JPH07151628A - プロセス状態検出装置 - Google Patents

プロセス状態検出装置

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JPH07151628A
JPH07151628A JP6170670A JP17067094A JPH07151628A JP H07151628 A JPH07151628 A JP H07151628A JP 6170670 A JP6170670 A JP 6170670A JP 17067094 A JP17067094 A JP 17067094A JP H07151628 A JPH07151628 A JP H07151628A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プロセス状態検出器として圧力,レベル,差圧
等を測定する差圧・圧力測定器において、測定器の受圧
部と信号処理部の構成要素をコンパクトに構成する。 【構成】上記目的に対応するために、本発明による差
圧,圧力検出器は、プロセスの圧力,差圧を検出するセ
ンサを納めた受圧部と、この受圧部に対し受圧部からの
信号を処理する信号処理回路と、外部からの電源を受
け、外部に信号を出力する端子板部とを一軸上に設置
し、さらに、プロセス状態を表示する表示部も一軸上に
設け、信号処理部として1つのケース内に収納し、この
ケースを前記受圧部ボディに強固に固定する構成とし
た。 【効果】本発明のプロセス状態検出器では、受圧部と信
号処理部の構成により、より小型化にでき、なお且つ、
メンテナンス性に優れた構成を提供することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化学プラント等の液体,
気体等の流体を制御するために、それら流体の圧力,差
圧やタンク中の流体レベル等を測定し、プラント全体の
運転制御のために用いられるプロセス状態検出装置に係
り、特にメンテナンスを容易にした小型,軽量のプロセ
ス状態検出装置に関する。
【0002】また、測定した流体の状態を示す信号を外
部の機器に出力し、かつ装置内の表示器にも流体の状態
を表示するプロセス状態検出装置において、外部に出力
する信号,装置内の表示器によって表示する信号として
特定の関数に従って変換された後の信号を出力,表示す
るとともに、表示器に出力,表示内容が関数で変換され
た後の信号であることを示す表示機能を持たせたプロセ
ス状態検出装置に関する。
【0003】
【従来の技術】化学プラントの圧力やベルト,流量を測
定することはプラントを安全に効率良く運転するために
欠かせないものであることは衆知である。この目的のた
めに従来から、プロセス状態検出装置として差圧・圧力
測定器が使用されてきた。差圧測定では流量や密度,レ
ベルが測定でき、圧力測定では正負の圧力の他にタンク
等の容器内の液面レベルも測定できる。以上の測定に用
いられる差圧・圧力測定器は可燃性ガスや引火性物質の
蒸気が含まれる爆発性雰囲気でも使用されることがある
ため、防爆構造電気機械器具の型式検定に合格したもの
が使用される。このような差圧・圧力測定器では特開平
4−5532 号に示された差圧・圧力発振器でも判るよう
に、差圧・圧力を検知する受圧部と受圧部からの信号を
一般化したアナログ信号やディジタル信号に変換する信
号変換器から成り、受圧部と信号変換器の接続部は防爆
構造を維持するために、形状や寸法が規格で定められた
形になっている。
【0004】図2は従来使用されて来た圧力測定器の一
般的な構造を示すものである。図において、受圧部本体
202に内蔵した圧力又は差圧センサに外部から圧力を
加える圧力印加口203を持ったフランジ204がネジ
205で検出部本体にガスケットを介して組込まれてい
る。受圧部の信号は信号変換器に接続するため、パイプ
状の接合部207が検出部本体202に溶接されてい
る。接合部にはセンサ出力の信号をリード線で接続され
たコネクタ等が取り付けられている。
【0005】接合部には一般にアルミニウム鋳物で作ら
れた信号変換器ケース210がねじ212で固定されて
いる。変換器ケースにはセンサを励起したり、センサ信
号を演算増幅して、一般化したアナログ信号やディジタ
ル信号に変換するための電子部品を組込んだ電子回路部
が出力信号を表示する指示計215と共に収納されてお
り、変換器ケースにはアナログ信号を表示する指示計を
見るためのガラスを付けたカバー216が変換器ケース
210にねじ込まれている。
【0006】信号変換器ケース210は、一般に、検出
部の信号処理を実施するアンプ部220と外部から電源
の供給を受け、電源をアンプに送出するための端子板を
内部に有する端子箱部222から構成されている。さら
に検出器の出力信号は、変換器ケース210のアンプ部
220内に、アナログ又はディジタルの指示計を内蔵す
ることにより、その指示を見ることが可能である。
【0007】また、外部の上位制御機器に対しては、配
線導入口を介して接続されたケーブルを介して出力信号
が伝送されるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
プロセス状態検出装置においては、その全体構成が受圧
部と信号変換器のアンプ部と端子箱部の3つの構成要素
により構成されているため、装置全体が大型化し、構造
が複雑化してしまっていた。さらに、この検出器を耐圧
防爆仕様に合致するように構成すると、さらに大型化,
複雑化してしまい、取り扱い性が悪くなってしまってい
た。そして、近年では、電子部品の超小型化が進み、こ
のため検出器自身を計装配管に直付ラインマウントし、
プラント運転における施行,メンテナンスに関しても、
小型化と省力化が望まれるようになっている。
【0009】また、プラント計画時に、その工事費低減
のために、ライマウント式を採用すると、検出器自身に
は配管の振動に対して十分耐える構成にする必要がある
が、従来の検出器においては、その構成が大型,複雑な
ためこれらの振動に耐えられるような構成にはなってい
なかった。さらに、検出器の設置,収納スペースが出来
る限り少ない空間で済めば、これらのスペースに関して
も、省エネ,省資材化が達成できる。また、検出器のメ
ンテナンス時においても、メンテナンスが容易になるよ
うな構成が望まれている。
【0010】さらに、従来、工業プラント等のパイプラ
イン中に流れる流体流量を測定算出する場合に、パイプ
ライン中に設けられたオリフィスによって発生した差圧
ΔPをプロセス状態検出装置が求め、この検出器のセン
サからの信号を2線式伝送路を介して受け取った信号変
換器が、この信号を一定の関数に従い変換し、変換後の
情報を上位の制御機器に伝送することによって、上位機
器が流体流量を最終的に算出していたが、このように従
来検出装置以外の上位機器が行っていた流量算出のため
の信号変換機能を、プロセス状態検出装置側で行うと共
に、検出装置が出力,表示している情報が信号変換後の
情報であることを操作者に知らしめる情報表示機能を持
たせたものが望まれていた。
【0011】そして、メンテナンス時において、操作者
が容易にセンサのゼロ点調整が行えるように、プロセス
