JPH0715437U - 車外視認装置 - Google Patents

車外視認装置

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JPH0715437U
JPH0715437U JP5073593U JP5073593U JPH0715437U JP H0715437 U JPH0715437 U JP H0715437U JP 5073593 U JP5073593 U JP 5073593U JP 5073593 U JP5073593 U JP 5073593U JP H0715437 U JPH0715437 U JP H0715437U
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JP
Japan
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condensing
exterior visual
dew condensation
light
recognition device
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Pending
Application number
JP5073593U
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English (en)
Inventor
徹 金澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車外視認装置の結露を防止する。 【構成】 集光手段である凹レンズ20の表面に透明抵
抗体21を設け、該透明抵抗体21に取付電極22を介
して電源23及びスイッチ24を接続する。そして車外
視認装置が結露した場合に、スイッチ24を投入し透明
抵抗体21を発熱させて結露を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のサイドミラー等として用いられて好適であり、詳しくは集 光手段の結露防止及び後方視野光による幻惑を防止をする手段を設けた車外視認 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のサイドミラー等においては、後方視野を有効に、かつ、安全に 取り込むために種々の提案がなされている。 例えば、実開昭49−109343においては、液晶を用いた防眩フィルター による防眩方法が開示され、実開平2−128650においては凹レンズで集光 した後方視野を凹面鏡に映す方法が開示されている。さらに、特開平5−105 038においては反射部材と屈折部材とにより構成された車外視認装置に空調装 置からの空気を導入して、これら部材の結露を防止する方法が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記提案では下記の問題があった。 即ち、実開昭49−109343では、大きな液晶フィルターを用いる必要が あるためコスト高となり、また大きなスペースを必要とする問題がある。加えて 、ミラー等の曲率を持つ部材に液晶フィルターを取付けることが困難であった。 また、実開平2−128650では、凹面鏡及び凹レンズが一つの閉空間を構 成しているので、これらの部材が結露した場合の対処が困難であった。 一方、特開平5−105038では結露防止のために反射部材や屈折部材に空 気をブローするが、空調装置を含めたエアーダクトの設計変更等が必要とされる 問題がある。 そこで、本考案は上記問題を解決した車外視認装置を提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、後方視野光光を集光する集光手段と、該集光手段 による後方視野を映し出す鏡面手段とを有してなる車外視認装置において、前記 集光手段が、該集光手段の表面に配設されて結露を防止してなる透明抵抗体を有 してなる、ことを特徴とする。 後方視野光を集光する集光手段と、該集光手段による後方視野を映し出す鏡面 手段とを有してなる車外視認装置において、前記集光手段が、透明導電膜からな る一対の対向電極と、該対向電極に挟まれたエレクトロクロミック層とを有して なる、ことを特徴とする。 例えば、前記防眩手段が、前記集光手段の表面又は真中に配設されてなる。 また、表面に前記防眩手段を備えた前記集光手段が、透明板を有し、該透明板 が前記防眩手段上に設けられてなる。 また、前記集光手段が、発熱して結露を防止してなる透明抵抗体を有してなる 。 さらに、前記集光手段が、発熱して結露を防止すると共に、前記エレクトロク ロミック層に電圧を印加してなる対向電極を有してなる。
【0005】
【作用】
上記構成に基づき、集光手段の表面に透明抵抗体を設け、これに電力を供給し て発熱させることにより、結露を防止する。 また、集光手段に防眩手段を設けて、後続車のヘッドライト等による幻惑を防 止する。この防眩手段としては、エレクトロクロミック層を透明導電膜からなる 一対の対向電極で挟持した積層構造とし、これに電圧を印加して先のエレクトロ クロミック層の透過率を変えることにより行う。 なお、防眩手段における対向電極の一方を先の透明抵抗体として用い、防眩作 用を得ると共に、結露防止作用を得てもよい。無論、これらを別々に用いること も可能である。
【0006】
【実施例】 <実施例1> 本考案の実施例1を図に沿って説明する。図1は本考案に係る車外視認装置を 配設した自動車の部分的な模式図を示し、車外視認装置5は後方視野光を集光す る凹レンズ20(集光手段)及び該凹レンズにより集光された後方視野を映す凹 面鏡10(鏡面手段)を有している。なお、図1における実線3は車両の側端を 示し、Epは運転者の視点を示している。 図2は、凹レンズ20に結露を防止する透明抵抗体21を配設した断面図であ る。この透明抵抗体21は凹レンズ20よりも光の透過率の小さいものが用いら れ、具体的にはITOの薄膜が好適である。 また透明抵抗体21には、取付電極22を介して電源23及びスイッチ24が 接続されており、使用中に車外視認装置5が結露した場合には、スイッチ24を 投入し、透明抵抗体21を発熱させて結露を防止することが可能になっている。 なお、電源20は自動車のバッテリーが用いられる。
【0007】 <実施例2> 本考案の実施例2を図3に沿って説明する。なお、実施例1と構成が同じ部分 については同一符号を付して説明を省略する。 本実施例2では防眩作用を得るために、凹レンズ20の表面にエレクトロクロ ミック防眩手段28(防眩手段)を設けている。このエレクトロクロミック防眩 手段28は、ITO等の透明導電膜からなる一対の対向電極26a,26bの間 にエレクトロクロミック膜27が配設された積層構造となっている。 そして、対向電極26a、26bには取付電極31を介して電源29及びスイ ッチ30が接続されている。また、これらの対向電極26a,26bを短絡可能 にスイッチ25が設けられている。 上記構成において、運転者が後続車のヘッドライト等により幻惑されると、ス イッチ24を投入してエレクトロクロミック膜27を着色させ、エレクトロクロ ミック膜27の透過率を変えることにより幻惑を防眩する。なお防眩状態を解除 するには、スイッチ25を投入してエレクトロクロミック膜27を消色し、透過 率を元の状態に回復させれば良い。 このような構成により、運転者は幻惑されることなく広い後方視野を認識する ことが可能になる。
【0008】 <実施例3> 本考案の実施例3を図4に沿って説明する。なお、実施例2と構成が同じ部分 については同一符号を付して説明を省略する。本実施例3では凹レンズ20を左 右に分割し(図4において左右である)、その間にエレクトロクロミック防眩手 段28を配設した場合を示している。 このように、エレクトロクロミック防眩手段28を2つの凹レンズ20a,2 0bにより挟むことにより、エレクトロクロミック防眩手段28を保護すること が可能になる。 なお、分割された凹レンズ20a,20bは、それぞれ凹レンズとしての働き をするので、片方の凹レンズ20a(20b)を透明板等により置き換えること が可能である。
【0009】 <他の実施例> また、実施例1と実施例2とを組み合わせた態様及び、実施例1と実施例3と を組み合わせた態様が可能である。この場合、対向電極26a,26bのいづれ か一方を透明抵抗体21として兼用することが可能である。このとき、取付電極 は3つ必要になる。
【0010】
【効果】
以上説明した様に、後方視野光を集光するための凹レンズに透明抵抗体及びエ レクトロクロミック防眩手段を設けたので、車両構造を変更することなく結露が 防止でき又防眩できる。なお凹面鏡に比べ面積の小さい凹レンズに上記部材を設 けることが可能なのでコストの低減及び取付が容易になる効果が得られた。 またエレクトロクロミック防眩手段には、エレクトロクロミック層を用いたの で、凹レンズのような曲面を有する部材に容易に配設することが可能となった。 また、エレクトロクロミック防眩手段の片面に凹レンズを設け、他方の面に凹 レンズ又は透明板を設けることで、防眩作用を得ながら当該エレクトロクロミッ ク防眩手段を保護できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の説明に適用される車外視認装置の取
付状態を示す模式図である。
【図2】実施例1の説明に適用される表面に透明抵抗体
を設けた凹レンズの断面図である。
【図3】実施例2の説明に適用される表面にエレクトロ
クロミック防眩手段を設けた凹レンズの断面図である。
【図4】実施例3の説明に適用される分割された凹レン
ズの間にエレクトロクロミック防眩手段を設けたときの
断面図である。
【符号の説明】
5 車外視認装置 10 凹面鏡(鏡面手段) 20 凹レンズ(集光手段) 21 透明抵抗体 23,29 電源 26a,26b 対向電極 27 エレクトロクロミック層

