JPH07152522A - 情報出力装置の印字所要時間予測方法 - Google Patents
情報出力装置の印字所要時間予測方法Info
- Publication number
- JPH07152522A JPH07152522A JP5298296A JP29829693A JPH07152522A JP H07152522 A JPH07152522 A JP H07152522A JP 5298296 A JP5298296 A JP 5298296A JP 29829693 A JP29829693 A JP 29829693A JP H07152522 A JPH07152522 A JP H07152522A
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- JP
- Japan
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- basic
- printer
- primitive
- printing time
- basic primitive
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 印字予測時間を高精度化する。
【構成】 ホストコンピュータ102から基本プリミテ
ィブを取得したCPU201は、基本プリミティブの種
類毎に出現回数を計数し、その計数結果と基本プリミテ
ィブ1つあたりの印字所要時間を種類毎に乗算して全体
の印刷完了時間を予測する。
ィブを取得したCPU201は、基本プリミティブの種
類毎に出現回数を計数し、その計数結果と基本プリミテ
ィブ1つあたりの印字所要時間を種類毎に乗算して全体
の印刷完了時間を予測する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報発生源から受信し
た情報を出力するプリンタ等の情報出力装置の印字所要
時間予測方法に関するものである。
た情報を出力するプリンタ等の情報出力装置の印字所要
時間予測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリンタ装置に関する仕事はバッチ的な
要素が強く、印刷ジョブがいつ終了するかはユーザにと
っては特に問題にならなかったので、従来のプリンタ装
置にはホストコンピュータから受け取った印刷ジョブを
完了する時点や印刷所要時間をある程度予測する機能お
よび、それをユーザに通知する機能が欠けていた。プリ
ンタ側で印刷の完了時点の予測が困難な技術的な理由は
プリンタに搭載されているソフトウェアが異なると、そ
の性能や描画データのメモリ展開方法の違いによって、
印刷完了時間も異なってしまうのが主な原因である。
要素が強く、印刷ジョブがいつ終了するかはユーザにと
っては特に問題にならなかったので、従来のプリンタ装
置にはホストコンピュータから受け取った印刷ジョブを
完了する時点や印刷所要時間をある程度予測する機能お
よび、それをユーザに通知する機能が欠けていた。プリ
ンタ側で印刷の完了時点の予測が困難な技術的な理由は
プリンタに搭載されているソフトウェアが異なると、そ
の性能や描画データのメモリ展開方法の違いによって、
印刷完了時間も異なってしまうのが主な原因である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オフィ
スのネットワーク化などが普及してきたことにより、オ
フィス内に存在する様々な機能を持った複数のプリンタ
装置に対し、ネットワークに接続しているユーザのパー
ソナルコンピュータやワークステーションから印刷要求
を行えるようになると、ユーザが印刷完了時間に関する
予想を知ることができるとユーザにとって大変便利であ
る。本発明の目的は以上のような機能を持つ情報出力装
置を提供することにある。
スのネットワーク化などが普及してきたことにより、オ
フィス内に存在する様々な機能を持った複数のプリンタ
装置に対し、ネットワークに接続しているユーザのパー
ソナルコンピュータやワークステーションから印刷要求
を行えるようになると、ユーザが印刷完了時間に関する
予想を知ることができるとユーザにとって大変便利であ
る。本発明の目的は以上のような機能を持つ情報出力装
置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、プリンタ処理言語の基本単位とな
る基本プリミティブを入力し、メモリに描画展開して印
字を行う情報出力装置の印字所要時間予測方法におい
