JPH0715294Y2 - 盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー - Google Patents

盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー

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Publication number
JPH0715294Y2
JPH0715294Y2 JP14508788U JP14508788U JPH0715294Y2 JP H0715294 Y2 JPH0715294 Y2 JP H0715294Y2 JP 14508788 U JP14508788 U JP 14508788U JP 14508788 U JP14508788 U JP 14508788U JP H0715294 Y2 JPH0715294 Y2 JP H0715294Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
insulating cover
insertion part
busbar
connection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP14508788U
Other languages
English (en)
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JPH0268622U (ja
Inventor
幸次 斎藤
雅和 矢野
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
Priority to JP14508788U priority Critical patent/JPH0715294Y2/ja
Publication of JPH0268622U publication Critical patent/JPH0268622U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は配電盤等の内部接続に用いられている盤内母線
と外部ケーブルとの接続部保護カバーに係る。
[考案の技術的背景とその問題点] 配電盤内への引き込みケーブルと盤内母線との接続部に
は、導体の接続完了後に安全性、絶縁特性の向上を目的
として露出充電部への絶縁処理を施すことが多い。この
絶縁処理は、絶縁テープによるテーピング処理か、絶縁
カバーによる一括カバリング処理かの何れかによって行
われる。而して、テーピング処理は処理に要する工数が
多くしかも点検に際しての解体が煩わしいため、最近で
は脱着が容易で必要ならば解体後の再使用が可能である
絶縁カバーが多用される傾向にある。
以下、従来の絶縁カバーにつき説明する。第3図Aは盤
内母線と引き込みケーブルとの接続部の斜視図で、この
図においては1条の盤内母線1の端部両面には、それぞ
れ圧縮部2aを具えた圧縮端子2が固着され、各圧縮端子
2の圧縮部2aには引き込みケーブルの導体3が圧縮接続
されている。
第3図Bは上記接続部に装着される絶縁カバーを示して
いる。絶縁カバー4は合成樹脂のディップ成型によって
構成され、矩形状断面のケーブル挿入部4aと、この部に
連続するより大きな矩形状断面の母線挿入部4bとを有
し、その上面に軸方向の切目4cを具えこの切目の両縁部
にはリブ4dが張り出されている。また、絶縁カバーはそ
の材質および成型法により第3図Bに示すように底面に
おいて撓曲可能であり、必要に応じ前記切目を開かせる
ことができる。図中、4eはリブ4cに設けた結合用のフッ
クまたはボタンを示す。
第3図Cは上記構成の絶縁カバー4を第3図Aに示した
接続部に装着した状態を示す斜視図である。すなわち、
絶縁カバー4を第3図Bに示したように切目4cのところ
で開かせ、接続部の下方から前記絶縁カバー4を当てが
いケーブル導体3、3がケーブル挿入部4aに、盤内母線
および圧縮端子2が母線挿入部4b内に包含されるように
し、絶縁カバー4を閉じてリブ4cのフックまたはボタン
4eを係合させて絶縁カバー4の装着を完了する。
上記構成の従来の絶縁カバーにおいても容易且つ迅速な
装着を行うことができ、点検時の解体も容易であり、必
要ならば解体後の絶縁カバーの再使用も可能である。
上記例示した従来の接続部においては、1条の盤内母線
に対して2条の引き込みケーブルが接続されているが、
これは必ずしも一定したものではなく、負荷容量によっ
ては1条のケーブルで十分な場合もある。このような場
合には、上記例示した従来の絶縁カバーではケーブル挿
入部4aの半分が無駄孔となるだけでなく、そこから絶縁
カバー内に塵埃が侵入し好ましくない。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、盤内母線
と接続される引き込みケーブルの数の如何にかかわら
ず、ケーブル挿入部開口に無駄孔を生じることがない盤
内母線とケーブルとの接続部保護カバーを提供すること
を目的としている。
[考案の概要] 本考案の盤内母線とケーブルとの接続部保護カバーは、
軟質合成樹脂からなり閉鎖端を具えるケーブル挿入部
と、このケーブル挿入部の他端に連接する盤内母線挿入
部と、前記ケーブル挿入部および盤内母線挿入部上面に
