JPH07153431A - 高圧放電ランプ - Google Patents

高圧放電ランプ

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JPH07153431A
JPH07153431A JP6228152A JP22815294A JPH07153431A JP H07153431 A JPH07153431 A JP H07153431A JP 6228152 A JP6228152 A JP 6228152A JP 22815294 A JP22815294 A JP 22815294A JP H07153431 A JPH07153431 A JP H07153431A
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ファン デル リューウ バート
Albert E Kowal
イー コワール アルバート
Henrikus J H Pragt
イェー ハー プラフト ヘンリカス
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J61/00Gas-discharge or vapour-discharge lamps
    • H01J61/02Details
    • H01J61/50Auxiliary parts or solid material within the envelope for reducing risk of explosion upon breakage of the envelope, e.g. for use in mines

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  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成が簡単で、安価で、しかもごくまれに起
る放電容器の破裂による外管の破壊を防止し得ると共
に、商業上容認できる測光特性を呈する高圧放電ランプ
を提供する。 【構成】 高圧放電ランプは一対の対向する平坦なシー
ル部 (14) を有する放電容器 (11) を具えている。各シ
ール部 (14) は一対の大きな面(14a, 14b)と一対の小
さな側面(14c, 14d)とを有している。封じ込めシール
ド(20)が放電容器(11) を囲み、このシールド(20)はガ
ラススリーブ(21)及びこのガラススリーブに固着した螺
旋コイルワイヤ(22)を具えている。ガラススリーブ(22)
は前記シール部 (14) の小さな側面(14c, 14d)の端部
に締付けられるだけで、シール部の大きな面(14a, 14
b)には実質上掛合しないようにする。コイルワイヤ(2
2)は、例えばクランプ嵌めにより電気的に浮動させてス
リーブ(21)のまわりに取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外管と;前記外管内に
配置されるガラス質の放電容器であって、放電空所を囲
む本体部分と、この本体部分の中にあり、ランプの作動
中に放電を維持する一対の対向電極と、前記放電容器を
気密法にて密封し、各々が一対の対向する大きな面及び
これらの大きな面間に延在する一対の小さな側面を有し
ている一対の対向シール部とを含む放電容器と;前記放
電容器を前記外管内にて支持し、且つ前記放電容器を前
記外管の外部の電位源に電気的に接続するフレーム手段
と;前記放電容器のまわりに配置され、且つ前記シール
部の1つに締付けた端部を有する光透過性のスリーブ
と;を具えている高圧放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】斯種のランプは米国のオハイオ州クレー
ブランド所在のベンチャーライティングカンパニー社に
より70W及び100 Wの大きさのメタルハライドランプと
して公表されている。このランプ用のスリーブ及び放電
容器を図1に示してある。
【0003】封じ込めスリーブ1の目的は、ごくまれに
起る放電容器2の破壊によるこの放電容器の破片を収容
して、外管(図示せず)の破壊を防止することにある。
スリーブの一端3は開放しており、他端4は一方のプレ
スシール5の大きな両主面を締付けている。放電容器2
の本体は、その本体部分6が2つのプレスシール間に位
置し、この本体内にて放電が放電電極7間に維持され、
且つ前記本体は正確な楕円又は卵形の形状をしているも
のである。
【0004】スリーブは放電容器の一部に融着させるの
が有利である。その理由は、ランプの製造が簡単とな
り、しかもランプ容器内に追加の金属部品を入れなくて
済むからである。しかし、これではスリーブによる放電
容器の封じ込めが不十分であることを確かめた。図1の
ランプにおけるスリーブの壁厚は2mmであった。放電容
器を電流サージによって破壊させる試験をしたところ、
外管の破壊が起ることを確めた。さらに、スリーブの締
付け端は総体的に閉成されているが、スリーブの反対側
は開放しているためにスリーブの構成が非対称である。
従って、放電容器の下側は上側とはかなり異なる温度と
