JPH07152709A - プロセッサ間通信方法 - Google Patents

プロセッサ間通信方法

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JPH07152709A
JPH07152709A JP29947993A JP29947993A JPH07152709A JP H07152709 A JPH07152709 A JP H07152709A JP 29947993 A JP29947993 A JP 29947993A JP 29947993 A JP29947993 A JP 29947993A JP H07152709 A JPH07152709 A JP H07152709A
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JP
Japan
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message
pointer
storage area
processor
transmitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP29947993A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Mochizuki
清 望月
Ihei Kajitani
伊平 梶谷
Tokuhiro Niwa
徳広 丹羽
Naoya Ikeda
尚哉 池田
Terumi Harada
照己 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望数のメッセージ転送用エリアを設けるこ
とができ、プロセッサ間のメッセージ通信速度をさらに
向上させること。 【構成】 送信側のプロセッサにおいて第1,第2のポ
インタの値に基づき送信用空きエリアの存在を判定し、
存在するならば第2のポインタで示される格納エリアに
送信対象のメッセージを格納させた後、当該格納エリア
のフラグを未送信状態に更新させると共に、第2のポイ
ンタを次の格納エリアを示す値に更新させ、さらに第1
のポインタで示される格納エリアのフラグの状態が送信
済み状態ならば、第1のポインタを次の格納エリアを示
す値に更新させる一方、受信側のプロセッサでは第3の
ポインタで示される格納エリアのフラグが未送信状態を
示しているならば、当該格納エリアのメッセージを受信
側プロセッサ内に読み込ませたうえ、当該格納エリアの
前記フラグを送信済み状態に更新させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプロセッサによ
り構成されたシステムにおけるプロセッサ間通信方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のプロセッサ間通信方法と
して、例えば特開平4−279957号に開示されたも
のがある。すなわち、プロセッサ間でプロセッサ間通信
用メッセージの転送を行う場合、プロセッサ間で共通に
使用するn面のエリアと、それに対応した読み込み依頼
割込みおよび読み込み終了割込みとをそれぞれn個用意
しておき、メッセージ送信側がエリアの1面目を使用し
てメッセージを送信する場合、1面目のエリアにメッセ
ージを書き込み後、その1面目のエリアに対応した「読
み込み依頼割込み1」を発行し、メッセージ受信側では
「読み込み依頼割込み1」を検出してメッセージ受信処
理を行い、1面目のエリアに対応した読み込み終了割込
み発行する手順をn面のエリアに対して行うことによ
り、プロセッサ間のメッセージ伝達を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、プロセッサ
で使用可能な割込みの数は無限ではなく、制限がある。
【0004】しかしながら、上記従来技術にあっては、
数に制限がある割込みを利用してメッセージの読み込み
依頼と読み込み終了通知を行っているため、メッセージ
転送に使用するエリアの数が少ない場合は問題ないが、
時間当たりの転送量を増加させるために転送用エリアの
数を増加させようとしても、割込み数の制限により、転
送用エリアを無制限に拡大することができず、時間当た
りの転送量すなわち通信速度の向上が期待できないとい
う問題があった。
【0005】本発明の目的は、所望数のメッセージ転送
用エリアを設けることができ、プロセッサ間のメッセー
ジ通信速度をさらに向上させることができるプロセッサ
間通信方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、送信側のプロセッサに、送信対象のメッ
セージについて未送信状態か送信済み状態かを表わすフ
ラグの格納エリアをそれぞれ有し、送信対象のメッセー
ジをメッセージ単位に格納する複数のメッセージ格納エ
リアから成る送信エリアと、送信が終了したメッセージ
の格納エリアを示す第1のポインタとを設け、受信側の
プロセッサに、送信対象のメッセージが前記送信エリア
に格納される都度送信側のプロセッサによって更新さ