て、基本プリミティブを入力する毎に当該基本プリミテ
ィブの種類を解析し、前記基本プリミティブ毎の種類毎
の出現回数を計数し、当該計数の結果および前記基本プ
リミティブの種類毎に1つの基本プリミティブについて
定めた印字所要時間から全体の印字所要時間を取得する
ことを特徴とする。
るために、本発明は、プリンタ処理言語の基本単位とな
る基本プリミティブを入力し、メモリに描画展開して印
字を行う情報出力装置の印字所要時間予測方法におい
て、基本プリミティブを入力する毎に当該基本プリミテ
ィブの種類を解析し、前記基本プリミティブ毎の種類毎
の出現回数を計数し、当該計数の結果および前記基本プ
リミティブの種類毎に1つの基本プリミティブについて
定めた印字所要時間から全体の印字所要時間を取得する
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明は、異なる印字時間を有する各種基本プ
リミティブの種類を解析することによって、印字所要時
間の予測を高精度化する。
リミティブの種類を解析することによって、印字所要時
間の予測を高精度化する。
【0006】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0007】図1は本発明の基本構成を示すブロック図
である。同図において、1は印刷対象の情報を発生する
ホストコンピュータである。2はホストコンピュータに
接続されている2次記憶装置であり、その中にプリンタ
装置毎に用意するプリンタの基本プリミティブのための
入力基礎データが格納されている。入力基礎データはプ
リンタ内の基本性能データベースを作成するためだけに
使用され、プリンタが製品として出荷される時には使用
されない。
である。同図において、1は印刷対象の情報を発生する
ホストコンピュータである。2はホストコンピュータに
接続されている2次記憶装置であり、その中にプリンタ
装置毎に用意するプリンタの基本プリミティブのための
入力基礎データが格納されている。入力基礎データはプ
リンタ内の基本性能データベースを作成するためだけに
使用され、プリンタが製品として出荷される時には使用
されない。
【0008】3はプリンタ装置全体を示す。プリンタ装
置3内には、様々な通信媒体をサポートするホストコン
ピュータとの通信手段(通信インタフェースとCPUに
より実現)31、プリンタの基本プリミティブだけを通
信手段31から受け取る基本プリミティブ入力手段(通
信インタフェースを使用)32、32から入力されたプ
リンタ基本プリミティブを解析する基本プリミティブ解
析手段(CPUにより実現)33、プリンタ基本性能を
計測し、自動的にプリンタ内の基本性能データベース中
に保持する基本性能データベース管理手段(CPUによ
り実現)35、データベース36、さらに本発明の中心
を為す印刷完了予測手段(CPUにより実現)34、プ
リンタ基本プリミティブをプリンタ内のラスタメモリな
どに展開する基本プリミティブメモリ展開手段(CPU
により実現)37、実際の紙への印字を意味する印字手
段(プリンタ)38が存在する。
置3内には、様々な通信媒体をサポートするホストコン
ピュータとの通信手段(通信インタフェースとCPUに
より実現)31、プリンタの基本プリミティブだけを通
信手段31から受け取る基本プリミティブ入力手段(通
信インタフェースを使用)32、32から入力されたプ
リンタ基本プリミティブを解析する基本プリミティブ解
析手段(CPUにより実現)33、プリンタ基本性能を
計測し、自動的にプリンタ内の基本性能データベース中
に保持する基本性能データベース管理手段(CPUによ
り実現)35、データベース36、さらに本発明の中心
を為す印刷完了予測手段(CPUにより実現)34、プ
リンタ基本プリミティブをプリンタ内のラスタメモリな
どに展開する基本プリミティブメモリ展開手段(CPU
により実現)37、実際の紙への印字を意味する印字手
段(プリンタ)38が存在する。
【0009】4はプリンタ装置とホストコンピュータと
の論理的通信路であり、双方向の通信さえできれば、こ
れはネットワークのような高速な通信路であっても、シ
リアル回線のような低速な通信路であっても良い。
の論理的通信路であり、双方向の通信さえできれば、こ
れはネットワークのような高速な通信路であっても、シ
リアル回線のような低速な通信路であっても良い。
【0010】図1の2次記憶装置2内に存在するプリン
タに関する基礎データファイルは、プリンタの性能にも
っとも影響する基本描画プリミティブに関するものをそ
の代表的なパラメータと共に用意する必要がある。この
