JPH07163494A - 電気掃除機の吸込口体 - Google Patents

電気掃除機の吸込口体

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JPH07163494A
JPH07163494A JP31562893A JP31562893A JPH07163494A JP H07163494 A JPH07163494 A JP H07163494A JP 31562893 A JP31562893 A JP 31562893A JP 31562893 A JP31562893 A JP 31562893A JP H07163494 A JPH07163494 A JP H07163494A
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JP
Japan
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rotary blade
suction port
chamber
main body
electric motor
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JP31562893A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Otsu
育弘 大津
Toshihiko Nagashima
俊彦 長島
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ギア部54を、本体部47の中間部の所定位置に
スパイラル状の溝部46に沿って捻りながら嵌合する。本
体部47の両端側から溝部46にブレード部48を係合固定
し、両端の軸体50に軸部51を回転自在に取り付け、回転
ブレード45を形成する。回転ブレード45のギア部54と電
動機60のプーリ61とに動力伝達用のベルト65を掛け渡
す。電動機60を下部本体ケース12の電動機室19内に配設
し、回転ブレード45の軸部51を軸受52に係合し、回転ブ
レード45を吸込室18内に回転自在に軸支する。仕切体23
にて電動機60を覆い、連通管40を仕切体23に軸支し、上
部本体ケース13を下部本体ケース12に係合させ、吸込口
本体11を形成する。 【効果】 ギア部54に作用するベルト65の張力が、回転
ブレード45の両端に作用し、回転ブレード45が偏芯せず
安定して回転できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動手段にて回転駆動
する回転体を有した電気掃除機の吸込口体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機の吸込口体と
しては、例えば、図5に示す構成が知られている。
【0003】この図5に示す電気掃除機の吸込口本体70
は、上部本体ケース71および下部本体ケース72の2つの
部材から形成され、吸込口本体70には、進行方向側であ
る前側に略左右方向に横長の吸込室73と、後側に吸込室
73に連通する風路室74とを区画形成している。
【0004】さらに、この風路室74の一端側に位置し、
回転ブレード75を駆動伝達用のベルト76を介して回転さ
せる電動機77を配設した電動機室78と、風路室74の他端
側に位置し、進行方向を検出する図示しない進行方向検
出手段からの検出信号を変換し、電動機77の駆動を制御
する複数の回路基板79a を有する制御手段79を配設した
制御室80とを区画形成している。そして、床面と対向す
る吸込口本体70の下面に、吸込室73の吸込口81を開口形
成している。
【0005】また、吸込口本体70の後部中央に、連通管
83を回動軸84により上下方向の所定角度に回動自在に取
り付けている。この連通管83は、前端部に形成した連通
部85が風路室74の内部に位置し、吸込室73の略中央部に
対向し、この吸込室73に風路室74を介して連通する。一
方、連通管83の後端部が吸込口本体70から後側外方へ突
出し、この後端部には、屈曲した接続管86の前端部を回
転自在に接合している。なお、この接続管86は、図示し
ない延長管を介してホース体に着脱自在に接続し、さら
に電気掃除機本体に接続する。そして、吸込室73は、風
路室74、連通管83、接続管86、図示しない延長管および
ホース体を介して電気掃除機本体の集塵室に連通する。
