JPH0716296B2 - 電動機の相間絶縁板 - Google Patents

電動機の相間絶縁板

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JPH0716296B2
JPH0716296B2 JP60113345A JP11334585A JPH0716296B2 JP H0716296 B2 JPH0716296 B2 JP H0716296B2 JP 60113345 A JP60113345 A JP 60113345A JP 11334585 A JP11334585 A JP 11334585A JP H0716296 B2 JPH0716296 B2 JP H0716296B2
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JP
Japan
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coil
insulating plate
interphase insulating
electric motor
layer coil
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JPS61273153A (ja
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信男 米内山
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Fujitsu General Ltd
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Fujitsu General Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K3/00Details of windings
    • H02K3/32Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation
    • H02K3/38Windings characterised by the shape, form or construction of the insulation around winding heads, equalising connectors, or connections thereto
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/10Applying solid insulation to windings, stators or rotors
    • H02K15/105Applying solid insulation to windings, stators or rotors to the windings

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明は、電動機の固定子鉄心に装着される異相コイ
ルの各コイルエンドを電気的に絶縁するための相間絶縁
板に関するものである。
[発明の技術的背景] 異相巻線の各コイルエンドは、最終組立段階において互
いに重ね合せられた状態で紐縛りされるため、それらの
間を電気的に絶縁する必要がある。そこで、従来におい
ては、例えば特開昭55−8243号に開示されているよう
に、フィルム状の相間絶縁体を予め円筒状に形成し、コ
イルを固定子鉄心に自動挿入する際、その相間絶縁体を
各コイルエンド間に自動的に配置するようにしている。
しかしながら、相間絶縁体は、上記の如く円筒状である
ため、コイルエンドを紐縛りする際、その紐の締付力に
てコイルエンドに沿って丸められるのでそのコイルエン
ドの基端部(固定子鉄心のスロット内から外部へ引出さ
れる部分)から浮び上ってその部分における絶縁がとれ
なくなる虞れが多分にある。
[発明の目的] この発明は上記した従来の欠点に鑑みなされたもので、
その目的は、異相巻線の各コイルエンドを紐縛りする
際、そのコイルエンドの基端部から浮び上ることがな
く、コイルエンドの各基端部間をも確実に絶縁し得るよ
うにした電動機の相間絶縁板を提供することにある。
[実 施 例] 以下、この発明を添付図面に示されている実施例を参照
しながら詳細に説明する。
第1図には、単相4極24スロットの電動機に適用される
この発明による相間絶縁板1の一実施例が示されてい
る。そこでまず、第2図(a)を参照しながら、単相4
極24スロットの電動機の巻線構成を手短かに説明する。
この電動機は、主巻線(外層コイル)2と、補助巻線
(内層コイル)3とを有し、それらの巻線2,3には例え
ば位相が90度ずらされた電流が供給されるようになって
いる。この場合、主巻線2と補助巻線3は、各極におけ
る波形を可及的に正弦波に近似させるため、ダブルコイ
ル構成となっている。すなわち、主巻線2は、互いに直
