JPH07155301A - 心電計 - Google Patents
心電計Info
- Publication number
- JPH07155301A JPH07155301A JP5340611A JP34061193A JPH07155301A JP H07155301 A JPH07155301 A JP H07155301A JP 5340611 A JP5340611 A JP 5340611A JP 34061193 A JP34061193 A JP 34061193A JP H07155301 A JPH07155301 A JP H07155301A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- measurement
- arm
- electrode
- electrocardiograph
- Prior art date
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- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B5/00—Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
- A61B5/24—Detecting, measuring or recording bioelectric or biomagnetic signals of the body or parts thereof
- A61B5/25—Bioelectric electrodes therefor
- A61B5/279—Bioelectric electrodes therefor specially adapted for particular uses
- A61B5/28—Bioelectric electrodes therefor specially adapted for particular uses for electrocardiography [ECG]
- A61B5/282—Holders for multiple electrodes
Abstract
(57)【要約】
【目的】 衣類を脱ぐことなく簡便に心電波を測定す
る。 【構成】 第１の測定電極３を設けた本体部１と、第２
の測定電極６を設けたアーム部２とを備え、アーム部２
を本体部１に折り畳みおよび展開可能に取り付ける。折
り畳み状態のアーム部２を回動して展開し、アーム部２
を衣類の隙間から滑り込ませ、胸部に接触させて心電波
を測定する。
る。 【構成】 第１の測定電極３を設けた本体部１と、第２
の測定電極６を設けたアーム部２とを備え、アーム部２
を本体部１に折り畳みおよび展開可能に取り付ける。折
り畳み状態のアーム部２を回動して展開し、アーム部２
を衣類の隙間から滑り込ませ、胸部に接触させて心電波
を測定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は心電計、特に心臓病患者
が携帯して不意の発作時に、その心電を自ら測定するこ
とが可能な携帯型の心電計に関する。
が携帯して不意の発作時に、その心電を自ら測定するこ
とが可能な携帯型の心電計に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯型の心電計は心臓病障害者の日常生
活における心電状態を把握できる便利性があるところか
ら、種々開発されている。図１４はこの心電計の従来形
状を示し、薄い直方体形状のケース１００の一側面に第
１の測定電極１１０が設けられると共に、これと直交す
る他の側面に第２の測定電極１２０が設けられている。
この心電計は第１の測定電極１１０を右手で握った状態
で、第２の測定電極１２０を胸部に押し当てて心電を測
定するものである。
活における心電状態を把握できる便利性があるところか
ら、種々開発されている。図１４はこの心電計の従来形
状を示し、薄い直方体形状のケース１００の一側面に第
１の測定電極１１０が設けられると共に、これと直交す
る他の側面に第２の測定電極１２０が設けられている。
この心電計は第１の測定電極１１０を右手で握った状態
で、第２の測定電極１２０を胸部に押し当てて心電を測
定するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の心
電計では、第２の測定電極１２０を胸部に押し当てる際
