JPH07162827A - 多地点通信方法および通信端末 - Google Patents

多地点通信方法および通信端末

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JPH07162827A
JPH07162827A JP5305129A JP30512993A JPH07162827A JP H07162827 A JPH07162827 A JP H07162827A JP 5305129 A JP5305129 A JP 5305129A JP 30512993 A JP30512993 A JP 30512993A JP H07162827 A JPH07162827 A JP H07162827A
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communication terminal
video
communication
conversation partner
signal
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Application number
JP5305129A
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Itaru Mimura
到 三村
Taizo Kinoshita
泰三 木下
Mitsuru Ubusawa
満 生澤
Katsumi Tada
勝己 多田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多地点テレビ会議システムにおいて、会話の
当事者(発言者および発言相手)を特定する。 【構成】 相関性解析回路9は、自テレビ会議サイト3
2で発生した音響信号asと他テレビ会議サイト1,
2,…で発生した音響信号a1〜a4との相関関係の強
弱に基づいて、自テレビ会議サイト32の会話相手を特
定する。システム制御装置10は、特定された会話相手
の映像の表示位置の近くのカメラで撮影した映像信号を
選択する。 【効果】 会話相手が互いに目線を合せる感じとなり、
臨場感を高められる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多地点通信方法および
通信端末に関し、さらに詳しくは、会話の当事者(発言
者および発言相手)を特定することが出来る多地点通信
方法および通信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】図16に、在席型のテレビ会議システム
の従来例を示す。このテレビ会議システムS51は、通
信ネットワーク56上のA地点〜E地点に参加者A〜E
のテレビ会議サイト51〜55を配置し、それらテレビ
会議サイト51〜55の間で音響信号と映像信号とを送
受信する構成である。
【0003】図17は、テレビ会議サイト55の構成図
である(他のテレビ会議サイト51〜54も同じ構成で
ある)。このテレビ会議サイト55には、カメラ62
と,集音マイクロフォン69と,画像表示装置600
と,スピーカ60,61とが設置されている。カメラ6
2はテレビ会議サイト55の参加者Eを撮影し、その映
像信号は他のテレビ会議サイト51〜54に送信され
る。また、集音マイクロフォン69は、テレビ会議サイ
ト55の参加者Eの音声を収集し、その音響信号は他の
テレビ会議サイト51〜54に送信される。画像表示装
置600のウィンドウ64〜67には、他のテレビ会議
サイト51〜54の参加者A〜Dの映像がそれぞれ表示
される。また、スピーカ60,61からは、他のテレビ
会議サイト51〜54の参加者A〜Dの音声が合成出力
される。
【0004】本発明に関連する他の従来技術としては、
発言中の参加者の映像のみを選択的に送信する技術(特
開昭61−10381号公報)、発言中の参加者の映像
を拡大して表示する技術(特開昭60−203086号
公報)およびカメラを発言中の参加者に向ける技術(特
開昭63−77282号公報)が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図18の(a)(b)
は、上記従来のテレビ会議システムS51において、テ
レビ会議サイト55の参加者Eとテレビ会議サイト51
の参加者Aとが会話している時のテレビ会議サイト5
5,51の状態を示している。図18の(a)に示すよ
うに、テレビ会議サイト55では、画像表示装置600
の画面の左端のウィンドウ64に参加者Aが表示されて
いるので、参加者Eはウィンドウ64の方を向いてい
る。従って、参加者Eの視線とカメラ62の光軸のなす
視線角度θが大きくなる。一方、図18の(b)に示す
ように、テレビ会議サイト51では、画像表示装置60
0の画面の右端のウィンドウ67に参加者Eが表示され
ているので、参加者Aはウィンドウ67の方を向いてい
る。従って、参加者Aの視線とカメラ62の光軸のなす
視線角度θが大きくなる。このため、参加者Eと参加者
