JPH07152325A - シート連結具及びシート取付具 - Google Patents

シート連結具及びシート取付具

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JPH07152325A
JPH07152325A JP25847694A JP25847694A JPH07152325A JP H07152325 A JPH07152325 A JP H07152325A JP 25847694 A JP25847694 A JP 25847694A JP 25847694 A JP25847694 A JP 25847694A JP H07152325 A JPH07152325 A JP H07152325A
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Teruo Suzuki
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Shii S Kikaku Kk S
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 広告媒体物におけるパネル状の掲示面に対し
て広告掲示物をしっかりと確実に固定保持すると共に広
告掲示物の貼付け作業および引剥し作業を簡略化する。 【構成】 可撓性を有するシート状の広告掲示物4を着
脱自在に取り付けるための広告装置3であって、可撓性
を有すると共に、中間部に伸縮部材33を介在させたシ
ート部材11と、このシート部材に設けられて前記広告
掲示物を着脱自在に取り付ける係着手段16、18と、
前記シート部材の縁辺部を広告媒体物に取り付ける取り
付け手段41、51と、前記シート部材の張り具合を調
整する取り付け調整手段71、91とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一形式による広告装置として、広
告掲示物を取り付けるためのパネル状部材を備えた構成
のものがある。
【0003】この種の広告装置においては、前記パネル
状部材の掲示面に対して広告掲示物をしっかりと確実に
取り付け固定するために、例えば、糊などの接着剤を用
いている。すなわち、前記掲示面または広告掲示物に接
着剤を塗布することによって、当該広告掲示物をパネル
状部材の掲示面に、面状で相対的に接着固定するように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようにパネル状部材の掲示面または広告掲示物に接着剤
を塗布して、当該広告掲示物を掲示面に貼着するように
した従来の広告装置の構成においては、パネル状部材の
掲示面に対する広告掲示物の貼付け作業、あるいは当該
掲示面から広告掲示物を引剥す作業などに、多くの手間
および時間を必要とし、かつ多くの費用がかかるという
欠点がある。
【0005】一方、前述のようにパネル状部材の掲示面
に対して、接着剤で広告掲示物を相対的に接着固定する
手段に代え、貼付け作業および引剥し作業を可及的に容
易かつ簡単にするために、掲示面に広告掲示物を画鋲な
どで相対的に取り付け固定する手段もある。
【0006】しかし、このような広告装置の場合には、
パネル状部材の掲示面と、この掲示面に画鋲などで取り
付け固定された広告掲示物との間に間隙を生じ、このた
めに当該広告装置を、例えば、屋外で使用したりする
と、前記間隙から風が入り込んでしまい、広告掲示物が
剥がれ易くなるという不都合がある。
【0007】そこで、本発明者は、従来のこのような問
題点を解消するための広告装置として、先に、可撓性を
有するパネル状部材のパネル面上に、連結部材を介して
広告掲示物を着脱自在に張設し得るようにした広告装置
を特願平1−278290号として提案した。
【0008】本発明は、この既提案に係る広告装置をよ
り一層改善したもので、その目的とするところは、パネ
ル状部材の掲示面に対する広告掲示物の貼付け作業およ
び引剥し作業を簡略化すると共に、当該広告掲示物をし
っかりと確実に固定保持し得るように構成された、この
種の広告装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的は、本発明によ
れば、可撓性を有するシート状の広告掲示物を着脱自在
に取り付けるための広告装置であって、可撓性を有する
と共に、中間部に伸縮部材を介在させたシート部材と、
このシート部材に設けられて前記広告掲示物を着脱自在
に取り付ける係着手段と、前記シート部材の縁辺部を広
告媒体物に取り付ける取り付け手段と、前記シート部材
の張り具合を調整する取り付け調整手段とを備えてなる
ことを特徴とする広告装置によって達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る広告装置の好ましい実施
例を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0011】図1には、広告媒体物として、ここではパ
ネルバンタイプのトラックに対して、本発明による広告
装置を装着させた場合の第1の実施例を示してある。
【0012】すなわち、この図1に示されているよう
に、パネルバンタイプのトラック1での貨物積載室を構
成する側壁面2には、広告掲示物、例えば、ポスタ4を
着脱自在に取り付け固定し得るように構成された第1の
