JPH07162750A - オンスクリーン制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 オンスクリーンされる文字等のサイズ及び位
置を選択できるようにする。 【構成】 本発明によれば、本来の映像の信号に、文字
・記号等のキャラクタの信号あるいはパターンの信号を
混合し、モニタ上に上記キャラクタあるいはパターンを
上記映像を背景としてスーパーインポーズ形式により表
示させるオンスクリーン制御装置において、上記キャラ
クタあるいはパターンを、任意のサイズに拡大縮小する
手段と任意の位置に表示させる手段と、操作部に上記キ
ャラクタあるいはパターンを任意のサイズに拡大縮小す
るキーと任意の位置に移動させるキーを設け、該キーの
操作により上記キャラクタあるいはパターンを任意のサ
イズ及び任意の位置に表示させられるようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、画像表示画面上に文字
や記号のキャラクタやパターンをスーパーインポーズ形
式で表示させるオンスクリーン制御装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、オンスクリーン装置は、モニタに
表示すべき本来の画像信号に対してスイッチング回路に
よりキャラクタジェネレータから読み出したキャラクタ
信号や別回路で作成したパターン信号を混合させる回路
であり、そのキャラクタ信号やパターン信号はあらかじ
め設定されたサイズ及び位置にスーパーインポーズ形式
でモニタに表示させている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オンス
クリーンされる画像はモニタ上で比較的見やすいと思わ
れるサイズ及び位置で表示されるので、人によってはも
う少し大きいほうが見やすかったり、あまり大きすぎる
と本来の画像がそのオンスクリーン画像によって隠され
てしまうので、慣れた人にとってはオンスクリーン表示
は煩わしく感じるものである。また、オンスクリーンさ
れる画像のサイズは良いが位置によっては、本来の画像
とオンスクリーンされる画像の色が似ていてオンスクリ
ーンされた画像が見にくかったり、見たい部分が隠れて
しまったりする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、本来の
映像の信号に、文字・記号等のキャラクタの信号あるい
はパターンの信号を混合し、モニタ上に上記キャラクタ
あるいはパターンを上記映像を背景としてスーパーイン
ポーズ形式により表示させるオンスクリーン制御装置に
おいて、上記キャラクタあるいはパターンを、任意のサ
イズに拡大縮小する手段と任意の位置に表示させる手段
と、操作部に上記キャラクタあるいはパターンを任意の
サイズに拡大縮小するキーと任意の位置に移動させるキ
ーを設け、該キーの操作により上記キャラクタあるいは
パターンを任意のサイズ及び任意の位置に表示させられ
るようにしたものである。

【０００５】

【実施例】図１は本発明の一実施例のブロック図であ
る。同図において、１はテレビ会議システムのシステム
制御装置、１１はシステム制御装置１全体に対して各種
の制御命令を出す制御部、１２は制御部１１に操作指令
を与える操作部、１３は制御部１１からのオンスクリー
ン信号と本来の映像信号とを入力してオンスクリーン処
理するオンスクリーン回路、２はモニタである。

【０００６】システム制御装置１は相手局と接続し、図
２に示すようにモニタ２に相手局の映像が映されてい
る。ここで、操作部１２より自局側のカメラの切替の操
作を行うと、操作部１２は制御部１１に対して自局側の
カメラの切替の命令を与える。制御部１１はあらかじめ
設定されたサイズと位置で、内蔵されたキャラクタジェ
ネレータ及びパターンジェネレータによりオンスクリー
ン信号が作成され、これがオンスクリーン回路１３に出
力される。したがって、モニタ２の画面上には図３に示
すように、通常の画面を背景にしてメニュー画面が表示
される。そして、操作部１２より映したいカメラを選択
する。