データは、原則的にプリンタの種類とプリンタ処理言語
(LIPS,PCLなど)毎に別々に用意する。1台の
プリンタ装置が複数のプリンタ処理言語をサポートする
場合などは、プリンタ処理言語毎に用意する必要がある
が、1台のプリンタ装置で1種類のプリンタ処理言語し
かサポートしない場合は1つ用意すれば良いことにな
る。
タに関する基礎データファイルは、プリンタの性能にも
っとも影響する基本描画プリミティブに関するものをそ
の代表的なパラメータと共に用意する必要がある。この
データは、原則的にプリンタの種類とプリンタ処理言語
(LIPS,PCLなど)毎に別々に用意する。1台の
プリンタ装置が複数のプリンタ処理言語をサポートする
場合などは、プリンタ処理言語毎に用意する必要がある
が、1台のプリンタ装置で1種類のプリンタ処理言語し
かサポートしない場合は1つ用意すれば良いことにな
る。
【0011】これらの基礎データの一例を図2に示す。
図2の例において、プリンタの基本プリミティブはn個
あり、各基本プリミティブにおいて取り得る最大のパラ
メータ個数は3個であると仮定しているが、特にパラメ
ータ個数の制限はない。基礎データはプリミティブ毎
に、プリミティブの識別子、そのプリミティブに必要な
パラメータの個数、実際のパラメータの値が個数分続く
という形を取る。また基礎データとして与える各基本プ
リミティブ毎のパラメータリストの個数はプリンタ内の
記憶装置部分の容量や時間計測の精度に応じて、増減す
るように設定されるべきであろう。通信手段31は、ホ
ストコンピュータ1との通信を司り、ホストコンピュー
タ1から印字データ(プリンタ処理言語など)を受け取
ったり、ホストコンピュータ1から要請があった場合
は、本発明の目的である印字終了時間の予測結果がわか
り次第、ホストコンピュータ1に送信する機能を持って
いる。勿論、この機能以外にも、ホストコンピュータ1
にプリンタ装置3から送信するデータが存在する場合
は、その処理も行うことができることはいうまでもな
い。また、本発明においては、既に説明した通り、通信
手段31はホストコンピュータ1との間の通信の物理媒
体には依存しない。
図2の例において、プリンタの基本プリミティブはn個
あり、各基本プリミティブにおいて取り得る最大のパラ
メータ個数は3個であると仮定しているが、特にパラメ
ータ個数の制限はない。基礎データはプリミティブ毎
に、プリミティブの識別子、そのプリミティブに必要な
パラメータの個数、実際のパラメータの値が個数分続く
という形を取る。また基礎データとして与える各基本プ
リミティブ毎のパラメータリストの個数はプリンタ内の
記憶装置部分の容量や時間計測の精度に応じて、増減す
るように設定されるべきであろう。通信手段31は、ホ
ストコンピュータ1との通信を司り、ホストコンピュー
タ1から印字データ(プリンタ処理言語など)を受け取
ったり、ホストコンピュータ1から要請があった場合
は、本発明の目的である印字終了時間の予測結果がわか
り次第、ホストコンピュータ1に送信する機能を持って
いる。勿論、この機能以外にも、ホストコンピュータ1
にプリンタ装置3から送信するデータが存在する場合
は、その処理も行うことができることはいうまでもな
い。また、本発明においては、既に説明した通り、通信
手段31はホストコンピュータ1との間の通信の物理媒
体には依存しない。
【0012】基本プリミティブ入力手段32はホストコ
ンピュータ1との通信手段31から、プリンタの基本プ
リミティブだけを受け取る手段(CPUにより実現)で
ある。基本プリミティブ解析手段33は基本プリミティ
ブ入力手段32から送られてくるプリンタ処理言語の基
本プリミティブを解析し、次の処理である基本プリミテ
ィブメモリ展開手段37に渡すための前処理を行う。基
本プリミティブメモリ展開(CPUにより実現)37は
基本プリミティブ解析手段33で分解された各描画基本
機能をプリンタのメモリに展開するまでを担当し、実際
の紙への印字は印字手段38に任せる。メモリへの展開
は部分的展開でも良いし、すべて展開する方式でも良
い。
ンピュータ1との通信手段31から、プリンタの基本プ
リミティブだけを受け取る手段(CPUにより実現)で
ある。基本プリミティブ解析手段33は基本プリミティ
ブ入力手段32から送られてくるプリンタ処理言語の基
本プリミティブを解析し、次の処理である基本プリミテ
ィブメモリ展開手段37に渡すための前処理を行う。基
本プリミティブメモリ展開(CPUにより実現)37は
基本プリミティブ解析手段33で分解された各描画基本
機能をプリンタのメモリに展開するまでを担当し、実際
