JPH07162259A - 弾性表面波素子 - Google Patents

弾性表面波素子

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JPH07162259A
JPH07162259A JP30380293A JP30380293A JPH07162259A JP H07162259 A JPH07162259 A JP H07162259A JP 30380293 A JP30380293 A JP 30380293A JP 30380293 A JP30380293 A JP 30380293A JP H07162259 A JPH07162259 A JP H07162259A
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JP
Japan
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surface acoustic
acoustic wave
probe
comb
electrode
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Application number
JP30380293A
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English (en)
Inventor
Takahiro Hachisu
高弘 蜂巣
Akira Torisawa
章 鳥沢
Kouichi Egara
光一 江柄
Akihiro Koyama
晃広 小山
Tadashi Eguchi
正 江口
Norihiro Mochizuki
規弘 望月
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 測定プローブ用パッドを備えた弾性表面波素
子において、プローブ用パッドでの弾性表面波の反射を
抑圧し、素子の性能検査・測定を容易にする。 【構成】 該櫛形電極12と外部とを電気的に結び付け
るためのワイヤーボンデイング用の電極パッド13と、
検査・測定するためのプローブ用の電極パッド14と、
前記ワイヤーボンデイング用の電極パッド13と前記プ
ローブ用の電極パッド14とを電気的に結び付けるため
に設けたバスバー15とを備え、かつ前記該櫛形電極の
交差幅の長さRが前記プローブ用の電極パッド間のピッ
チLよりも長く形成された弾性表面波素子において、前
記バスバー15が、前記櫛形電極12から励振された弾
性表面波の伝搬方向に対して直角ではなく、角度をもっ
て斜めに形成されていることを特徴とする弾性表面波素
子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波素子に関
し、特に素子の特性の検査手段及び外部との接続手段に
関するものである。
【0002】
【従来技術】図4は、従来の弾性表面波素子を示す概略
図である。
【0003】図中41は、Yカット(Z伝搬)ニオブ酸
リチウムなどの圧電性基板、42は、圧電性基板41上
に形成された櫛形電極、43は、櫛形電極42の電気的
信号伝送路となるワイヤーをボンディングするためのワ
イヤーボンディング用パッドである。
【0004】44は、圧電性基板41の表面上に形成さ
れたプローブ測定用のプローブパッドである。
【0005】また45は、圧電性基板41の表面上に形
成されかつボンディングパッド43とプローブパッド4
4とを電気的に結び付けるバスバーである。
【0006】46は、櫛形電極42から励振された弾性
表面波のプローブパッド44の端面での反射を抑えるた
めの吸音材である。
【0007】また図中に示されたRは、櫛形電極42の
交差幅を表し、Lは、プローブ用パッド間のコンタクト
ピッチを表している。
【0008】これらの電極は、アルミニウムなどの導電
性材料からなり、通常フォトリソグラフィー技術を用い
て、圧電性基板41の表面上に直接形成される。
【0009】またワイヤーには、アルミニウム−1%シ
リコン線や、金線などが用いられる。
【0010】このような構成の弾性表面波素子におい
て、櫛形電極42にワイヤー46を通じて電気信号が入
力されると、圧電性基板41の圧電効果により櫛形電極
42において電気信号から歪エネルギーに変換し弾性表
面波(SAW)が励振され、圧電性基板41表面上を伝
搬していく。
【0011】このような構造をもった素子には、フィル
