JPH07156798A - 坑内車両とその走行安全システム - Google Patents
坑内車両とその走行安全システムInfo
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- JPH07156798A JPH07156798A JP5340094A JP34009493A JPH07156798A JP H07156798 A JPH07156798 A JP H07156798A JP 5340094 A JP5340094 A JP 5340094A JP 34009493 A JP34009493 A JP 34009493A JP H07156798 A JPH07156798 A JP H07156798A
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Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 作業員などと資材を容易かつ迅速に搬送でき
るようにし、時間の短縮によって作業効率を改善し、利
用者の肉体的苦痛をなくして労働環境を向上し、また走
行時に、他の鋼車などの車両と衝突を防ぎ安全性を向上
させる。 【構成】 坑内車両Aは、車体aに設けた主車輪をモー
タ3と減速機4とからなる駆動装置bにより駆動可能に
するとともに、ブレーキdを設け、車体a上には駆動装
置bとバッテリーcと、操作盤eとを覆うカバー40と
腰掛け部42が設けられている。走行安全システムは、
坑内に適宜間隔で電波受信機60と警報器62とを一組
にして設け、坑内を走行する車両66には電波発信機6
1を設けておき、走行車両66の電波発信機61の電波
を受けたその付近の電波受信機60から制御装置63に
応答信号を送信すると、所定間隔前進側の警報器62を
作動して、走行車両66が近づいていることを知らせる
ようにした。
るようにし、時間の短縮によって作業効率を改善し、利
用者の肉体的苦痛をなくして労働環境を向上し、また走
行時に、他の鋼車などの車両と衝突を防ぎ安全性を向上
させる。 【構成】 坑内車両Aは、車体aに設けた主車輪をモー
タ3と減速機4とからなる駆動装置bにより駆動可能に
するとともに、ブレーキdを設け、車体a上には駆動装
置bとバッテリーcと、操作盤eとを覆うカバー40と
腰掛け部42が設けられている。走行安全システムは、
坑内に適宜間隔で電波受信機60と警報器62とを一組
にして設け、坑内を走行する車両66には電波発信機6
1を設けておき、走行車両66の電波発信機61の電波
を受けたその付近の電波受信機60から制御装置63に
応答信号を送信すると、所定間隔前進側の警報器62を
作動して、走行車両66が近づいていることを知らせる
ようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小口径断面のシールド
工事等に際し、坑内を走行して人や資材を搬送する坑内
車両と坑内車両の走行安全システムに関する。
工事等に際し、坑内を走行して人や資材を搬送する坑内
車両と坑内車両の走行安全システムに関する。
【0002】
【従来の技術】下水道管や共同溝を地下に構築するシー
ルド工法や推進工法において、掘削土を外部に搬送する
場合、掘削坑内に軌道を敷設し、掘削された土砂を軌道
上の鋼車に積載し、その鋼車をバッテリー車で牽引して
坑外に搬出している。一方、シールド工事が小口径であ
る場合、作業員や工事監理者は前記坑内に敷設された軌
道脇の通路を徒歩で切羽まで往復している。小口径の坑
内、例えば、仕上り口径が小さく1350mmの場合の
歩行は、軌条の脇に設けられた通路を腰を屈めて歩行し
ている。
ルド工法や推進工法において、掘削土を外部に搬送する
場合、掘削坑内に軌道を敷設し、掘削された土砂を軌道
上の鋼車に積載し、その鋼車をバッテリー車で牽引して
坑外に搬出している。一方、シールド工事が小口径であ
る場合、作業員や工事監理者は前記坑内に敷設された軌
道脇の通路を徒歩で切羽まで往復している。小口径の坑
内、例えば、仕上り口径が小さく1350mmの場合の
歩行は、軌条の脇に設けられた通路を腰を屈めて歩行し
ている。
【0003】他の通行手段としては、本出願人にかかる
特願平3−287452号に示されている乗用台車装置
が知られている。この乗用台車装置は、シールド機によ
り掘進していくもので、シールド機後方の支援台車が走
行するレールと土砂を搬出する運搬台車が走行するレー
ルを敷設し、さらに運搬台車が走行するレールの下方の
溝部に補助レールを敷設して、同補助レールにバッテリ
ーを搭載した駆動台車を配置するとともに、運搬台車が
走行するレール上に乗用台車を配置している。そして、
補助レール上の駆動台車と係脱可能に連結して走行する
