JPH07152457A - サービス機構を備えた、構成が柔軟なパーソナル・コンピュータ - Google Patents

サービス機構を備えた、構成が柔軟なパーソナル・コンピュータ

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JPH07152457A
JPH07152457A JP20586594A JP20586594A JPH07152457A JP H07152457 A JPH07152457 A JP H07152457A JP 20586594 A JP20586594 A JP 20586594A JP 20586594 A JP20586594 A JP 20586594A JP H07152457 A JPH07152457 A JP H07152457A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トップ・カバーを開いた場合、DASD記憶
装置を簡単に交換することができ、中央支持構造をプレ
ーナから引き抜くことができるようにするとともに、プ
レーナを簡単に交換または保守することができるように
すること。 【構成】 パーソナル・コンピュータはフレーム・ユニ
ットと、フレーム・ユニット上でピボット運動するよう
に取り付けられたトップ・カバーを含んでいる。コンピ
ュータの1つのタイプにおいて、トップ・カバーは開く
ときに、システムの後方へ向かって、後上方へピボット
運動する。他のタイプにおいて、トップ・カバーは側方
へ向かって、上方へピボット運動する。1台または複数
台のDASD装置を取り付け、トップ・カバーから下方
へ延びるようにすることができる。プレーナはフレーム
・ユニットの下面上に取り付けられ、可撓性の取付け金
具がいくつかのタイプのプレーナの1つを取り付けられ
るようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパーソナル・コンピュー
タの機械的構成、詳細にいえば、パーソナル・コンピュ
ータ内の媒体及び構成要素に対するいくつかのレベルの
アクセスを提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル・コンピュータ・システムは
通常、プレーナに取り付けられた電子回路を含んでお
り、オプションに取り付けられた各種のその他の回路、
すなわち機構、コネクタによってプレーナに差し込まれ
たカードを備えている。この方法はコンピュータ・シス
テム内に実装されたオプション・カードを変更すること
によって、システムの機構を変更できるようにするもの
である。パーソナル・コンピュータ・システムの中に
は、プロセッサ・チップもプレーナに差し込まれたカー
ドに取り付けられているものもある。デスク・トップ・
タイプのシステムでは、プレーナがシステムの底部に近
いシステム・フレームに定置固定されている。オプショ
ン・カードはプレーナから上方へ延びていたり、プレー
ナに直接差し込まれていたり、あるいはプレーナに差し
込まれる上方へ延びているライザ・カードに差し込まれ
ていたりする。ディスケット装置やハードファイルなど
のシステム内の各種の電気機械的装置も、通常、プレー
ナ上に実装されている。
【0003】典型的なパーソナル・コンピュータ・シス
テムはプレーナ上に実装された多くのその他のサブアセ
ンブリも含んでいる。このような装置としては、ほとん
どのパーソナル・コンピュータにデータ及びプログラム
の記憶装置をもたらすために使用される直接アクセス記
憶装置(DASD装置)が挙げられる。これらの装置は
フロッピー装置と呼ばれる取外し可能媒体を備えた装
置、及びハードファイルと呼ばれる固定媒体を備えた装
置の両方を含んでいる。典型的なパーソナル・コンピュ
ータは取外し可能媒体を備えたこのような装置を1台ま
たは2台含んでおり、これらの各々は磁気媒体の取外し
及び交換のためのアクセスできるスロットを有してい
る。
【0004】このような構成の結果として、デスク・ト
ップ・パーソナル・コンピュータ・システムをほとんど
完全に分解しなければ、プレーナを取り外したり、交換
したりできない。プレーナが通常システム・コンポーネ
ントの内最も高い故障率を有するものであるため、この
要件は特別な困難を引き起こす。周辺装置に接続されて
いるオプション・カードの取外しには、特別な問題が付
随するが、これはこのような装置へのケーブルを抜いて
からでなければ、カードを取り外せないからである。そ
れ故、工場でのコンピュータの製造及びテスト工程時
に、あるいはユーザのオフィスにおけるそれ以降のコン
ピュータの作動時に発生することのあるプレーナの障害
の際に構成要素を分解し、再組立するのに多くの時間が
無駄になる。さらに、ユーザのオフィスにおいては、プ
レーナにアクセスするために取り外した各種の構成要素
をおいておくために必要な付加的なデスク・スペースが
得られないことがしばしばある。プレーナに、また保守
のためにDASDの構成要素に簡単にアクセスできるよ
うにするための手段が必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】パーソナル・コンピュ
ータ・システムは通常、単一のタイプのプレーナを受け
入れるように構成されており、このプレーナはスクリ
ュ、プラスチックのスナップ・ファスナ、あるいはスク
リュとプラスチックのスナップ・ファスナの組合せによ
り、プレーナの取付孔を使ってフレームに取り付けられ
ている。システムによる電波妨害を少なくするため、プ
レーナは通常、多数の経路によって接地されている。プ
レーナ上の導電パッドは取付孔周囲の環状スペースに設
けられており、孔を通して締着されたスクリュによって
フレームに対して保持されている。導電パッドを他の位
置に設け、フレームによって支持された可撓性のスプリ
ング部材を接触させてもよい。したがって、フレームに
機構を取り付ける位置が固定されていることによって、
システムは単一のプレーナを受け入れるように制限され
る。コンピュータ・システムの特性がプレーナに大きく
依存しているのであるから、この制限はしばしば、異な
るシステムの各々に異なるフレームが必要であることを
意味する場合がある。
【0006】プレーナの取付位置が固定されていること
による他の問題が、プレーナにおける取付孔の位置なら
びにフレームへの機構の取付けに使用される機構の取付
位置の比較的小さい変動によって生じる。このような変
動はプレーナ及びシステム・フレームを製造するための
実用的なプロセスで考えられるものであり、特定のフレ
ームにプレーナを実装するのを困難とする場合がある。
しばしば、このような変動はこの実装を不可能とするこ
とがあるので、製造工程でプレーナやフレームをスクラ
ップにしなければならなくなる。
【0007】それ故、取付点を各種の構成に合わせて移
動し、異なる種類のプレーナに適合するようにする手段
を含む、プレーナを取り付けるための構成上柔軟な手段
が必要である。また、取付手段が短い距離を移動して、
1種類のプレーナを取り付ける機構の位置の変動に適合
できることも望ましい。
【0008】IBMパーソナル・コンピュータ、モデル
ATなどの多数のパーソナル・コンピュータは、トップ
・カバーの取外しを防止し、したがって、コンピュータ
・システム内のサブアセンブリへのアクセスを防止する
ためにロックすることのできるキー操作のロックを装備
している。このようなロックはコンピュータの無許可の
使用を防止する電気スイッチとしても機能する。しかし
ながら、このようなロックはシステムを完全にロックさ
れた状態か、完全にロックが解除された状態かのいずれ
かにしてしまう。たとえば、コンピュータを妨害を受け
ずに操作できるが、内部のサブアセンブリが盗難されな
いように保護されているという状態はない。単一のキー
を使用していくつかの位置におくことのできる単一のロ
ックを使用することによって、いくつかのレベルの安全
保護を提供する融通性のあるロッキング・システムが必
要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様によ
れば、フレーム部分、プレーナ・アセンブリ、中央支持
構造、トップ・カバー、直接アクセス記憶装置、及びカ
バー取付機構を含んでいるパーソナル・コンピュータ・
ハードウェアが提供される。フレーム部分はほぼ平坦な
下面、フロント・フレーム・ベゼル、リア・フレーム開
口、及び下面に対向した開放側面を有している。プレー
ナ・アセンブリはフレーム部分内で、プレーナ取付機構
により下面に固定されている。プレーナ・アセンブリは
開放側面の方へ向いたライザ・コネクタを含んでいる。
中央支持構造はオプション・カード・アセンブリをプレ
ーナと電気的に接続するもので、ライザ・コネクタにか
み合ったライザ・カード、ライザ・コネクタへライザ・
カードを介して電気的に接続されたライザ・カード上の
多数のカード・コネクタ、及びリア・フレーム開口内に
延びているリア取付枠を含んでいる。このリア取付枠は
枠を貫通して延びている多数のリア・スロットを含んで
おり、リア・スロットと整合させ、かつ各種のカード・
コネクタとかみ合わせて、多数のカード・アセンブリを
取り付けるようになされている。トップ・カバーはほぼ
平坦な上面と、上面に対向した開放側部を有している。
直接アクセス記憶装置は記憶装置取付機構によって、上
面に取り付けられ、上側部下方へ延びている。カバー取
付機構はトップ・カバーのカバー取付縁部に沿い、かつ
フレームのフレーム取付縁部に沿って、トップ・カバー
をフレーム部分に取り付け、カバー閉鎖位置とカバー開
放位置の間でのトップ・カバーのピボット運動を可能と
している。カバーが閉鎖位置にある場合、中央支持構造
をライザ・コネクタから取り外すことができる。
【0010】本発明の他の態様によれば、コンピュータ
・システム内の物理アクセスを制御するためのハードウ
ェアが設けられている。このハードウェアはカバー・ア
センブリ、媒体アクセス・ドア、ロック、第1ロッキン
グ機構、カバー・ロッキング機構、及び媒体ドア・ロッ
キング機構を含んでいる。カバー・アセンブリはフレー
ム及びトップ・カバーを含んでおり、トップ・カバーは
カバー閉鎖位置とカバー開放位置の間を運動可能であ
る。ロックはロータを有しており、ロータは適切にコー
ドされたキーをロータのスロットに挿入した場合に、第
1、第2及び第3のロック位置に回転可能である。キー
がスロットに挿入されていない場合、ロック・ロータを
隣接するロック位置の間で回転させることはできない。
第1ロッキング機構はロックの回転によって、カバーが
カバー閉鎖位置に保持されるカバー・ロッキング位置
と、カバーがカバー閉鎖位置から解除されるカバー解除
位置の間を移動する。カバー・ロッキング機構はロック
が第1及び第2のロック位置にある場合、カバー・ロッ
キング位置にあり、ロックが第3のロック位置にある場
合、カバー・リリース位置にある。媒体ドア・ロッキン
グ機構は第1ロッキング機構により、媒体アクセス・ド
アが媒体ドア閉鎖位置に保持される媒体ドア・ロッキン
グ位置と、媒体アクセス・ドアが媒体ドア閉鎖位置から
解除される媒体ドアリリース位置の間を移動する。媒体
ドアロッキング機構はロックが第1のロック位置にある
場合、媒体ドア・ロッキング位置にあり、ロックが第2
及び第3のロック位置にある場合、媒体ドア・リリース
位置にある。
【0011】
【実施例】図1ないし図16は本発明にしたがって構築
されたパーソナル・コンピュータの各種の態様を示すも
ので、図1及び図2は正常に作動する閉鎖位置にある本
発明にしたがって構築されたコンピュータを示してい
る。図3、図6及び図7はコンピュータのさまざまな態
様を示すもので、コンピュータは開放位置にあり、この
位置において、保守または再構成を行うことができる。
図4及び図8ないし図16はコンピュータの各部を形成
する各種のアセンブリを示す。図30及び図31はコン
ピュータに追加することのできるオプションのアセンブ
リを示す。
【0012】本発明の他の適用例が図32ないし図36
に示されており、コンピュータのいくつかの機能をもた
らす他の方法が図32ないし図34に示されている。図
35は異なるシステム・バスをもたらすためにコンピュ
ータを構築する方法を示す。図36ないし図38は、本
発明のさまざまな概念とともに、図1ないし図14のコ
ンピュータの下部を使用して構築された大型のコンピュ
ータを示す。図39及び図40は後縁部に沿ってではな
く、右側縁部に沿ってピボット運動して開くトップ・カ
バーを有するように、本発明にしたがって構築されたパ
ーソナル・コンピュータを示す。
【0013】本明細書及び特許請求の範囲のいろいろな
個所で、「上方」または「下方」などという方向につい
て述べている。このような記載はいくつかの機能の相対
位置に関する検討を簡単にするために行われたもので、
コンピュータがデスクにおかれており、フレームが下向
きであり、トップ・カバーが上向きであり、操作用制御
機構が前向きであると想定している。これらの記載は本
発明の範囲を限定することを目的とするものではない。
本発明にしたがって構築されたコンピュータは、図15
及び図16を参照して説明する壁掛けハードウェアによ
って特に実証されるように、各種の向きで使用できる。
【0014】まず、図1を参照すると、この図は右前上
方から見たコンピュータの斜視図であり、パーソナル・
コンピュータ10はトップ・カバー12及びフレーム1
4を含んでおり、これらは一緒になって、各種の内部電
子回路を全体的に包囲している。トップ・カバー12は
前上方ベゼル16を含んでおり、フレーム14は前下方
ベゼル18を含んでいる。多数の制御機構24が、コン
ピュータをオン/オフするなどの各種の目的のために設
けられている。コンピュータ10のエンクロージャがデ
ィスク装置などの取外し可能媒体を備えた記憶装置を取
り囲んでいるのであるから、ピボット運動可能な媒体ア
クセス・ドア26が、このような媒体の挿入及び取外し
を可能とするために設けられている。
【0015】図2及び図3を参照すると、コンピュータ
10の後部には、ピボット・ベイル(支柱)27がトッ
プ・カバー12及びフレーム14にピボット運動可能に
取り付けられている。この構成はトップ・カバー12を
図1の閉鎖位置から、内部構成要素の修理、調整または
再構成のために、図3に示した開放位置へ移動したとき
に、トップ・カバー12及びフレーム14が上方及び後
方の両方へピボット運動して分離することを可能とす
る。このカバーの開放運動を行う前に、ロック機構28
を回転させ、カバー・ラッチ29をラッチ・スロット3
0とのかみ合いから外すことによって、トップ・カバー
12をフレーム14から解除する。このようにして、ト
ップ・カバー12が解除され、上方へ回転するととも
に、ピボット・ベイル27によってフレーム14との接
続を継続する。
【0016】トップ・カバー12とフレーム14の間の
境界の各側面に沿って、多数の可撓性接点・スプリング
・セグメント31によって、電気回路が設けられてお
り、これらのセグメントはコンピュータ10からの電磁
エネルギーの放出の削減に矛盾しない距離、互いに分離
した複数個の接点をもたらす。主シールド・カバーの間
のこのタイプの接触が、これがないと通信信号の伝送を
妨害することとなるこのようなエネルギーの放出の削減
に特に有利であることが判明した。
【0017】パーソナル・コンピュータ10はさまざま
な構成で組み立てられる。図3に示すように、フレーム
14内に取り付けられる主要構成要素には、たとえば、
電源32、冷却ファン34、及びプレーナ36などがあ
る。横断ダクト38は冷却空気を冷却ファン34の出口
40から、プレーナ36上方の空間へ送る。バッフル4
2がプレーナ36の左側上方へ延びており、空気をプレ
ーナのこの部分の上方にある横断ダクト38から、フレ
ーム14の左側にある出口スロット44へ送っている。
トップ・カバー12を閉鎖した場合、外方スロット46
は出口スロット44とほぼ整合しているので、空気はバ
ッフル42の下方の空間から外方へ流出することができ
る。冷却空気を最も必要とする回路装置を、この空気流
中へ上方へ延びているプレーナ36のこちらの側に取り
付けることができる。ファン34は遠心流装置であり、
その上面の入口孔パターン48から、及び下面の同様な
孔パターン(図示せず)から空気を吸い込む。ファン3
4はフレーム14の隣接面52上方の支持ブラケット5
0に取り付けられており、下面の孔パターンを露出させ
ている。後面54(図2に示す)に多数の外部孔53を
有している電源32から空気をファン34中へ引き込ん
で、外部から空気が内部へ流入するのを可能とし、また
多数の孔55から引き込んで、電源32とファン34の
間の空気の流れを可能とする。付加的な入口孔パターン
56をトップ・カバー12に設け、コンピュータ10の
外部からファン34への付加的な空気の流れを可能とす
る。
【0018】プレーナ36は多数のオプションの回路を
電気的に接続するための手段とともに、多数の一般に必
要な回路を含んでいる。SIMMモジュール58(シン
グル・インライン・メモリ・モジュール)をプレーナ3
6の適切なソケット(図示せず)に差し込み、ランダム
・アクセス・メモリ機能を提供してもよい。
【0019】図2及び図3を参照すると、電源32の後
面54には電気器具カプラ57もあり、このカプラ(イ
ンレット)には標準の交流電源との接続のためにライン
・コードを挿入することができる。コネクタ60がプレ
ーナ・シールド・ブラケット61の孔を通して、各種の
外部コードと接続するためにプレーナ36の後縁に沿っ
て延びている。各種のこれらのコネクタ60はキーボー
ド(図示せず)またはマウス(図示せず)などの入力装
置と接続するように構成されているが、これらのコネク
タ60の他のものを表示装置やプリンタなどの周辺装置
(図示せず)、または通信ケーブル(図示せず)との接
続のために構成することもできる。
【0020】図4の断面図を参照すると、ライザ・カー
ド64のコネクタ63に差し込まれるオプション・カー
ド62によって、付加的なオプション回路を提供するこ
ともできる。ライザ・カード64は次いでプレーナ36
のコネクタ65に差し込まれる。それ故、プレーナ36
からコネクタ65及び63を通り、またライザ・カード
64上の回路を通ってオプション・カード62への電気
接続が行われる。たとえば、システムの入出力チャネル
をこのようにして、オプション・カード62に接続する
ことができる。
【0021】図5に示すように、コネクタ63から延び
ている成形端子要素66がライザ・カード64の表面に
ある導電パッド67にはんだ付けされている表面実装技
術を使用すると、ライザ・カード64の各側面の同一の
位置にコネクタ63を配置することが可能となる。端子
要素66はスプリング端子67aの一体部分であり、こ
れは各コネクタ63内を延びて、挿入されたオプション
・カード62(図4に示す)の導電パッドに接触してい
る。導電パッド67は導電路67cによって、ライザ・
カード64の表面上のパッド67bに電気的に接続され
ている。ライザ・カード64をプレーナ36のコネクタ
65(図4に示す)に挿入すると、コネクタ65内の電
気的接続がパッド67bをプレーナ内の各種の回路に接
続する。
【0022】図2及び図3を再度参照すると、オプショ
ン・カード62が配置される領域の後方で、スロット付
きブラケット71がコンピュータ10の後部を部分的に
横切って延びている。各オプション・カード62はスク
リュ73によってスロット付きブラケット71に取り付
けられ、ブラケット71のスロット74を閉鎖している
カード・ブラケット72を含んでいるアセンブリの一部
である。オプション・カードの中には、ポート・コネク
タ76(図2に示す)も含んでおり、これらのコネクタ
はカード・ブラケット72の孔を通り、またはスロット
74を通って外方へ向いており、周辺装置へのケーブル
の取付け、及び通信ケーブル(図示せず)の取付けに使
用される。
【0023】図3及び図4を参照すると、ライザ・カー
ド64上の最も下のコネクタを装着された限定されたオ
プション・カード68はブラケット71の対応するスロ
ット74に向けられておらず、またブラケット72に取
り付けられていない。限定されたオプション・カード6
8は、周辺装置へのケーブルの取付けを必要としない拡
張メモリなどの機能のために使用される。オプション・
カード62に取り付けられていないブランク・ブラケッ
ト77は、装着されたオプション・カード62に対応し
ていないスロット付きブラケット71のスロット74を
充填するために使用される。各カード・ブラケット72
と同様に、各ブランク・ブラケット77はスクリュ73
によってスロット付きブラケット71に脱着自在に取り
付けられている。
【0024】図3及び図4を参照すると、T字形中央支
持構造79はスロット付きブラケット71及びライザ支
持ブラケット80を含んでおり、このブラケット80は
前方へ延びて、プレーナ36上方の空間を分割してお
り、スクリュ82によってライザ・カード64に取り付
けられている。これらのブラケット71及び80は互い
に、たとえば、溶接によって取り付けられている。スロ
ット付きブラケット71は電源32とコンピュータ10
の左側の間にある、コンピュータ10の後部のギャップ
を全体的に充填している。コンピュータ10を図3の開
放位置にした場合、ライザ・カード64をプレーナ・コ
ネクタ65に差し込むだけで、中央支持構造79を装着
することができる。同様に、ライザ・カード64をコネ
クタ65から抜くだけで、構造79を取り外すことがで
きる。コンピュータ10を図1の閉鎖位置にした場合、
ライザ・カード64をコネクタ65に差し込んで、トッ
プ・カバーの内面84と、ブラケット71及び80の上
面とを近接させることによって、中央支持構造79を定
置保持する。ライザ支持ブラケット80の一体部分とし
て形成された下方へ延びている前部脚83と、フレーム
14の隣接する内面(図示せず)を接触させることによ
って、中央支持構造79の安定性はさらに向上する。
【0025】トップ・カバー12はスロット付きチャネ
ル86を含んでおり、このチャネルは多数のDASD装
置88を取り付け、これらの装置が後上方へ移動し、ト
ップ・カバー12を図3に示す開放位置へ移動すること
によって、オプション・カード62、プレーナ36、及
びDASD装置88自体へのアクセルをもたらすために
使用される。直接アクセス記憶装置に対する「DAS
D」という頭字語は、ほとんどのパーソナル・コンピュ
ータに使用されるタイプの磁気記憶装置を反映するため
に使用される。磁気ディスク装置(フロッピィまたはハ
ードファイル)などのDASD装置は磁気テープに順次
記憶されているデータなどのデータ・レコードの初めか
