JPH07155517A - 風呂水加熱浄化装置 - Google Patents
風呂水加熱浄化装置Info
- Publication number
- JPH07155517A JPH07155517A JP30368093A JP30368093A JPH07155517A JP H07155517 A JPH07155517 A JP H07155517A JP 30368093 A JP30368093 A JP 30368093A JP 30368093 A JP30368093 A JP 30368093A JP H07155517 A JPH07155517 A JP H07155517A
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- JP
- Japan
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- bath water
- heating
- purifying
- water tank
- water
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- Pending
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- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 風呂水浄化保温ユニットの小型化を図ると共
に風呂水の熱交換能力と浄化能力の優れた風呂水加熱浄
化装置。 【構成】 風呂水浄化保温ユニット1内に、風呂水を循
環ポンプ10により循環させる間に浄化し、さらに保温
加熱するよう、フィルタ部分5とろ過部分7とを一体化
し、熱交換器12を底面及び側面に設けた加熱浄化水槽
4を備えた風呂水浄化加熱装置。
に風呂水の熱交換能力と浄化能力の優れた風呂水加熱浄
化装置。 【構成】 風呂水浄化保温ユニット1内に、風呂水を循
環ポンプ10により循環させる間に浄化し、さらに保温
加熱するよう、フィルタ部分5とろ過部分7とを一体化
し、熱交換器12を底面及び側面に設けた加熱浄化水槽
4を備えた風呂水浄化加熱装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の風呂水を循環さ
せて浄化し、常時清潔に保つ風呂水加熱浄化装置に関す
る。
せて浄化し、常時清潔に保つ風呂水加熱浄化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の風呂水加熱浄化装置の一例につい
て、図面に基づいて説明する。図3において、18は浴
槽、19は風呂水浄化保温ユニットで、浴槽18内の風
呂水を浄化し、さらに保温加熱する。20はヒートポン
プユニットで、大気熱を吸収し風呂水浄化保温ユニット
19の熱交換器と接続し風呂水を保温加熱する。21は
吸入口、22は吹出口で、浴槽18に設けている。23
は風呂水の取入口、24は戻し口で、風呂水浄化保温ユ
ニット19に設けている。これら取入口23及び戻し口
24とはそれぞれ往復管25、戻り管26を介して浴槽
18の吸入口21、吹出口22に接続されている。また
ヒートポンプユニット20内には、圧縮機27、膨張弁
28、熱源側熱交換器29が設けられている。このヒー
トポンプユニット20と風呂水浄化保温ユニット19と
は冷媒配管を介して冷媒の流入口30、流出口31に接
続されている。
て、図面に基づいて説明する。図3において、18は浴
槽、19は風呂水浄化保温ユニットで、浴槽18内の風
呂水を浄化し、さらに保温加熱する。20はヒートポン
プユニットで、大気熱を吸収し風呂水浄化保温ユニット
19の熱交換器と接続し風呂水を保温加熱する。21は
吸入口、22は吹出口で、浴槽18に設けている。23
は風呂水の取入口、24は戻し口で、風呂水浄化保温ユ
ニット19に設けている。これら取入口23及び戻し口
24とはそれぞれ往復管25、戻り管26を介して浴槽
18の吸入口21、吹出口22に接続されている。また
ヒートポンプユニット20内には、圧縮機27、膨張弁
28、熱源側熱交換器29が設けられている。このヒー
トポンプユニット20と風呂水浄化保温ユニット19と
は冷媒配管を介して冷媒の流入口30、流出口31に接
続されている。
【0003】なお、32はコントローラで、入浴時間や
風呂水温度を設定変更する。33は制御装置で、コント