の紙への印字は印字手段38に任せる。メモリへの展開
は部分的展開でも良いし、すべて展開する方式でも良
い。
【0013】次に、本発明の要点である印字時間予測手
段(CPUにより実現)34および基本性能データベー
ス管理手段(CPUにより実現)35を説明する。ま
ず、プリンタ装置を製品として、出荷する前に行う必要
のある基本性能データベースへの登録手段を説明する。
プリンタ装置がほぼ完成し、プリンタ装置内のソフトウ
ェア開発が完了した時点において、まず当該プリンタ装
置に関する基礎データをホストコンピュータ1からプリ
ンタ装置3に一つずつ送信する。通信手段31から入力
されるデータは基本プリミティブ毎に基本プリミティブ
手段33で解析され、基本プリミティブメモリ展開手段
37でメモリに展開される。これに要する時間を印字予
測手段34内の時間計測手段(内部タイマ)を使用して
計測し、基本性能データベース管理手段35の登録機能
を使用し、基礎データと計測時間の組をプリンタ内の基
本性能データベース(メモリ内に設置)36に登録す
る。この時間計測手段は十分細かい精度のタイマを使用
する必要がある。また、データベース36を格納するメ
モリはプリンタの電源が切られても、記憶内容が保持さ
れることが保証されなければならない。このとき、登録
されたデータベースの各々エントリの例を図3に示す。
図3は図2の基礎データを与えた場合の、プリンタ内の
基本性能データベースの例を表している。勿論、上記管
理機能にはこのデータベースのエントリの更新機能や消
去機能も持っていることはいうまでもない。
段(CPUにより実現)34および基本性能データベー
ス管理手段(CPUにより実現)35を説明する。ま
ず、プリンタ装置を製品として、出荷する前に行う必要
のある基本性能データベースへの登録手段を説明する。
プリンタ装置がほぼ完成し、プリンタ装置内のソフトウ
ェア開発が完了した時点において、まず当該プリンタ装
置に関する基礎データをホストコンピュータ1からプリ
ンタ装置3に一つずつ送信する。通信手段31から入力
されるデータは基本プリミティブ毎に基本プリミティブ
手段33で解析され、基本プリミティブメモリ展開手段
37でメモリに展開される。これに要する時間を印字予
測手段34内の時間計測手段(内部タイマ)を使用して
計測し、基本性能データベース管理手段35の登録機能
を使用し、基礎データと計測時間の組をプリンタ内の基
本性能データベース(メモリ内に設置)36に登録す
る。この時間計測手段は十分細かい精度のタイマを使用
する必要がある。また、データベース36を格納するメ
モリはプリンタの電源が切られても、記憶内容が保持さ
れることが保証されなければならない。このとき、登録
されたデータベースの各々エントリの例を図3に示す。
図3は図2の基礎データを与えた場合の、プリンタ内の
基本性能データベースの例を表している。勿論、上記管
理機能にはこのデータベースのエントリの更新機能や消
去機能も持っていることはいうまでもない。
【0014】図1の基本構成を具体的に実現するための
システム構成を図4に示す。図4において、101は基
礎データファイル2を記憶するための記憶装置である。
102は情報発生源としてのホストコンピュータであ
り、詳細な説明を要しないであろう。200はプリンタ
装置である。202はインタフェースであり、RS42
2,SCSI等の各種のインタフェースを用いればよ
い。201はCPU201であり、システムメモリ20
3に格納された各種プログラムを実行することにより図
1で述べた回路としての機能を果たす。
システム構成を図4に示す。図4において、101は基
礎データファイル2を記憶するための記憶装置である。
102は情報発生源としてのホストコンピュータであ
り、詳細な説明を要しないであろう。200はプリンタ
装置である。202はインタフェースであり、RS42
2,SCSI等の各種のインタフェースを用いればよ
い。201はCPU201であり、システムメモリ20
3に格納された各種プログラムを実行することにより図
1で述べた回路としての機能を果たす。
【0015】204は印刷用メモリであり、印刷のため
にイメージをドット形態で記憶する。このドットイメー
ジはプリンタ機構205により順次読出されて印字され
る。
にイメージをドット形態で記憶する。このドットイメー
ジはプリンタ機構205により順次読出されて印字され
る。
【0016】次に、この基本性能データベースを利用し
て、実際の印字時間予測の方法を説明する。先ほど述べ
たと同様に、通信手段31から入力されたプリンタ処理