らデータを読み取ることを必要とするのではなく、デー
タへ直接アクセスするものである。プレーナ36上面に
あるコネクタに差し込まれるケーブル90などのフレキ
シブル・ケーブルによって、DASD装置88をフレー
ム14に取り付けられた回路に接続する。ある種のDA
SD装置の代わりに、フレキシブル・ケーブル92によ
って各種の回路カード62に接続することもできる。い
ずれの場合も、ケーブルはピボット・ベイル27によっ
てピボット運動が行われるコンピュータ10の後部近く
を通され、コンピュータ10を開けたときにケーブルが
延ばされ、またコンピュータ10を閉じたときに再度折
り畳まれるようになっている。
【0026】図3に示す構成は媒体アクセス・ドア26
の直後にある1台のDASD装置88と、ドア26から
分離した位置にあるもう1台のDASD装置93を含ん
でいる。それ故、DASD装置88がディスケットなど
の取外し可能媒体を使用するのが好ましく、DASD装
置93が、たとえば、ハードファイルである固定媒体を
含んでいることが好ましい。
【0027】プレーナ36上方の空間は中央支持構造7
9から延びているオプション・カード62に、またはト
ップ・カバー12から下方へ延びているDASD装置8
8に、あるいはこれら両方に使用できる。図3の例で
は、2枚のフル・サイズのオプション・カード62がプ
レーナ36の右側に装着されている。SIMMメモリ・
モジュール58及びバッフル42はトップ・カバー12
を閉めたときにDASD装置88の下方にあるので、こ
れらの要素は上方に隣接するDASD装置88があって
も配置することができる。したがって、DASD装置8
8及びオプション・カード62を取り付けることによっ
て、コンピュータ10内の空間を柔軟に利用できる。
【0028】パーソナル・コンピュータを保守するため
には、修理または交換のために各種のサブアセンブリに
アクセスできることが必要である。このようなアクセス
は、追加機能を実行するためにハードウェアを追加する
ような構成変更を行うのにも必要である。パーソナル・
コンピュータ10の内部ハードウェアへのアクセスは、
ロック28を回転させて、ラッチ29をスロット30か
ら外してから、トップ・カバー12を開くことによって
簡単に行われる。次いで、中央支持構造79からなって
おり、ならびにこの構造79に接続されたカード62な
どのオプション・カード及びその他の装置からなる中央
の電子部品アセンブリ93aを、まっすぐ上方へ持ち上
げ、ライザ・カード64をプレーナ・コネクタ65から
抜くことによって取り外す。プレーナ36にアクセスす
るには、中央の電子部品アセンブリ93aをライザ支持
ブラケット80の孔93bによって、このためにトップ
・カバー12に設けられているフック93cに吊るす。
この時点で、上方へ完全に露出しているプレーナ36を
簡単に取り外し、保守または交換を行うことができる。
【0029】図2に示すように、多くのオプション・カ
ード62はスロット付きブラケット71のスロット74
から外方へ延びている外部コネクタ76を含んでいる。
パーソナル・コンピュータの典型的な使い方によれば、
これらのコネクタ76はケーブル(図示せず)によっ
て、周辺装置(図示せず)にさまざまな態様で接続され
る。図3を再度参照すると、中央の電子部品アセンブリ
93aをフック93cに吊るしたとき、外部コネクタ7
6から延びているケーブルは、カバー12とフレーム1
4の間のコンピュータ10の後部にある開口を貫通して
延びることができる。それ故、プレーナ36またはその
他の内部構成要素にアクセスするために、外部コネクタ
76に接続されているケーブルを抜く必要はない。
【0030】このようにして、本発明を応用すると、従
来技術のコンピュータに比較して、きわめて多数の保守
可能性上の利点を得ることができる。従来技術の典型的
なコンピュータにおいては、プレーナ上に定置固定され
た各種のDASD装置を取り外してでなければ、プレー
ナへアクセスできない。他方、パーソナル・コンピュー
タ10においては、トップ・カバー12を開いたとき
に、DASD装置88及び93はじゃまにならないよう
に動かされる。従来技術の典型的なパーソナル・コンピ
ュータにおいては、各種のオプション・カードは枠内
で、プレーナ上の多くのコネクタによってプレーナ、あ
るいはプレーナに接続されるライザ・カードのいずれか
に独立して取り付けられる。これらの場合のいずれにお
いても、プレーナへアクセスするには、周辺装置への外
部ケーブルをコネクタによる電気接続、及び枠との機械
的接続の両方から取り外し、コンピュータ・システムか
ら完全に除去しなければならない。これに対し、パーソ
ナル・コンピュータ10においては、オプション・カー
ド62は中央の電子部品アセンブリ93aの一部を形成
しており、このアセンブリはプレーナへアクセスするた
めに、単一のプレーナ・コネクタ65から抜き取ること
によって、そのまま取り外せるものである。パーソナル
・コンピュータ10において、この操作は個々のオプシ
ョン・カード62の抜取り、あるいは外部周辺装置への
ケーブルの抜取りを必要としない。パーソナル・コンピ
ュータのプレーナが通常、最も故障率の高い構成要素で
あり、それ故、修理が最も頻繁に必要なものであるか
ら、プレーナ36へのアクセスの容易さは重要である。
【0031】本発明のこれらの利点の多くは、プレーナ
がこの場合も比較的高い故障率を生じる製造工程におい
ても明らかとなる。製造工程において、システム・テス
ト中に発見された問題を解決するために、プレーナの修
理または交換がしばしば必要となる。プレーナ及びその
他の内部構成要素への本発明によるアクセスの容易さ
は、製造工程におけるかなりの時間及びコストの節減を
もたらすものである。
【0032】中央の電子部品アセンブリ93aの構成は
パーソナル・コンピュータ10全体のサイズを最小限の
ものとすることに関し、あるいはオプション・カード6
2の保守及び再構成に関して顕著な利点ももたらす。従
来技術のコンピュータ・システムにおいては、個々のオ
プション・カードを取り付けるための枠がコンピュータ
・システムの枠によって与えられる。したがって、従来
技術のコンピュータ・システムにおいては、機械的及び
電気的両方の取付け部に対する物理的アクセスを、シス
テム内に装着されたカードによって得なければならな
い。これに対し、パーソナル・コンピュータ10におい
ては、個々のオプション・カード62を取り付けるため
の枠は、中央の電子部品アセンブリ93cの一部として
取り外される中央支持構造79によって与えられる。機
械的及び電気的取付け部に対する物理的アクセスは、プ
レーナ36との接続から外されたこのアセンブリ93c
によって与えられる。この例において、機械的接続はカ
ード・ブラケット72をスロット付きブラケット71へ
スクリュ73で締め付けることによってもたらされる。
したがって、中央の電子部品アセンブリ93cを取り外
すと、スクリュドライバによってスクリュ73にアクセ
スできるため、スロット付きブラケット71の両側にス
クリュドライバを操作するための隙間を設ける必要がな
い。詳細にいえば、スロット付きブラケット71と電源
32の間に、スクリュドライバ用の隙間は必要ない。さ
らに、中央の電子部品アセンブリ93cを取り外すと、
個々のオプション・カード62が除去装着されるため、
他のカード62の空間にアクセスするために、オプショ
ン・カード62を1枚取り外すことはまったく必要な
い。
【0033】図6を参照すると、プレーナ36上での空
間の他の割振りが、フル・サイズのオプション・カード
62の代わりに、ショート・サイズ・オプション・カー
ド64をT字形中央支持構造79の最上部に使用するこ
とによってもたらされる。ショート・サイズ・オプショ
ン・カード94をこのようにして装着した場合、媒体ア
クセス・ドア26に隣接した前部空間に第2のDASD
装置88を装着するための空間が、オプション・カード
の前方にもたらされる。閉鎖位置において、第2のDA
SD装置88はショート・サイズ・オプション・カード
64の前方の、プレーナ36の右前方の空間におかれ
る。したがって、この構成は媒体アクセス・ドア26の
直後に2台のDASD装置88をもたらし、これら装置
88の各々は取外し可能媒体を用いることができる。た
とえば、ハード・ファイルであってもよい単一のDAS
D装置93がドア26から分離して配置されている。
3.5インチのディスケット装置、5.25インチのデ
ィスケット装置及びハードファイルを含んでいる一般的
なシステム構成をこのようにして構築することができ
る。したがって、本発明ではオプション・カードあるい
はDASD装置のための空間を、他の用途に簡単に供す
ることができる。
【0034】図6は閉鎖位置でトップ・カバー12の対
応する機構に隣接した位置に、スピーカ95aならびに
各種のスイッチ及びインディケータ95bを保持してい
るブラケット・アセンブリ95も示している。それ故、
トップ・カバー12の孔96のパターンはスピーカ95
aに隣接した位置におかれ、プッシュ・ボタン及び開口
96aはスイッチ及びインジケータ95bに隣接してい
る。このブラケット・アセンブリ95は図3に示す構成
にも同様に適用されるものであるが、隠されることにな
る機構を明らかにするためにだけ、図3では省略されて
いる。
【0035】図7を参照すると、H字形の中央支持構造
97を、図3及び図4を参照して上記で検討したT字形
中央支持構造79の代わりに使用することができる。支
持構造97はショート・サイズ・オプション・カード9
4(図6に示す)を使用することによって利用できるよ
うになった空間の節減を利用するために特に設計された
ものである。したがって、支持構造97は各側面に5つ
のコネクタ63を含んでおり、これらの各々はライザ・
カード(図示せず)を介してシステム・バスに接続され
ている。図7において、これらのコネクタ63はそれぞ
れコネクタ63−1ないし63−5で示されている。支
持構造97は各側面にスロット98aを有している前部
スロット付きブラケット98を含んでおり、該ブラケッ
トは隣接するコネクタ63−1と整合して、このコネク
タ63−1に装着されたショート・サイズ・オプション
・カード94が対応するスロット98aを横切って延び
るようになっている。前部スロット付きコネクタ98の
構成は後部スロット付きコネクタのものと対応してお
り、各カード・ブラケット72及び各ブランク・ブラケ
ット77を、後部スロット付きブラケット71への取付
けに使用されている態様で、前部スロット付きブラケッ
ト98に締着できるようになっている。スロット付きブ
ラケット98は横断ダクト38上方を延びており、たと
えば、溶接によって、タブ99aで中央支持構造99に
固定されている。したがって、中央の電子部品アセンブ
リの概念が、カード・ブラケット72を取り付けること
ができる単一の端部を有する中央支持構造79、あるい
はカード・ブラケット72を取り付けることができる2
つの対向端部を有する中央支持構造97のいずれかによ
って実施される。
【0036】多くの用途において、外部のシステム10
からスロット98aにアクセスする必要がある。たとえ
ば、ショート・サイズ・オプション・カード94(図6
に示す)をショート・サイズ・オプション・カード94
のカード・ブラケット72を貫通して延びているコネク
タからのケーブルによって、外部周辺装置に接続するこ
とができる。このようなアクセスを行うために、一対の
回転可能な下部アクセス・ドア100a及び100bを
含んでいる代替の下部ベゼル100を下部ベゼル100
の代わりに使用することができる。
【0037】中央支持構造97は各側面に、ブラケット
72のない1枚だけのロング・カードがコネクタ63−
2に配置されているか、あるいはコネクタ63−2及び
63−3を使用して、ブラケット72のない2枚のショ
ート・カードが配置される下方部分を備えている。中央
位置には、ブラケット72付きの1枚だけのロング・カ
ード62をコネクタ63−4に配置するか、あるいはコ
ネクタ63−4及び63−1を使用して、ブラケット7
2付きの2枚のショート・カード94を配置することが
できる。上部位置には、コネクタ63−5を使用して、
ブラケット72付きの1枚だけのショート・カード94
を配置したり、あるいはブラケット72付きの1枚だけ
のロング・カード62を配置することができる。しかし
ながら、ロング・カード62を上部位置に配置した場
合、DASD装置をその上に配置することができない。
ショート・カード94を上部位置に配置した場合、単一
のDASD装置88を前方へ向かった対応する側面に装
着することができる(図6に示すように)。
【0038】図7にさらに示すように、合計4台のDA
SD装置(媒体のアクセスのためにドアの近傍に配置さ
れた2台のDASD装置88、及び固定媒体を備えた装
置であることが好ましい2台のDASD装置93)を装
着し、オプション・カード62または94がコネクタ6
3−1に装着されていない場合に、トップ・カバー12
から下方に延びているようにすることもできる。図7に
示した一般的なタイプの構成を、パーソナル・コンピュ
ータ・システムに追加のデータ記憶機能を与える拡張ボ
ックスとして使用することもできる。このような用途の
場合、拡張ボックスは基本システムに接続された周辺装
置として機能する。このような回路板と通常関連づけら
れている回路機能を有するプレーナは必要ないことがあ
る。代わりに、限定された論理機能との各種の接続機能
を有する他の種類のプレーナが設けられる。
【0039】本発明の一般的な構成上の特徴を、図1な
いし図7を参照して上記で説明した、これらの一般的な
特徴の実施形態にさまざまに適用される詳細なハードウ
ェアの特徴を、図8ないし図29を参照して説明する。
【0040】トップ・カバー12をフレーム14と結合
しているピボット構造について、まず、図2、図8及び
図9を参照して詳細に説明する。図2はコンピュータ1
0の後面図である。図8及び図9は図2の線VII−V
IIで示されているように取った断面図であり、図8は
閉鎖位置のコンピュータを示しており、図9は開口位置
のコンピュータを示している。
【0041】図2を参照すると、ピボット・ベイル27
は成形され、溶接されたロッド構造であり、フレーム1
4の後縁及びトップ・カバー12によって形成された内
周をほぼ包囲して延びている。ベイル27の下部101
はフレーム14から延びている圧延ヒンジ・タブ102
によってフレーム14にピボット運動可能に取り付けら
れている。次いで、トップ・カバー12はトップ・カバ
ー12から延びているヒンジ・カップリング104によ
って、ベイル27の上部ロッド部分103にピボット運
動可能に取り付けられている。
【0042】図8に示すように、パーソナル・コンピュ
ータ10が閉鎖位置にある場合、上部ロッド部分103
はスロット30にカバー・ラッチ29がかみ合うこと
(図3に示す)によって、電源32の後面54に隣接し
て保持されており、これはトップ・カバー12の後方へ
の移動を防止する。
【0043】図9に示すように、パーソナル・コンピュ
ータ10が開放位置にある場合、上部ロッド部分103
は電源の後面54から分離した後面にピボット止めされ
ており、下部ロッド部分101は圧延ヒンジ・タブ10
2に回り込んでいる。ベイル27は、各端部に、フレー
ム14から上方へ延びているベイル支持ブラケット10
6に隣接したU字形の内側へ延びる部分105を含んで
いる。各ブラケット106は隣接した内側へ延びる部分
105中へ延びている成形されたほぞ108を含んでい
る。ベイル27が後方へピボット運動すると、各側面の
内側へ延びる部分105のコーナ107はほぞ108に
かみ合い、部分105を若干広げるので、ベイル27は
摩擦力によって完全に後退した位置に保持される。
【0044】トップ・カバー12も上方へ回転し、ヒン
ジ・カップリング104は上部ロッド部分103へ回転
する。各側面に、移動制限リンク機構110が設けられ
ており、トップ・カバー12が回転する角度を制御し、
カバー12を開放位置に保持する。このリンク機構11
0は支持ブラケット106に接続されているピボット1
13によってフレーム14にピボット運動可能に取り付
けられている下部リンク112、及びピボット115に
よってトップ・カバー12へピボット運動可能に取り付
けられている上部リンク114を含んでいる。リンク1
12及び114は中央ピボット116において互いにピ
ボット取付けもされている。下部リンク112のタブ1
18はリンク機構110が完全に開いた後、図9に示す
ように、上部リンク114の停止面121に対して閉鎖
することによって、矢印120の方向へのピボット11
6の運動を制限する。リンク機構110が完全に開いた
とき、ピボット113と115の間の線から矢印120
の方向へ、中央ピボット116が配置されるように、リ
ンク112と114は構成されている。トップ・カバー
12が完全に開いた場合、リンク機構110は図9に示
すように直線となる。リンク機構110がこのように直
線となると、カバー12を閉鎖しようとする力はピボッ
ト116を矢印120の方向へ移動させようとする力を
発生する。しかしながら、このような運動が不可能なの
であるから、リンク機構はカバー12を完全に開いたま
まにするのに役立つ。それ故、各側面の中央ピボット1
16が矢印120と反対の方向へ手動で移動され、トッ
プ・カバー12を解除するまで、カバー12を閉鎖する
ことができない。
【0045】再度図3を参照すると、トップ・カバー1
2が上方及び後方へ移動すると、プレーナ36上方の空
間から離れ、中央支持構造79を抜いて、取外しまたは
交換を行えるようになり、プレーナ36の境界内の任意
の位置にあるプレーナ取付けスクリュへアクセスするこ
とが可能となる。
【0046】トップ・カバー12内にDASD装置88
を取り付ける方法を、図10及び図11を参照して、詳
細に説明する。図10はパーソナル・コンピュータ10
の前面図であり、媒体アクセス・ドア26は下げられた
(開いた)位置に示されており、DASD装置88の前
部下方に格納されている。また、図10において、カバ
ー12の一部が装置88の取付け部を明らかにするため
に切り欠かれている。図11は図10の断面線X−Xに
よって示されている方向で取ったトップ・カバー12の
部分即断面図である。
【0047】図10及び図11を参照すると、多数のス
ロット付きチャネル86を含んでいる装置取付けブラケ
ット124が、溶接によって、トップ・カバー12の内
側に取り付けられている。各DASD装置88はチャネ
ル86のスロット130中へ上方に延びているタブ12
8を備えた一対のサイドプレート126によって、ブラ
ケット124に取り付けられている。これらのサイドプ
レート126は、たとえば、スクリュ129によってD
ASD装置に取り付けられている。2本のチャネル86
はDASD装置88が装着されている最も左側の位置の
上方に取付け面を形成し、3本のチャネル86は幅の広
いDASD装置が装着されている最も右側の位置の上方
に取付け面を形成している。それ故、最も左側の位置は
3.5インチDASD装置を取り付けるように構成され
ており、最も右側の位置は3.5インチまたは5.25
インチのDASD装置を取り付けるように構成されてい
る。
【0048】図10はトップ・カバー12、中央支持構
造79及びDASD装置88の間の空間関係もある程度
示している。最上方のオプション・カード・コネクタ6
3−5を含んでいる中央支持構造79は装着されたDA
SD装置88の間に嵌合している。これが図7の構成に
おけるように、カードが最上方のコネクタ63−5に装
着されていない場合に、4台程度のDASD装置を装着
できる理由である。しかしながら、オプション・カード
が最上方のコネクタ63−5の1つに装着されている場
合、DASD装置を隣接した位置に装着することができ
ない。それ故、図3の構成は中央支持構造79の右側の
最上方のコネクタにドータ・カードを有しているが、こ
の構造の左側には有しておらず、DASD装置88及び
93がこの構造の左側に装着されている。
【0049】中央支持構造79は上方へ延び、トップ・
カバー12の隣接した下面に近接している。この近接位
置はトップ・カバー12が閉鎖位置にある限り、構造7
9のライザ・カード64をプレーナ36の中央コネクタ
65とのかみ合い状態に保持する(図4に示すよう
に)。カバー12を開いた場合、中央支持構造79をシ
ステムの保守または構成変更のために、中央コネクタ6
5から簡単に抜き取ることができる。
【0050】図11に示すように、各DASD装置88
または93は装置を矢印134の方向である後上方に移
動することによって装着される。装着後、サイドプレー
ト126の各タブ128は上方へ延び、スロット130
を貫通してチャネル86に入り込む。各タブ126の切
り欠き132はスロット130の隣接端部とかみ合うこ
とによって、関連するDASD装置88または93を定
置保持する。ラッチ機構は接続領域138においてチャ
ネル86に溶接された可撓性の片持ちスプリング136
を含んでおり、ピボット運動し、装着後の前進運動を阻
止することによって装置88または93を保持する。片
持ちスプリング136はラッチ端部140を含んでお
り、この端部は隣接するスロット130を部分的に横切
って延びている。対応するタブ128がこのスロット1
30に挿入されると、ラッチ端部140は上方へ屈曲す
る。タブ128がその後矢印134の方向で後方に移動
すると、ラッチ端部140が外れ、下方へ戻り、屈曲し
ていない位置になり、矢印134と反対の方向へのその
後の前進運動を阻止する。片持ちスプリング136は負
荷端部142を含んでおり、これはサイドプレート12
6の直立カム部分144に下向きの力をかけ、これによ
りカム部分が下向きに保持され、切り欠き132の面が
チャネル86の内面に乗置する。このようにして、隣接
する面の間のすきまが回避される。このようなすきまは
がたつき及び衝撃負荷を生ずるものであり、これらはコ
ンピュータ10を持ち運んでいる際にDASD装置を損
傷させるものである。
【0051】片持ちスプリング136はチャネル86の
スロット150を貫通して外方へ延びているタブ148
も含んでいる。タブ148が上方に保持され、ラッチ端
部140が隣接するタブ128を通り過ぎて上方へ屈曲
されるまでスプリング136を屈曲させると、サイドプ
レート148に取り付けられたDASD装置88などの
DASD装置が取り外される。DASD装置は次いで矢
印134と反対の方向へ前進させられ、下方へ移動され
て、チャネル86から取り外される。
【0052】図12ないし図14はフレーム14内にプ
レーナ36を取り付けるのに使用される方法を示すもの
であり、図12は2種類のプレーナのいずれかを取り付
ける方法の使い方を示す平面図であり、図13は図12