に、衣服を脱がなければならない。このため測定が煩わ
しいと共に、発作時に即応した測定ができない問題があ
る。
電計では、第２の測定電極１２０を胸部に押し当てる際
に、衣服を脱がなければならない。このため測定が煩わ
しいと共に、発作時に即応した測定ができない問題があ
る。
【０００４】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、小型で且つ着衣のままで胸部への誘導ができる
構造とすることにより、簡便で、しかも即座に心電を測
定することが可能な心電計を提供することを目的とす
る。
であり、小型で且つ着衣のままで胸部への誘導ができる
構造とすることにより、簡便で、しかも即座に心電を測
定することが可能な心電計を提供することを目的とす
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、折り畳み構造または伸縮構造としたものであ
る。このため本発明は、第１の測定電極および心電デー
タを表示する表示部材が配設された本体部と、第２の測
定電極が配設されヒンジ部を介して前記本体部に折り畳
み可能に取り付けられたアーム部と、前記第１および第
２の測定電極により測定された心電データが入力され前
記表示部材に表示用信号を出力する電子回路部材とを備
えていることを特徴とする。また本発明は、第１の測定
電極および心電データを表示する表示部材が配設された
本体部と、第２の測定電極が配設され前記本体部に引き
込みおよび引き出し可能に取り付けられたアーム部と、
前記第１および第２の測定電極により測定された心電デ
ータが入力され前記表示部材に表示用信号を出力する電
子回路部材とを備えていることをも特徴とする。
本発明は、折り畳み構造または伸縮構造としたものであ
る。このため本発明は、第１の測定電極および心電デー
タを表示する表示部材が配設された本体部と、第２の測
定電極が配設されヒンジ部を介して前記本体部に折り畳
み可能に取り付けられたアーム部と、前記第１および第
２の測定電極により測定された心電データが入力され前
記表示部材に表示用信号を出力する電子回路部材とを備
えていることを特徴とする。また本発明は、第１の測定
電極および心電データを表示する表示部材が配設された
本体部と、第２の測定電極が配設され前記本体部に引き
込みおよび引き出し可能に取り付けられたアーム部と、
前記第１および第２の測定電極により測定された心電デ
ータが入力され前記表示部材に表示用信号を出力する電
子回路部材とを備えていることをも特徴とする。
【０００６】
【実施例】図１ないし図１０は本発明の一実施例を示
す。本実施例は携帯時には図１および図２に示す折り畳
み状態となり、使用時には図６および図７に示す展開状
態となる折り畳み構造としたものであり、本体部１およ
びアーム部２により外形が構成される。本体部１は薄く
偏平な直方体形状に成形されており、アーム部２はこの
本体部１に一端部（左端部）が連結された状態で本体部
１の上面１ａに折り重ねられる。
す。本実施例は携帯時には図１および図２に示す折り畳
み状態となり、使用時には図６および図７に示す展開状
態となる折り畳み構造としたものであり、本体部１およ
びアーム部２により外形が構成される。本体部１は薄く
偏平な直方体形状に成形されており、アーム部２はこの
本体部１に一端部（左端部）が連結された状態で本体部
１の上面１ａに折り重ねられる。
【０００７】本体部１はその長尺側の両側面に第１の測
定電極３，３が配設されると共に、アーム部２が折り重
ねられる上面１ａと反対側の下面１ｂ側には測定した心
電データや時刻、電話番号などの記憶データを表示する
表示部材４が配設されている。この本体部１に対するア
ーム部２の取り付けは、本体部１の一端部を半分に切り
欠いて円弧状のヒンジ片１ｃを形成する共に、対応する
アーム部２の一端部を同様に半分に切り欠いてヒンジ片
２ｃを形成し、これらのヒンジ片１ｃ，２ｃを隣接させ
た状態でスプリングピン５を挿通させることにより行わ
れる。これによりアーム部２はスプリングピン５を中心
に回動して、折り畳み状態から展開状態となり、展開状
態で心電の測定が行われる。
定電極３，３が配設されると共に、アーム部２が折り重
ねられる上面１ａと反対側の下面１ｂ側には測定した心
電データや時刻、電話番号などの記憶データを表示する
表示部材４が配設されている。この本体部１に対するア
ーム部２の取り付けは、本体部１の一端部を半分に切り
欠いて円弧状のヒンジ片１ｃを形成する共に、対応する
