JPH07151507A - 回転角度発信器 - Google Patents
回転角度発信器Info
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- JPH07151507A JPH07151507A JP6225344A JP22534494A JPH07151507A JP H07151507 A JPH07151507 A JP H07151507A JP 6225344 A JP6225344 A JP 6225344A JP 22534494 A JP22534494 A JP 22534494A JP H07151507 A JPH07151507 A JP H07151507A
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- coil
- sensor
- rotation angle
- core
- angle transmitter
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/20—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
- G01D5/22—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature differentially influencing two coils
- G01D5/2208—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature differentially influencing two coils by influencing the self-induction of the coils
- G01D5/2216—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature differentially influencing two coils by influencing the self-induction of the coils by a movable ferromagnetic element, e.g. a core
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低コストで省スペース的な構造を有し信頼性
の高い回転角度検出を可能にする回転角度発信器を提供
すること。 【構成】 回転角度センサは、センサ軸の回転運動に対
して固定的に配設されたリニアな少なくとも１つのセン
サコイルを有しており、該センサコイルは当該コイル内
でシフト可能に支持されたコイルコアを有しており、前
記コイルコアは、クランク伝動機構を介して前記センサ
軸によってシフト可能であり、前記センサコイル内での
前記コイルコアのシフト方向に相応するコイル軸線は例
えば前記センサ軸の回転軸線に対して横断方向に配置さ
れるように構成する。
の高い回転角度検出を可能にする回転角度発信器を提供
すること。 【構成】 回転角度センサは、センサ軸の回転運動に対
して固定的に配設されたリニアな少なくとも１つのセン
サコイルを有しており、該センサコイルは当該コイル内
でシフト可能に支持されたコイルコアを有しており、前
記コイルコアは、クランク伝動機構を介して前記センサ
軸によってシフト可能であり、前記センサコイル内での
前記コイルコアのシフト方向に相応するコイル軸線は例
えば前記センサ軸の回転軸線に対して横断方向に配置さ
れるように構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、有利には自動車分野で
適用される例えばペダル信号値発信器及びクラッチ調整
器用の回転角度発信器であって、回転軸線を中心に回転
可能に支承されたセンサ軸を有しており、該センサ軸は
回転又は旋回装置に連結されており、当該連結構成によ
っては前記センサ軸は前記回転又は旋回装置により回転
ないし旋回位置に相応して回転ないし回動可能であり、
かつ電気的な回転角度信号を供給する回転角度センサと
共働するものである、回転角度発信器に関する。
適用される例えばペダル信号値発信器及びクラッチ調整
器用の回転角度発信器であって、回転軸線を中心に回転
可能に支承されたセンサ軸を有しており、該センサ軸は
回転又は旋回装置に連結されており、当該連結構成によ