乗用台車に作業員や工事監理者が乗れるようにしたり、
前記運搬台車が走行するレール上に台車のみを配置して
それに乗った人の人力によって走行するようにしてい
る。このような乗用台車や人力で走行する車両の通るレ
ール上には、シールド機により掘削される土砂を搬出す
るための鋼車とそれを牽引するバッテリーカーが配置さ
れ、鋼車は約1時間に1回の割合でシールド先端と搬出
される立坑を往復し、その間に作業員や監理係員が乗用
台車や人力で走行する車両に乗って行き来する。そして
鋼車と、乗用台車や人力で走行する車両とが遭遇する場
合は、乗用台車や人力車両を本線レールから一時待避す
るようにしていた。
特願平3−287452号に示されている乗用台車装置
が知られている。この乗用台車装置は、シールド機によ
り掘進していくもので、シールド機後方の支援台車が走
行するレールと土砂を搬出する運搬台車が走行するレー
ルを敷設し、さらに運搬台車が走行するレールの下方の
溝部に補助レールを敷設して、同補助レールにバッテリ
ーを搭載した駆動台車を配置するとともに、運搬台車が
走行するレール上に乗用台車を配置している。そして、
補助レール上の駆動台車と係脱可能に連結して走行する
乗用台車に作業員や工事監理者が乗れるようにしたり、
前記運搬台車が走行するレール上に台車のみを配置して
それに乗った人の人力によって走行するようにしてい
る。このような乗用台車や人力で走行する車両の通るレ
ール上には、シールド機により掘削される土砂を搬出す
るための鋼車とそれを牽引するバッテリーカーが配置さ
れ、鋼車は約1時間に1回の割合でシールド先端と搬出
される立坑を往復し、その間に作業員や監理係員が乗用
台車や人力で走行する車両に乗って行き来する。そして
鋼車と、乗用台車や人力で走行する車両とが遭遇する場
合は、乗用台車や人力車両を本線レールから一時待避す
るようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】シールド工法における
下水道管や共同溝の構築において、掘進先端に作業員や
監理係員が頻繁に通行している。特に監理係員は掘進の
指導指示、確認と掘進先端に頻繁に往復する。このよう
な場合、坑の管径が1750mm以上の場合は、坑内を
ほぼ正常な姿勢で歩行することができるが、、小口径断
面の管径(1150〜1650mm)においては坑内空
間が狭いため作業員や監理係員は首を曲げて歩行する
か、中腰になって歩行するため、長い坑内を姿勢が悪い
まま1〜2kmの長距離を歩行しなければならず、姿勢
の悪さで肉体的に苦痛を強いられた。また、監理係員は
掘削中は頻繁に往復するため、それに多くの時間がかか
り、他の工事監理に支障を来し、係員を増員しなければ
ならない場合があり、また資材の搬送作業も同様に困難
を窮めている。
下水道管や共同溝の構築において、掘進先端に作業員や
監理係員が頻繁に通行している。特に監理係員は掘進の
指導指示、確認と掘進先端に頻繁に往復する。このよう
な場合、坑の管径が1750mm以上の場合は、坑内を
ほぼ正常な姿勢で歩行することができるが、、小口径断
面の管径(1150〜1650mm)においては坑内空
間が狭いため作業員や監理係員は首を曲げて歩行する
か、中腰になって歩行するため、長い坑内を姿勢が悪い
まま1〜2kmの長距離を歩行しなければならず、姿勢
の悪さで肉体的に苦痛を強いられた。また、監理係員は
掘削中は頻繁に往復するため、それに多くの時間がかか
り、他の工事監理に支障を来し、係員を増員しなければ
ならない場合があり、また資材の搬送作業も同様に困難
を窮めている。
【0005】また公知の乗用台車においては、シールド
坑内が比較的余裕があり、枕木とシールドの管底部との
間に空間がないと補助レールを敷設して駆動部を収容す
ることができない。レール上を人力で走行する車両にお
いては、利用者がみずから足で床面を蹴ったり手で坑内
壁面に手を掛けて走行するので、やはり、利用者に肉体
的な負担が強いられるという問題があった。本発明は、
前記従来技術の問題点に鑑みて提案されるもので、その
目的とするところは、管径1150〜1650mmの小
口径断面の坑内で作業員や監理係員の移動と資材の搬送
を電動車両によって容易かつ迅速に行なえるようにし、
往復に要する時間の短縮によって作業効率を改善し、人
荷の搬送手段の利用者の肉体的苦痛をなくして、労働環
境の向上を計れるようにした坑内車両を提供するもので
ある。また、坑内車両の走行時に鋼車などの車両との衝
突をなくせるようにした走行安全システムを提供するも
のである。
坑内が比較的余裕があり、枕木とシールドの管底部との
間に空間がないと補助レールを敷設して駆動部を収容す
ることができない。レール上を人力で走行する車両にお
いては、利用者がみずから足で床面を蹴ったり手で坑内
壁面に手を掛けて走行するので、やはり、利用者に肉体
的な負担が強いられるという問題があった。本発明は、
前記従来技術の問題点に鑑みて提案されるもので、その
目的とするところは、管径1150〜1650mmの小
口径断面の坑内で作業員や監理係員の移動と資材の搬送
を電動車両によって容易かつ迅速に行なえるようにし、
往復に要する時間の短縮によって作業効率を改善し、人
荷の搬送手段の利用者の肉体的苦痛をなくして、労働環
境の向上を計れるようにした坑内車両を提供するもので
ある。また、坑内車両の走行時に鋼車などの車両との衝
突をなくせるようにした走行安全システムを提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明の坑内車両は、一人乗り用であって、車体にレール上
を回転移動する主車輪と従車輪を設け、主車輪はモータ
と減速機を備えた駆動装置に連結し、主車輪にその回転
を制動するブレーキ装置を設け、前記車体に前記モータ
に電流を供給するバッテリーと駆動装置の駆動状態を操
作する操作盤を搭載し、車体の上面に駆動装置とバッテ
リーと操作盤の上面以外とを覆う形状であって、腰掛け
部を有するカバーを設けたことを特徴とする。また、前
記車体の前後に衝突緩衝用のバンパーと、手摺を設け
た。
明の坑内車両は、一人乗り用であって、車体にレール上
を回転移動する主車輪と従車輪を設け、主車輪はモータ
と減速機を備えた駆動装置に連結し、主車輪にその回転
を制動するブレーキ装置を設け、前記車体に前記モータ
に電流を供給するバッテリーと駆動装置の駆動状態を操
作する操作盤を搭載し、車体の上面に駆動装置とバッテ
リーと操作盤の上面以外とを覆う形状であって、腰掛け
部を有するカバーを設けたことを特徴とする。また、前
記車体の前後に衝突緩衝用のバンパーと、手摺を設け
た。
【0007】上記目的を達成した本発明の坑内車両の走
行安全システムは、坑内に沿って適宜間隔で電波受信機
と警報器とを一体として複数配設するとともに、各電波
受信機からの発信信号に基づき警報器を作動制御する制
御装置を設け、坑内を走行する車両に電波発信機を装備
しておき、車両の走行時に車両に装備した電波発信機の
発信信号を車両位置付近の前記電波受信機が受信し、そ
の電波受信機からの発信信号を受けた制御装置が、走行
している車両の所定間隔前進側の前記警報器を作動し
て、その位置に走行車両が近づいていることを知らせら
れることを特徴とする。
行安全システムは、坑内に沿って適宜間隔で電波受信機
と警報器とを一体として複数配設するとともに、各電波
受信機からの発信信号に基づき警報器を作動制御する制
御装置を設け、坑内を走行する車両に電波発信機を装備
しておき、車両の走行時に車両に装備した電波発信機の
発信信号を車両位置付近の前記電波受信機が受信し、そ
の電波受信機からの発信信号を受けた制御装置が、走行
している車両の所定間隔前進側の前記警報器を作動し
て、その位置に走行車両が近づいていることを知らせら
れることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の坑内車両は、車体にバッテリーを搭載し
て、電動主車輪を駆動装置で駆動できるようにしている
ので、操作盤の電源スイッチとスピード調整ダイヤルと
非常停止スイッチにより発進と非常停止ができ、ブレー
キ装置によって停車時にはブレーキを掛けて暴走を防止
する。カバーは腰掛け部を有しており、そこに腰掛けて
操作盤の操作をすることができる。このため坑内車両を
坑内に敷設されているレールに沿って運転することがで
き、監理係員などは腰掛けた低い姿勢状態で目的地へ到
達することができ、往復時間を大幅に短縮でき、また屈
んで歩行する必要がないので身体の苦痛が軽減される。
坑内車両の重量はバッテリーが主なもので、車体のフレ
ームは軽量なアルミフレームを使用し、車輪は硬質樹脂
製とし、カバーはプラスチック製として軽量化を計るこ
とにより、坑内軌条上で他の車両と遭遇したときに、軌
条の脇に、使用者は当該坑内車両を移動して、他の車両
の通過後、再び軌条に戻して走行させることができる。
また、車体の前後に衝突緩衝用のバンパーと手摺を設け
ているので、不慮の衝突時にはバンパーが衝撃を緩衝し
て乗用車は保護され、前部のバンパーは足止めになる。
手摺は、坑内軌条の上で他の車両と遭遇したときに、坑
内車両を軌条の脇へ移すときの把手となり移動に便利で
ある。
て、電動主車輪を駆動装置で駆動できるようにしている
ので、操作盤の電源スイッチとスピード調整ダイヤルと
非常停止スイッチにより発進と非常停止ができ、ブレー
キ装置によって停車時にはブレーキを掛けて暴走を防止
する。カバーは腰掛け部を有しており、そこに腰掛けて
操作盤の操作をすることができる。このため坑内車両を
坑内に敷設されているレールに沿って運転することがで
き、監理係員などは腰掛けた低い姿勢状態で目的地へ到