【0006】一方、吸込室73には、回転ブレード75が、
軸方向の両端に回転自在に設けた軸部88を、上部本体ケ
ース71および下部本体ケース72に設けた軸受89に係止
し、下端を吸込口81から突出させて回転自在に軸支して
いる。また、回転ブレード75の一端に、プーリ90を設
け、このプーリ90と電動機77の出力軸に設けたプーリ91
とにベルト76を掛け渡して、電動機77の回転駆動により
回転ブレード75を回転させる。
【0007】なお、ホース体および延長管に、図示しな
い電源コードを介して電気掃除機本体に供給する電源を
吸込口本体70の電動機77に供給する電源線を設け、連通
管83および接続管86に、電気掃除機本体からの電源を供
給するリード線93を設け、制御手段79に接続し、連通管
83の下方に配設したリード線93にて制御手段79から電動
機77に接続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気掃除機の吸込口本体70は、回転ブレード75を端
部に設けたプーリ90にて回転させるため、プーリ90が位
置する回転ブレード75の一端側にベルト76の張力による
引っ張り力が掛り、回転ブレード75の回転が偏芯して振
動が生じやすく、騒音が発生することがある。
【0009】そして、この回転ブレード75の偏芯による
振動を防止するために、プーリ90を別体の回転ブレード
75にて軸方向に挟持し、プーリ90を回転ブレード75の軸
方向の中間に位置するように設けることも考えられる。
しかし、別体の回転ブレード75を同軸となるようにプー
リ90を挟持して回転ブレード75を形成することは困難
で、回転ブレード75自体が偏芯していまい、回転中に振
動が生じやすくなり、騒音が発生する場合もある。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み、回転体が安
定して回転し振動を防止した電気掃除機の吸込口体を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機の吸
込口体は、下面に吸込口を開口するケース体と、このケ
ース体に収納され回転駆動する駆動手段と、この駆動手
段の回転を伝達する伝達手段と、軸方向に溝部が設けら
れ前記ケース体に下面に対向して回転自在に軸方向の両
端が軸支された軸部材およびこの軸部材の前記溝部に係
合されるブレード部を設けた回転体と、前記軸部材に摺
動可能に嵌着して前記回転体の中間部に設けられ前記伝
達手段に係合されて前記回転体を回転させるギア部とを
具備したものである。
【0012】
【作用】本発明の電気掃除機の吸込口体は、ギア部を軸
部材に軸方向に摺動可能に嵌着させ、軸部材の溝部にブ
レード部を係合させて、駆動手段の回転駆動を伝達する
伝達手段が係合されるギア部を回転体の中間部の所定の
位置に設けたため、回転体の回転の偏芯および回転体自
体の偏芯を防止し、回転体が安定して回転し、振動を防
ぐ。
【0013】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の吸込口体の一実
施例を図面を参照して説明する。
【0014】図1ないし図3において、11は進行方向に
対して横長の吸込口本体で、この吸込口本体11は、下部
本体ケース12と、この下部本体ケース12の上に結合固定
される上部本体ケース13とが、上下部本体ケース12,13
の前面を含む周面に沿ってバンパ14を挟持して接合され
て、矩形状のケース体15が形成されている。
【0015】また、下部本体ケース12は、上面に略垂直
にリブ部17が形成されて、進行方向側である前側に略左
右方向に横長の吸込室18が区画形成されるとともに、後
側略中央に電動機室19と、この電動機室19の一端側に位
置する軸室20と、この電動機室19の他端側に位置する制
御室21とが区画形成されている。さらに、下部本体ケー
ス12の上面略中央には、電動機室19を覆うように仕切体
23が取り付けられている。
【0016】そして、この仕切体23は、略長方形状の平
板部24と、この平板部24の長手方向の一側が下方に斜め
に折曲形成されたテーパ部25と、長手方向の他側が下方
に略垂直に折曲形成された外壁部26とから断面略コ字状
に形成されている。また、平板部24の前側上面には、長
手方向に沿って凹弧状の彎曲部27が形成されている。
【0017】さらに、仕切体23は、平板部24の長手方向
の両端に側壁部29が略垂直に形成されて、略H字状に形