の断面線XII−XIIによって示されるように取っ
た、この方法が使用する取付け機構を通る断面図であ
り、図13はこの取付け機構の斜視図である。
【0053】図12を参照すると、取付けプレート17
6がフレーム14内部に、たとえば、各種のタブ178
に溶接することによって取り付けられている。取付けプ
レート176は多数の取付け孔180を備えており、こ
れらの各々はプレーナ36を固定できる位置を決定して
いる。一般に、取付けプレート176はさまざまなプレ
ーナの任意のものを取り付けるように構成されており、
任意のプレーナに必要な取付け点は取付け孔180の総
数のサブセットである。たとえば、取付け孔182を有
するプレーナ36、または取付け孔186を有する他の
プレーナ184のいずれかを取り付けるために、取付け
プレート176を構成することができる。
【0054】図13をさらに参照すると、プレーナ36
及び184を取り付けられるようにするために、取付け
プレート176は各取付け孔182及び186に対応す
る孔180を含んでいる。プレーナ36の取付けは取付
け孔182を貫通して延び、成形ナット192のネジ付
き面190にかみ合うスクリュ188によって達成され
る。プレーナ36は形成スペーサ194を使用すること
によって、取付けプレート176と分離した関係でクラ
ンプ止めされている。
【0055】図14をさらに参照すると、孔180及び
成形ナット192は取付けプレート176をフレーム1
4内に定置溶接された後、取付けプレート176への成
形ナット192及びスペーサ194の取付けを可能とす
るための特別な機構を含んでいる。ナット192は3つ
の環状の分離したフランジ・セグメント196を含んで
おり、これらのセグメントは3つの外方に延びる開口セ
グメント198を貫通して各孔180内に嵌合してい
る。成形ナット192及びスペーサ194は、スペーサ
194の中央部分202内を延びている成形ナット19
2のテーパ付き直立部分200に組み付けられている。
直立部分200は3つの外方に延びる突起付きタブ20
4を含んでおり、スペーサ194がナット192とかみ
合った場合に、これらのタブは成形スペーサ194の直
立部分206内の3つのスロット205にスナップ止め
される。プレーナ36または代替プレーナ184などの
プレーナの取付けの過程で、ナット192及びスペーサ
194のこのように形成されたアセンブリが、取り付け
られるプレーナの取付け孔182の位置に対応する孔1
80に挿入される。この挿入は開口セグメント198を
貫通して降りているフランジ・セグメント196によっ
て達成される。これらのアセンブリの各々は孔180内
で回転されるので、スクリュ188をナット192のネ
ジ付き面190に、矢印210aの方向で締め付けられ
た場合、孔180の内側へ延びているタブ208が成形
ナット192のフランジ・セグメント196とスペーサ
194のフランジ210の間にクランプ止めされる。こ
れらのタブ208は隣接する開口セグメント198の間
を内方へ延びている。この締め付けプロセスがフランジ
・セグメント196をタブ208をクランプ止めする整
合状態に維持するようにするため、各タブ208はフラ
ンジ・セグメント196が完全にタブ208の下になる
角度以上の運動を限定する下向き部分211を含んでい
る。
【0056】取付け孔182及び186などの、典型的
なプレーナ上の取付け孔周囲の領域のいくつか、あるい
は全部を使用して、プレーナ内の各種の接地プレートま
たはその他の回路に対する電気的な接地をもたらす。接
地機能を必要とする回路に電気的に接続された、プレー
ナの一方側面または両側面にある取付け孔周囲の導電パ
ッドはこのために設けられている。たとえば(図12に
示されているように)、電磁波パッド187を孔182
の周囲に設けることができる。この種の効果的な接地
は、電磁波干渉(RFI)のシステムからの放出を最小
限とするために必要である。この点に関して効果的なも
のであるためには、接地手段が無線周波数の信号を搬送
できなければならない。
【0057】上述の構造において、取付けプレート17
6をスペーサ194及び成形ナット196とともに使用
して、無線周波数の信号を搬送できる電気的接地路をも
たらす。これらの部品が表面酸化の形成を最小とする表
面コーティングを備えた金属材料で構成されていること
が好ましい。このような材料及びコーティングは当分野
の技術者には周知である。このアセンブリがこの種の電
気的接地をもたらすのに特に効果的であるのは、比較的
大きな表面積を利用できるからであり、またネジ付き面
190にスクリュ188を締め付けることによってもた
らされる推進力によって、比較的高い接触力が得られる
からである。したがって、スクリュ188を締め付ける
と、プレーナ36の下面211aがスペーサ194の上
面に直接クランプ止めされる。電気的接地がこの位置で
生じると、プレーナ36が孔184周囲の下面211a
上に含んでいるので、このクランプ止めはこの導電パッ
ドとスペーサ194の間に適切な接触をもたらす。さら
に、スクリュ188が締め付けられると、タブ208が
ナット192のフランジ・セグメント196とスペーサ
194のフランジ210の間に堅固にクランプ止めさ
れ、スペーサ194と取付けプレート176の間に適切
な接触をもたらす。また、2次接地路をプレーナ36の
上面上のパッド187からスクリュ188の頭部の下面
へ、スクリュ188のネジ止め部からナット192のネ
ジ付き面190へ、またフランジ・セグメント196か
らタブ208へ設けることができる。
【0058】図13を参照すると、プレーナ36は一般
に最新の型式のものであり、両面に導電路及び電子部品
を有している。プレーナ36の各面において、各取付け
孔182周囲の環状の空間は取付けのため、またしばし
ば電気的な接地のために残されており、パッド209
(図12に示す)などの導電性接地パッドを除き、部品
及び導電路が設けられていない。しかしながら、他のタ
イプのプレーナを取り付けるために使用される個所に対
応する位置に、部品や回路がないとは考えられない。し
たがって、取付けプレート176の各種の孔180の間
でナット192及びスペーサ194を移動できることが
特に重要となる。必要に応じ取付け金具を設ける機能に
加えて、この方法は取付け金具が必要でなくなった個
所、及び回路及び電子部品と接触することによってプレ
ーナを取り付けるのに、取付け金具が干渉する個所から
取付け金具を除去する機能も提供する。
【0059】これらの機能は単一のフレーム14をプレ
ーナ36及び184などの各種のプレーナとともに使用
して、異なるシステム・モデルを構築することを可能と
するという利点を製造工程にもたらす。さらに、これら
の機能は異なる取付け構成を有する新しいタイプのプレ
ーナへ後からグレードアップすることを可能とするとい
う利点を備えている。
【0060】図15を参照すると、フレーム14の下面
212はデスク・トップなどの備品の表面との接触に適
切な表面を確立する弾性パッド215を各々が備えてい
る4つの脚構造214と、コンピュータ10を壁面にか
けるために使用できるスクリュや釘などの頭付き固定具
の頭部を受け入れる鍵穴形の開口216を含んでいる。
コンピュータ10を壁面にかけた場合、側面217に隣
接した2個の脚構造214がこのように使用され、壁の
右側または左側のいずれかに向いた上部ベゼル16によ
ってシステム装置がかけられるようになるのが好まし
い。コンピュータ10をこのようにかけた場合、構成要
素の保守または再構成は、上述したように、トップ・カ
バー12を開いて簡単に行うことができる。コンピュー
タ10をこのために壁から取り外す必要はない。
【0061】図16を参照すると、各脚構造214は4
本のスクリュ219によってフレーム14の下面に固定
されたハウジング218を含んでおり、スクリュの各々
はフレーム14に設けられた孔220を貫通して下方へ
延びている。ハウジング218は熱可塑性樹脂材料で構
成されていることが好ましい。弾性パッド215がハウ
ジング218の下面222に接着されている。また、鍵
穴形の開口223及び224がそれぞれハウジング21
8及び弾性パッド215に設けられている。(ハウジン
グ218の壁部が図16において部分的に切り欠かれ、
下面22及び開口223を明らかになっている。)
【0062】図15及び図16を参照すると、頭付き固
定具(図示せず)にかみ合う2個のこれらの構造214
を使用して、コンピュータ10を壁にかけることができ
る。コンピュータ10はまず、鍵穴形開口223及び2
24の拡大部分を貫通する頭付き固定具の頭部によって
定置される。コンピュータ10は次いで、下方へ摺動
し、各固定具の頭部が開口223の幅の狭い部分を固定
するように延びている一対のフランジ225と、フレー
ム14の下面212の隣接面の間に保持される。その
後、コンピュータ10を上に持ち上げ、固定具の頭部が
鍵穴形開口223及び224の拡大部分に再度整合する
ようにし、壁から引き離すことによって取り外すことが
できる。
【0063】磁気媒体の取外し及び交換のためにDAS
D装置88にアクセスするために開かれる媒体アクセス
・ドア26の操作を、図17ないし図20を詳細に参照
して説明する。図17は図7の断面線XVI−XVIに
よって示されているように取った右断面図である。図1
8は図17の断面線XVII−XVIIによって示され
ているように取った部分後断面図であり、ドア26の内
部機構を詳細に示している。図19は図17の断面線X
VIII−XVIIIに示されているように取った他の
部分後断面図であり、電磁シールドのために使用される
金属構造を詳細に示している。図20は図18の断面線
XIX−XIXに示されているように取った部分断面図
であり、ドア26の端部と上部ベゼル16内のこのドア
のための開口との間のかみ合いを示している。図17に
示すように、上部ベゼル16にある媒体アクセス・ドア
26を手動で下方へピボット運動させ、230において
破線で示されている開放水平方向のポケット228へ押
し込めるようになされている。
【0064】図17及び図18を参照すると、ドア26
の各端部は、ドア26の各端部(左右)の近傍にあり、
下方へ延びているタブ234にかみ合っているスロット
付きタブ232によって頂縁部で、またスロット238
の下方延長部にかみ合っているシリンダ状タブ236に
よって下縁部で閉鎖位置に保持されている。シリンダ状
タブ236はドアの各端部において、下降支持構造24
0の下縁から延びている。上部ベゼル16のハウジング
242はドア26の各端部に外方で隣接して、コンピュ
ータ10内へ延びている側壁部244を含んでいる。各
側壁部244は隣接するドア26に向かっているドア・
ガイド・スロット238を含んでいる。ドア26及びハ
ウジング242は、ドア26の一体部分としてスロット
付きタブ232、支持構造240、及びシリンダ状タブ
236を作成することを可能とし、かつハウジング24
2の一体部分として下方延長タブ234及びスロット2
38を備えた側壁部244を作成することを可能とする
適当なプラスチック樹脂材料で構成されていることが好
ましい。
【0065】図17及び図19を参照すると、トップ・
カバー12の金属エンクロージャ246はスロット25
0を備えた下方延長前部248を含んでおり、この部分
を貫通してDASD装置88が延びている。U字形の可
撓性シールド252が前部248の下縁部254の下方
を延びて、ポケット228の周囲に電磁シールドをもた
らしている。シールド252の前縁はリップ部分256
及び間挿タブ部分258に分割されており、これらは下
縁部254をクランプすることによってエンクロージャ
246と電気的に接触している。シールド252はスロ
ット260中へ延び、各端部において、側壁部244内
で定置保持されている。シールド248も各端部に隣接
して、スプリング・タブ262を含んでおり、このタブ
は前方へ延びてドア26のシリンダ状タブ236を上方
へ押し上げ、スロット付きタブ232と下方延長タブ2
34の間のかみ合いを維持することによってドア12を
閉鎖位置に保持している。
【0066】隆起グリップ表面263を押し下げ、スロ
ット付きタブ232を下方延長タブ234とのかみ合い
から解除し、次いで、ドアを矢印264の方向へ回転さ
せることによって、ドア26は開かれる。ドアが下方へ
回転すると、スプリング・タブ262はシリンダ状タブ
236の押し上げを継続し、これらのタブがスロット2
38の後方へ延びている水平部分と整合するのを援助す
る。次いで、ドア26を後方へ押して、破線230で示
される位置までポケット228中へ押し込む。ドア26
の後方運動は、シールド248中へ延びて、ドア12を
後方へ完全に移動したときにシリンダ状タブ236に接
触する一対の停止タブ266によって制限される。図2
0の示すように、ドア25の左右端部にある縁部268
は、ドアが下方へ回転し、内方へまっすぐ押し込まれな
い限り、ドアの内方運動を阻止するような形状になされ
ていることが好ましい。
【0067】ドア26はその後、前方へ引き出されて閉
鎖され、シリンダ状タブ236はスロット238へ引き
込まれる。次いで、ドア26は矢印264と逆の方向で
上方に回転させられ、ハウジング242から下方へ延び
ているタブ234とかみ合うようにスナップ止めされて
いる。
【0068】図17ないし図19は、一対の下方ドア1
00a及び100bを含んでいる代替下部ベゼル100
も示している。まず、図17を参照すると、図7を参照
して説明したように、各ドア100aまたは100bを
使用して、代替中央支持構造97の一部であるブラケッ
ト98のスロット98aにアクセスする。フレーム14
の金属エンクロージャ265は上方延長部分266を含
んでおり、これは各スロット98aに隣接してアクセス
・スロット267を有している。上方延長部分266の
上縁部268はシールド252のリップ部分256と間
挿タブ部分258の間にクランプ止めされ、これによっ
て、シールド252とフレーム・エンクロージャ265
の間の電気的連続性を確保している。
【0069】図18を参照すると、下方ドア100aは
コンピュータ10の中心に向かって延びている中央ピボ
ット軸269と、コンピュータ10の中心から外方へ延
びている外部ピボット軸270を含んでいる。下方ドア
100bは細長い中央ピボット軸270aと外部ピボッ
ト軸(図示せず)を含んでいる。下方ドア100aは下
部ベゼル100にピボット運動可能に取り付けられてお
り、外部ピボット軸270は一対の可撓性ベアリング・
タブ271の間でピボット運動するような位置にスナッ
プ止めされており、中央ピボット軸269は可撓性ベア
リング・タブ272と中央ベアリング・タブ274の間
でピボット運動するような位置にスナップ止めされてい
る。下方ドア100bは下部ベゼル100にピボット運
動可能に取り付けられており、細長い中央ピボット軸2
70aは可撓性ベアリング・タブ272と中央ベアリン
グ・タブ274の間でピボット運動し、また他の対の可
撓性ベアリング・タブ271の間でピボット運動するよ
うな位置にスナップ止めされている。ドア100bの外
端はドア100aの外端と同様な態様でピボット運動可
能に取り付けされている。ピボット軸269、270、
及び270aはタブ278から延びており、該タブは次
いで、ドア100a及び100bの一部としてコンピュ
ータ10内部へ延びている。この取付け方法は、図17
の部分280において破線で示されているように、垂直
位置と水平位置の間での各ドア100aまたは100b
の回転をもたらす。
【0070】図21は図18の断面線XX−XXで示さ
れているように取った部分右側面図で、ドア100a及
び100bの手動開閉を容易とするために提供される方
法を示している。セクタ・ギヤ282が各中央ピボット
軸269及び270aの端部に形成されている。これら
のセクタ・ギヤ282は両方ともレバー・アクチュエー
タ284の内歯283にかみ合っており、このアクチュ
エータ284は、中央ベアリング・タブ274と可撓性
ベアリング・タブ288の間にスナップ止めされている
アクチュエータ284の各側面から延びている一体ピボ
ット軸286によって2つのドア100a及び100b
の間にピボット運動可能に取り付けされている。中央ピ
ボット軸269及び270aは同軸で整合するように構
成されており、かつ2個のセクタ・ギヤ282は回転可
能に整合し、同一の内歯283にかみ合っている。レバ
ー・アクチュエータ284のレバー・タブ290は下部
ベゼル100の前部ハウジング壁293のスロット29
2を貫通して延びて、電気スイッチに一般に関連してい
る外観及び手動操作特性をもたらしている。
【0071】したがって、レバー・タブ290が押し下
げられて、矢印294の方向へレバー・アクチュエータ
284を回転させると、軸269と270が回って、下
方ドア100a及び100bを位置280において破線
で示されている水平の向きに回転させる。同様に、矢印
294の方向と逆の方向へのレバー・アクチュエータ2
84の以降の回転は、ドア100a及び100bを閉鎖
位置へ回転させる。しかしながら、アクチュエータ28
4のタブ298の通過を停止する位置へのロック・バー
296の移動によって、この運動を阻止することができ
る。
【0072】下方ドア100a及び100bを閉鎖位置
にロックし、媒体アクセス・ドア26を閉鎖位置にロッ
クし、さらにトップ・カバー12を閉鎖位置にロックす
るためにロック・バー296を移動させるための多機能
ロック機構299を、図18及び図22ないし図24を
詳細に参照して説明する。図22及び図23はロック2
8を示しており、図22はロックの長手方向断面図であ
り、図23は図22の断面線XXII−XXIIによっ
て示されているように取った横断断面図である。図24
は図18の断面線XXIII−XXIIIによって示さ
れているように取った右側面図であり、フレーム14の
中央近傍に配置された多機能299を示している。
【0073】まず、図22及び図23を参照すると、ロ
ック・アセンブリ28はロック・ロータ304内のスロ
ット302中にキー300を挿入し、キーによってロー
タ304を4つの回転位置の間でステータ306内で回
転させることによって操作される。キー300を挿入す
ると、そのコード化された縁部308が多数のタンブラ
310にかみ合うが、これらのタンブラの各々は圧縮バ
ネ312によって縁部308に対して保持されている。
各タンブラ310はしたがって、タンブラ310が接触
するコード化された縁部308の部分の位置に対応する
距離だけ外方へ移動する。各タンブラ310はスロット
314を含んでおり、このスロット314と、タンブラ
がコード化された縁部に接触する点との間の距離の変動
がロック28をコード化するための手段を提供する。し
たがって、適切にコード化されたキー300を完全に挿
入した場合、すべてのスロット314は整合し、ステー
タ306の一部として内方へ延びているバリア316を
通過して回転することが可能となる。図23に示すよう
に、バリア316は3つのセグメントに分割されてお
り、これらの各々は4つのスロット318の内2つの間
を内方に延びている。タンブラ310がこれらのスロッ
ト318の1つと整合している場合、キー300を差し
込んだり、抜き取ったりすることができる。ロータ30
4を回転させて、タンブラ310をスロット318と整
合しないようにできるのは、適切にコード化されたキー
300がスロット302に完全に挿入された場合だけで
ある。タンブラ310がスロット318の1つと整合し
ていない限り、キー300をスロット302から除去で
きないように、ロック・アセンブリ28を構成するのが
好ましい。キー300を抜き取る際に、タンブラ310
の少なくとも1つが外方へ移動しなければならないよう
にすることによって、これは達成される。
【0074】図18において、また図21ないし図24
の各々において、ロック機構はトップ・カバー12なら
びにすべてのドア26、100a、及び100bがロッ
クされている第1位置で示されている。この位置から、
ロック・ロータ304を図23の矢印320、及び図1
8の矢印322の方向へ回転させ、第2ないし第4の位
置にすることができる。これらの位置の内第2の位置に
おいて、トップ・カバー12ならびにドア100a及び
100bはまだロックされているが、媒体アクセス・ド
ア26は解除されている。第3の位置において、すべて
のドア26、100a、及び100bは解除されている
が、トップ・カバー12はロックされたままである。第
4の位置において、トップ・カバー12ならびにすべて
のドア26、100a、及び100bは解除され、開か
れるようになる。
【0075】ロック・ステータ306は、たとえば、カ
ラー324を使用して定置クランプ止めされている前部
ハウジング壁293に取り付けられている。ハウジング
壁293内でステータ306が正しい向きになるよう
に、平坦な構成すなわちキー溝の構成(図示せず)を使
用することも好ましい。軸326がロック・ロータ30
4の一部として、コンピュータ10中へ後方へ延びてい
る。軸326に固着されたカム328によって、各種の
ロック機能が達成される。
【0076】図18及び図24を参照すると、カム32
8の後面は螺旋溝330を含んでいる。前部ハウジング
壁293からコンピュータ10中へ延びている一対のス
ロット付きタブ332に摺動自在に取り付けられている
ロック・バー296は、溝330中へ下方へ延びている
タブ334を含んでいる。ロック機構が第1及び第2位
置にある場合、タブ334はその半径方向最外方位置に
おいて溝330の一部に入り、矢印294の方向(図2
1に示すような)へのアクチュエータ284の回転を阻
止するように、タブ298上方に間挿されたロック・バ
ー296を保持する。ロック機構を第2位置と第3位置
の間で回転させると、カム328が矢印322の方向へ
回転し、溝330の内側の螺旋形状がロック・バー29
6を矢印336の方向へ移動させ、タブ298を解除す
るので、アクチュエータ284が矢印294の方向へ移
動し、ドア100a及び100bを開くことができるよ
うになる。ロック機構を第3位置と第4位置の間でさら
に回転させた場合、タブ298はその半径方向最内方位
置において溝330の一部に入ったままであるから、ロ
ック・バー296はタブ298から分離して保持され
る。したがって、ロック機構が第3及び第4位置にある
場合、ドア100a及び100bのロックは解除され
る。
【0077】図24を参照すると、カム328はそのシ
リンダ状の外面の一部を中心として延びる周辺溝338
も含んでいる。ラッチ・ブラケット340はこの溝33
8内へ下がっているタブ342と、媒体アクセス・ドア
28に向かって上昇しているタブ344を含んでいる。