達することができ、往復時間を大幅に短縮でき、また屈
んで歩行する必要がないので身体の苦痛が軽減される。
坑内車両の重量はバッテリーが主なもので、車体のフレ
ームは軽量なアルミフレームを使用し、車輪は硬質樹脂
製とし、カバーはプラスチック製として軽量化を計るこ
とにより、坑内軌条上で他の車両と遭遇したときに、軌
条の脇に、使用者は当該坑内車両を移動して、他の車両
の通過後、再び軌条に戻して走行させることができる。
また、車体の前後に衝突緩衝用のバンパーと手摺を設け
ているので、不慮の衝突時にはバンパーが衝撃を緩衝し
て乗用車は保護され、前部のバンパーは足止めになる。
手摺は、坑内軌条の上で他の車両と遭遇したときに、坑
内車両を軌条の脇へ移すときの把手となり移動に便利で
ある。
【0009】坑内車両の走行安全システムでは、坑内に
適宜間隔で電波受信機と警報器とを一組にして設置し、
鋼車などの車両の走行時に車両に装備した電波発信機の
発信信号を走行車両位置付近の前記電波受信機が受信
し、その電波受信機からの発信信号を受けた制御装置
が、走行している車両の所定間隔前進側の前記警報器を
作動するようにしている。このため、走行車両の進行方
向に適宜長さ離れた位置の警報器を順次作動して、同一
軌条を利用して移動中の坑内車両の利用者は坑内車両が
近付いていることを知って、坑内車両を軌条の脇に待避
させ、通過後に再び坑内車両を軌条に復帰させて走行を
再開し、目的地に到達することができる。
適宜間隔で電波受信機と警報器とを一組にして設置し、
鋼車などの車両の走行時に車両に装備した電波発信機の
発信信号を走行車両位置付近の前記電波受信機が受信
し、その電波受信機からの発信信号を受けた制御装置
が、走行している車両の所定間隔前進側の前記警報器を
作動するようにしている。このため、走行車両の進行方
向に適宜長さ離れた位置の警報器を順次作動して、同一
軌条を利用して移動中の坑内車両の利用者は坑内車両が
近付いていることを知って、坑内車両を軌条の脇に待避
させ、通過後に再び坑内車両を軌条に復帰させて走行を
再開し、目的地に到達することができる。
【0010】
【実施例】本発明の坑内車両の実施例を図1、2により
説明する。本発明の坑内車両Aは、シールド工法におけ
る坑内に設けられた軌条(レール)を走行するものであ
り、特に小口径断面のシールド工事の坑内を作業員や監
理係員が作業現場に行ったり監理係員が作業の指示、確
認、点検等のためシールド坑内を移動するための一人乗
り用の車両である。そして、走行中に他の車両と遭遇し
た場合は、坑内車両Aを軌条の脇に待避させ、通過後に
復帰させて走行を再開し、目的地へ走行できるようにし
たものである。
説明する。本発明の坑内車両Aは、シールド工法におけ
る坑内に設けられた軌条(レール)を走行するものであ
り、特に小口径断面のシールド工事の坑内を作業員や監
理係員が作業現場に行ったり監理係員が作業の指示、確
認、点検等のためシールド坑内を移動するための一人乗
り用の車両である。そして、走行中に他の車両と遭遇し
た場合は、坑内車両Aを軌条の脇に待避させ、通過後に
復帰させて走行を再開し、目的地へ走行できるようにし
たものである。
【0011】坑内車両Aの車体aは前記した小口径断面
に敷設された軌条50を走行するもので、車体aの大き
さはおよそ車幅は550mm、車長は700mmで、車
体aの前後に車輪を設けている。例えば前輪は従動車1
aとし、後輪を主車輪1とし、主車輪1は車軸2を介し
て電動モータ3と減速機4とからなる駆動装置bに連結
され、電動モータ3が後記するバッテリーcから電気を
受けて回転駆動されるようになっている。主車輪1はブ
レーキdにより制動されるようになっており、ブレーキ
dは公知のブロックブレーキであって、駆動主軸にブレ
ーキ輪を設けて、ブレーキブロックをブレーキハンドル
10によってブレーキ輪に半径方向に押し付けその摩擦
で制動するようになっている。坑内車両Aは、それを容
易に軌条の脇に出したり、戻したりできるようにするた
め軽量に形成されており、車体aのフレームは軽量なア
ルミフレームを使用し、各車輪は硬質樹脂製であり、後
記するカバー40はプラスチック製にされている。
に敷設された軌条50を走行するもので、車体aの大き
さはおよそ車幅は550mm、車長は700mmで、車
体aの前後に車輪を設けている。例えば前輪は従動車1
aとし、後輪を主車輪1とし、主車輪1は車軸2を介し
て電動モータ3と減速機4とからなる駆動装置bに連結
され、電動モータ3が後記するバッテリーcから電気を
受けて回転駆動されるようになっている。主車輪1はブ
レーキdにより制動されるようになっており、ブレーキ
dは公知のブロックブレーキであって、駆動主軸にブレ
ーキ輪を設けて、ブレーキブロックをブレーキハンドル
10によってブレーキ輪に半径方向に押し付けその摩擦
