JPH071620Y2 - コンタクトレンズ用洗浄用具 - Google Patents
コンタクトレンズ用洗浄用具Info
- Publication number
- JPH071620Y2 JPH071620Y2 JP2008191U JP2008191U JPH071620Y2 JP H071620 Y2 JPH071620 Y2 JP H071620Y2 JP 2008191 U JP2008191 U JP 2008191U JP 2008191 U JP2008191 U JP 2008191U JP H071620 Y2 JPH071620 Y2 JP H071620Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- lens
- container
- ball
- chamber
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Eyeglasses (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンタクトレンズ用洗浄
用具に関する。
用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンタクトレンズ(以下、レンズ
という)の洗浄は、パフなどに洗浄液を浸ませてレンズ
の表面をていねいにぬぐうことによって行なっている。
という)の洗浄は、パフなどに洗浄液を浸ませてレンズ
の表面をていねいにぬぐうことによって行なっている。
【0003】またコンタクトレンズの両面に弾性パッド
を接触させ、機械的に弾性パッドを振動させることによ
り洗浄するものも知られている(実開昭63-125820 号公
報)。
を接触させ、機械的に弾性パッドを振動させることによ
り洗浄するものも知られている(実開昭63-125820 号公
報)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところがパフでぬぐう
ばあい、レンズが小さいので扱いにくく、取り扱いを誤
るとレンズを破損する危険性がある。またレンズの全面
をきれいにする作業に時間がかかるという問題がある。
ばあい、レンズが小さいので扱いにくく、取り扱いを誤
るとレンズを破損する危険性がある。またレンズの全面
をきれいにする作業に時間がかかるという問題がある。
【0005】また前記機械的振動によるものでは、レン
ズとパッドとがきまった相対運動をするので、洗浄にむ
らができ、きれいにならない部分が出てくるばあいがあ
る。
ズとパッドとがきまった相対運動をするので、洗浄にむ
らができ、きれいにならない部分が出てくるばあいがあ
る。
【0006】本考案はかかる事情に鑑み、レンズを損傷
させず、短時間に、簡単に、しかもレンズの両面を同時
にまんべんなく洗浄することができ、かつレンズ保管ケ
ースを兼ねる携帯に便利なコンタクトレンズ用洗浄用具
を提供することを目的とする。
させず、短時間に、簡単に、しかもレンズの両面を同時
にまんべんなく洗浄することができ、かつレンズ保管ケ
ースを兼ねる携帯に便利なコンタクトレンズ用洗浄用具
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の洗浄用具は、
(a) レンズを洗浄するための洗浄用球と、(b) レンズと
前記洗浄用球とを収容するために陥凹状に形成された洗
浄室を有する洗浄容器とからなり、(C) 前記洗浄室の底
部がレンズと面接触するように曲面状に形成されている
ことを特徴とする。
(a) レンズを洗浄するための洗浄用球と、(b) レンズと
前記洗浄用球とを収容するために陥凹状に形成された洗
浄室を有する洗浄容器とからなり、(C) 前記洗浄室の底
部がレンズと面接触するように曲面状に形成されている
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】洗浄容器の洗浄室に洗浄液を滴下し、レンズと
洗浄用球とを入れ、洗浄容器を指でつまんで、あるいは
手で押さえながら台上で水平方向に振ると洗浄容器が振
動する。それに合わせて洗浄用球も振動するので、レン
ズの表裏両面が洗浄室の底部と洗浄用球とでこすられ、
洗浄される。
