外周面
に巻き付けられた外周紙6と、コイルの両端面1b、1
bにそれぞれ配設されている端面紙7とで構成されてい
る。
【0012】そして、外周紙6は、コイル端面1bから
突出する耳部6aの突出量が短く設定された紙が使用さ
れている。また、端面紙7は、コイル1の外径と略同一
径の円形紙が使用されているとともに、その中央部には
コイル内径部1a内に押し込まれてその内周面にテープ
で貼り付けられることが容易な円形切り込み部7aが形
成されている。
【0013】上記構成とされた包装紙5を使用する本実
施例の包装装置は、図2及び図3に示すように、コイル
1の軸心Pから放射状に延在し、かつコイル端面1bの
エッジ1c(耳部6a)に沿って所定のピッチαをあけ
て配置された(図2において一点鎖線で示す位置)20
個の耳折り部材8と、円周方向に等間隔に配設された5
個の接着剤塗布ガン9を備えている。
【0014】すなわち、全ての耳折り部材8及び接着剤
塗布ガン9は、耳折り部材8を径方向の外側に位置させ
ながら、コイル端面1bと対向する位置まで進退移動
し、かつ軸心Pを中心として時計回り方向及び半時計回
り方向に旋回する回転体10に配設されている。耳折り
部材8は、図3に示すように、駆動装置(図示せず)に
より回転体10の径方向に移動自在とされた案内レール
11aと、案内レール11aに連結する連結板11b
と、連結板11bの先端部とヒンジ連結されて水平状態
から鉛直状態まで回動自在とされ、コイル1の端面1b
やエッジ1cと当接していない状態では当接面12aが
下方を向く板状の折り込みバンド12とで構成されてい
る。折り込みバンド12と連結している連結板11bの
ヒンジ部11cには、当接面12aが下方を向くように
折り込みバンド12を付勢する板バネ等の弾性部材(図
示せず)が配されている。また、回転体10は、ヒンジ
部11cがコイル端面1bより常に外側に位置するよう
に、図示しない位置センサー等により位置制御を行って
いる。
【0015】また、接着剤塗布ガン9は、図示しない供
給路を介してノズル9aから接着剤9bが供給される装
置であり、連結板9cを介して案内レール11aに連結
されている。これにより、案内レール11aが径方向内
方に移動すると、耳折り部材8と同時に、接着剤塗布ガ
ン9も耳部6aと接触しない位置まで退避する構造とさ
れている。
【0016】また、接着剤9bとしては、加熱溶融した
状態で供給されて冷却によって硬化するホットメルト接
着剤等が使用されている。次に、上述した耳折り部材8
及び接着剤塗布ガン9を備えた包装装置による本発明の
包装工程を、図を参照しながら説明していく。第1工程
では、図1に示すように、コイル1の外周に外周紙6を
巻き付けてコイル端面1bから短尺な耳6aを突出させ
るとともに、コイル端面1bに端面紙7を配設してコイ
ル1を被覆する。
【0017】第2工程では、回転体10をコイル端面1
bに対向する位置まで進出させていき、各耳折り部材8
と接着剤塗布ガン9との間に外周紙6の耳部6aを位置
させる。これにより、接着剤塗布ガン9のノズル9a
は、耳部6aの内周面6bを臨む位置に配される。そし
て、回転体10を時計回りに1/5回転程度旋回させな
がら、接着剤塗布ガン9より接着剤を吐出させていく。
この操作により、耳部6aの内周面6b全周に接着剤9
bが塗布されていく(図3(a)参照)。
【0018】第3工程では、各耳折り部材8を同時に径
方向内方に移動させていく。これにより、折り込みバン
ド12は、当接面12aが当接する耳部6aを徐々にコ
イル端面1b側に折り込んでいきながら、エッジ1cに
規制されて鉛直方向に回動していき(図3(b)参
照)、鉛直状態となると当接面12aが当接する耳部6
aを端面紙7の外周部に直角に折り曲げる(図3(c)
参照)。この操作により、図4に示すように、耳部6a
は、所定ピッチで各折り込みバンド12に折り曲げられ
ていき、端面紙7の外周側に確実に接着された接着部6
cが形成されていく。また、接着部6c、6c間には、
耳山6dが形成される。
【0019】第4工程では、回転体10を、ピッチα×
1/2程度まで半時計回りに旋回させていく。この操作
により、各耳折り部材8の折り込みバンド12が、同時
に耳部6aに当接しながら移動して、接着領域を拡大し
て端面紙7に確実に接着していく(図5参照)。これと
ともに、図7に示すように、全ての未接着部(耳山6d
の未接着部)は、均一なはぜ折り形状(三角形状)の耳
伏せ部6eとして形成されていく。
【0020】最終工程では、回転体10を時計回りに旋
回させていく。この操作により、各耳折り部材8の折り
込みバンド12は、同時に時計回り方向の耳伏せ部6e