で制動するようになっている。坑内車両Aは、それを容
易に軌条の脇に出したり、戻したりできるようにするた
め軽量に形成されており、車体aのフレームは軽量なア
ルミフレームを使用し、各車輪は硬質樹脂製であり、後
記するカバー40はプラスチック製にされている。
【0012】車体aの中央部に前記電動モータ3の電源
バッテリーcが搭載されるとともに、後部に前記駆動装
置bの操作盤eが設置され、バッテリーcは電動モータ
3と操作盤eに導線を介して接続されている。なおバッ
テリーは約4時間の走行時間分の電気量が蓄電され、随
時交換して使用する。操作盤eには、電源をON、OF
Fするスイッチ20と、速度を調整するダイヤル21と
非常停止スイッチ22が設けられおり、坑内車両Aの使
用時にスイッチ20で電源を入れて走行時に調整ダイヤ
ル21によって速度を加減し、緊急時には非常停止スイ
ッチ22により緊急停止できるようになっている。また
車体aの上面に、駆動装置bとバッテリーcと操作盤e
の上面以外とを覆う形状のカバー40が設けられ、カバ
ー40の開口から操作盤eの電源スイッチ20、ダイヤ
ル21、非常停止スイッチ22が露出しており、同様に
ブレーキdのハンドル10も露出している。カバー40
は平断面形が略T字形であり、後部上面に使用者の腰掛
け部42が設けられている。
バッテリーcが搭載されるとともに、後部に前記駆動装
置bの操作盤eが設置され、バッテリーcは電動モータ
3と操作盤eに導線を介して接続されている。なおバッ
テリーは約4時間の走行時間分の電気量が蓄電され、随
時交換して使用する。操作盤eには、電源をON、OF
Fするスイッチ20と、速度を調整するダイヤル21と
非常停止スイッチ22が設けられおり、坑内車両Aの使
用時にスイッチ20で電源を入れて走行時に調整ダイヤ
ル21によって速度を加減し、緊急時には非常停止スイ
ッチ22により緊急停止できるようになっている。また
車体aの上面に、駆動装置bとバッテリーcと操作盤e
の上面以外とを覆う形状のカバー40が設けられ、カバ
ー40の開口から操作盤eの電源スイッチ20、ダイヤ
ル21、非常停止スイッチ22が露出しており、同様に
ブレーキdのハンドル10も露出している。カバー40
は平断面形が略T字形であり、後部上面に使用者の腰掛
け部42が設けられている。
【0013】車体aの前後に衝突緩衝用のバンパー3
0、31とパイプ製の手摺32、33が設けられ、前バ
ンパー30は衝突を緩衝するとともに、急停止の場合に
利用者の前方への足止めとして機能し、手摺32、33
は坑内軌条上で他の車両と遭遇したときに本坑内車両A
を軌条の外に移動するときの把手として機能する。また
バンパー30、31には、蛍光板35が設けてあり、他
の車両からの照明光などにより蛍光して注意させること
ができるようになっている。
0、31とパイプ製の手摺32、33が設けられ、前バ
ンパー30は衝突を緩衝するとともに、急停止の場合に
利用者の前方への足止めとして機能し、手摺32、33
は坑内軌条上で他の車両と遭遇したときに本坑内車両A
を軌条の外に移動するときの把手として機能する。また
バンパー30、31には、蛍光板35が設けてあり、他
の車両からの照明光などにより蛍光して注意させること
ができるようになっている。
【0014】次に上記坑内車両Aが、シールド工事にお
ける小口径断面の坑内Pで使用される場合の坑内車両の
走行安全システムを図3〜7により説明する。図3、4
に示すように小口径断面の坑内Pには掘削土砂や資材を
搬送するために坑内に軌条50が敷設され、軌条50の
脇には人が通る通路52が設けてある。使用者は、軌条
50上に坑内車両Aを載せて走行するもので、坑内車両
Aの腰掛け部42に作業員Mが腰掛けて運転して移動す
ることができる。この坑内Pには図6に示すように、掘
削土砂や資材を搬送するための鋼車65がバッテリカー
64で牽引されて、掘削の先端から立坑kの下端まで約
1時間に1回程度往復されている。
ける小口径断面の坑内Pで使用される場合の坑内車両の
走行安全システムを図3〜7により説明する。図3、4
に示すように小口径断面の坑内Pには掘削土砂や資材を
搬送するために坑内に軌条50が敷設され、軌条50の
脇には人が通る通路52が設けてある。使用者は、軌条
50上に坑内車両Aを載せて走行するもので、坑内車両
Aの腰掛け部42に作業員Mが腰掛けて運転して移動す
ることができる。この坑内Pには図6に示すように、掘
削土砂や資材を搬送するための鋼車65がバッテリカー
64で牽引されて、掘削の先端から立坑kの下端まで約
1時間に1回程度往復されている。
【0015】そこで、本坑内車両Aが作業員や監理係員
Mを乗せて坑内軌条上で他の車両と遭遇したとき、本坑
内車両Aは図5に示すように軌条50から脇へ待避しな