実施例による広告装置3が装着されている。
【0013】尚、本実施例においては、ポスタ4の掲示
面を取り付けるためのシート部材11を装着すべき被装
着部、すなわち、広告媒体物の一例として、このような
パネルバンタイプのトラック1の側壁面2が好適であ
る。
【0014】図1から図5のそれぞれに示されているよ
うに、前述の広告装置3は、掲示面を形成する可撓性の
材料を用いたパネル状部材の一例としてのシート部材1
1を有している。このシート部材11には、掲示すべき
ポスタ4(図6)の外面形状を規定している当該ポスタ
4の四辺、つまり、各周端縁6,7,8,9の各位置に
対応して、それぞれに対向する各部分12、12(図
2)に、係着手段の一例であるチャック式ファスナの一
方の部材、ここではファスナ部材16と、各部分14、
14、14、14に第1の係着手段の他の一例である一
般に知られているマジック式ファスナ、いわゆるベルベ
ット式ファスナの一方の部材、ここではファスナ部材1
8とが設けられている。
【0015】また、図6に示すように、広告掲示物であ
るポスタ4には、当該ポスタ4の各周端縁6,7,8,
9にあって、これらの各ファスナ部材16、18と協働
してそれぞれに係着作用をなすチャック式ファスナの他
方の部材、ここではファスナ部材17、17と、ベルベ
ット式ファスナの他方の部材、ここではファスナ部材1
9、19、19、19とが設けられている。尚、ファス
ナ部材19は周端縁19の全域にわたって設けても良
い。
【0016】シート部材11は、所定の取り付け機構4
1、51及び取り付け調整機構71、91のそれぞれに
よって、トラック1の側壁面2に装着される。
【0017】なお、本実施例においては、ポスタ4の相
互に対向する縁部、ここでは周端縁6,7のそれぞれに
沿って各ファスナ部材17、17を、及び周端縁8,9
のそれぞれに沿って各ファスナ部材19、19、19、
19を設けているが、必ずしもこのようにチャック式フ
ァスナとベルベット式ファスナとを区分して用いなくと
もよく、必要に応じては、各々種々に組み合わせて用い
ても良く、また少なくとも対向する一方の周端縁側にの
み設けるようにしてもよい。
【0018】なお、ポスタ4を構成する材料としては、
例えば、帆布、布等の織物部材、あるいはビニールフィ
ルム、殊に軟質ビニールフィルムなどを使用するのが好
ましいが、これらに類似する材料、あるいは当該ポスタ
4の周端縁に沿ってファスナ部材17、19を装着し得
る強度をもった材料であれば、その材料の種類を問うも
のではない。また、チャック式ファスナの材料として
は、金属または合成樹脂を用いるのが好ましい。
【0019】また、シート部材11は、図2に詳細に示
されているように、上部シート部22と下部シート部2
3とに二分されており、これらの各シート部22、23
間をゴム板などの複数の伸縮部材33により連結して構
成する。
【0020】尚、伸縮部材33を形成する材料として
は、ゴム板に限らず所定の弾性力を有する材料であるな
らば何でも良いのは勿論である。
【0021】ここで、これらの上部および下部の各シー
ト部22、23には、それぞれの四辺周端縁部にあっ
て、好ましくはそれぞれに可撓性を有する棒状部材、例
えば、ナイロン等の繊維材料で形成された比較的太目の
ロープ24を巻き込むことにより、上側、下側、左側お
よび右側の各端縁膨出部25、26、27、28および
29、30、31、32が形成されている。
【0022】複数の伸縮部材33には、外向きに各シー
ト部22、23の厚みに相当するスリット36、37を
開口して、各端縁膨出部、この場合、上部シート部22
の下側端縁膨出部26と下部シート部23の上側端縁膨
出部29とを受け入れ係合し得る上側および下側の各空
間部34a、35aが形成された部材34、35がそれ
ぞれ装着されている。
【0023】そして、上部シート部22の下側端縁膨出
部26に各伸縮部材33の上側空間部34aを、下部シ
ート部23の上側端縁膨出部29に下側空間部35aを
それぞれに挿通して受け入れ係合させることによって、
当該各シート部22、23の相互を連結して用いる。
【0024】尚、前記上部および下部の各シート部2
2、23を構成する可撓性を有する材料としては、帆
布、ビニールシート、ゴムシートなどを用いるのが好ま
しいが、これらに類似する材料であれば、どのようなも
のでもよいのは勿論である。
【0025】また、各シート部22、23の該当上端縁
に巻き込む、例えばロープ24によって構成された棒状
部材を可撓性にする理由は、後述する同等部分をも含め
て、上部および下部の各シート部22、23を折畳み可
能にして持ち運び移動ないし取り片付けなどに便利なよ
うにするためであるが、必要に応じては、剛性のある棒
状部材であってもよい。
【0026】前述したようにシート部材11は、図2、
図3、図4及び図5のそれぞれに詳細を示すように、ト
ラック1の側壁面2に対する当該シート部材11の取り
付け装着を行なうための上部、左部の取り付け機構4
1、51と、装着状態を調整するための下部、右部の取
り付け調整機構71、91とが設けられる。
【0027】上部取り付け機構41は、図1、図3及び
図5のそれぞれに示すように、この場合、トラック1の
側壁面2の上部側に固定的に取り付けられる上部取り付
け受支部材42を有している。
【0028】上部取り付け受支部材42には、下向きに
シート部の厚さ相当のスリット44を開口して、上部シ