Aは、話かけている相手にそっぽを向かれている感じを
受け、会議場で議論しているような臨場感が得られな
い。このように、上記従来のテレビ会議システムS51
では、会話の当事者(発言者および発言相手)を特定す
る機能がない問題点があり、臨場感を与えることが出来
なかった。
【0006】また、上記特開昭61−10381号公
報,特開昭60−203086号公報および特開昭63
−77282号公報の従来技術は、発言者には着目して
いるが、発言相手には着目しておらず、やはり会話の当
事者(発言者および発言相手)を特定する機能を持たな
い問題点があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、会話の当事者
(発言者および発言相手)を特定して臨場感を与えるこ
とが出来る多地点通信方法および通信端末を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、複数の地点の通信端末を通信回線で接続し、それら
通信端末の間で音響信号と映像信号とを送受信する多地
点通信システムにおいて、一つの通信端末での音響信号
の発生状態と他の通信端末での音響信号の発生状態との
相関関係を解析し、その相関関係の解析結果に基づいて
前記一つの通信端末の会話相手を前記他の通信端末の中
から特定することを特徴とする多地点通信方法を提供す
る。
【0009】第2の観点では、本発明は、上記多地点通
信方法において、前記一つの通信端末に、他の通信端末
から受信した映像を所定の表示位置にそれぞれ表示する
ディスプレイと、前記各表示位置の近くに設置されて当
該通信端末での参加者を撮影する複数のカメラとを備
え、前記特定された会話相手に対応する前記表示位置の
近くのカメラで撮影した映像信号を選択して少なくとも
前記特定された会話相手の通信端末へ送信することを特
徴とする多地点通信方法を提供する。また、第3の観点
では、本発明は、上記多地点通信方法において、前記会
話相手の特定結果に基づいて、映像の表示態様を制御す
ることを特徴とする多地点通信方法を提供する。
【0010】第4の観点では、本発明は、複数の他の地
点の通信端末と通信回線を介して接続され、それら通信
端末との間で音響信号と映像信号を送受信する通信端末
において、他の地点の通信端末へ送信する音響信号の発
生状態と他の通信端末から受信した音響信号の発生状態
との相関関係を解析する相関関係解析手段と、その相関
関係の解析結果に基づいて会話相手の通信端末を特定す
る会話相手特定手段とを具備したことを特徴とする通信
端末を提供する。
【0011】第5の観点では、本発明は、上記通信端末
において、他の通信端末から受信した映像を所定の表示
位置にそれぞれ表示するディスプレイと、前記各表示位
置の近くに設置されて当該通信端末での参加者を撮影す
る複数のカメラと、前記特定された会話相手に対応する
前記表示位置の近くのカメラで撮影した映像信号を選択
する映像信号選択手段とを具備したことを特徴とする通
信端末を提供する。
【0012】第6の観点では、本発明は、上記通信端末
において、前記会話相手の特定結果に基づいて、映像の
表示態様を制御する映像制御手段を具備したことを特徴
とする通信端末を提供する。
【0013】第7の観点では、本発明は、上記通信端末
において、前記会話相手の特定結果を他の通信端末へ通
信回線を介して送信する会話相手特定結果送信手段を具
備したことを特徴とする通信端末を提供する。
【0014】第8の観点では、本発明は、上記第7の観
点による通信端末を含む複数の通信端末と通信回線を介
して接続され、それら通信端末から音響信号と映像信号
を受信する通信端末であって、前記会話相手の特定結果
を通信回線を介して受信する会話相手特定結果受信手段
と、その受信した特定結果に基づいて映像信号の復号化
の内容を制御する映像信号復号化制御手段を具備したこ
とを特徴とする通信端末を提供する。
【0015】第9の観点では、本発明は、上記通信端末
において、前記会話相手の特定結果に基づいて映像信号
の符号化の内容を制御する映像信号符号化制御手段を具
備したことを特徴とする通信端末を提供する。
【0016】
【作用】上記第1の観点による多地点通信方法および上
記第4の観点による通信端末では、一つの通信端末での
音響信号の発生状態と他の通信端末での音響信号の発生
状態との相関関係を解析する。会話は若干の遅延時間を
おいた呼応であるから、会話の当事者の間の音響信号の
発生状態は、相関関係が強い。一方、会話の当事者でな
い参加者の間の音響信号の発生状態は、相関関係が弱
い。従って、相関関係の解析結果から、会話の当事者
(発言者および発言相手)を特定できる。
【0017】上記第2の観点による多地点通信方法およ
び上記第5の観点による通信端末では、特定された会話
相手の映像の表示位置の近くのカメラで撮影した映像信
号を選択する。会話するときは会話相手の映像を見るか
ら、その近くのカメラで撮影すると、映像の目線が正面
向きになる。従って、会話相手が互いに目線を合せる感
じとなり、臨場感を高められる。
【0018】上記第3の観点による多地点通信方法およ