ター、共振器、コンボルバなどがある。
【0012】通常、弾性表面波素子を製造する上におい
て、フォトリソグラフィー工程終了後、多数の前記弾性
表面波素子が圧電性基板上に形成された状態で、それぞ
れの素子をウエハープローブ装置を用いてプローブ測定
を行い、前記素子の性能を検査・測定する。
【0013】そのような工程を取り入れることによっ
て、あらかじめ素子の性能を確認し、その後パッケージ
することができるため、製品としての歩留まりが向上
し、時間的なロスも省くことができる。
【0014】ウエハープローブ装置に用いられるプロー
ブヘッドには、タングステンなどの針形状のものを用い
るニードルプローブヘッドが用いられており、おもに低
周波用のデバイスに使用されている。
【0015】また、フォトリソグラフィー技術の向上に
より、電極構成を微細化することができ、弾性表面波素
子は高周波化の方向へと向かっており、それにともない
ウエハープローブ装置に用いるプローブヘッドに高周波
用の弾性表面波素子に適したマイクロプローブヘッドが
使われ、高周波領域においても精度良く検査・測定を行
うことができるようになった。
【0016】図5は、作製した高周波用デバイスの性能
を検査するためのウエハープローブ装置のマイクロプロ
ーブヘッドとそのコンタクト部の簡略図である。
【0017】図中51は、マイクロプローブヘッド、5
2は、電気信号経路へとつなげるための同軸コネクタ
ー、53は、プローブヘッドに取り付けられたプローブ
チップ、54は、圧電性基板上にある素子の電極部とコ
ンタクトするための、プローブチップ先端に取り付けら
れたプローブヘッドのコンタクト部である。
【0018】このマイクロプローブヘッドを用いた検査
方法は、圧電性基板上に形成された弾性表面波素子に設
けられたボンディング用のパッド電極にマイクロプロー
ブヘッドのコンタクト部を接触させ、前記素子自身の電
気的特性を検査・測定するものである。
【0019】このマイクロプローブヘッドの先端部にあ
るデバイスとコンタクトして信号を扱う部分、つまりプ
ローブヘッドのコンタクト部分のコンタクトピッチには
限られた間隔があり、約100μmから300μm程度
であり、そのため上記図4の従来例に示すように電極部
をボンディング用のパッドとプローブ用のパッドとにわ
け、かつプローブ用のパッドは、前記ボンディング用の
パッドよりも後方に設けられている。
【0020】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、特
に櫛形電極部の交差幅の長さRがプローブ用パッド間の
ピッチの間隔Lよりも長い場合には、プローブ用パッド
の端面において櫛形電極から励振された弾性表面波が反
射してしまい、その反射波が櫛形電極に戻り再励振など
素子に影響を及ぼしてしまうという問題点があった。
【0021】上記の問題点を解決するために、従来は櫛
形電極とプローブ用パッドとの間の領域に吸音材を設
け、弾性表面波のプローブ用パッドでの反射波を抑えて
いた。しかし、吸音材を設ける工程は大きな手間とな
り、また吸音材を設ける領域は、上記のように櫛形電極
とプローブ用パッドとの間の狭い領域であるため吸音材
を設けることは困難であった。
【0022】[発明の目的]本発明の目的は、プローブ
測定を行うためのプローブ用パッドを備えた弾性表面波
素子において、前記プローブ用パッドでの弾性表面波の
反射を抑圧し、圧電性基板の表面上に弾性表面波素子が
形成された状態のまま素子の性能検査・測定を容易にす
ることである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、圧
電性基板上に形成された櫛形電極およびボンディング用
パッドにおいて、ボンディングパッドから電気的に接続
されて延長されたバスバーを前記櫛形電極から励振され
た弾性表面波の反射波の影響が抑えられるように、また
弾性表面波の進行を妨げないように、つまり前記弾性表
面波の伝搬方向に対して、直角にならないように設け、
前記バスバーのもう一端にウエハープローブヘッドのコ
ンタクト部分のコンタクトピッチにあわせたウエハープ
ローブ用パッドを設けることにより達成される。
【0024】
【作用】上記手段によれば、圧電性基板上に形成された
弾性表面波素子に設けられたプローブ用パッドなどにお
いて、櫛形電極から励振された弾性表面波の反射波が櫛
形電極に影響を及ぼす形としては戻らなくなり、櫛形電
極とプローブ用パッドとの間の領域に吸音材を設けると