なり、且つランプの基部を上にするか、又は下にするか
のランプ取付け方位に応じてランプが異なる測光特性を
呈し、このことは不所望である。
【0005】EP0.549.056 −A1からも、ランプフレ
ームのロッドに溶接したクランプ細条によってスリーブ
を放電容器のまわりにて保持するようにした放電ランプ
が既知である。この場合には、コイル金属ワイヤによっ
てスリーブを締付けるように囲っている。
【0006】EP0.550.094 −A2から同様な放電ラン
プが既知である。このランプが前記ランプと相違してい
る点は、スリーブを放電容器のチップ−オフした排気管
に融着して、このスリーブを固着している点にある。こ
のランプの構成は確かなものではあるが、スリーブを放
電容器に1個所だけで固定させているので、ランプが衝
撃に対して傷つきやすい。
【0007】特に、インテリア及びディスプレイ照明用
の白熱ランプ及びハロゲンランプの代りとしての低ワッ
ト数(35〜100 W)のメタルハライドランプの開発に当
り、最初に造ったランプは通常の高ワット数のランプを
基本的に小形化したものであった。放電容器は石英ガラ
ス製の円筒管の各端部をプレスシールして形成してい
た。アーク管(放電容器)の中央部は前記円筒管の円形
の円筒状のままとした。
【0008】こうした初期の低ワット数のランプのパー
ホーマンスは、特に小さめの35W及び50Wの大きさのラ
ンプでは、高ワット数のランプ(即ち、150 〜400 W)
用に前もって決めた個所での発光効率(lm/W)及び
演色評価数(CRI)の値が劣っていた。発光効率及び
演色性は一般に、放電容器の大きさ及びワット数が小さ
くなるにつれて悪化することが判明した。その後の低ワ
ット数のランプのパーホーマンスを改善する努力は主と
して放電容器の形状及び内部に電極を位置させる端部チ
ャンバとプレスシール部の小形化に集中していた。正確
な楕円又は卵形の放電空所を有する放電容器は、こうし
た努力により得られた。図1に示したタイプの如き、こ
れらの放電容器は高品質の測光特性を呈するものではあ
るが、真直ぐな管材料をプレスして形成した放電容器よ
りも高価である。成形体を造形するのには、本体が真直
ぐな放電容器には必要とされないガラス加工工程に時間
を費す必要がある。
【0009】市場は開放式の取付器具に安全に使用でき
るもっと安価な低ワット数のものを要求している。しか
し、ランプの測光特性が容認できても、商業上成功する
のは低価格のランプだけである。「標準品質」の測光特
性のものとみなせる低ワット数のランプの場合、(100
時間後の)初期の発光効率は、100 ワットのランプに対
しては約80 lm/W以上、70ワットのランプに対して
は約75 lm/W以上、50ワットのランプに対しては約
65 lm/W以上とすべきである。これらの各ランプに
対する初期のCRIは約60以上とする必要がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構成
が簡単で、安価で、しかも信頼できる構造をしている共
に商業上容認できる測光特性を呈する冒頭にて述べた種
類高圧放電ランプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、冒頭にて述べた種類のランプにおいて、前
記スリーブを前記小さな側面に沿ってのみ前記シール部
に締付けるようにしたことを特徴とする。
【0012】スリーブを放電容器のプレスシール部の小
さな側面にだけ締付けることにより、スリーブの両端を
開放させたままとすることができる。従って、従来のよ
うにスリーブを放電容器のプレスシール部の大きな主面
に沿って締付けることに関連する非対称性の問題が回避
される。さらに、スリーブをプレスシール部の側面に対
して、特に両プレスシール部の側面に沿って締付けるこ
とにより頑丈な構成となり、クランプ細条又はクリップ
を省くことができる。従って、簡単で、低コストで、対
称的な構造となり、前記従来の欠点を克服することがで
きる。
【0013】本発明の好適例では、スリーブをシール部
の小さな側面の端部分に対してのみ締付けるようにす
る。こうして放電容器をスリーブ内にて軸方向に捕える
共にスリーブと放電容器との間の接触面積を最小とする
ため、スリーブと放電容器との間の熱膨張の差によるス
リーブの亀裂が回避される。
【0014】本発明の他の好適例では、ガラススリーブ
のまわりを螺旋状に巻いた金属ワイヤで囲み、このワイ
ヤをスリーブのまわりに電気的に浮動状態とするように
固定させる。螺旋金属ワイヤを用いることによりスリー
ブの肉厚を薄くすることができ、従って、このようなワ
イヤを使用しないスリーブの1/2の重量の封じ込めシ
ールドで同様な封じ込め能力を達成することができる。
【0015】さらに本発明の好適例では、前記金属ワイ
ヤにガラススリーブの端部に掛合させる折り曲げ部分を
設ける。この折り曲げ部分は金属ワイヤをスリーブ上に
簡単な方法で軸方向に固着する。
【0016】本発明の他の好適例では、ランプを低ワッ
ト数のメタルハライドランプとし、このランプの放電容