状態検出器の表示器に、ゼロ点の調整状態を知らしめる
機能を備えたプロセス状態検出装置が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、プロセスの流体の圧力を検出するセンサを有する受
圧部と、この受圧部と接合しセンサからの信号を処理す
る信号処理回路を有する信号処理部とを備え、外部にプ
ロセスの流体の情報を送信することを特徴とするプロセ
ス状態検出器において、信号処理部に上位の制御機器と
接続するための配線を導入する配線導入口を備えると共
に、この配線導入口の方向を変えられるようにしたもの
である。
【0013】また、プロセスの流体の圧力を検出するセ
ンサを有する受圧部と、この受圧部と接合しセンサから
の信号を処理する信号処理回路を有する信号処理部とを
有し、この信号処理部内にプロセスの流体の情報を表示
する表示器を備えたことを特徴とするプロセス状態検出
器において、センサ,信号処理回路、および表示器をほ
ぼ同軸上に配置したものである。
【0014】次に、プロセスの流体の圧力を検出するセ
ンサを有する受圧部と、この受圧部と接合しセンサから
の信号を処理する信号処理回路を有する信号処理部とを
有し、この信号処理部内にプロセスの流体の情報を表示
する表示器を備えたことを特徴とするプロセス状態検出
器において、表示器は信号処理部を封止するために具備
されているカバー内に収められ、かつ表示器はカバーの
開閉時にこのカバー内部に保持されるようにしたもので
ある。
【0015】そして、プロセスの流体の圧力を検出する
センサを有する受圧部と、この受圧部と接合しセンサか
らの信号を処理する信号処理回路を有する信号処理部と
を有し、この信号処理部内にプロセスの流体の情報を表
示する表示器、及び前記センサからの信号を外部に出力
する信号出力回路を備えたことを特徴とするプロセス状
態検出器において、表示器は表示内容が信号処理回路で
所定の関数により変換された後の内容を表示していると
きは、変換後の内容を表示していることを示すマークを
表示し、かつ信号出力回路からの出力信号が所定の関数
により変換された後の信号を出力しているとき、変換後
の内容を出力していることを示すマークを表示すること
を特徴としたものである。
【0016】更に、プロセスの流体の圧力を検出するセ
ンサを有する受圧部と、この受圧部と接合しセンサから
の信号を処理する信号処理回路を有する信号処理部とを
有し、この信号処理部内にセンサの状態を表示する表示
器を備えたことを特徴とするプロセス状態検出器におい
て、表示器に所定のマークの集合によりレベルメータを
構成し、このレベルメータの表示をセンサのゼロ点調整
に同調させることを特徴としたものである。
【0017】
【作用】本発明のプロセス状態検出器においては、信号
処理部に設けられた配線導入口の方向を、左右方向から
さらには上下方向にも容易に変更できるようになってい
るので、検出器全体をコンパクトに構成しながら、配線
変更等のメンテナンスが容易に行えるようになる。
【0018】また、検出器の受圧部,信号処理部,表示
器をほぼ同一軸上に設けることにより、検出器自体の重
心位置がその軸上にあるため、過大な偏心荷重を受けな
いので振動に対して十分に耐えられる構成となる。さら
にセンサからの信号を外部に出力するまでの信号の出力
手順を、信号の流れ通りに階層的に部品を組み上げて構
成することが可能になるため、組立性に優れ、かつコン
パクトにできる。
【0019】次に、表示器をカバーの中に収めたまま
で、カバーを本体から取り出すことが可能になるため、
メンテナンス時に表示部を落としたとしても、カバーに
より保護されるので破損することがなく、さらに信号処
理回路の基板取り出しの工程数が短縮化でき、信頼性の
向上,メンテナンスの省力化が達成できる。
【0020】そして、本発明のプロセス状態検出器にお
いては、表示器に送信,表示内容が関数変換後の内容で
表示されていることを示すマークが表示されるようにな
っているため、操作者に対して検出装置の信号出力,信
号表示の状態がどのように設定されているかを容易に知
らしめることが可能になる。
【0021】更に、センサのゼロ点調整を行う場合にお
いても、操作者のゼロ点調整動作に同期して、レベルメ
ータの表示が動くため、調整の進み具合を容易に認識さ
せることが可能になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明のプロセス状態検出器を図を用
いて説明する。
【0023】図1は本発明のプロセス状態検出装置とし
て用いられる圧力・差圧測定器の一実施例の斜視図を示
したものであり、図2は図1のA−A′断面における平
面図を示したものである。
【0024】この圧力・差圧測定器の全体構成は、大き
くはプロセス流体の圧力を低圧側の導圧配管102,高
圧側の導圧配管104(図示せず)に接続された受圧部1
20と、センサ部組122からの信号を処理する信号処
理回路が収まった信号処理部190によって構成されて
いる。
【0025】受圧部120には高圧側流体,低圧側の流
体圧がそれぞれ高圧側のシールダイアフラム162,低
圧側のシールダイアフラム164を介して、部材内に収
められた非伸縮性の液体(シリコンオイル)に伝達さ
れ、これらの圧力は過負荷保護ダイアフラム140によ
り形成される第1,第2の隔離室303,304を介し
てセンサ部組122に伝達されることにより、半導体複
合機能型センサ44は高圧,低圧間の差圧を検出するよ
うになっている。
【0026】半導体複合機能センサ44からの信号はフ
レキシブルプリント基板FPC146とコネクタ381,38
3を介して、最初の第1の回路基板110の回路に伝達
され、さらに次の第2の回路基板112に設けられた回
路、そして、第3の回路基板114の回路に伝達され、
最終的な信号情報が配線接続口118に接続されたケー
ブルから、例えば4〜20mAのアナログ定電流信号と
して、また4〜20mAのアナログ定電流信号に矩形波
のディジタル信号が重畳した信号として、更にはディジ
タルの定電流信号に変換出力され、そして、カバー11
6内に保持されているドットマトリクスLCD140に
種々の形態で信号内容が表示される。
【0027】そして、受圧部120にはメンテナンスの
ために高圧側,低圧側流体が伝達される空間に連通する
ように高圧側のドレイン管194,低圧側のドレイン管
196(図示せず)が接続されている。
【0028】受圧部120にはセンサ部組122,低
圧,高圧側シールダイアフラム162,164,過負荷
保護ダイアフラム140,第一,第二の圧力室301,
302,第一,第二の隔離室303,304が設けられ
ている。
【0029】また受圧部120はSUSの単一の部材で
構成され、受圧部120の両端には対称にシールダイア
フラム301,302を取り付けるための穴部311,
312が設けられ底面にはシールダイアフラム301,3
02と同一形状に波形に加工を施し、穴部311,31
2の入口には栓351,352が取り付けられている。
【0030】受圧部120の前記シールダイアフラム1
64を取り付けるための穴部312の上側には、図7
(a)に示したように導圧配管104を接合するための
テーパーねじ受けが加工され、そして接続アダプター2