アーム部２の一端部を同様に半分に切り欠いてヒンジ片
２ｃを形成し、これらのヒンジ片１ｃ，２ｃを隣接させ
た状態でスプリングピン５を挿通させることにより行わ
れる。これによりアーム部２はスプリングピン５を中心
に回動して、折り畳み状態から展開状態となり、展開状
態で心電の測定が行われる。
【０００８】かかる測定を行うためアーム部２には第２
の測定電極６が配設されている。この第２の測定電極６
は図６に示すように、アーム部２の先端部側に配置され
ており、この電極６を胸部に押し当てて測定が行われ
る。第２の測定電極６は図５および図８に示すように、
アーム部２から所定高さを有して突出して胸部に接触す
るようになっており、皮膚への接触感を緩和するためカ
ラヤゴムなどの弾性を有した導電性ゴムが使用されてい
る。かかる第２の測定電極６に対向した本体部１の上面
１ａには凹部７が形成されており、アーム部２を折り畳
むことにより、第２の測定電極６はこの凹部７に収納さ
れる。これにより不使用時には第２の測定電極６が外部
に露出することがなく、埃が付着しないため、正確な測
定ができると共に、他の部材と干渉することがないた
め、破損することもない。なお第１の測定電極３として
は、第２の測定電極６と同様な材質あるいは金属などの
他の材質が使用されるものである。
の測定電極６が配設されている。この第２の測定電極６
は図６に示すように、アーム部２の先端部側に配置され
ており、この電極６を胸部に押し当てて測定が行われ
る。第２の測定電極６は図５および図８に示すように、
アーム部２から所定高さを有して突出して胸部に接触す
るようになっており、皮膚への接触感を緩和するためカ
ラヤゴムなどの弾性を有した導電性ゴムが使用されてい
る。かかる第２の測定電極６に対向した本体部１の上面
１ａには凹部７が形成されており、アーム部２を折り畳
むことにより、第２の測定電極６はこの凹部７に収納さ
れる。これにより不使用時には第２の測定電極６が外部
に露出することがなく、埃が付着しないため、正確な測
定ができると共に、他の部材と干渉することがないた
め、破損することもない。なお第１の測定電極３として
は、第２の測定電極６と同様な材質あるいは金属などの
他の材質が使用されるものである。
【０００９】図示例において、第２の測定電極６が配設
されているアーム部２の先端部は円弧状に成形されてお
り（図６および図７参照）。これにより測定時にアーム
部２を衣服に差し込んでも、衣服との絡み合いがなく、
円滑な差し込みが可能となっている。また、前記表示部
材４はこの第２の測定電極６が取り付けられた面と反対
側に位置するように、本体部１の下面１ｂに配置されて
いる。このような配置では測定時に表示部材４を覗くこ
とができ、心電データの視認が容易となる。
されているアーム部２の先端部は円弧状に成形されてお
り（図６および図７参照）。これにより測定時にアーム
部２を衣服に差し込んでも、衣服との絡み合いがなく、
円滑な差し込みが可能となっている。また、前記表示部
材４はこの第２の測定電極６が取り付けられた面と反対
側に位置するように、本体部１の下面１ｂに配置されて
いる。このような配置では測定時に表示部材４を覗くこ
とができ、心電データの視認が容易となる。
【００１０】図１および図７において、８は第２の測定
電極６と反対側のアーム部２の面に形成されたスピーカ
ー放音孔、９は通信部材である。スピーカー放音孔８は
測定中あるいは測定終了時を音で告知するものであり、
この放音孔８に対応したアーム部２の内部には図８に示
すように、スピーカーが配置されている。通信部材９は
ホトトランジスタおよび発光ダイオードを備えたフォト
カプラなどが使用されており、病院に配置されている診
療装置の読取装置（図示省略）などに心電計を装着する
ことにより、測定済みの心電データを同装置に出力す
る。これにより病院では、日常生活時における心電デー
タを把握することができる。
電極６と反対側のアーム部２の面に形成されたスピーカ
ー放音孔、９は通信部材である。スピーカー放音孔８は
測定中あるいは測定終了時を音で告知するものであり、
この放音孔８に対応したアーム部２の内部には図８に示
すように、スピーカーが配置されている。通信部材９は
ホトトランジスタおよび発光ダイオードを備えたフォト
カプラなどが使用されており、病院に配置されている診
療装置の読取装置（図示省略）などに心電計を装着する
ことにより、測定済みの心電データを同装置に出力す
る。これにより病院では、日常生活時における心電デー