っては前記センサ軸は前記回転又は旋回装置により回転
ないし旋回位置に相応して回転ないし回動可能であり、
かつ電気的な回転角度信号を供給する回転角度センサと
共働するものである、回転角度発信器に関する。
【０００２】
【従来の技術】公知のペダル信号値発信器（ドイツ連邦
共和国特許公開第３４１１３９３号公報）においては、
ペダル信号値発信器に連結されたペダルの旋回位置の検
出のために回転角度センサが設けられている。この回転
角度センサはケーシング内に回転可能に支承された、ペ
ダルによって負荷されるセンサ軸と共働する。この場合
回転角度センサとしてスリップリングポテンショメータ
が設けられている。このポテンショメータはペダル位置
に相応して電気的な回転角度信号を供給する。
共和国特許公開第３４１１３９３号公報）においては、
ペダル信号値発信器に連結されたペダルの旋回位置の検
出のために回転角度センサが設けられている。この回転
角度センサはケーシング内に回転可能に支承された、ペ
ダルによって負荷されるセンサ軸と共働する。この場合
回転角度センサとしてスリップリングポテンショメータ
が設けられている。このポテンショメータはペダル位置
に相応して電気的な回転角度信号を供給する。
【０００３】回転角度検出に対してポテンショメータセ
ンサが用いられているこの種のペダル信号値発信器によ
っては、これまでの要求の大部分は一応充たされてはい
るが、しかしながら所定の制御目的に対するポテンショ
メータにおける信頼性に関してはまだ乏しくこれは欠点
となっている。
ンサが用いられているこの種のペダル信号値発信器によ
っては、これまでの要求の大部分は一応充たされてはい
るが、しかしながら所定の制御目的に対するポテンショ
メータにおける信頼性に関してはまだ乏しくこれは欠点
となっている。
【０００４】大量生産品において通常レベルの精度要求
を充たしている堅固で低コストの距離センサとしてはプ
ランジャ形可動子センサ（すなわち検出すべき距離に応
じてコイル内でシフト可能なコア又は可動子を備えたコ
イル）が既に公知である。これは自動車分野の例えば照
明距離制御において用いられている。
を充たしている堅固で低コストの距離センサとしてはプ
ランジャ形可動子センサ（すなわち検出すべき距離に応
じてコイル内でシフト可能なコア又は可動子を備えたコ
イル）が既に公知である。これは自動車分野の例えば照
明距離制御において用いられている。
【０００５】この場合コイルのインダクタンスの変化は
磁性コアの埋没によって評価される。この種のセンサの
特性の線形化に対しては、種々異なる巻回数を有する直
列に接続された複数のコイル区画部が用いられる。
磁性コアの埋没によって評価される。この種のセンサの
特性の線形化に対しては、種々異なる巻回数を有する直
列に接続された複数のコイル区画部が用いられる。
【０００６】その他の磁気抵抗又は誘導原理で作動する
非接触形センサは、多くの障害量に対して敏感で、有用
な信号域は僅かである。これらの欠点を解消するための
補償手段には高いコストがかかるため、この種のセンサ
は大量生産には適していない。
非接触形センサは、多くの障害量に対して敏感で、有用
な信号域は僅かである。これらの欠点を解消するための
補償手段には高いコストがかかるため、この種のセンサ
は大量生産には適していない。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
に述べたような形式の回転角度発信器において、低コス
トで省スペース的な構造を有し信頼性の高い回転角度検
出を可能にする回転角度発信器を提供することである。
に述べたような形式の回転角度発信器において、低コス
トで省スペース的な構造を有し信頼性の高い回転角度検
出を可能にする回転角度発信器を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば上記課題
は、前記回転角度センサは、センサ軸の回転運動に対し
て固定的に配設されたリニアな少なくとも１つのセンサ
コイルを有しており、該センサコイルは当該コイル内で
シフト可能に支持されたコイルコアを有しており、前記
コイルコアは、クランク伝動機構を介して前記センサ軸
によってシフト可能であり、前記センサコイル内での前
記コイルコアのシフト方向に相応するコイル軸線は例え
ば前記センサ軸の回転軸線に対して横断方向、例えば垂
直な方向に配置されるように構成されて解決される。
は、前記回転角度センサは、センサ軸の回転運動に対し