ければならない。また本坑内車両Aと鋼車65が何時ど
こで遭遇するかわからないので、図7に示す系統図の走
行安全システムを適用している。すなわち図6に示すよ
うに立坑kの下端から掘削先端に続く坑内Pに、適宜間
隔(例えば100m)で電波受信機60と警報灯、ブザ
ーなどの警報器62とを一組として順次設置し、各電波
受信機60と各警報器62とをIDコントロールするよ
うな制御装置63に接続し、制御装置63は電波受信機
60からの信号を受けて警報器62の作動を制御できる
ようになっている。また坑内Pを走行する他の車両66
には電波発信機61を装備し、電波発信機か61からの
信号を走行車両66に近い位置の前記電波受信機60が
受信して、応答信号を制御装置63に送信するようにな
っている。
Mを乗せて坑内軌条上で他の車両と遭遇したとき、本坑
内車両Aは図5に示すように軌条50から脇へ待避しな
ければならない。また本坑内車両Aと鋼車65が何時ど
こで遭遇するかわからないので、図7に示す系統図の走
行安全システムを適用している。すなわち図6に示すよ
うに立坑kの下端から掘削先端に続く坑内Pに、適宜間
隔(例えば100m)で電波受信機60と警報灯、ブザ
ーなどの警報器62とを一組として順次設置し、各電波
受信機60と各警報器62とをIDコントロールするよ
うな制御装置63に接続し、制御装置63は電波受信機
60からの信号を受けて警報器62の作動を制御できる
ようになっている。また坑内Pを走行する他の車両66
には電波発信機61を装備し、電波発信機か61からの
信号を走行車両66に近い位置の前記電波受信機60が
受信して、応答信号を制御装置63に送信するようにな
っている。
【0016】上記の電波受信機60と警報器62とが設
けてある坑内Pを、電波発信機61を装備した他の車両
66(バッテリーカー64が鋼車65を牽引している)
が走行する場合、その車両の電波発信機61からの電波
をその付近の電波受信機60が受信し、電波受信機60
は制御装置63に信号を送信する。制御装置63は他の
車両66の通過地点より所定間隔前進側の例えば2箇所
の警報器62を作動し、車両66の走行に伴い順次先の
警報器62を作動する。このため車両66の前進側を前
記坑内車両Aで移動している人は他の車両66が近づい
ていることを知ることができ、軌条50から坑内車両A
を外して待避させ、他の車両66が通過した後に、坑内
車両Aを軌条50の上に戻し、走行を再開して目的地ま
で到達することができる。
けてある坑内Pを、電波発信機61を装備した他の車両
66(バッテリーカー64が鋼車65を牽引している)
が走行する場合、その車両の電波発信機61からの電波
をその付近の電波受信機60が受信し、電波受信機60
は制御装置63に信号を送信する。制御装置63は他の
車両66の通過地点より所定間隔前進側の例えば2箇所
の警報器62を作動し、車両66の走行に伴い順次先の
警報器62を作動する。このため車両66の前進側を前
記坑内車両Aで移動している人は他の車両66が近づい
ていることを知ることができ、軌条50から坑内車両A
を外して待避させ、他の車両66が通過した後に、坑内
車両Aを軌条50の上に戻し、走行を再開して目的地ま
で到達することができる。
【0017】例えば、他の車両が時速6km/hとする
と、毎分100m進み、警報器62a、62bが作動す
ると200m前方に他の車両66が来ていることがわか
り、その間2分の間に坑内車両Aを待避して通過を待て
ばよい。なお警報器62は作動の後、他の車両66の通
過でその位置の電波受信機60が車両66の電波発信機
61からの信号を受け、受信信号が制御装置63に送信
されることにより作動が停止されるようになっている。
上記のように、坑内車両Aの走行安全システムにより、
延長が1000〜2000mに及ぶ小口径断面のシール
ド工事の坑内Pを作業員や監理係員が作業現場を移動し
たり、監理係員が作業の指示確認、点検等のためシール
ド坑内を移動するのが迅速かつ安全に行なわれる。
と、毎分100m進み、警報器62a、62bが作動す
ると200m前方に他の車両66が来ていることがわか
り、その間2分の間に坑内車両Aを待避して通過を待て
ばよい。なお警報器62は作動の後、他の車両66の通
過でその位置の電波受信機60が車両66の電波発信機
61からの信号を受け、受信信号が制御装置63に送信
されることにより作動が停止されるようになっている。
上記のように、坑内車両Aの走行安全システムにより、
延長が1000〜2000mに及ぶ小口径断面のシール
ド工事の坑内Pを作業員や監理係員が作業現場を移動し
たり、監理係員が作業の指示確認、点検等のためシール
ド坑内を移動するのが迅速かつ安全に行なわれる。
【0018】
【発明の効果】本発明の坑内車両によれば、シールド坑
内に敷設された平行レール本線上を走行車体に駆動する