34にもテーパーねじ受けが加工され導圧配管104を
接続することにより強固に導圧配管104を接続するよ
うになっている。また導圧配管104からの流体を受け
る受け口を挾む位置に対称的にテーパーねじ受けが加工
され、ボルトねじ248,246によって接続アダプタ
ー234を受圧部120に締め付けることによって、導
圧配管104と受圧部120との気密を図るようなって
いる。さらに穴部312の下側にはドレイン管194と
接合するためのテーパーねじ受けが加工され、導通路3
22によって穴部312と接続されている。
【0031】同様に穴部311においても、上下の部分
にテーパーねじがそれぞれ導圧配管102,ドレイン管
192と接合するために加工され、導通路321により
接続されており、またボルトねじ242,244を受け
るためのテーパーねじ受けが加工され、導圧配管102
を接続アダプター232を介して締め付け導圧配管10
2と受圧部120との気密を図るようになっている。
【0032】また、受圧部120の中心軸上には、過負
荷保護ダイアフラム140,センサ部組122を収納す
るための凹部が、シールダイアフラム162,164と
直角方向に設けてある。前記凹部の小径側には、増幅器
と取り付けるための穴391が、また大径側には過負荷
保護ダイアフラム140を固定するための固定金具10
1を取り付けるための穴が設けてある。
【0033】そして、シールダイアフラム162,16
4,過負荷保護ダイアフラム140,センサ部組122
の間は導圧通路で接続している。
【0034】本実施例のプロセス状態検出器において
は、受圧部120の穴部311,312からシールダイア
フラム162,164を組込み、シールダイアフラム1
62,164の面が平行となるように溶接して第一,第
二の受圧室301,302を形成する。
【0035】次に栓351,352を穴に組込み、栓3
51,352と受圧部120との接合を行い、測定流体
受圧室171,172を形成する。
【0036】受圧部120の中心段付穴部には、径の大
きな方向よりセンサ部組122を入れた場合に固定され
るように円柱上の段が設けられ、ここにセンサ部組12
2を挿入し、センサ部組122の導通路と受圧部120
の導通路が導通するように組込み、センサ部組122の
両端を溶接する。
【0037】その後、センタ金具151をセンタ金具1
51の導通路と受圧部120の導通路が導通するような
位置に、また過負荷保護ダイアフラム140の波形状と
同一に加工した面を過負荷保護ダイアフラム140側に
向けて取り付け、さらに過不過保護ダイアフラム140
を受圧部120に溶接し、第一の隔離室304を形成す
る。
【0038】センタ金具151の中心には過負荷保護ダ
イアフラム140から半導体センサ44へ圧力を伝達す
るための導通路が設けてあり、固定金具取り付け穴に固
定金具101を、固定金具101の導通路と受圧部12
0の導通路を導通するように、また過負荷保護ダイアフ
ラム140の波形状と同一に加工した面を過負荷保護ダ
イアフラム140側に向けて取り付け、固定金具101
と受圧部120によって形成された溝にメタルを挿入
し、メタルフロー接合を行い、第二の隔離室303を形成
する。
【0039】そして、シールダイアフラム162,過負
荷保護ダイアフラム140,センサ部組122,導通
路,液封口のシールビンで囲まれた空間には、封入液が
充填してあり、同様にシールダイアフラム164,過負
荷保護ダイアフラム140,センサ部組122,導通
路,液封口のシールビンで囲まれた空間にも封入液が充
填してある。これにより従来の差圧伝送器では受圧室の
封入液を隔離室へ伝えるために、センサ部組を通り越す
導通路を形成して圧力を伝えなければならなかったが、
本実施例の差圧伝送器によればセンターダイアフラムの
近い位置に第一,第二の受圧室をそれぞれ形成すること
が可能になるので、封入液の量を少なくできると共に、
プロセス流体からの温度変化を早くセンサ部組122に
伝達することができ、このため複合機能型センサ44が
プロセスの流体状況を検出することにより、温度,静圧
を補正した正確な差圧状態を検出することを可能にして
いる。更に、本発明のプロセス状態検出装置において
は、過渡的な圧力が印加された場合に、過大圧を受けた
シールダイアフラム301、又はシールダイアフラム3
02が受圧部材に着座することにより、それ以上、突発
的にシリコン流体が移動することを防ぎ、受圧室内のシ
リコン流体の容量を第一又は第二の隔離室304,303で
吸収することにより、複合機能型センサ44のシリコン
ダイアフラムが破損しないようにしている。
【0040】センサ部組122は半導体複合機能型セン
サ44,ハーメチックシールビン145を備え、ハーメ
チックシールビン145の大気圧開放側にはFPC4
6、又は導線を半田付けをすることにより、センサの信
号を信号処理部へ送出することができる。
【0041】測定流体受圧室171,172は、受圧部
120内に形成されるため、従来例のように、特にフラ
ンジやフランジを締め付けるボルト,ナットを必要とし
ない。したがって、構成部材を減して装置全体構成をコ
ンパクトにすることが可能になる。
【0042】また、本発明のプロセス状態検出器は半導
体複合機能センサ44を使用しているため、測定流体受
圧室171,172のどちらかのみにプロセス流体の圧
力を印加することにより、例えばプロセスラインに対し
導圧配管102、又は、導圧配管104のみを受圧部に
接続して、圧力流体を受圧部に導入、別な例としてはプ
ロセスタンクから圧力流体を測定流体受圧室171,1
72のどちらかのみに導入することにより、他の開口部
を封止、又は大気圧開放とすることによって、プロセス
流体の圧力(絶対圧)、又は大気圧との差圧を測定でき
る構成となっている。
【0043】次に信号処理部について詳細に説明する。
センサ部組122からの信号は FPC146とコネクタ36
1を介して、基板1(110),基板2(112)にその
信号が送出され信号処理される。さらに、これらの基板
を駆動するための電源は、変換器80を構成しているS
US又はアルミダイキャストで作られた信号処理部19
0内に納められ、信号処理部190に90度ピッチで設
けられたねじ孔399と固定ねじ397で固定されている
端子板182と基板3(114)を介して前記信号処理部
190内に対称の位置に設けられた配線接続口118よ
り外部電源から2線式伝送路を介して供給される。
【0044】これらの基板は、端子板に設けられた接続
ピン382を介して、まず基板3(114)が半田付けさ
れ、その後、基板1と2は順次、各基板上に設けられた
コネクタ132,134,136,138のおす,めす
接合により、階層的に組み立てられる。したがってかか
る構成では、前記端子板と基板1,2,3は、前記端子
板の軸上に、同心上に一体化されていく。このため、こ
れらのユニットを一括して例えば基板部組あるいはアン
プユニット等として管理することができるため、非常に
容易に組み立てることが可能となり、工数の低減ができ
る。またこれらの基板類はケース内に装着時に、端子版
182に接合された基板ホルダー395によって固定さ
れている。この基板ホルダー395はこの外周面でバネ