洗浄用球とを入れ、洗浄容器を指でつまんで、あるいは
手で押さえながら台上で水平方向に振ると洗浄容器が振
動する。それに合わせて洗浄用球も振動するので、レン
ズの表裏両面が洗浄室の底部と洗浄用球とでこすられ、
洗浄される。
【0009】そのとき手で振る動作は必ずしも均一でな
く、振動方向や振動が大きく変化するので、レンズの表
裏両面は機械的な振動に比して一層まんべんなくこすら
れ、汚れが残らずに全体がきれいになる。
く、振動方向や振動が大きく変化するので、レンズの表
裏両面は機械的な振動に比して一層まんべんなくこすら
れ、汚れが残らずに全体がきれいになる。
【0010】さらに本考案の洗浄用具は、洗浄に使用し
ていないときはそのままレンズ保管ケースとして用いる
ことができ、携帯にも便利である。すなわち本考案の洗
浄容器は、洗浄機能を備えたレンズ保管ケースとしてと
らえることができる。
ていないときはそのままレンズ保管ケースとして用いる
ことができ、携帯にも便利である。すなわち本考案の洗
浄容器は、洗浄機能を備えたレンズ保管ケースとしてと
らえることができる。
【0011】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本考案の洗浄用具
の実施例を説明する。
の実施例を説明する。
【0012】図1は本考案の洗浄用具の一実施例を示す
斜視図、図2は図1の洗浄用具の一部断面側面図、図3
および図4はそれぞれ本考案の洗浄用具の他の実施例を
示す断面図、図5は本考案の洗浄用具のさらに他の実施
例を示す斜視図、図6は図5の洗浄用具の断面図、図7
は本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す斜視図、
図8は図7の洗浄用具の一部断面側面図、図9は本考案
の洗浄用具のさらに他の実施例を示す断面図である。
斜視図、図2は図1の洗浄用具の一部断面側面図、図3
および図4はそれぞれ本考案の洗浄用具の他の実施例を
示す断面図、図5は本考案の洗浄用具のさらに他の実施
例を示す斜視図、図6は図5の洗浄用具の断面図、図7
は本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す斜視図、
図8は図7の洗浄用具の一部断面側面図、図9は本考案
の洗浄用具のさらに他の実施例を示す断面図である。
【0013】図1〜2において、1は洗浄用球、2は洗
浄容器、3は洗浄容器2に形成された洗浄室4の底部で
ある。
浄容器、3は洗浄容器2に形成された洗浄室4の底部で
ある。
【0014】洗浄用球1は、球体が好ましいが、多少扁
平になった楕円体であってもよい。また洗浄用球1の半
径は前記底部3の曲率半径より小さくするのが好まし
く、その直径は2〜20mm程度が好ましい。たとえば1個
の洗浄用球を用いるばあい、その半径は前記底部3の曲
率半径より0.5 〜数mm程度小さくするのが好ましい。
平になった楕円体であってもよい。また洗浄用球1の半
径は前記底部3の曲率半径より小さくするのが好まし
く、その直径は2〜20mm程度が好ましい。たとえば1個
の洗浄用球を用いるばあい、その半径は前記底部3の曲
率半径より0.5 〜数mm程度小さくするのが好ましい。
【0015】洗浄用球の材料としては、とくに制限なく
使用することができ、たとえばソフト、ハードなどのレ
ンズの種類、あるいはレンズの硬度に応じて、ガラスや
プラスチック(とくにソフト用)、軟質樹脂、ゴムまた
は発泡材(とくにハード用)などを用いうる。発泡材の
ような軽量の洗浄用球には、金属などの重錘を埋め込ん
でおくのが好ましい。
使用することができ、たとえばソフト、ハードなどのレ
ンズの種類、あるいはレンズの硬度に応じて、ガラスや
プラスチック(とくにソフト用)、軟質樹脂、ゴムまた
は発泡材(とくにハード用)などを用いうる。発泡材の
ような軽量の洗浄用球には、金属などの重錘を埋め込ん
でおくのが好ましい。
【0016】また洗浄用球の表面には、洗浄効果をあげ
るため、メッシュなどを入れて表面に凹凸をつけてもよ
い。
るため、メッシュなどを入れて表面に凹凸をつけてもよ
い。
【0017】なお図3に示す洗浄用球の35のように、つ
まみ35aを設けると取り扱いが便利である。つまみ35a
を設けるばあいは少なくとも下部のみを球面状とすれば