タを把握することができる。
【００１１】図１ないし図４において、１１は本体部１
の他端側の端面に配置された第１のスイッチであり、心
電測定のＯＮ，ＯＦＦおよび通信部材９による通信のＯ
Ｎ，ＯＦＦを切り換える。また、１２および１３は本体
部１の下面に配置された第２および第３のスイッチであ
る。これらのスイッチ１２，１３は時刻修正，格納され
ている電信番号表示あるいは通信モードへの切り換え等
を行うために設けられている。なお、第１のスイッチ１
１との隣接位置には発光により測定中を表示する発光ダ
イオード１４が配置されている（図４参照）。また本体
部１の長尺側の一側面には充電のため、商用電源に接続
される電極ジャック１５が配置され（図２参照）、本体
部１の上面１ａには電池（図示省略）を出し入れするた
めの電池蓋１６が配置され（図６参照）、さらに本体部
１の下面には本体部１の内部に設けた内部スイッチ（図
示省略）を保護するスイッチ蓋１７が配置されている。
の他端側の端面に配置された第１のスイッチであり、心
電測定のＯＮ，ＯＦＦおよび通信部材９による通信のＯ
Ｎ，ＯＦＦを切り換える。また、１２および１３は本体
部１の下面に配置された第２および第３のスイッチであ
る。これらのスイッチ１２，１３は時刻修正，格納され
ている電信番号表示あるいは通信モードへの切り換え等
を行うために設けられている。なお、第１のスイッチ１
１との隣接位置には発光により測定中を表示する発光ダ
イオード１４が配置されている（図４参照）。また本体
部１の長尺側の一側面には充電のため、商用電源に接続
される電極ジャック１５が配置され（図２参照）、本体
部１の上面１ａには電池（図示省略）を出し入れするた
めの電池蓋１６が配置され（図６参照）、さらに本体部
１の下面には本体部１の内部に設けた内部スイッチ（図
示省略）を保護するスイッチ蓋１７が配置されている。
【００１２】図８は本実施例の内部構造を示す。本体部
１の内部には、心電計全体の制御を行うＬＳＩ１８が実
装された回路基板１９が配置されている。ＬＳＩ１８お
よび回路基板１９は測定された心電データが入力される
と共に、この心電データを表示用信号として表示部材４
に出力する電子回路部材を構成するものである。このた
め、回路基板１９は本体部１からアーム部２内に延設さ
れたフレキシブルな接続基板２０を介して第２の測定電
極６と接続されている。前記スピーカー１０および通信
部材９はこの接続基板２０に実装されるものである。表
示部材４は回路基板１９に装着されて上述した各種表示
を行う。この表示部材４としては、フィルム液晶部材が
使用されており、これにより薄型化がなされている。２
１はこの表示部材４と対向する本体部１に設けられたガ
ラス，透明プラスチック等の透光板である。なお、回路
基板１９の端面には固定接点２２が設けられている。こ
の固定接点２２は第１のスイッチ１１との対向部位に設
けられており、第１のスイッチ１１に形成された可動接
点２３が当接することにより、上述したスイッチングが
行われる。
１の内部には、心電計全体の制御を行うＬＳＩ１８が実
装された回路基板１９が配置されている。ＬＳＩ１８お
よび回路基板１９は測定された心電データが入力される
と共に、この心電データを表示用信号として表示部材４
に出力する電子回路部材を構成するものである。このた
め、回路基板１９は本体部１からアーム部２内に延設さ
れたフレキシブルな接続基板２０を介して第２の測定電
極６と接続されている。前記スピーカー１０および通信
部材９はこの接続基板２０に実装されるものである。表
示部材４は回路基板１９に装着されて上述した各種表示
を行う。この表示部材４としては、フィルム液晶部材が
使用されており、これにより薄型化がなされている。２
１はこの表示部材４と対向する本体部１に設けられたガ
ラス，透明プラスチック等の透光板である。なお、回路
基板１９の端面には固定接点２２が設けられている。こ
の固定接点２２は第１のスイッチ１１との対向部位に設
けられており、第１のスイッチ１１に形成された可動接
点２３が当接することにより、上述したスイッチングが
行われる。
【００１３】図９は本実施例の制御系の構成を示す。第
１の測定電極３および第２の測定電極６で測定された心
電波が入力される心電波形検出部３０と、心電計の作動
やその他各回路の動作を制御する制御部３１と、マイク
ロプログラムが格納されたＲＯＭ３２と、データを記憶
するＲＡＭ３３と、表示部材４の表示を制御するドライ