性を有しているため、ケースの穴部398に完全に密着
するためガタが生じない。したがってアンプユニット全
体の耐振性が向上する。
【0045】また、基板1(110)には、前記受圧部1
20との信号接続を可能にするコネクタ381が具備さ
れ、このコネクタ381は前記コネクタ383(FPC146
と接続しているコネクタ)とかん合するように構成され
ている。
【0046】コネクタ383は図9に示したように、受
圧部120との接合面が円形上になっている樹脂で形成
されたコネクタであり、ハーメチックシールピン145
の信号を引き出すFPC146からの信号を出力するた
めのコネクタが形成されている。そしてこのコネクタ3
83は受圧部120に90度ピッチで設けられたねじ孔
部922,924,926,928とそれぞれねじ90
2,904,906,908で接合しており、このねじ
孔とねじとの接合の組合せを変えることにより、コネク
タ383はその接合方向を90度ピッチで変更すること
が出来るようになっている。
【0047】なお、このコネクタ381とコネクタ38
3との接続は図6に示すように、信号処理部190の底
部に十字型の形状に設けられたコネクタ挿入穴504か
ら、この挿入穴の縦、又は横穴と密着接合するように突
き出しているコネクタボルダー383と基板に接合され
たコネクタ381が容易に挿入できるように所定の位置
と形状を規定しており、接続時において挿入ミスを起さ
ないようになっている。
【0048】次に信号処理部と受圧部との接合方法につ
いて述べる。
【0049】信号処理部190は前記受圧部120の円
形状の凹部391の外形寸法に合致して形成された信号
処理部190の接合面部392により接続され、円周状
に配置された4本のボルト388によって図6に示した
ように信号処理部190の底部に90度ピッチで設けら
れたボルト通し穴506を介して、このボルトは図9に
示した受圧部に90度ピッチで設けられたボルト穴に接
合し所定の締付トルクにて、前記受圧部120に固定さ
れる。
【0050】また、この固定時においては、前記受圧部
120とケース80に設けた微少な接合面393によっ
てのみ接触して固定される構成になっている。このた
め、前記円筒形式の接合部(391と392)には過大
な力及び片当りが生じることがなくなり、防爆性能上必
要なギャップが常時維持されるようになっている。さら
に、変換器に大きな振動が負荷された場合にも、円筒部
のギャップは常時一定に保たれているのでガタつきがな
く、信号処理部190の固有振動数は低下することがな
い。このため、本接合方式によると、激しい振動数のあ
る場所(例えば150Hz,3Gクラス程度)でも正常に
十分使用できる。
【0051】次に、前記端子板(基板を含む)までをケ
ース80内に組み立てるまでの組立手順について説明す
る。
【0052】まず前記受圧部120の凹部391を基準
にして、変換器の信号処理部190をコネクタボルダー
383がコネクタ挿入穴504から出るように挿入す
る。次に、変換器の底部にある90度ピッチのボルト通
し穴506と受圧部の凹部内に設けられた同ピッチのね
じ穴912〜918とを合致させ、さらに、所定の方向
にセットした後、ケース上部からボルト388で信号処
理部190を検出器に締め付ける。
【0053】信号処理部190の接合部は受圧部内に設
けた凹部内で防爆上の接合面を形成できるので、コンパ
クト化,省材料化できる。さらに、その固定方法は変換
器内でボルトにて固定されるので、締付部材が露出する
ことが全く防爆上都合が良く、耐環境性が向上し、メン
テナンス性が改善される。
【0054】次に、一体化した端子板を、所定の方向
(例えば図4に示すような方向)で、上から信号処理部
190の穴部に398に差し込む。この時、一体化した
端子板と前記受圧部からの信号は、コネクタ383と3
81によって、しっかり接続されるようにし、このと
き、このコネクタと端子板の当り面間の寸法は、所定の
寸法で決定されており、若干押し付けるように寸法を構
成する。これにより基板1,2(110〜112)は剛
性が高くなり、その固有振動数が低下することがなくな
る。
【0055】受圧部120からの信号は基板〜端子板を
経由して、その出力値を表示器(ドットマトリクスLC
D)140に表示し、あるいは2線式伝送路の信号,電
源ラインにて外部に送出される。表示器140は前記信
号処理部190に、カバー116に介してねじ止めされ
る。カバー116には、表示器140の指示を外部から
観察できるように、ガラスあるいは透明な部材404が
装着され、また、防爆上の仕様を満足させるため、ガス
ケット432を介して、止めバネ406により、カバー
に装着される。さらにカバー116には、表示器140
のつば部411部の上部に押えバネ407を介して挿入さ
れ、前記表示器を挿入した後、さらに、止めバネ408
によって、前記カバーに組込まれる。表示器140は、
ある程度のガタがある状態にて、カバー116内に収納
されている。このような構成においては、表示器140
はカバー116の着脱,取り付け時にもカバー116と
一緒に動くため、カバーを信号処理部190から取り外
した時でも脱落することは一切ない。
【0056】図4にカバーを着脱する状態の平面図、図
5にその着脱状態の斜視図を示す。表示器140は電気
的な接続をする計4個の端子421と、取り付け時の位
置決めのためのガイドピン422が一体化されて形成さ
れており、これらを保護するため凹状の形状を持つカバ
ー部423内に形成されている。これにより、カバーを
取り外した状態においても、電気的な接続端子421は
露出することがなく、信頼性が十分確保される構成とな
っている。このカバー116は前記信号処理部190に
装着する場合は、前記信号処理部190に既に収納され
ている端子板182の受け側の接続部521とガイドピ
ン挿入穴522をほぼ一致させながら、カバー116を
信号処理部190にねじ込む。表示器140はカバー1
16に対し、ある程度のスペースを持って保持されてい
るので、カバー内で回転できる構成となっているが、ガ
イドピンそして端子をさし込んでから締め付けることに
より、表示器を回転させない状態にしてカバーを締め付
けることができる。また、装着が進むに従って表示器1
40は押えバネ407によって表示器のつば411を押し
付けながら、端子板の面に接触して止まる。この時、端
子板182と表示器116内にはスペーサが形成され、
このスペース内で外部からの配電信号送受信用の2線式
伝送路の電線が収納される。
【0057】図7,図8に本発明のプロセス状態検出器
が導圧配管及び2線式伝送路のケーブルに接続されてい
る一実施例を示す。
【0058】図7(a)に示すように一般に伝送器本体
は低圧,高圧側の導圧配管102,104に接合された
状態で、配線口118は表示器140に対して平行に左
右に位置しているため、左右いずれの方向からも配線が
可能であり、かつ2線式伝送路のケーブル702により
上位機器との間で目的とする信号を送受信するようにな
っており、表示器140は操作者が必要な情報を見やす
い表示目的の方向に向いている。
【0059】そして、本発明のプロセス状態検出器にお
いては、図7(b)に示したように、表示器に対して向