ローラ32からの信号に基づき、又はあらかじめ設定さ
れた信号に基づいて風呂水浄化保温ユニット19内の循
環ポンプ等を制御する。図4は風呂水浄化保温ユニット
19の内部を示す断面図で、34はフィルタ槽で、フィ
ルタ35を有する。また36は循環ポンプ、37は殺菌
処理装置、38は熱交換器で、風呂水を加熱する。39
はろ過槽で、ろ過石40を有する。
風呂水温度を設定変更する。33は制御装置で、コント
ローラ32からの信号に基づき、又はあらかじめ設定さ
れた信号に基づいて風呂水浄化保温ユニット19内の循
環ポンプ等を制御する。図4は風呂水浄化保温ユニット
19の内部を示す断面図で、34はフィルタ槽で、フィ
ルタ35を有する。また36は循環ポンプ、37は殺菌
処理装置、38は熱交換器で、風呂水を加熱する。39
はろ過槽で、ろ過石40を有する。
【0004】この例の風呂水加熱浄化装置は、浴槽18
を往復管25及び戻り管26を介して風呂水浄化保温ユ
ニット19に接続し、さらにこの風呂水浄化保温ユニッ
ト19をヒートポンプユニット20に接続して構成して
いる。従って、浴槽18内の風呂水は吸入口21から吸
入され、往復管25を通って風呂水浄化保温ユニット1
9へ導かれる。そして、風呂水浄化保温ユニット19に
導かれた風呂水は、先ずフィルタ槽34の側部よりフィ
ルタ槽34内に導かれ、フィルタ35を通過する際に髪
の毛等が除去され、さらにフィルタ槽34の底部より接
続パイプを介して循環ポンプ36へ導かれる。この後、
循環ポンプ36から吐出された風呂水は、殺菌槽37で
殺菌されてろ過槽39内へ導かれる。ろ過槽39内に導
かれた風呂水は、先ず熱交換器38と接触して加熱さ
れ、次いでろ過石40を通過する際に脂肪、有機物等の
汚れが取り除かれた後、戻し口24から戻り管26、吹
出口22を通って浴槽18へ戻る。
を往復管25及び戻り管26を介して風呂水浄化保温ユ
ニット19に接続し、さらにこの風呂水浄化保温ユニッ
ト19をヒートポンプユニット20に接続して構成して
いる。従って、浴槽18内の風呂水は吸入口21から吸
入され、往復管25を通って風呂水浄化保温ユニット1
9へ導かれる。そして、風呂水浄化保温ユニット19に
導かれた風呂水は、先ずフィルタ槽34の側部よりフィ
ルタ槽34内に導かれ、フィルタ35を通過する際に髪
の毛等が除去され、さらにフィルタ槽34の底部より接
続パイプを介して循環ポンプ36へ導かれる。この後、
循環ポンプ36から吐出された風呂水は、殺菌槽37で
殺菌されてろ過槽39内へ導かれる。ろ過槽39内に導
かれた風呂水は、先ず熱交換器38と接触して加熱さ
れ、次いでろ過石40を通過する際に脂肪、有機物等の
汚れが取り除かれた後、戻し口24から戻り管26、吹
出口22を通って浴槽18へ戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、風呂水浄化保温ユニット19内には、フィルタ
35を有するフィルタ槽34と、風呂水加熱用の熱交換
器38及びろ過石40を有するろ過槽39の二つの水槽
を設ける必要があるため、風呂水浄化保温ユニットを大
きくせざるを得ず、両者間の接続も複雑である等の問題
点があった。
成では、風呂水浄化保温ユニット19内には、フィルタ
35を有するフィルタ槽34と、風呂水加熱用の熱交換
器38及びろ過石40を有するろ過槽39の二つの水槽
を設ける必要があるため、風呂水浄化保温ユニットを大
きくせざるを得ず、両者間の接続も複雑である等の問題
点があった。
【0006】本発明の目的は上記問題点を解消し、フィ
ルタ槽とろ過槽の水槽部分を一体化することにより小型
化し、さらには風呂水の熱交換能力と浄化能力の優れた
風呂水加熱浄化装置を提供しようとするものである。
ルタ槽とろ過槽の水槽部分を一体化することにより小型
化し、さらには風呂水の熱交換能力と浄化能力の優れた
風呂水加熱浄化装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の第1発明は、浴槽と直接又は接続パイプを介
して接続される風呂水の取入口及び戻し口とを備えた風
呂水浄化保温ユニットを設け、この風呂水浄化保温ユニ
ット内に、風呂水中のごみを取り除くフィルタ部分と浄
化するろ過部分とを一体化して設けると共に底面と側面
から風呂水を加熱する熱交換器を設けた加熱浄化水槽を
有する風呂水加熱浄化装置とした。
に本発明の第1発明は、浴槽と直接又は接続パイプを介
して接続される風呂水の取入口及び戻し口とを備えた風