図示の前方位置から矢印348で示されている後方へ、
ベゼル100内のトラック346を摺動するように、ラ
ッチ・ブラケット340は取り付けられている。この前
方位置において、タブ344はスロット付きタブ232
を下方延長タブ234(図17に示す)とのかみ合いか
ら解除するのに必要な媒体アクセス・ドア26の下降運
動をブロックする。このようにして、媒体アクセス・ド
ア26は閉鎖位置にロックされる。ロック機構が第1位
置から第2位置へ回転すると、溝338の傾斜がロック
・ブラケット340を後方へ移動させるので、タブ34
4がドア26から離れ、ドアの開放過程を開始するのに
必要な下降運動を可能とする。ロック機構が第3及び第
4位置へ回転した場合、ロック・ブラケット340は後
方位置に留まり、ドア26のロックは解除される。
【0078】図18を参照すると、カム328は周辺カ
ム面350も含んでいる。ピン354によって下部ベゼ
ル100にピボット運動可能に取り付けられているカバ
ー・ラッチ29は、引張りバネ356によってこのカム
面に対して保持されている。ラッチ29の先端は切り欠
き358を含んでおり、これはスロット30(図3に示
す)にかみ合って、トップ・カバー12を閉鎖位置に保
持する。このスロット30は、たとえば、シールド25
2(図24に示す)から延びているタブ359に形成す
ることができる。それ故、ロック機構が第1ないし第3
位置にある場合、トップ・カバーは閉鎖され、ロックさ
れる。しかしながら、ロック機構が第3位置と第4位置
の間で矢印356の方向へ回転すると、周辺カム面35
0の外方傾斜部分が切り欠き358を矢印336の方向
へ移動させ、スロット30とのこの切り欠き358のか
み合いを解除する。このようにして、ロック機構が第1
ないし第4位置にある場合、トップ・カバーは閉鎖位置
にロックされ、ロック機構が第4位置へ回転した場合
に、解除される。トップ・カバーが閉鎖されており、ロ
ック機構が第4位置にある場合、トップ・カバーは閉鎖
されたままであるが、ロックは解除されている。トップ
・カバー12が閉鎖されており、ロック機構が他の位置
にある場合、先端表面362の角度はラッチ29を矢印
336の方向へ移動させ、その後、バネ356によって
戻されるので、カバー12は閉鎖されたときにロックさ
れる。
【0079】それ故、多機能ロック機構299はいくつ
かのレベルのセキュリティを提供し、いくつかの異なる
キーあるいは異なるロック機構を必要としない。第1レ
ベルのセキュリティはDASD装置の無許可の使用、及
びコンピュータ10内のすべてのサブアセンブリへのア
クセスの両方を防止する。第2レベルのセキュリティは
DASD装置の取外し可能媒体へのアクセスを可能とす
るが、コンピュータ内のサブアセンブリへのアクセスを
阻止する。コンピュータはこのレベルにおいて完全に機
能でき、取外し可能媒体を有するDASD装置の媒体を
変更することが必要な場合であっても、コンピュータを
すべての正常の機能に使用できる。しかしながら、サブ
アセンブリへのアクセスが阻止されているのであるか
ら、盗難は少なくなると考えられる。機密データの盗難
も暗号化や、システム機能のいくつかまたはすべてを操
作するのにパスワードを必要とすることなどのソフトウ
ェア手段によって防止できる。第3レベルのセキュリテ
ィは中央支持構造97のスロット98aへのアクセスを
認めるが、コンピュータ内のサブアセンブリへのアクセ
スの阻止は継続する。このレベルのセキュリティの重要
性は、これらのスロット98aに取り付けられている装
置によって変わる。第4レベルのセキュリティはコンピ
ュータ内のすべてのサブアセンブリへのアクセスを認め
る。ハードウェアの修理及び再構成には、このレベルに
アクセスしなければならない。これらの各種のレベルの
セキュリティの間でロック機構299を移動するには、
適切にコード化したキー300を使用する必要がある
が、キー300を除去して、機構299をこのようなレ
ベルのセキュリティのいずれかにしておくことができ
る。
【0080】本発明のドアの操作及びロックの態様を、
下方ドア100a及び100bを有する下部ベゼル10
0を含んでいるタイプのシステムについて図示説明した
が、本発明の各種の態様を下方ドアのない下部ベゼル1
4(図3に示す)を有するタイプのシステムに簡単に適
用できることが理解されよう。レバー・アクチュエータ
284(図21に示す)やロック・バー296(図24
に示す)などの下方ドアと関連づけられた各種の機構
は、このようなタイプには含まれない。ドア100a及
び100bを解除する、ロック機構の第3の位置を省い
て、ステータ306のスロット318(図23に示す)
の数を減らすことができる場合、上述のタイプとのこの
相違は必要ないものである。同様に、溝330(図18
に示す)を省くことによってカム328の構成を改変す
ることができるが、必要ではない。このような相違を2
つの異なる種類のコンピュータ・システムに実施するか
どうかは、製造上の便宜の問題である。
【0081】背景技術と比較した場合の本発明の重要な
利点は、セキュリティのレベルをキーによって選択し、
その後、キーを抜き取って、システムをそのレベルのセ
キュリティのままにしておくということから生じる。た
とえば、システムを完全な作動状態のままとしておき、
内部のサブアセンブリを露出させずに、DASD装置に
対して媒体アクセスを行うことができる。このレベルま
たは他のレベルのセキュリティでキーを抜き取ることが
できる。この機能は背景技術のコンピュータを完全にロ
ックされた状態、または完全にロックが解除された状態
のいずれかにしておくロック機構と対照的なのものであ
る。
【0082】トップ・カバー12とフレーム14のかみ
合いを解除することを、図25ないし図27を参照して
説明する。図25は図8の断面線XXIV−XXIVに
よって示されているように取った部分的な下面断面図で
あり、ピボット・ベイル27をトップ・カバー12と解
除可能にかみ合うために使用されるヒンジ・カップリン
グ104を示している。図26は図25の断面線XXV
−XXVによって示されているように取った部分的右断
面図である。この機構は、たとえば、トップ・カバーを
異なるタイプに変更する際に使用することができ、構成
上の融通性がさらに高くなる。このかみ合い解除を可能
とするために選択された方法では、システムのロックを
解除して、トップ・カバー12を開いてから、かみ合い
解除の工程を開始することを必要としている。したがっ
て、多機能ロック機構299によって提供される保護
は、カバー12のフレーム14とのかみ合いを解除する
ことと妥協したものではない。
【0083】図25及び図26を参照すると、各ヒンジ
・カップリング104はカップリング・ブラケット37
0と、カップリング・スプリング372を含んでいる。
カップリング・ブラケット370はトップ・カバー12
の金属エンクロージャ246に溶接されており、カップ
リング・スプリング372はカップリング・ブラケット
370の一部として形成されたクロスメンバ374と、
エンクロージャ246の隣接する表面の間を摺動するよ
うに取り付けられている。このようにして、カップリン
グ・スプリング372は前後に移動できるが、取り外す
ことができない係留部品として、溶接工程中に組み立て
られる。ピボット・ベイル27はカップリング・ブラケ
ット370の下方へ湾曲したブラケット部分376と、
カップリング・スプリング372の下方へ湾曲したスプ
リング部分378との間にピボット運動可能に取り付け
られている。カップリング・スプリング372とこれが
摺動する表面との間の摩擦かみ合いは、溶接工程前に、
カップリング・スプリングの中央部分を破線380で総
括的に示すように湾曲させることによって、確保され
る。したがって、摩擦かみ合いは外部からかけられる力
が存在しない場合に、カップリング・スプリング372
の運動を阻止する。
【0084】矢印384の方向でスプリング・タブ38
2に圧力をかけ、矢印388の方向へのカップリング・
スプリング372の摺動にともなって、スプリング・タ
ブ382を矢印386の方向へ屈曲させることによっ
て、ピボット・ベイル27をヒンジ・カップリング10
4とのかみ合いから解除する。このようにして、カップ
リング・スプリング372は位置390において破線に
よって示されている位置へ移動し、下方へ湾曲している
スプリング部分378と下方へ湾曲しているブラケット
部分376の間の空間を開いて、位置392において破
線によって示されているようにベイル27を解除する。
【0085】カップリング・ブラケット370はカップ
リング・スプリング372に形成された隣接するポケッ
ト398の開口396に向かって延びているタブ394
を含んでいる。タブ382に下向きの力をかけないで、
スプリング372を矢印388の方向へ移動することを
試みた場合、ポケット398はタブ394上方へ移動さ
れるので、矢印388の方向へのこの運動は制限され、
ピボット・ベイル27を解除するには不十分な距離を移
動することとなる。それ故、カップリング・スプリング
372の外方延長部400を引っ張っても、ベイル27
はカップリング104から解除されない。ベイル27を
解除するには、したがって、トップ・カバー12を開
き、ロック28(図24に示す)によってラッチ29を
解除させ、スプリング・タブ382を矢印386の方向
へ屈曲させる下向きの力がかかるようにすることが必要
である。このようにして、ロック機構がコンピュータ1
0内の各種のサブアセンブリへのアクセスを阻止する機
能は維持される。
【0086】上述の手順を本質的に逆にすることによっ
て、ヒンジ・カップリング104をピボット・ベイル2
7とかみ合わせることができる。カップリング・スプリ
ング372が破線390によって示される開放位置にあ
る場合、下方へ湾曲しているスプリング部分378と下
方へ湾曲しているブラケット部分376の間に設けられ
ている開口中へ、ピボット・ベイル27が導入される。
次いで、スプリング・タブ382が下方へ引っ張られ、
矢印386の方向へ屈曲すると、カップリング・スプリ
ング372は矢印388と逆の方向へ摺動する。
【0087】トップ・カバー12をフレーム14とのか
み合いから解除するために、図8及び図9を参照して説
明した移動制限リンク機構110が、トップ・カバー1
2とのかみ合いから解除される。図27はこのかみ合い
解除を行うように構成されたピン115を示す。このピ
ン115はトップ・カバー12の金属エンクロージャ2
46の孔を貫通して、リベット頭部408へ延びている
中実部分406を含んでいる。ピン115は内方へ延び
て、上部リンク114のピボット孔412にかみ合って
いる中空部分410も含んでいる。中空部分140の長
さに沿って延びている互いに直交するスロット413
は、この部分114を4つの部分に分割することによっ
て、柔軟性を与えている。中空部分410の端部にショ
ルダ部分414を形成することによって、ピン114は
金属エンクロージャ246に固定される。中空部分41
0の先端には細長い部分416も形成されており、上部
リンク114がスナップ止めされる表面をピン115と
かみ合わせたり、あるいはこれから解除したりする。そ
れ故、トップ・カバー12を開き、ロックを解除して、
リンク114をピン115へ向ってスライドさせて、リ
ンクをピンから取り外さなければならない。
【0088】上記の説明はピボット・ベイル27の解除
可能なかみ合いに関するものであるが、ヒンジ・カップ
リング104を使用して、カバーをピボット運動可能に
取り付けるため、フレームに直接固着されるヒンジ・ピ
ンアンドの他のタイプのピボット・ピン構造の解除可能
なかみ合いを、同等な有効性で確立することができるこ
とを理解されたい。
【0089】再度図3を参照すると、トップ・カバー1
2とフレーム14の間の境界の周囲に、長いギャップな
いしシームがおかれている。トップ・カバー12の金属
エンクロージャ246とフレーム14の金属エンクロー
ジャ265の両方を使用して、通信信号を妨害すること
となる無線周波数の電磁エネルギーの放出を最小化する
ためのシールドを設けられるので、このギャップに沿っ
て分離した多数の電気接点を設けることが必要である。
もちろん、このシールドが有効なのは、トップ・カバー
12が閉鎖されている(図1に示す)場合だけであり、
システムを作動させるには、トップ・カバーを閉鎖する
必要がある。これらの接点の中には、図17を参照して
上述したように、シールド252とフレームの金属エン
クロージャ265の間の境界に形成されるものもある。
他の接点は可撓性の接点セグメント31を使用すること
によって形成されており、接点セグメントはカバーの金
属エンクロージャ246の各側面の下方延長スカート部
分420に沿って延びている。各側面で、スカート部分
420はフレーム・エンクロージャ265の隣接側部4
24の内側に嵌合しており、電気接触が各接点セグメン
ト31の凸面部と、側部424の隣接内面の間で行われ
る。隣接する接点の間で必要とされる距離は部分的に、
コンピュータ10のクロック周波数などの多数の作動パ
ラメータによって決定されるものであるが、可撓性接点
セグメント31を形成するこの方法は、通常必要とされ
る0.75ないし1.5インチの接点間隔を作成するの
に容易に使用できる。同様に、フレームの金属エンクロ
ージャ265に接触するようにシールド252の一部と
して延びているスプリング・タブ258(図17及び図
19に示す)を、効果的なシールドを行うのに必要なだ
け近接して配置することができる。
【0090】これらの可撓性スプリング・セグメント3
1を設けるのに使用される方法を、図28及び図29を
参照して説明する。図28は部分的右断面図であり、ト
ップ・カバー12の前下方部分を示す。図29は図28
の断面線XXVIII−XXVIIIに示されているよ
うに、接点セグメント31の中心を通って取った部分的
前断面図である。まず、図28を参照すると、個々の接
点セグメント31は各スカート部分420に沿って延び
ているスプリング・ストリップ422のT字形部分とし
て形成されている。組立工程において、スプリング・ス
トリップ422はまず、スカート部分420の多数のほ
ぼ三角形の開孔424に嵌合し、各接点セグメント31
の幅の広い端部426は開孔424を貫通して嵌合して
いる。図29を参照すると、スプリング・ストリップ4
22のU字形下部428がスカート部分420の下縁に
沿って溶接されている。開孔424内の幅の広い各部分
426のかみ合いは、各接点セグメント31の凸面形状
を保持するのに役立つ。
【0091】図30に示すように、ブランク・ブラケッ
ト77の代わりにスロットつきブラケット71に、専用
の取り付けブラケット構成が取り付けられ、付加的なタ
イプの入出力ポートまたはソリッドステート取外し可能
媒体をもたらしている。たとえば、フィードスルー取付
けブラケット450は一対のコネクタ452を含んでお
り、これらのコネクタは導線454及びコネクタ456
によって回路板458に電気的に接続されている。コネ
クタ452はブラケット71のスロット74を介して、
コンピュータ10の内外へ電気信号を搬送する。この種
のブラケット450は使用して、たとえば、音声信号を
コンピュータ10の回路と接続する。
【0092】Personal Computer Memory Card Industry
Association (PCMCIA)の規格にしたがって構築された
ソケット460を同様に、ソケット取付けブラケット4
62によってスロット付きブラケット71に取り付ける
ことができる。周知の規格によれば、ソケット460は
一対の回路カードを脱着自在に受け入れ、回路カードは
矢印466の方向で上下のスロットへ手作業で挿入され
る。ソケット460は多数の端子ピン(図示せず)を含
んでおり、これらのピンはカードの一端にあるソケット
に延びて、カード464内の端子スプリング(図示せ
ず)と電気接触を行う。ソケット460と関連した付加
的な機構(図示せず)をさらに、周知の規格にしたがっ
て構成し、付加的な機能を設ける。カード464を挿入
した場合、排出機構(図示せず)がカード464を後で
取り外すのを簡単にするように調整される。カード46
4に隣接した押しボタン468を矢印466の方向へ押
すと、排出機構が解除され、隣接するカード464を部
分的に押し出し、これによって手作業によるカードの取
り出しを容易とする。ソケット460内の端子ピンは可
撓性の回路ケーブル470及びコネクタ472によって
回路カード458に電気的に接続される。回路カード4
58は、たとえば、システム・プレーナ36であって
も、オプション・カード62(図3に示す)であっても
よい。
【0093】PCMCIAタイプのソケット460に適
合するように構成された、ランダム・アクセス・メモ
リ、プログラムを格納した読取り専用メモリ、あるいは
入出力アダプタ論理回路を含んでいるカードは市販され
ている。ランダム・アクセス・メモリを収めたカードを
使用して、システム・メモリを拡張することができる
し、また読取り専用メモリを収めたカードを、ディスケ
ットに代わる外部プログラム源として使用することがで
きる。入出力アダプタ回路を備えたカードはその外部縁
頂縁部476から延びている、あるいはこの縁部に接続
された周辺装置に対するケーブルを有していることもあ
る。
【0094】図31を参照すると、カード464を脱着
自在に受け入れるPCMCIAタイプのソケット460
を取り付けるための代替手段あるいは付加的な手段が、
ソケット・フレーム478をフレーム14の右前方コー
ナ内に取り付けることによって設けることができる。ア
クセス・ドア480を下部前面ベゼルに設け、取外し可
能カード464及びカード排出押しボタン468へアク
セスできるようにする。このアクセスはスピーカ96な
らびにスイッチ及びインジケータ97を保持している外
部延長ブラケット・アセンブリ95の下で行われる。フ
レキシブル・ケーブル484がコネクタ36によるプレ
ーナ36との接続のために、冷却ファン34の下方を延
びている。図3を参照して上述したように、冷却ファン
34はフレーム14の隣接した内表面52から上方へ分
離した位置に取り付けられ、ケーブルの敷設に適した空
間をもたらしている。
【0095】持ち上げ位置でトップ・カバー12を支持
するための代替リンク機構490を、図32及び図33
を詳細に参照して説明する。このリンク機構490は図
8及び図9を参照して上述したリンク機構110に代わ
るものである。図32は部分側面図で、フレーム14と
トップ・カバー12の間を延びている代替リンク機構4
90を示しており、トップ・カバー12はコンピュータ
10の保守及び再構成のため開放位置で示されている。
図33はトップ・カバー12が開放位置にある場合に、
リンク機構110を安定させるために使用される摩擦ブ
レーキ及び凹み機構492の分解斜視図である。
【0096】図32を参照すると、各側面でフレーム1
4とトップ・カバー12の間に固着された代替リンク機
構490は、摩擦ブレーキ及び凹み機構492を介して
ピボット運動可能に結合された下部リンク494及び上
部リンク496を含んでいる。下部リンク494の下方
タブ498は、フレーム14の側壁500から内方へ延
びているピン499にピボット取付けのために外方に変
位されている。上部リンク496は、図27を参照して
上述した中空ピン115によってトップ・カバー12に
ピボット運動可能に取り付けられている。ピボット・ベ
イル27はフレーム14及びトップ・カバー12にピボ
ット運動可能に取り付けられ、図2、図8及び図9を参
照して上述したようにして使用される。
【0097】トップ・カバー12が下方へピボット運動
すると、摩擦ブレーキ492におけるピボット接続部が
矢印120の方向へ移動する。このようにして、リンク
機構490が前方へ折り畳まれ、冷却空気がトップ・カ
バー12のスロット46を通って自由に流れるようにな
る。トップ・カバー12の切欠き508はこのカバー1
2が、フレーム14の各側面の下部リンク494の外方
へ分離したタブ部分498を越えて下方へピボット運動
するのを可能とする。この切欠き508は、トップ・カ
バー12を閉鎖したときに外部から見えるトップ・カバ
ーの部分へは延びていない。
【0098】図33を参照すると、下部リンク494及
び上部リンク496はピボット・スクリュ510によっ
てピボット運動可能に取り付けられており、このスクリ
ュ510は六角形ショルダ512、丸形ショルダ51
4、及びネジ山部516を含んでいる。これらの部品を
組み立てた場合、六角形ショルダ512は六角形開孔5
18によって上部リンク496にかみ合うとともに、六
角形開孔524及び526のそれぞれを貫通することに
よって、ベルビル・スプリング・ワッシャ520及び戻
り止めプレート522ともかみ合う。ピボット・スクリ
ュ510の丸形ショルダ514はスラスト・プレート5
30の孔528、下部リンク494の孔532、及びス
ラスト・ワッシャ536の孔を貫通している。ピボット
・スクリュ510のネジ山部516はナット538にか
み合っている。
【0099】したがって、トップ・カバー12を開閉す
ると(図32に示す)、下部リンク494に対する上部
リンク496の回転運動が生じる。ベルビル・スプリン
グ・ワッシャ520及び戻り止めプレート520は六角
形ショルダ512によって制約され、リンク496とと
もに回転する。スラスト・プレート530は下部リンク
494のスラスト面540に対して保持され、スラスト
面540から外方へ延びているスロット544に保持さ
れた一対のタブ542によって回転しないよう拘束され
ている。ナット538をピボット・スクリュ510のネ
ジ山部516に固着されると、ベルビル・スプリング・
ワッシャ520の圧縮力がスラスト・プレート522を
スラスト・ワッシャ530に対して保持し、戻り止めプ
レート522の、スラスト・プレート530に向かって
いる一対の凹み546の間に特別な接触が行われる。ト
ップ・カバー12を完全に開いた位置にあると(図32
に示す)、各凹み546はスラスト・ワッシャ530の
対応する戻り止め孔548に入り込み、トップ・カバー
12を完全に開いた位置に保持するようになる。
【0100】トップ・カバー12を開閉すると、戻り止
めプレート522とスラスト・プレート530の間の第
1境界、ならびにナット538と下部リンク494の間
の第2境界で相対回転が生じる。戻り止めプレート52
2とスラスト・プレート530は焼き入れ鋼で構成され
ているのが好ましく、スラスト・ワッシャ536はアセ
タール材料などの潤滑性を有するプラスチック材料で構
成されているのが好ましい。ネジ山部516に代わるロ
ック・ナット538のさまざまな周知の技法を用いて、