れ、送信対象メッセージの次の格納エリアを表わす第2
のポインタと、送信エリアに格納されたメッセージの受
信側プロセッサによる受信終了毎に更新され、次に受信
されるべきメッセージの格納エリアを表わす第3のポイ
ンタと、送信側と受信側のプロセッサ間でメッセージを
伝達するデータ転送機構とを設け、送信対象のメッセー
ジを送信側のプロセッサから受信側のプロセッサに送信
するに際し、送信側のプロセッサにおいて前記第1のポ
インタと第2のポインタの値に基づき送信対象のメッセ
ージを格納する空きエリアが存在するか否かを判定さ
せ、存在するならば送信側のプロセッサから前記第2の
ポインタで示される格納エリアに送信対象のメッセージ
を格納させた後、当該格納エリアの前記フラグを未送信
状態に更新させると共に、第2のポインタを次の格納エ
リアを示す値に更新させ、さらに前記第1のポインタで
示される格納エリアの前記フラグの状態を判別させ、送
信済み状態ならば第1のポインタを次の格納エリアを示
す値に更新させる一方、受信側のプロセッサでは前記第
3のポインタで示される格納エリアのフラグを監視さ
せ、該フラグが未送信状態を示しているならば、当該格
納エリアのメッセージを前記データ転送機構を通じて受
信側プロセッサ内に読み込ませたうえ、当該格納エリア
の前記フラグを送信済み状態に更新させると共に、前記
第3のポインタを次の格納エリアを示す値に更新させる
手順を繰り返すことにより、送信対象のメッセージを送
信側のプロセッサから受信側のプロセッサに送信するこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記手段によれば、送信対象のメッセージを送
信する場合、送信側のプロセッサにおいて第1のポイン
タと第2のポインタの値に基づき送信対象のメッセージ
を格納する空きエリアが存在するか否かを判定させる。
【0008】すなわち、「第1のポインタの値=第2の
ポインタの値+1」であれば、送信対象のメッセージを
格納する空きエリアが存在しないことになるので、この
ことから送信対象のメッセージを格納する空きエリアが
存在するか否かを判定し、存在するならば送信側のプロ
セッサから前記第2のポインタで示される格納エリアに
送信対象のメッセージを格納させた後、当該格納エリア
の前記フラグを未送信状態に更新させると共に、第2の
ポインタを次の格納エリアを示す値に更新させ、さらに
前記第1のポインタで示される格納エリアの前記フラグ
の状態を判別させ、送信済み状態ならば第1のポインタ
を次の格納エリアを示す値に更新させる。
【0009】一方、受信側のプロセッサでは、第3のポ
インタで示される格納エリアのフラグを監視させ、該フ
ラグが未送信状態を示しているならば、当該格納エリア
のメッセージを前記データ転送機構を通じて受信側プロ
セッサ内に読み込ませたうえ、当該格納エリアの前記フ
ラグを送信済み状態に更新させると共に、前記第3のポ
インタを次の格納エリアを示す値に更新させる。
【0010】以上の手順を繰り返すことにより、送信対
象のメッセージを送信側のプロセッサから受信側のプロ
セッサに送信する。
【0011】このように、ポインタを利用してメッセー
ジの格納エリアおよび読出しエリアを指示することによ
り、メッセージ転送用のエリアはポインタの値で示され
る数まで制限なく増加させることができる。この結果、
時間当たりの転送量を制限なく増加させることができ
る。すなわち、通信速度をさらに向上させることができ
る。
【0012】ここで、「第2のポインタの値=第3のポ
インタの値」の場合は、受信側で読み出すべきメッセー
ジがないことを意味する。
【0013】従って、送信したメッセージが受信側で読
み出されたか否かは、第3のポインタと第2のポインタ
の値を比較することによって判定することができるが、
第3のポインタの値を送信側のプロセッサ内に読み込む
ようにすると、時間がかかり、通信速度に影響を及ぼ
す。そこで、送信したメッセージが受信側で読み出され
たか否かは、第1のポインタで示される格納エリアのフ
ラグの状態に基づいて判別させる。
【0014】これにより、送信側プロセッサは、受信側
プロセッサが更新を行う第3のポインタを読み出すこと
なくメッセージの送信完了確認を行える。
【0015】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて詳
細に説明する。
【0016】図1は本発明を適用したプロセッサシステ
ムの一実施例を示すシステム構成図、図2はメッセージ
送信エリアと各ポインタの関係図、図3はメッセージ送
信側装置の処理手順を示すフローチャート、図4はメッ
セージ受信側装置の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0017】図1に示すシステムは、大別して、メッセ
ージ送信側装置1とメッセージ受信側装置2と装置間イ
ンタフェースバス3とで構成されている。
【0018】このうち、メッセージ送信側装置1には、
送信対象のメッセージについて未送信状態か送信済み状
態かを表わすフラグFの格納エリア10をそれぞれ有