言語(プリンタ基本プリミティブの列)は、基本プリミ
ティブ入力手段32を通じ基本プリミティブ解析手段3
3で解析され、基本描画機能に分解される。一つの基本
プリミティブの解析が完了した時点において、印字時間
予測手段34内のパターンマッチング機能を使用し、送
られてきたプリンタ処理言語列内に各基本プリミティブ
が何度出現するかを印字時間予測手段34の計数手段で
各基本プリミティブ毎に計数していく。
て、実際の印字時間予測の方法を説明する。先ほど述べ
たと同様に、通信手段31から入力されたプリンタ処理
言語(プリンタ基本プリミティブの列)は、基本プリミ
ティブ入力手段32を通じ基本プリミティブ解析手段3
3で解析され、基本描画機能に分解される。一つの基本
プリミティブの解析が完了した時点において、印字時間
予測手段34内のパターンマッチング機能を使用し、送
られてきたプリンタ処理言語列内に各基本プリミティブ
が何度出現するかを印字時間予測手段34の計数手段で
各基本プリミティブ毎に計数していく。
【0017】このパターンマッチング機能は基本プリミ
ティブに通常必要とされるパラメータに関するもので、
基本性能データベーズ36内に保持されている基礎デー
タに最も類似したものを選択したり、必要ならば図形の
大きさや線分の長さに関するの縮尺を動的に判断し、デ
ータベースに登録されている時間を実際の縮尺に合わせ
て計算しなおす機能も持っても良い。このパターンマッ
チング機能には人工知能的な手法を採り入れてもよい。
ティブに通常必要とされるパラメータに関するもので、
基本性能データベーズ36内に保持されている基礎デー
タに最も類似したものを選択したり、必要ならば図形の
大きさや線分の長さに関するの縮尺を動的に判断し、デ
ータベースに登録されている時間を実際の縮尺に合わせ
て計算しなおす機能も持っても良い。このパターンマッ
チング機能には人工知能的な手法を採り入れてもよい。
【0018】また、基本プリミティブ解析手段33で分
解された基本描画機能はこの時間予測処理に関係なく、
基本プリミティブメモリ展開手段37に送られ、通常の
印字処理が行われる(つまり、この時間予測機能は実際
にプリンタの印字処理に最低限のオーバヘッドしかもた
らさないことになる)。
解された基本描画機能はこの時間予測処理に関係なく、
基本プリミティブメモリ展開手段37に送られ、通常の
印字処理が行われる(つまり、この時間予測機能は実際
にプリンタの印字処理に最低限のオーバヘッドしかもた
らさないことになる)。
【0019】すべてのプリンタ処理言語の解析が終了し
た時点で、各プリミティブ毎に計数された数を前もって
登録された時間(種類毎の印字所要時間)を掛け合わせ
た印字予測時間の総計を求め、通信手段31を通じて、
必要ならば印字要求ホストに通知する。なおホストコン
ピュータとプリンタ装置の通信に要する時間は、通常す
べての印字データが一度にプリンタ装置に送ることがで
きないので、本実施例では上述のようにパイプライン的
に処理することを仮定すれば、無視できる時間であると
想定している。この時点で、実際の紙への印字は終了し
ていないにも関わらず、ホストコンピュータ上のユーザ
は実際の印字が終了する以前に、ユーザが送った印字ジ
ョブの完了時間に関する精度の良い情報を得ることが可
能になる。
た時点で、各プリミティブ毎に計数された数を前もって
登録された時間(種類毎の印字所要時間)を掛け合わせ
た印字予測時間の総計を求め、通信手段31を通じて、
必要ならば印字要求ホストに通知する。なおホストコン
ピュータとプリンタ装置の通信に要する時間は、通常す
べての印字データが一度にプリンタ装置に送ることがで
きないので、本実施例では上述のようにパイプライン的
に処理することを仮定すれば、無視できる時間であると
想定している。この時点で、実際の紙への印字は終了し
ていないにも関わらず、ホストコンピュータ上のユーザ
は実際の印字が終了する以前に、ユーザが送った印字ジ
ョブの完了時間に関する精度の良い情報を得ることが可
能になる。
【0020】以上の処理をCPU201が実行するため
の手順を図5,図6に示しておく。図5は前処理のため
の処理手順を示す。
の手順を図5,図6に示しておく。図5は前処理のため
の処理手順を示す。
【0021】図5において、基礎データを入力するS1
00の処理を実行するときのCPU201が図1の基本
プリミティブ入力手段32として機能する。S110の
基本プリミティブ解析処理を実行するとこのCPU20
1が図1の基本プリミティブ解析手段として動作する。
00の処理を実行するときのCPU201が図1の基本