器の端部チャンバ間の本体部分を円筒状とし、放電電極
が放電容器内に軸方向に延在し、この電極が電極棒と、
それに巻回したコイルとを具え、放電容器の端部チャン
バにおける熱保存端部塗膜をなくすようにする。なお、
ここで用いている「低ワット数」のランプとは、定格ワ
ット数が約100 W以下のメタルハライドランプを意味す
る。
【0017】上述したような放電容器を有する低ワット
数のメタルハライドランプにて「標準品質」の測光特性
を達成し得るという驚くべき事実を確かめた。これは殆
ど全ての市販のメタルハライドランプが、例えば酸化ジ
ルコニウム又は酸化アルミニウム製の熱保存用の端部塗
膜を有しているからである。このような塗膜は充填組成
物が凝縮する個所の放電容器の温度を高めて、ランプの
測光特性を改善する働きをする。市販されており、しか
も放電容器の本体が円筒状又は「真直ぐ」である従来の
低ワット数のランプで斯様な塗膜のないものは1つもな
い。
【0018】上述したような端部塗膜をなくすことは、
コストのかなりの節約となり、これはシールド形成コス
トを部分的に埋め合わせることになる。さらに驚くべき
ことに、光束の保持性が端部塗膜なしでかなり改善され
た。
【0019】
【実施例】図2は密封外管10を有し、その内部に放電容
器11を配置してある本発明による高圧放電ランプを示
す。導電性の支持棒として造形したフレーム手段17a, 1
7bはステム16から延在して、外管10の外側のランプキャ
ップ19と、導電性のストラップ17c, 17dを介して放電容
器の各フィールド−スルー18とに接続されている。ラン
プの作動中には放電容器間に電位が印加され、放電電極
15間にガス放電が維持される。
【0020】放電容器11(図3)は石英ガラス製の或る
長さの真直ぐな丸い筒状の管材料で形成し、且つこの放
電容器にはこれを空密法にてシールする平坦なプレスシ
ール部14を両端に具えている。プレスシール部14の間の
放電容器は断面が一定の円形を成している管状の中央部
分12と、シール部14を加圧成形することにより断面が次
第に小さくなる端部チャンバ13とを具えている。各シー
ル部14は一対の大きな対向主面(14a, 14b)と、これら
の主面間に延在する一対の小さな側面(14c,14d )とを
有している。中央の管状部分12はチップ−オフした排気
管12a も具えている。
【0021】放電容器内に放電を維持する充填剤は水銀
と、不活性ガスと、一種以上の金属ハロゲン化物とす
る。電極15は通常のものとし、巻回コイル15b を有する
電極棒15a とする。
【0022】放電容器の爆発時に、この放電容器の破片
を外管内に収容させるために、封じ込めシールド20によ
って放電容器を囲み、シールドをガラス質の光透過性ス
リーブ21と、このスリーブのまわりに螺旋状に巻いたワ
イヤ22とで構成する。スリーブ21は、例えば硬質ガラス
又は石英ガラスで構成することができる。
【0023】スリーブ21の内径は、このスリーブのほぼ
全長にわたり、側面14c, 14d間の最大幅の寸法よりも僅
かだけ大きくして、スリーブを放電容器の上におおって
簡単に位置付けることのできるようにする。スリーブの
端部はプレスシール部14の側面の端部に締付けて、放電
容器をスリーブ内にて軸方向に捕えるようにする。これ
は、シール部の小さな側面14c, 14dに対向するスリーブ
の端部を軟化温度にまで加熱して、これらの端部をシー
ル部の小さな側面に直接押しつぶすか、又は軟化させた
ガラススリーブの端部を適当なかみ合わせ具でシール部
の側面に押し当てることにより達成される。この結果、
スリーブはプレスシール部の側面に沿って延在するくぼ
み21a と、各側面の端部に押し当られた部分21b とを具
えることになる(図4参照)。スリーブをシール部の端
部(これらの端部はシール部における最も冷い部分であ
る)に締付けるので、この場合における放電容器からス
リーブ21への熱伝導は、スリーブを図1の従来ランプに
示すようにプレスシール部の大きな面を横切って融着す
る場合よりも少なくなる。スリーブの両端は開放してお
り、しかも対称構造であるため、図1の従来ランプとは
著しく違って、アーク管を上向き又は下向きのいずれで
作動させてもアーク管の温度分布はほぼ同じである。従
って、スリーブをプレスシール部に締付けることに関連
する構成上の利点が維持されると共に放電容器とは反対
側のシール部の熱伝導が最小となる。
【0024】ワイヤ22は、それ固有の締付力によってス
リーブのまわりに固定すると共に電気的には浮動状態と
する。ワイヤ22の折り曲げた端部22a をスリーブの端部
に掛合させて、このワイヤをスリーブ上にて軸方向に固
着する。こうするために、例えばカンタル、タンタルモ
リブデン又はステンレス鋼製の抵抗ワイヤを用いること
ができる。図示のランプでは、直径が0.60mmのモリブデ
ンワイヤを用い、これを5mmのピッチで巻回した。
【0025】封じ込めシールド20はランプフレームとは
電気的に絶縁されている。その理由は、スリーブを導電
性の支持棒17に固着する金属製のストラップがなく、し
かもスリーブ21及び金属製のコイルワイヤ22のいずれも