て固定的に配設されたリニアな少なくとも１つのセンサ
コイルを有しており、該センサコイルは当該コイル内で
シフト可能に支持されたコイルコアを有しており、前記
コイルコアは、クランク伝動機構を介して前記センサ軸
によってシフト可能であり、前記センサコイル内での前
記コイルコアのシフト方向に相応するコイル軸線は例え
ば前記センサ軸の回転軸線に対して横断方向、例えば垂
直な方向に配置されるように構成されて解決される。
【０００９】共に共働するクランク伝動機構を有する本
発明のセンサコイル装置によれば、有利な形で省スペー
ス的な回転角度センサを備えた小型の回転角度発信器が
得られる。この省スペース的回転角度センサは、自動車
において非常に高い安全性が求められる部分への使用に
対しても十分安心して用いることができる位に頑強で正
確である。
発明のセンサコイル装置によれば、有利な形で省スペー
ス的な回転角度センサを備えた小型の回転角度発信器が
得られる。この省スペース的回転角度センサは、自動車
において非常に高い安全性が求められる部分への使用に
対しても十分安心して用いることができる位に頑強で正
確である。
【００１０】幾何学的に選択された配置構成によっては
有利には、回転角度センサとして非常にスペース効率が
よくて十分に正確でかつ低コストな非接触動作式のリニ
アなセンサコイルが実現され得る。
有利には、回転角度センサとして非常にスペース効率が
よくて十分に正確でかつ低コストな非接触動作式のリニ
アなセンサコイルが実現され得る。
【００１１】本発明の別の有利な構成例及び実施例は従
属請求項に記載されている。
属請求項に記載されている。
【００１２】コイルコアとセンサ軸との間のクランク伝
動機構の非線形的な伝達特性を補償するための本発明に
よる有利な構成例は請求項５に記載されている。
動機構の非線形的な伝達特性を補償するための本発明に
よる有利な構成例は請求項５に記載されている。
【００１３】本発明による回転角度発信器の信頼性をさ
らに高めるための有利な構成例は、請求項５から７に記
載されている。これらの構成例によっては有利には組付
け寸法を著しく拡大することなく回転角度発信器の機械
的及び電気的な冗長度が保証される。
らに高めるための有利な構成例は、請求項５から７に記
載されている。これらの構成例によっては有利には組付
け寸法を著しく拡大することなく回転角度発信器の機械
的及び電気的な冗長度が保証される。
【００１４】請求項８から１０に記載の本発明による別
の有利な構成例によっては、非常に簡素で組付けの容易
な回転角度発信器の構造が得られるだけではなく、さら
に有利には堅固で機能性及びコスト的にも有利な材料
（例えばフェライト）を付加的に用いることが可能とな
る。
の有利な構成例によっては、非常に簡素で組付けの容易
な回転角度発信器の構造が得られるだけではなく、さら
に有利には堅固で機能性及びコスト的にも有利な材料
（例えばフェライト）を付加的に用いることが可能とな
る。
【００１５】請求項１１に記載の本発明による有利な構
成例によれば非常に有利でコンパクトな配置構成が得ら
れる。この場合特に有利には、一方ではそれ自体検査可
能な回転角度センサとしての構成ユニットが形成され、
さらに他方では全ての製造許容偏差を補償調整し得る完
全な回転角度発信器が得られる。
成例によれば非常に有利でコンパクトな配置構成が得ら
れる。この場合特に有利には、一方ではそれ自体検査可
能な回転角度センサとしての構成ユニットが形成され、
さらに他方では全ての製造許容偏差を補償調整し得る完
全な回転角度発信器が得られる。
【００１６】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
明する。
【００１７】図１にはケーシングを有する回転角度発信
器１０が示されている。このケーシング１０の中ではセ
ンサ軸１２が回転可能に支承されている。このセンサ軸
１２の、ケーシング１１から突出している端部において
はセンサ軸１２がここでは図示されていない回転又は旋
回装置に対する固定部材１３，１４によって支持されて
いる。前記センサ軸１２は、回転又は旋回装置によりそ
の回転ないし旋回位置に相応して回転ないし回動可能で
ある。例えば回転角度発信器１０が自動車のペダルと適
切な手法で接続され得るならば、センサ軸１２はペダル
位置に相応してケーシング１１内で回転する。
器１０が示されている。このケーシング１０の中ではセ
ンサ軸１２が回転可能に支承されている。このセンサ軸