し、送信対象のメッセージをメッセージ単位に格納する
複数のメッセージ格納エリア11−1〜11−nから成
る送信エリア11と、送信が終了したメッセージの格納
エリアを示すフリーポインタ(FP)と、送信側プロセ
ッサ13とが設けられている。
【0019】一方、受信側装置2には、送信対象のメッ
セージが送信エリア11に格納される都度送信側プロセ
ッサ13によって更新され、送信対象メッセージの次の
格納エリアを表わすライトポインタ(WP)21と、送
信エリア11に格納されたメッセージの受信側プロセッ
サ25による受信終了毎に更新され、次に受信されるべ
きメッセージの格納エリアを表わすリードポインタ(R
P)22と、送信側と受信側のプロセッサ間でメッセー
ジを伝達するデータ転送機構23と、受信したメッセー
ジを格納するメッセージ受信エリア24と、受信側プロ
セッサ25とが設けられている。
【0020】以上の構成に係る送信側プロセッサ13お
よび受信側プロセッサ25の動作を図2〜図4を参照し
て説明する。
【0021】最初に、送信側プロセッサ13の動作を図
3に基づいて説明する。
【0022】まず、初期状態において送信エリア11は
図2(a)に示すように全て空きエリアとなっており、
かつフリーポインタ12、ライトポインタ21、リード
ポインタ22は格納エリア11−1を示しているものと
する。
【0023】この状態で、送信側プロセッサ13はメッ
セージを送信する場合、フリーポインタ12とライトポ
インタ21の値に基づき空き送信エリアが存在し、メッ
セージの書き込みは可能かどうかを判別する(ステップ
301)。すなわち、空き送信エリアが存在しない場
合、図2(e)に示すように、「フリーポインタ12の
値=ライトポインタ21の値+1」となる。ここで、
「+1」は格納エリアの1個分を意味する。
【0024】そこで、フリーポインタ12とライトポイ
ンタ21の値に基づき空き送信エリアが存在し、メッセ
ージの書き込みは可能かどうかを判別する。
【0025】その結果、格納エリア11−が空きエリア
であることが判明した場合、その空きの格納エリア11
−1に送信対象のメッセージを書き込み、フラグ10を
“1”に更新する(ステップ302)。すなわち、未送
信状態を示す値“1”に設定する。
【0026】しかし、格納エリア11−が空きエリアで
なかった場合は、空きエリアが生じるまで待機する。
【0027】次に、ライトポインタ21が最終格納エリ
ア11−nを指しているかどうかを判定し(ステップ3
03)、最終格納エリア11−nを指している場合はラ
イトポインタ21を初期化し、先頭格納エリア11−1
を指示するように更新する(ステップ304)。最終格
納エリア11−nを指していない場合は、ライトポイン
タ21の現在の値に「1」を加算し、次に送信するメッ
セージの格納エリア11−2を指示するように更新する
(ステップ305)。図2(b)にこの状態を示す。
【0028】次に、フリーポインタ12で示される格納
エリア11−1のフラグ10を調べ(ステップ30
6)、“1”ならば未送信状態であるので、送信完了ま
で待機し、受信側プロセッサ25によって読み込まれる
ことによって格納エリア11−1のフラグ10が“0”
に更新されたならば、フリーポインタ12が最終格納エ
リア11−nを指しているかどうかを判定し(ステップ
307)、最終格納エリア11−nを指している場合は
フリーポインタ12を初期化し、先頭格納エリア11−
1を指示するように更新する(ステップ308)。最終
格納エリア11−nを指していない場合は、フリーポイ
ンタ12の現在の値に「1」を加算し、次に送信するメ
ッセージの格納エリア11−2を指示するように更新す
る(ステップ309)。図2(d)にこの状態を示す。
【0029】これに対し、受信側プロセッサ25はライ
トポインタ21とリードポインタ22の値を監視してい
るが、「ライトポインタ21の値≠リードポインタ22
の値」となったならば、リードポインタ22で示される
格納エリア11−1にメッセージが格納されたものと認
識し(ステップ401)、データ転送機構23を通じて
リードポインタ22で示される格納エリア11−1から
メッセージを読み込み、メッセージ受信エリア24に格
納する。
【0030】この後、メッセージを読み込んだ格納エリ
ア11−1のフラグ10を“0”に更新する(ステップ
403)。図2(c)にこの状態を示す。
【0031】次に、リードポインタ22が最終格納エリ
ア11−nを指しているかどうかを判定し(ステップ4
04)、最終格納エリア11−nを指している場合はリ
ードポインタ22を初期化し、先頭格納エリア11−1
を指示するように更新する(ステップ405)。最終格
納エリア11−nを指していない場合は、リードポイン
タ22の現在の値に「1」を加算し、次に受信すべきメ
ッセージの格納エリア11−2を指示するように更新す
る(ステップ406)。
【0032】図2(d)には、格納エリア11−2に新
たなメッセージが格納された直後の状態を示している。
【0033】このように、ポインタ21,22を利用し
てメッセージの格納エリアおよび読出しエリアを指示す