リンク機構490の開閉にともなうナット538のゆる
みを防止することもできる。このような技法にはネジ山
部514に対するナット538の接着、及びナット53
8のネジ山への、あるいはネジ山部516へ弾性インサ
ートを設けることなどがある。
【0101】下部リンク494の運動制限面550及び
上部リンク496の同様な運動制限面552は、トップ
・カバー12を完全に開いたときに、互いに接触するよ
うにオフセットされ、リンク494及び496の他の相
対回転を防止する。この位置は隣接する孔548に入り
込んでいる凹み546によって保持される。ベルビル・
スプリング・ワッシャ520の圧縮によって与えられる
力、凹み546の形状、運動制限面550及び552が
接触するまでに、リンク494及び496が開くことの
できる角度などの各種のパラメータを調節して、トップ
・カバー12に圧力をかけるトップ・カバー12の閉鎖
を可能とする機構、あるいは矢印120の方向でリンク
機構492に力がかかるまで、トップ・カバーの閉鎖を
防止する機構のいずれかを提供することができる。
【0102】図34はフレーム14へプレーナ36を取
り付け、これによって図12及び図14に関して上述し
た機構の代替機構をもたらすための代替機構の部分的斜
視図である。したがって、プレーナ36をフレーム14
に取り付ける際に使用される取付けスクリュ188をか
み合わせる代替手段は、成形ナット560、成形スペー
サ562、及び取付けプレート564を含んでいる。ス
ペーサ562はフランジ566及びテーパの付いた六角
形の直立部分568を含んでいる。同様に、ナット56
0はフランジ570及びテーパの付いた六角形の直立部
分572を含んでおり、この直立部分はスペーサ562
の直立部分568の内側に嵌合し、スクリュ188をか
み合わせるためのネジ付き面573をもたらしている。
取付けプレート564はプレーナを定置固着するために
ナット560が配置される各個所に六角形の開孔574
を含んでいる。六角形の開孔574はナット560を配
置するため、及びプレーナ36を定置固着するためにス
クリュ188を後で締め付けた場合のナット560の回
転を防止するための両方に使用される。スペーサ562
は多数の突起付きタブ578を含んでおり、これらのタ
ブはナット460の対応するスロット580にスナップ
止めされ、これらの部品を開孔574によって画定され
た位置に組み立てられた場合に、これらを保持する。
【0103】プレーナ36をフレーム14に取り付ける
工程は、プレーナの取付け孔の位置に対応する位置にあ
る六角形の開孔574を貫通しているナット560に多
数のスペーサ562を組み立てることから始まる。図1
2を参照して上述した態様で、取付けプレート564は
数種類のプレーナを取り付けるための数種類のパターン
の開孔574を含んでいることができる。このように形
成されたアセンブリは、フレーム14から上方へ延びて
いるスタンドオフ584にかみ合っている多数のスクリ
ュ582によって、フレーム14に取り付けられる。次
いで、プレーナ36が各種のナット560にかみ合う各
種のスクリュ188によって装着される。必要に応じ、
フレーム14からプレート564を取り外し、かつナッ
ト560とスペーサ562を必要に応じて移動すること
によって、ナット560とスペーサ562の構成を後で
変更することができる。この方法を使用して、たとえ
ば、他の種類のプレーナを装着することによって、コン
ピュータ10のグレードアップを容易に行うことができ
る。
【0104】上記の説明はオプション・カード62(図
3に示す)、またはショート・サイズ・オプション・カ
ード94(図5に示す)などのカードとのインタフェー
スとしてISAバスを使用している、本発明の特定の例
に関するものであった。したがって、ライザ・カード6
4(図4に示す)のコネクタ63は、ISAバス・イン
タフェースに関する規格にしたがって構成されたカード
と互換性のあるタイプのものである。同様に、スロット
付きブラケット71はISAバスを使用することに関連
した規格にしたがって構成されたカードの取付けと互換
性のある機械的インタフェースを備えている。次いで、
ブラケット72(図3に示す)、ならびに専用ブラケッ
ト450及び462(両方とも、図30に示す)はブラ
ケット72と、またISAバスを使用している各種のそ
の他のシステムで提供されている取付け手段と互換性の
ある機械的インタフェースを備えている。
【0105】図35に示すように、本発明の概念は同等
な機構、たとえば、IBMの「MicroChannel(マイクロ
チャネル)」バスを使用するように構成されたシステム
にも適用できる。この例において、ライザ・カード59
4はマイクロチャネル・バスを使用した標準オプション
・カード598を取り付けるために構成された多数のコ
ネクタ596を含んでいる。これらのコネクタ596
は、コネクタ63の0.100インチの接点間隔の代わ
りに0.050インチの接点間隔を使用することを含む
さまざまな点で上述のコネクタ63と異なっている。ラ
イザ・カード494が差し込まれるインタフェース・コ
ネクタ602においてマイクロチャネル・バスのための
信号をもたらす異なるライザ・カード600も、この例
では使用されている。
【0106】オプション・カード598にはマイクロチ
ャネル・バスを備えたシステムで通常使用されている接
地のための手段が設けられている。オプション・カード
598などの標準カードに接地及び取付けインタフェー
スをもたらすスロット付き取付け構造604が、コンピ
ュータ・システムの後部に設けられている。この取付け
構造604はダイ・キャスト金属構造であることが好ま
しく、スロット付きブラケット71の代わりにコンピュ
ータ内に取り付けられ、コンピュータの枠内での取付け
のための同様な手段を有している。オプション・カード
598を電気的に接地するために、取付け構造604が
使用されるのであるから、コンピュータの枠を通じて、
あるいは付加的な接地手段を通じて構想604に適切な
接地が行われるのが好ましい。
【0107】可撓性接地ブラケット606がリベット6
08を使用して、カードのアセンブリ598の一部とし
て取り付けられている。カード・アセンブリ598は矢
印610の方向へ摺動させることによって装着され、接
地ブラケット606は取付け構造604の細長いスロッ
ト612に滑り込んでいる。これが行われると、接地ブ
ラケット606の一対のタブ614は取付け構造604
のスロット615に滑り込み、可撓性接地ブラケット6
06の多数の片持ちスプリング部分616が、細長いス
ロット612の各側面に沿って延びている嵌合面618
と接触することによって接地を行う。接地ブラケット6
14のスロット付き端部620は取付け構造604の外
面(図示していないが、内面621の反対側にある)に
沿って摺動し、スロット622はネジ付きスタッド62
4上を通過して、矢印626の方向で外方へ延びてい
る。接地ブラケット606の可撓性タブ628と、取付
け構造604の隣接する内面630の間の接触によっ
て、付加的な電気接地がもたららされる。カード598
の接点タブ632はコネクタ596のスロット634へ
同時に挿入され、接点タブ632の導電性タブ(図示せ
ず)はコネクタ596内のスプリング接点(図示せず)
と電気接触を行う。その後、ナット636をスタッド6
24に締め付け、接地ブラケット606のスロット付き
端部620を定位置にクランプ止めすることによって、
カード・アセンブリ598は定置保持される。ナット6
36は係留型で、スタッド624から取り外すことがで
きず、かつきざみが付いており、手で締め付けられるも
のであることが好ましい。
【0108】また、図35に示すように、図30を参照
して上述したPCMCIA規格にしたがって構成された
ソケット460には、マイクロチャネル・バスへの取付
けのためオプション・カードを受け入れるように構成さ
れた、取付け構造604などの構造への取付けのための
代替手段が設けられている。したがって、ソケット取付
けブラケット638は、スロット付きタブ部分640及
び一対の取り付けた部642を含むように構成されてい
る。リベット646によってソケット取付けブラケット
638に取り付けられた可撓性接地ブラケット644
は、片持ちスプリング部分616及び可撓性タブ628
などの接地ブラケット606の特徴を含んでいる。
【0109】このように形成されたソケット・アセンブ
リを矢印610の方向へ摺動させることによってスロッ
ト612に装着すると、片持ちスプリング部分616と
接地ブラケット644の可撓性タブ62の間の接触によ
って、電気的接地が上述のように行われる。その後、ソ
ケット・アセンブリ630が定置保持され、ナット63
6をネジ付きスタッド624に締め付けることによっ
て、スロット付きタブ部分640との高電流を搬送でき
る接地接続が確立される。
【0110】図35にさらに示すように、ライザ・カー
ド394はコネクタ650におけるPCMCIAタイプ
のソケットに対する電気インタフェースを含んでおり、
これに対して嵌合コネクタ652及び可撓性スタッド6
54によってソケット460が取り付けられる。
【0111】本発明の各種の態様の、拡大されたトップ
・カバーを使用することによって達成される付加的な機
能を有するパーソナル・コンピュータへの適用を、図3
6ないし図38を参照して説明する。図36は開いた位
置にある拡大されたトップ・カバー662を備えたこの
拡張パーソナル・コンピュータ660の斜視図である。
図37は上述の図17の態様で、図36の断面線XXX
VI−XXXVIに沿って取った、アクセス・ドア及び
これらのドアに隣接する空間の構成を示しているトップ
・カバーが閉鎖位置にあるコンピュータ660の部分右
側面図である。図38は図36の断面線XXXVII−
XXXVIIに沿って取った、ロック機構に使用される
スライド・リンク663を示す部分断面図である。
【0112】まず図36を参照すると、拡大トップ・カ
バー662をトップ・カバー12(たとえば、図7に示
す)の代わりに装着することができる。詳細にいえば、
トップ・カバー・エンクロージャ665の側面664と
トップ・カバー662の上部ベゼル668が延長され、
図10及び図11を参照して上述した手段によって取り
付けられる上部DASD装置88及び93の下に空間を
もたらす。上述の構成の媒体アクセス・ドア26は前部
ベゼル668の上部にある開口に適合しており、また2
つの中間アクセス・ドア670がドア26下方の開口に
ピボット取り付けされている。この拡大カバー662は
上述のタイプのコンピュータのフレーム14に取り付け
られる。フレーム14は一対のピボット運動可能なドア
100a及び100bを有する前部ベゼル100を含ん
でいる。図8及び図9を参照して説明したものと同じ、
移動制限リンク機構110とピボット・ベイル27から
なるピボット取付け用の手段を使用する。ピボット・ベ
イル27の取付け位置が、トップ・カバー662が大き
くなったにもかかわらず、コンピュータ10について上
述した位置のままであるから、後部パネル672がトッ
プ・カバー662の金属エンクロージャ665に追加さ
れている。リンク機構110及びピボット・ベイル27
の取外し可能な取付けのための上述の手段、すなわち図
25及び図26を参照して説明した一対のヒンジ・カッ
プリング104が、後部パネル672に取り付けられて
いる。リンク機構110が図27を参照して説明したス
ナップ嵌合カップリング115によって拡大トップ・カ
バー662に取り付けられている。
【0113】この手法の利点はそれぞれ従来のトップ・
カバー12を備えたコンピュータ10、及び拡大トップ
・カバー662を備えたコンピュータ660の右断面図
である図16及び図37を比較することによって最もよ
くわかる。コンピュータ660において、付加的な空間
が、シールド252と同様であるが、フレーム14の金
属エンクロージャ265の上縁部268にかみ合う下方
延長部676が異なっているシールド674の下に設け
られている。したがって、シールド674は破線230
で示し、また図17を参照して上述した開いた水平位置
に媒体アクセス・ドア26を格納するための個所を提供
する。コンピュータ10において、横断ダクトとシール
ド252の間の空間は、H字形中央支持構造97が中央
支持部材99(図7にも示す)の各側面に単一のスロッ
ト92aだけの個所を有しているように制限されてい
る。これに対し、コンピュータ660においては、横断
ダクト38と下部674の間に充分な距離があり、拡大
されたH字形中央支持構造684の中央支持部材682
の各側面に上部スロット678と下部スロット680の
両方に対する空間が可能となっている。下方延長部67
6は各上部スロット678にアクセスするためのスロッ
ト685を含んでいる。
【0114】図36を参照すると、中央支持構造684
の前部スロット付きブラケット682のこれらのスロッ
ト678及び680は、ショート・サイズ・オプション
・カード94のカード・ブラケット72の取付け、また
は図30を参照して上述した構成の1つなどの特殊取付
けブラケット構成の取付けのために使用できる。たとえ
ば、ソケット取付けブラケット462を使用して、PC
MCIAタイプのソケット460を取り付けることがで
き、ケーブル470を中央支持構造684内のライザ・
カード(図示せず)に接続されるように延長することが
できる。
【0115】図36の拡大タイプ及び図7の小型タイプ
の両方において、ソケット460のこのタイプの取付け
方法は実行可能なものであり、特に好ましいものである
が、これはソケット460に挿入されたカード464及
び関連するカード排出ボタン468には、適切なドアを
開いて、コンピュータの前面からアクセスできるからで
ある。それ故、これらの利点はソケット取付けブラケッ
ト462をコンピュータ660の前部スロット付き68
2に取り付けるか、あるいはコンピュータ10の前部ス
ロット付きブラケット98a(図7に示す)に取り付け
るかのいずれかによって達成される。
【0116】図37を参照すると、下部スロット680
には下部ドア100a及び100bからアクセスされ、
上部スロット678には中間ドア670からアクセスさ
れる。これらのドア670は破線によって位置686で
示されているように、図17、図18及び図21を参照
して上述した下部ドア100a及び100bの態様で、
閉鎖(垂直)位置と開放(水平)位置の間で回転するよ
うに取り付けられている。トップ・カバー662のこれ
らのドア670の間の第2のレバー・アクチュエータ2
84(図36に示す)が、ドア670を手動で開閉する
手段をもたらすために追加されている。
【0117】中間ドア670に独立したロック機構は必
要ない。これらのドアをピボットさせて開くと、その下
縁は破線で示すように湾曲した経路を通り、ドア100
a及び100bが閉じている場合には、これらのドア1
00a及び100bの下縁に接触する。したがって、ド
ア100a及び100bを開いてからでなければ、ドア
670を開くことはできない。このようにして、ドア1
00a及び100bを開くことができるかどうかを決定
するのにロック28を使用することを、ドア670に関
して同様な判定を行うのにも適用できる。
【0118】ロック・ブラケット340を移動するため
にロック28によって回転させられるカム328の使い
方を、図24を参照して説明した。同じフレーム14が
コンピュータ660で使用されているのであるから、多
機能ロック機構299はコンピュータ660でも利用可
能である。コンピュータ10において、ロック・ブラケ
ット344を矢印348の方向へ移動した場合、アクセ
ス・ドア26は下方へ移動し、開くことができる。ロッ
ク・ブラケット344を矢印348と逆の方向へ戻す
と、ドアを開く工程を開始するのに必要な下方運動が遮
られる。図38を参照すると、コンピュータ660にお
いて、カバー・ベゼル668内での位置からのドア26
の下方運動を阻止するために、スライド・リンク690
が追加されている。このリンク690はトラック692
内で垂直に摺動するように構成されており、ドア26の
下方を延びてドアの下方運動を遮るタブ694と、ロッ
ク・ブラケット344にかみ合う傾斜面696を含んで
いる。ロック・ブラケット344を矢印348と逆の方
向に保持している場合、ドア26を開こうと試みたこと
によって生じるスライド・リンク690の下方運動が、
傾斜面696とロック・ブラケット344との間の接触
によって阻止される。ロック・ブラケット344を矢印
348の方向へ移動すると、この運動を行えるようにな
る。ロック・ブラケット344を矢印348の方向へ戻
すと、傾斜面696の角度がスライド・ブラケット69
4を上方へ戻す。
【0119】上述したところは、トップ・カバーをその
後縁及びフレームの後縁に沿ってピボット取付けする手
段を有する本発明の各種の態様を説明するものであっ
た。しかしながら、図39及び図40に示すように、フ
レーム706の前後方向に延びている取付け側面704
に沿って、トップ・カバー702がピボット取り付けさ
れているパーソナル・コンピュータ700に、本発明を
適用することもできる。図39はコンピュータ700の
前面図で、そのトップ・カバー702は保守及び再構成
に必要な位置まで後方に回転されている。図40は図3
9の断面線XXXIX−XXXIXによって示されてい
るように取ったコンピュータ700の部分右断面図であ
る。図39の例において、コンピュータ700の右側面
が取付け側面704として使用されている。以下の説明
はコンピュータ700の例を説明するものであり、上述
のものと同様な機能及び特性を有している部分には、同
じ参照番号が付されている。
【0120】まず、図39を参照すると、トップ・カバ
ー702は、たとえば、溶接によって取付け側面704
に固着された一対のU字形成形ヒンジ・ロッド707に
よって取付け側面704の上縁にピボット取り付けされ
ている。図25及び図26を参照して詳細に説明した一
対の解除可能なヒンジ・カップリング104によってヒ
ンジ・ロッド707上でピボット運動するように、トッ
プ・カバー702が取り付けられていることが好まし
い。このようにして、トップ・カバー702はこれを開
けば、簡単に取り外すことができる。図8及び図9を参
照して詳細に説明した移動制限リンク機構110を使用
して、トップ・カバー702の開放回転を停止すること
もできる。コンピュータ700のこのリンク機構110
はコンピュータ10のリンク機構110を逆にした関係
にあるので、タブ118と停止面121が接触すると、
矢印120の方向(図9に示すような)で、コンピュー
タ10のピボット・ベイル27の上部ロッド部分によっ
て決定されるピボット軸に向かってではなく、矢印70
8の方向で、ヒンジ・ロッド707によって決定される
ピボット軸から遠ざかる運動が阻止される。それ故、ト
ップ・カバー702を閉鎖すると、リンク機構110は
矢印120(図9に示すような)と逆の方向でピボット
・コーナから遠ざかるのではなく、矢印708と逆の方
向でピボット・コーナに向かって折り畳まれる。このよ
うにして、DASD装置が配置され、トップ・カバー7
02のチャネル86とかみ合う隣接領域710は、トッ
プ・カバー702を閉じたときに、リンク機構110の
折畳みを受け入れなければならないことで妥協すること
がなくなる。上部ピボット115と下部ピボット113
(図9に示す)の間の線からの中央ピボット116のオ
フセットは、トップ・カバーを開放位置(図8及び図9
を参照して説明したように)に保持するための手段をも
たらすために保持される。トップ・カバー702が完全
に開かれると、リンク機構110の中央部を矢印708
と逆の方向へ押して、トップ・カバー702を閉鎖する
工程を開始することが必要である。
【0121】図39の参照を続けると、コンピュータ1
0の各種の特徴がコンピュータ700で保持されてい
る。たとえば、中央支持構造79はライザ・カード64
を含んでおり、このカードはプレーナ・コネクタ65で
プレーナ36に差し込まれている(図4に示すよう
に)。ライザ・カード64はオプション・カード・アセ
ンブリ62が差し込まれる多数の付属コネクタ63を含
んでいる。中央支持構造79はスロット付きブラケット
71を含んでおり、このスロットにはカード・アセンブ
リ62のブラケット72が、スクリュ73によって取り
付けられている。トップ・カバー702はブラケット1
24を含んでおり、スロット付きチャネル86が溶接に
よって内部で取り付けられており、このスロットにはD
ASD装置88及び93が図10及び図10を参照して
説明した態様で取り付けられている。
【0122】図40を参照すると、コンピュータ10と
同様に、コンピュータ700は媒体アクセス・ドア26
を含んでおり、該ドアは垂直の閉鎖位置と、位置230
で破線で示す水平開放位置の間を手作業で移動可能であ
る。しかしながら、コンピュータ700においては、ド
ア26の開放位置においてドア用のポケットを形成する
シールド712は、トップ・カバー702を開いた場合
に、このカバーとともに上方へ移動しない。フレーム7
06の金属エンクロージャ714は、シールド712が
取り付けられる直立部分716を含んでいる。トップ・
カバー702の金属エンクロージャ718は下方延長部
分720を含んでおり、この部分はシールド712の前
部リップ722及び多数のスプリング・タブ部分724
にかみ合っている。ドア26のスロットつきタブ232
はカバー・エンクロージャ718の下方成形リップ部分
726にかみ合って、ドア26を閉鎖位置に保持する。
【0123】図39及び図40を参照すると、トップ・
カバー702及び媒体アクセス・ドア26を閉鎖位置に
ロックする機能をもたらすために、付属カム728を備
えたロータリ・ロック28が使用される。図24を参照
して上述した一般的な態様において、コード化したキー
を差し込んでロック28を回転させると、スライド・ブ
ラケット730が溝732によって、ドア26の下降が
認められない前方位置とこのような運動が可能な後方位
置の間で移動させられる。トップ・カバー702を開い
た場合、シールド712が低位置におかれたままなので
あるから、ピン740でピボット運動するカム・フォロ
ア738とピン744でピボット運動するカバー・ラッ
チ742の間でカム728の周面736によってもたら
される運動を伝達するために、接続リンク734が使用
される。トップ・カバー702はラッチ・ブラケット7
48を含んでおり、ロック28を回転させて、矢印75
2の方向でのこのラッチの運動を可能とした場合、この
ラッチはカバー・ラッチ742のラッチ面750にかみ
合う。カム・フォロア738は引っ張りスプリング75
4によってカム周面736に対して保持される。