び上記第6の観点による通信端末では、会話の当事者と
それ以外の参加者の映像の表示態様に変化を付けるか
ら、臨場感を高められる。
【0019】上記第7の観点による通信端末では、会話
相手の特定結果を他の通信端末へ通信回線を介して送信
するから、会話の当事者でない通信端末でも、誰が会話
の当事者かを知ることが出来る。上記第8の観点による
通信端末では、会話相手の特定結果を通信回線を介して
受信し、その受信した特定結果に基づいて映像信号の復
号化の内容を制御するから、会話の当事者でない通信端
末でも、会話の当事者とそれ以外の参加者の映像の表示
態様に変化を付けることが出来て、臨場感を高められ
る。上記第9の観点による通信端末では、会話相手の特
定結果に基づいて映像信号の符号化の内容を制御するか
ら、会話の当事者とそれ以外の参加者の映像の表示態様
に変化を付けることが出来て、臨場感を高められる。
【0020】
【実施例】以下、図に示す実施例により本発明をさらに
詳しく説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0021】−第1実施例− 第1実施例は、各テレビ会議サイトにおいて自分の会話
相手を特定し、その会話相手との視線を一致させるよう
にカメラを切り換え、且つ、音場を移動する機能を持つ
テレビ会議システムである。
【0022】図1は、本発明の第1実施例のテレビ会議
システムの全体構成図である。このテレビ会議システム
S1は、通信ネットワーク3上の多地点に個人在席型の
テレビ会議サイト1,2,…,32を配置し、それらテ
レビ会議サイト1〜32の間で音響信号aと映像信号v
とを送受信する構成である。テレビ会議サイト1,2,
…,32は同じ構成であるので、テレビ会議サイト32
の構成のみを詳細に示してある。
【0023】テレビ会議サイト32は、回線インタフェ
ース4と、AV分離回路5,6,7,8と、相関性解析
回路9と、システム制御装置10と、音響信号処理回路
11と、映像表示制御回路12と、集音マイクロフォン
13と、撮像装置14と、音場再生装置15と、映像表
示装置16とを具備している。
【0024】回線インタフェース4は、集音マイクロフ
ォン13で収集した音響信号asおよび撮像装置14で
撮影した映像信号vsを復号してAV信号を生成し、そ
のAV信号を通信ネットワーク3へ送信する。また、自
テレビ会議サイト32に向けられた他テレビ会議サイト
1,2,…からのAV信号を通信ネットワーク3から受
信し、テレビ会議サイト1,2,…ごとに分離し、対応
するAV分離回路5,6,…へ出力する。AV分離回路
5は、テレビ会議サイト1のAV信号から音響信号a1
と映像信号v1を分離し、音響信号a1を相関性解析回
路9および音響信号処理回路11へ出力し、映像信号v
1を映像表示制御回路12へ出力する。他のAV分離回
路6〜8も同様である。
【0025】相関性解析回路9は、自テレビ会議サイト
32で発生した音響信号asと他テレビ会議サイト1,
2,…の音響信号a1〜a4との相関関係を解析し、相
関関係の最も強い他テレビ会議サイトを会話相手と特定
し、会話相手特定信号Rをシステム制御装置10へ出力
する。システム制御装置10は、会話相手特定信号Rに
応じて、音響制御信号CAを音響信号処理回路11へ出
力し、映像表示制御信号CVを映像表示制御回路12へ
出力し、撮像制御信号CCを撮像装置14へ出力する。
【0026】音響信号処理回路11は、音響信号a1〜
a4を処理して、音響再生信号Soを音場再生装置15
へ出力する。映像表示制御回路12は、映像信号v1〜
v4を合成して、表示信号Viを映像表示装置16へ出
力する。図2に示すように、撮像装置14は、映像表示
装置16の上部に並べて配置されたテレビカメラ80〜
83と,それらテレビカメラ80〜83の中の1台の映
像信号を選択して出力する選択スイッチ94とから構成
されている。
【0027】図3に示すように、音場再生装置15は、
音響再生信号Soに基づき、映像表示装置16の上部お
よび下部に並べて配置されたスピーカ101〜106で
音響を再生する。図4に示すように、映像表示装置16
は、表示信号Viに基づき、ウィンドウ64〜67に、
他テレビ会議サイト1,2,…の参加者A〜Dの映像を
それぞれ表示する。
【0028】図5は、相関性解析回路9の内部構成図で
ある。この相関性解析回路9は、他テレビ会議サイト
1,2,…の音響信号a1〜a4および自テレビ会議サ
イト32の音響信号asを音の平均的パワー信号p1〜
p4およびpsに変換する発話モニタ17〜20および
26と,平均的パワー信号p1〜p4のそれぞれと平均
的パワー信号psの相関関係の強弱を検出して相関性評
価信号Q1〜Q4を出力する相関性検出回路21〜24
と,他テレビ会議サイト1,2,…の中から最も強い相
関関係を有する他テレビ会議サイトを選び出して会話相
手特定信号Rを出力する比較回路25とから構成されて
いる。
【0029】図6は、発話モニタ26のブロック図であ
る。なお、発話モニタ17〜20は、発話モニタ26と