プリミティブ入力手段32として機能する。S110の
基本プリミティブ解析処理を実行するとこのCPU20
1が図1の基本プリミティブ解析手段として動作する。
【0022】S120のメモリ展開するときのCPU2
01が印刷用メモリ204と共に図1の基本プリミティ
ブメモリ展開手段37を構成する。タイマの計測を行う
S130の処理を実行するときのCPU201がタイマ
と共に時間計測手段を構成する。
01が印刷用メモリ204と共に図1の基本プリミティ
ブメモリ展開手段37を構成する。タイマの計測を行う
S130の処理を実行するときのCPU201がタイマ
と共に時間計測手段を構成する。
【0023】データ登録を行う図1の基本性能データベ
ース36はシステムメモリ203が不図示のハードディ
スク上に構築し、基本性能データベース管理手段35は
データベースにアクセスするためのソフトを実行するC
PU201が担当する。
ース36はシステムメモリ203が不図示のハードディ
スク上に構築し、基本性能データベース管理手段35は
データベースにアクセスするためのソフトを実行するC
PU201が担当する。
【0024】図6は、印字予測時間を取得するための処
理手順を示す。
理手順を示す。
【0025】S200の基本プリミティブ入力処理、S
210の基本プリミティブ解析処理を実行するときのC
PU201が図1の基本プリミティブ入力手段32、基
本プリミティブ解析手段33に対応する。この解析にお
いて、パターンマッチング処理を行うときのCPU20
1が図1のパターンマッチング手段として動作する。
210の基本プリミティブ解析処理を実行するときのC
PU201が図1の基本プリミティブ入力手段32、基
本プリミティブ解析手段33に対応する。この解析にお
いて、パターンマッチング処理を行うときのCPU20
1が図1のパターンマッチング手段として動作する。
【0026】さらに、S220で解析処理後に基本プリ
ミティブの個数を計数するときのCPU201が図1の
計数手段として動作する。また、計数値と登録値(時
間)から印字予測時間を算出する(S240)ときのC
PU201が図1の印刷完了予測手段34として動作す
る。
ミティブの個数を計数するときのCPU201が図1の
計数手段として動作する。また、計数値と登録値(時
間)から印字予測時間を算出する(S240)ときのC
PU201が図1の印刷完了予測手段34として動作す
る。
【0027】<他の実施例>上述の本発明の他の実施形
態を図7に示す。図7において、5はホストコンピュー
タ、6はホストコンピュータ5に接続されている2次記
憶装置であり、本実施例においては、プリンタ装置7の
スプーリングシステムに使用するスプールファイルなど
を作成するために使用される。7はネットワークに直接
継る本発明に必要な機能を実現した各種プリンタ装置で
あり、ネットワーク上に複数台接続されていると仮定し
ている。
態を図7に示す。図7において、5はホストコンピュー
タ、6はホストコンピュータ5に接続されている2次記
憶装置であり、本実施例においては、プリンタ装置7の
スプーリングシステムに使用するスプールファイルなど
を作成するために使用される。7はネットワークに直接
継る本発明に必要な機能を実現した各種プリンタ装置で
あり、ネットワーク上に複数台接続されていると仮定し
ている。
【0028】ホストコンピュータ5内の51はプリンタ
7に印刷要求を行うDTPソフトウェアなどのアプリケ
ーションプログラム、53はアプリケーションからの文
書データをプリンタ言語に翻訳するためのプリンタドラ
イバであり、普通はOS(オペレーティングシステム)
の機能の一部として組み込まれる。54はプリンタへ印
字要求をスプールするプリンタスプーラプログラムであ
り、通常はセントロニクスインタフェースやシリアルイ
ンタフェースなどを介して、プリンタ装置に印字データ
を送信するが、本実施例ではスプーラから送信される印
字データはネットワークドライバに横取りされ、ネット
ワークを介して、ネットワーク上のプリンタ装置7に送
られる。55はネットワークを介してデータを送受信す
る機能を実現するための通信手段を表わしている。基本
プリミティブ出現回数計測手段52は本実施例におい
て、最も重要なポイントであり、図1の印字完了予測手
段34とほぼ同じような以下のような機能を持ってい
る。
7に印刷要求を行うDTPソフトウェアなどのアプリケ
ーションプログラム、53はアプリケーションからの文
書データをプリンタ言語に翻訳するためのプリンタドラ
イバであり、普通はOS(オペレーティングシステム)