よく、上面は平坦であってもよい。本明細書にいう洗浄
用球とはそのような形状のものをも含む概念である。
まみ35aを設けると取り扱いが便利である。つまみ35a
を設けるばあいは少なくとも下部のみを球面状とすれば
よく、上面は平坦であってもよい。本明細書にいう洗浄
用球とはそのような形状のものをも含む概念である。
【0018】洗浄容器2は、レンズLと洗浄用球1とを
収容し、レンズを洗浄するための容器である。この洗浄
容器2にはたとえば図2に示されるように、陥凹状の洗
浄室4が形成されており、その底部3はレンズが面接触
するように曲面状、たとえば球面状ないし楕円体状に形
成されている。曲率半径はレンズに合わせて通常7〜20
mmとする。洗浄容器2の材料としては、とくに制限なく
用いることができ、たとえばプラスチックなどが用いら
れる。
収容し、レンズを洗浄するための容器である。この洗浄
容器2にはたとえば図2に示されるように、陥凹状の洗
浄室4が形成されており、その底部3はレンズが面接触
するように曲面状、たとえば球面状ないし楕円体状に形
成されている。曲率半径はレンズに合わせて通常7〜20
mmとする。洗浄容器2の材料としては、とくに制限なく
用いることができ、たとえばプラスチックなどが用いら
れる。
【0019】洗浄室4の大きさおよび深さとしては、洗
浄用球1が適度に動くように洗浄用球1よりいくらか大
きい程度が好ましい。
浄用球1が適度に動くように洗浄用球1よりいくらか大
きい程度が好ましい。
【0020】また、洗浄室4の底表面には、前記洗浄用
球1の表面と同様に、メッシュなどを入れて表面を凹凸
状とすることにより洗浄効果をあげることができる。
球1の表面と同様に、メッシュなどを入れて表面を凹凸
状とすることにより洗浄効果をあげることができる。
【0021】洗浄容器2の上部には、洗浄室4を覆うこ
とができるキャップ5がネジなどで着脱自在に設けられ
ている。キャップ5は洗浄容器2を手で振るときにレン
ズL、洗浄液Sおよび洗浄用球1が洗浄室4からとび出
ないようにするためのものである。なおキャップ5はパ
チンと嵌まる、いわゆるワンタッチ嵌込み式のものであ
ってもよい。
とができるキャップ5がネジなどで着脱自在に設けられ
ている。キャップ5は洗浄容器2を手で振るときにレン
ズL、洗浄液Sおよび洗浄用球1が洗浄室4からとび出
ないようにするためのものである。なおキャップ5はパ
チンと嵌まる、いわゆるワンタッチ嵌込み式のものであ
ってもよい。
【0022】なおキャップ5の内面5iは、たとえば洗
浄容器2の内面と連続する球面状ないし楕円面状に陥凹
させておくのが好ましく、それにより洗浄用球1がはね
てもスムーズに安定する利点がある。そのばあいキャッ
プ5の内面5iも洗浄室として作用する。
浄容器2の内面と連続する球面状ないし楕円面状に陥凹
させておくのが好ましく、それにより洗浄用球1がはね
てもスムーズに安定する利点がある。そのばあいキャッ
プ5の内面5iも洗浄室として作用する。
【0023】図3に示すようにつまみ付きの洗浄用球35
を用いるときは、キャップ5の中央につまみ35aを出す
ための孔6をあけておけばよい。それによりつまみ35a
が洗浄室4内へ落ち込むことが防止される。
を用いるときは、キャップ5の中央につまみ35aを出す
ための孔6をあけておけばよい。それによりつまみ35a
が洗浄室4内へ落ち込むことが防止される。
【0024】洗浄容器2の外観形状はとくに制限される
ものではなく、たとえば側面部10が指で掴めるような円
柱状などが採用される。図1の洗浄容器2は2個の洗浄
容器2a、2bを底板7で一体に連結した構成としてい
る。このものは一方の洗浄容器の側面部10または底板7
を指で掴んで振ることができる。
ものではなく、たとえば側面部10が指で掴めるような円
柱状などが採用される。図1の洗浄容器2は2個の洗浄
容器2a、2bを底板7で一体に連結した構成としてい
る。このものは一方の洗浄容器の側面部10または底板7
を指で掴んで振ることができる。
【0025】なお洗浄容器の側面などに、つまみ部(図
3の8)を突出させておくと、一層操作しやすくなる。
3の8)を突出させておくと、一層操作しやすくなる。
【0026】洗浄容器2を比較的扁平に形成しておく
と、指で水平に振るときの振る方向が明確になるので好
