JPH0715649Y2 - リベットかしめ機 - Google Patents
リベットかしめ機Info
- Publication number
- JPH0715649Y2 JPH0715649Y2 JP1992064353U JP6435392U JPH0715649Y2 JP H0715649 Y2 JPH0715649 Y2 JP H0715649Y2 JP 1992064353 U JP1992064353 U JP 1992064353U JP 6435392 U JP6435392 U JP 6435392U JP H0715649 Y2 JPH0715649 Y2 JP H0715649Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rivet
- box
- fixed
- cylinder
- crimping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、アルミ箱を製作する
時、リベットをかしめるリベットかしめ機に関するもの
である。
時、リベットをかしめるリベットかしめ機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミ箱を製作する時、リベット
をかしめる際には、箱の内側からリベットを押し込み、
図4に示すリベット受台14を箱の内側からあてがい、
上方から加圧金型15で加圧してリベットをかしめてい
た。また、あらかじめリベットの下方への脱落を防止す
るため、リベットの頭部をテープ又は接着剤で固定して
おき、リベット受台14へあてがっていた。
をかしめる際には、箱の内側からリベットを押し込み、
図4に示すリベット受台14を箱の内側からあてがい、
上方から加圧金型15で加圧してリベットをかしめてい
た。また、あらかじめリベットの下方への脱落を防止す
るため、リベットの頭部をテープ又は接着剤で固定して
おき、リベット受台14へあてがっていた。
【0003】しかし、箱の内側からリベットを押し込
み、外側上方から加圧してかしめると、かしめた後のリ
ベットの成形曲面が、図5の16に示すようにきれいな
半球状に成形できず、箱の内側から見るとリベットはき
れいに見えるが、外側から見るとリベットがきれいに仕
上がって見えなかった。また、テープ等であらかじめリ
ベットを箱に固定する作業は面倒であった。
み、外側上方から加圧してかしめると、かしめた後のリ
ベットの成形曲面が、図5の16に示すようにきれいな
半球状に成形できず、箱の内側から見るとリベットはき
れいに見えるが、外側から見るとリベットがきれいに仕
上がって見えなかった。また、テープ等であらかじめリ
ベットを箱に固定する作業は面倒であった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】そこで、この考案は、
上記従来の技術が持つ欠点を除去するため改良されたも
のであり、リベットを箱の外側から押し込み、リベット
頭部の半球面又は平らな面にフィットする金型で上から
加圧するのではあるが、上から加圧する金型は箱の外側
に出ているリベットの頭部の半球面又は平らな面にフィ
ットし、リベットと箱とを下方に押し下げることによ
り、箱の内側に出たリベットの胴部を、固定された成形
ポールとリベットガイドにより、結果的に下方から加圧
したことになり、箱の外面にでているリベットの頭部の
半球面又は平らな面はきれいなままで、リベットをかし
めることができるリベットかしめ機を提供するものであ
る。
上記従来の技術が持つ欠点を除去するため改良されたも
のであり、リベットを箱の外側から押し込み、リベット
頭部の半球面又は平らな面にフィットする金型で上から
加圧するのではあるが、上から加圧する金型は箱の外側
に出ているリベットの頭部の半球面又は平らな面にフィ
ットし、リベットと箱とを下方に押し下げることによ
り、箱の内側に出たリベットの胴部を、固定された成形
ポールとリベットガイドにより、結果的に下方から加圧
したことになり、箱の外面にでているリベットの頭部の
半球面又は平らな面はきれいなままで、リベットをかし
めることができるリベットかしめ機を提供するものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の一実施例を図
面に従って説明すると、基台本体1を設け、該本体1の
上部に上・下2本の固定した腕2及び3を水平前方に突
設し、下側の腕3の先端面の左右両端に、製作する箱と
リベットを支える筒6,7を固設し、該筒の中に、成形
ポール8,8を下方から螺着し、また、スプリング9,
9を介してリベットガイド10,10を上方から弾装す
る。また、上側の腕2の先端に圧力シリンダー2機1
1,12を、下側の腕に固設した筒6,7のそれぞれ真
上に固設し、該シリンダー11,12にはリベットの頭
部にフィットする凹面13a,13aを持つ加圧金型1