かって右側からケーブル702を接続していた状態か
ら、左側の導入口から接続するようにするには、左側の
導入口のキャップを開け、前と同様に+側出力端子70
2,−側出力端子704へケーブル線を接続することに
より左右の接続方向の向きを変えることができるように
なる。
【0060】さらに、何らかの都合により配線を下ある
いは上から接続する場合が生じた場合にも、前記信号処
理部190の底部に設けられているボルト通し穴506
を、受圧部に設けられたねじ穴912〜918に対して
+90度、あるいは−90度回転させてその組み合わせ
変えることにより、そして、それに対応してコネクタホ
ルダー383とコネクタ381が通っているコネクタ挿
入穴504の位置も変えることにより、表示器140の
表示方向を一定としたままで、その配線方向を任意に変
えることができるようになる。
【0061】表示器140の表示方向を変える場合に
は、信号処理部190の位置を一定としたままで、コネ
クタホルダー346とコネクタ383が通るコネクタ挿
入穴504の位置を90度ピッチで変化させ、かつ端子
板182と信号処理部190との接合も90度ピッチで
変化させることにより、その表示方向を配線方向を一定
としたままで変えることが可能となる。
【0062】また、上述した配線方向と、表示方向の変
更手段を組み合わせることにより、配線方向と、表示方
向を同時に変化させることも可能である。
【0063】そして、本発明のプロセス状態検出器にお
いては、受圧部120と、信号処理部190との相対的
な位置組み合わせを変えることにより、配線,表示方向
の変更を可能にしているので、受圧部120を導圧配管
に取り付けた状態のままで、それらの変更が行えるよう
になっており、従来品と比較してメンテナンスに要する
手間を極力少なくすることができるようになっている。
【0064】図8(b)は図8(a)の基本的な設置状
態を、配線方向を上から取るように変更した例であり、
図8(c)は表示方向を90度回転させた例であり、図
8(d)は表示方向を90度回転させ、さらに配線方向
を下から取るように変更した例である。このように配
線,表示方向を種々に変更することが可能になるため、
設置スペースの削減が可能であり、また、一度設定した
後にプラント制御システムを変更し配線方向,表示方向
を変えて保守管理を行いやすくする場合などに有効に機
能する。
【0065】図10に本発明のプロセス状態検出装置と
して、差圧伝送器の信号処理回路の一実施例を示す。複
合機能型センサ44は差圧と静圧と温度によるゲージ抵
抗の変化を電気信号として出力し、マルチプレクサー
(MPX)731に選択的に取り込まれる。
【0066】マルチプレクサー731に取り込まれた複
合機能型センサ44、回路温度センサの信号はプログマ
ブルゲインアンプ(PGA)733で増幅され、次にA
/D変換器734でディジタル信号に変換され、マイク
ロプロセッサー(MPU)730に送信される。メモリ
739(EEPROM)には差圧,静圧,温度センサの
各特性(圧力伝送器の場合は圧力と温度センサの各特性
のみでも可能)が予め記憶されており、これらのデータ
を用いて前記マイクロプロセッサー730にて補正演算
することにより、高精度の差圧信号値と、静圧,温度信
号値を演算する。この演算結果は、D/A変換器737
とV/I変換器738を介して通常のアナログ信号に変
換され、DC4〜20mAの直流電流信号として上位の
制御装置であるコンピュータ,信号変換器に差圧,静
圧,温度信号が送出できる構成となっている。
【0067】そして、本実施例の装置では、複合機能セ
ンサ44より求めたプロセス状態に関する情報を、信号
処理部190内の表示部140に表示すること。更に
は、DC4〜20mAの直流電流に情報をディジタル信
号として重畳して送ること、さらに図では示していない
が信号処理回路から直流電流によるディジタル信号を送
ることによりプロセス情報を出力することが可能であ
る。
【0068】また、直流電流信号にディジタル信号を重
畳する通信方法、又はディジタル信号で外部に設けられ
た監視制御装置と通信を行う通信方法では、V/I変換
器738内に収められたディジタルI/O回路により、
例えば図16に示したようにオペレータズコンソール9
72、またはハンドヘルドターミナル974にプロセス
状態に関する情報を表示し、そしてこれらの装置から測
定レンジなどパラメータの設定,変更,出力調整,入出
力モニタ,自己診断などの指定を行うことができる。
【0069】図11は本発明のプロセス状態検出装置に
使用される複合機能形差圧センサ部の断面図である。
【0070】複合機能形差圧センサチップ44は(10
0)面のn形単結晶シリコンであり、その一方の面のほ
ぼ中央に、円形の薄肉部661を有する。この基板上の
薄肉部661に基板のそれぞれの面から第一のプロセス
圧力と第二のプロセス圧力を印加することにより、前記
薄肉部661は差圧に感応する起歪体となり、差圧検出
用の感圧ダイアフラムとして動作する。
【0071】差圧感圧ダイアフラム661の上面には
(100)面におけるピエゾ抵抗係数が最大となる<1
10>軸方向に、第一の差圧センサであるP形抵抗体
(ゲージ抵抗)631〜634及び第二の差圧センサで
あるP形抵抗体(ゲージ抵抗)641〜644がそれぞ
れ結晶軸に対して平行又は直角方向に熱拡散法あるいは
イオンプランティーション法により形成される。前記各
抵抗体631〜634及び641〜644の配置位置
は、差圧印加時に差圧感圧ダイアフラム661上に発生
する半径方向,同方向の歪が最大になる固定部近傍に配
置する。また、これらの抵抗の配置方向としては、63
1及び641と633及び643を半径方向とし、63
2及び642と634及び644を接線方向とし、同じ
配置方向を向いた抵抗体のそれぞれの一端を結線して、
それぞれの抵抗体の他端を検出端子に接続してブリッジ
回路を構成する。
【0072】また、差圧感圧ダイアフラム以外の厚肉部
には、静圧に感圧する抵抗体621〜624を形成し、
これらをブリッジ回路に結線することにより大きな静圧
信号を得ることができる。また厚肉部に温度に感応する
抵抗体665を形成し、この抵抗値変化を出力端子から
取り出すことにより、プロセス流体の温度も間接的に測
定できるようになっている。
【0073】そして、差圧感圧ダイアフラム661の形
状の肉厚は感応する差圧に応じて所望の形状と肉厚に設
定され、異方性ウェットエッチング、あるいはドライエ
ッチングによって形成される。これにより差圧感圧ダイ
アフラム661上の抵抗体631〜634及び641〜
644はダイアフラムに発生する歪を受け、ピエゾ抵抗
効果により抵抗が変化するためその変化を信号として取
り出すことができる。
【0074】複合機能形差圧センサチップ44は中空の
固定台652を介してハウジング654に取り付けられ
る。固定台652は複合機能形差圧センサチップ44の
ハウジング654との電気絶縁およびハウジング654
との線膨張係数の相違による熱歪の低減を考慮して、前
記シリコンと線膨張係数の近似したセラミックス(例え
ばSiC)が望ましいが、入手不可能の場合はその材料
選択時に前記シリコンとの線膨張係数との相違を無視し