ート部22の上側端縁膨出部25を受け入れ係合し得る
空間部43が形成されている。
【0029】従って、この上部取り付け機構41では、
図9に示されているように、上部取り付け受支部材42
の空間部43内に上部シート部22の上側端縁膨出部2
5を挿通させることにより、当該シート部材11の上部
シート部22の上端部を受け入れ係合して取り付け得
る。
【0030】尚、上部取り付け受支部材42は、図5に示
すように一連のものとして形成しているが、必ずしもこ
のように一連にせずに、同一断面に形成された個々の部
材を一連的に配設させることで、実質的に一連性を保持
させるようにしてもよい。
【0031】また、左部取り付け機構51は、この場合、
トラック1の側壁面2の左部側にそれぞれ固定的に取り
付けられる複数の左部取り付け受支部材52と、上部お
よび下部の各取り付けアタッチメント部材54、55
と、複数の取り付けフック部材62、66とをそれぞれ
に有している。
【0032】そして、各左部取り付け受支部材52のそ
れぞれには、図3における左向きに開口してなる受支片
53を有している。
【0033】また、上部および下部の各取り付けアタッ
チメント部材54、55のそれぞれには、図3における
右向きに、シート部22、23の各厚さに相当するスリ
ット58、59を開口して、上部および下部の各シート
部22、23の各左側端縁膨出部27、31を受け入れ
係合し得る空間部56、57と、これに連設した左側端
縁膨出部60、61とが形成されている。
【0034】各取り付けフック部材62、66は、図3
における右向きに、スリット64、68を開口して、各
アタッチメント部材54、55の各左側端縁膨出部6
0、61を受け入れ係合し得る空間部63、67と、こ
れに連設して受支片53に引掛け係止し得るフック片6
5、69とが形成されている。
【0035】従って、この左部取り付け機構51では、
図3及び図10のそれぞれに示されているように、例え
ば、まず、上部および下部の各シート部22、23の各
左側端縁膨出部27、31を、上部および下部の各取り
付けアタッチメント部材54、55の各空間部56、5
7のそれぞれに挿通係合させておき、ついで、これらの
各取り付けアタッチメント部材54、55の各左側端縁
膨出部60、61を、個々の取り付けフック部材62、
66の空間部63、67のそれぞれに挿通させた上で、
フック部材62、66に連結された各フック片65、6
9を左部取り付け受支部材52の受支片53に引掛け係
止させることで、当該シート部材11のシート部22の
左端部を取り付け得る。
【0036】尚、図2及び図10では、左部取り付け受
支部材52を個々のものとして示してあるが、必ずしも
このように個々にせずに、前述の上部取り付け受支部材
42のように一連的に形成された単体の受支部材52を
用いても良い。
【0037】また、下部取り付け調整機構71は、この
場合、トラック1の側壁面2の下部側に固定的に取り付
けられた下部取り付け受支部材72と、それぞれに長さ
調整部81を有する複数の下部取り付けフック部材74
とをそれぞれに有している。
【0038】そして、下部取り付け受支部材72には、
図4における下向きに開口してなる受支片73が設けら
れており、かつ各下部取り付けフック部材74には、図
4における上向きに、シート部23の厚みに相当するス
リット76が開口され、下部シート部23の下側端縁膨
出部30を受け入れ係合し得る空間部75が形成された
取り付け片77が連結されている。
【0039】更に、取り付け片77には、取り付けフッ
ク部材74に対応して配置された所定数の取り付けスリ
ット78(図2、図5)が形成されている。
【0040】取り付けフック部材74には、更に受支片
73に引掛け得るように形成されたフック片79と、一
端部を取り付けスリット78に、他端部をフック片79
にそれぞれ固定的に結合されたベルト部材80と、この
ベルト部材80の長さを調整すべく当該ベルト部材80
の中間部に設けられた長さ調整部81とが備えられてい
る。
【0041】従って、この下部取り付け調整機構71で
は、図4に示されているように、図9に示した前述の上
部取り付け機構41と同様に、下部取り付けフック部材
74の空間部75内に下部シート部23の下側端縁膨出
部30を挿通係合させた上で、ベルト部材80のフック
片79を下部取り付け受支部材72の受支片73に引掛
け係止させることにより、当該シート部材11の下部シ
ート部23の下端部を取り付け得るほか、ベルト部材8
0の長さ調整部81の調整により、取り付け状態におけ
るシート部材11の張り具合を所望通りに設定できる。
【0042】尚、図2及び図5では、下部取り付け受支
部材72および下部取り付けフック部材74を一連のも
のとして示してあるが、必ずしもこのように一連にせず
に、同一断面に形成された個々の部材を一連的に配設さ
せることで、実質的に一連性を保持させるようにしても
よい。
【0043】また、ベルト部材80の材料としては、比
較的強靭な布、例えばナイロン布などを用いるのが好ま
しい。
【0044】また、右部取り付け調整機構91は、この
場合、トラック1の側壁面2の右部側に固定的に取り付
けられた複数の右部取り付け受支部材92と、それぞれ
に長さ調整部101、109を有する上部および下部の
各取り付けフック部材94、102とをそれぞれに有し
ている。
【0045】そして、各右部取り付け受支部材92に