3,13を圧出できるように設けた構成となっている。
面に従って説明すると、基台本体1を設け、該本体1の
上部に上・下2本の固定した腕2及び3を水平前方に突
設し、下側の腕3の先端面の左右両端に、製作する箱と
リベットを支える筒6,7を固設し、該筒の中に、成形
ポール8,8を下方から螺着し、また、スプリング9,
9を介してリベットガイド10,10を上方から弾装す
る。また、上側の腕2の先端に圧力シリンダー2機1
1,12を、下側の腕に固設した筒6,7のそれぞれ真
上に固設し、該シリンダー11,12にはリベットの頭
部にフィットする凹面13a,13aを持つ加圧金型1
3,13を圧出できるように設けた構成となっている。
【0006】尚、箱4のコーナーにリベットを打つ為
に、図1、図2では箱4を腕3にかぶせ、筒6にコーナ
ー部をあてがうところを示している。箱のコーナー部を
あてがったら次に、リベット5を箱4の上から押し込
み、リベットガイド10まで差し込む。次に加圧金型1
3を押し下げて行くと、スプリング9が縮み、リベット
ガイド10が下がり、リベット5の胴部が、固定されて
いる成形ポール8に圧せられる形で加圧成形され、かし
められる。この時リベット5の頭部は、加圧金型13に
施してある凹面13aにフィットして、きれいな半球面
又は平らな面を保ったままである。加圧金型を上げると
リベットガイド10はスプリング9により元の位置に押
し上げられる。箱4は腕3と筒6,7によって支えられ
ている。
に、図1、図2では箱4を腕3にかぶせ、筒6にコーナ
ー部をあてがうところを示している。箱のコーナー部を
あてがったら次に、リベット5を箱4の上から押し込
み、リベットガイド10まで差し込む。次に加圧金型1
3を押し下げて行くと、スプリング9が縮み、リベット
ガイド10が下がり、リベット5の胴部が、固定されて
いる成形ポール8に圧せられる形で加圧成形され、かし
められる。この時リベット5の頭部は、加圧金型13に
施してある凹面13aにフィットして、きれいな半球面
又は平らな面を保ったままである。加圧金型を上げると
リベットガイド10はスプリング9により元の位置に押
し上げられる。箱4は腕3と筒6,7によって支えられ
ている。
【0007】また、このリベットかしめ機では、箱4の
右側をリベットでかしめた後、箱をずらし、左側を筒7
にあてがい右側と同じことをさせれば、箱4を腕3から
抜きとらずに、左側もリベットでかしめられる。80c
m程度の深さの箱でも奥までリベットでかしめられるよ
うに、腕2,3の長さを長くしてある。筒6,7及び圧
力シリンダー11,12は、左右2機備えてあるように
記載したが、1機ずつでもよく、その場合も、箱4をず
らすだけで、箱4の右側のコーナーと左側のコーナーを
かしめられる。
右側をリベットでかしめた後、箱をずらし、左側を筒7
にあてがい右側と同じことをさせれば、箱4を腕3から
抜きとらずに、左側もリベットでかしめられる。80c
m程度の深さの箱でも奥までリベットでかしめられるよ
うに、腕2,3の長さを長くしてある。筒6,7及び圧
力シリンダー11,12は、左右2機備えてあるように
記載したが、1機ずつでもよく、その場合も、箱4をず
らすだけで、箱4の右側のコーナーと左側のコーナーを
かしめられる。
【0008】さらに、成形ポール8は、リベットに接す
る面の形状が様々なものがあり、螺子によって筒6,7
に嵌脱自在であるため交換可能である。加圧金型13も
交換可能であり、凹面13aは、半球面にも平らな面に
も対応できる様々なものがある。
る面の形状が様々なものがあり、螺子によって筒6,7
に嵌脱自在であるため交換可能である。加圧金型13も
交換可能であり、凹面13aは、半球面にも平らな面に
も対応できる様々なものがある。
【0009】さらに、リベットガイド10は、リベット
の倒れを防止するもので、上部のリベットに接する面の
形状は、成形ポールの形に対応して交換可能である。
の倒れを防止するもので、上部のリベットに接する面の
形状は、成形ポールの形に対応して交換可能である。
【0010】
【考案の効果】この考案によると、箱を製作する際、リ
ベットを外から見てきれいに見えるように、頭部を外側
にしてかしめられる。また箱のコーナー部を、奥深くま
でリベットでかしめられる。さらに、リベットをかしめ
る時、箱を機械の腕が支えており、箱をずらすだけで、
左右のコーナーのリベットのかしめが簡単にできる等極
めて有益なる効果を奏する。
ベットを外から見てきれいに見えるように、頭部を外側
にしてかしめられる。また箱のコーナー部を、奥深くま
でリベットでかしめられる。さらに、リベットをかしめ
る時、箱を機械の腕が支えており、箱をずらすだけで、
左右のコーナーのリベットのかしめが簡単にできる等極
めて有益なる効果を奏する。
【図1】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図3】本考案の一実施例のリベットを支える筒と加圧