呂水浄化保温ユニットを設け、この風呂水浄化保温ユニ
ット内に、風呂水中のごみを取り除くフィルタ部分と浄
化するろ過部分とを一体化して設けると共に底面と側面
から風呂水を加熱する熱交換器を設けた加熱浄化水槽を
有する風呂水加熱浄化装置とした。
【0008】第2発明は、風呂水浄化保温ユニット内に
設けた加熱浄化水槽を加熱する熱交換部分の加熱浄化水
槽面の板厚を薄くした風呂水加熱浄化装置とした。第3
発明は、風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱浄化水
槽の底部に水槽入口を、上部に水槽出口を設けた風呂水
加熱浄化装置とした。第4発明は、風呂水浄化保温ユニ
ット内に設けた加熱浄化水槽の水槽入口と水槽出口とを
最も遠い距離に設けた風呂水加熱浄化装置とした。
設けた加熱浄化水槽を加熱する熱交換部分の加熱浄化水
槽面の板厚を薄くした風呂水加熱浄化装置とした。第3
発明は、風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱浄化水
槽の底部に水槽入口を、上部に水槽出口を設けた風呂水
加熱浄化装置とした。第4発明は、風呂水浄化保温ユニ
ット内に設けた加熱浄化水槽の水槽入口と水槽出口とを
最も遠い距離に設けた風呂水加熱浄化装置とした。
【0009】第5発明は、風呂水浄化保温ユニット内に
設けた加熱浄化水槽の下部にフィルタ部分を設け、上部
にろ過部分を設けた風呂水加熱浄化装置とした。第6発
明は、風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱浄化水槽
の水槽出口をろ過部分より上部に設けた風呂水加熱浄化
装置とした。
設けた加熱浄化水槽の下部にフィルタ部分を設け、上部
にろ過部分を設けた風呂水加熱浄化装置とした。第6発
明は、風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱浄化水槽
の水槽出口をろ過部分より上部に設けた風呂水加熱浄化
装置とした。
【0010】
【作用】本発明の第1発明は、風呂水浄化保温ユニット
内で、フィルタ部分とろ過部分を一体化した加熱浄化水
槽を設け、しかもこの加熱浄化水槽の底面及び側面に風
呂水を加熱する熱交換器を設けたので、風呂水を一つの
水槽に通過させるだけで髪の毛等の比較的大きなごみだ
けでなく、脂肪、有機物等の汚れも除去し、同時に加熱
することもできる。
内で、フィルタ部分とろ過部分を一体化した加熱浄化水
槽を設け、しかもこの加熱浄化水槽の底面及び側面に風
呂水を加熱する熱交換器を設けたので、風呂水を一つの
水槽に通過させるだけで髪の毛等の比較的大きなごみだ
けでなく、脂肪、有機物等の汚れも除去し、同時に加熱
することもできる。
【0011】第2発明は、加熱浄化水槽を加熱する風呂
水の加熱用熱交換器の接する水槽面の板厚を薄くしたの
で、水槽内を通過する風呂水を効率良く加熱することが
できる。第3発明は、加熱浄化水槽の底部に水槽入口
を、上部に水槽出口を設けたので、風呂水を水槽入口か
ら加熱浄化水槽の底部に導き、この水槽内で加熱されて
温かくなった風呂水を水槽出口から吐出することができ
る。
水の加熱用熱交換器の接する水槽面の板厚を薄くしたの
で、水槽内を通過する風呂水を効率良く加熱することが
できる。第3発明は、加熱浄化水槽の底部に水槽入口
を、上部に水槽出口を設けたので、風呂水を水槽入口か
ら加熱浄化水槽の底部に導き、この水槽内で加熱されて
温かくなった風呂水を水槽出口から吐出することができ
る。
【0012】第4発明は、加熱浄化水槽の水槽入口と水
槽出口とを最も遠い距離に設けることにより、風呂水の
フィルタ部分とろ過部分の通過面積を最大にとることが
できる。第5発明は、加熱浄化水槽の下部にフィルタ部
分を設け、上部にろ過部分を設けたので、風呂水は先ず
フィルタ部分のフィルタを通過する際に髪の毛等の比較
的大きなごみが除去され、次いでろ過部分のろ過石を通
過する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除かれる。
槽出口とを最も遠い距離に設けることにより、風呂水の
フィルタ部分とろ過部分の通過面積を最大にとることが
できる。第5発明は、加熱浄化水槽の下部にフィルタ部
分を設け、上部にろ過部分を設けたので、風呂水は先ず
フィルタ部分のフィルタを通過する際に髪の毛等の比較
的大きなごみが除去され、次いでろ過部分のろ過石を通