【０００７】このような構成において、本実施例では更
に操作部１２に通常のキーに加えて図４に示すようにオ
ンスクリーン表示のサイズ及び位置を変更するキーを設
け、オンスクリーン表示のサイズ及び位置を変更できる
ようにした。通常のオンスクリーン表示は図３に示すよ
うに画面中央に相手の顔を隠すように表示される。相手
の顔を隠すのが煩わしい場合には、図３では人物が中央
に映っているので画面右上及び左上に壁が映る部分があ
り、そこの部分にオンスクリーン表示を移動させれば相
手の顔を隠すことなく操作が行える。そこで、操作部１
２よりオンスクリーン表示の位置を変更するキーから右
上にオンスクリーン表示を移動するように制御部１１に
指示する。制御部１１は内蔵されたキャラクタジェネレ
ータ及びパターンジェネレータに指示された分だけ移動
するように指示し、オンスクリーン表示を移動する。そ
して、制御部１１は移動した位置を記憶しておき、次回
からの自局側のカメラの切替の命令によるオンスクリー
ン表示を記憶しておいた位置に表示する。また、移動さ
せただけではオンスクリーン表示が顔を隠してしまうの
で、操作部１２よりオンスクリーン表示のサイズを変更
するキーからオンスクリーン表示を縮小するように制御
部１１に指示する。制御部１１は内蔵されたキャラクタ
ジェネレータ及びパターンジェネレータに指示された分
だけ縮小するように指示し、オンスクリーン表示を縮小
する。そして、制御部１１は指示されたサイズを記憶し
ておき、次回からの自局側のカメラの切替の命令による
オンスクリーン表示を記憶しておいたサイズで表示す
る。

【０００８】以上の操作により図５に示すように相手の
顔を隠すことなくオンスクリーン表示をすることがで
き、次回からの同じ操作では前回と同じ位置に同じサイ
ズでオンスクリーン表示をする。また、相手の顔を隠す
ことが煩わしくなく、操作になれていないため、もう少
しオンスクリーン表示を大きく見易くしたい場合には、
操作部１２よりオンスクリーン表示のサイズを変更する
キーからオンスクリーン表示を拡大するように制御部１
１に指示することによりオンスクリーン表示を大きく見
易くすることができる。

【０００９】

【発明の効果】以上説明したように、本来の映像の信号
に、文字・記号等のキャラクタの信号あるいはパターン
の信号を混合し、モニタ上に上記キャラクタあるいはパ
ターンを上記映像を背景としてスーパーインポーズ形式
により表示させるオンスクリーン制御装置において、上
記キャラクタあるいはパターンを、任意のサイズに拡大
縮小する手段と任意の位置に表示させる手段と、操作部
に上記キャラクタあるいはパターンを任意のサイズに拡
大縮小するキーと任意の位置に移動させるキーを設ける
ことにより、オンスクリーンされる文字、記号、パター
ンのサイズ及び位置を自由に変えられるので、使用者の
都合によりオンスクリーンされる文字、記号、パターン
のサイズ及び位置を選択することができ、快適なオンス
クリーン表示を利用できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例の構成ブロック図。

【図２】通常のモニタ表示画面を示す図。

【図３】オンスクリーン表示をした画面を示す図。

【図４】オンスクリーン表示のサイズ及び位置変更キー
を示す図。

【図５】オンスクリーン表示のサイズ及び位置を変更し
た画面を示す図。

【符号の説明】

１ テレビ会議システムのシステム制御装置 １１ 制御部 １２ 操作部 １３ オンスクリーン回路 ２ モニタ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 本来の映像の信号に、文字・記号等のキ
   ャラクタの信号あるいはパターンの信号を混合し、モニ
   タ上に上記キャラクタあるいはパターンを上記映像を背
   景としてスーパーインポーズ形式により表示させるオン
   スクリーン制御装置において、 上記キャラクタあるいはパターンを、任意のサイズに拡
   大縮小する手段と任意の位置に表示させる手段と、操作
   部に上記キャラクタあるいはパターンを任意のサイズに
   拡大縮小するキーと任意の位置に移動させるキーを設
   け、該キーの操作により上記キャラクタあるいはパター
   ンを任意のサイズ及び任意の位置に表示させられるよう
   にしたことを特徴とするオンスクリーン制御装置。
2. 【請求項２】 テレビ会議システムのオンスクリーン制
   御装置であるところの請求項１の装置。