いう必要性がなくなる。
【0025】
【実施例】(第1実施例)以下本発明の実施例について
説明する。
【0026】図1は、本発明における弾性表面波素子の
第1実施例を示す概略図である。
【0027】図中11は、Yカット(Z伝搬)ニオブ酸
リチウム圧電性基板、12は、圧電性基板11の表面上
に形成された櫛形電極、13は、圧電性基板11の表面
上に形成されかつ外部と電気的に接続するためのボンデ
ィングワイヤー用のボンディングパッドであり、前記櫛
形電極12と電気的に接続されている。
【0028】14は、圧電性基板11の表面上に形成さ
れたプローブ測定用のプローブパッドである。
【0029】15は、圧電性基板11の表面上に形成さ
れたかつボンディングパッド13とプローブパッド14
とを電気的に結び付けるプローブパッド引き出し用のバ
スバーである。
【0030】これらの電極は、アルミニウムなどの導電
性材料を用いて作製され、通常フォトリソグラフィー技
術を用いて、圧電性基板11の表面上に直接形成され
る。
【0031】また図中に示されたRは、櫛形電極12の
交差幅を表し、Lは、プローブパッド間のコンタクトピ
ッチを表している。
【0032】このような構成をもった弾性表面波素子に
おいて、プローブヘッド部を通して信号が入力すると、
その電気信号がプローブパッド14、バスバー15、ボ
ンディングパッド部13の順路で流れ、櫛形電極12に
おいて電気信号が機械信号に変換され弾性表面波とし
て、圧電性基板表面上を伝搬していく。
【0033】これとは逆に、櫛形電極12において、弾
性表面波が機械信号から電気信号に変換されると、その
信号はボンディングパッド部13、バスバー15、プロ
ーブパッド14の順路で流れプローブヘッド部を経由し
て測定器に入り、信号処理される。
【0034】このとき、前記ボンディングパッド13か
ら電気的に接続されて延びたバスバー15は、前記櫛形
電極12から励振された弾性表面波の伝搬方向に対し
て、直角にならないように配置してある。また、前記バ
スバーの長さは、インピーダンスを考慮した長さにして
ある。
【0035】また、前記プローブ用パッド14を設ける
位置は、櫛形電極12から励振された弾性表面波の反射
の影響を抑制させるように、前記弾性表面波の伝搬方向
の垂直方向において前記バスバー15よりも内側に入ら
ないように配置する。
【0036】以上のような構成にすることによって、前
記櫛形電極12から励振された弾性表面波は、前記バス
バー15および前記プローブパッド14において反射が
起こることを抑えることができ、反射波を抑えるための
吸音材を前記櫛形電極12と前記プローブパッド14と
の間の領域に設ける必要がなくなる。
【0037】ここで、ボンディングパッド13から電気
的に引き延ばされたプローブパッド引き出し用のバスバ
ー15の角度は、前記櫛形電極12から励振された弾性
表面波の反射波の影響が櫛形電極12に及ぼさないよう
な角度とする。
【0038】この角度は、前記櫛形電極12の形状によ
っても変化するが、櫛形電極12の交差幅と、前記バス
バー15の長さと、前記プローブパッド14間のピッチ
間隔とによって決めることができる。
【0039】また櫛形電極12の形状は正規形の櫛形電
極だけには限らず、円弧形状の櫛形電極や、またそのほ
か複数の曲面を持つ櫛形電極でもよく、それらの櫛形電
極の中心角は通常30度に比べて小さいことから、前記
バスバーの角度は、櫛形電極12で励振された弾性表面
波の伝搬方向に対して、たとえば30度から45度の範
囲で設けることが適切であり、反射波による櫛形電極で
の再励振などの影響を防ぐことができる。しかし上述し
ているように、反射波が櫛形電極12に影響を及ぼさな
い角度であるならば、これ以外の角度でも良い。
【0040】また、前記バスバー15の長さは、伝送線
路としての影響や素子のおおきさを抑えることから長く
とらないようにする。
【0041】以上のことから図1に示されているような
構成の弾性表面波素子を用いることによって、櫛形電極
12から両方向へ励振された弾性表面波のうち、目的の
方向とは逆の方向へ伝搬する弾性表面波に関して、ボン
ディングパッド13から電気的に接続されて延びたプロ
ーブパッド引き出し用のバスバー15や前記バスバー1
5の他端に設けられたプローブパッド14において、前
記櫛形電極12と前記プローブパッド14との間の領域
に吸音材を用いなくても反射波の影響を抑えることがで
きるため、プローブ測定・検査を行う上で工程数を減ら
すことができる。
【0042】(第2実施例)図2は、本発明の弾性表面
波素子の第2の実施例を示す概略図である。なお本図に
おいては、上記図1における部材と同様の部材には、同
一の符号がつけられている。
【0043】本実施例においては、プローブ測定のとき
に用いられるプローブ用のパッド14の端面の形状が、
ボンディングパッド部13から電気的に延長して引き延
ばされたバスバー15の配置された角度、つまり櫛形電
極12から励振された弾性表面波の伝搬方向に対する角
度と同じ角度でカットされている。
【0044】このような構成を用いることによって、前
記櫛形電極12から励振された弾性表面波がプローブ用
パッド端面で反射することを抑えることができるという
上記第1実施例と同様の効果を示す。
【0045】(第3実施例)図3は、本発明の弾性表面
波素子の第3の実施例を示す概略図である。なお本図に
おいては、上記図1における部材と同様の部材には、同
一の符号がつけられている。
【0046】本実施例においては、ボンディングパッド
部13から電気的に延長して引き延ばされたバスバー1
5の端面には、プローブ用バッド14が前記バスバー1
5の端面と同様の形状、つまり前記プローブ用のパッド
14が設けられていない状態となっている。前記バスバ
ー15の端面の間隔Lは、プローブヘッドのコンタクト
ピッチにあわせた間隔とする。
【0047】このような構成を用いることによって、前
記バスバーはプローブ用のパッドと同様の役割を共有
し、前記櫛形電極12から励振された弾性表面波の反射
波を上記第1実施例と同様に抑えることができ、かつプ
ローブ用パッドを設けるという工程を省くことができ、
上記第1、2実施例に比べて設計の自由度が増加する。
【0048】なお上記第1〜3実施例において用いられ
た圧電性基板の種類、櫛形電極その他の電極の形状は、
上記実施例中に示されたものだけに限られるものではな
い。
【0049】また、プローブ測定を終えた後、弾性表面
波素子を製品として扱うときには、前記素子の端面での
弾性表面波の反射を抑えるために吸音材を設けても良
い。
【0050】さらに上記第1〜3実施例では、フィルタ
ーを例にとって示したが、コンボルバやマッチドフィル
ターなど櫛形電極を備えた弾性表面波素子であるなら
ば、これに限るものではない。
【0051】
【発明の効果】以上述べたような本発明によれば、圧電
性基板上に形成された櫛形電極と、ワイヤーボンディン
グ用の電極パッドと、プローブ測定用のプローブ用の電
極パッドと該ワイヤーボンディング用パッドと該プロー
ブ用パッドとを電気的に結び付けるバスバーとを備え、
かつ該櫛形電極の交差幅の長さが該プローブ用パッド間
のピッチよりも長く形成された弾性表面波素子におい
て、該バスバーを該櫛形電極から励振された弾性表面波
の伝搬方向に対して直角ではなく、ある角度をもって斜
めに形成されることによって、吸音材を該ワイヤーボン
ディング用パッドと該プローブ用パッドとの間の領域に
設けなくても該プローブ用パッド端面での該弾性表面波
の反射を抑圧することができる。
【0052】本発明の弾性表面波素子を用いることで、
一連のデバイスプロセスにおいて、フォトリソグラフィ
ー工程終了後、基板上に形成された弾性表面波素子をダ
イシングせずに、基板のまま素子の性能検査・測定をす
る事ができる。
【0053】そのため弾性表面波素子製品製造工程にお
いて、特に量産レベルにおいては、素子の性能を確認し
た状態でパッケージする事ができるので、製品としての
歩留まりが向上し、時間的なロスを省くこともできる。
【0054】また試作レベルにおいて、1枚の基板の中
に櫛形電極の交差幅R(または、ボンディングパッド間
の幅)の異なる素子が含まれていても、プローブパッド
の間隔Lをプローブヘッドのコンタクトピッチに合わせ
ておけば、プローヘッドを交換しなくても測定・検査を
行うことが可能となる。
【0055】つまり測定系に左右されずに素子の設計を
行うことができる、設計の容易性というメリットも含ま
れる。
【0056】また、前記櫛形電極12と前記プローブパ
ッド14との間の領域に吸音材を用いなくても反射波の
影響を抑えることができるため、プローブ測定・検査を
行う上で工程数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す概略図。
【図2】本発明の第2の実施例を示す概略図。
【図3】本発明の第3の実施例を示す概略図。
【図4】本発明の従来例を示す概略図。
【図5】ウエハープローブ装置のマイクロプローブヘッ
ドとそのコンタクト部を示す概略図。
【符号の説明】
11,41 圧電性基板 12,42 櫛形電極 13,43 ワイヤーボンディング用の電極パッド 14,44 プローブ測定用のプローブ電極パッド 15,45 ボンディング用の電極パッドとプローブ
電極パッドとを結ぶバスバー 46 吸音材 R 櫛形電極の交差幅の長さ L プローブ電極パッド間のピッチの間隔 51 マイクロプローブヘッド 52 同軸コネクター 53 プローブチップ 54 プローブヘッドのコンタクト部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 晃広 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 江口 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 望月 規弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電性基板の主面上に形成された弾性表
    面波を励振するための櫛形電極と、該櫛形電極と外部と
    を電気的に結び付けるためのワイヤーボンディング用の
    電極パッドと、検査・測定するためのプローブ用の電極
    パッドと、前記ワイヤーボンディング用の電極パッドと
    前記プローブ用の電極パッドとを電気的に結び付けるた
    めに設けた該ワイヤーボンディング用の電極パッドから
    引き出したバスバーとを備え、かつ前記櫛形電極の交差
    幅の長さが前記プローブ用の電極パッド間のピッチより
    も長く形成された弾性表面波素子であり、 前記バスバーが、前記櫛形電極から励振された弾性表面
    波の伝搬方向に対して直角ではなく、角度をもって斜め
    に形成されていることを特徴とする弾性表面波素子。
  2. 【請求項2】 上記プローブ用の電極パッドの位置は、
    上記櫛形電極から励振された弾性表面波の伝搬方向に対
    し垂直方向で、上記バスバーよりも内側に入らないよう
    な位置に形成されていることを特徴とする請求項1に記
    載の弾性表面波素子。
  3. 【請求項3】 上記プローブ用の電極パッドは、上記バ
    スバーの外側の端部に設けられ、該バスバー内側の端部
    は該バスバーの配置された角度で直線形状とされている
    請求項1に記載の弾性表面波素子。
  4. 【請求項4】 上記バスバーの端面に上記プローブ用の
    電極パッド形状を設けず、該バスバーがプローブ用の電
    極パッドの役割も共有していることを特徴とする請求項
    1に記載の弾性表面波素子。
  5. 【請求項5】 上記プローブ用の電極パッドの間隔が、
    測定装置であるプローブ装置のプローブヘッドのピッチ
    間にほぼ一致していることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の弾性表面波素子。
  6. 【請求項6】 上記櫛形電極の形状が、円弧形状の櫛形
    電極である請求項1に記載の弾性表面波素子。
  7. 【請求項7】 上記櫛形電極の形状が、複数の曲面を持
    つ櫛形電極である請求項1に記載の弾性表面波素子。
JP30380293A 1993-12-03 1993-12-03 弾性表面波素子 Pending JPH07162259A (ja)

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JP (1) JPH07162259A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8546948B2 (en) 2009-08-18 2013-10-01 Alps Electric Co., Ltd. Silicon structure having bonding pad

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8546948B2 (en) 2009-08-18 2013-10-01 Alps Electric Co., Ltd. Silicon structure having bonding pad

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