成され、これら側壁部29の上下縁の略中央は、半円状に
切り欠かれ、上方側に軸支部30が形成され、下方側に挿
通部31が形成されている。
【0018】そして、この仕切体23は、テーパ部25、側
壁部29および外壁部26の下端が下部本体ケース12のリブ
部17の上端に接合されて、電動機室19が区画形成され、
テーパ部25の上面が吸込室18に連続して、このテーパ部
25と側壁部29とにて、吸込室18に連通する風路室33が区
画形成されている。さらに、下部本体ケース12は、図示
しない床面と対向する下面に、吸込室18の吸込口34が開
口形成されている。
【0019】また、軸室20および制御室21には、後方に
開口するように凹状の走行輪室35がそれぞれ形成され、
この走行輪室35の側壁には、従動後輪36を回転自在に軸
支する図示しない軸を支持する軸孔38が対向して穿設さ
れている。
【0020】さらに、吸込口本体11の後部中央には、連
通管40が取り付けられている。
【0021】そして、この連通管40は、吸込室18内に向
かって水平方向に横長のらっぱ状に拡開形成された連通
部41が形成され、この連通部41の側面にそれぞれ略垂直
に円筒状に突出形成された回動軸42が、仕切体23の側壁
部29の軸支部30および上部本体ケース13の下面に形成さ
れた図示しないリブ部にて挟持軸支され、連通管40は、
連通部が電動機室19の上方に位置して、所定角度に回動
自在に取り付けられている。
【0022】さらに、連通部41の下端縁は、仕切体23の
平板部24の彎曲部27に当接するとともに、上端縁は、上
部本体ケース13の下面に当接し、連通管40が回動されて
も気密となるようになっている。そして、この連通管40
は、前端部が風路室33の内部に位置し吸込室18の略中央
部に対向し、この吸込室18に風路室33を介して連通する
ように、取り付けられている。
【0023】一方、連通管40の後端部が吸込口本体11か
ら後側外方へ突出し、この後端部には、屈曲した接続管
44の前端部が接合されている。この接続管44は、図示し
ない延長管を介してホース体に着脱自在に接続され、さ
らに電気掃除機本体に接続する。そして、吸込室18は、
風路室33、連通管40、接続管44、図示しない延長管およ
びホース体を介して電気掃除機本体の集塵室に連通す
る。
【0024】また、吸込室18には、回転体としての回転
ブレード45が設けられている。そして、回転ブレード45
は、外周面にスパイラル状に複数の溝部46が形成された
円柱状の軸部材としての本体部47に、可撓性を有する壁
状のブレード部48が、溝部46に係合固定されて形成され
ている。さらに、回転ブレード45には、長手方向の両端
に突出する軸体50に軸部51が回転自在に設けられ、この
軸部51がケース体15に設けた軸受52に係合され、回転ブ
レード45がケース体15に回転自在に支持されている。
【0025】なお、回転ブレード45は、例えば板の間な
どの平坦な床面には接触せず、例えば絨毯や畳などの弾
性変形する床面に接触するように、回転ブレード45の下
端部が吸込口34から僅かに下方に突出して設けられてい
る。
【0026】さらに、回転ブレード45の略中央から一端
側の中間部、すなわち、回転ブレード45の端部から距離
をおいた位置に、ギア部54が設けられている。そして、
このギア部54は、筒状に形成され、軸方向の両端部には
フランジ部55が形成されている。
【0027】さらに、ギア部54の外周面にはギア56が設
けられ、内周面は、回転ブレード45の本体部47に軸方向
の一端側から嵌合可能に回転ブレードの本体部47の断面
形状と同形状にスパイラル状に形成されている。すなわ
ち、ギア部54の内周面には、本体部47の各溝部46に係合
する突部54a がそれぞれ突設され、内周面が本体部47の
外周面に合致する形状となっている。
【0028】そして、ギア部54は、回転ブレード45の本
体部47に軸方向の非端部である中間部に嵌合され、この
ギア部54の両端に位置する本体部47の溝部46にブレード
部48が係合固定され、ギア部54がブレード部48,48にて
位置決めされている。
【0029】なお、回転ブレード45が床面に当接して
も、ギア部54は床面に当接しないように回転ブレード45
より径小に形成されている。
【0030】また、吸込口本体11の進行方向の前部両側
に下部本体ケース12の下面より突出して、それぞれ補助
輪58が回転自在に支持され、吸込口本体11は、これら補