主車輪と従車輪とを備え、駆動車輪を制御するブレーキ
を設けて前記走行車体に駆動装置を操作する操作盤を搭
載し、前記駆動装置とバッテリーと操作盤を覆って腰掛
け部を有するカバーを設けているので、小口径断面のシ
ールド坑内を作業員や監理係員は坑内車両に腰掛けたま
ま移動でき、従来のように腰を屈めて行くことはなく苦
痛から開放される。また、移動時間が大幅に短縮されて
作業効率をあげることができ、この坑内車両に運搬台車
を連結して資材をも搬送することができ、搬送効率が良
くなる。また、走行車体の前後に衝突緩衝用に設けたバ
ンパーにより、不意の衝突時には衝撃を緩衝でき、車体
に設けた手摺を坑内車両の待避の際に両手で持って軌条
脇の通路に待避することができる。さらに車両走行安全
システムでは、坑内に適宜間隔で電波受信機と警報器と
が一体となって配設され、電波受信機により受信された
信号が制御装置に送信されるようにし、坑内を走行する
他の車両に電波発信機を装備しているので、他の車両に
対向して走行する坑内車両を運転する人に事前に警報器
を作動させて対向車の前進を知らせることができ、坑内
車両を軌条から脇に待避させて通過後に再び軌条に戻し
て安全に走行することができる。
内に敷設された平行レール本線上を走行車体に駆動する
主車輪と従車輪とを備え、駆動車輪を制御するブレーキ
を設けて前記走行車体に駆動装置を操作する操作盤を搭
載し、前記駆動装置とバッテリーと操作盤を覆って腰掛
け部を有するカバーを設けているので、小口径断面のシ
ールド坑内を作業員や監理係員は坑内車両に腰掛けたま
ま移動でき、従来のように腰を屈めて行くことはなく苦
痛から開放される。また、移動時間が大幅に短縮されて
作業効率をあげることができ、この坑内車両に運搬台車
を連結して資材をも搬送することができ、搬送効率が良
くなる。また、走行車体の前後に衝突緩衝用に設けたバ
ンパーにより、不意の衝突時には衝撃を緩衝でき、車体
に設けた手摺を坑内車両の待避の際に両手で持って軌条
脇の通路に待避することができる。さらに車両走行安全
システムでは、坑内に適宜間隔で電波受信機と警報器と
が一体となって配設され、電波受信機により受信された
信号が制御装置に送信されるようにし、坑内を走行する
他の車両に電波発信機を装備しているので、他の車両に
対向して走行する坑内車両を運転する人に事前に警報器
を作動させて対向車の前進を知らせることができ、坑内
車両を軌条から脇に待避させて通過後に再び軌条に戻し
て安全に走行することができる。
【図1】本発明の坑内車両の外観斜視図である。
【図2】本発明の坑内車両のカバーを外した状態の斜視
図である。
図である。
【図3】坑内車両に人が乗って使用している状態の断面
図である。
図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】坑内車両を坑内の軌条の外側に待避させた状態
の説明図である。
の説明図である。
【図6】電波発信機と警報器を配置した坑内を、他の車
両が走行する状態の説明図である。
両が走行する状態の説明図である。
【図7】車両走行安全システムの系統図である。
【符号の説明】 A 坑内車両 a 車体 b 駆動装置 c バッテリー 30 バンパー 40 カバー 60 電波受信機 61 電波発信機 62 警報器 63 制御装置 66 他の車両
Claims (3)
- 【請求項1】 坑内に敷設された平行レール上を走行す
る一人乗り用の車両であって、車体にレール上を回転移
動する主車輪と従車輪を設け、主車輪はモータと減速機
を備えた駆動装置に連結され、主車輪にはその回転を制
動するブレーキ装置を設け、前記車体に前記モータに電
流を供給するバッテリーと駆動装置の駆動状態を操作す
る操作盤を搭載し、車体の上面に駆動装置とバッテリー
と操作盤の上面以外とを覆う形状であって、腰掛け部を
有するカバーを設けたことを特徴とする坑内車両。 - 【請求項2】 車体の前後に衝突緩衝用のバンパーと手
摺を設けたことを特徴とする請求項1の坑内車両。 - 【請求項3】 坑内に沿って適宜間隔で電波受信機と警
報器とを一体として複数配設するとともに、各電波受信
機からの発信信号に基づき警報器を作動制御する制御装
置を設け、坑内を走行する車両に電波発信機を装備して
おき、車両の走行時に車両に装備した電波発信機の発信
信号を車両位置付近の前記電波受信機が受信し、その電
波受信機からの発信信号を受けた制御装置が、走行して
いる車両の所定間隔前進側の前記警報器を作動して、そ
の位置に走行車両が近づいていることを知らせられるこ