は、図3における右向きに開口してなる受支片93が設
けられている。
【0046】また、上部および下部の各取り付けフック
部材94、102には、図3における左向きに、各シー
ト部22、23の厚さに相当するスリット96、104
が開口されて、前記上部および下部の各シート部22、
23の各右側端縁膨出部28、32を受け入れ係合し得
る空間部95、103が形成された取り付け片97、1
05が連結されている。
【0047】更に、取り付け片97、105のそれぞれ
には、取り付けフック部材94、102のそれぞれに対
応して配置された所定数の取り付けスリット98、10
6が形成されている。
【0048】取り付けフック部材94、102のそれぞ
れには、更に受支片93に引掛け得るように形成された
フック片99、107と、一端部を取り付けスリット9
8、106に、他端部をフック片99、107にそれぞ
れ固定的に結合されたベルト部材100、108と、こ
のベルト部材100、108の長さを調整すべく当該ベ
ルト部材100、108の中間部に設けられた長さ調整
部101、109とが設けられている。
【0049】従って、この右部取り付け調整機構91で
は、図3に示された前述の左部取り付け機構51と同様
に、上部および下部の各取り付けフック部材94、10
2の各空間部95、103内に対応する上部および下部
の各シート部22、23の右側端縁膨出部28、32を
挿通係合させた上で、ベルト部材100、108の各フ
ック片99、107を各右部取り付け受支部材92の受
支片93に引掛け係止させることにより、当該シート部
材11の右端部を取り付け得るほか、ベルト部材10
0、108の長さ調整部101、109の調整により、
取付け状態におけるシート部材11の張り具合を所望通
りに設定できる。
【0050】尚、図1及び図5では、右部取り付け受支
部材92および取り付けフック部材94、102を個々
のものとして示してあるが、必ずしもこのように個々に
せずに、前述の上部取り付け受支部材42のように、同
一断面にした一連の単部材を用いてもよい。
【0051】また、ベルト部材100、108の材料と
しては、比較的強靭な布、例えばナイロン布などを用い
るのが好ましい。
【0052】次に、前記第1の実施例の構成による広告
装置3を、トラック1の側壁面2に取り付け固定する手
順について説明する。
【0053】図1及び図5のそれぞれに示すように、広
告媒体物としてのトラック1の側壁面2には、上部取り
付け機構41の上部取り付け受支部材42と、左部取り
付け機構51の左部取り付け受支部材52と、下部取り
付け調整機構71の下部取り付け受支部材72と、右部
取り付け調整機構91の右部取り付け受支部材92との
それぞれが、所定位置にあって、例えば、溶接あるいは
リベット止めなどの手段で固定的に装着されている。
【0054】まず、図2に示したシート部材11の上部
シート部22の上側端縁膨出部25に対して、図9に示
すように、上部取り付け受支部材42の空間部43を挿
通係合させて取り付けると共に、当該シート部材11の
上部および下部の各シート部22、23の各左側端縁膨
出部27、31に対して、図10に示すように、左側上
部および左側下部の各取り付けアタッチメント部材5
4、55の各空間部56、57をそれぞれに挿通係合さ
せた上で、これらの各取り付けアタッチメント部材5
4、55の各左側端縁膨出部60、61に個々の取り付
けフック部材62、66の空間部63、67を挿通さ
せ、かつフック片65、69を左部取り付け受支部材5
2の受支片53に引掛け係止させて取り付ける。すなわ
ち、この操作によって、シート部材11の上端部および
左端部を確実に取り付け得るのである。
【0055】ついで、シート部材11の下部シート部2
3の下側端縁膨出部30に対して、下部取り付けフック
部材74の空間部75を挿通係合させた上で、ベルト部
材80のフック片79を下部取り付け受支部材72の受
支片73に引掛け係止させて取り付けると共に、当該シ
ート部材11の上部および下部の各シート部22、23
の右側端縁膨出部28、32に対して、上部および下部
の各取り付けフック部材94、102の各空間部95、
103を挿通係合させた上で、ベルト部材100、10
8の各フック片99、107を各右部取り付け受支部材
92の受支片93に引掛け係止させて取り付ける。
【0056】すなわち、この操作によって、前記したシ
ート部材11の上端部および左端部に加え、下端部およ
び右端部を確実に取り付け得るのであり、同時に、各ベ
ルト部材100、108の長さ調整部101、109の
調整によって、取り付け状態におけるシート部材11の
張り具合を所望通りに設定できるのである。
【0057】その後、図6に示したポスタ4の各ファス
ナ部材17および19のそれぞれを、シート部材11の
対応する各ファスナ部材16および18と協働させる、
すなわち、相互に噛み合わせ連結させることによって、
このポスタ4を容易にシート部材11に固定止着し得る
のである。
【0058】そして、この状態で、もしもポスタ4に弛
みを生じていた場合には、各ベルト部材100、108
の長さを、それぞれの長さ調整部101、109により
調整して、各伸縮部材33に更に張力を加えることによ
りシート部材11により一層強い張りを与えることによ
って、このポスタ4に生じている弛みを容易に解消でき
る。
【0059】尚、ポスタ4を別のポスタに交換する場合