列接続されていて、かつ、隣り合うもの同士が逆方向に
巻回されてなる4つのコイル部4a〜4dを含む第1コイル
4と、同様に互いに直列接続されていて、かつ、隣り合
うもの同士が逆方向に巻回されてなる4つのコイル部5a
〜5dを含みそれらの各コイル部が上記第1コイル部4a〜
4dの内側に位置するスロット内に挿入される第2コイル
5とからなる。補助巻線3も同様に、上記コイル部4a〜
4dと同じような巻構造を有していてそれらとは所定角度
ずらされたスロット内に挿入されるコイル部6a〜6dを含
む第1コイル6と、上記コイル部5a〜5dと同じような巻
線構造であって第1コイル6の各コイル部6a〜6dの内側
スロット内に挿入されるコイル部7a〜7dを含む第2コイ
ル7とからなる。したがって、図示の例では、第2番
目、第5番目、第8番目、第11番目、第14番目、第17番
目、第20番目および第23番目の各スロット内に異相巻線
である主巻線2側の第2コイル5と補助巻線3側の第2
コイル7とが重なり合うように挿入されることになる。
上記主巻線2と補助巻線3は、第3図に例示されている
ように、ワイヤガイドブレード11を有する公知の自動挿
入機10によって固定子鉄心12のスロット内に挿入される
のであるが、この相間絶縁板1はその自動挿入時に各巻
線2,3のコイルエンド間に自動的に配置されるようにな
っている。すなわち、この相間絶縁板1は、ポリエステ
ルやポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂フイルム
の環状体からなり、その中央部には、上記固定子鉄心12
の内径よりも実質的に大きな内径を有する開口13が穿設
されている。この実施例においては、開口13はほぼ正方
形状をなし、それらの各辺には4つの舌片14a〜14dがそ
れぞれ突設されている。これらの舌片のうち、第2図
(b)から明らかなように、外側に配置されている2つ
の舌片14a,14dは異相巻線が重なり合うように挿入され
る各スロットに対応し、この舌片14a,14dを第1の舌片
と呼ぶ。これに対して、内側の配置されている2つの舌
片14b,14cは、一方の巻線のみが挿入されるスロットに
対応しているが、この舌片14b,14cは上記ワイヤガイド
ブレード11間に係合してこの相間絶縁板1の取付位置を
決めるとともにその脱落等を防止するためのものであっ
て、これを第2の舌片と呼ぶ。そして、これらの各舌片
の基端部間には、コイルエンドを紐縛りする際の紐を逃
がすための溝16が形成されている。
また、この相間絶縁板1の外側四隅には、巻線2,3の各
コイルエンド間に配置される際に筒状を呈するようにす
るための切欠き15が設けられている。この場合、切欠き
15は円弧状に形成されていて、これにより、筒状に折曲
げられる際、その折曲げ部分に応力が集中して簡単には
破れないようにしている。
上記した構成において、この相間絶縁板1は、第2の舌
片14b,14cをワイヤガイドブレード11の間隙内に係合さ
せることにより自動挿入機10に装着される。この場合、
各第1の舌片14a,14dが第2図に示されているように、
2番目、第5番目、第8番目、第11番目、第14番目、第
17番目、第20番目および第23番目の各スロットに対応す
るように位置決めされる。なお、第3図および第4図に
示されているように、固定子鉄心12のスロット18内には
すでに主巻線2が挿入されており、かつ、そのスロット
18内には補助巻線3との絶縁を図るウェッジ19が挿入さ
れているものとする。この状態において、挿入ヘッド17
を上昇させることにより、補助巻線3がスロット18内に
自動挿入されるのであるが、これに伴って相間絶縁板1
は筒状に変形されつつ主巻線2と補助巻線3の各コイル
エンド間に配置されるとともに、第1の舌片14a,14dの
各々は、第5図に示されているように、各巻線のコイル
エンドの基端部(スロットから引出される部分)間に入
り込むことになる。これにより、コイルエンドの基端部
に至るまで相間絶縁が施こされることになる。しかるの
ち、各巻線2,3のコイルエンドが紐縛りされるのである
が、上記したように各舌片の基端部間には溝16が形成さ
れているため、紐縛りによってこの相間絶縁板1が不用
意にずらされるようなことはない。
なお、上記各舌片14a〜14dの長さは任意に選ぶことがで
きるが、ワイヤガイドブレード11への取付けをより確実
にするには、第2の舌片14b,14cを第1の舌片14a,14dよ
りも長くすればよい。これに対して、第1の舌片14a,14
dのみでワイヤブレード11への取付けが十分に行なえる
ような場合には、殊更、第2の舌片14b,14cを設ける必
要はない。また、この相間絶縁板1の開口13の内周長L
(但し、各舌片の突出部分を除く)は、固定子鉄心12の
内径をD1、外径をD2とすると、πD1<L<πD2であり、
好ましくはこの範囲内において第1の舌片14a,14dがス
ロット18の中央部分に位置するような値に選ぶとよい。
第6図には、単相6極24スロットの電動機に適用される
相間絶縁板1′が示されている。すなわち、この電動機
においては、第7図(a)に示されているように、主巻
線2′、補助巻線3′とも、上記実施例と同様の巻線構
造を有する6つのコイル部を含む第1および第2コイル
を備えている関係上、この相間絶縁板1′にはほぼ正六
角形状に打抜かれた開口13′が設けられている。そし
て、この開口13′の各辺には、3つの舌片20a〜20cがそ
れぞれ突設されており、そのうち外側に位置する20a,20
cが第1の舌片であり、この第1の舌片20a,20cは、異相
巻線が重なり合うように挿入される例えば偶数番目のス
ロットに対して配置され、その中央に位置する舌片20b
は、ワイヤガイドブレード11に対する取付位置決め手段
として作用する第2の舌片となる。もっとも、第1の舌
片20a,20cのみでワイヤガイドブレード11に対する取付
位置決め作用が十分なされるのであれば、この第2の舌
片20bはなくともよい。
なお、この変形実施例においても、上記実施例と同様
に、各舌片20a〜20cの各基端部間には紐縛り時の紐を逃
がすための溝6がそれぞれ形成されているが、この溝16
は舌片20a〜20cの長さと相対的な関係にあり、その長さ
が十分に長く採れるような場合には殊更設ける必要もな
い。
[効果] 上記した実施例の説明から明らかなように、この発明に
よれば、異相巻線の各コイルエンドを紐縛りする際、そ
の紐によってコイルエンドの基端部から浮び上ることが
なく、各コイルエンドの基端部間などをも確実に絶縁を
施すことができる電動機の相間絶縁板が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による相間絶縁板の一実施例を示した
平面図、第2図(a)は単相4極24スロットの電動機の
固定子巻線の配置図、同図(b)は第1図に示されてい
る相間絶縁板の展開図、第3図は固定子鉄心と自動挿入
機とを分離して示す斜視図、第4図は同相間絶縁板を自
動挿入機にてコイルとともに固定子鉄心に組付ける状態
を示す断面図、第5図は同相間絶縁板のコイルエンド間
に配置された状態を示す要部斜視図、第6図は単相6極
24スロットの電動機に適用される相間絶縁板の変形実施
例を示す平面図、第7図(a)は同電動機の固定子巻線
の配置図、同図(b)は第6図に示されている相間絶縁
板の展開図である。 図中、1,1′は相間絶縁板、2,2′は主巻線、3,3′は補
助巻線、10は自動挿入機、11はワイヤガイドブレード、
12は固定子鉄心、13,13′は開口、14a,14d,20a,20cは第
1は舌片、14b,14c,20bは第2の舌片、15は切欠きであ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定子鉄心に形成されている複数のスロッ
    ト内に外層コイルと内層コイルとを特定のスロット内で
    はそれらが重なり合うように所定角度ずらせて挿入して
    なる電動機における上記外層コイルおよび内層コイルの
    各コイルエンドを電気的に絶縁する電動機の相間絶縁板
    において、 上記固定子鉄心の内径よりも大きな開口を有する環状体
    からなり、その開口端縁には、上記外層コイルと内層コ
    イルとが重なり合うように挿入される特定スロットの開
    口内に突出する長さを有し、上記外層コイルと内層コイ
    ルの各コイルエンドの基端部間に挿入される複数の第1
    の舌片と、これら第1の舌片の間にあって、コイル挿入
    治具であるワイヤガイドブレード間に係合して当該相間
    絶縁板の取付位置決め作用をなす第2の舌片とが形成さ
    れているとともに、上記各舌片の基端部間には上記各コ
    イルエンドを紐縛りする際、その紐を逃すための溝が設
    けられており、かつ、上記還状体の外周縁には、当該環
    状体が上記各コイルエンド間に配置される際に円筒状に
    折曲げられるようにするための複数の切欠きが等角度間
    隔で設けられていることを特徴とする電動機の相間絶縁
    板。
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EP1109293B1 (en) * 1999-12-14 2007-11-28 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Alternator and method of manufacture therefor

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JPS55150745A (en) * 1979-05-11 1980-11-22 Mitsubishi Electric Corp Interphase insulating device of motor

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