ましい。また洗浄容器2の底面9を平坦にしておくと、
机などの平坦な台上で洗浄容器をすべらせるようにして
振ることができる。それによって洗浄室内で洗浄用球や
レンズが踊るのを避けることができる利点がある。
と、指で水平に振るときの振る方向が明確になるので好
ましい。また洗浄容器2の底面9を平坦にしておくと、
机などの平坦な台上で洗浄容器をすべらせるようにして
振ることができる。それによって洗浄室内で洗浄用球や
レンズが踊るのを避けることができる利点がある。
【0027】つぎに上記洗浄用具による洗浄方法を説明
する。
する。
【0028】まず図2に示すように、洗浄室4に洗浄液
Sを数滴滴下し、レンズLを入れ、その上に洗浄用球1
を置く。洗浄液Sとしては、コンタクトレンズ用洗浄液
が好適であるが、そのかわりに研磨液(研磨剤入りの液
剤)を入れてもよい。注入量は通常0.03〜1.0cc 程度で
ある。
Sを数滴滴下し、レンズLを入れ、その上に洗浄用球1
を置く。洗浄液Sとしては、コンタクトレンズ用洗浄液
が好適であるが、そのかわりに研磨液(研磨剤入りの液
剤)を入れてもよい。注入量は通常0.03〜1.0cc 程度で
ある。
【0029】ついでキャップ5を締めて平坦な台上で洗
浄容器2全体を手で掴み、左右方向に旋回させるように
振動させる。それによりレンズLが底部3上で揺れ動
き、洗浄用球1もレンズL上で振動する。そのため、レ
ンズLの表面と裏面が同時に洗浄される。また洗浄用球
は洗浄中にレンズが踊らないように押さえる重錘として
機能すると共に、振動に関して洗浄室との間に相対的な
運動を生じさせる質量要素としても機能する。
浄容器2全体を手で掴み、左右方向に旋回させるように
振動させる。それによりレンズLが底部3上で揺れ動
き、洗浄用球1もレンズL上で振動する。そのため、レ
ンズLの表面と裏面が同時に洗浄される。また洗浄用球
は洗浄中にレンズが踊らないように押さえる重錘として
機能すると共に、振動に関して洗浄室との間に相対的な
運動を生じさせる質量要素としても機能する。
【0030】なお洗浄時間は、通常30〜60秒程度で充分
である。
である。
【0031】洗浄後は洗浄容器2からレンズLを取り出
し、生理的食塩水や精製水などでよくすすいだ後、装用
する。また洗浄用球1を取り出した後は、本考案の洗浄
用具をレンズ保管ケースとして使用することもできる。
し、生理的食塩水や精製水などでよくすすいだ後、装用
する。また洗浄用球1を取り出した後は、本考案の洗浄
用具をレンズ保管ケースとして使用することもできる。
【0032】つぎに図4を参照して本考案の洗浄用具の
他の実施例を説明する。
他の実施例を説明する。
【0033】図4の洗浄用具では1個の洗浄室4内にレ
ンズLよりも小さい(直径1〜3mm)洗浄用球1aを数
個収容している。このように複数個の洗浄用球を用いる
ばあいには、度が高いプラスレンズあるいはマイナスレ
ンズ(いわゆるハイパワーレンズ)など、特殊なデザイ
ンを有するコンタクトレンズの洗浄に有利である。
ンズLよりも小さい(直径1〜3mm)洗浄用球1aを数
個収容している。このように複数個の洗浄用球を用いる
ばあいには、度が高いプラスレンズあるいはマイナスレ
ンズ(いわゆるハイパワーレンズ)など、特殊なデザイ
ンを有するコンタクトレンズの洗浄に有利である。
【0034】図5および図6に示す洗浄用具は円柱状の
洗浄容器2を有しており、その洗浄容器2の左右両端部
に洗浄容器2の軸心上に互いに逆向きとなるように、2
個の洗浄室4aおよび4bが設けられている。洗浄容器
2の左右にはキャップ5aおよび5bがネジなどで着脱
自在に設けられている。このものは縦方向に保持して、
そのときの上部の洗浄室4aまたは4b内のレンズを洗
浄する。したがって図5および図6の洗浄用具において
も、持ち運びが容易でかつ保存用のケースとしても利用
でき、さらに携帯中にコンタクトレンズを洗浄しうると
いう効果を奏する。
洗浄容器2を有しており、その洗浄容器2の左右両端部
に洗浄容器2の軸心上に互いに逆向きとなるように、2
個の洗浄室4aおよび4bが設けられている。洗浄容器
2の左右にはキャップ5aおよび5bがネジなどで着脱
自在に設けられている。このものは縦方向に保持して、
そのときの上部の洗浄室4aまたは4b内のレンズを洗