の機能の一部として組み込まれる。54はプリンタへ印
字要求をスプールするプリンタスプーラプログラムであ
り、通常はセントロニクスインタフェースやシリアルイ
ンタフェースなどを介して、プリンタ装置に印字データ
を送信するが、本実施例ではスプーラから送信される印
字データはネットワークドライバに横取りされ、ネット
ワークを介して、ネットワーク上のプリンタ装置7に送
られる。55はネットワークを介してデータを送受信す
る機能を実現するための通信手段を表わしている。基本
プリミティブ出現回数計測手段52は本実施例におい
て、最も重要なポイントであり、図1の印字完了予測手
段34とほぼ同じような以下のような機能を持ってい
る。
【0029】(a)プリンタドライバから、パラメータ
付きで、各プリンタ基本プリミティブの出現回数情報を
獲得する(パラメータは近似する)。
付きで、各プリンタ基本プリミティブの出現回数情報を
獲得する(パラメータは近似する)。
【0030】(b)プリンタスプーラプログラムと通信
し、この出現回数データをスプーラプログラムに渡す。
し、この出現回数データをスプーラプログラムに渡す。
【0031】なお、この機能はプリンタドライバに組み
込んでも良いが、この例では分離している。本実施例に
おける、プリンタスプーラプログラムを次に説明する。
プリンタスプーラプログラムは印刷データをネットワー
ク上のプリンタ装置に送信する前に、まずプリンタ処理
言語(LIPS,PCLなど)に関する情報と本実施例
における基本プリミティブ出現計測手段52から得られ
た情報をネットワークに対しマルチキャスト型通信を行
う。ネットワーク上の複数のプリンタ装置はこのマルチ
キャスト通信パケットを受信し、要求された印刷ジョブ
が実行可能なら、この要求を受け付け、実際に印字する
ことなく、指定印刷ジョブに関する理論的な印刷完了時
間を計算して、ホストコンピュータ5に返答する。プリ
ンタスプーラプログラムは通信手段55を通じて、この
データを受け取り、返答された結果の内、最も小さい印
刷完了時間を返したプリンタ装置に実際の印字データを
送信する。この機能によって、ネットワークに接続され
ているプリンタ装置に対する印刷要求の柔軟なスケジュ
ーリング機能を提供することが可能である。なお、本発
明はその主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施す
ることが可能であることは言うまでもないであろう。
込んでも良いが、この例では分離している。本実施例に
おける、プリンタスプーラプログラムを次に説明する。
プリンタスプーラプログラムは印刷データをネットワー
ク上のプリンタ装置に送信する前に、まずプリンタ処理
言語(LIPS,PCLなど)に関する情報と本実施例
における基本プリミティブ出現計測手段52から得られ
た情報をネットワークに対しマルチキャスト型通信を行
う。ネットワーク上の複数のプリンタ装置はこのマルチ
キャスト通信パケットを受信し、要求された印刷ジョブ
が実行可能なら、この要求を受け付け、実際に印字する
ことなく、指定印刷ジョブに関する理論的な印刷完了時
間を計算して、ホストコンピュータ5に返答する。プリ
ンタスプーラプログラムは通信手段55を通じて、この
データを受け取り、返答された結果の内、最も小さい印
刷完了時間を返したプリンタ装置に実際の印字データを
送信する。この機能によって、ネットワークに接続され
ているプリンタ装置に対する印刷要求の柔軟なスケジュ
ーリング機能を提供することが可能である。なお、本発
明はその主旨を逸脱しない範囲で種々に変形して実施す
ることが可能であることは言うまでもないであろう。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印字予測時間の予測精度が向上し、従来のプ
リンタ装置のバッチ処理的な使用法を越え、プリンタ装
置に対し印刷を要求するユーザに対し、プリンタ装置種
類毎に異なる印刷ジョブの終了時間をかなりの精度で予
測し、かつユーザに通知するという優れた効果を得るこ
とができる。
によれば、印字予測時間の予測精度が向上し、従来のプ
リンタ装置のバッチ処理的な使用法を越え、プリンタ装
置に対し印刷を要求するユーザに対し、プリンタ装置種
類毎に異なる印刷ジョブの終了時間をかなりの精度で予
測し、かつユーザに通知するという優れた効果を得るこ
とができる。
【図1】本発明実施例の基本構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明実施例の基本プリミティブを示す説明図
である。
である。