助輪58および従動後輪36が図示しない床面上に接地さ
れ、床面上を走行可能になっている。
【0031】また、吸込口本体11の前面下部に床面に向
かって突出し、吸込室18の気密性を向上させ、かつ、壁
際の塵埃の集塵性を向上するように、図示しないシール
リップが形成されている。
【0032】一方、電動機室19には、回転ブレード45を
回転させる駆動手段としての電動機60が配設されてい
る。そして、この電動機60には、先端にプーリ61が固定
された出力軸62が設けられ、この出力軸62が仕切体23の
一方の挿通部31より軸室20に挿通されるとともに、電源
を供給するリード線63が仕切体23の他方の挿通部31より
制御室21に挿通されて、電動機60が電動機室19内に配設
されている。
【0033】また、動力伝達用のベルト65が、電動機60
の出力軸62のプーリ61および回転ブレード45に嵌合され
たギア部54のギア56に、電動機60からの出力が、ベルト
65を介して回転ブレード45が進行方向に対して逆回転と
なるように掛け渡されている。
【0034】なお、このベルト65は、ギア部54の両端の
フランジ部55により、ギア部54から外れないように掛け
渡されている。
【0035】さらに、制御室21には、進行方向を検出す
る図示しない進行方向検出手段からの検出信号を変換
し、電動機60の駆動を制御する制御手段68が配設されて
いる。そして、この制御手段68には、連通管40から引き
出された電気掃除機本体からの電源を、ホース体および
延長管に設けられた図示しない電源線を介して供給する
リード線69が接続されるとともに、進行方向検出手段お
よび電動機60にリード線63を介して結線されている。
【0036】次に、上記一実施例の動作について説明す
る。
【0037】まず、回転ブレード45の組み立てについて
説明すると、図4に示すように、ギア部54の内周面に形
成された各突部54a を本体部47に形成された各溝部46に
位置合わせし、スパイラル状の溝部46に沿ってギア部54
を捻りながら突部54a を溝部46にそれぞれ嵌合し、ギア
部54を摺動させて本体部47の軸方向の中間に位置させ
る。
【0038】次に、本体部47の両端側からギア部54を挟
持するように、ギア部54の両端に位置する本体部47の溝
部46にブレード部48を係合固定させて、ギア部54の本体
部47に対して軸方向の位置決めをし、必要に応じてギア
部54を本体部47に接着して固定し、回転ブレード45を形
成する。
【0039】次に、回転ブレード45のギア部54と電動機
60のプーリ61とに動力伝達用のベルト65を掛け渡し、電
動機60を下部本体ケース12の電動機室19内に配設すると
ともに、回転ブレード45の軸部51を下部本体ケース12の
軸受52に係合させ、回転ブレード45を吸込室18内に下端
が吸込口34から僅かに下方に突出して回転自在に軸支す
る。
【0040】そして、仕切体23を電動機60を覆うように
下部本体ケース12に取り付け、接続管44を取り付けた連
通管40を仕切体23に軸支し、上部本体ケース13を下部本
体ケース12に係合させて、吸込口本体11を形成する。
【0041】また、掃除を行う際、図示しない電気掃除
機本体にホース体および延長管を介して吸込口本体11を
接続する。次に、ホース体の延長管側の端部を把持しな
がら押動して、吸込口本体11を床面に接触させながら前
後に走行させる。
【0042】まず、進行方向検出手段で吸込口本体11の
進行方向および走行速度などを検出する。この検出した
信号を制御手段68にて判断し、電動機60を所定の方向お
よび回転数に回転駆動させる。この電動機60の回転駆動
によってベルト65を介してギア部54とともに回転ブレー
ド45が吸込口本体11の進行方向に反する方向に回転さ
れ、回転ブレード45が床面より塵埃を効率よく掻き取
る。
【0043】このようにして、床面から吸込口34を介し
て吸込室18に吸い込まれた塵埃は、風路室33、連通管4
0、接続管44、延長管およびホース体を介して電気掃除
機本体の集塵室に集塵される。
【0044】上記実施例によれば、回転ブレード45の中
間部に設けたギア部54に、電動機60の回転駆動を伝達す
るベルト65を掛け渡したため、電動機60の回転駆動によ
りベルト65の張力がギア部54に引っ張り力として作用し
ても、この引っ張り力は回転ブレード45の両端に設けた
各軸部51にそれぞれ分解されて作用する。したがって、