浄する。したがって図5および図6の洗浄用具において
も、持ち運びが容易でかつ保存用のケースとしても利用
でき、さらに携帯中にコンタクトレンズを洗浄しうると
いう効果を奏する。
【0035】図7および図8に示す洗浄用具ではキャッ
プ5の内面5iが浅くされており、洗浄容器2にキャッ
プ5を取りつけたときに洗浄容器2の内面とキャップ5
の内面とが完全な球面を形成せず扁平な楕円体ないし円
盤状になる。したがって洗浄室4a、4bの実質的な深
さを浅くすることができ、洗浄用球1のむだな動きを防
止することができる。さらに洗浄用具全体の高さを低く
することができるので、一層携帯に便利である。
プ5の内面5iが浅くされており、洗浄容器2にキャッ
プ5を取りつけたときに洗浄容器2の内面とキャップ5
の内面とが完全な球面を形成せず扁平な楕円体ないし円
盤状になる。したがって洗浄室4a、4bの実質的な深
さを浅くすることができ、洗浄用球1のむだな動きを防
止することができる。さらに洗浄用具全体の高さを低く
することができるので、一層携帯に便利である。
【0036】また図7および図8の洗浄用具の側面の一
方において、左右の洗浄容器2a、2bを簡単に判別で
きるように2個の洗浄容器のほぼ中間に突起11を設けて
洗浄容器の前後を明確にしている。
方において、左右の洗浄容器2a、2bを簡単に判別で
きるように2個の洗浄容器のほぼ中間に突起11を設けて
洗浄容器の前後を明確にしている。
【0037】図9に示す洗浄用具は、上下に2組の洗浄
用具を配置して連結したものである。上側の洗浄用具は
下端にネジ部S1 を有する洗浄容器2aとその上端にネ
ジ止めされるキャップ5aとから構成されており、下側
の洗浄用具は下面が平坦な洗浄容器2bとその上端にネ
ジ止めされるキャップ5bとから構成されている。
用具を配置して連結したものである。上側の洗浄用具は
下端にネジ部S1 を有する洗浄容器2aとその上端にネ
ジ止めされるキャップ5aとから構成されており、下側
の洗浄用具は下面が平坦な洗浄容器2bとその上端にネ
ジ止めされるキャップ5bとから構成されている。
【0038】下側の洗浄用具のキャップ5bの上端に
は、前記上側の洗浄容器2bのネジ部S1 と螺合するネ
ジ部S2 を有しており、ネジ部S1 、S2 同士を螺着し
て両者を一体化して用いる。
は、前記上側の洗浄容器2bのネジ部S1 と螺合するネ
ジ部S2 を有しており、ネジ部S1 、S2 同士を螺着し
て両者を一体化して用いる。
【0039】このものはたとえば上側の洗浄室4aに左
側のコンタクトレンズLを入れ、下側の洗浄室4bに右
側のコンタクトレンズLを入れて、机の上などで左右に
動かすことにより、両眼のコンタクトレンズを同時に洗
浄することができる。
側のコンタクトレンズLを入れ、下側の洗浄室4bに右
側のコンタクトレンズLを入れて、机の上などで左右に
動かすことにより、両眼のコンタクトレンズを同時に洗
浄することができる。
【0040】なおこのものは上側のキャップ5aにたと
えば「L」の文字を入れ、下側のキャップ5bに「R」
の文字を入れておけば、左右のコンタクトレンズを間違
わないので便利である。
えば「L」の文字を入れ、下側のキャップ5bに「R」
の文字を入れておけば、左右のコンタクトレンズを間違
わないので便利である。
【0041】前記キャップ5a、5bと洗浄容器2a、
2bの結合および上側の洗浄容器2aと下側のキャップ
5bの結合には、ネジ以外に、たとえばスナップ式の結
合を採用することもできる。
2bの結合および上側の洗浄容器2aと下側のキャップ
5bの結合には、ネジ以外に、たとえばスナップ式の結
合を採用することもできる。
【0042】以上に説明した本考案の洗浄用具は、ソフ
トコンタクトレンズにもハードコンタクトレンズにも使
用できるが、とりわけソフトコンタクトレンズに好まし
く用いられる。
トコンタクトレンズにもハードコンタクトレンズにも使
用できるが、とりわけソフトコンタクトレンズに好まし
く用いられる。
【0043】
【考案の効果】本考案の洗浄用具によれば、コンタクト
レンズを傷つけることなく、短時間で簡単に、しかもレ
ンズの両面を同時に万べんなく洗浄することができる。
レンズを傷つけることなく、短時間で簡単に、しかもレ