過する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除かれる。
【0013】第6発明は、加熱浄化水槽の水槽出口をろ
過部分より上部に設けたので、風呂水は常にろ過部分全
体を通過して水槽出口より出て行くことができる。
過部分より上部に設けたので、風呂水は常にろ過部分全
体を通過して水槽出口より出て行くことができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例としての風呂水加熱
浄化装置を図面に基づいて説明する。図1において、1
は風呂水浄化保温ユニットで、浴槽内の風呂水を浄化
し、さらに保温加熱する。この風呂水浄化保温ユニット
1は、側面下部に風呂水の取入口2、戻し口3とを設け
ている。4は加熱浄化水槽で、この加熱浄化水槽4内で
は下部にフィルタ部分5を設け、上部にろ過部分7を設
けて、両者を一体化している。9は水槽入口で取入口2
と循環ポンプ10を介して接続している。11は水槽出
口で水槽内のろ過部分7よりも上部に設けられ、戻し口
3と接続している。12は熱交換器で風呂水を加熱す
る。この熱交換器12は加熱浄化水槽4の底面及び側面
部分に設けている。
浄化装置を図面に基づいて説明する。図1において、1
は風呂水浄化保温ユニットで、浴槽内の風呂水を浄化
し、さらに保温加熱する。この風呂水浄化保温ユニット
1は、側面下部に風呂水の取入口2、戻し口3とを設け
ている。4は加熱浄化水槽で、この加熱浄化水槽4内で
は下部にフィルタ部分5を設け、上部にろ過部分7を設
けて、両者を一体化している。9は水槽入口で取入口2
と循環ポンプ10を介して接続している。11は水槽出
口で水槽内のろ過部分7よりも上部に設けられ、戻し口
3と接続している。12は熱交換器で風呂水を加熱す
る。この熱交換器12は加熱浄化水槽4の底面及び側面
部分に設けている。
【0015】なお、13は冷媒流出口、14は冷媒流入
口で、これら冷媒流出口13及び冷媒流入口14はヒー
トポンプユニット(図示せず)に接続する。このヒート
ポンプユニットは大気熱を吸収し、風呂水浄化保温ユニ
ット1内の熱交換器12と接続し、風呂水を保温加熱す
る。本実施例の風呂水加熱浄化装置は、浴槽と風呂水浄
化保温ユニット1とを接続し、さらに風呂水浄化保温ユ
ニット1をヒートポンプユニットに接続したものであ
る。
口で、これら冷媒流出口13及び冷媒流入口14はヒー
トポンプユニット(図示せず)に接続する。このヒート
ポンプユニットは大気熱を吸収し、風呂水浄化保温ユニ
ット1内の熱交換器12と接続し、風呂水を保温加熱す
る。本実施例の風呂水加熱浄化装置は、浴槽と風呂水浄
化保温ユニット1とを接続し、さらに風呂水浄化保温ユ
ニット1をヒートポンプユニットに接続したものであ
る。
【0016】従って、浴槽からの風呂水は風呂水浄化保
温ユニット1へ導かれると、循環ポンプ10で吐出され
て加熱浄化水槽4内へと導かれる。加熱浄化水槽4内で
は底部にある水槽入口9から下部のフィルタ部分5へ導
かれ、フィルタ6を通過する際に髪の毛等の比較的大き
なごみが除去され、次いで上部のろ過部分7へ導かれ、
ろ過石8を通過する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除
かれる。この浄化された風呂水は水槽出口11より風呂
水浄化保温ユニット1の戻り口3を通って浴槽内へ戻
る。
温ユニット1へ導かれると、循環ポンプ10で吐出され
て加熱浄化水槽4内へと導かれる。加熱浄化水槽4内で
は底部にある水槽入口9から下部のフィルタ部分5へ導
かれ、フィルタ6を通過する際に髪の毛等の比較的大き
なごみが除去され、次いで上部のろ過部分7へ導かれ、
ろ過石8を通過する際に脂肪、有機物等の汚れが取り除
かれる。この浄化された風呂水は水槽出口11より風呂
水浄化保温ユニット1の戻り口3を通って浴槽内へ戻
る。
【0017】このように風呂水は浴槽から風呂水浄化保
温ユニット1内へ送り込まれ浄化加熱された後、浴槽へ
戻る経路を循環することにより常に清潔さを保つことが
できるようになった。しかも風呂水を加熱する熱交換器
12を加熱浄化水槽4の底面と側面に設けているので、
浄化水槽4内を通過する際に効率良く加熱される。加熱
浄化水槽4の外箱は、図2に示すように底面と熱交換器
の側面部分15、その他三つの側面部分16及び上面即
ち上蓋部分17とから構成されている。この例では、底