【0124】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0125】(1)ほぼ平坦な下面、前部フレーム・ベ
ゼル、後部フレーム開口、及び前記下面に対向している
開放側面を有するフレーム部分と、前記フレーム部分内
で、プレーナ取付け手段によって前記下面に固着され
る、前記開放側面に向かっているライザ・コネクタを含
んでいるプレーナ・アセンブリと、オプション・カード
・アセンブリを前記プレーナ・アセンブリと電気的に接
続するための中央支持構造であって、前記ライザ・コネ
クタにかみ合うライザ・カード、該ライザ・カードを介
して前記ライザ・コネクタに電気的に接続された該ライ
ザ・カード上の複数個のコネクタ、及び前記後部フレー
ム開口内を延びている後部取付け枠を含んでおり、該後
部取付け枠がこれを貫通して延びている複数個の後部ス
ロット及び該後部スロットと整合し、各種の前記カード
・コネクタとかみ合って第1のタイプの複数個のカード
・アセンブリと取り付けるための手段を含んでいる中央
支持構造と、上面及び該上面と対向している開放側面を
備えているトップ・カバーと、前記上面に取り付けら
れ、記憶装置取付け手段によって前記上面の下方を延び
ている記憶装置と、前記トップ・カバーのカバー取付け
縁部に沿い、かつ前記フレーム部分のフレーム取付け縁
部に沿って前記トップ・カバーを前記フレーム部分に取
り付け、前記中央支持構造が前記ライザ・コネクタとか
み合って保持されるカバー閉鎖位置と、前記中央支持構
造が前記ライザ・カードとのかみ合いから取り外せるカ
バー開放位置との間の前記トップ・カバーのピボット運
動を可能とするカバー取付け手段とを具備しているパー
ソナル・コンピュータ装置。 (2)前記カバー取付け手段が、前記カバー取付け縁部
がピボット運動可能に取り付けられている上部ベイル部
分、及び前記トップ・カバーが前記カバー閉鎖位置にあ
る内方位置と前記トップ・カバーが前記カバー開放位置
にある外方位置の間でピボット運動するように、前記フ
レーム取付け縁部に沿ってピボット運動可能に取り付け
られている下部ベイル部分を備えたピボット・ベイル
と、前記トップ・カバーを前記カバー開放位置に保持す
るための第1保持手段と、前記ピボット・ベイルを前記
外方位置に保持するための第2保持手段とを含んでいる
上記(1)に記載の装置。 (3)前記ピボット・ベイルが各端部において前記上部
と前記下部の間を延びている端部分を含んでおり、該各
端部分が内方延長部分を含んでおり、前記第2保持手段
が前記各内方円頂部分の接触する停止面を含んでおり、
該停止面に接触している前記内方延長部分がたわむと、
前記ピボット・ベイルを前記後方位置に保持する摩擦力
が発生する上記(2)に記載の装置。 (4)前記カバー取付け縁部が前記トップ・カバーの後
縁に沿って延びており、前記トップ・カバーが該トップ
・カバーが前記カバー閉鎖位置にある場合に、前記フレ
ーム・ベゼル上を延びている前部カバー・ベゼルを含ん
でいる上記(2)に記載の装置。 (5)前記カバー取付け縁部が前記カバーの上面に沿っ
て延びており、前記フレーム取付け縁部が前記カバー取
付け縁部に隣接して前記フレームの上面に沿って延びて
いる上記(1)に記載の装置。 (6)前記フレーム取付け縁部が前記フレームの側面カ
バーに沿って、前記前部ベゼルから後方へ延びており、
前記前部フレーム・ベゼルが前記フレームの前記下面と
前記トップ・カバーの前記上面の間を延びている上記
(5)に記載の装置。 (7)前記記憶装置に隣接した媒体アクセス開口と、各
端部に上方延長ドア・ラッチ・スロット及び下方延長ピ
ボット・ピンを備えた媒体アクセス・ドアと、前記媒体
アクセス・ドアがドア閉鎖位置にあり、前記アクセス開
口を充填している場合に、前記上方延長ドア・ラッチ・
スロット中へ延びている下方延長ドア・ラッチ面と、前
記記憶装置下方の、前記ドア閉鎖位置と本質的に直角
な、ドア開放位置において前記媒体アクセス・ドアを格
納するためのポケットと、前記媒体アクセス・ドアの各
端部にあるドア・トラックであって、前記媒体アクセス
・ドアが前記ドア閉鎖位置にある場合に、前記ピボット
・ピン部分が前記ドア・トラックの前上方コーナ部分に
延びており、前記各ドア・トラックの第1部分が前記前
上方コーナ部分からの前記ピボット・ピンの下方運動を
可能とするように延びており、前記媒体アクセス・ドア
が前記ドア開放位置へ移動したときに、前記各ドア・ト
ラックの第2部分が前記前上方コーナ部分からの前記ピ
ボット・ピンの後方運動を可能とするように延びている
ドア・トラックと、前記媒体アクセス・ドアを前記ドア
閉鎖位置において上方に保持するためのスプリング手段
とをさらに具備している上記(1)に記載の装置。 (8)前記フレーム部分と前記トップ・カバーが一緒に
なって電子装置を包囲する外部導電性構造を形成してお
り、前記ポケットが前記媒体アクセス・ドアを受け入れ
るための開口を備えているU字形シールドによって形成
されており、前記トップ・カバーが前記カバー閉鎖位置
にあるときに、前記シールドが前記外部導電性構造と接
触している上記(7)に記載の装置。 (9)コード化されたキーによって作動可能であり、前
記ドア閉鎖位置からの前記媒体アクセス・ドアの下方運
動を遮る第1位置と、前記ドア閉鎖位置からの前記媒体
アクセス・ドアの下方運動を可能とする第2位置の間で
運動可能であるロック機構をさらに具備している上記
(7)に記載の装置。 (10)前記トップ・カバーがカバー・ラッチかみ合い
面をさらに含んでおり、前記カバー・ラッチかみ合い面
が前記カバー・ラッチの切欠きとかみ合うことによっ
て、前記トップ・カバーが前記カバー閉鎖位置に保持さ
れるカバー・ラッチ位置と、前記トップ・カバーが前記
切欠きから解除され、これによって前記カバー開放位置
へピボット運動するように前記トップ・カバーを解除す
るカバー・ラッチ解除位置の間で移動するカバー・ラッ
チを、前記フレーム部分がさらに含んでおり、前記ロッ
ク機構が前記カバー・ラッチ位置から前記カバー・ラッ
チ解除位置へ前記カバー・ラッチが移動させられる第3
の位置へ、前記ラッチ機構がさらに移動可能である上記
(9)に記載の装置。 (11)前記ロック機構が、前記のコード化されたキー
を差し込んだときに、第1、第2、及び第3の角度位置
の間を回転できるロック・ロータを備えたロックと、ド
ア・ロック・ブラケットの端部が前記媒体アクセス・ド
アの下方運動を阻止する第1ブラケット位置と、前記媒
体アクセス・ドアの下方運動を可能とする第2ブラケッ
ト位置の間で運動可能なドア・ロック・ブラケットと、
前記第1及び第2のブラケット位置の間で前記ドア・ロ
ック・ブラケットを移動する第1カム面を含んでおり、
かつ前記カバー・ラッチ位置と前記カバー・ラッチ解除
位置の間で前記カバー・ラッチを移動する第2カム面と
を含んでいる、前記ロック・ロータに取り付けられたカ
ムとを含んでいる上記(10)に記載の装置。 (12)中間アクセス開口と、中間開放位置と中間閉鎖
位置の間を移動し、前記中間アクセス開口を充填するよ
うに取り付けられている中間アクセス・ドアをさらに含
んでおり、前記中間ドアを前記中間閉鎖位置から移動す
ることのできない位置と、前記中間ドアを前記中間閉鎖
位置から移動することのできる位置の間で、前記ロック
機構がさらに移動可能である上記(10)に記載の装
置。 (13)前記ロック機構が、前記のコード化されたキー
を差し込んだときに、第1、第2、第3及び第4の角度
位置の間を回転できるロック・ロータを備えたロック
と、媒体ドア・ロック・ブラケットの端部が前記媒体ア
クセス・ドアの下方運動を阻止する第1ブラケット位置
と、前記媒体アクセス・ドアの下方運動を可能とする第
2ブラケット位置の間で運動可能なドア・ロック・ブラ
ケットと、前記中間閉鎖位置と前記中間開放位置の間の
前記中間ドアの運動を遮る中間ロック位置と、前記中間
閉鎖位置と前記中間開放位置の間の運動を可能とする中
間解除位置との間で運動可能な中間ドア・ロック部材
と、前記第1及び第2のブラケット位置の間で前記ドア
・ロック・ブラケットを移動する第1カム面、前記カバ
ー・ラッチ位置と前記カバー・ラッチ解除位置の間で前
記カバー・ラッチを移動する第2カム面、ならびに前記
中間ロック位置と前記中間解除位置の間で前記中間ドア
・ロック部材を移動する第3カム面を含んでいる、前記
ロック・ロータに取り付けられたカムとを含んでいる上
記(12)に記載の装置、 (14)前記中間アクセス・ドアがセクタ・ギヤを有し
ているドア・シャフトによってピボット運動をするよう
に取り付けられており、前記フレーム構造が該フレーム
構造の開孔を貫通して外方へ延びているレバーによって
運動自在に取り付けられているアクチュエータをさらに
含んでおり、該アクチュエータが前記セクタ・ギヤにか
み合う歯を有している上記(12)に記載の装置。 (15)前記フレーム部分の下部ピボットにピボット運
動可能に取り付けられている下部リンクと、前記トップ
・カバーの上部ピボットにピボット運動可能に取り付け
られている上部リンクをさらに具備しており、前記上部
リンク及び前記下部リンクが中央ピボットにピボット運
動可能に取り付けられており、前記トップ・カバーが前
記閉鎖位置と前記開放位置の間で移動させられた場合
に、前記中央ピボットが第1及び第2の位置の間で、リ
ンク機構を開く方向へ移動し、前記カバーが前記カバー
開放位置にあるときに、前記リンク機構を開く方向で前
記下部及び上部位置を通過している線から、前記第2の
位置がオフセットされている上記(1)に記載の装置。 (16)前記フレーム部分の下部ピボットにピボット運
動可能に取り付けられた下部リンクと、前記トップ・カ
バー上の上部ピボットにおいてピボット運動可能に取り
付けられた上部リンクとを具備し、該上部及び下部リン
クが中央ピボットでピボット運動可能に取り付けられて
おり、前記カバーが前記カバー開放位置から前記カバー
閉鎖位置へ向かって移動した場合に、前記下部及び上部
リンクの相対運動に抵抗する、前記中央ピボットにおけ
る戻り止め手段とをさらに具備している上記(1)に記
載の装置。 (17)前記戻り止め手段が、前記中央ピボットに隣接
して配設され、戻り止め切欠きを含んでいる、前記上部
リンクの戻り止め面と、前記中央ピボットに沿って摺動
し、かつ前記下部リンクとともにピボット運動するよう
に取り付けられ、前記トップ・カバーが前記カバー開放
位置にあるときに、前記戻り止め切欠き中へ延びている
湾曲面を含んでいる戻り止めプレートと、前記戻り止め
プレートを前記戻り止め面に接触させて保持する戻り止
めスプリングとを含んでいる上記(16)に記載の装
置。 (18)前記中央支持構造が、貫通して延びている複数
個の前部スロットを有する前部取付け枠と、複数個の対
1タイプのカード・アセンブリを前記前部スロットと整
合した状態で、かつ各種の前記カード・コネクタとかみ
合った状態で取り付けるための手段をさらに含んでいる
上記(1)に記載の装置。 (19)前記前部スロットと整合しており、中間ドア閉
鎖位置と中間ドア開放位置の間を運動可能な中間ドアを
さらに含んでいる上記(18)に記載の装置。 (20)第2のタイプの回路カードを脱着自在に受け入
れ、挿入された前記第2のタイプの回路カードの端部に
沿った複数個の嵌合接点との電気的接触を確立するため
の複数個のソケット接点を含んでいるソケット・アセン
ブリと、前記第2のタイプの回路カードの除去を容易と
するための排出機構と、前記前部スロットを通しての前
記の第2のタイプの回路カードの挿入及び排出のため
に、前記ソケット・アセンブリと前記排出機構を前記前
部スロットの1つと整合した状態で前記前部取付け枠に
取り付けるブラケットとをさらに具備している上記(1
8)に記載の装置。 (21)プロセッサ手段と、前記プレーナから前記ライ
ザ・カードを介し、かつ該ライザ・カードの導電路を介
して前記カード・コネクタへ延びているシステム・バス
と、前記プレーナから指向性接続のために前記ライザ・
カードを介して、前記ソケット・アセンブリへ延びてい
る第2のバス・インタフェースとをさらに含んでいる上
記(20)に記載の装置。 (22)第2のタイプの回路カードを脱着自在に受け入
れ、挿入された前記第2のタイプの回路カードの端部に
沿った複数個の嵌合接点との電気的接触を確立するため
の複数個のソケット接点を含んでいるソケット・アセン
ブリと、前記第2のタイプの回路カードの除去を容易と
するための排出機構と、前記前部スロットを通しての前
記の第2のタイプの回路カードの挿入及び排出のため
に、前記ソケット・アセンブリと前記排出機構を前記前
部スロットの1つと整合した状態で前記前部取付け枠に
取り付けるブラケットとをさらに具備している上記
(1)に記載の装置。 (23)前記カバー取付け縁部がピボット・ロッドに解
除可能な手段によってピボット運動可能に取り付けられ
ており、該解除可能な手段が前記トップ・カバーに取り
付けられており、ピボットかみ合い先端部が前記ピボッ
ト・ロッドを部分的に包囲して延びているブラケット
と、前記ピボット・ロッドを部分的に包囲して延びてい
るピボット保持先端部を備えたピボット保持部材とを具
備しており、該ピボット保持部材が前記ピボットかみ合
い先端部と前記ピボット保持先端部の間に前記ピボット
・ロッドがピボット運動可能に保持されているピボット
保持位置と、ピボットが解除され、前記解除可能手段か
ら遠ざかるピボット解除位置の間を移動可能である上記
(1)に記載の装置。 (24)前記ブラケットが前記ピボット保持部材の停止
面にかみ合って、前記ピボット保持位置から前記ピボッ
ト解除位置への前記ピボット保持部材の運動を阻止する
解除停止タブを含んでおり、前記ピボット保持部材が、
前記カバーが前記カバー閉鎖位置にあるときに、前記ト
ップ・カバーによって包囲される偏向可能先端部を含ん
でおり、該先端部が前記停止面を前記解除停止タブを越
えて移動するようにたわむことができる上記(23)に
記載の装置。 (25)前記解除可能手段が複数個の異なるトップ・カ
バーの任意のものとかみ合うことができる上記(23)
に記載の装置。 (26)プロセッサ手段と、前記プレーナから前記ライ
ザ・カードを介し、かつ該ライザ・カードの導電路を介
して前記カード・コネクタへ延びているシステム・バス
とをさらに含んでいる上記(1)に記載の装置。 (27)前記プレーナ取付け手段が前記フレーム部の前
記のほぼ平坦な下面上方を延びており、取付け開孔を含
んでいるプレーナ取付けプレートと、前記取付け開孔を
貫通して上方へ延びている隆起した中央ナット部分を有
しており、該中央ナット部分に内部にネジ山の付いた孔
を備えており、かつ前記開孔を中心として前記取付けプ
レートの一部の下方で前記中央ナット部分の外縁から外
方へ延びているナット・フランジを備えているナット
と、前記中央ナット部分上方及び周囲を延びている隆起
した中央スペーサ部分及び前記取付け開孔を中心として
前記取付けプレートの一部の上方で前記中央スペーサ部
分の外縁から外方へ延びているスペーサ・フランジを有
しているスペーサと、前記中央スペーサ部分が前記中央
ナット部分上方で押し下げられた場合に、前記スペーサ
とかみ合って前記ナットをロックする手段と、前記プレ
ーナ上の頭部及び前記プレーナの孔を貫通し、かつ前記
スペーサの前記クリアランス孔を貫通して、前記ナット
の前記内部ネジ山付き孔にかみ合う外部にネジ山の付い
た部分を有している取付けスクリュを含んでおり、これ
によって前記スクリュを締め付けると、前記頭部と前記
スペーサの間に前記プレーナがクランプ止めされるとと
もに、前記スペーサ・フランジと前記ナット・フランジ
の間に前記取付けプレートがクランプ止めされる上記
(1)に記載のパーソナル・コンピュータ装置。 (28)前記ナット・フランジが放射状に外方へ延びて
いる多数のフランジ・セグメントに分割されており、前
記取付けプレートが放射状に内方へ延びている多数のプ
レート・セグメントを含んでおり、これらの間に、前記
ナット・フランジが通過できる形状をもたらし、また取
付けプレートが前記フランジ・セグメントが前記プレー
ト・セグメントに隣接して延びている個所を越えた前記
ナット・フランジの回転を阻止する手段を含んでいる上
記(27)に記載の装置。 (29)前記取付け開孔が非円形であり、前記中央ナッ
ト部分が前記取付け開孔を貫通して延び、前記取付け開
孔内での前記ナットの回転を阻止する、非円形側面を含
んでいる上記(27)に記載の装置。 (30)前記取付けプレートが第1の複数個の取付け開
孔を含んでおり、該取付け開孔が各種のプレーナの取付
け孔に対応した位置にあり、前記開孔が該取付け開孔の
サブセット内に組み込まれた第2の複数個の前記ナッ
ト、前記スペーサ、及び前記取付けスクリュを含んでい
る上記(27)に記載の装置。 (31)前記トップ・カバーが記憶装置を取り付けるた
めに前記上面から下方へ延びている複数個のスロット付
きチャネルを含んでおり、各該チャネルが複数個の装置
取付けスロットと隣接する前記スロットに取り付けられ
た前記記憶装置の1つを保持するためのラッチ・スプリ
ングを含んでおり、前記記憶装置取付け手段が前記装置
取付けスロットの1つの内部へ延びており、前記ラッチ
・スプリングによって該スロットに保持されている取付
けフックを含んでいる上記(1)に記載の装置。 (32)前記トップ・カバーが、該トップ・カバーが前
記カバー開放位置にあるとき、及び前記中央支持構造が
前記ライザ・カードとのかみ合いから外されたときに、
前記中央支持構造を取り付けるためのフックを含んでい
る上記(1)に記載の装置。 (33)ほぼ平坦な下面、開放上面、及び第1側面のブ
ラケット開孔を有するフレーム・ユニットと、上面と開
放下面を備えているカバー・ユニットであって、内部開
孔が前記フレーム・ユニットとともに該カバー・ユニッ
トによって閉鎖されるカバー閉鎖位置と、前記内部開孔
が外方に向かって露出されるカバー開放位置との間を運
動するように前記フレーム・ユニットに取り付けられて
いるカバー・ユニットと、前記ブラケット開孔中を延び
ている第1スロット付きブラケットを備えた中央支持構
造を含んでいる中央支持アセンブリとを具備しており、
前記第1スロット付きブラケットがこれを貫通する複数
個のカード・アセンブリ取付けスロットをさらに含んで
おり、前記第1スロット付きブラケットが前記カード取
付けスロットとかみ合ったカード取付け手段をさらに含
んでおり、前記中央支持構造が前記中央取付けコネクタ
と電気的に接続された複数個の回路カード・コネクタを
備えたライザ・カードをさらに含んでおり、各種の前記
回路カード・コネクタが各種の前記カード・アセンブリ
取付けスロットと個々に整合しており、前記中央支持ア
センブリが前記回路カード・コネクタの1つに差し込ま
れた第1タイプの回路カード・アセンブリをさらに含ん
でおり、前記回路カード・アセンブリが前記カード取付
けスロットの1つを貫通しているポート・コネクタを含
んでおり、電子装置において、前記中央支持アセンブリ
を前記中央取付けコネクタとのかみ合いから取り外し、
前記カバー・ユニットを前記カバー開放位置にして、前
記中央取付けコネクタから外すことができ、前記カバー
・ユニットが前記カバー閉鎖位置にあるときに、前記カ
バー・ユニットを前記中央支持構造に近接させることに
よって、前記中央支持構造が前記中央取付けコネクタと
の接続状態に保持される前記電子装置。 (34)前記中央支持アセンブリが、前記第1スロット
付きブラケットと対向する前記中央支持アセンブリの端
部で延びている第2スロット付きブラケットと、該第2
スロット付きブラケットのスロットを介して第2タイプ
の回路カードを脱着自在に受け入れるソケット・アセン
ブリとを、前記スロットからの前記第2タイプの回路カ
ードの除去を容易とするための排出手段とともに含んで
おり、前記ソケット・アセンブリがこれに挿入された前
記第2タイプの回路カードの端部に沿って複数個の嵌合
接点との電気接触を確立するための複数個のソケット接
点を含んでおり、前記装置が前記第2スロット付きブラ
ケットの前記スロットをカバーするロック可能なアクセ
ス・ドアをさらに含んでいる上記(33)に記載の電子
装置。 (35)カード・エッジ・コネクタへ挿入されるように
構成されたカード取付けブラケットとエッジ・タブを有
する第1タイプの回路カード・アセンブリ、または第2
タイプの回路カードを脱着自在に受け入れる、挿入され
た前記第2タイプの回路カードの端部に沿って複数個の
嵌合接点との電気接触を確立するための複数個のソケッ
ト接点を含んでいるソケット・アセンブリのいずれかを
交換可能に、該第2タイプの回路カードの除去を容易と
する排出機構とともに取り付けるための装置において、
前記エッジ・タグを脱着自在に受け入れるためのカード
受入れコネクタ、前記第1タイプのカードの端子コネク
タが貫通して延びることのできる構造スロットを含んで
いるスロット付き取付け構造、及び前記カード・エッジ
・コネクタにかみ合う前記エッジ・タブによって前記カ
ード取付けブラケットを取り付けるための構造取付け手
段を含んでいる中央電子構造と、前記構造スロットを通
して挿入された前記第2タイプの回路カードを受け入れ
るように整合した前記ソケット・アセンブリによって、
前記構造取付け手段と接続可能なブラケット取付け手段
を有している前記ソケット・アセンブリに取り付けられ
たソケット取付けブラケットとを具備している前記装
置。 (36)前記装置が可動カバーと、相互接続コネクタを
備えたプレーナとをさらに具備しており、前記中央電子
構造が閉鎖位置にある前記カバーによって前記相互接続
コネクタとの接続状態に保持されており、該カバーが開
かれるとこのような接続から解除される相互接続カード
をさらに具備している上記(35)に記載の装置。 (37)コンピュータ・システム内に管理された物理的
アクセスを提供する装置において、フレームと、カバー
閉鎖位置とカバー開放位置の間で移動可能なトップ・カ
バーを含んでいるカバー・アセンブリと、閉鎖媒体ドア
位置と媒体を記憶装置内で交換できる開放媒体ドア位置
の間で移動可能な媒体アクセス・ドアと、適切にコード
化されたキーをスロットに挿入したときに、第1、第
2、及び第3ロック位置の間で回転可能なロータを有す
るロックであって、前記第2ロック位置が前記第1位置
と第3位置の間に配置されており、前記キーを前記スロ
ットに挿入した場合に、前記ロック・ロータが隣接する
前記ロック位置の間を回転できないロックと、前記ロッ
クの回転によって移動する第1ロック手段と、前記カバ
ーが前記カバー閉鎖位置に保持されているカバー・ロッ
ク位置と、前記カバーが前記カバー閉鎖位置から解除さ
れるカバー解除位置との間で前記ロック手段によって移
動されるカバー・ロック手段であって、前記ロックが前
記第1及び第2ロック位置にあるときに、該カバー・ロ
ック手段が前記カバー・ロック位置にあり、前記ロック
