JPH07156642A - フロントデッキ部のエアアウトレット装置 - Google Patents

フロントデッキ部のエアアウトレット装置

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JPH07156642A
JPH07156642A JP5304913A JP30491393A JPH07156642A JP H07156642 A JPH07156642 A JP H07156642A JP 5304913 A JP5304913 A JP 5304913A JP 30491393 A JP30491393 A JP 30491393A JP H07156642 A JPH07156642 A JP H07156642A
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JP
Japan
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passage
vehicle
instrument panel
air
windshield
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JP5304913A
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Takao Yamaguchi
卓男 山口
Nobuhiro Suzuki
伸洋 鈴木
Masahiro Tominaga
雅洋 富永
Tadayuki Tajima
賢幸 田嶋
Manabu Tamamura
学 玉村
Masaru Koike
勝 小池
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Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Mitsubishi Automotive Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強制換気装置を設けることなく車室内の換気
効率を向上させる。 【構成】 インストルメントパネル15の下面部に淀む
空気をフロントデフレクタ5とフロントウインドウ3と
の間に排出する排出通路18及び通路13を設け、走行
風を用いてインストルメントパネル15の下面部に淀む
空気を排出し、強制換気装置を設けることなく車室9内
の換気効率を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行時に車室内、特に
インストルメントパネル下面部に淀んだ空気を自然に排
出することができるフロントデッキ部のエアアウトレッ
ト装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には、ボンネットとフロントウイ
ンドウガラス(フロントウインドウ)との間に整流部材
が設けられたものが知られている。整流部材により、走
行時にボンネット上を流れる気流をフロントウインドウ
の上部へ導き、フロントウインドウ下部周辺の整流を行
なっている。一方、自動車には外気導入口が設けられ、
走行中に外気を外気導入口から車室内に導入しインスト
ルメントパネルの吐出口より後方のセンタピラーやリヤ
ピラー等に設けてある排気口から排出して車室内の換気
を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】車室内の換気は、外気
導入口から外気を導入して行なっているが、一般には室
内への吐出口がインストルメントパネルの前面や上面に
設けられていることからインストルメントパネル下面部
は空気の逃げ場が少なく、空気が淀みやすい部位となっ
ている。インストルメントパネルの下部に強制換気装置
を設けることでインストルメントパネル下面部を含む車
室内の換気効率を良くすることはできるが、強制換気装
置を設けた場合、スペースやコスト面で不利になってし
まう。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の構成は、フロントウインドウガラス上部へ気
流を導く整流部材をボンネットとフロントウインドウガ
ラスとの間に設けたフロントデッキにおいて、整流部材
とフロントウインドウガラスとの間に設けられた隙間
に、インストルメントパネルの下側に位置する車室内と
を連通する排気通路を設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】整流部材の表面を流れる上昇気流によって、フ
ロントウインドウガラスとの隙間部の空気が吸引され、
隙間部の空気が吸引されると、排気通路を介してインス
トルメントパネル下側の淀んだ車室内の空気が隙間部に
送られ、車室内の空気がフロントウインドウガラスに沿
って排出される。
【0006】
【実施例】図1には本発明の一実施例に係るエアアウト
レット装置を備えた車両の外観、図2には図1中のII
−II線矢視を示してある。
【0007】図1に示すように、自動車(車両)1のボ
ンネット2とフロントウインドウガラス(フロントウイ
ンドウ)3の間には外気導入口4が形成され、外気導入
口4にはフロントデフレクタ5が設けられ、フロントデ
フレクタ5は車両1の車幅方向に延びて設けられてい
る。
【0008】図2に示すように、カウルボックス6のガ
ーニッシュ7にはフロントデフレクタ5が止めねじ8に
よって固定されている。フロントデフレクタ5は、車両
走行時にボンネット2上を流れる気流を車室9内に導く
ように下方に延びるガイド部10と、気流をフロントウ
インドウ3の上部へ導くようにフロントウインドウ3に
沿って上方に延びる整流部材11とで構成されている。
ガイド部10と整流部材11の分岐部12は、外気導入
口4の開口前縁となるボンネット2の後端縁(フードア
ウタヘミング部)より若干上方に設定され、分岐部12
とボンネット2の後縁部との間には車高方向に若干の隙
間が存在するようになっている。
【0009】フロントデフレクタ5の裏側にはノズル状
の通路13が形成され、通路13の下端はカウルボック
ス6内に開口している。フロントデフレクタ5の整流部
