JPH0715259U - 壁面研掃設備 - Google Patents

壁面研掃設備

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JPH0715259U
JPH0715259U JP4993593U JP4993593U JPH0715259U JP H0715259 U JPH0715259 U JP H0715259U JP 4993593 U JP4993593 U JP 4993593U JP 4993593 U JP4993593 U JP 4993593U JP H0715259 U JPH0715259 U JP H0715259U
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shot
wall surface
wall
traveling carriage
shots
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秀雄 竹内
充司 今泉
常俊 鈴木
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Sintokogio Ltd
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Sintokogio Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 壁面にショットを投射し、投射したショット
を回収しながら壁面上を上下左右に移動する壁面研掃設
備において、壁面が磁化するか否かに関係なく、各種の
材質の壁面に対応できるようにする。 【構成】 ブラスト装置2はワイヤロープ巻き上げ装置
の正逆駆動により両方向回転車輪7、7を介して垂直方
向へ移動され、かつ、電動機16の正逆回転による両方
向回転車輪7、7の正逆回転により水平方向へ移動され
る。ブラスト装置2の壁面への密着は、シール部材23
と走行台車3と壁面とで画成する中空室を吸引するとと
もに、流量制御機構32によって流量が制御された外気
を前記中空室に吸い込ませ中空室の真空度を所要のもの
にすることにより行なわれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、壁面にショットを投射するとともに投射したショットを回収しなが ら壁面上を垂直方向および水平方向へ移動して壁面を研掃する壁面研掃設備の改 良に関する。
【0002】
【従来技術と課題】
従来、この種の設備は種々開発され提案されて特許出願されているが、その規 模の大きさ、構造などは壁面の性質に大きく左右される。即ち、船体のように壁 面が鋼板製で磁化することができるなら、ショットを投射するとともに投射した ショットを回収しながら移動するブラスト装置を、磁力をもって壁面にほぼ吸着 させながらその壁面上を移動させることができるが、建築物のように壁面がコン クリート製の場合には、ブラスト装置の壁面への密着に磁力を使用することがで きない。この結果、ブラスト装置をこれら両方の種類の壁面に対応させようとす ると、設備は、各種の機能を備えた大型で複雑な構造の高価なものになるなどの 問題があった。 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、壁面が磁化するか否かに関係な く、各種の材質の壁面に対応することができかつ構造が比較的簡単で安価な壁面 研掃設備を提供することを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案における壁面研掃設備は、壁面にショット を投射するとともに投射したショットを回収しながら壁面上を垂直および水平方 向へ移動して壁面を研掃するようにした壁面研掃設備において、ワイヤロープ巻 き上げ装置のワイヤロープをもって壁面上を垂直方向へ移動可能にされかつ電動 機により回転される両方向回転車輪をもって壁面上を水平方向へ自走可能にされ た走行台車の表面側に、斜め下方位置から壁面に向けてショットを投射するショ ット投射装置と、投射されて壁面を跳ね返ったショットを回収するショット回収 機構と、回収したショット等から不純物を除去するセパレータと、セパレータか ら排出されるショットを一時貯蔵する容器とを装着し、前記容器の上部を可撓性 配管を介して吸引装置に接続し、前記走行台車の裏面に、前記ショット投射装置 の投射口および前記回収機構の回収口を気密に包囲しかつ前記壁面にほぼ気密に 当接可能な可撓性のシール部材を装着し、前記走行台車の下部にはショット溜め を形成し、このショット溜めをジェットポンプ機構付設の誘導管を介して前記セ パレータに接続し、さらに、前記シール部材と前記走行台車と前記壁面とが画成 する中空室内を、流量調節機構を介して外部に連通したことを特徴とする。