同じ構成である。この発話モニタ26は、音響信号as
を2乗する2乗回路27と,2乗後の信号を積分する積
分回路28と,積分後の信号を発音継続時間で除算して
音の平均的パワーに変換する平均回路29と,発話の区
切りの先頭のタイミングに合せて音の平均的パワー信号
psを出力する同期出力回路30と,例えば言い切り語
「…です」「…である」などの出現を監視することで発
話の区切りのタイミングを検出する発話区切り検出回路
31とから構成されている。この発話区切り検出回路3
1は、発話の区切り間の無音時間が所定時間以上続くと
前記積分回路28をリセットし、また、発音継続時間を
カウントして前記平均回路29に与え、また、発話の区
切りの先頭のタイミングを前記同期出力回路30に与え
る。図7に、音響信号asと音の平均的パワー信号ps
の波形例を示す。
【0030】図8は、相関検出回路21のブロック図で
ある。なお、相関検出回路22〜24は、相関検出回路
21と同じ構成である。この相関検出回路21は、比較
回路40,48と、メモリ41,47と、差分回路44
と、アドレス発生回路45と、アドレスシフト回路46
と、絶対値回路35と、積分回路36と、メモリ42
と、極小値検出回路43と、総合評価回路150とから
構成されている。
【0031】比較回路40は、音の平均的パワー信号p
1(図8の(b))の値を所定の参照値と比較し、p1>
参照値ならば、有意な信号と判定して、音の平均的パワ
ー信号p1の値をメモリ41に書き込む。p1≦参照値
ならば、有意でない信号と判定して、データ値“0”を
メモリ41に書き込む。同様に、比較回路48は、音の
平均的パワー信号ps(図8の(b))の値を所定の参照
値と比較し、ps>参照値ならば、有意な信号と判定し
て、音の平均的パワー信号psの値をメモリ47に書き
込む。ps≦参照値ならば、雑音であると判定して、デ
ータ値“0”をメモリ47に書き込む。
【0032】アドレス発生回路45は、メモリ41の書
込アドレスWA1と基準読出アドレスRA1’とを発生
し、アドレスシフト回路46に与える。また、メモリ4
7の書込アドレスWA2と読出アドレスRA2とを発生
し、メモリ47に与える。さらに、メモリ42の書込ア
ドレスWA3と読出アドレスRA3とを発生し、メモリ
42および極小値検出回路43に与える。アドレスシフ
ト回路46は、前記書込アドレスWA1をメモリ41に
与える。また、前記基準読出アドレスRA1’に対応し
た時刻よりシフト時間Δtだけ遅い時刻のデータを読み
出すように、前記基準読出アドレスRA1’から実際の
読出アドレスRA1を生成し、メモリ41に与える。
【0033】差分回路44は、メモリ41から読み出さ
れた音の平均的パワー信号P1の値と、メモリ47から
読み出された音の平均的パワー信号Psの値の差分をと
り、差分値Mを絶対値回路35へ出力する。絶対値回路
35は、差分値Mの絶対値をとり、絶対値|M|を積分
回路36へ出力する。積分回路36は、絶対値|M|を
積分し、その積分値IMをメモリ42に書き込む。極小
値検出回路43は、メモリ41から読み出された積分値
IMの極小値があれば、その極小値maを検出する。ま
た、読出アドレスRA3を用いて、極小値maとなるま
での遅延時間τを検出する。
【0034】例えば、図9の(a)に示すような音の平
均的パワー信号psのパワー値H1があり、図9の
(b)に示すような音の平均的パワー信号p1のパワー
値Haがあるとき、シフト時間Δtを変化させると、図
9の(c)に示すような積分値IMの変化曲線Lが得ら
れる。このとき、極小値maおよび遅延時間τが検出さ
れる。
【0035】総合評価回路150は、音の平均的パワー
信号p1とpsとの相関性の強弱を前記極小値maおよ
び遅延時間τに基づいて総合的に評価し、相関性評価信
号Q1を出力する。具体的には、極小値maが小さく,
極小値maの検出頻度が高く,遅延時間τのバラツキが
小さいほど、相関性が強いものと評価する。
【0036】図10に、音響信号と、音の平均的パワー
信号と、相関性の強弱の評価例を示す。この場合、相関
性解析回路9の比較回路25(図5)は、相関性評価信
号Q1,Q2,Q3,Q4の中で相関性評価信号Q1が
最も相関性が強いから、これに対応する他テレビ会議サ
イト1が会話相手であると特定し、会話相手特定信号R
を出力する。図11の(a)に示すように、システム制
御装置10(図1)は、前記会話相手特定信号Rにより
他テレビ会議サイト1が会話相手であると特定される
と、映像表示装置16の画面上に表示したウィンドウ6
4〜67の中で他テレビ会議サイト1に対応するウィン
ドウ64に最も近い位置にあるテレビカメラ80の映像
信号を選択するように撮像制御信号CCを入力する。こ
の結果、撮像装置14からテレビカメラ80の映像信号
が出力される。テレビ会議サイト32では、参加者E
は、会話相手である参加者Aが表示されているウィンド
ウ64の方を向いている。従って、参加者Eの視線とカ
メラ80の光軸のなす視線角度θが最も小さくなる。一
方、テレビ会議サイト1では、上記と同様にして、自テ