材11の裏面には通路13の上端開口を覆う筒部14が
形成され、通路13の上端開口と筒部14との間には隙
間が形成されている。一方、インストルメントパネル1
5の下面部(車室9内)に対向するカウルボックス6に
は排気口16が設けられ、排気口16は開閉バルブ17
によって開閉されるようになっている。カウルボックス
6内には排気口16に開口するノズル状の排気通路18
が設けられ、インストルメントパネル15の下面部の空
気は排気口16から排気通路18及び通路13を通って
フロントデフレクタ5の整流部材11の裏側に排出され
る。つまり、排気通路18及び通路13によって排気通
路が構成され、排気通路は、整流部材11とフロントウ
インドウ3との間に設けられた隙間19と、車室9内と
を連通するようになっている。尚、通路13及び筒部1
4をフロントデフレクタ5とは別体にすることも可能で
ある。
【0010】車両走行時、ボンネット2上を流れる気流
Aは、フロントデフレクタ5のガイド部10に案内され
て外気導入口4から車室9内に導入される。また、ボン
ネット2上を流れてフロントデフレクタ5の分岐部12
で分流された気流Bは、整流部材11で整流されてフロ
ントウインドウ3に沿って案内され、乱流の発生を防止
している。
【0011】一方、車両走行時に気流Bによって隙間部
19の空気が吸引され、開閉バルブ17を開くことによ
り車室9内であるインストルメントパネル15の下面部
の空気Cが排気通路18及び通路13によって隙間部1
9に送られて排出される。従って、強制換気装置を設け
ることなく走行風を用いてインストルメントパネル15
の下面部に淀む空気を排出することができる。尚、排気
の必要がない場合、開閉バルブ17は閉じておく。
【0012】排気通路は通路13により構成され、通路
13の上部は筒部14で覆われているため、洗車時等に
フロントデフレクタ5とフロントウインドウ3との間に
水が溜っても、通路13を越えて通路13の開口からカ
ウルボックス6内に水が侵入することはない。なお、上
記実施例においては排気通路を構成する部材としてノズ
ル状の通路(13)と排気通路(18)の2部材を有す
るもので示したが、本発明においては整流部材11とフ
ロントウインドウガラス3との間の隙間19にインスト
ルメントパネル15下側に位置する車室9内と連通する
通路が設けられればよく、カウルボックス6を貫通させ
るパイプ等で直接的に連通させてもカウルボックス9の
空間を連通路に利用するだけでも何等支障を来たすもの
でないことは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明のフロントデッキ部のエアアウト
レット装置は、車室内の空気を整流部材とフロントウイ
ンドウガラスとの間に導く排気通路を設けたので、走行
風を用いて車室内に淀む空気を排出することができる。
この結果、強制換気装置を設けることなく車室内の換気
効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るエアアウトレット装置
を備えた車両の外観図。
【図2】図1中のII−II線矢視図。
【符号の説明】
1 自動車(車両) 2 ボンネット 3 フロントウインドウガラス(フロントウインドウ) 4 外気導入口 5 フロントデフレクタ 6 カウルボックス 9 車室 10 ガイド部 11 整流部材 13 通路 14 筒部 15 インストルメントパネル 16 排気口 18 排気通路 19 隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 伸洋 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内 (72)発明者 富永 雅洋 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内 (72)発明者 田嶋 賢幸 愛知県岡崎市橋目町字中新切1番地 三菱 自動車エンジニアリング株式会社岡崎事業 所内 (72)発明者 玉村 学 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内 (72)発明者 小池 勝 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントウインドウガラス上部へ気流を
    導く整流部材をボンネットとフロントウインドウガラス
    との間に設けたフロントデッキにおいて、整流部材とフ
    ロントウインドウガラスとの間に設けられた隙間に、イ
    ンストルメントパネルの下側に位置する車室内とを連通
    する排気通路を設けたことを特徴とするフロントデッキ
    部のエアアウトレット装置。
JP5304913A 1993-12-06 1993-12-06 フロントデッキ部のエアアウトレット装置 Expired - Fee Related JP2917779B2 (ja)

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JPH07156642A true JPH07156642A (ja) 1995-06-20
JP2917779B2 JP2917779B2 (ja) 1999-07-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000062475A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Solvay & Cie 隔室から熱エネルギを除去する装置および方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000062475A (ja) * 1998-08-24 2000-02-29 Solvay & Cie 隔室から熱エネルギを除去する装置および方法

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JP2917779B2 (ja) 1999-07-12

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