【0004】
【作用】
このように構成した壁面研掃設備においては、走行台車、ショット投射装置等 はワイヤロープ巻き上げ装置のワイヤロープの巻き取りあるいは巻き出しにより 両方向回転車輪を介して垂直方向へ移動され、かつ、電動機の正逆駆動による両 方向回転車輪の正逆回転により水平方向へ移動され、さらに、ショット投射装置 等の壁面への密着は、シール部材と走行台車と壁面とで画成する中空室を吸引す るとともに、流量制御機構によって流量が制御された外気を前記中空室に吸い込 ませ中空室内の真空度を所要のものにすることにより行なわれることになる。
【0005】
【実施例】
本考案の一実施例について図1〜図4に基づき詳細に説明する。正面図である 図1に示すように、図示しないワイヤロープ巻き上げ装置のワイヤロープ1の下 端に、壁面にショットを投射するとともに投射したショットを回収しながら壁面 上を上下方向および左右方向へ移動可能に構成したブラスト装置2が装着してあ る。
【0006】 そして、ブラスト装置2においては、前記ワイヤロープ1の下端に装着した走 行台車3の左右両側および中央付近に上下方向へ指向する3本の回転軸4〜6が それぞれ軸支してあり、第1回転軸4の中央部、第2回転軸5の下部および第3 回転軸6の上部のそれぞれには、両方向回転車輪7が嵌着してあり、さらに、第 1・第2・第3回転軸4〜6は、複数の鎖車8〜12および複数の無端ローラチ ェーン13〜15を介して相互に回転可能に連結され、かつ、第1回転軸4の下 部には、前記走行台車3に装着した電動機16の出力軸が連結してある。
【0007】 また、前記両方向回転車輪7においては、図3および図4に示すように、円板 状の車輪本体17の周縁部に複数個のローラ18、18が軸着してあり、しかも 、車輪本体17は2枚がセットになっている。したがって、走行台車3は、巻き 上げ装置の正逆駆動によるワイヤロープ1の巻き取り・巻き出しにより両方向回 転車輪7、7を介して上下方向へ移動され、かつ、電動機16の正逆駆動による 両方向回転車輪7、7の正逆回転により左右方向へ移動されるようになっている 。
【0008】 また、図1のAーA拡大断面図である図2に示すように、走行台車3の右側部 (表面側)には右斜め下方位置から壁面Sに向けてショットを投射するショット 投射装置19と、投射されて壁面Sを跳ね返ったショットを回収するショット回 収機構20と、回収したショット等から不純物を除去するセパレータ21と、セ パレータ21から排出されるショットを一時貯蔵する容器22とが装着してあり 、前記走行台車3の左側部(裏面)には、前記ショット投射装置19の投射口お よび前記回収機構20の回収口を気密に包囲しかつ前記壁面Sにほぼ気密に当接 可能な可撓性のシール部材23が装着してある。
【0009】 また、容器22とショット投射装置19との間には、ダンパ機構24が配設し てある。さらに、容器22の上部は可撓性配管25を介して図示しない吸引装置 に接続されている。 なお、図1に示すように、ショット投射装置19およびショット回収機構20 は縦中心線に対して時計方向へ約45度傾斜している。
【0010】 また、図2に示すように、前記走行台車3の下部には投射されたショットを溜 めるショット溜め26が形成してあり、このショット溜め26内は図1に示すよ うに、エゼクター輸送するエゼクタノズル機構27および誘導管28を介して前 記セパレータ21に接続されていて、ジェットポンプ機構27のノズル27aか ら圧縮空気を噴射させることにより、ショット溜め26内のショット等をセパレ ータ21に送り込むことができるようになっている。
【0011】 また、走行台車3の下部には、前記シール機構29と前記走行台者3と前記壁 面Sで画成される中空室内に外気を吸い込む貫通孔30が形成してあり、貫通孔 30は2点鎖線で示すように、ダクト31および流量調節機構32を介して外部 に接続されている。この流量調節機構32においては、側壁に開口33を有する 箱体34に、開口33の開口度を調節する弁35が装着してあり、弁35は圧縮 コイルバネ36を介して開口33側へ付勢されるようになっている。そして、流 量調節機構32は、図1に示すように、容器22の左外側面に装着されている。