１２の、ケーシング１１から突出している端部において
はセンサ軸１２がここでは図示されていない回転又は旋
回装置に対する固定部材１３，１４によって支持されて
いる。前記センサ軸１２は、回転又は旋回装置によりそ
の回転ないし旋回位置に相応して回転ないし回動可能で
ある。例えば回転角度発信器１０が自動車のペダルと適
切な手法で接続され得るならば、センサ軸１２はペダル
位置に相応してケーシング１１内で回転する。
【００１８】ケーシング１１内にはセンサ軸１２に同軸
的に配設されたリターンスプリング装置１５が設けられ
ている。この装置１５は、センサ軸１２と固定的に結合
されている第１のばね受け部材１６ないしはケーシング
１１と固定的に結合されている第２のばね受け部材１７
を有している。これらのばね受け部材１６，１７には平
行に作用する２つのリターンスプリング１８，１９が収
容されている。この２つのリターンスプリング１８，１
９は、センサ軸１２の回転の際に回転又は旋回装置に逆
方向に作用する反力を生ぜしめる。
的に配設されたリターンスプリング装置１５が設けられ
ている。この装置１５は、センサ軸１２と固定的に結合
されている第１のばね受け部材１６ないしはケーシング
１１と固定的に結合されている第２のばね受け部材１７
を有している。これらのばね受け部材１６，１７には平
行に作用する２つのリターンスプリング１８，１９が収
容されている。この２つのリターンスプリング１８，１
９は、センサ軸１２の回転の際に回転又は旋回装置に逆
方向に作用する反力を生ぜしめる。
【００１９】ケーシング１１内にあるセンサ軸１２の別
の端部には回転角度センサ２０が連結されている。この
センサ２０は支持板２１を有している。この支持板２１
は例えばケーシング１１と固定的に結合されているばね
受け部材１７に固定されている。リターンスプリング装
置１５とは反対側の支持板２１上には１つ又は複数の
（有利には２つの）センサコイル装置が設けられてい
る。これに対して支持板２１の別の側には回転角度セン
サ２０の電子評価装置２３が配設されている。接続部材
２４（これは支持板２１を貫通して延在している）を介
して電子評価装置２３は導線２５に接続されている。こ
の導線２５はシールされてケーシング１１から引き出さ
れ、ここでは図示されていない車両の電子装置に接続さ
れる。
の端部には回転角度センサ２０が連結されている。この
センサ２０は支持板２１を有している。この支持板２１
は例えばケーシング１１と固定的に結合されているばね
受け部材１７に固定されている。リターンスプリング装
置１５とは反対側の支持板２１上には１つ又は複数の
（有利には２つの）センサコイル装置が設けられてい
る。これに対して支持板２１の別の側には回転角度セン
サ２０の電子評価装置２３が配設されている。接続部材
２４（これは支持板２１を貫通して延在している）を介
して電子評価装置２３は導線２５に接続されている。こ
の導線２５はシールされてケーシング１１から引き出さ
れ、ここでは図示されていない車両の電子装置に接続さ
れる。
【００２０】図２に示されているように、有利には２つ
のセンサコイル装置２２のそれぞれは、多数のコイル区
画部２７を備えた各１つのセンサコイル２６を有してい
る。この区画部に配置された相互に直列に接続された巻
回構成部２７′は種々異なる巻回数を有している。セン
サコイル２６内に配設されたコア支持体２８は、プラン
ジャ形可動子を形成するコイルコア２９を収容する。こ
のコアは例えばフェライトからなり、有利にはコア支持
体２８と共に押出し射出成形手法によって射出成形され
る。コア支持体２８は、センサコイル２６から突出して
いる、コア支持体ガイド３０の２つの端部に保持され
る。このコア支持体ガイドはセンサコイル２６をＣ字状
に囲繞してもよくまたこのガイドの中で前記コア支持体
がクリップされるように構成されてもよい。
のセンサコイル装置２２のそれぞれは、多数のコイル区
画部２７を備えた各１つのセンサコイル２６を有してい
る。この区画部に配置された相互に直列に接続された巻
回構成部２７′は種々異なる巻回数を有している。セン
サコイル２６内に配設されたコア支持体２８は、プラン
ジャ形可動子を形成するコイルコア２９を収容する。こ
のコアは例えばフェライトからなり、有利にはコア支持
体２８と共に押出し射出成形手法によって射出成形され
る。コア支持体２８は、センサコイル２６から突出して
いる、コア支持体ガイド３０の２つの端部に保持され
る。このコア支持体ガイドはセンサコイル２６をＣ字状
に囲繞してもよくまたこのガイドの中で前記コア支持体
がクリップされるように構成されてもよい。
【００２１】前記コア支持体ガイド３０の実質的にセン
サコイル２６に対して並列に配設されたステー部３１
は、支持板２１の方向に向けて開放されている弓型の空
隙部３２を有する。この空隙部３２は支持板２１に隣接
し、実質的に前記空隙部３２の長さをセンサコイル２６
の長手軸に対して垂直方向でかつ支持板２１に対して平
行方向に拡大する２つの突起部３３によって区画されて
いる。
サコイル２６に対して並列に配設されたステー部３１
は、支持板２１の方向に向けて開放されている弓型の空
隙部３２を有する。この空隙部３２は支持板２１に隣接
し、実質的に前記空隙部３２の長さをセンサコイル２６
の長手軸に対して垂直方向でかつ支持板２１に対して平
行方向に拡大する２つの突起部３３によって区画されて
いる。
【００２２】この空隙部３２にはクランク伝動機構のク
ランク３４の２つのクランクピン３５の１つが係合す
る。この２つのクランクピン３５は相互にクランク回転
軸線に対して直径方向で相対向して例えばポット状のク
ランク支持体３６に設けられている。他方のクランクピ
ン３５は、別のセンサコイル装置２２のコア支持体ガイ
ド３０における相応の空隙部３２へ係合する。クランク
運動を遊びなしで２つのコア支持体ガイド３０へ伝達し
得るためには、クランクピン３５はバイアスのもとに各
空隙部３２内に収容される。
ランク３４の２つのクランクピン３５の１つが係合す
る。この２つのクランクピン３５は相互にクランク回転
軸線に対して直径方向で相対向して例えばポット状のク
ランク支持体３６に設けられている。他方のクランクピ
ン３５は、別のセンサコイル装置２２のコア支持体ガイ
ド３０における相応の空隙部３２へ係合する。クランク
運動を遊びなしで２つのコア支持体ガイド３０へ伝達し
得るためには、クランクピン３５はバイアスのもとに各
空隙部３２内に収容される。
【００２３】このバイアスは空隙３２とクランクピンの
相応の設定寸法によって得られる。ステー部分３１に対
して、弾性及び形状安定性を有しかつ摩擦及び摩耗の少
ない材料、例えばプラスチックを用いる場合には、セン
サ軸１２の回転運動のコイルコア２９の直線的運動への
確実でかつ遊びのない伝達が簡単な手法で可能となる。
相応の設定寸法によって得られる。ステー部分３１に対
して、弾性及び形状安定性を有しかつ摩擦及び摩耗の少
ない材料、例えばプラスチックを用いる場合には、セン
サ軸１２の回転運動のコイルコア２９の直線的運動への
確実でかつ遊びのない伝達が簡単な手法で可能となる。
【００２４】図１に示されているようにクランク３４は
クランク支持体３６によってセンサ軸１２に固定されて
おり、さらに中央開口部３７（図３参照）を通って支持
板２１内に延在している。
クランク支持体３６によってセンサ軸１２に固定されて
おり、さらに中央開口部３７（図３参照）を通って支持
板２１内に延在している。
【００２５】図２に示されているように、コア支持体２
８は有利にはセンサコイル２６内に次のように設けられ
ている。すなわち一方のコイルコア２９が回転角度セン
サ１０の静止状態においてセンサコイル２６内に存在
し、センサ軸１２の矢印Ｄ方向への回転によるコア支持
体ガイド３０のシフトの際にはセンサコイル２６から抜
け出し、これに対して他方のコイルコア２９は静止状態
において実質的にセンサコイル２６外に位置し、シフト
の際にはこの中に挿入されるように設けられている。
８は有利にはセンサコイル２６内に次のように設けられ
ている。すなわち一方のコイルコア２９が回転角度セン
サ１０の静止状態においてセンサコイル２６内に存在
し、センサ軸１２の矢印Ｄ方向への回転によるコア支持
体ガイド３０のシフトの際にはセンサコイル２６から抜
け出し、これに対して他方のコイルコア２９は静止状態
において実質的にセンサコイル２６外に位置し、シフト
の際にはこの中に挿入されるように設けられている。
【００２６】センサ軸１２が相応の回転ないし旋回装置
によって回転されると、コイルコア２９はセンサコイル
２６において移動される。これによりコイルコアのイン
ダクタンスは変化する。その際に生じる、コア支持体ガ
イド３０と共働するクランク３４によるコイルコア２９
の移動距離における非線形的な回転角度の変化はこの場
合センサコイル２６の個々のコイル区画部２７内に設け
られている種々異なる巻回（ターン）数によって補償さ
れる。
によって回転されると、コイルコア２９はセンサコイル
２６において移動される。これによりコイルコアのイン
ダクタンスは変化する。その際に生じる、コア支持体ガ
イド３０と共働するクランク３４によるコイルコア２９
の移動距離における非線形的な回転角度の変化はこの場
合センサコイル２６の個々のコイル区画部２７内に設け
られている種々異なる巻回（ターン）数によって補償さ
れる。
【００２７】支持板２１上に配設された電子評価装置２
３は、設けられたコイル装置の数に応じて１つ又は複数
の、有利には２つの集積回路３８（図４参照）を有して
いる。この集積回路３８はそれぞれ１つの測定−及び基
準−発振器３９ないし４０を備えている。測定−発振器
３９の入力信号はそれぞれ１つのセンサ振動回路４１か
ら供給される。この振動回路４１はセンサコイル２６の
他にコンデンサ４２を有している。これに対して基準−
発振器４０は水晶共振子４３か又はその他の適当な振動
発振器に接続されている。
３は、設けられたコイル装置の数に応じて１つ又は複数
の、有利には２つの集積回路３８（図４参照）を有して
いる。この集積回路３８はそれぞれ１つの測定−及び基
準−発振器３９ないし４０を備えている。測定−発振器
３９の入力信号はそれぞれ１つのセンサ振動回路４１か
ら供給される。この振動回路４１はセンサコイル２６の
他にコンデンサ４２を有している。これに対して基準−
発振器４０は水晶共振子４３か又はその他の適当な振動
発振器に接続されている。
【００２８】測定発振器３９の出力信号は、ｆ／Ｄ−変
換器４４を介して演算ユニット（ＡＬＵ）４５に供給さ
れる。この演算ユニット４５はプログラミング可能な読
出しメモリ（ＰＲＯＭ）４６に接続されている。検出さ
れた回転角度に相応するＡＬＵ４５の出力信号は、デジ
タル／アナログ変換器４７を介して回転角度信号（例え
ばペダル位置信号値）として集積回路３８の出力側に供
給され、さらに２つの比較器４８，４９に供給される。
この比較器は予め設定可能な所定の回転角度に達した場
合に当該回転角度に相応する出力信号を供給する（例え
ば自動変速器等に対するキックダウン信号）。
換器４４を介して演算ユニット（ＡＬＵ）４５に供給さ
れる。この演算ユニット４５はプログラミング可能な読
出しメモリ（ＰＲＯＭ）４６に接続されている。検出さ
れた回転角度に相応するＡＬＵ４５の出力信号は、デジ
タル／アナログ変換器４７を介して回転角度信号（例え
ばペダル位置信号値）として集積回路３８の出力側に供
給され、さらに２つの比較器４８，４９に供給される。
この比較器は予め設定可能な所定の回転角度に達した場
合に当該回転角度に相応する出力信号を供給する（例え
ば自動変速器等に対するキックダウン信号）。
【００２９】集積化された電子評価装置２３を用いるこ
とは低インピーダンス化に結び付き、障害に強い出力信
号が得られる。
とは低インピーダンス化に結び付き、障害に強い出力信
号が得られる。
【００３０】省スペース的でかつコンパクトなセンサコ
イル装置２２の支持板２１（これは集積化された電子評
価装置２３も同時に支持する）への配置構成によって回
転角度センサ２０は、機能的でかつ１００％の検査が別
個に可能な構成ユニットとして形成される。回転角度セ
ンサ２０の補償調整によっては、全ての個別製造許容偏
差のコストのかからない補償調整が可能となり、さらに
前記したような電子評価装置２３の回路技術思想によっ
てその製造が低コストで実現可能となる。
イル装置２２の支持板２１（これは集積化された電子評
価装置２３も同時に支持する）への配置構成によって回
転角度センサ２０は、機能的でかつ１００％の検査が別
個に可能な構成ユニットとして形成される。回転角度セ
ンサ２０の補償調整によっては、全ての個別製造許容偏
差のコストのかからない補償調整が可能となり、さらに
前記したような電子評価装置２３の回路技術思想によっ
てその製造が低コストで実現可能となる。
【００３１】本発明による回転角度発信器１０（これは
例えばペダル位置信号値発信器として使用可能である）
は１００％の検査及び試験が可能である。なぜなら例え
ば自動車におけるケーブルハーネスインピーダンス等の
外的影響を障害量として受けないからである。
例えばペダル位置信号値発信器として使用可能である）
は１００％の検査及び試験が可能である。なぜなら例え
ば自動車におけるケーブルハーネスインピーダンス等の
外的影響を障害量として受けないからである。
【００３２】回転角度発信器１０へ回転角度センサ２０
を組込んだ後で、オフセットや上昇に対しての補償調整
がシリアルなインターフェースとＥＥＰＲＯＭを介して
可能である。その後で回転角度発信器１０のケーシング
１１は、例えば内部挿入係合カバー５０によってメンテ
ナンス可能に閉鎖され得る。
を組込んだ後で、オフセットや上昇に対しての補償調整
がシリアルなインターフェースとＥＥＰＲＯＭを介して
可能である。その後で回転角度発信器１０のケーシング
１１は、例えば内部挿入係合カバー５０によってメンテ
ナンス可能に閉鎖され得る。
【００３３】
【発明の効果】本発明によれば、低コストで省スペース
的な構造を有し信頼性の高い回転角度の検出を可能にす
る回転角度発信器が得られる。
的な構造を有し信頼性の高い回転角度の検出を可能にす
る回転角度発信器が得られる。
【図１】回転角度発信器の概略的な部分断面図である。
【図２】図１による回転角度発信器における回転角度セ
ンサの平面図である。
ンサの平面図である。
【図３】配置されたクランク軸と図２による回転角度セ
ンサの概略的透視図である。
ンサの概略的透視図である。
【図４】図２による回転角度センサの概略的なブロック
回路図である。
回路図である。
【符号の説明】 １０ 回転角度発信器 １１ ケーシング １２ センサ軸 １３ 固定部材 １４ 固定部材 １５ リターンスプリング １６ ばね受け部材 １７ ばね受け部材 １８ リターンスプリング １９ リターンスプリング ２０ 回転角度センサ ２１ 支持板 ２２ センサコイル ２３ 電子表か装置 ２４ 接続部材 ２５ 導線 ２６ センサコイル
Claims (11)
- 【請求項１】 回転軸線を中心に回転可能に支承された
センサ軸（１２）を有しており、該センサ軸（１２）は
回転又は旋回装置に連結されており、当該連結構成によ
っては前記センサ軸（１２）は前記回転又は旋回装置に
より回転ないし旋回位置に相応して回転可能であり、か
つ電気的な回転角度信号を供給する回転角度センサ（２
０）と共働するものである、回転角度発信器において、 前記回転角度センサ（２０）は、センサ軸（１２）の回
転運動に対して固定的に配設されたリニアな少なくとも
１つのセンサコイル（２６）を有しており、該センサコ
イル（２６）は当該コイル内でシフト可能に支持された
コイルコア（２９）を有しており、 前記コイルコア（２９）は、クランク伝動機構（３４）
を介して前記センサ軸（１２）によってシフト可能であ
り、 前記センサコイル（２６）内での前記コイルコア（２
９）のシフト方向に相応するコイル軸線は例えば前記セ
ンサ軸（１２）の回転軸線に対して横断方向、例えば垂
直な方向に配置されるように構成されていることを特徴
とする、回転角度発信器。 - 【請求項２】 前記コイル軸線は、センサ軸(１２)の回
転軸線に対し当該コイル軸線に垂直な方向で間隔を有し
ている、請求項１記載の回転角度発信器。 - 【請求項３】 前記コイルコア（２９）は、コア支持体
ガイド（３０）を用いてシフト可能であり、該コア支持
体ガイド（３０）は、前記センサコイル（２６）に対し
て実質的に平行に延在するステー部分（３１）を有して
おり、前記クランク伝動機構（３４）の被駆動側（３
５）は静止状態において前記センサコイル（２６）の長
手方向のほぼ中央領域において前記ステー部分（３１）
に係合している、請求項１又は２記載の回転角度発信
器。 - 【請求項４】 前記クランク伝動機構（３４）の被駆動
側（３５）を形成する、例えばセンサ軸（１２）の回転
軸線に対して平行に延在するクランクピン（３５）は、
予め応力をかけられて前記コア支持体ガイド(３０)の相
応の空隙部（３２）へ係合される、請求項１〜３いずれ
か１項に記載の回転角度発信器。 - 【請求項５】 前記センサコイルは（２６）は、巻回構
成部（２７′）を備えた複数のコイル区画部（２７）を
有しており、前記巻回構成部（２７′）は相互に直列に
接続され、種々異なる巻回数を有している、請求項１〜
４いずれか１項に記載の回転角度発信器。 - 【請求項６】 センサ軸（１２）の回転軸線に関して相
互に直径方向で相対向する２つのセンサコイル（２６）
が設けられている、請求項１〜５いずれか１項に記載の
回転角度発信器。 - 【請求項７】 前記コイルコア（２９）は、当該コイル
コアのセンサコイル（２６）内に配設されており、当該
配設構成によっては一方のコイルコア（２９）はセンサ
軸（１２）によって生ぜしめられるシフトの際に当該セ
ンサコイル（２６）の中に挿入され、これに対して他方
のコイルコアは引き出される、請求項６記載の回転角度
発信器。 - 【請求項８】 前記コイルコア（２９）は、コア支持体
（２８）内に支持されており、該コア支持体（２８）は
前記コア支持体ガイド（３０）に固定されている、請求
項１〜７いずれか１項に記載の回転角度発信器。 - 【請求項９】 前記コイルコア（２９）はコア支持体
（２８）と共に押出し射出成形手法で射出成形されてい
る、請求項８記載の回転角度発信器。 - 【請求項１０】 前記コア支持体（２８）はコア支持体
ガイド（３０）にクリップされている、請求項８又は９
記載の回転角度発信器。 - 【請求項１１】 前記センサコイル（２６）は、センサ
軸（１２）に対して垂直方向に配設された支持板（２
１）の一方の側に設けられており、これに対して１つ又
は複数のセンサコイル（２６）と結合された、回転角度
信号を供給する電子評価装置（２３）は、前記支持板
（２１）の別の側に設けられている、請求項１〜１０い
ずれか１項に記載の回転角度発信器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4331909.2 | 1993-09-20 | ||
| DE4331909A DE4331909A1 (de) | 1993-09-20 | 1993-09-20 | Drehwinkelgeber |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07151507A true JPH07151507A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=6498111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6225344A Pending JPH07151507A (ja) | 1993-09-20 | 1994-09-20 | 回転角度発信器 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5506502A (ja) |
| JP (1) | JPH07151507A (ja) |
| DE (1) | DE4331909A1 (ja) |
| FR (1) | FR2710406A1 (ja) |
| GB (1) | GB2281972B (ja) |
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| US6417664B1 (en) | 1998-05-08 | 2002-07-09 | Wabash Technologies, Inc. | Magnetic rotational position sensor having a peripherally interrupted outer pole piece |
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-
1993
- 1993-09-20 DE DE4331909A patent/DE4331909A1/de not_active Withdrawn
-
1994
- 1994-08-26 US US08/296,631 patent/US5506502A/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-16 GB GB9418721A patent/GB2281972B/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-20 JP JP6225344A patent/JPH07151507A/ja active Pending
- 1994-09-20 FR FR9411190A patent/FR2710406A1/fr active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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| GB9418721D0 (en) | 1994-11-02 |
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| DE4331909A1 (de) | 1995-03-23 |
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