面と熱交換器の側面部分15の板厚を他の水槽部分の面
16、17の板厚より薄くしたため、底面と熱交換器の
側面部分15の熱交換を大きくとることができ、熱交換
能力を高めることができるようになった。
温ユニット1内へ送り込まれ浄化加熱された後、浴槽へ
戻る経路を循環することにより常に清潔さを保つことが
できるようになった。しかも風呂水を加熱する熱交換器
12を加熱浄化水槽4の底面と側面に設けているので、
浄化水槽4内を通過する際に効率良く加熱される。加熱
浄化水槽4の外箱は、図2に示すように底面と熱交換器
の側面部分15、その他三つの側面部分16及び上面即
ち上蓋部分17とから構成されている。この例では、底
面と熱交換器の側面部分15の板厚を他の水槽部分の面
16、17の板厚より薄くしたため、底面と熱交換器の
側面部分15の熱交換を大きくとることができ、熱交換
能力を高めることができるようになった。
【0018】
【発明の効果】本発明の第1発明は、上記のように風呂
水浄化保温ユニット内にフィルタ部分とろ過部分を一体
化し、さらに風呂水を加熱する熱交換器を底面と側面に
設けた加熱浄化水槽を有するので、従来必要とされたフ
ィルタ槽とろ過槽の二つの水槽が一つにまとまり風呂水
浄化保温ユニットの小型化を実現できると共に風呂水の
流れに応じてごみの除去及び有機物等の汚れを順次確実
に除去できる。又、熱交換器による加熱保温も効率良く
できるようになった。
水浄化保温ユニット内にフィルタ部分とろ過部分を一体
化し、さらに風呂水を加熱する熱交換器を底面と側面に
設けた加熱浄化水槽を有するので、従来必要とされたフ
ィルタ槽とろ過槽の二つの水槽が一つにまとまり風呂水
浄化保温ユニットの小型化を実現できると共に風呂水の
流れに応じてごみの除去及び有機物等の汚れを順次確実
に除去できる。又、熱交換器による加熱保温も効率良く
できるようになった。
【0019】第2発明は、加熱浄化水槽を加熱する風呂
水の加熱用熱交換器に接する水槽面の板厚を薄くしたの
で、熱交換能力を大きく向上させることができた。第3
発明は、加熱浄化水槽の底部に水槽入口を、上部に水槽
出口を設けたので、風呂水が加熱されて温かくなったも
のが水槽出口から吐出されるようになり、効率の良い熱
交換をして風呂水を循環させることが可能となった。
水の加熱用熱交換器に接する水槽面の板厚を薄くしたの
で、熱交換能力を大きく向上させることができた。第3
発明は、加熱浄化水槽の底部に水槽入口を、上部に水槽
出口を設けたので、風呂水が加熱されて温かくなったも
のが水槽出口から吐出されるようになり、効率の良い熱
交換をして風呂水を循環させることが可能となった。
【0020】第4発明は、加熱浄化水槽の水槽入口と水
槽出口とを最も遠い距離に設けることにより、風呂水の
フィルタ部分とろ過部分の通過面積を最大にとることが
可能となり、浄化能力を高めることができるようになっ
た。第5発明は、加熱浄化水槽の下部にフィルタ部分を
設け、上部にろ過部分を設けたので、フィルタ部分で髪
の毛等の比較的大きなごみが除去され、次いでろ過部分
で脂肪、有機物等の汚れを取り除くというように風呂水
を段階的に効率良く浄化することができ、浄化能力を高
めることが可能となった。
槽出口とを最も遠い距離に設けることにより、風呂水の
フィルタ部分とろ過部分の通過面積を最大にとることが
可能となり、浄化能力を高めることができるようになっ
た。第5発明は、加熱浄化水槽の下部にフィルタ部分を
設け、上部にろ過部分を設けたので、フィルタ部分で髪
の毛等の比較的大きなごみが除去され、次いでろ過部分
で脂肪、有機物等の汚れを取り除くというように風呂水
を段階的に効率良く浄化することができ、浄化能力を高
めることが可能となった。
【0021】第6発明は、加熱浄化水槽の水槽出口をろ
過部分より上部に設けたので、風呂水のろ過部分の通過
面積を最大にとることが可能となり、浄化能力を高める
ことができるようになった。
過部分より上部に設けたので、風呂水のろ過部分の通過
面積を最大にとることが可能となり、浄化能力を高める
ことができるようになった。
【図1】本発明の一実施例における風呂水加熱浄化装置
の風呂水浄化保温ユニットを示す断面図
の風呂水浄化保温ユニットを示す断面図
【図2】同、加熱浄化水槽の外箱を示す分解斜視図
【図3】従来の風呂水加熱浄化装置を示す要部断面図
【図4】従来の風呂水加熱浄化装置の風呂水浄化保温ユ
ニットを示す断面図
ニットを示す断面図