ンズの両面を同時に万べんなく洗浄することができる。
【図1】図1は本考案の洗浄用具の一実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】図2は図1の洗浄用具の一部断面側面図であ
る。
る。
【図3】本考案の洗浄用具の他の実施例を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】図5の洗浄用具の断面図である。
【図7】本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】図7の洗浄用具の一部断面側面図である。
【図9】本考案の洗浄用具のさらに他の実施例を示す断
面図である。
面図である。
1 洗浄用球 1a 洗浄用球 2 洗浄容器 3 底部 4 洗浄室 35 洗浄用球 L レンズ
Claims (9)
- 【請求項1】 (a) コンタクトレンズを洗浄するための
洗浄用球と、 (b) コンタクトレンズと前記洗浄用球とを収容するため
に陥凹状に形成された洗浄室を有する洗浄容器とからな
り、 (c) 前記洗浄室の底部がコンタクトレンズと面接触する
ように曲面状に形成されてなる コンタクトレンズ 用洗浄用具。 - 【請求項2】 前記洗浄容器の外部に指で掴む部分が設
けられてなる請求項1記載の洗浄用具。 - 【請求項3】 前記洗浄容器の底面が平坦である請求項
1記載の洗浄用具。 - 【請求項4】 前記洗浄室の底部が半径7〜20mmの球面
状を呈する請求項1記載の洗浄用具。 - 【請求項5】 前記洗浄用球の底部が半径1〜10mmの球
面状を呈する請求項1記載の洗浄用具。 - 【請求項6】 前記洗浄容器が2個の洗浄室を有し、そ
れぞれの洗浄室について少なくとも1個ずつ洗浄用球を
備えている請求項1記載の洗浄用具。 - 【請求項7】 1個の洗浄室に収容されるべき洗浄用球
が複数個である請求項1記載の洗浄用具。 - 【請求項8】 前記洗浄用球がつまみを有する請求項1
記載の洗浄用具。 - 【請求項9】 前記洗浄用球の表面および(または)洗
浄室の底部にメッシュが形成されている請求項1記載の
洗浄用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008191U JPH071620Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1991-03-29 | コンタクトレンズ用洗浄用具 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2-36231 | 1990-04-03 | ||
JP3623190 | 1990-04-03 | ||
JP2008191U JPH071620Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1991-03-29 | コンタクトレンズ用洗浄用具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0489913U JPH0489913U (ja) | 1992-08-05 |
JPH071620Y2 true JPH071620Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=33554239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008191U Expired - Lifetime JPH071620Y2 (ja) | 1990-04-03 | 1991-03-29 | コンタクトレンズ用洗浄用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071620Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP2008191U patent/JPH071620Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0489913U (ja) | 1992-08-05 |
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