てもよい。固定台652のセンサチップ44との接合面
側には接合層650を形成する。650の接合層は固定
台652の接合表面を低融点ガラス等の酸化物ソルダー
でグレイズ化して形成するか、あるいは金属ソルダー、
あるいはAu−Si合金層又はAuの薄膜をスパッタ
法、あるいは蒸着法により形成することができる。また
は、有機質あるいは無機質のバインダーでも形成でき
る。かかる接合層650を固定台652のセンサチップ
44の接合面側に設けることにより、センサチップ44
を、低温で容易に接合できる。またその接合層は薄いの
で接合歪の影響を極力低減できる。
【0075】複合機能形差圧センサチップ44からの差
圧,静圧,温度の各信号はリード線656および配線板
655を介して、ハウジング654に設けられたハーメ
チックシール部の端子145により外部にそれぞれ取り
出される。
【0076】ところで、差圧感応ダイアフラム661上
の抵抗体631〜634及び641〜644はダイアフ
ラムの上面と凹部663の差圧により発生する歪を受
け、ピエゾ抵抗効果により抵抗が変化するため、その信
号を取り出すことができる。しかし、これらの抵抗体6
31〜634及び641〜644は差圧感圧ダイアフラ
ム661の両面にかかる圧力が等しいとき(静圧状態)で
さえ、または温度が変化にも感応して出力が変化する。
前者の出力変化を静圧によるゼロ点変化と呼び、後者の
出力変化を温度変化によるゼロ点変化と呼んでいる。温
度変化時のゼロ点変化は主に抵抗体631〜634及び
641〜644の各抵抗値のバラツキと、抵抗体の抵抗
値が温度の関数となっているためである。したがって、
温度センサの出力665と差圧センサの出力との関係は
明確に関係づけられるので補償も容易である。静圧印加
時のゼロ点変化は、主に、静圧印加時に発生する固定台
652やハウジング654などのセンサチップ44以外の
構成体より生じる歪によって生じる。このゼロ点変化
も、温度変化時のゼロ点変化と同様に、静圧印加時の差
圧センサのゼロ点変化と静圧センサの出力621〜62
4との関係を情報として前もって収集しメモリ739に
収めておけば、この情報に基づいて補償できる。このた
め、前記検出器内部の封入液量のバラツキ、及びシール
ダイアフラム,センターダイアフラムのバラツキをも含
めて高精度の補償が可能となっている。
【0077】図16に本発明のプロセス状態検出装置
を、プロセス状態を監視,制御する上位機器に接続した
場合のプロセス制御システムの一実施例を示す。
【0078】2線式伝送路950に対しマルチドロップ
に接続されたプロセス状態検出装置(差圧伝送器、又は
絶対圧伝送器)952及び954が検出したプロセスの
状態信号はシグナルコンパレータ960を介してオペレ
ータズコンソール970に接続することにより、プロセ
ス現場から離れた場所でもプロセス状態を知ることがで
きる。また、オペレータズコンソール970にプロセス
状態検出装置の測定レンジなどのパラメータの設定,出
力調整,検出装置の自己診断結果などを出力するよう検
出装置に指令すること、そしてその結果を出力すること
が可能である。さらに、2線式伝送路950に接続され
たハンドヘルドターミナル974によっても、オペレー
タズコンソールと同等の指令、またその結果を検出装置
から得ることが出来るようになる。
【0079】さらに、図ではマルチドロップの接続の例
を示したが、プロセス状態検出装置をシグナルコンパレ
ータ960に対して1対1に構成することも可能であ
る。
【0080】図12に表示器140の表示構成区分を示
す。表示部810は大きく3つの表示区分を有してい
る。検出装置の出力は表示区分804にその値、例えば
差圧値,絶対圧値が表示され、さらに、この表示区分8
04の表示値に対応してLCDのドットマトリックスマ
ークにより構成されるレベルマーク806がアナロググ
ラフ的に表示される。さらに、検出器が測定範囲を超え
た状態においては、オーバースケールの時はマーク81
2が表示され、アンダースケールのときはマーク814
が表示される。そして検出装置の信号出力状態,装置の
ゼロ点調整状態については表示区分816にその属性を
示すマークが表示される。
【0081】図13は表示器140の検出装置の信号出
力状態の具体例を示した一実施例である。
【0082】本発明のプロセス状態検出装置を差圧伝送
器として用いる場合、工業プラント等のパイプライン中
に流れる流体の流量を求めることが主要な課題である。
このためにパイプライン中に設けられたオリフィスを流
体が通過するときに発生する差圧ΔPを測定して、次式
により流量Qを算出する。
【0083】 Q=k√ΔP …式1 ここでKはレイノルズ数等で決まる定数である。
【0084】従来の差圧伝送器においては、伝送器のセ
ンサが検出した差圧情報をリニアに対応させて4〜20
mAの定電流信号として2線式伝送路に送信し、上位機
器であるシグナルコンパレータがこの差圧情報を√変換
し、その平方根の値を更に上位機器のオペレータズコン
ソールに送信して、最終的にオペレータズコンソールが
流量Qを求めていた。
【0085】これに対して、本発明の差圧伝送器では伝
送器本体内にセンサが検出した差圧情報を√変換し、そ
の平方根の値に対応した情報を2線式伝送路に送信する
機能を備えると共に設定により√変換前の値、又は√変
換後の値を表示器140に表示する機能をも備え、表示
内容,出力内容が√変換前の値、又は√変換後の値を示
しているのかを操作者に対して知らしめる表示機能を持
たせたものである。
【0086】図13(a)は√変換出力マーク820、
√変換表示マーク808を共に点燈させないことによ
り、表示,出力値とも共に√変換前の値を表示,出力し
ていることを示したものであり、その表示区分804の
表示値は√変換前の値が表示され、この値に対応してド
ットマトリックスマーク806が点燈する。
【0087】図13(b)は√変換出力マーク820を
点燈させ、√変換表示マーク808を共に点燈させない
ことにより、出力値として√変換後の値が出されている
が、表示に√変換前の値が出力されていることを示す。
そして表示区分804の表示値には√変換前の差圧セン
サのリニアの値が表示される。
【0088】図13(c)は√変換表示マーク808を
点燈させ、√変換出力マーク820を点燈させないこと
により、表示値が√変換後の値を表示し、出力値がリニ
ア出力されている状態を示したものであり、出力値とし
て√変換前の値が出され、かつ表示に√変換後の値が出
力されていることを示している。そして表示区分804の
表示値には√変換後の差圧センサの検出値が表示され
る。
【0089】このように、本発明の検出装置はメンテナ
ンス時に、表示器のみで、その出力値、及び出力モード
等を一括して確認できるようになり、このため保守性管
理が容易な優れた検出装置を提供できる。
【0090】従来の装置ではシステムを構成した場合に
シグナルコンパレータがこの差圧情報を√変換しなけれ
ばならず、一台のシグナルコンパレータが複数の検出装
置からの信号を受信していた場合、信号変換のために上
位機器に対するレスポンスが遅れてしまっていたが、こ
れに対し本発明の検出装置では内部にセンサ信号を√変
換させる機能を持たせたので、大規模なシステムを構成