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方視野光を集光する集光手段と、該集
    光手段による後方視野を映し出す鏡面手段とを有してな
    る車外視認装置において、 前記集光手段が、該集光手段の表面に配設されて結露を
    防止してなる透明抵抗体を有してなる、 ことを特徴とする車外視認装置。
  2. 【請求項2】 後方視野光を集光する集光手段と、該集
    光手段による後方視野を映し出す鏡面手段とを有してな
    る車外視認装置において、 前記集光手段が、透明導電膜からなる一対の対向電極
    と、該対向電極に挟まれたエレクトロクロミック層とを
    有してなる、 ことを特徴とする車外視認装置。
  3. 【請求項3】 前記防眩手段が、前記集光手段の表面又
    は真中に配設されてなる、 請求項2記載の車外視認装置。
  4. 【請求項4】 表面に前記防眩手段を備えた前記集光手
    段が、透明板を有し、該透明板が前記防眩手段上に設け
    られてなる、 請求項3記載の車外視認装置。
  5. 【請求項5】 前記集光手段が、発熱して結露を防止し
    てなる透明抵抗体を有してなる、 請求項2記載の車外視認装置。
  6. 【請求項6】 前記集光手段が、発熱して結露を防止す
    ると共に、前記エレクトロクロミック層に電圧を印加し
    てなる対向電極を有してなる、 請求項2記載の車外視認装置。
JP5073593U 1993-08-26 1993-08-26 車外視認装置 Pending JPH0715437U (ja)

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JP5073593U JPH0715437U (ja) 1993-08-26 1993-08-26 車外視認装置

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JPH0715437U true JPH0715437U (ja) 1995-03-14

Family

ID=12867109

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JP5073593U Pending JPH0715437U (ja) 1993-08-26 1993-08-26 車外視認装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511131B2 (ja) * 1985-07-01 1993-02-12 Tosoh Corp

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511131B2 (ja) * 1985-07-01 1993-02-12 Tosoh Corp

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