バ３４と、スピーカー１０を駆動する報音制御部３５
と、ホトカプラからなる通信部材９を制御する発光受光
制御部３６と、第１〜第３のスイッチ１１，１２，１３
からの信号を制御部３１に出力するスイッチ部３７とを
備えている。心電波形検出部３０は第１および第２の測
定電極３，６から入力された心電波の波形を検出すると
共に増幅し、増幅した心電波をフィルタリングし、Ａ／
Ｄ変換して制御部３１に出力する。この信号の入力によ
り制御部３１はドライバ３４を制御し、これにより表示
部材４が心電データを表示する一方、制御部３１は入力
された心電データをＲＡＭ３３に格納する。
１の測定電極３および第２の測定電極６で測定された心
電波が入力される心電波形検出部３０と、心電計の作動
やその他各回路の動作を制御する制御部３１と、マイク
ロプログラムが格納されたＲＯＭ３２と、データを記憶
するＲＡＭ３３と、表示部材４の表示を制御するドライ
バ３４と、スピーカー１０を駆動する報音制御部３５
と、ホトカプラからなる通信部材９を制御する発光受光
制御部３６と、第１〜第３のスイッチ１１，１２，１３
からの信号を制御部３１に出力するスイッチ部３７とを
備えている。心電波形検出部３０は第１および第２の測
定電極３，６から入力された心電波の波形を検出すると
共に増幅し、増幅した心電波をフィルタリングし、Ａ／
Ｄ変換して制御部３１に出力する。この信号の入力によ
り制御部３１はドライバ３４を制御し、これにより表示
部材４が心電データを表示する一方、制御部３１は入力
された心電データをＲＡＭ３３に格納する。
【００１４】図１０はＲＡＭ３３の内部構成を示し、表
示レジスタ３３ａと、この心電計の所有者の電話番号が
格納される電話番号記憶部３３ｂと、測定した心電デー
タを格納する心電波形データ記憶部３３ｃ，３３ｄ，３
３ｅ，３３ｆと、ワークエリア３３ｇとを備えている。
本実施例において心電波波形データ記憶部３３ｃ〜３３
ｆは４エリア設けられており、４回の測定データを格納
することができる。そして、格納した心電データはＲＡ
Ｍ３３から適宜呼び出されて表示部材４が表示すると共
に、通信部材９から外部に出力される。
示レジスタ３３ａと、この心電計の所有者の電話番号が
格納される電話番号記憶部３３ｂと、測定した心電デー
タを格納する心電波形データ記憶部３３ｃ，３３ｄ，３
３ｅ，３３ｆと、ワークエリア３３ｇとを備えている。
本実施例において心電波波形データ記憶部３３ｃ〜３３
ｆは４エリア設けられており、４回の測定データを格納
することができる。そして、格納した心電データはＲＡ
Ｍ３３から適宜呼び出されて表示部材４が表示すると共
に、通信部材９から外部に出力される。
【００１５】以上のような本実施例は、折り畳み状態の
アーム部２を回動させて展開し、本体部１の第１の測定
電極３を右手で握った状態でアーム部２を衣服の隙間か
ら滑り込ませて胸部に接触させることにより心電を測定
する。従って測定に際して衣服を脱ぐ必要がなく、簡便
に測定できると共に、発作等に合わせた迅速な測定がで
き、正確な測定が可能となる。
アーム部２を回動させて展開し、本体部１の第１の測定
電極３を右手で握った状態でアーム部２を衣服の隙間か
ら滑り込ませて胸部に接触させることにより心電を測定
する。従って測定に際して衣服を脱ぐ必要がなく、簡便
に測定できると共に、発作等に合わせた迅速な測定がで
き、正確な測定が可能となる。
【００１６】図１１ないし図１３は本発明の別の実施例
を示し、前記実施例と同一の要素は同一の符号を付して
対応させてある。この実施例は第１の測定電極３が設け
られた本体部１に対して、アーム部２が引き込みおよび
引き出し可能となっている。このため本体部１の一端面
にはアーム部２がスライドするための開口４１が形成さ
れている。また、本体部１の長手方向の一側面には横長
のスリット４２が形成されており、このスリット４２に
スライド釦４３が設けられている。スライド釦４３はス
リット４２を貫通すると共に、アーム部２に連結してお
り、スライド釦４３をスリット４２に沿って移動させる
ことにより、アーム部２全体を本体部１内に引き込んで
格納すると共に、本体部１から引き出して伸長させ、こ
の伸長状態で前記実施例と同様に心電を測定することが
できる。従って、この実施例でも、簡便で迅速な測定が
可能となっている。また、第２の測定電極６が本体部１
内に格納されるため、埃の付着を防止できる。
を示し、前記実施例と同一の要素は同一の符号を付して
対応させてある。この実施例は第１の測定電極３が設け