した場合でも、シグナルコンパレータの信号収集のレス
ポンスが遅れることはない。
【0091】また、さらに出力信号,表示信号が√変換
後の値であるかを明確に知らしめる表示器機能を備えた
ので、操作者は正確に表示情報を把握することが出来る
ようになる。
【0092】さらには、メンテナンス時に検査対象とな
る検出装置からの2線式伝送路にハンドヘルドターミナ
ルを接続して、表示器の表示内容とハンドヘルドターミ
ナルの表示内容が√変換前後の値として等しい値を表示
しているかを、容易に検査者に対して知らしめることが
できるようになる。
【0093】そして、メンテナンス時にはハンドヘルド
ターミナルを接続し、ここから検出装置に対して√変換
前後の値を交互に出力するように指令することにより、
表示器の表示内容とハンドヘルドターミナルの表示内容
が等しいかを確認することにより、検出装置の√変換機
能が正常に動作しているかを確かめることが出来る。図
14は検出装置がゼロ点調整状態になった場合の、表示
器140の表示具体例を示した一例である。
【0094】ゼロ点調整状態としては、例えば定期点検
等により本発明のプロセス状態検出装置を差圧伝送器と
して用いている場合、導圧配管に接合された三方弁によ
り意図的に差圧0の状態を作り出し、これが0%として
出力,表示されるように調整すること、また本発明のプ
ロセス状態検出装置を絶対圧検出器として、例えばプロ
セスタンクに接合され用いられている場合に、基準とな
るタンク容量水位を作り出し、この水位に対応した信号
が表示,出力されるように調整するものである。
【0095】図14(a)は意図的に作り出した状態に
対して、その状態の出力信号が目的とする信号出力%に
なるように、ゼロ点を上げている状態を示しており、オ
ーバースケールマーク812が表示されると共に、ドッ
トマトリックスマーク806が表示値に対応して点燈
し、レベルアップするようになっている。
【0096】また図14(b)は意図的に作り出した状
態に対して、その状態の出力信号が目的とする信号出力
%になるように、ゼロ点を下げている状態を示してお
り、アンダースケールマーク814が表示されると共
に、ドットマトリックスマーク806が表示値に対応し
て点燈し、レベルダウンするようになっている。
【0097】尚、検出器のゼロ点調整を行うためには、
例えば調整が必要とする検出器が接続された2線式伝送
路に対して、ハンドヘルドターミナル974を接続し、
ここから検出器に対してゼロ点調整開始信号,アップ,
ダウン信号を送信し、かつ表示器140の表示内容を見
て、ゼロ点調整状態を確認しながら調整を進めることが
出来るので容易にかつ確実に保守点検が行えるようにな
る。
【0098】図15は検出装置が異常状態になった場合
の、表示器140の表示具体例を示したものである。
【0099】図15(a)は検出器の出力がオーバーに
なった状態を示しており、その時の出力値を表示すると
共にオーバースケールマーク812と、ドットマトリッ
クスマーク806を全て点燈している状態を示したもの
である。
【0100】図15(b)は検出器の出力がアンダーに
なった状態を示しており、その時の出力値を表示すると
共にアンダースケールマーク814が点燈している状態
を示したものである。
【0101】図15(c)は検出装置の自己診断結果に
異常があることを示したものである。この時、√変換表
示マーク808が点燈し、検出器の機器内部のどこに異
常があるかを示しており、この例ではA/D変換器に異
常があることを示している。また、検出器はその本体内
に異常が発生した場合には同時に2線式伝送路に対して
その出力の定電流信号値をバーンアウト,バーンダウン
させる機能を備えている。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のプロセス
状態検出装置によれば、機器自体を非常にコンパクトに
でき経済的な優位性と共に、さらに、システムのリプレ
イスが容易であり、保守,点検時にも非常に使い易い構
成になっている。
【0103】次に、検出器,信号処理部表示器がほぼ同
一軸上にあるため、検出器自体の重心位置が導圧配管に
対してシンメトリの位置に構成できるため、過大な偏心
荷重を受けないので強い振動に対しても十分に耐えうる
構成となる。
【0104】また、メンテナンス時においては、装置の
表示部を落したとしても、カバーにより保護されるので
破損することがなく、さらに基板取り出しの行程数を減
らすことが出来る。
【0105】そして、表示器に送信,表示内容が特定の
関数変換後の内容で送信,表示されていることを知らし
める機能を備えているため、操作者に対し装置の状態を
容易に知らしめることを可能にしている。
【0106】更に、ゼロ点調整のメンテナンス時におい
ても、操作者の調整方向に対応してそのシフト方向の表
示,レベルメータの表示が動くため、調整の進み具合を
容易に認識させることが可能になる。
【0107】このように本発明のプロセス状態検出装置
は耐環境性に優れ、さらに、保守,点検時にも非常に使
い易くなっており、さらに、プラントの施行費の低減を
も可能としている。さらに、機器自身は安定で信頼性が
高い構成にすることが可能なので、プラントの運転効率
を向上させることができ、増々の省力化を達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す検出装置全体の斜視
図。
【図2】従来品の外観を示した図。
【図3】図1の検出装置全体の断面図。
【図4】表示器を備えたカバーとケースとの接合説明
図。
【図5】図4のカバーとケースとの接合の斜視図。
【図6】図4のa−a断面における信号処理部の受圧部
との接合部分の説明図。
【図7】導圧配管と伝送ケーブルに対する検出装置の接
続例。
【図8】導圧配管と伝送ケーブルに対する検出装置の接
続例。
【図9】受圧部からの接続アダプターの斜視図。
【図10】変換器の信号処理体系を示したブロック図。
【図11】半導体複合センサの構成を示した断面図。
【図12】表示器の表示区分の説明図。
【図13】表示器の表示例。
【図14】表示器の表示例。
【図15】表示器の表示例。
【図16】本発明装置を使用したプラント制御システム
の例。
【符号の説明】
120…受圧部、190…信号処理部、192,194
…ドレイン管、232,234…接続アダプター、24
2,244,246,248…接続アダプター用ボルト
ねじ、306…信号処理部と受圧部の接続用ボルトね
じ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 照雄 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所計測器事業部内 (72)発明者 長須 章 茨城県勝田市大字市毛882番地 株式会社 日立製作所計測器事業部内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プロセスの流体の圧力を検出するセンサを
    有する受圧部と、 該受圧部と接合し前記センサからの信号を処理する信号
    処理回路を有する信号処理部とを備え、外部に前記プロ
    セスの流体の情報を送信することを特徴とするプロセス