には、各ファスナ部材16、17および18、19の噛
み合わせ連結を解除して、現在、シート部材11に止着
されているポスタ4を取り外した後、次に掲示しようと
するポスタ4を、前述と同様の操作でシート部材11に
固定止着させればよい。
【0060】従って、以上の第1の実施例による広告装
置3によれば、たとえポスタ4が大型であったとして
も、可撓性を有するシート部材11に設けたファスナ部
材16、18に対し、可撓性を有するシート状のポスタ
4に設けたファスナ部材17、19を協働させることに
よって容易に連結もしくは解除させ得るものである。
【0061】すなわち、ポスタ4のメンテナンス作業で
あるシート部材11への着脱などの操作を極めて容易か
つ自在に行なうことができる。
【0062】また、この場合、上部シート部22と下部
シート部23との間を連結している両側部の伸縮部材3
3の部分にあっては、各ファスナ部材18が欠けてお
り、そのため側壁面2とポスタ4との間に間隙が生じて
しまい、この間隙から風等が侵入してしまうことがあ
る。
【0063】それ故、この間隙が生じている部分でのポ
スタ4の保持も必要である場合には、図7及び図8のそ
れぞれに示すような構成を備えることによって前述の風
等の侵入を防止し得る。
【0064】すなわち、例えば、図7に示す一例は、ト
ラック1の側壁面2での対応する部分、ここでは両側部
の伸縮部材33によって隠される部分に、図11に示す
ように側壁面2のリブ2a、2a間の各溝2bにリブ2
aの高さに対応する厚みを有したブロック状の部材13
0を配設しておき、その上に短冊状の板部材132を装
着し、孔130a、132bのそれぞれを介して、例え
ばリベット123で側壁面2に固定する。この板部材1
32の面133には予め不足部分のファスナ部材18を
止着させると共に、このファスナ部材18に噛み合わせ
連結されるファスナ部材19と、別にポスタ4のファス
ナ部材19に噛み合わせ連結されるファスナ部材18と
を止着した可撓性のある補助部材111を両側部の伸縮
部材33の外側方から挟み込むようにして各部を連結さ
せるようにしている。
【0065】また、図8に示す他の例は、同様の趣旨に
おいて、ファスナ部材19と18とを設けた補助部材1
11により、両側部の伸縮部材33を引張り力が妨げら
れないように包み込んだ場合である。
【0066】従って、これらの各補助部材111によれ
ば、両側部の伸縮部材33の部分におけるポスタ4の止
着保持を一層良好になし得、例えば矢印Aの方向からの
風等の侵入を良好に防止し得るのである。
【0067】尚、このような風等の侵入を防止する手段
としては、前述の間隙をコーキング材等で穴うめしてし
まっても良い。
【0068】尚、前記第1の実施例による広告装置3に
おいては、シート部材11を上部シート部22と下部シ
ート部23とに二分すると共に、これらの各シート部2
2、23間を複数の伸縮部材33により連結させるため
に、上部シート部22の下部端縁膨出部26及び下部シ
ート部23の上部端縁膨出部29のそれぞれに装着され
たロ―プ24が、伸縮部材33の縁部のそれぞれに装着
された各部材34、35のそれぞれの空間部34a、3
5aに挿入される、すなわち脱着自在に構成されている
ことに代えて、図12に示すように、上部シート部22
の下部端縁膨出部26、下部シート部23の上部端縁膨
出部29のそれぞれを伸縮部材33の縁部のそれぞれに
固定的に直接装着するような構成を備えるようにしても
良い。
【0069】すなわち、この第2の実施例においては、
図13に示すように、これらの上部シート部22の下部
端縁膨出部26及び下部シート部23の上部端縁膨出部
29の各部分にあって、シート端部22a、23aのそ
れぞれにより各芯金121を包み込むと共に、図14に
示すように、各伸縮部材33の端縁33aの一方の面に
貼り付けられた押え板122の部分を、図12に示すよ
うにシート端部22a、23aのそれぞれに当接させて
押え込むようにして、これらをリベット123などで全
一体的に固定している。
【0070】この第2の実施例においても、前記第1の
実施例の場合とほぼ同様な作用、効果が得られるもので
あり、更に加えて広告装置3全体を薄く構成することが
可能になる。
【0071】尚、前述のシート端部22a、23aのそ
れぞれを芯金121に包み込む場合、当該シート端部2
2a、23aのそれぞれの芯金121の角部に接触する
部分には、補強のために例えば当て布等を設けるように
するのが好ましい。
【0072】また、芯金121としては例えばアルミ材
料で、押え板122としては例えばステンレス材料で形
成するのが好ましい。
【0073】更にまた、図12に示した例では各伸縮部
材33の端縁33aのそれぞれの片面だけに押え板12
2を貼り付けているが、これに限らず押え板122を両
面に貼り付けるようにしても良いのはもちろんである。
【0074】以上の構成からも、本発明に係わる広告装
置は、種々の変形を行ない得ることが理解されるであろ
う。
【0075】例えば、シ―ト部材11として図15に示
すように構成されたものを用いることができる。
【0076】図15に示されたシート部材11は、例え
ば上部シート部22と下部シート部23とを備えている
ように、基本的な構成が図2に示された実施例と同様で
あるが、左部取り付け機構54、55及び右部取り付け
調整機構91、102の夫々を省略し、代りに上部シー
ト部22の左右両端部14、14の各ファスナ部材1