金属製のランプフレームのどの部分にも接触していない
からである。
【0026】上述したような構成は、放電容器11、スリ
ーブ21及びワイヤ22をランプの組立中に完成サブアセン
ブリとして用立てることができるから有利である。次い
で、このようなサブアセンブリは導電性のフィードスリ
ー18の端部を導電性の支持ストラップ17c, 17d に溶接
することによりフレーム手段に簡単に接続することがで
きる。
【0027】封じ込めシールドの有効性を試験するため
に、放電容器を電流サージにより爆発させた。外管はそ
の壁厚が、その表面全体にわたり約0.6 mmから約1mmに
まで変化しているものとした。この試験中、外管は全く
破壊されず、放電容器が爆発したことに対して、上述し
たようなランプ構成が周囲のものを有効に保護すること
を確かめた。同様な試験を図1に示すような、スリーブ
をプレスシール部の面積の大きな主面に締付けるように
した従来のランプで試みた所、外管の壁厚をかなり大き
くし、約2mmとしたが、外管が破壊してしまった。
【0028】さらに、ランプを落下試験した所、本発明
によるランプはどれも故障しなかった。
【0029】図3に基く本体が真直ぐな放電容器と図2
に基く構成のスリーブとを有している低ワット数のメタ
ルハライドランプを造って、スリーブの構成が測光特性
に及ぼす影響を測定した。
【0030】沃化ナトリウムと沃化スカンジウムを19:
1のNaI/ScI3 のモル比で含有している充填剤を
入れた複数個の100 Wのメタルハライドランプに対する
結果を表1に示してある。放電容器の円筒状部分の内径
は約6mmとした。電極先端間の距離(図3のAの寸法)
は約13.5mmとした。放電容器の空胴の長さ(図3のBの
寸法)は約23mmとした。
【0031】表2は沃化ナトリウムと沃化スカンジウム
を19:1のNaI/ScI3 のモル比で含有している充
填剤を入れた複数個の70Wのメタルハライドランプに対
する結果を示している。放電容器の円筒部分の内径は約
6mmとした。アークギャップの長さは約10mmとし、放電
容器の空胴の長さは約17mmとした。
【0032】表1及び表2のどのランプにも端部チャン
バのまわりに熱保存用の端部塗膜を設けなかった。外管
には安定作動中約1大気圧の圧力で窒素ガスを充填し
た。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】100 時間では上記各ランプは設計目標の
「標準品質」の測光特性を満足し、即ち100 ワットのラ
ンプに対してはCRIが約60で、発光効率lm/Wは約
80以上で、75Wのランプではlm/Wが約75以上であっ
た。このことは放電容器に端部塗膜を被着してないこと
からして驚くべきことであった。端部塗膜のない本体が
真直ぐな放電容器を有する低ワット数のメタルハライド
ランプは市販されていない。比較のために、通常のZr
2 の塗膜を有し、スリーブをなくして表1におけるも
のと同じ放電容器を有している100 ワットの複数個のラ
ンプについて試験した所、100 時間でのlm/Wの値は
80で、CRIの値は60であった。端部塗膜がなく、しか
もスリーブもない同じ放電容器を有する100 ワットのラ
ンプの100時間でのlm/Wの値は75で、CRIの値は5
5であった。従って、本発明による(端部塗膜をもたな
い)設計のスリーブは、スリーブ又は端部塗膜を持たな
いランプに比べて発光効率を10高め、CRIを5高く
し、少なくとも標準の端部塗膜による改良と同等の改良
をする。スリーブが測光特性を改善し得ることが一般に
知られているも、その改善の度合が驚くほど大きかっ
た。表1,2の100 W及び70Wのランプに対する小面積
の側面14c, 14dと、放電容器の円筒状部分12の外壁との
間の半径方向距離は約2〜3mmであり、これはシール部
14の標準の加圧成形中に達成される。スリーブは小面積
の側面に密に嵌合する大きさに選定し、このスリーブが
円筒状部分12から約2〜3mmだけ離間されるようにす
る。この接近間隔は放電容器からの熱を最適に保存する
のに重要である。小面積の側面に沿ってスリーブを締付
けることにより前記接近間隔を簡単な構成で得ることが
でき、これにより端部チャンバ個所からプレスシール部
の反対側への熱伝導も最小になる。
【0036】さらに驚くべきことに、端部チャンバにZ
rO2 の端部塗膜を有してないランプを幾つか試験した
所、これらのランプは端部塗膜を有しているランプと比
較するに、光束の保持性(ルーメン・メインテナンス)
が改善されることを確かめた。表1,2から5000時間で
の光束の保持性は100 W及び70Wのランプに対してそれ
ぞれ69%及び65%であったが、同じ放電容器でも、スリ
ーブがなく、ZrO2の端部塗膜を有している100 Wの
ランプの光束保持性は52%であった。従って、端部塗膜
をなくすことは、コストの節約及びランプ間の測光パラ
メータのばらつきを減らすことに加えて、光束の保持性
を改善することにもなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の高圧放電ランプにおけるメタルハライド