設けた軸方向の切目とを有するものにおいて、前記閉鎖
端端壁には前記切目に連続する切目を設け、さらにこの
切目に垂直な少なくとも2条のスリットを設けたことを
特徴とする。
上記構成の本考案盤内母線とケーブルとの接続部保護カ
バーにおいては、絶縁カバーはケーブル導体が端壁の切
目とスリットとにより形成されたフラップを押し開けた
状態で、接続部に被せられる。
従って、1条の盤内母線に1条の引き込みケーブルのみ
が接続される場合には、他方のフラツプは閉じられたま
まであり、無駄孔を生じてそこから絶縁カバー内に塵埃
が侵入するおそれはない。
[考案の実施例] 第3図Bおよび第3図Cと同一部分には同一符号を付し
た第1図Aは本考案一実施例要部の非使用時の斜視図、
第1図Bはその使用時の斜視図である。第1図Aにおい
て、絶縁カバー4のケーブル挿入部4aの端末は、絶縁カ
バー4の上面の切目に連続する切目4fを有する端壁5を
具えた閉鎖端とされ、この端壁5には前記切目4fに垂直
な2条のスリット6が設けられている。
上記構成の本考案絶縁カバー4は次のようにして使用す
る。すなわち、絶縁カバー4の接続部に対する装着は第
3図B、Cにつき前記説明したところと同様であるが、
絶縁カバー4はケーブル導体3が切目4fとスリット6と
により形成されたフラップ7を押し開けた状態で、接続
部に被せられる。
従って、1条の盤内母線に1条の引き込みケーブル3の
みが接続される場合には、他方のフラツプは閉じられた
ままであり、無駄孔を生じそこから絶縁カバー内に塵埃
が侵入するおそれはない。
第2図は本考案の他の実施例要部の斜視図である。この
実施例においては切目4fに垂直なスリット6が4条設置
されている。この実施例は、負荷容量が大きく1条の盤
内母線に6条の引き込みケーブルを接続する場合、3条
の盤内母線に2条ずつの引き込みケーブルを接続する場
合等に使用して前記実施例と同様の効果が得られる。
[考案の効果] 上記から明らかなように本考案の絶縁カバーによれば、
盤内母線と引き込みケーブルとの接続部の絶縁処理を容
易、迅速に行うことができるだけでなく、点検時の絶縁
部解体も容易に行い得るから組立作業の合理化、省力化
のみでなく、保守点検作業の作業性の改善を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案一実施例要部の非使用時の斜視図、第
1図Bはその使用時の斜視図、第2図は他の実施例要部
の非使用時の斜視図、第3図Aは盤内母線と引き込みケ
ーブル導体との接続部の斜視図、第3図Bは従来の絶縁
カバーの非使用時の斜視図、第3図Cは従来の絶縁カバ
ーの装着状態における斜視図である。 1……盤内母線、2……圧縮端子、3……引き込みケー
ブル、4……絶縁カバー、4a……ケーブル挿入部、4b…
…母線挿入部、4c、4f……切目、4d……フックまたはボ
タン、5……端壁、6……スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂からなり閉鎖端を具えるケー
    ブル挿入部と、このケーブル挿入部の他端に連接する盤
    内母線挿入部と、前記ケーブル挿入部および盤内母線挿
    入部上面に設けた軸方向の切目とを有するものにおい
    て、前記閉鎖端端壁には前記切目に連続する切目を設
    け、さらにこの切目に垂直な少なくとも2条のスリット
    を設けたことを特徴とする盤内母線とケーブルとの接続
    部保護カバー。
JP14508788U 1988-11-07 1988-11-07 盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー Expired - Lifetime JPH0715294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14508788U JPH0715294Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー

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JP14508788U JPH0715294Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0268622U JPH0268622U (ja) 1990-05-24
JPH0715294Y2 true JPH0715294Y2 (ja) 1995-04-10

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ID=31413370

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JP14508788U Expired - Lifetime JPH0715294Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07 盤内母線とケーブルとの接続部保護カバー

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JPH0268622U (ja) 1990-05-24

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