が前記第3ロック位置にあるときに、前記カバー・ロッ
ク手段が前記カバー解除位置にある、カバー・ロック手
段と、前記媒体アクセス・ドアが前記閉鎖媒体ドア位置
に保持されている媒体ドア・ロック位置と、前記媒体ア
クセス・ドアが前記閉鎖媒体ドア位置から解除される媒
体ドア解除位置との間で前記第1ロック手段によって移
動される媒体ドア・ロック手段とを具備しており、前記
ロックが前記第1ロック位置にあるときに、前記媒体ド
ア・ロック位置にあり、かつ前記ロックが前記第2及び
第3ロック位置にあるときに、前記媒体ドア解除位置に
ある前記装置。 (38)前記装置が前記媒体アクセス・ドアの押し下
げ、該媒体アクセス・ドアの上面の外方への回転、及び
ドア受入れポケット中への前記媒体アクセス・ドアの内
方摺動を可能とし、前記媒体アクセス・ドアの前記カバ
ー・アセンブリのロック部分とのかみ合いによって、前
記外方回転が前記の押し下げなしに阻止されるトラック
手段をさらに具備しており、前記第1ロック手段が前記
ロック・ロータに取り付けられ、前記カバー・ロック手
段を移動させる第1カム面と前記媒体ドア・ロック手段
を移動させる第2カム面を有するカムを含んでおり、前
記カバー・ロック手段が前記フレームに移動可能に取り
付けられたラッチと、前記トップ・カバーに取り付けら
れたラッチ面を含んでおり、前記ラッチが前記ラッチ面
にかみ合うカバー・ロック位置と、該ラッチ面を解除す
るカバー解除位置の間を移動し、前記媒体ドア・ロック
手段がブラケットを含んでおり、該ブラケットが前記媒
体アクセス・ドアの前記下方運動が該ブラケットの端部
によって阻止される媒体ドア・ロック位置と、前記媒体
アクセス・ドアが該ブラケットの該端部を通過して下方
へ移動できる媒体ドア解除位置との間を移動できるよう
に取り付けられている上記(37)に記載の装置。 (39)前記装置がピボット軸によって閉鎖中間ドア位
置と、前記コンピュータ・システム内の中間領域へアク
セスできる開放中間ドア位置との間を回転できる中間ア
クセス・ドアをさらに具備しており、該装置が前記ピボ
ット軸のピボット・ギヤと歯合するギヤ・セグメントを
備えたドア・アクチュエータをさらに具備しており、該
装置が前記第1ロック手段によって、前記ドア・アクチ
ュエータが前記閉鎖位置にある前記中間ドアによって保
持される中間ドア・ロック位置と、前記ドア・アクチュ
エータが解除され、前記中間ドアを前記閉鎖中間ドア位
置から前記開放中間ドア位置へ移動させる中間ドア解除
位置との間で移動させられる中間ドア・ロック手段をさ
らに具備しており、前記ロック・ロータが前記第2ロッ
ク位置と前記第3ロック位置の間の第4ロック位置へさ
らに回転可能であり、前記カムが前記中間ドア・ロック
手段を移動させる第3のカム面をさらに含んでおり、前
記中間ロック手段が前記中間ドア・ロック位置にあり、
前記ロック・ロータが前記第1及び第2ロック位置にあ
り、かつ前記中間ドア・ロック解除位置にあり、前記ロ
ックが前記第3及び第4ロック位置にあり、前記カバー
・ロック手段が前記カバー・ロック位置にあり、前記ロ
ック・ロータが前記第4ロック位置にあり、前記媒体ド
ア・ロック手段が前記媒体ドア解除位置にあり、前記ロ
ック・ロータが前記第4ロック位置にある上記(38)
に記載の装置。 (40)前記装置が閉鎖中間ドア位置と、前記コンピュ
ータ・システム内の中間領域へアクセスできる開放中間
ドア位置との間を移動できる中間アクセス・ドアをさら
に具備しており、該装置が前記第1ロック手段によっ
て、前記ドア・アクチュエータが前記閉鎖位置にある前
記中間ドアによって保持される中間ドア・ロック位置
と、前記ドア・アクチュエータが解除され、前記中間ド
アを前記閉鎖中間ドア位置から前記開放中間ドア位置へ
移動させる中間ドア解除位置との間で移動させられる中
間ドア・ロック手段をさらに具備しており、前記ロック
・ロータが前記第2ロック位置と前記第3ロック位置の
間の第4ロック位置へさらに回転可能であり、前記中間
ロック手段が前記中間ドア・ロック位置にあり、前記ロ
ック・ロータが前記第1及び第2ロック位置にあり、か
つ前記中間ドア・ロック解除位置にあり、前記ロックが
前記第3及び第4ロック位置にあり、前記カバー・ロッ
ク手段が前記カバー・ロック位置にあり、前記ロック・
ロータが前記第4ロック位置にあり、前記媒体ドア・ロ
ック手段が前記媒体ドア解除位置にあり、前記ロック・
ロータが前記第4ロック位置にある上記(37)に記載
の装置。
【0126】
【発明の効果】フレーム取付け側面704の上縁に沿っ
た単純なピボットがトップ・カバー702の取付けに使
用されている比較的単純なことによる利点が、図39及
び図40に示した方法を用いることによって達成され
る。すなわち、図2、図8、及び図9を参照して説明し
たようなフレームとカバーの両方にピボット取り付けさ
れているベイルは必要ない。この単純さはカバーを後面
ではなく、側面でピボットさせることだけによるもので
はない。これは図39及び図40のコンピュータにおい
て、トップ・カバーを取り付けられているDASD装置
とともにフレーム706から遠ざけることなく、中央支
持構造79を取り外せるからである。しかしながら、こ
の構成においても、図2、図8、及び図9に示したタイ
プのピボット運動可能なベイルは、電源(図示していな
いが、図3の電源32の位置には位置される)の取外し
を容易とす流転である程度の利点を有するものである。
内部構成用を再配置すると、トップ・カバーを開いたと
きに、トップ・カバーをフレームから遠ざけることを必
要とせずに、後部に沿ってトップ・カバーがピボット運
動する構成がもたらされることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】前右上方から見た、閉鎖作動位置にある、本発
明にしたがって構築されたパーソナル・コンピュータの
斜視図である。
【図2】図1のコンピュータの後面図である。
【図3】図1と同様に見た、修理または改変のための開
放位置にある図1のコンピュータの斜視図である。
【図4】回路カードの取付けに使用される中央支持構造
を示す、図3の断面線IV−IVで示されているように
取った断面図である。
【図5】図4の中央支持構造のライザ・カードへのコネ
クタの取付けの分解斜視図である。
【図6】内部構成要素の代替構成を示す、図3と同様な
斜視図である。
【図7】内部構成要素の第2の代替構成を示す、図3と
同様な斜視図である。
【図8】図2の断面線VII−VIIで示されているよ
うに取った、閉鎖作動位置にある図1のコンピュータの
ピボット取付け機構の側断面図である。
【図9】コンピュータが修理または改変のための開放位
置で示されていることを除けば、図8と同様な側断面図
である。
【図10】DASD装置の取付け部を示すために媒体ア
クセス・ドアが開かれている、図7のコンピュータのト
ップ・カバーの前面図である。
【図11】図10の断面線X−Xで示されているように
取った、図10のトップ・カバーの部分側断面図であ
る。
【図12】いずれかがコンピュータ内に取り付けられる
2つの異なるタイプのプレーナを分解した関係で含んで
いる、図1のコンピュータにプレーナを取り付ける取付
け機構の部分的平面図である。
【図13】図12の断面線XII−XIIで示されてい
るように取った、図12の取付け機構の断面図である。
【図14】図12の取付け機構を前上方から見た該機構
の部分的斜視図である。
【図15】壁部に垂直の向きでコンピュータを取り付け
るのを容易とするために設けられている手段を詳細に示
す、図1のコンピュータの下面図である。
【図16】図1のコンピュータのフレームの下面に取り
付けられた脚アセンブリの分解斜視図である。
【図17】図7の断面線XVI−XVIで示されている
ように取った、閉鎖作動位置にある図7のコンピュータ
の前部の部分的右断面図である。
【図18】図17の断面線XVII−XVIIで示され
ているように取った、システムの前面にあるアクセス・
ドアとロッキング機構を示す図7のコンピュータの前部
の部分的後断面図である。
【図19】図17の断面線XVIII−XVIIIで示
されているように取った、導電性シールドのかみ合いを
示す図7のコンピュータの中間部分の部分的後断面図で
ある。
【図20】図18の断面線XIX−XIXで示されてい
るように取った、図7のコンピュータの媒体アクセス・
ドアの部分的平面図である。
【図21】図18の断面線XX−XXで示されているよ
うに取った、図7のコンピュータのドア作動機構の部分
的右断面図である。
【図22】図10の断面線XXI−XXIで示されてい
るように取った、図7のコンピュータのロックの部分的
長手方向断面図である。
【図23】図22の断面線XXII−XXIIで示すよ
うに取った、図22のロックの部分的横方向断面図であ
る。
【図24】図18の断面線XXIII−XXIIIで示
すように取った、図18のロッキング機構の部分的右断
面図である。
【図25】図8の断面線XXIV−XXIVで示すよう
に取った、図1のコンピュータのピボット・ベイルかみ
合い機構の部分的下面図である。
【図26】図25のXXV−XXVで示すように取っ
た、図25のピボット・ベイルかみ合い機構の部分的右
断面図である。
【図27】図8の断面線XXVI−XXVIで示すよう
に取った、図8のリンクかみ合いピンの部分的な分解長
手方向断面図である。
【図28】カバー接地スプリングの部分を示す、図1の
コンピュータのトップ・カバーの右前下方コーナ部分の
部分的右側面図である。
【図29】図28のXXVIII−XXVIIIで示し
たように取った、図28の接地スプリングの部分的前断
面図である。
【図30】コンピュータの後部にあるスロット付きブラ
ケットに装着されるオプションのPCMCIAタイプの
カード・ソケット及びコネクタ取付けブラケットを示
す、図1のコンピュータの中央部分の部分的斜視図であ
る。
【図31】PCMCIAタイプのカード・ソケットのオ
プションの装着を特に示す、図1のコンピュータの右前
下方部分の部分的平面図である。
【図32】図1のコンピュータを摩擦力及び戻り止め力
によって開放位置に保持するための代替リンク機構を示
す、図8と同様に取った側断面図である。
【図33】図32の代替リンク機構の摩擦及び戻り止め
部分の分解斜視図である。
【図34】図1のコンピュータにプレーナを取り付ける
ための代替取付け機構の部分的な一部分解斜視図であ
る。
【図35】オプションのカード・アセンブリ及びオプシ
ョンのPCMCIAタイプのカード・ソケットを分解関
係で示している、代替バス・インターフェースをもたら
すための本発明にしたがって構築されたパーソナル・コ
ンピュータの部分図である。
【図36】付加的な機能のためにより多くのスペースを
もたらす代替トップ・カバーを有しているコンピュータ
を示す、図3と同様な斜視図である。
【図37】閉鎖作動位置にあるコンピュータを示す、図
36の断面線XXXVI−XXXVIで示すように取っ
た、図36のコンピュータの部分的右側面図である。
【図38】これも閉鎖作動位置にあるコンピュータを示
す、図36の断面線XXXVII−XXXVIIで示す
ように取った、図36のコンピュータの媒体アクセス・
ドア・ロッキング機構の部分的右側面図である。
【図39】保守及び構成の変更の必要に応じ、コンピュ
ータを開放位置で示す、フレーム部分の右縁部に沿って
ピボット運動するトップ・カバーを有する、本発明にし
たがって構築されたコンピュータの代替バージョンの前
面図である。
【図40】閉鎖作動位置にあるコンピュータを示す、図
39の断面線XXXIX−XXXIXで示すように取っ
た、図39のコンピュータの部分的右側面図である。
【符号の説明】
10 パーソナル・コンピュータ 12 トップ・カバー 14 フレーム 26 媒体アクセス・ドア 28 ロック機構 29 カバー・ラッチ 30 ラッチ・スロット 32 電源 36 プレーナ 58 SIMMメモリ・モジュール 64 ライザ・カード 65 プレーナ・コネクタ 71 スロット付きブラケット 74 カード・ブラケット 77 ブランク・ブラケット 79 中央支持構造 80 ライザ支持ブラケット 86 スロット付きチャネル 88 DASD装置 93 DASD装置 93a 中央の電子部品アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トッド・アーサー・マクラーグ アメリカ合衆国33486、フロリダ州ボカ・ ラトン ノース・ウェスト フォーティー ンス・アベニュー 575 (72)発明者 ジャイ・ヘンリー・ニーア アメリカ合衆国33433、フロリダ州ボカ・ ラトン カサベラ・レーン 6510 (72)発明者 オーランド・ピミエンタ アメリカ合衆国33126、フロリダ州マイア ミ ノース・ウェスト フィフス・テラス 8261 アパートメント 331

Claims (40)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ平坦な下面、前部フレーム・ベゼル、
    後部フレーム開口、及び前記下面に対向している開放側
    面を有するフレーム部分と、 前記フレーム部分内で、プレーナ取付け手段によって前
    記下面に固着される、前記開放側面に向かっているライ
    ザ・コネクタを含んでいるプレーナ・アセンブリと、 オプション・カード・アセンブリを前記プレーナ・アセ
    ンブリと電気的に接続するための中央支持構造であっ
    て、前記ライザ・コネクタにかみ合うライザ・カード、
    該ライザ・カードを介して前記ライザ・コネクタに電気
    的に接続された該ライザ・カード上の複数個のコネク
    タ、及び前記後部フレーム開口内を延びている後部取付
    け枠を含んでおり、該後部取付け枠がこれを貫通して延
    びている複数個の後部スロット及び該後部スロットと整
    合し、各種の前記カード・コネクタとかみ合って第1の
    タイプの複数個のカード・アセンブリと取り付けるため
    の手段を含んでいる中央支持構造と、 上面及び該上面と対向している開放側面を備えているト
    ップ・カバーと、 前記上面に取り付けられ、記憶装置取付け手段によって
    前記上面の下方を延びている記憶装置と、 前記トップ・カバーのカバー取付け縁部に沿い、かつ前
    記フレーム部分のフレーム取付け縁部に沿って前記トッ
    プ・カバーを前記フレーム部分に取り付け、前記中央支
    持構造が前記ライザ・コネクタとかみ合って保持される
    カバー閉鎖位置と、前記中央支持構造が前記ライザ・カ
    ードとのかみ合いから取り外せるカバー開放位置との間
    の前記トップ・カバーのピボット運動を可能とするカバ
    ー取付け手段とを具備しているパーソナル・コンピュー
    タ装置。
  2. 【請求項2】前記カバー取付け手段が、 前記カバー取付け縁部がピボット運動可能に取り付けら
    れている上部ベイル部分、及び前記トップ・カバーが前
    記カバー閉鎖位置にある内方位置と前記トップ・カバー
    が前記カバー開放位置にある外方位置の間でピボット運
    動するように、前記フレーム取付け縁部に沿ってピボッ
    ト運動可能に取り付けられている下部ベイル部分を備え
    たピボット・ベイルと、 前記トップ・カバーを前記カバー開放位置に保持するた
    めの第1保持手段と、 前記ピボット・ベイルを前記外方位置に保持するための
    第2保持手段とを含んでいる請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】前記ピボット・ベイルが各端部において前
    記上部と前記下部の間を延びている端部分を含んでお
    り、該各端部分が内方延長部分を含んでおり、 前記第2保持手段が前記各内方円頂部分の接触する停止
    面を含んでおり、該停止面に接触している前記内方延長
    部分がたわむと、前記ピボット・ベイルを前記後方位置
    に保持する摩擦力が発生する請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記カバー取付け縁部が前記トップ・カバ
    ーの後縁に沿って延びており、 前記トップ・カバーが該トップ・カバーが前記カバー閉
    鎖位置にある場合に、前記フレーム・ベゼル上を延びて
    いる前部カバー・ベゼルを含んでいる請求項2に記載の
    装置。
  5. 【請求項5】前記カバー取付け縁部が前記カバーの上面
    に沿って延びており、 前記フレーム取付け縁部が前記カバー取付け縁部に隣接
    して前記フレームの上面に沿って延びている請求項1に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】前記フレーム取付け縁部が前記フレームの
    側面カバーに沿って、前記前部ベゼルから後方へ延びて
    おり、 前記前部フレーム・ベゼルが前記フレームの前記下面と
    前記トップ・カバーの前記上面の間を延びている請求項
    5に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記記憶装置に隣接した媒体アクセス開口
    と、 各端部に上方延長ドア・ラッチ・スロット及び下方延長
    ピボット・ピンを備えた媒体アクセス・ドアと、 前記媒体アクセス・ドアがドア閉鎖位置にあり、前記ア
    クセス開口を充填している場合に、前記上方延長ドア・
    ラッチ・スロット中へ延びている下方延長ドア・ラッチ
    面と、 前記記憶装置下方の、前記ドア閉鎖位置と本質的に直角
    な、ドア開放位置において前記媒体アクセス・ドアを格
    納するためのポケットと、 前記媒体アクセス・ドアの各端部にあるドア・トラック
    であって、前記媒体アクセス・ドアが前記ドア閉鎖位置
    にある場合に、前記ピボット・ピン部分が前記ドア・ト
    ラックの前上方コーナ部分に延びており、前記各ドア・
    トラックの第1部分が前記前上方コーナ部分からの前記
    ピボット・ピンの下方運動を可能とするように延びてお
    り、前記媒体アクセス・ドアが前記ドア開放位置へ移動
    したときに、前記各ドア・トラックの第2部分が前記前
    上方コーナ部分からの前記ピボット・ピンの後方運動を
    可能とするように延びているドア・トラックと、 前記媒体アクセス・ドアを前記ドア閉鎖位置において上
    方に保持するためのスプリング手段とをさらに具備して
    いる請求項1に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記フレーム部分と前記トップ・カバーが
    一緒になって電子装置を包囲する外部導電性構造を形成
    しており、 前記ポケットが前記媒体アクセス・ドアを受け入れるた
    めの開口を備えているU字形シールドによって形成され
    ており、前記トップ・カバーが前記カバー閉鎖位置にあ
    るときに、前記シールドが前記外部導電性構造と接触し
    ている請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】コード化されたキーによって作動可能であ
    り、前記ドア閉鎖位置からの前記媒体アクセス・ドアの
    下方運動を遮る第1位置と、前記ドア閉鎖位置からの前
    記媒体アクセス・ドアの下方運動を可能とする第2位置
    の間で運動可能であるロック機構をさらに具備している
    請求項7に記載の装置。
  10. 【請求項10】前記トップ・カバーがカバー・ラッチか
    み合い面をさらに含んでおり、 前記カバー・ラッチかみ合い面が前記カバー・ラッチの
    切欠きとかみ合うことによって、前記トップ・カバーが
    前記カバー閉鎖位置に保持されるカバー・ラッチ位置
    と、前記トップ・カバーが前記切欠きから解除され、こ
    れによって前記カバー開放位置へピボット運動するよう
    に前記トップ・カバーを解除するカバー・ラッチ解除位
    置の間で移動するカバー・ラッチを、前記フレーム部分
    がさらに含んでおり、 前記ロック機構が前記カバー・ラッチ位置から前記カバ
    ー・ラッチ解除位置へ前記カバー・ラッチが移動させら
    れる第3の位置へ、前記ラッチ機構がさらに移動可能で
    ある請求項9に記載の装置。
  11. 【請求項11】前記ロック機構が、 前記のコード化されたキーを差し込んだときに、第1、
    第2、及び第3の角度位置の間を回転できるロック・ロ
    ータを備えたロックと、 ドア・ロック・ブラケットの端部が前記媒体アクセス・
    ドアの下方運動を阻止する第1ブラケット位置と、前記
    媒体アクセス・ドアの下方運動を可能とする第2ブラケ
    ット位置の間で運動可能なドア・ロック・ブラケット
    と、 前記第1及び第2のブラケット位置の間で前記ドア・ロ
    ック・ブラケットを移動する第1カム面を含んでおり、
    かつ前記カバー・ラッチ位置と前記カバー・ラッチ解除
    位置の間で前記カバー・ラッチを移動する第2カム面と
    を含んでいる、前記ロック・ロータに取り付けられたカ
    ムとを含んでいる請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】中間アクセス開口と、中間開放位置と中
    間閉鎖位置の間を移動し、前記中間アクセス開口を充填
    するように取り付けられている中間アクセス・ドアをさ
    らに含んでおり、 前記中間ドアを前記中間閉鎖位置から移動することので
    きない位置と、前記中間ドアを前記中間閉鎖位置から移
    動することのできる位置の間で、前記ロック機構がさら
    に移動可能である請求項10に記載の装置。
  13. 【請求項13】前記ロック機構が、 前記のコード化されたキーを差し込んだときに、第1、
    第2、第3及び第4の角度位置の間を回転できるロック
    ・ロータを備えたロックと、 媒体ドア・ロック・ブラケットの端部が前記媒体アクセ
    ス・ドアの下方運動を阻止する第1ブラケット位置と、
    前記媒体アクセス・ドアの下方運動を可能とする第2ブ
    ラケット位置の間で運動可能なドア・ロック・ブラケッ
    トと、 前記中間閉鎖位置と前記中間開放位置の間の前記中間ド
    アの運動を遮る中間ロック位置と、前記中間閉鎖位置と
    前記中間開放位置の間の運動を可能とする中間解除位置
    との間で運動可能な中間ドア・ロック部材と、 前記第1及び第2のブラケット位置の間で前記ドア・ロ
    ック・ブラケットを移動する第1カム面、前記カバー・