8、18の位置に対応する当該上部シート部22の裏側
に、当該上部シート部22をトラック1の側壁面2に固
定するための、例えばマジックファスナ部材18a,1
8aを更に設けるように構成されている。下部シート部
23も同様に構成できる。
【0077】また、上部シート部22の上下両端部及び
下部シート部23の上下両端部のそれぞれに、前述のロ
―プ24に巻き付けられるための巻き付けしろ24a、
24a及び24a、24aのそれぞれが設けられている
のが明瞭に理解されよう。
【0078】また、上部シート部22の下端部の巻き付
けしろ24aの左右両端部には、前述した補助部材11
1を装着するための部材111a、111aのそれぞれ
が装着されている。これらの部材111a、111aの
それぞれには、補助部材111のファスナ部材18と協
働するファスナ部材18aが装着されている。
【0079】図16は、図15に示されたシート部材1
1の組立て途中の斜視図を示す。
【0080】図15に示されたようなシート部材11の
構成は、図17に示すように前述の図2に示されたよう
な実施例のシート部材11にも適用し得るのは勿論であ
る。
【0081】尚、図18のシート部材11は図16のシ
ート部材11と同様に、図17に示されたシート部材1
1の組立て途中の斜視図を示す。
【0082】また、トラック1の側壁面2に広告装置3
を装着する場合、前述の実施例のようにシート部材11
の側壁面2への固定をマジックテ―プにおける一対のフ
ァスナ部材18、19の係合により行なっているが、こ
の場合トラック1の側壁面2には、図10に示すように
所定の間隔でリブ2aが設けられているため、ファスナ
部材18、19を装着する部分を平坦な面に形成する必
要がある。そのために、前述の図7及び図8の各例の場
合に適用された図11の構成を用いることができる。す
なわち、各リブ2aの間の溝2bに、リブ2aの高さに
相当する厚み131を有した部材130を配置してお
き、この部材130を介して短冊状の板部材132を、
例えばリベット123を用いてトラック1の側壁面2に
固定する。部材130及び板部材132のそれぞれに
は、リベット123を貫通させるための孔130a、1
32bのそれぞれが設けられている。
【0083】尚、リベット123に代えてねじ部材を用
いることができることは、容易に理解されるであろう。
【0084】また、部材130を介する板部材132の
側壁面2への固定箇所として少なくとも2か所設ける必
要があるが、装着すべき広告装置3の大きさに応じて選
択することが好ましい。
【0085】以上のように装着固定された板部材132
の一方の面133においては、前述のファスナ部材1
8、19の一方の部材を貼り付けることが容易になる。
【0086】また、板部材132はアルミ材料で形成す
るのが好ましい。
【0087】尚、図19から図24のそれぞれに、本発
明の広告装置に適用される各部材の拡大されたものを示
す。
【0088】更に、本発明の広告装置3においては、前
述の伸縮部材33と上部シート部22及び下部シート部
23の夫々とを連結する連結手段に代えて、図25に示
すような別の連結手段140を使用しても良い。
【0089】尚、図25では上部シート部22だけが示
され下部シート部23が省略されているが、その理由と
しては、下部シート部23も上部シート部22と同様の
構成を有し且つ同様に装着され得るためである。
【0090】図25に示された連結手段140は、フッ
ク部材141と、このフック部材141を引掛け得るよ
うに構成された芯金142とを有している。
【0091】フック部材141は、伸縮部材33の端縁
33aを挿通し得る貫通スリット143と、芯金142
に引掛けられる湾曲部144とを備えている。
【0092】伸縮部材33の端縁33aは、図25に示
すように貫通スリット143に挿通されて折返されて相
互に重ねられた後、接着や縫合せの如き適当な手段によ
って相互に固定されている。
【0093】芯金142は、フック部材141の湾曲部
144の引掛けを容易に且つ確実にするための凹部14
5を備えている。
【0094】上部シート部22は、下側のシート端部2
2aを予め折返して相互に重ねておき、前述の伸縮部材
33の端縁33aと同様に、接着や縫合せの如き適当な
手段によって相互に固定することによって、下部端縁膨
出部26を形成しておく。従って、下部端縁膨出部26
の内側には空間26aが生じている。また、下部端縁膨
出部26には、後述する伸縮部材33と上部シート部2
2及び下部シート部23の夫々との連結過程においてフ
ック部材141の湾曲部144を挿通し得る貫通孔26
bが形成されている。
【0095】以上のような構成を備える連結手段140
は、以下に述べるような手順で装着される。
【0096】まず、下部端縁膨出部26の内側に形成さ
れた空間26aには、矢印146で示される下部端縁膨
出部26に沿った方向から芯金142が挿入される。芯
金142は、当該芯金142の凹部145が下部端縁膨
出部26の貫通孔26bと一致するように位置付けられ
る。
【0097】次に、フック部材141の湾曲部144
が、下部端縁膨出部26の貫通孔26bに挿入され、芯
金142の凹部145に引掛けられる。この状態におい
ては、フック部材141の湾曲部144は、芯金142
の凹部145に嵌合しているため前述の矢印146の方
向に関して移動することは無く、且つフック部材141