ることにより、メッセージ転送用のエリアはポインタ2
1,22の値で示される数まで制限なく増加させること
ができる。この結果、時間当たりの転送量を制限なく増
加させることができる。すなわち、通信速度をさらに向
上させることができる。
【0034】また、送信したメッセージが受信側で読み
出されたか否かは、フリーポインタ12で示される格納
エリアのフラグ10の状態に基づいて判別しているの
で、リードポインタ22の値を送信側プロセッサ13内
に読み込む必要がなくなり、通信速度に影響を及ぼすこ
となくプロセッサ間通信を行うことができる。
【0035】なお、「ライトポインタ21の値+1=フ
リーポインタ12の値」であれば、図2(e)に示すよ
うに、送信対象のメッセージを格納する空きエリアが全
く存在しないことを意味する。
【0036】この場合、空きエリアが存在するかどうか
を判定する際に、ライトポインタ21の値を参照しなけ
ればならないが、その参照方法として、(1)ライトポ
インタ21の値を送信側に読み込む方法、(2)ライト
ポインタ21と全く同期して動作する擬似のライトポイ
ンタを送信側に設け、これを参照する方法がある。
【0037】前者の場合は、リードポインタ22の場合
と同様に時間がかかるという問題があるが、ハードウェ
ア構成が簡易になるという利点がある。これに対し、後
者の場合は、時間的な問題は全く生じないが、ハードウ
ェア構成が増加すると言った問題がある。いずれの構成
にするかは、要求される通信速度や送信メッセージの発
生頻度等を勘案して決定すればよい。
【0038】ところで、図3の手順において、フリーポ
インタ12が示す格納エリアのフラグ10が“0”にな
るまで、ステップ307以降の処理を待機させると、新
たなメッセージの書き込みも待機させられることになる
が、現実に実現するに際してはステップ306からステ
ップ301に戻る破線310の経路を設け、メッセージ
の書き込みが待機させられないようにしている。
【0039】このようにした場合に、大量のメッセージ
が連続して書き込まれた時は、フリーポインタ12、ラ
イトポインタ21、リードポインタ22の値は、図5に
示すように、2つのエリア以上離れたエリアを指示する
ようになる。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明は、送信側のプロセ
ッサに、送信対象のメッセージについて未送信状態か送
信済み状態かを表わすフラグの格納エリアをそれぞれ有
し、送信対象のメッセージをメッセージ単位に格納する
複数のメッセージ格納エリアから成る送信エリアと、送
信が終了したメッセージの格納エリアを示す第1のポイ
ンタとを設け、受信側のプロセッサに、送信対象のメッ
セージが前記送信エリアに格納される都度送信側のプロ
セッサによって更新され、送信対象メッセージの次の格
納エリアを表わす第2のポインタと、送信エリアに格納
されたメッセージの受信側プロセッサによる受信終了毎
に更新され、次に受信されるべきメッセージの格納エリ
アを表わす第3のポインタと、送信側と受信側のプロセ
ッサ間でメッセージを伝達するデータ転送機構とを設
け、送信対象のメッセージを送信側のプロセッサから受
信側のプロセッサに送信するに際し、送信側のプロセッ
サにおいて前記第1のポインタと第2のポインタの値に
基づき送信対象のメッセージを格納する空きエリアが存
在するか否かを判定させ、存在するならば送信側のプロ
セッサから前記第2のポインタで示される格納エリアに
送信対象のメッセージを格納させた後、当該格納エリア
の前記フラグを未送信状態に更新させると共に、第2の
ポインタを次の格納エリアを示す値に更新させ、さらに
前記第1のポインタで示される格納エリアの前記フラグ
の状態を判別させ、送信済み状態ならば第1のポインタ
を次の格納エリアを示す値に更新させる一方、受信側の
プロセッサでは前記第3のポインタで示される格納エリ
アのフラグを監視させ、該フラグが未送信状態を示して
いるならば、当該格納エリアのメッセージを前記データ
転送機構を通じて受信側プロセッサ内に読み込ませたう
え、当該格納エリアの前記フラグを送信済み状態に更新
させると共に、前記第3のポインタを次の格納エリアを
示す値に更新させる手順を繰り返すことにより、送信対
象のメッセージを送信側のプロセッサから受信側のプロ
セッサに送信するようにしたものである。
【0041】これにより、メッセージ転送用のエリアは
ポインタの値で示される数まで制限なく増加させること
ができる。この結果、時間当たりの転送量を制限なく増
加させることができる。すなわち、通信速度をさらに向
上させることができる。
【0042】また、送信したメッセージが受信側で読み
出されたか否かは、第1のポインタで示される格納エリ
アのフラグの状態に基づいて判別しているので、第3の
ポインタの値を送信側のプロセッサ内に読み込む必要が
なくなり、通信速度に影響を及ぼすことなくプロセッサ
間通信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプロセッサシステムの一実施
例を示すシステム構成図である。
【図2】メッセージ送信エリアと各ポインタの関係を示