    ラッチ位置と前記カバー・ラッチ解除位置の間で前記カ
    バー・ラッチを移動する第2カム面、ならびに前記中間
    ロック位置と前記中間解除位置の間で前記中間ドア・ロ
    ック部材を移動する第3カム面を含んでいる、前記ロッ
    ク・ロータに取り付けられたカムとを含んでいる請求項
    12に記載の装置、
  14. 【請求項14】前記中間アクセス・ドアがセクタ・ギヤ
    を有しているドア・シャフトによってピボット運動をす
    るように取り付けられており、 前記フレーム構造が該フレーム構造の開孔を貫通して外
    方へ延びているレバーによって運動自在に取り付けられ
    ているアクチュエータをさらに含んでおり、該アクチュ
    エータが前記セクタ・ギヤにかみ合う歯を有している請
    求項12に記載の装置。
  15. 【請求項15】前記フレーム部分の下部ピボットにピボ
    ット運動可能に取り付けられている下部リンクと、 前記トップ・カバーの上部ピボットにピボット運動可能
    に取り付けられている上部リンクをさらに具備してお
    り、前記上部リンク及び前記下部リンクが中央ピボット
    にピボット運動可能に取り付けられており、前記トップ
    ・カバーが前記閉鎖位置と前記開放位置の間で移動させ
    られた場合に、前記中央ピボットが第1及び第2の位置
    の間で、リンク機構を開く方向へ移動し、前記カバーが
    前記カバー開放位置にあるときに、前記リンク機構を開
    く方向で前記下部及び上部位置を通過している線から、
    前記第2の位置がオフセットされている請求項1に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】前記フレーム部分の下部ピボットにピボ
    ット運動可能に取り付けられた下部リンクと、 前記トップ・カバー上の上部ピボットにおいてピボット
    運動可能に取り付けられた上部リンクとを具備し、該上
    部及び下部リンクが中央ピボットでピボット運動可能に
    取り付けられており、 前記カバーが前記カバー開放位置から前記カバー閉鎖位
    置へ向かって移動した場合に、前記下部及び上部リンク
    の相対運動に抵抗する、前記中央ピボットにおける戻り
    止め手段とをさらに具備している請求項1に記載の装
    置。
  17. 【請求項17】前記戻り止め手段が、 前記中央ピボットに隣接して配設され、戻り止め切欠き
    を含んでいる、前記上部リンクの戻り止め面と、 前記中央ピボットに沿って摺動し、かつ前記下部リンク
    とともにピボット運動するように取り付けられ、前記ト
    ップ・カバーが前記カバー開放位置にあるときに、前記
    戻り止め切欠き中へ延びている湾曲面を含んでいる戻り
    止めプレートと、 前記戻り止めプレートを前記戻り止め面に接触させて保
    持する戻り止めスプリングとを含んでいる請求項16に
    記載の装置。
  18. 【請求項18】前記中央支持構造が、貫通して延びてい
    る複数個の前部スロットを有する前部取付け枠と、複数
    個の対1タイプのカード・アセンブリを前記前部スロッ
    トと整合した状態で、かつ各種の前記カード・コネクタ
    とかみ合った状態で取り付けるための手段をさらに含ん
    でいる請求項1に記載の装置。
  19. 【請求項19】前記前部スロットと整合しており、中間
    ドア閉鎖位置と中間ドア開放位置の間を運動可能な中間
    ドアをさらに含んでいる請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】第2のタイプの回路カードを脱着自在に
    受け入れ、挿入された前記第2のタイプの回路カードの
    端部に沿った複数個の嵌合接点との電気的接触を確立す
    るための複数個のソケット接点を含んでいるソケット・
    アセンブリと、 前記第2のタイプの回路カードの除去を容易とするため
    の排出機構と、 前記前部スロットを通しての前記の第2のタイプの回路
    カードの挿入及び排出のために、前記ソケット・アセン
    ブリと前記排出機構を前記前部スロットの1つと整合し
    た状態で前記前部取付け枠に取り付けるブラケットとを
    さらに具備している請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】プロセッサ手段と、 前記プレーナから前記ライザ・カードを介し、かつ該ラ
    イザ・カードの導電路を介して前記カード・コネクタへ
    延びているシステム・バスと、 前記プレーナから指向性接続のために前記ライザ・カー
    ドを介して、前記ソケット・アセンブリへ延びている第
    2のバス・インタフェースとをさらに含んでいる請求項
    20に記載の装置。
  22. 【請求項22】第2のタイプの回路カードを脱着自在に
    受け入れ、挿入された前記第2のタイプの回路カードの
    端部に沿った複数個の嵌合接点との電気的接触を確立す
    るための複数個のソケット接点を含んでいるソケット・
    アセンブリと、 前記第2のタイプの回路カードの除去を容易とするため
    の排出機構と、 前記前部スロットを通しての前記の第2のタイプの回路
    カードの挿入及び排出のために、前記ソケット・アセン
    ブリと前記排出機構を前記前部スロットの1つと整合し
    た状態で前記前部取付け枠に取り付けるブラケットとを
    さらに具備している請求項1に記載の装置。
  23. 【請求項23】前記カバー取付け縁部がピボット・ロッ
    ドに解除可能な手段によってピボット運動可能に取り付
    けられており、 該解除可能な手段が前記トップ・カバーに取り付けられ
    ており、ピボットかみ合い先端部が前記ピボット・ロッ
    ドを部分的に包囲して延びているブラケットと、 前記ピボット・ロッドを部分的に包囲して延びているピ
    ボット保持先端部を備えたピボット保持部材とを具備し
    ており、該ピボット保持部材が前記ピボットかみ合い先
    端部と前記ピボット保持先端部の間に前記ピボット・ロ
    ッドがピボット運動可能に保持されているピボット保持
    位置と、ピボットが解除され、前記解除可能手段から遠
    ざかるピボット解除位置の間を移動可能である請求項1
    に記載の装置。
  24. 【請求項24】前記ブラケットが前記ピボット保持部材
    の停止面にかみ合って、前記ピボット保持位置から前記
    ピボット解除位置への前記ピボット保持部材の運動を阻
    止する解除停止タブを含んでおり、 前記ピボット保持部材が、前記カバーが前記カバー閉鎖
    位置にあるときに、前記トップ・カバーによって包囲さ
    れる偏向可能先端部を含んでおり、該先端部が前記停止
    面を前記解除停止タブを越えて移動するようにたわむこ
    とができる請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】前記解除可能手段が複数個の異なるトッ
    プ・カバーの任意のものとかみ合うことができる請求項
    23に記載の装置。
  26. 【請求項26】プロセッサ手段と、 前記プレーナから前記ライザ・カードを介し、かつ該ラ
    イザ・カードの導電路を介して前記カード・コネクタへ
    延びているシステム・バスとをさらに含んでいる請求項
    1に記載の装置。
  27. 【請求項27】前記プレーナ取付け手段が前記フレーム
    部の前記のほぼ平坦な下面上方を延びており、取付け開
    孔を含んでいるプレーナ取付けプレートと、 前記取付け開孔を貫通して上方へ延びている隆起した中
    央ナット部分を有しており、該中央ナット部分に内部に
    ネジ山の付いた孔を備えており、かつ前記開孔を中心と
    して前記取付けプレートの一部の下方で前記中央ナット
    部分の外縁から外方へ延びているナット・フランジを備
    えているナットと、 前記中央ナット部分上方及び周囲を延びている隆起した
    中央スペーサ部分及び前記取付け開孔を中心として前記
    取付けプレートの一部の上方で前記中央スペーサ部分の
    外縁から外方へ延びているスペーサ・フランジを有して
    いるスペーサと、 前記中央スペーサ部分が前記中央ナット部分上方で押し
    下げられた場合に、前記スペーサとかみ合って前記ナッ
    トをロックする手段と、 前記プレーナ上の頭部及び前記プレーナの孔を貫通し、
    かつ前記スペーサの前記クリアランス孔を貫通して、前
    記ナットの前記内部ネジ山付き孔にかみ合う外部にネジ
    山の付いた部分を有している取付けスクリュを含んでお
    り、これによって前記スクリュを締め付けると、前記頭
    部と前記スペーサの間に前記プレーナがクランプ止めさ
    れるとともに、前記スペーサ・フランジと前記ナット・
    フランジの間に前記取付けプレートがクランプ止めされ
    る請求項1に記載のパーソナル・コンピュータ装置。
  28. 【請求項28】前記ナット・フランジが放射状に外方へ
    延びている多数のフランジ・セグメントに分割されてお
    り、 前記取付けプレートが放射状に内方へ延びている多数の
    プレート・セグメントを含んでおり、これらの間に、前
    記ナット・フランジが通過できる形状をもたらし、また
    取付けプレートが前記フランジ・セグメントが前記プレ
    ート・セグメントに隣接して延びている個所を越えた前
    記ナット・フランジの回転を阻止する手段を含んでいる
    請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】前記取付け開孔が非円形であり、 前記中央ナット部分が前記取付け開孔を貫通して延び、
    前記取付け開孔内での前記ナットの回転を阻止する、非
    円形側面を含んでいる請求項27に記載の装置。
  30. 【請求項30】前記取付けプレートが第1の複数個の取
    付け開孔を含んでおり、該取付け開孔が各種のプレーナ
    の取付け孔に対応した位置にあり、 前記開孔が該取付け開孔のサブセット内に組み込まれた
    第2の複数個の前記ナット、前記スペーサ、及び前記取
    付けスクリュを含んでいる請求項27に記載の装置。
  31. 【請求項31】前記トップ・カバーが記憶装置を取り付
    けるために前記上面から下方へ延びている複数個のスロ
    ット付きチャネルを含んでおり、各該チャネルが複数個
    の装置取付けスロットと隣接する前記スロットに取り付
    けられた前記記憶装置の1つを保持するためのラッチ・
    スプリングを含んでおり、 前記記憶装置取付け手段が前記装置取付けスロットの1
    つの内部へ延びており、前記ラッチ・スプリングによっ
    て該スロットに保持されている取付けフックを含んでい
    る請求項1に記載の装置。
  32. 【請求項32】前記トップ・カバーが、該トップ・カバ
    ーが前記カバー開放位置にあるとき、及び前記中央支持
    構造が前記ライザ・カードとのかみ合いから外されたと
    きに、前記中央支持構造を取り付けるためのフックを含
    んでいる請求項1に記載の装置。
  33. 【請求項33】ほぼ平坦な下面、開放上面、及び第1側
    面のブラケット開孔を有するフレーム・ユニットと、 上面と開放下面を備えているカバー・ユニットであっ
    て、内部開孔が前記フレーム・ユニットとともに該カバ
    ー・ユニットによって閉鎖されるカバー閉鎖位置と、前
    記内部開孔が外方に向かって露出されるカバー開放位置
    との間を運動するように前記フレーム・ユニットに取り
    付けられているカバー・ユニットと、 前記ブラケット開孔中を延びている第1スロット付きブ
    ラケットを備えた中央支持構造を含んでいる中央支持ア
    センブリとを具備しており、前記第1スロット付きブラ
    ケットがこれを貫通する複数個のカード・アセンブリ取
    付けスロットをさらに含んでおり、前記第1スロット付
    きブラケットが前記カード取付けスロットとかみ合った
    カード取付け手段をさらに含んでおり、前記中央支持構
    造が前記中央取付けコネクタと電気的に接続された複数
    個の回路カード・コネクタを備えたライザ・カードをさ
    らに含んでおり、各種の前記回路カード・コネクタが各
    種の前記カード・アセンブリ取付けスロットと個々に整
    合しており、前記中央支持アセンブリが前記回路カード
    ・コネクタの1つに差し込まれた第1タイプの回路カー
    ド・アセンブリをさらに含んでおり、前記回路カード・
    アセンブリが前記カード取付けスロットの1つを貫通し
    ているポート・コネクタを含んでおり、電子装置におい
    て、前記中央支持アセンブリを前記中央取付けコネクタ
    とのかみ合いから取り外し、前記カバー・ユニットを前
    記カバー開放位置にして、前記中央取付けコネクタから
    外すことができ、前記カバー・ユニットが前記カバー閉
    鎖位置にあるときに、前記カバー・ユニットを前記中央
    支持構造に近接させることによって、前記中央支持構造
    が前記中央取付けコネクタとの接続状態に保持される前
    記電子装置。
  34. 【請求項34】前記中央支持アセンブリが、前記第1ス
    ロット付きブラケットと対向する前記中央支持アセンブ
    リの端部で延びている第2スロット付きブラケットと、
    該第2スロット付きブラケットのスロットを介して第2
    タイプの回路カードを脱着自在に受け入れるソケット・
    アセンブリとを、前記スロットからの前記第2タイプの
    回路カードの除去を容易とするための排出手段とともに
    含んでおり、前記ソケット・アセンブリがこれに挿入さ
    れた前記第2タイプの回路カードの端部に沿って複数個
    の嵌合接点との電気接触を確立するための複数個のソケ
    ット接点を含んでおり、 前記装置が前記第2スロット付きブラケットの前記スロ
    ットをカバーするロック可能なアクセス・ドアをさらに
    含んでいる請求項33に記載の電子装置。
  35. 【請求項35】カード・エッジ・コネクタへ挿入される
    ように構成されたカード取付けブラケットとエッジ・タ
    ブを有する第1タイプの回路カード・アセンブリ、また
    は第2タイプの回路カードを脱着自在に受け入れる、挿
    入された前記第2タイプの回路カードの端部に沿って複
    数個の嵌合接点との電気接触を確立するための複数個の
    ソケット接点を含んでいるソケット・アセンブリのいず
    れかを交換可能に、該第2タイプの回路カードの除去を
    容易とする排出機構とともに取り付けるための装置にお
    いて、 前記エッジ・タグを脱着自在に受け入れるためのカード
    受入れコネクタ、前記第1タイプのカードの端子コネク
    タが貫通して延びることのできる構造スロットを含んで
    いるスロット付き取付け構造、及び前記カード・エッジ
    ・コネクタにかみ合う前記エッジ・タブによって前記カ
    ード取付けブラケットを取り付けるための構造取付け手
    段を含んでいる中央電子構造と、 前記構造スロットを通して挿入された前記第2タイプの
    回路カードを受け入れるように整合した前記ソケット・
    アセンブリによって、前記構造取付け手段と接続可能な
    ブラケット取付け手段を有している前記ソケット・アセ
    ンブリに取り付けられたソケット取付けブラケットとを
    具備している前記装置。
  36. 【請求項36】前記装置が可動カバーと、相互接続コネ
    クタを備えたプレーナとをさらに具備しており、 前記中央電子構造が閉鎖位置にある前記カバーによって
    前記相互接続コネクタとの接続状態に保持されており、
    該カバーが開かれるとこのような接続から解除される相
    互接続カードをさらに具備している請求項35に記載の
    装置。
  37. 【請求項37】コンピュータ・システム内に管理された
    物理的アクセスを提供する装置において、 フレームと、カバー閉鎖位置とカバー開放位置の間で移
    動可能なトップ・カバーを含んでいるカバー・アセンブ
    リと、 閉鎖媒体ドア位置と媒体を記憶装置内で交換できる開放
    媒体ドア位置の間で移動可能な媒体アクセス・ドアと、 適切にコード化されたキーをスロットに挿入したとき
    に、第1、第2、及び第3ロック位置の間で回転可能な
    ロータを有するロックであって、前記第2ロック位置が
    前記第1位置と第3位置の間に配置されており、前記キ
    ーを前記スロットに挿入した場合に、前記ロック・ロー
    タが隣接する前記ロック位置の間を回転できないロック
    と、 前記ロックの回転によって移動する第1ロック手段と、 前記カバーが前記カバー閉鎖位置に保持されているカバ
    ー・ロック位置と、前記カバーが前記カバー閉鎖位置か
    ら解除されるカバー解除位置との間で前記ロック手段に
    よって移動されるカバー・ロック手段であって、前記ロ
    ックが前記第1及び第2ロック位置にあるときに、該カ
    バー・ロック手段が前記カバー・ロック位置にあり、前
    記ロックが前記第3ロック位置にあるときに、前記カバ
    ー・ロック手段が前記カバー解除位置にある、カバー・
    ロック手段と、 前記媒体アクセス・ドアが前記閉鎖媒体ドア位置に保持
    されている媒体ドア・ロック位置と、前記媒体アクセス
    ・ドアが前記閉鎖媒体ドア位置から解除される媒体ドア
    解除位置との間で前記第1ロック手段によって移動され
    る媒体ドア・ロック手段とを具備しており、前記ロック
    が前記第1ロック位置にあるときに、前記媒体ドア・ロ
    ック位置にあり、かつ前記ロックが前記第2及び第3ロ
    ック位置にあるときに、前記媒体ドア解除位置にある前
    記装置。
  38. 【請求項38】前記装置が前記媒体アクセス・ドアの押
    し下げ、該媒体アクセス・ドアの上面の外方への回転、
    及びドア受入れポケット中への前記媒体アクセス・ドア
    の内方摺動を可能とし、前記媒体アクセス・ドアの前記
    カバー・アセンブリのロック部分とのかみ合いによっ
    て、前記外方回転が前記の押し下げなしに阻止されるト
    ラック手段をさらに具備しており、 前記第1ロック手段が前記ロック・ロータに取り付けら
    れ、前記カバー・ロック手段を移動させる第1カム面と
    前記媒体ドア・ロック手段を移動させる第2カム面を有
    するカムを含んでおり、 前記カバー・ロック手段が前記フレームに移動可能に取
    り付けられたラッチと、前記トップ・カバーに取り付け
    られたラッチ面を含んでおり、前記ラッチが前記ラッチ
    面にかみ合うカバー・ロック位置と、該ラッチ面を解除
    するカバー解除位置の間を移動し、 前記媒体ドア・ロック手段がブラケットを含んでおり、
    該ブラケットが前記媒体アクセス・ドアの前記下方運動
    が該ブラケットの端部によって阻止される媒体ドア・ロ
    ック位置と、前記媒体アクセス・ドアが該ブラケットの
    該端部を通過して下方へ移動できる媒体ドア解除位置と
    の間を移動できるように取り付けられている請求項37
    に記載の装置。
  39. 【請求項39】前記装置がピボット軸によって閉鎖中間
    ドア位置と、前記コンピュータ・システム内の中間領域
    へアクセスできる開放中間ドア位置との間を回転できる
    中間アクセス・ドアをさらに具備しており、該装置が前
    記ピボット軸のピボット・ギヤと歯合するギヤ・セグメ
    ントを備えたドア・アクチュエータをさらに具備してお
    り、該装置が前記第1ロック手段によって、前記ドア・
    アクチュエータが前記閉鎖位置にある前記中間ドアによ
    って保持される中間ドア・ロック位置と、前記ドア・ア
    クチュエータが解除され、前記中間ドアを前記閉鎖中間
    ドア位置から前記開放中間ドア位置へ移動させる中間ド
    ア解除位置との間で移動させられる中間ドア・ロック手
    段をさらに具備しており、 前記ロック・ロータが前記第2ロック位置と前記第3ロ
    ック位置の間の第4ロック位置へさらに回転可能であ
    り、 前記カムが前記中間ドア・ロック手段を移動させる第3
    のカム面をさらに含んでおり、 前記中間ロック手段が前記中間ドア・ロック位置にあ
    り、前記ロック・ロータが前記第1及び第2ロック位置
    にあり、かつ前記中間ドア・ロック解除位置にあり、前
    記ロックが前記第3及び第4ロック位置にあり、前記カ
    バー・ロック手段が前記カバー・ロック位置にあり、前
    記ロック・ロータが前記第4ロック位置にあり、前記媒
    体ドア・ロック手段が前記媒体ドア解除位置にあり、前
    記ロック・ロータが前記第4ロック位置にある請求項3
    8に記載の装置。
  40. 【請求項40】前記装置が閉鎖中間ドア位置と、前記コ
    ンピュータ・システム内の中間領域へアクセスできる開
    放中間ドア位置との間を移動できる中間アクセス・ドア
    をさらに具備しており、該装置が前記第1ロック手段に
    よって、前記ドア・アクチュエータが前記閉鎖位置にあ
    る前記中間ドアによって保持される中間ドア・ロック位
    置と、前記ドア・アクチュエータが解除され、前記中間
    ドアを前記閉鎖中間ドア位置から前記開放中間ドア位置
    へ移動させる中間ドア解除位置との間で移動させられる
    中間ドア・ロック手段をさらに具備しており、 前記ロック・ロータが前記第2ロック位置と前記第3ロ
    ック位置の間の第4ロック位置へさらに回転可能であ
    り、前記中間ロック手段が前記中間ドア・ロック位置に
    あり、前記ロック・ロータが前記第1及び第2ロック位
    置にあり、かつ前記中間ドア・ロック解除位置にあり、
    前記ロックが前記第3及び第4ロック位置にあり、前記
    カバー・ロック手段が前記カバー・ロック位置にあり、
    前記ロック・ロータが前記第4ロック位置にあり、前記
    媒体ドア・ロック手段が前記媒体ドア解除位置にあり、
    前記ロック・ロータが前記第4ロック位置にある請求項
    37に記載の装置。
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