    状態検出器において、 前記信号処理部に上位の制御機器と接続するための配線
    を導入する配線導入口を備え、該配線導入口の方向を変
    えられることを特徴とするプロセス状態検出器。
  2. 【請求項2】前記請求項第1項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記信号処理部に前記センサからの情報を表示させる情
    報表示器を設け、 前記配線導入口の方向を変化させても、前記情報表示器
    の表示方向が一定となることを特徴とするプロセス状態
    検出器。
  3. 【請求項3】前記請求項第2項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記信号処理部と前記受圧部との相対位置が90゜ピッ
    チで回転できることを特徴とするプロセス状態検出器。
  4. 【請求項4】前記請求項第3項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記受圧部に凹部を設け、該凹部に前記信号処理部が収
    まることを特徴とするプロセス状態検出器。
  5. 【請求項5】前記請求項第4項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記信号処理部の内部にねじ孔を設け、該ねじ孔を貫通
    するねじ棒を接合することにより前記信号処理部と前記
    受圧部とを固着することを特徴とするプロセス状態検出
    器。
  6. 【請求項6】前記請求項第1項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記センサは前記プロセスの流体の絶対圧を測定するこ
    とを特徴とするプロセス状態検出器。
  7. 【請求項7】前記請求項第1項のプロセス状態検出器に
    おいて、 前記センサは前記プロセスの流体中に発生した差圧を測
    定することを特徴とするプロセス状態検出器。
  8. 【請求項8】前記請求項第6または7項のプロセス状態
    検出器において、 前記センサは半導体センサであることを特徴とするプロ
    セス状態検出器。
  9. 【請求項9】前記請求項第6または7項のプロセス状態
    検出器において、 前記センサとして静電容量式のセンサを用いたことを特
    徴とするプロセス状態検出器。
  10. 【請求項10】プロセスの流体の圧力を検出するセンサ
    を有する受圧部と、 該受圧部と接合し前記センサからの信号を処理する信号
    処理回路を有する信号処理部とを有し、該信号処理部内
    に前記プロセスの流体の情報を表示する表示器を備えた
    ことを特徴とするプロセス状態検出器において、 前記表示器は前記信号処理部を封止するために具備され
    ているカバー内に収められ、前記表示器は前記カバーの
    開閉時に該カバー内部に保持されることを特徴とするプ
    ロセス状態検出器。
  11. 【請求項11】前記請求項第10項のプロセス状態検出
    器において、 前記信号処理部内の基板にコネクタ端子が設けられ、 かつ前記表示器は前記カバーに対して回転するようにな
    っており、前記基板コネクタ端子に表示器の端子をひっ
    かけ、表示器が回転しないようになっていることを特徴
    としたプロセス状態検出器。
  12. 【請求項12】前記請求項第10項のプロセス状態検出
    器において、 前記表示器としてドットマトリクスLCDを用いたこと
    を特徴とするプロセス状態検出器。
  13. 【請求項13】前記請求項第11項のプロセス状態検出
    器において、 前記基板コネクタ端子と前記表示器の端子を接合すると
    き、アース電位の端子が最初に接合することを特徴とす
    るプロセス状態検出器。
  14. 【請求項14】プロセスの流体の圧力を検出するセンサ
    を有する受圧部と、 該受圧部と接合し前記センサからの信号を処理する信号
    処理回路を有する信号処理部とを有し、該信号処理部内
    に前記プロセスの流体の情報を表示する表示器を備えた
    ことを特徴とするプロセス状態検出器において、 前記センサ,前記信号処理回路、および前記表示器をほ
    ぼ同軸上に配置したことを特徴とするプロセス状態検出
    器。
  15. 【請求項15】前記請求項第14項のプロセス状態検出
    器において、 前記信号処理部はほぼ円柱形の筐体で構成され、前記信
    号処理回路は前記円柱形のほぼ断面形状を有する円形状
    の基板で構成されていることを特徴とするプロセス状態
    検出器。
  16. 【請求項16】前記請求項第15項のプロセス状態検出
    器において、 前記信号処理回路を2つ以上の円形状の基板で構成し、
    該個々の基板管の配線を面付けにより接合したことを特
    徴とするプロセス状態検出器。
  17. 【請求項17】プロセスの流体の圧力を検出するセンサ
    を有する受圧部と、 該受圧部と接合し前記センサからの信号を処理する信号
    処理回路を有する信号処理部とを有し、該信号処理部内
    に前記プロセスの流体の情報を数値表示する表示器、及
    び前記センサからの信号を外部に出力する信号出力回路
    を備えたことを特徴とするプロセス状態検出器におい
    て、 前記表示器は前記数値表示の値が前記信号処理回路で所
    定の関数により変換された後の数値を表示しているとき
    は、変換後の数値を表示していることを示すマークを表
    示し、 かつ前記信号出力回路からの出力信号が所定の関数によ
    り変換された後の信号を出力しているときは、変換後の
    数値を出力していることを示すマークを表示することを
    特徴とするプロセス状態検出器。
  18. 【請求項18】前記請求項第17項のプロセス状態検出
    器において、 前記所定の関数として平方根の関数を用いたことを特徴
    とするプロセス状態検出器。
  19. 【請求項19】プロセスの流体の圧力を検出するセンサ
    を有する受圧部と、 該受圧部と接合し前記センサからの信号を処理する信号
    処理回路を有する信号処理部とを有し、該信号処理部内
    に前記センサの状態を表示する表示器を備えたことを特
    徴とするプロセス状態検出器において、 前記表示器に所定のマークの集合によりレベルメータを
    構成し、該レベルメータの表示を前記センサのゼロ点調
    整に同調させることを特徴とするプロセス状態検出器。
  20. 【請求項20】前記請求項第19項のプロセス状態検出
    器において、 前記センサのゼロ点の整合が合ったときに、前記レベル
    メータのマークが中間まで点燈することを特徴とするプ
    ロセス状態検出器。
  21. 【請求項21】前記請求項第17,19項のプロセス状
    態検出器において、 前記表示器としてドットマトリクスLCDを用いたこと
    を特徴とするプロセス状態検出器。
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