放電容器とスリーブとのアセンブリを示す図である。
【図2】本発明による高圧放電ランプを示す図である。
【図3】図2のランプの放電容器を拡大して示した立面
図である。
【図4】図2のランプの放電容器の端面図である。
【符号の説明】
10 外管 11 放電容器 12 放電容器の中央部分 13 端部チャンバ 14 プレスシール部 15 放電電極 16 ステム 17a,17b フレーム手段 17c,17d ストラップ 18 フィードスルー 19 ランプキャップ 20 封じ込めシールド 21 スリーブ 22 螺旋コイルワイヤ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アルバート イー コワール アメリカ合衆国 ニューヨーク州 14879 サボナ (番地なし) ピー オー ボ ックス 1215 (72)発明者 ヘンリカス イェー ハー プラフト オランダ国 5621 ベーアー アインドー フェンフルーネヴァウツウェッハ 1

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外管(10)と;前記外管内に配置されるガ
    ラス質の放電容器 (11) であって、放電空所を囲む本体
    部分と、この本体部分の中にあり、ランプの作動中に放
    電を維持する一対の対向電極 (15) と、前記放電容器を
    気密法にて密封し、各々が一対の対向する大きな面 (14
    a ,14b)及びこれらの大きな面間に延在する一対の小さ
    な側面(14c,14d )を有している一対の対向シール部
    (14) とを含む放電容器 (11) と;前記放電容器を前記
    外管内にて支持し、且つ前記放電容器を前記外管の外部
    の電位源に電気的に接続するフレーム手段(17a ,17b
    )と;前記放電容器のまわりに配置され、且つ前記シ
    ール部 (14) の1つに締付けた端部を有する光透過性の
    スリーブ(21)と;を具えている高圧放電ランプにおい
    て、 前記スリーブ(21)を前記小さな側面(14c,14d) に沿って
    のみ前記シール部 (14) に締付けるようにしたことを特
    徴とする高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】 前記スリーブ(21)を前記小さな側面(14
    c,14d) に沿ってのみ前記双方のシール部 (14) に締付
    けるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の高圧
    放電ランプ。
  3. 【請求項3】 前記スリーブ(21)を前記小さな側面(14
    c,14d) の端部だけに締付けるようにしたことを特徴と
    する請求項1又は2に記載の高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】 前記スリーブ(21)のまわりに螺旋状の金
    属ワイヤ(22)を巻回したことを特徴とする請求項3に記
    載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】 前記螺旋状のワイヤ(22)がその両端部に
    折り曲げ端部(22a)を有し、これらの端部を前記スリー
    ブ(21)の各両端部に掛合させるようにしたことを特徴と
    する請求項4に記載の高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】 前記螺旋状の金属ワイヤ(22)を前記スリ
    ーブ(21)にクランプ嵌めしたことを特徴とする請求項4
    又は5に記載の高圧放電ランプ。
JP22815294A 1993-09-24 1994-09-22 高圧放電ランプ Expired - Fee Related JP3471093B2 (ja)

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US08/126820 1993-09-24
US08/126,820 US5532543A (en) 1991-12-23 1993-09-24 High density discharge lamp with pinched-on containment shield

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JPH07153431A true JPH07153431A (ja) 1995-06-16
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EP (1) EP0645800B1 (ja)
JP (1) JP3471093B2 (ja)
DE (1) DE69405181T2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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