の貫通スリット143に挿通された伸縮部材33の引張
り力により、芯金142の凹部145から外れるような
ことは無い。
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明による広告
装置は、可撓性を有して中間部に引張り部材を介在させ
たシート部材と、このシート部材に設けられて広告掲示
物を着脱資材に取り付ける係着手段と、シート部材の縁
辺部を広告媒体物に取り付ける取り付け手段と、シート
部材の張り具合を調整する取り付け調整手段とを設けて
構成したから、掲示困難な場所に対しても広告掲示物の
確実かつ強固な着脱および保持と、これに伴なうメンテ
ナンス作業とを比較的簡単かつ容易に行なうことがで
き、作業時間の短縮および費用の低減を図り得るなどの
優れた特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による広告装置の一実施例の全体構成を
示す斜視説明図である。
【図2】本発明による広告装置の一実施例の全体を取り
出して模式的に示す正面図である。
【図3】本発明による広告装置の一実施例の結合状態を
図2のIII−III線で示す断面模式図である。
【図4】本発明による広告装置の一実施例の結合状態を
図2のIV−IV線で示す断面模式図である。
【図5】本発明による広告装置の一実施例のシート部材
とその取り付け機構および取り付け調整機構とを示す分
解斜視図である。
【図6】本発明による広告装置の一実施例の広告掲示物
を取り出して模式的に示す正面図である。
【図7】本発明による広告装置の一実施例の要部構成を
示す部分断面図である。
【図8】本発明による広告装置の一実施例の他の要部構
成を示す部分断面図である。
【図9】本発明による広告装置の上部取り付け状態の説
明図である。
【図10】本発明による広告装置の左部取り付け状態の
説明図である。
【図11】本発明による広告装置の中間部取り付け状態
の説明図である。
【図12】本発明による広告装置の他の実施例の説明図
である。
【図13】図12に示す他の実施例におけるシート部材
の説明図である。
【図14】図12に示す他の実施例における伸縮部材の
説明図である。
【図15】本発明による広告装置の別の実施例のシート
部材を取り出して模式的に示す説明図である。
【図16】図15に示すシート部材の組立途中における
斜視図である。
【図17】図15のシート部材の構成を本発明による広
告装置の一実施例に適用した場合の説明図である。
【図18】図17に示すシート部材の組立途中における
斜視図である。
【図19】本発明の広告装置に適用されるアタッチメン
ト部材の説明図である。
【図20】本発明の広告装置に適用される取り付けフッ
ク部材の説明図である。
【図21】本発明の広告装置に適用される取り付けフッ
ク部材の説明図である。
【図22】本発明の広告装置に適用される取り付け受支
部材の説明図である。
【図23】本発明の広告装置に適用される取り付け片の
説明図である。
【図24】本発明の広告装置に適用される部材の説明図
である。
【図25】本発明による広告装置の一実施例の要部構成
を示す部分説明図である。
【符号の説明】
3 広告装置 4 広告掲示物 11 シート部材 16、17、18、19 ファスナ部材 22 上部シート部 23 下部シート部 25、27、28、30、31、32 端縁膨出部 33 引張り部材 34、35 空間部 41、51 取り付け機構 71、91 取り付け調整機構 42、52、72、92 取り付け受支部材 54、55 取り付けアタッチメント部材 62、66、74、94、102 取り付けフック部材 80、100、108 ベルト部材 81、101、109 長さ調整部
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 シート連結具及びシート取付具
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート連結具及びシー
ト取付具、例えば、広告装置に用いることができるシー
ト連結具及びシート取付具に関する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明の第1の目的は、二つのシートにお
ける連結作業及び分解作業を簡略化し得ると共に、該二
つのシートをしっかりと確実に連結し得るシート連結具
を提供することである。本発明の第2の目的は、シート
における支持体への取り付け作業及び取り外し作業を簡
略化し得ると共に、該シートをしっかりと確実に支持体
に固定保持し得るシート取付具を提供することである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、前述の
第1の目的は、第1の長尺体と、この第1の長尺体に並
設された第2の長尺体と、第1の長尺体及び第2の長尺
体を互いに連結する連結体とを備えており、隣接する二
枚のシートを互いに連結するためのシート連結具であっ
て、第1の長尺体は、隣接する二枚のシートのうちの一
方のシートにおける一方の端縁膨出部を受容してこれに
係合するための第1の空間部と、この第1の空間部に連
通しており、一方のシートにおける一方の端縁を通過さ
せ得る第1のスリットとを有しており、第2の長尺体
は、隣接する二枚のシートのうちの他方のシートにおけ
る一方の端縁膨出部を受容してこれに係合するための第