【図3】本発明実施例の基本プリミティブを示す説明図
である。
である。
【図4】本発明の具体的なシステム構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】図4のCPU201が実行する処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】図4のCPU201が実行する処理手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図7】第2実施例の基本システムを示すブロック図で
ある。
ある。
1 ホストコンピュータ 2 基礎データファイル 3 プリンタ装置 31 通信手段 32 基本プリミティブ入力手段 33 基本プリミティブ解析手段 34 印刷完了予測手段 37 基本プリミティブメモリ展開手段
Claims (1)
- 【請求項1】 プリンタ処理言語の基本単位となる基本
プリミティブを入力し、メモリに描画展開して印字を行
う情報出力装置の印字所要時間予測方法において、 基本プリミティブを入力する毎に当該基本プリミティブ
の種類を解析し、 前記基本プリミティブ毎の種類毎の出現回数を計数し、 当該計数の結果および前記基本プリミティブの種類毎に
1つの基本プリミティブについて定めた印字所要時間か
ら全体の印字所要時間を取得することを特徴とする情報
出力装置の印字所要時間予測方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298296A JPH07152522A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 情報出力装置の印字所要時間予測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5298296A JPH07152522A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 情報出力装置の印字所要時間予測方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07870999A Division JP3363822B2 (ja) | 1999-03-23 | 1999-03-23 | 情報処理装置、情報処理方法およびプリンタドライバ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07152522A true JPH07152522A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17857812
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5298296A Pending JPH07152522A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | 情報出力装置の印字所要時間予測方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07152522A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217827A (ja) * | 1995-12-06 | 2008-09-18 | Xerox Corp | ドキュメントをアセンブリ・ツリー・フォーマットに定義する方法 |
JP2010257255A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Brother Ind Ltd | プログラム、および印刷システム |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5298296A patent/JPH07152522A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008217827A (ja) * | 1995-12-06 | 2008-09-18 | Xerox Corp | ドキュメントをアセンブリ・ツリー・フォーマットに定義する方法 |
JP2010257255A (ja) * | 2009-04-24 | 2010-11-11 | Brother Ind Ltd | プログラム、および印刷システム |
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