す図である。
【図3】メッセージ送信側装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図4】メッセージ受信側装置の処理手順を示すフロー
チャートである。
【図5】各ポインタの遷移の他の例をを示す図である。
【符号の説明】
1…メッセージ送信側装置、2…メッセージ受信側装
置、3…装置間インタフェースバス、10…フラグ、1
1−1〜11n…メッセージ送信エリア、12…フリー
ポインタ、13…送信側プロセッサ、25…受信側プロ
セッサ、21…ライトポインタ、22…リードポイン
タ、23…データ転送機構、24…メッセージ受信エリ
ア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 望月 清 神奈川県横浜市中区尾上町5丁目79番地 日立エスケイソフトウェア株式会社内 (72)発明者 梶谷 伊平 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 丹羽 徳広 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 池田 尚哉 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内 (72)発明者 原田 照己 神奈川県秦野市堀山下1番地 日立コンピ ュータエンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信側のプロセッサに、送信対象のメッ
    セージについて未送信状態か送信済み状態かを表わすフ
    ラグの格納エリアをそれぞれ有し、送信対象のメッセー
    ジをメッセージ単位に格納する複数のメッセージ格納エ
    リアから成る送信エリアと、送信が終了したメッセージ
    の格納エリアを示す第1のポインタとを設け、 受信側のプロセッサに、送信対象のメッセージが前記送
    信エリアに格納される都度送信側のプロセッサによって
    更新され、送信対象メッセージの次の格納エリアを表わ
    す第2のポインタと、送信エリアに格納されたメッセー
    ジの受信側プロセッサによる受信終了毎に更新され、次
    に受信されるべきメッセージの格納エリアを表わす第3
    のポインタと、送信側と受信側のプロセッサ間でメッセ
    ージを伝達するデータ転送機構とを設け、 送信対象のメッセージを送信側のプロセッサから受信側
    のプロセッサに送信するに際し、送信側のプロセッサに
    おいて前記第1のポインタと第2のポインタの値に基づ
    き送信対象のメッセージを格納する空きエリアが存在す
    るか否かを判定させ、存在するならば送信側のプロセッ
    サから前記第2のポインタで示される格納エリアに送信
    対象のメッセージを格納させた後、当該格納エリアの前
    記フラグを未送信状態に更新させると共に、第2のポイ
    ンタを次の格納エリアを示す値に更新させ、さらに前記
    第1のポインタで示される格納エリアの前記フラグの状
    態を判別させ、送信済み状態ならば第1のポインタを次
    の格納エリアを示す値に更新させる一方、受信側のプロ
    セッサでは前記第3のポインタで示される格納エリアの
    フラグを監視させ、該フラグが未送信状態を示している
    ならば、当該格納エリアのメッセージを前記データ転送
    機構を通じて受信側プロセッサ内に読み込ませたうえ、
    当該格納エリアの前記フラグを送信済み状態に更新させ
    ると共に、前記第3のポインタを次の格納エリアを示す
    値に更新させる手順を繰り返すことにより、送信対象の
    メッセージを送信側のプロセッサから受信側のプロセッ
    サに送信することを特徴とするプロセッサ間通信方法。
JP29947993A 1993-11-30 1993-11-30 プロセッサ間通信方法 Pending JPH07152709A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014531687A (ja) * 2011-09-30 2014-11-27 オラクル・インターナショナル・コーポレイション ミドルウェアマシン環境においてマルチノードアプリケーションのためのメッセージキューを提供および管理するためのシステムおよび方法

Cited By (2)

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US9996403B2 (en) 2011-09-30 2018-06-12 Oracle International Corporation System and method for providing message queues for multinode applications in a middleware machine environment

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