金型付近を示す局部拡大断面図である。(A)加圧前を
示す。(B)加圧中を示す。
金型付近を示す局部拡大断面図である。(A)加圧前を
示す。(B)加圧中を示す。
【図4】従来のリベットのかしめを示す説明図である。
【図5】従来のリベットのかしめの結果を示す説明図で
ある。
ある。
1 本体 2 上側の腕 3 下側の腕 4 箱 5 リベット 6 右の筒 7 左の筒 8 成形ポール 9 スプリング 10 リベットガイド 11 右の圧力シリンダー 12 左の圧力シリンダー 13 加圧金型 13a 凹面 14 リベット受台 15 加圧金型 16 リベット成形面
Claims (1)
- 【請求項1】 箱を製作するとき、リベットをかしめる
機械において、基台本体を設け、該本体に上・下2本の
固定した腕を水平前方に突設し、下側の腕の先端面に、
箱とリベットを支えリベットをかしめ成形する筒を固設
し、該筒の中に、成形ポールを下方から螺着し、また、
スプリングを介してリベットガイドを上方から弾装し、
上側の腕の先端に、圧力シリンダーを下側の腕に固設し
た筒の真上に対応するように固設し、該シリンダーに
は、リベットの頭部にフィットする凹面を持つ加圧金型
を圧出できるように設けたことを特徴とするリベットか
しめ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064353U JPH0715649Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | リベットかしめ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992064353U JPH0715649Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | リベットかしめ機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619951U JPH0619951U (ja) | 1994-03-15 |
JPH0715649Y2 true JPH0715649Y2 (ja) | 1995-04-12 |
Family
ID=13255805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992064353U Expired - Lifetime JPH0715649Y2 (ja) | 1992-08-20 | 1992-08-20 | リベットかしめ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0715649Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021258A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Ig Tech Res Inc | 外装材の取付構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010046709A (ja) * | 2008-08-25 | 2010-03-04 | Showa Denko Kk | 接合構造体の製造方法及び接合構造体 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4583187A (en) * | 1983-02-02 | 1986-04-15 | Siemens Gammasonics, Inc. | Method and circuit for stabilizing conversion gain of radiation detectors of a radiation detection system |
JPS6112353A (ja) * | 1984-06-29 | 1986-01-20 | Nec Home Electronics Ltd | プリンタヘツドバンク |
CN1014035B (zh) * | 1985-08-14 | 1991-09-25 | 柯特·诺德·斯特龙 | 拉延有膨径销的空心铆钉的铆、钻、拧螺钉工具 |
-
1992
- 1992-08-20 JP JP1992064353U patent/JPH0715649Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002021258A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Ig Tech Res Inc | 外装材の取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0619951U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |