JPH07151235A - ブラシ・シール装置 - Google Patents
ブラシ・シール装置Info
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- JPH07151235A JPH07151235A JP6106713A JP10671394A JPH07151235A JP H07151235 A JPH07151235 A JP H07151235A JP 6106713 A JP6106713 A JP 6106713A JP 10671394 A JP10671394 A JP 10671394A JP H07151235 A JPH07151235 A JP H07151235A
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- Japan
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- brush seal
- seal device
- back plate
- pressure region
- plate
- Prior art date
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/32—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings
- F16J15/3284—Sealings between relatively-moving surfaces with elastic sealings, e.g. O-rings characterised by their structure; Selection of materials
- F16J15/3288—Filamentary structures, e.g. brush seals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低圧領域から高圧領域を合理的且つ効果的に
シールするためのブラシ・シール装置を提供する。 【構成】 本ブラシ・シール装置は:高圧領域に面する
第1の側部と、該第1側部と反対の側の第2の側部、と
を有する環状のサイドプレートと;低圧領域に面する第
1の側部と、該第1側部と反対の側の第2の側部、とを
有し、環状サイドプレートに対して半径方向に移動可能
な環状のバックプレートと;サイドプレートの外周縁部
から内方に延びる、サイドプレートの第2側部とバック
プレートの第2側部との間の複数個のブリストル;とを
含む。
シールするためのブラシ・シール装置を提供する。 【構成】 本ブラシ・シール装置は:高圧領域に面する
第1の側部と、該第1側部と反対の側の第2の側部、と
を有する環状のサイドプレートと;低圧領域に面する第
1の側部と、該第1側部と反対の側の第2の側部、とを
有し、環状サイドプレートに対して半径方向に移動可能
な環状のバックプレートと;サイドプレートの外周縁部
から内方に延びる、サイドプレートの第2側部とバック
プレートの第2側部との間の複数個のブリストル;とを
含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス又は液体のシール
に関し、更に詳細には、低圧領域から高圧領域をシール
するためのブラシ・シール装置に関する。
に関し、更に詳細には、低圧領域から高圧領域をシール
するためのブラシ・シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】最近10
年にあっては、ブラシ・シール装置は、ガスタービンエ
ンジンに散見されるような低圧領域から高圧領域をシー
ルするための極めて有望な技術であるとして現出した。
確かに、現代のラビリンス・シールの技術に関するブラ
シ・シール漏出流れにおいて、相当なオーダーの実質的
な減少が見られる。ラビリンス・シールに関連する主た
る不都合は、シャフトの周りのシールのクリアランスが
シャフトの脱落と熱的成長のために多少時間外で増大す
る傾向にある、ということである。生じる振動的な漏出
の増大は、動力における17パーセント程度の損失とエ
ンジンの場合の特定の燃料の7.5%の消費の増大を生
じ得る。
年にあっては、ブラシ・シール装置は、ガスタービンエ
ンジンに散見されるような低圧領域から高圧領域をシー
ルするための極めて有望な技術であるとして現出した。
確かに、現代のラビリンス・シールの技術に関するブラ
シ・シール漏出流れにおいて、相当なオーダーの実質的
な減少が見られる。ラビリンス・シールに関連する主た
る不都合は、シャフトの周りのシールのクリアランスが
シャフトの脱落と熱的成長のために多少時間外で増大す
る傾向にある、ということである。生じる振動的な漏出
の増大は、動力における17パーセント程度の損失とエ
ンジンの場合の特定の燃料の7.5%の消費の増大を生
じ得る。
【0003】現在のブラシ・シールの設計の1つの欠点
は、バックプレートとシャフトとの間の最小クリアラン
スが、シールが経験することを期待される様々の変化に
適合するに少なくとも充分でなければならない、という
ことである。幾つかの変化は、シャフトの熱的な成長、
シャフトの遠心的成長、シャフトの脱落、温度上昇時の
シャフトの熱変形、(回転加速)加速によるシャフトの
運動、シャフトの振動、及び、シャフト中心線に関する
シール・ハウジングの偏芯度を含む。
は、バックプレートとシャフトとの間の最小クリアラン
スが、シールが経験することを期待される様々の変化に
適合するに少なくとも充分でなければならない、という
ことである。幾つかの変化は、シャフトの熱的な成長、
シャフトの遠心的成長、シャフトの脱落、温度上昇時の
シャフトの熱変形、(回転加速)加速によるシャフトの
運動、シャフトの振動、及び、シャフト中心線に関する
シール・ハウジングの偏芯度を含む。
【0004】しかしながら、シール漏出は、増大し、シ
ャフトとバックプレートとの間のクリアランスが増大す
るので、シールの最大圧力性能は、減少する。従って、
シール性能は、もしシールが小さいバックプレートのク
リアランスで形成されるならば、改善される。
ャフトとバックプレートとの間のクリアランスが増大す
るので、シールの最大圧力性能は、減少する。従って、
シール性能は、もしシールが小さいバックプレートのク
リアランスで形成されるならば、改善される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴及び利点
は、以下の記載で説明され、部分的に以下の記載から明
らかとなり、あるいは、本発明の実際から学習され得
る。本発明の目的及び他の利点は、記載、請求の範囲、
及び図面において特に指摘される装置によって認識及び
達成され得る。
は、以下の記載で説明され、部分的に以下の記載から明
らかとなり、あるいは、本発明の実際から学習され得
る。本発明の目的及び他の利点は、記載、請求の範囲、
及び図面において特に指摘される装置によって認識及び
達成され得る。
【0006】これら及び他の利点を達成するために、そ
して、本文において具体化され且つ広く記載された本発
明の目的に従い、低圧領域から高圧領域をシールするた
めのブラシ・シール装置は、改善される。本ブラシ・シ
ール装置は、高圧領域に面する第1の側部と、該第1側
部と反対の側の第2の側部、とを有する環状のサイドプ
レートと、低圧領域に面する第1の側部と、該第1側部
と反対の側の第2の側部、とを有する環状のバックプレ
ートと、サイドプレートの第2側部とバックプレートの
第2側部との間の複数個のブリストル、とを含む。バッ
クプレートは、環状サイドプレートに対して半径方向に
移動可能であり、複数個のブリストルは、サイドプレー
トの外周縁部から内方に延びる。
して、本文において具体化され且つ広く記載された本発
明の目的に従い、低圧領域から高圧領域をシールするた
めのブラシ・シール装置は、改善される。本ブラシ・シ
ール装置は、高圧領域に面する第1の側部と、該第1側
部と反対の側の第2の側部、とを有する環状のサイドプ
レートと、低圧領域に面する第1の側部と、該第1側部
と反対の側の第2の側部、とを有する環状のバックプレ
ートと、サイドプレートの第2側部とバックプレートの
第2側部との間の複数個のブリストル、とを含む。バッ
クプレートは、環状サイドプレートに対して半径方向に
移動可能であり、複数個のブリストルは、サイドプレー
トの外周縁部から内方に延びる。
【0007】本発明の第1の態様において、ブラシ・シ
ール装置は、バックプレートの第1側部と低圧領域との
間の保持ワッシャを更に有する。保持ワッシャは、バッ
クプレートの第1側部の近傍にキャビティを画成し、該
キャビティは、内部に所定圧力を有する。前述の一般的
記載及び以下の詳細な記載は共に、模範であり且つ解説
であり、本発明のさらなる説明を提供しようとするもの
である、ということが理解されよう。
ール装置は、バックプレートの第1側部と低圧領域との
間の保持ワッシャを更に有する。保持ワッシャは、バッ
クプレートの第1側部の近傍にキャビティを画成し、該
キャビティは、内部に所定圧力を有する。前述の一般的
記載及び以下の詳細な記載は共に、模範であり且つ解説
であり、本発明のさらなる説明を提供しようとするもの
である、ということが理解されよう。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適実施例を詳細に説明す
る。図示実施例のように、ブラシ・シール装置10は、
シャフト20に沿う方向のガス(又)機械ハウジング内
でシールされ、システム圧Psystemを有する。シールさ
れたガスが漏出しようとする向きのシールされた機械ハ
ウジングの外側領域は、排出圧Pdischarge を有し、シ
ステム圧Psystemは、排出圧Pdischarge よりも高い。
る。図示実施例のように、ブラシ・シール装置10は、
シャフト20に沿う方向のガス(又)機械ハウジング内
でシールされ、システム圧Psystemを有する。シールさ
れたガスが漏出しようとする向きのシールされた機械ハ
ウジングの外側領域は、排出圧Pdischarge を有し、シ
ステム圧Psystemは、排出圧Pdischarge よりも高い。
【0009】ブラシ・シール装置10は、システム圧P
systemに面する第1の側部及び該第1側部と反対側の第
2の側部を有する環状のサイドプレート30と、排出圧
Pdi scharge に面する第1の側部及び該第1側部と反対
側の第2の側部を有する環状のバックプレート40、と
を含む。以下に記載するように、サイドプレート30
は、好ましくは機械ハウジング(図示せず)に固定さ
れ、他方、バックプレート40は、サイドプレート30
に対して半径方向に移動可能である。
systemに面する第1の側部及び該第1側部と反対側の第
2の側部を有する環状のサイドプレート30と、排出圧
Pdi scharge に面する第1の側部及び該第1側部と反対
側の第2の側部を有する環状のバックプレート40、と
を含む。以下に記載するように、サイドプレート30
は、好ましくは機械ハウジング(図示せず)に固定さ
れ、他方、バックプレート40は、サイドプレート30
に対して半径方向に移動可能である。
【0010】好ましくは、サイドプレート30及びバッ
クプレート40は共に、高温における高い変形強度を有
する材料から形成される。例えば、サイドプレート30
及びバックプレート40は、Inco Alloy I
nternational社によって製造されるInc
onel(登録商標)のようなニッケルをベースにした
合金から形成される。ブラシ・シール装置10の使用さ
れるべき特定の適用に応じて、サイドプレート30及び
バックプレート40の構成が変更され得る、ということ
が留意されるべきである。
クプレート40は共に、高温における高い変形強度を有
する材料から形成される。例えば、サイドプレート30
及びバックプレート40は、Inco Alloy I
nternational社によって製造されるInc
onel(登録商標)のようなニッケルをベースにした
合金から形成される。ブラシ・シール装置10の使用さ
れるべき特定の適用に応じて、サイドプレート30及び
バックプレート40の構成が変更され得る、ということ
が留意されるべきである。
【0011】更にブラシ・シール装置10は、サイドプ
レート30の第2側部とバックプレート40の第2側部
との間に複数個のブリストル(bristles)50
を含む。特に、ブリストル50は、好ましくは、スクイ
ズ・プレート90とサイドプレート30との間でサンド
イッチ状態にされる。スクイズ・プレート90は、バッ
クプレート40の第2側部と複数個のブリストル50と
の間にあり、好ましくは機械ハウジング(図示せず)に
固定される。スクイズ・プレート90は、サイドプレー
ト30やバックプレート40と同じ材料で形成され得
る。ブリストル50は、サイドプレート30、スクイズ
・プレート90、ブリストル50、及びハウジング(図
示せず)に使用される材料に応じて、例えば溶接60や
他の公知の手段によって、サイドプレート30の第2側
部とスクイズ・プレート90との間に取着され得る。
レート30の第2側部とバックプレート40の第2側部
との間に複数個のブリストル(bristles)50
を含む。特に、ブリストル50は、好ましくは、スクイ
ズ・プレート90とサイドプレート30との間でサンド
イッチ状態にされる。スクイズ・プレート90は、バッ
クプレート40の第2側部と複数個のブリストル50と
の間にあり、好ましくは機械ハウジング(図示せず)に
固定される。スクイズ・プレート90は、サイドプレー
ト30やバックプレート40と同じ材料で形成され得
る。ブリストル50は、サイドプレート30、スクイズ
・プレート90、ブリストル50、及びハウジング(図
示せず)に使用される材料に応じて、例えば溶接60や
他の公知の手段によって、サイドプレート30の第2側
部とスクイズ・プレート90との間に取着され得る。
【0012】ブリストル50は、サイドプレート30の
外周縁部から内方に延び、それらの自由端部は、シャフ
ト20に沿って排出圧Pdischarge からシステム圧P
systemをシールするように、シャフト20に係合する。
更に、ブリストル50は、シャフト20の回転方向に対
する所定方向の周囲要素を有するように、好ましくはサ
イドプレート30及びスクイズ・プレート90の各半径
に対して所定角度を有する。
外周縁部から内方に延び、それらの自由端部は、シャフ
ト20に沿って排出圧Pdischarge からシステム圧P
systemをシールするように、シャフト20に係合する。
更に、ブリストル50は、シャフト20の回転方向に対
する所定方向の周囲要素を有するように、好ましくはサ
イドプレート30及びスクイズ・プレート90の各半径
に対して所定角度を有する。
【0013】特に、高い温度でのその形状を維持するた
めに、ブリストル50は、好ましくは、Haynes
International社によって製造されるHa
ynes 25(登録商標)のような高温度ニッケルを
ベースとした合金から形成される。しかしながら、ブリ
ストル50が所定適用に合致し得る他の材料から形成さ
れ得る、ということが留意されるべきである。
めに、ブリストル50は、好ましくは、Haynes
International社によって製造されるHa
ynes 25(登録商標)のような高温度ニッケルを
ベースとした合金から形成される。しかしながら、ブリ
ストル50が所定適用に合致し得る他の材料から形成さ
れ得る、ということが留意されるべきである。
【0014】ブリストル50の典型的な寸法は、約0.
0028〜0.0008インチのブリストル直径と、約
0.200〜0.700インチのブリストル自由長さを
有する。更に、多数のブリストル50は、まとめた幅が
約0.020〜0.040インチで、サイドプレート3
0の第2側部とバックプレート40の第2側部との間の
約10〜26の列として配置され得る。再言すると、ブ
リストル50の寸法及び形状は所定適用に合致し得るよ
うに変更され得る、ということに留意されるべきであ
る。
0028〜0.0008インチのブリストル直径と、約
0.200〜0.700インチのブリストル自由長さを
有する。更に、多数のブリストル50は、まとめた幅が
約0.020〜0.040インチで、サイドプレート3
0の第2側部とバックプレート40の第2側部との間の
約10〜26の列として配置され得る。再言すると、ブ
リストル50の寸法及び形状は所定適用に合致し得るよ
うに変更され得る、ということに留意されるべきであ
る。
【0015】図1を参照すると、シャフトの遠心的及び
熱的な成長を適合し得るように、好ましくはシャフト2
0とバックプレート40の内周縁部との間にクリアラン
スCが設けられる。接触時のシャフト20とバックプレ
ート40との摩擦を軽減するために、バックプレート4
0の内周縁部には、TFE、グラファイト、カーボン、
又はクロム・カーバイドのコーティングのような低摩擦
係数を有する非摩擦性コーティング120が堆設され
る。代わりに、バックプレート40及び/又はシャフト
20は、低摩擦係数を有する非摩擦性材料から形成され
得る。
熱的な成長を適合し得るように、好ましくはシャフト2
0とバックプレート40の内周縁部との間にクリアラン
スCが設けられる。接触時のシャフト20とバックプレ
ート40との摩擦を軽減するために、バックプレート4
0の内周縁部には、TFE、グラファイト、カーボン、
又はクロム・カーバイドのコーティングのような低摩擦
係数を有する非摩擦性コーティング120が堆設され
る。代わりに、バックプレート40及び/又はシャフト
20は、低摩擦係数を有する非摩擦性材料から形成され
得る。
【0016】シャフト20の半径方向の一時的な変化に
適合するように、バックプレート40は、サイドプレー
ト30に対して半径方向に移動可能である。そのような
半径方向の動きを容易化するために、好ましくはバック
プレート40は、図1及び2に示すように凹所42を具
備し、スクイズ・プレート90は、凹所42にスライド
係合する。好ましくは、凹所42の寸法は、バックプレ
ート40がシャフト20の半径方向の変化に対応し得る
ようなものであり、該変化は、シャフト20の熱的な屈
曲、回転加速によるシャフト20の挙動、シャフトの振
動、シャフト20の中央線に関するシール・ハウジング
の偏芯等の要因によって生じる。少なくとも0.030
インチの半径方向の変化が本発明によって解決され得
る、ということが留意されるべきである。
適合するように、バックプレート40は、サイドプレー
ト30に対して半径方向に移動可能である。そのような
半径方向の動きを容易化するために、好ましくはバック
プレート40は、図1及び2に示すように凹所42を具
備し、スクイズ・プレート90は、凹所42にスライド
係合する。好ましくは、凹所42の寸法は、バックプレ
ート40がシャフト20の半径方向の変化に対応し得る
ようなものであり、該変化は、シャフト20の熱的な屈
曲、回転加速によるシャフト20の挙動、シャフトの振
動、シャフト20の中央線に関するシール・ハウジング
の偏芯等の要因によって生じる。少なくとも0.030
インチの半径方向の変化が本発明によって解決され得
る、ということが留意されるべきである。
【0017】バックプレート40の回転方向の動きを阻
止するために、ブラシ・シール装置10は、対回転(a
nti−rotational)部材を具備する。制限
的でない一例として図1及び2に示したように、この対
回転部材は、対回転ピン100として示される。バック
プレート40の第2側部には、凹所110が形成され、
該凹所110には、対回転ピン100がスライド係合す
る。
止するために、ブラシ・シール装置10は、対回転(a
nti−rotational)部材を具備する。制限
的でない一例として図1及び2に示したように、この対
回転部材は、対回転ピン100として示される。バック
プレート40の第2側部には、凹所110が形成され、
該凹所110には、対回転ピン100がスライド係合す
る。
【0018】好ましくは、対回転ピン100は、スクイ
ズ・プレート90と同じ材料から形成され、公知の手段
によってスクイズ・プレート90に取着される。代わり
に、対回転ピン100及びスクイズ・プレート90は、
単一片の材料によって形成され得る。バックプレート4
0の半径方向の動きを許容し且つ回転を阻止しながら、
対回転ピン100及び凹所110の形状及び構成が変更
され得る、ということが留意されるべきである。
ズ・プレート90と同じ材料から形成され、公知の手段
によってスクイズ・プレート90に取着される。代わり
に、対回転ピン100及びスクイズ・プレート90は、
単一片の材料によって形成され得る。バックプレート4
0の半径方向の動きを許容し且つ回転を阻止しながら、
対回転ピン100及び凹所110の形状及び構成が変更
され得る、ということが留意されるべきである。
【0019】更に、図1及び3に示すように、ブラシ・
シール装置10は、バックプレート40の第1側部と排
出圧Pdischarge との間に保持ワッシャ70を有する。
保持ワッシャ70は、好ましくは機械ハウジング(図示
せず)に固定される。バックプレート40と保持ワッシ
ャ70との間の摩擦を軽減するために、保持ワッシャ7
0は、バックプレート40の第1側部の近傍にキャビテ
ィ(凹所)を画成するように形成される凹所80を具備
する。該凹所は、その内部に圧力Pcavityを有する。
シール装置10は、バックプレート40の第1側部と排
出圧Pdischarge との間に保持ワッシャ70を有する。
保持ワッシャ70は、好ましくは機械ハウジング(図示
せず)に固定される。バックプレート40と保持ワッシ
ャ70との間の摩擦を軽減するために、保持ワッシャ7
0は、バックプレート40の第1側部の近傍にキャビテ
ィ(凹所)を画成するように形成される凹所80を具備
する。該凹所は、その内部に圧力Pcavityを有する。
【0020】好ましくは、凹所圧Pcavityは、システム
圧Psystemと略等しく、保持ワッシャ70の方向に小さ
い正味の力が存在する。凹所圧Pcavityは、1以上の貫
通ポートの使用によって必要とされるように、上昇又は
下降するように適切に調整され得る。例えば、図1に示
したように、ブラシ・シール装置10は、キャビティ
(凹所)80及びシステム圧Psystemに連通する複数の
貫通ポート130を具備する。
圧Psystemと略等しく、保持ワッシャ70の方向に小さ
い正味の力が存在する。凹所圧Pcavityは、1以上の貫
通ポートの使用によって必要とされるように、上昇又は
下降するように適切に調整され得る。例えば、図1に示
したように、ブラシ・シール装置10は、キャビティ
(凹所)80及びシステム圧Psystemに連通する複数の
貫通ポート130を具備する。
【0021】図1を参照すると、ブラシ・シール装置1
0は、好ましくはサイドプレート30とスクイズ・プレ
ート90との間でブリストル50を締め付けることによ
って構成される。次いで、ブリストル50、サイドプレ
ート30、及びスクイズ・プレート90は、溶接部60
で溶接され、組立途中のものの外径は、所望の外径ま
で、最終的に研磨処理される。完全なブラシ・シール装
置10の組立は、対回転ピン100にバックプレート4
0を配設し且つ保持ワッシャ70の内側に中間組立体を
押し入れることによって達成され得る。保持ワッシャ7
0は、貫通ポート130の間の、バックプレート40及
び保持ワッシャ70の境界面によって形成される溶接シ
ーム又は圧入によって、所定位置に保持され得る。図4
は、この境界面を示す。ブラシ・シール装置10の組立
のための上述した工程は、制限を意味するのではなく、
単に一例を示している、ということが留意されるべきで
ある。
0は、好ましくはサイドプレート30とスクイズ・プレ
ート90との間でブリストル50を締め付けることによ
って構成される。次いで、ブリストル50、サイドプレ
ート30、及びスクイズ・プレート90は、溶接部60
で溶接され、組立途中のものの外径は、所望の外径ま
で、最終的に研磨処理される。完全なブラシ・シール装
置10の組立は、対回転ピン100にバックプレート4
0を配設し且つ保持ワッシャ70の内側に中間組立体を
押し入れることによって達成され得る。保持ワッシャ7
0は、貫通ポート130の間の、バックプレート40及
び保持ワッシャ70の境界面によって形成される溶接シ
ーム又は圧入によって、所定位置に保持され得る。図4
は、この境界面を示す。ブラシ・シール装置10の組立
のための上述した工程は、制限を意味するのではなく、
単に一例を示している、ということが留意されるべきで
ある。
【0022】本発明を好適実施例に関して記載したが、
本発明の追加的な利点及び変更例が、当業者によって容
易に明らかになろう。従って、広汎な態様の本発明は、
特定の説明、代表的な装置、図示及び記載した図解例に
限定されない。従って、課題は、本願の請求の範囲によ
って画成されるような進歩的概念の範囲・思想から逸脱
することなく、上述の説明から解決され得る。
本発明の追加的な利点及び変更例が、当業者によって容
易に明らかになろう。従って、広汎な態様の本発明は、
特定の説明、代表的な装置、図示及び記載した図解例に
限定されない。従って、課題は、本願の請求の範囲によ
って画成されるような進歩的概念の範囲・思想から逸脱
することなく、上述の説明から解決され得る。
【図1】図1は、本発明の一実施例の半径方向断面のブ
ラシ・シール装置及びシャフトの一方側の要部破断側面
図である。
ラシ・シール装置及びシャフトの一方側の要部破断側面
図である。
【図2】図2は、図1のブラシ・シール装置のバックプ
レートの前端図である。
レートの前端図である。
【図3】図3は、図1のブラシ・シール装置のワッシャ
の前端図である。
の前端図である。
【図4】図4は、排出圧の側から見た図1のブラシ・シ
ール装置の端面図である。
ール装置の端面図である。
10…ブラシ・シール装置 20…シャフト 30…サイドプレート 40…バックプレート 50…ブリストル 70…保持ワッシャ 90…スクイズ・プレート 100…対回転ピン 110…凹所
Claims (14)
- 【請求項1】 低圧領域から高圧領域をシールするため
のブラシ・シール装置において、 高圧領域に面する第1の側部と、該第1側部と反対の側
の第2の側部、とを有する環状のサイドプレートと、 低圧領域に面する第1の側部と、該第1側部と反対の側
の第2の側部、とを有し、環状サイドプレートに対して
半径方向に移動可能な環状のバックプレートと、 サイドプレートの外周縁部から内方に延びる、サイドプ
レートの第2側部とバックプレートの第2側部との間の
複数個のブリストル、とを含むことを特徴とするブラシ
・シール装置。 - 【請求項2】 上記バックプレートの第1側部と低圧領
域との間の保持ワッシャを更に有することを特徴とする
請求項1に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項3】 上記保持ワッシャは、バックプレートの
第1側部の近傍にキャビティを画成し、該キャビティ
は、内部に所定圧力を有することを特徴とする請求項2
に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項4】 上記キャビティ内の圧力は、高圧領域の
圧力と略等しいことを特徴とする請求項3に記載のブラ
シ・シール装置。 - 【請求項5】 上記キャビティ内の圧力を調整するため
に、高圧領域及びキャビティに連通する1以上の貫通ポ
ートを更に有することを特徴とする請求項3に記載のブ
ラシ・シール装置。 - 【請求項6】 上記バックプレートの回転を阻止するた
めの対回転部材を更に有することを特徴とする請求項1
に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項7】 上記バックプレートの第2側部は、内部
に凹所を有し、対回転部材は、該凹所にスライド係合す
る対回転ピンを含むことを特徴とする請求項6に記載の
ブラシ・シール装置。 - 【請求項8】 上記バックプレートの内周縁部に堆設さ
れた非摩擦性コーティングを更に含むことを特徴とする
請求項1に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項9】 上記バックプレートは、非摩擦性の材料
から形成されることを特徴とする請求項1に記載のブラ
シ・シール装置。 - 【請求項10】 上記複数個のブリストルの各々は、約
0.0028〜0.0008インチ(約0.07112
〜0.02032ミリメートル)の直径を有し、サイド
プレートの第2側部とバックプレートの第2側部との間
で約10〜26の列として配置され、ブリストル全体の
幅は、約0.020〜0.040インチ(約0.508
〜1.016ミリメートル)であることを特徴とする請
求項1に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項11】 上記複数個のブリストルの各々は、約
0.200〜0.700インチ(約5.08〜17.7
8ミリメートル)の自由長さを有することを特徴とする
請求項1に記載のブラシ・シール装置。 - 【請求項12】 上記バックプレートの第2側部と上記
複数個のブリストルとの間のスクイズ・プレートを更に
含むことを特徴とする請求項1に記載のブラシ・シール
装置。 - 【請求項13】 高圧領域と低圧領域とを有し、 回動可能なシャフトと;該回動可能シャフトに沿って低
圧領域から高圧領域をシールするためのブラシ・シール
装置;とを有する装置であって、 該ブラシ・シール装置は、 高圧領域に面する第1の側部と、該第1側部と反対の側
の第2の側部、とを有する環状のサイドプレートと、 低圧領域に面する第1の側部と、該第1側部と反対の側
の第2の側部、とを有し、環状サイドプレートに対して
半径方向に移動可能な環状のバックプレートと、 サイドプレートの外周縁部から内方に延びる、サイドプ
レートの第2側部とバックプレートの第2側部との間の
複数個のブリストル、とを含む、 ことを特徴とする装置。 - 【請求項14】 上記ブラシ・シール装置は、バックプ
レートの第1側部と低圧領域との間の保持ワッシャを更
に有し、該保持ワッシャは、バックプレートの第1側部
の近傍にキャビティを画成し、該キャビティは、内部に
所定圧力を有することを特徴とする請求項13に記載の
装置。
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