回転ブレード45の回転が偏芯することなく安定して回転
でき、偏芯回転による振動を防止して、騒音の発生を防
止できる。
【0045】さらに、回転ブレード45の本体部47を1つ
の部材にて構成できるため、本体部47をギア部54の両側
に位置する2つの部材から構成した場合に比べて、本体
部54自身の偏芯を防ぐことができる。したがって、回転
ブレード45の回転による振動を抑えることができる。さ
らに、ギア部54の突部54a を本体部47の溝部46に嵌合し
ているため、ギア部54の本体部47に対する回転を防止で
きるので、電動機60からの回転力が確実に伝達される。
【0046】また、ギア部54を回転ブレード45の中間部
の任意の位置に適宜取り付けられるため、電動機60の配
設位置が異なるなどの吸込口本体11の形式が異なる場合
や、吸込口本体11の改良などにより、ベルト65を回転ブ
レード45に掛け渡す位置が異なる場合でも、ギア部54を
適宜所定の位置に取り付け、ベルトを掛け渡せるように
でき、共通部品として利用でき、汎用性が向上し利用効
率を向上できる。
【0047】さらに、重量の重い電動機60を吸込口本体
11の連通管40にて支持される支点の下方に位置させて配
設したため、吸込口本体11の左右方向の重量バランスが
平均化され、吸込口本体11の取扱いが容易となり、掃除
作業性を向上することができる。また、電動機60とこの
電動機60の駆動を制御する制御手段68とが隣接するた
め、リード線63による配線が容易で、組立作業性が向上
できる。
【0048】さらに、電動機60を横長らっぱ状の連通部
41を有する連通管40の下方に配設したことにより、吸込
効率を低減させずに、従来電動機60が配設されていた軸
室20に電動機60分のスペース分を小型化することができ
るとともに、吸込口本体11の長手方向の端部に軸室20を
区画形成する必要がなく、吸込口本体11の長手方向の長
さ寸法を短くでき、吸込口本体11を小型化できる。
【0049】また、風路室33の下方に電動機60が位置す
るため、電動機60の冷却効率も向上できる。
【0050】なお、本実施例において、キャニスタ型の
電気掃除機に限らず、吸込口本体11が電気掃除機本体の
下面に直接形成されたアップライト型、その他、電気掃
除機本体と吸込口本体11とが一体化された自走式の電気
掃除機などにも適用することができる。
【0051】
【発明の効果】本発明の電気掃除機の吸込口体によれ
ば、ギア部を軸部材に摺動可能に嵌着させ、軸部材の溝
部にブレード部を係合させて、駆動手段の回転駆動を伝
達する伝達手段が係合されるギア部を回転体の中間部の
所定の位置に設けたため、回転体の回転の偏芯を防止で
きるとともに、軸部材を1つの部材で構成するため、回
転体自体の偏芯も防止できるので、回転体を安定して回
転でき、振動を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の吸込口体の一実施例を示
す一部を切り欠いた平面図である。
【図2】同上側面断面図である。
【図3】同上分解斜視図である。
【図4】同上回転ブレードを示す一部を切り欠いた分解
斜視図である。
【図5】従来例の電気掃除機の吸込口体を示す一部を切
り欠いた平面図である。
【符号の説明】
11 吸込口本体 15 ケース体 34 吸込口 45 回転体としての回転ブレード 46 溝部 47 軸部材としての本体部 48 ブレード部 54 ギア部 60 駆動手段としての電動機 65 伝達手段としてのベルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面に吸込口を開口するケース体と、 このケース体に収納され回転駆動する駆動手段と、 この駆動手段の回転を伝達する伝達手段と、 軸方向に溝部が設けられ前記ケース体に前記吸込口に臨
    んで回転自在に軸支された軸部材およびこの軸部材の前
    記溝部に係合されるブレード部を設けた回転体と、 前記軸部材に軸方向に摺動可能に嵌着して前記回転体の
    中間部に設けられ前記伝達手段に係合されて前記回転体
    を回転させるギア部とを具備したことを特徴とする電気
    掃除機の吸込口体。
JP31562893A 1993-12-15 1993-12-15 電気掃除機の吸込口体 Pending JPH07163494A (ja)

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