【0012】 このように構成した壁面研掃設備においては、ブラスト装置2の走行台車3、 ショット投射装置19等はワイヤロープ巻き上げ装置のワイヤロープ1の巻き取 りあるいは巻き出しにより両方向回転車輪7、7を介して垂直方向へ移動され、 かつ、電動機16の正逆駆動による両方向回転車輪7、7の正逆回転により水平 方向へ移動される。また、ブラスト装置2の壁面Sへの密着は、シール部材23 と走行台車3と被処理面Sとで画成する中空室を吸引するとともに、流量制御機 構32によって流量が制御された外気を前記貫通孔30から前記中空室に吸い込 ませ中空室内の真空度を所要のものにすることにより行なわれることになる。ま た、ショット投射装置19から投射されたショットは、壁面Sに衝突したのち跳 ね返って回収機構20内に進入し、続いて、セパレータ21に入って不純物を除 去され、その後、容器22内に溜められる。一方、投射後落下してショット溜め 26内に溜ったショットは誘導管28を介してセパレータ21に適宜送り込まれ る。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、ブラスト装置の垂直方向への 移動はワイヤロープ巻き上げ装置のワイヤロープの巻き取りあるいは巻き出しに より行なうことができ、かつ、ブラスト装置の水平方向への移動は電動機の正逆 駆動による両方向回転車輪の正逆回転により行なうことができ、さらに、ブラス ト装置の壁面への密着は、シール部材と走行台車と壁面とで画成する中空室を吸 引するとともに流量制御機構によって流量が制御された外気を前記中空室に吸い 込ませ中空室内の真空度を所要のものにすることにより行なうことができるため 、従来のこの種の設備に比べて、構造が簡単で小型になるとともに安価になるな どの優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】図1のAーA拡大断面図である。
【図3】両方向回転車輪の主要部の正面図である。
【図4】両方向回転車輪の主要部の断面図である。
【符号の説明】
1 ワイヤロープ 3 走行台車 7 両方向回転車輪 19 ショット投射装置 20 ショット回収機構 21 セパレータ 22 容器 23 シール部材 25 可撓性配管 26 ショット溜め 27 ジェットポンプ機構 32 流量調節機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面にショットを投射するとともに投射
    したショットを回収しながら壁面上を垂直方向および水
    平方向へ移動して壁面を研掃する壁面研掃設備におい
    て、 ワイヤロープ巻き上げ装置のワイヤロープをもって壁面
    上を垂直方向へ移動可能にされかつ電動機により回転さ
    れる両方向回転車輪をもって壁面上を水平方向へ自走可
    能にされた走行台車の表面側に、斜め下方位置から壁面
    に向けてショットを投射するショット投射装置と、投射
    されて壁面を跳ね返ったショットを回収するショット回
    収機構と、回収したショット等から不純物を除去するセ
    パレータと、セパレータから排出されるショットを一時
    貯蔵する容器とを装着し、前記容器の上部を可撓性配管
    を介して吸引装置に接続し、前記走行台車の裏面に、前
    記ショット投射装置の投射口および前記回収機構の回収
    口を気密に包囲しかつ前記壁面にほぼ気密に当接可能な
    可撓性のシール部材を装着し、前記走行台車の下部には
    ショット溜めを形成し、このショット溜めをエゼクタノ
    ズル機構付設の誘導管を介して前記セパレータに接続
    し、さらに、前記シール部材と前記走行台車と前記壁面
    とが画成する中空室内を、流量調節機構を介して外部に
    連通したことを特徴とする壁面研掃設備。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014100A (ja) * 1973-06-11 1975-02-14
JP3007462U (ja) * 1994-08-03 1995-02-14 範子 窪田 階段ブロック

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014100A (ja) * 1973-06-11 1975-02-14
JP3007462U (ja) * 1994-08-03 1995-02-14 範子 窪田 階段ブロック

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