レビ会議サイト1の会話相手が他テレビ会議サイト32
であると特定する。そこで、図11の(b)に示すよう
に、テレビカメラ83の映像信号が選択され、出力され
る。テレビ会議サイト1では、参加者Aは、会話相手で
ある参加者Eが表示されているウィンドウ67の方を向
いている。従って、参加者Aの視線とカメラ83の光軸
のなす視線角度θが最も小さくなる。このため、参加者
Eと参加者Aは、話かけている相手が自分の方を向いて
いる感じを受け、会議場で議論しているような臨場感を
得られる。
【0037】また、図12に示すように、テレビ会議サ
イト32では、システム制御装置10(図1)は、会話
相手である参加者Aが表示されているウィンドウ64の
中央部SPに音場を定位させるように、音響信号処理回
路11に音響制御信号CAを入力する。なお、音場を定
位させるには、スピーカ101〜106による再生音の
チャンネル間のバランス,位相,遅延を制御したり、畳
み込み演算を施せばよい。一方、テレビ会議サイト1で
も、上記と同様にして、会話相手である参加者Eが表示
されているウィンドウ67の中央部に音場を定位させ
る。
【0038】以上の第1実施例によれば、各テレビ会議
サイトにおいて自分の会話相手を特定し、その会話相手
との視線を一致させるようにカメラを切り換え、且つ、
音場を移動するので、向い合って議論しているような臨
場感を得ることが出来る。
【0039】−第2実施例− 第2実施例は、会議における発言者および発言相手を特
定し、その両者の映像を高解像度に表示し、他の参加者
の映像は低解像度に表示する機能を持つテレビ会議シス
テムである。
【0040】図13は、本発明の第2実施例のテレビ会
議システムS21の全体構成図である。このテレビ会議
システムS21は、通信ネットワーク3上の多地点に個
人在席型のテレビ会議サイト1’,2’,…,32’を
配置し、それらテレビ会議サイト1’〜32’の間で音
響信号aと映像信号vと会話相手特定信号Rとを送受信
する構成である。テレビ会議サイト1’,2’,…,3
2’は同じ構成であるので、テレビ会議サイト32’の
構成のみを詳細に示してある。
【0041】テレビ会議サイト32’は、回線インタフ
ェース4’と、AV分離回路5’〜8’と、相関性解析
回路9と、システム制御装置10’と、音響信号処理回
路11’と、映像表示制御回路12’と、集音マイクロ
フォン13と、撮像装置14と、音場再生装置15と、
映像表示装置16とを具備している。このうち、相関性
解析回路9と、集音マイクロフォン13と、撮像装置1
4と、音場再生装置15と、映像表示装置16とは、第
1実施例と同じ構成要素である。
【0042】回線インタフェース4’は、集音マイクロ
フォン13で収集した音響信号asと撮像装置14で撮
影した映像信号vsと自テレビ会議サイト32’で生成
した会話相手特定信号Rsとを復号してAVR信号を生
成し、そのAVR信号を通信ネットワーク3へ送信す
る。また、自テレビ会議サイト32’に向けられた他テ
レビ会議サイト1’,2’,…からのAVR信号を通信
ネットワーク3から受信し、テレビ会議サイト1’,
2’,…ごとに分離し、対応するAV分離回路5’,
6’,…へ出力する。AV分離回路5’は、テレビ会議
サイト1’のAVR信号から音響信号a1と映像信号v
1と会話相手特定信号R1を分離し、音響信号a1を相
関性解析回路9および音響信号処理回路11’へ出力
し、映像信号v1を映像表示制御回路12’へ出力し、
さらに会話相手特定信号R1をシステム制御装置10’
へ出力する。他のAV分離回路6’〜8’も同様であ
る。
【0043】相関性解析回路9は、自テレビ会議サイト
32’で発生した音響信号asと他テレビ会議サイト
1’,2’,…の音響信号a1〜a4との相関関係を解
析し、相関関係の最も強い他テレビ会議サイトを会話相
手と特定し、会話相手特定信号Rをシステム制御装置1
0’および回線インタフェース4’へ出力する。音響信
号処理回路11’は、音響信号a1〜a4を解析して他
テレビ会議サイト1’,2’,…のいずれかが発言中か
否かを判定し、発言中なら、その他テレビ会議サイトを
発言者通知信号HAによりシステム制御装置10’へ通
知すると共に、その発言者が表示されているウィンドウ
に音場を定位するように音響再生信号Soを生成して音
場再生装置15へ出力する。一方、発言中の他テレビ会
議サイトが無いなら、発言中の他テレビ会議サイトが無
い旨を発言者通知信号HAによりシステム制御装置1
0’へ通知すると共に、第1実施例と同様に、システム
制御装置10’から入力された音響制御信号CAに応じ
た音響再生信号Soを生成して音場再生装置15へ出力
する。
【0044】システム制御装置10’は、音響信号as
により自テレビ会議サイト32’が発言中であると判定
した場合および発言中の他テレビ会議サイトが無い旨を
発言者通知信号HAにより通知された場合は、第1実施
例と同様に、自テレビ会議サイト32’の発言相手の他
テレビ会議サイトの参加者が表示されているウィンドウ
に最も近いカメラを選択するように撮像制御信号CCを
撮像装置14へ出力する。一方、自テレビ会議サイト3