とを特徴とする坑内車両の走行安全システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34009493A JP3339948B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 坑内車両の走行安全システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34009493A JP3339948B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 坑内車両の走行安全システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07156798A true JPH07156798A (ja) | 1995-06-20 |
JP3339948B2 JP3339948B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=18333661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34009493A Expired - Fee Related JP3339948B2 (ja) | 1993-12-07 | 1993-12-07 | 坑内車両の走行安全システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3339948B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090089968A1 (en) * | 2003-07-03 | 2009-04-09 | Chief Solutions, Inc. | Apparatus and method for inspecting sewer lines using small mobile vehicles |
CN102009656A (zh) * | 2010-08-11 | 2011-04-13 | 张晓荣 | 一种管路系统用特种小车 |
CN102910181A (zh) * | 2012-06-15 | 2013-02-06 | 李宝平 | 电动轨道平车的传动装置 |
CN103287816A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-09-11 | 苏州祺尚纺织有限公司 | 一种纺线轨道车 |
CN108146452A (zh) * | 2018-01-06 | 2018-06-12 | 佛山市三盟新能源有限公司 | 一种车间生产用半自动轨道运输车 |
CN108189858A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-22 | 中铁局集团新运工程有限公司 | 一种常闭制动轨行小平车 |
-
1993
- 1993-12-07 JP JP34009493A patent/JP3339948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20090089968A1 (en) * | 2003-07-03 | 2009-04-09 | Chief Solutions, Inc. | Apparatus and method for inspecting sewer lines using small mobile vehicles |
CN102009656A (zh) * | 2010-08-11 | 2011-04-13 | 张晓荣 | 一种管路系统用特种小车 |
CN102910181A (zh) * | 2012-06-15 | 2013-02-06 | 李宝平 | 电动轨道平车的传动装置 |
CN103287816A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-09-11 | 苏州祺尚纺织有限公司 | 一种纺线轨道车 |
CN108189858A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-06-22 | 中铁局集团新运工程有限公司 | 一种常闭制动轨行小平车 |
CN108189858B (zh) * | 2017-12-15 | 2019-07-09 | 中铁一局集团新运工程有限公司 | 一种常闭制动轨行小平车 |
CN108146452A (zh) * | 2018-01-06 | 2018-06-12 | 佛山市三盟新能源有限公司 | 一种车间生产用半自动轨道运输车 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3339948B2 (ja) | 2002-10-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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