られた本体部１に対して、アーム部２が引き込みおよび
引き出し可能となっている。このため本体部１の一端面
にはアーム部２がスライドするための開口４１が形成さ
れている。また、本体部１の長手方向の一側面には横長
のスリット４２が形成されており、このスリット４２に
スライド釦４３が設けられている。スライド釦４３はス
リット４２を貫通すると共に、アーム部２に連結してお
り、スライド釦４３をスリット４２に沿って移動させる
ことにより、アーム部２全体を本体部１内に引き込んで
格納すると共に、本体部１から引き出して伸長させ、こ
の伸長状態で前記実施例と同様に心電を測定することが
できる。従って、この実施例でも、簡便で迅速な測定が
可能となっている。また、第２の測定電極６が本体部１
内に格納されるため、埃の付着を防止できる。
【００１７】本発明は上記実施例に限定されることなく
種々変更が可能であり、例えば表示部材４をアーム部２
の第２の測定電極６と同じ側に配置しても良く、通信部
材を省いても良い。
種々変更が可能であり、例えば表示部材４をアーム部２
の第２の測定電極６と同じ側に配置しても良く、通信部
材を省いても良い。
【００１８】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、本体部に第１の
測定電極を、アーム部に第２の測定電極を設け、アーム
部を本体部に対して折り畳みおよび展開可能あるいは引
き込み、引き出し可能としたため、簡便で迅速に心電を
測定することができる。
測定電極を、アーム部に第２の測定電極を設け、アーム
部を本体部に対して折り畳みおよび展開可能あるいは引
き込み、引き出し可能としたため、簡便で迅速に心電を
測定することができる。
【図１】本発明の一実施例の折り畳み状態の平面図。
【図２】図１の側面図。
【図３】図１の底面図。
【図４】図１の右側面図。
【図５】折り畳み状態の部分断面図。
【図６】実施例１の展開状態の平面図。
【図７】図６の底面図。
【図８】内部構造を示す断面図。
【図９】制御系を示すブロック図。
【図１０】ＲＡＭの内部の構成図。
【図１１】本発明の別の実施例の斜視図。
【図１２】アーム部格納状態の斜視図。
【図１３】図１１の平面図。
【図１４】従来の心電計の斜視図。
１ 本体部 ２ アーム部 ３ 第１の測定電極 ４ 表示部 ６ 第２の測定電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 7638−4Ｃ Ａ６１Ｂ 5/04 ３１４ Ｇ
Claims (5)
- 【請求項１】 第１の測定電極および心電データを表示
する表示部材が配設された本体部と、第２の測定電極が
配設されヒンジ部を介して前記本体部に折り畳み可能に
取り付けられたアーム部と、前記第１および第２の測定
電極により測定された心電データが入力され前記表示部
材に表示用信号を出力する電子回路部材とを備えている
ことを特徴とする心電計。 - 【請求項２】 前記本体部は折り畳まれたアーム部の第
２の測定電極を収納する凹部を有していることを特徴と
する請求項１記載の心電計。 - 【請求項３】 第１の測定電極および心電データを表示
する表示部材が配設された本体部と、第２の測定電極が
配設され前記本体部に引き込みおよび引き出し可能に取
り付けられたアーム部と、前記第１および第２の測定電
極により測定された心電データが入力され前記表示部材
に表示用信号を出力する電子回路部材とを備えているこ
とを特徴とする心電計。 - 【請求項４】 前記表示部材は前記アーム部における第
２の測定電極の配設面と反対側の本体部の片面に配設さ
れていることを特徴とする請求項１または３記載の心電
計。 - 【請求項５】 前記電子回路部材に入力された心電デー
タを外部々材に出力する通信部材を備えていることを特
徴とする請求項１または３記載の心電計。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34061193A JP3396937B2 (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | 心電計 |
| US08/349,507 US5505202A (en) | 1993-12-08 | 1994-12-02 | Portable and collapsable electrocardiograph |
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