1 風呂水浄化保温ユニット 2 取入口 3 戻し口 4 加熱浄化水槽 5 フィルタ部分 7 ろ過部分 9 水槽入口 11 水槽出口 12 熱交換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24H 1/00 512 B 9/00 W
Claims (6)
- 【請求項1】 浴槽と直接又は接続パイプを介して接続
される風呂水の取入口及び戻し口とを備えた風呂水浄化
保温ユニットを設け、この風呂水浄化保温ユニット内
に、風呂水中のごみを取り除くフィルタ部分と浄化する
ろ過部分とを一体化して設けると共に底面と側面から風
呂水を加熱する熱交換器を設けた加熱浄化水槽を有する
ことを特徴とする風呂水加熱浄化装置。 - 【請求項2】 風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱
浄化水槽を加熱する熱交換部分の加熱浄化水槽面の板厚
を薄くした請求項1記載の風呂水加熱浄化装置。 - 【請求項3】 風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱
浄化水槽の底部に水槽入口を、上部に水槽出口を設けた
請求項1記載の風呂水加熱浄化装置。 - 【請求項4】 風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱
浄化水槽の水槽入口と水槽出口とを最も遠い距離に設け
た請求項1記載の風呂水加熱浄化装置。 - 【請求項5】 風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱
浄化水槽の下部にフィルタ部分を設け、上部にろ過部分
を設けた請求項1記載の風呂水加熱浄化装置。 - 【請求項6】 風呂水浄化保温ユニット内に設けた加熱
浄化水槽の水槽出口をろ過部分より上部に設けた請求項
1記載の風呂水加熱浄化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30368093A JPH07155517A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 風呂水加熱浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30368093A JPH07155517A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 風呂水加熱浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07155517A true JPH07155517A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17923948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30368093A Pending JPH07155517A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 風呂水加熱浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07155517A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113294912A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-08-24 | 中山市爱美泰电器有限公司 | 一种水系统耦合的热泵热水器和温控总成 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30368093A patent/JPH07155517A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113294912A (zh) * | 2021-06-21 | 2021-08-24 | 中山市爱美泰电器有限公司 | 一种水系统耦合的热泵热水器和温控总成 |
CN113294912B (zh) * | 2021-06-21 | 2023-10-24 | 中山市爱美泰电器有限公司 | 一种水系统耦合的热泵热水器和温控总成 |
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