2’が発言中でなく且つ発言者通知信号HAにより発言
中の他テレビ会議サイトが通知された場合は、その発言
者が表示されているウィンドウに最も近いカメラを選択
するように撮像制御信号CCを撮像装置14へ出力す
る。また、システム制御装置10’は、第1実施例と同
様に、会話相手特定信号Rsに応じて、音響制御信号C
Aを音響信号処理回路11へ出力する。さらに、システ
ム制御装置10’は、音響信号asにより自テレビ会議
サイト32’が発言中であると判定した場合および発言
中の他テレビ会議サイトが無い旨を発言者通知信号HA
により通知された場合は、自テレビ会議サイト32’の
発言相手の他テレビ会議サイトからの映像信号を高解像
度で表示し、それ以外の他テレビ会議サイトからの映像
信号を低解像度で表示するように制御する映像表示制御
信号CVを映像表示制御回路12’へ出力する。一方、
自テレビ会議サイト32’が発言中でなく且つ発言者通
知信号HAにより発言中の他テレビ会議サイトが通知さ
れた場合は、その発言者に対応する他テレビ会議サイト
からの会話相手特定信号Rにより発言相手を特定し、そ
の発言相手が自テレビ会議サイトでないときは、発言者
および発言相手に対応する他テレビ会議サイトからの映
像信号を高解像度で表示し、それ以外の他テレビ会議サ
イトからの映像信号を低解像度で表示するように制御す
る映像表示制御信号CVを映像表示制御回路12’へ出
力する。発言相手が自テレビ会議サイトであるときは、
発言者に対応する他テレビ会議サイトからの映像信号を
高解像度で表示し、それ以外の他テレビ会議サイトから
の映像信号を低解像度で表示するように制御する映像表
示制御信号CVを映像表示制御回路12’へ出力する。
【0045】図14は、映像表示制御回路12’の構成
図である。この映像表示制御回路12’は、サブバンド
符合化などの階層符合化方式により符号化された映像信
号v1〜v4を復号する階層復号化装置121と、映像
信号v1〜v4の復号結果を所定のウィンドウに対応さ
せる画像表示位置制御回路123とを具備している。階
層復号化装置121は、ディスクリートコサイン変換
(DCT)のようなブロック符号化方式よりも解像度の
制御が容易であり、映像表示制御信号CVにより指定さ
れたウィンドウの映像は高解像度に表示し(使用する階
層数を増やす)、それ以外のウィンドウの映像は低解像
度に表示する(使用する階層数を減らす)。
【0046】図15は、テレビ会議サイト32’の参加
者Eが、テレビ会議サイト1’の参加者Aに対して発言
している状態でのテレビ会議サイト32’,1’および
2’の様子を示している。図15の(a)に示すよう
に、テレビ会議サイト32’では、発言相手であるテレ
ビ会議サイト1’に対応するウィンドウ64に最も近い
位置にあるテレビカメラ80が選択される。また、ウィ
ンドウ64が高解像度で表示され、ウィンドウ65〜6
7が低解像度で表示される。図15の(b)に示すよう
に、テレビ会議サイト1’では、発言者であるテレビ会
議サイト32’に対応するウィンドウ67に最も近い位
置にあるテレビカメラ83が選択され、音場が定位され
る。また、ウィンドウ67が高解像度で表示され、ウィ
ンドウ64〜66が低解像度で表示される。図15の
(c)に示すように、テレビ会議サイト2’では、発言
者であるテレビ会議サイト32’に対応するウィンドウ
67に最も近い位置にあるテレビカメラ83が選択さ
れ、音場が定位される。また、そのウィンドウ67およ
び発言相手であるテレビ会議サイト1’に対応するウィ
ンドウ64が高解像度で表示され、ウィンドウ65,6
6が低解像度で表示される。
【0047】以上の第2実施例によれば、第1実施例の
効果に加えて、会話の当事者を他の参加者より引き立た
せて表示するので、さらに臨場感を得ることが出来る。
【0048】なお、上記第2実施例では復号化階層を制
御したが、映像の符号化階層を制御してもよい。例え
ば、サブバンド符号化方式を採用したとき、会話の当事
者のテレビ会議サイトについては高次の帯域までの映像
信号vsを送信し、会話の当事者でないテレビ会議サイ
トについては低次の帯域だけの映像信号vsを送信する
ようにする。これにより、通信ネットワーク3の情報伝
送を効率化できる。
【0049】
【発明の効果】この発明の多地点通信方法および通信端
末によれば、会話の当事者(発言者および発言相手)を
特定することが出来る。そして、この特定結果を利用し
て、目線の不一致などを防止できるので、会議場で議論
しているような臨場感を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る多地点テレビ会議シ
ステムの全体構成図である。
【図2】撮像装置の構成図である。
【図3】スピーカの配置図である。
【図4】ウィンドウの配置図である。
【図5】相関性解析回路の内部構成図である。
【図6】発話モニタのブロック図である。
【図7】音響信号と音の平均的パワー信号の波形図であ
る。
【図8】相関検出回路のブロック図である。
【図9】相関性の強弱を検出する原理図である。
【図10】音響信号と音の平均的パワー信号と相関性の
強さの説明図である。
【図11】目線の一致の説明図である。
【図12】音場制御の説明図である。
【図13】本発明の第2実施例の多地点テレビ会議シス
テムの全体構成図である。
【図14】映像表示制御回路の構成図である。
【図15】目線の一致および表示解像度の制御の説明図
である。
【図16】従来のテレビ会議システムの一例の概念図で
ある。
【図17】従来のテレビ会議サイトの説明図である。
【図18】目線の不一致の説明図である。
【符合の説明】
S1,S21 多地点テレビ会議
システム 1,2,32,1’,2’,32’ テレビ会議サイト 3 通信ネットワーク 4,4’ 回線インタフェー
ス 5,6,7,8 AV分離回路 5’,6’,7’,8’ AVR分離回路 9 相関性解析回路 10,10’ システム制御回路 11,11’ 音響信号処理回路 12,12’ 映像表示制御回路 13 集音マイクロフォ
ン 14 撮像装置 15 音場再生装置 16 映像表示装置 17,18,19,20,26 発話モニタ 21,22,23,24 相関検出回路 25,40,48 比較回路 27 2乗回路 28 積分回路 29 平均回路 30 同期出力回路 31 発話区切り検出回
路 41,42,47 メモリ 43 極小値検出回路 44 差分回路 45 アドレス発生回路 46 アドレスシフト回
路 80,81,82,83 テレビカメラ 94 選択スイッチ 101,102,103,104,105,106
スピーカ 121 階層復号化装置 123 画像表示位置制御
回路
フロントページの続き (72)発明者 多田 勝己 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の地点の通信端末を通信回線で接続
    し、それら通信端末の間で音響信号と映像信号とを送受
    信する多地点通信システムにおいて、 一つの通信端末での音響信号の発生状態と他の通信端末
    での音響信号の発生状態との相関関係を解析し、その相
    関関係の解析結果に基づいて前記一つの通信端末の会話
    相手を前記他の通信端末の中から特定することを特徴と
    する多地点通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多地点通信方法におい
    て、前記一つの通信端末に、他の通信端末から受信した
    映像を所定の表示位置にそれぞれ表示するディスプレイ
    と、前記各表示位置の近くに設置されて当該通信端末で
    の参加者を撮影する複数のカメラとを備え、前記特定さ
    れた会話相手に対応する前記表示位置の近くのカメラで
    撮影した映像信号を選択して少なくとも前記特定された
    会話相手の通信端末へ送信することを特徴とする多地点
    通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の多地点
    通信方法において、前記会話相手の特定結果に基づい
    て、映像の表示態様を制御することを特徴とする多地点
    通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の多地点通信方法におい
    て、前記会話相手の特定結果に基づいて、映像の復号化
    の内容を制御することを特徴とする多地点通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の多地点通信方法におい
    て、前記会話相手の特定結果に基づいて、映像の符号化
    の内容を制御することを特徴とする多地点通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5に記載の多地点
    通信方法において、映像の復号化・符号化方式が階層復
    号化・符号化方式であり、前記会話相手の特定結果に基
    づいて、階層を変更することを特徴とする多地点通信方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の多地点通信方法において、前記会話相手の特定結果に
    基づいて、音響の再生態様を制御することを特徴とする
    多地点通信方法。
  8. 【請求項8】 複数の他の地点の通信端末と通信回線を
    介して接続され、それら通信端末との間で音響信号と映
    像信号を送受信する通信端末において、 他の地点の通信端末へ送信する音響信号の発生状態と他
    の通信端末から受信した音響信号の発生状態との相関関
    係を解析する相関関係解析手段と、その相関関係の解析
    結果に基づいて会話相手の通信端末を特定する会話相手
    特定手段とを具備したことを特徴とする通信端末。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の通信端末において、他
    の通信端末から受信した映像を所定の表示位置にそれぞ
    れ表示するディスプレイと、前記各表示位置の近くに設
    置されて当該通信端末での参加者を撮影する複数のカメ
    ラと、前記特定された会話相手に対応する前記表示位置
    の近くのカメラで撮影した映像信号を選択する映像信号
    選択手段とを具備したことを特徴とする通信端末。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の通信
    端末において、前記会話相手の特定結果に基づいて、映
    像の表示態様を制御する映像制御手段を具備したことを
    特徴とする通信端末。
  11. 【請求項11】 請求項8から請求項10のいずれかに
    記載の通信端末において、前記会話相手の特定結果を他
    の通信端末へ通信回線を介して送信する会話相手特定結
    果送信手段を具備したことを特徴とする通信端末。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の通信端末を含む複
    数の通信端末と通信回線を介して接続され、それら通信
    端末から音響信号と映像信号を受信する通信端末であっ
    て、 前記会話相手の特定結果を通信回線を介して受信する会
    話相手特定結果受信手段と、その受信した特定結果に基
    づいて映像信号の復号化の内容を制御する映像信号復号
    化制御手段を具備したことを特徴とする通信端末。
  13. 【請求項13】 請求項8から請求項10のいずれかに
    記載の通信端末において、前記会話相手の特定結果に基
    づいて映像信号の符号化の内容を制御する映像信号符号
    化制御手段を具備したことを特徴とする通信端末。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13に記載の
    通信端末において、前記映像信号復号化制御手段または
    映像信号符号化制御手段が、前記会話相手の特定結果に
    基づいて、階層復号化・符号化方式の階層を変更するこ
    とを特徴とする通信端末。
  15. 【請求項15】 請求項8から請求項14のいずれかに
    記載の通信端末において、前記会話相手の特定結果に基
    づいて音響の再生態様を制御する音響制御手段を具備し
    たことを特徴とする通信端末。
JP5305129A 1993-11-05 1993-12-06 多地点通信方法および通信端末 Pending JPH07162827A (ja)

Priority Applications (2)

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JP5305129A JPH07162827A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 多地点通信方法および通信端末
US08/336,646 US5548346A (en) 1993-11-05 1994-11-04 Apparatus for integrally controlling audio and video signals in real time and multi-site communication control method

Applications Claiming Priority (1)

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JP5305129A JPH07162827A (ja) 1993-12-06 1993-12-06 多地点通信方法および通信端末

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ID=17941447

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JP (1) JPH07162827A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11234640A (ja) * 1998-02-17 1999-08-27 Sony Corp 通信制御システム
US6369846B1 (en) 1998-12-04 2002-04-09 Nec Corporation Multipoint television conference system
US7057662B2 (en) * 2002-11-22 2006-06-06 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Retractable camera apparatus
JP2014057217A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Fujitsu Ltd 動画像符号化装置、動画像符号化方法、動画像符号化プログラム、及び動画像通信装置

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