をコイル端面1b側に確実に折り伏せていく(図6参
照)。これにより、全ての耳伏せ部6eは、その内面6
b(外周紙の裏面)や内面に接着されている接着剤9b
も外部に露出させず、常に均一な折り目形状の美しいも
のとして折り伏せられていく(図6参照)。
【0021】次に、本発明の包装方法を、コイル外径の
異なる金属帯コイルの包装に適用した実験結果を示す。
コイル1の外径は、1650mm、1200mm、88
0mmの三種類であり、各外周紙6の耳部6aの突出量
は、130〜180mmに設定した。また、耳折り部材
8の配置数は20個であり、そのピッチαは、コイル外
径が1650mmでは260mm、コイル外径が120
0mmでは190mm、コイル外径が880mmでは1
40mmに設定した。
【0022】このようなコイル外径が異なる小径もしく
は大径の金属帯コイルに対して本発明の包装を行うと、
全ての場合において、外周紙6と端面紙7とが確実に接
着され、かつどの種類の外径であっても外周紙6の表面
のみが視認された。ここで、比較のため、第4工程及び
最終工程で示した各耳折り部材8の半時計回りと時計回
りの2工程を行わず、第3工程で形成した耳山6dをす
ぐに折り伏せる工程を行ってみたが、その場合には、図
9に示すように、耳伏せ部は不均一な折り目形状とな
り、かつ、その内面6bや接着剤9bが外部に露出し
た。
【0023】また、ピッチαを、上述した数値より大き
く設定した場合には、耳伏せ部の裏面が露出しやすい。
したがって、本実施例は、回転体10とともに旋回する
接着剤塗布ガン9よって耳部6aの内周面6bに接着剤
9bを塗布していき、各耳折り部材8を径方向内方に移
動させ、耳部6aを各折り込みバンド12により折り曲
げて端面紙7に接着された接着部6cを所定ピッチで形
成していき、回転体10とともに各耳折り部材8をピッ
チα×1/2程度の半時計回りに旋回させていくことに
より、接着部6c、6c間の耳山6dの一方の斜面6d
1 を接着して耳伏せ部6eを形成していき、回転体10
とともに耳折り部材8を時計回りに旋回させることによ
り、耳伏せ部6eをコイル端面1b側に確実に折り伏せ
ていくだけの簡単な動作の方法なので、複雑な操作や機
構を必要とせず、小スペースで小型設備が可能な装置を
提供することができるとともに、コイル1の外径変化が
あって、自動化された包装作業を容易に行うことができ
る。しかも、コイル端面1bがテレスコ巻き形状となっ
ていたとしても、コイル1の周囲には間隙が生じなく確
実に包装されて防錆対策が確実になされる。
【0024】また、接着部6c、6c間を耳折りバンド
12の旋回によって接着領域を拡大していくことにより
均一形状の耳伏せ部6eを形成していき、折り込みバン
ド12の逆旋回によって耳伏せ部6eをコイル端面1b
側に確実に折り伏せていく方法を行っているので、全て
の耳伏せ部6eを、その内面(外周紙6の裏面)や内面
に塗布されている接着剤9bも視認させずに、常に均一
な折り目形状の美しいものとして折り伏せていくことが
できる。また、外周紙6が厚紙であっても、確実な折り
目形状を得ることができる。
【0025】なお、図1に示すように、外周紙6の重な
り部6iの内側は、巻きぐせのためコイル端面1b側へ
垂れる場合がある。そこで、本実施例においては、所定
の耳折り部材8を重なり部6iの直上に配設して作業を
行うと、正常な折り伏せ形状をえることができる。ま
た、接着剤塗布ガン9の旋回も、重なり部6iの下側紙
の巻き方向に沿って旋回させることにより、正常に耳部
6aの内面6bに接着剤9bを接着することができる。
【0026】さらに、本実施例において,耳折り部材8
及び接着剤塗布ガン9を自身に配設する回転体10の構
造はこれに限るものではなく、耳折り部材8及び接着剤
塗布ガン9をコイル端面1bに進退移動させ、かつ半径
方向に移動させ、さらにコイル1の軸P回りに回転させ
る構造を有していれば、他の構造であってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、金属帯コイルの外周に外周紙を巻き付けてコイル端
面から短尺な耳部を突出させるとともに、両コイル端面
を覆うように端面紙を装着した状態で前記耳部の内周面
に接着材を塗布し、耳部に所定ピッチで対向する複数の
耳折り部材によって耳部を端面紙側に半径方向に移動さ
せていくことにより、折曲された耳部は端面紙に確実に
接着して接着部が形成され、各耳折り部材を円周方向に
所定ピッチより小さい角範囲で旋回させることにより、
接着領域を拡大して隣接する接着部との間に、同一形状
の複数の耳伏せ部を形成し、各耳折り部材を耳伏せ部形