2の空間部と、この第2の空間部に連通しており、他方
のシートにおける一方の端縁を通過させ得る第2のスリ
ットとを有しているシート連結具によって達成される。
本発明によれば、前述の第2の目的は、シートにおける
一方の端縁膨出部を受容してこれに係合するための空間
部と、この空間部に連通しており、シートにおける一方
の端縁を通過させ得るスリットとを有するシート取付具
であって、このシート取付具には更に、シート取付具を
支持体に取り付けるための取付部材と係合させ得る複数
の貫通孔が設けられているシート取付具によって達成さ
れる。
【作用】本発明のシート連結具によれば、一方のシート
における一方の端縁膨出部を第1の長尺体のどちらか一
方の端部から挿入して第1の空間部内に係合させると共
に、他方のシートにおける一方の端縁膨出部を第2の長
尺体のどちらか一方の端部から挿入して第2の空間部内
に係合させることによって二枚のシートを連結し、又、
この逆の手順によって二枚のシートを分解する。従っ
て、連結及び分解作業が簡略化され、特別な熟練あるい
は特別な工具を要することなく誰にでも簡単に作業を行
うことができ、作業効率、特に現地での作業効率を格段
に向上させ得る。しかも、二枚のシートにおける各端縁
膨出部と空間部を有する各長尺体との係合によって連結
が達成されるため、隣接する二枚のシートにおける強固
で安全性の高い連結を得ることができる。その結果、二
つのシートにおける連結作業及び分解作業を簡略化し得
ると共に、該二つのシートをしっかりと確実に連結し得
る。又、本発明のシート取付具によれば、シートにおけ
る一方の端縁膨出部をこのシート取付具のどちらか一方
の端部から挿入して空間部内に係合させると共に、この
シート取付具に設けられた複数の貫通孔の夫々に取付部
材を係合させることによってシートを支持体に取り付け
し、又、この逆の手順によってシートを支持体から取り
外しする。従って、取り付け及び取り外し作業が簡略化
され、特別な熟練あるいは特別な工具を要することなく
誰にでも簡単に作業を行うことができ、作業効率、特に
現地での作業効率を格段に向上させ得る。しかも、シー
トにおける端縁膨出部と空間部を有するシート取付具と
の係合によってシート及びシート取付具間の連結が達成
されるため、強固で安全性の高いシート及び支持体間の
取り付け状態を得ることができる。その結果、シートに
おける支持体への取り付け作業及び取り外し作業を簡略
化し得ると共に、該シートをしっかりと確実に支持体に
固定保持し得る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】連結体としての複数の伸縮部材33には、
外向きに各シート部22、23の厚みに相当するスリッ
ト36、37を開口して、各端縁膨出部、この場合、上
部シート部22の下側端縁膨出部26と下部シート部2
3の上側端縁膨出部29とを受け入れ係合し得る上側お
よび下側の各空間部34a、35aが形成された第1及
び第2の長尺体としての部材34、35がそれぞれ装着
されている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】更に、シート取付具としての取り付け片7
7には、取り付けフック部材74に対応して配置された
所定数の貫通孔としての取り付けスリット78(図2、
図5)が形成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のシート連
結具によれば、連結及び分解作業が簡略化され、特別な
熟練あるいは特別な工具を要することなく誰にでも簡単
に作業を行うことができ、作業効率、特に現地での作業
効率を格段に向上させ得る。しかも、隣接する二枚のシ
ートにおける強固で安全性の高い連結を得ることができ
る。その結果、二つのシートにおける連結作業及び分解
作業を簡略化し得ると共に、該二つのシートをしっかり
と確実に連結し得る。又、本発明のシート取付具によれ
ば、取り付け及び取り外し作業が簡略化され、特別な熟
練あるいは特別な工具を要することなく誰にでも簡単に
作業を行うことができ、作業効率、特に現地での作業効
率を格段に向上させ得る。しかも、強固で安全性の高い
シート及び支持体間の取り付け状態を得ることができ
る。その結果、シートにおける支持体への取り付け作業
及び取り外し作業を簡略化し得ると共に、該シートをし
っかりと確実に支持体に固定保持し得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有するシート状の広告掲示物を
    着脱自在に取り付けるための広告装置であって、可撓性
    を有すると共に、中間部に伸縮部材を介在させたシート
    部材と、このシート部材に設けられて前記広告掲示物を
    着脱自在に取り付ける係着手段と、前記シート部材の縁
    辺部を広告媒体物に取り付ける取り付け手段と、前記シ
    ート部材の張り具合を調整する取り付け調整手段とを備
    えてなることを特徴とする広告装置。
JP6258476A 1989-12-26 1994-10-24 シート連結具及びシート取付具 Expired - Lifetime JP2687898B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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