成時の旋回と逆方向に旋回させていくことにより、同一
形状の各耳伏せ部をコイル端面側に全て折り伏せていく
方法なので、複雑な操作や機構を必要とせず、小スペー
スで小型設備が可能な装置を提供することができるとと
もに、金属帯コイルの外径変化があっても自動化された
包装作業を正常に行うことができる。
【0028】また、コイル端面がテレスコ巻き形状とな
っていたとしても、金属帯コイルの周囲には間隙が生じ
なく確実に包装されて防錆対策を確実に行うことができ
る。さらに、全ての耳伏せ部を、その内面や内面に設け
られている接着材も外部に露出させず、常に均一な折り
目形状の美しいものとして折り伏せていくことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外周紙と端面紙とからなる包装紙
を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る耳折り部材等の配置を示す概略図
である。
【図3】耳折り部材の耳の折り込み状態を示す図であ
る。
【図4】所定のピッチで配置された複数の耳折り部材に
より形成された接着部を示す概略図である。
【図5】耳折り部材の旋回により形成された耳伏せ部を
示す概略図である。
【図6】耳折り部材の逆旋回により耳伏せ部がコイル端
面に折り伏せられた状態を示す概略図である。
【図7】本発明により形成された耳伏せ部を示す図であ
る。
【図8】本発明により包装された金属帯コイルを示す斜
視図である。
【図9】本発明の方法を行わずに耳伏せ部をコイル端面
に折り伏せた状態を示す図である。
【図10】金属帯コイルの従来の包装工程を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 金属帯コイル 1b コイル端面 1c エッジ 5 包装紙 6 外周紙 6a 短尺な耳部 6b 耳の内面 6c 接着部 6d 耳山 6d1 耳山の一方の斜面 6e 耳伏せ部 7 端面紙 8 耳折り部材 9b 接着剤(接着材) 12 折り込みバンド 12a 当接面 α 複数の耳折り部材が配置されているピッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 谷口 茂樹 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 井田 幸夫 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 江原 真 千葉県千葉市中央区川崎町1番地 川崎製 鉄株式会社千葉製鉄所内 (72)発明者 山川 正夫 千葉県千葉市中央区今井2丁目18番6号 親和パッケージ株式会社千葉営業所内 (72)発明者 岩田 正雄 千葉県千葉市中央区今井2丁目18番6号 親和パッケージ株式会社千葉営業所内 (72)発明者 岩野 健二 千葉県千葉市中央区今井2丁目18番6号 親和パッケージ株式会社千葉営業所内 (72)発明者 石井 勇 愛媛県川之江市川之江町1514 川之江造機 株式会社内 (72)発明者 杉 政道 愛媛県川之江市川之江町1514 川之江造機 株式会社内 (72)発明者 鈴木 孝 愛媛県川之江市川之江町1514 川之江造機 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属帯コイルの外周に、両コイル端面か
    ら短尺な耳部を突出させるように外周紙を巻き付けると
    ともに、前記両コイル端面を覆うように端面紙を装着し
    た状態で、前記外周紙の耳部の内周面に接着材を塗布
    し、次いで前記耳部に所定ピッチで対向して配設した複
    数の耳折り部材によって当該耳部を前記端面紙側に半径
    方向に折曲接着して接着部を形成し、次いで前記耳折り
    部材を円周方向に前記所定ピッチより小さい角範囲で旋
    回させることにより接着領域を拡大して隣接する接着部
    との間に耳伏せ部を形成し、次いで前記耳折り部材を前
    記耳伏せ部形成時の旋回と逆方向に旋回させて、前記耳
    伏せ部をコイル端面側に折り伏せることを特徴とする金
    属帯コイルの包装方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107161374A (zh) * 2017-06-27 2017-09-15 刘建业 钢材包装方法及钢材包装机
CN111003280A (zh) * 2019-12-24 2020-04-14 福建恒安集团有限公司 一种纸品包装方法

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