JPH07150932A - 排気浄化装置 - Google Patents
排気浄化装置Info
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- JPH07150932A JPH07150932A JP32595293A JP32595293A JPH07150932A JP H07150932 A JPH07150932 A JP H07150932A JP 32595293 A JP32595293 A JP 32595293A JP 32595293 A JP32595293 A JP 32595293A JP H07150932 A JPH07150932 A JP H07150932A
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- JP
- Japan
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- passage
- passages
- cylindrical casing
- catalyst
- exhaust
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2240/00—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
- F01N2240/18—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an adsorber or absorber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2570/00—Exhaust treating apparatus eliminating, absorbing or adsorbing specific elements or compounds
- F01N2570/12—Hydrocarbons
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- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱交換型触媒装置を使用した排気浄化装置に
おいて、寒冷時にも十分に排気ガスを浄化する。 【構成】 内燃機関の排気口に熱交換器型の触媒装置の
第１の通路を接続し、第１の通路と第２の通路とをＨＣ
トラップを介して連通させ、第２の通路にマフラを接続
した排気浄化装置において、触媒装置４の通路口を、円
筒ケーシング13の両端とその周面の一対の貫通窓12で構
成し、円筒ケーシング13内の貫通窓12位置に、波板10と
平板９とを交互に重ね、かつ、波板10を一層おきに波構
造を直交させて配置した積層体11を収容し、積層体11の
縁周辺の波板10で形成される複数通路口を塞いで直交す
る第１，第２の通路７，８を形成した。排気ガスは、通
路７によって、通路８を加熱し、ＨＣトラップ５に吸着
されたＨＣが放出される雰囲気温度に達する間に、通路
８は加熱されて触媒が活性化され、放出したＨＣと反応
する。
おいて、寒冷時にも十分に排気ガスを浄化する。 【構成】 内燃機関の排気口に熱交換器型の触媒装置の
第１の通路を接続し、第１の通路と第２の通路とをＨＣ
トラップを介して連通させ、第２の通路にマフラを接続
した排気浄化装置において、触媒装置４の通路口を、円
筒ケーシング13の両端とその周面の一対の貫通窓12で構
成し、円筒ケーシング13内の貫通窓12位置に、波板10と
平板９とを交互に重ね、かつ、波板10を一層おきに波構
造を直交させて配置した積層体11を収容し、積層体11の
縁周辺の波板10で形成される複数通路口を塞いで直交す
る第１，第２の通路７，８を形成した。排気ガスは、通
路７によって、通路８を加熱し、ＨＣトラップ５に吸着
されたＨＣが放出される雰囲気温度に達する間に、通路
８は加熱されて触媒が活性化され、放出したＨＣと反応
する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の排気装置に
かかり、特に自動車等に装備する排気浄化装置に関する
ものである。
かかり、特に自動車等に装備する排気浄化装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、自動車の排気ガスにはＨＣ（炭化
水素）やＮＯｘ（窒素酸化物）が含まれており、これら
を触媒によって除去して排気ガスを浄化させている。実
際にはエンジンからでた排気ガスを直接触媒に接触させ
ても、ＨＣの場合、触媒の活性化する温度に左右される
ので、冷気、始動直後においてもＨＣを放出しないよう
にＨＣ吸着器（ＨＣトラップ）で一時的に吸着すること
がなされている。また、触媒活性温度よりＨＣトラップ
の放出開始温度が低いため、ＨＣトラップの下流に設け
た触媒を、ＨＣトラップより先に加熱する浄化装置を提
案している。
水素）やＮＯｘ（窒素酸化物）が含まれており、これら
を触媒によって除去して排気ガスを浄化させている。実
際にはエンジンからでた排気ガスを直接触媒に接触させ
ても、ＨＣの場合、触媒の活性化する温度に左右される
ので、冷気、始動直後においてもＨＣを放出しないよう
にＨＣ吸着器（ＨＣトラップ）で一時的に吸着すること
がなされている。また、触媒活性温度よりＨＣトラップ
の放出開始温度が低いため、ＨＣトラップの下流に設け
た触媒を、ＨＣトラップより先に加熱する浄化装置を提
案している。
【０００３】上記の浄化装置の一例を、図８ないし図10
に示す。図８に示す排気浄化装置１はエンジン２からで
た排気管３を熱交換器機能を有する触媒装置４に接続
し、触媒装置４はＨＣトラップ５を介してマフラ６に接
続している。触媒装置４は図９，10に示すように第１の
通路７を形成する管の内部に第２の通路８を形成する管
を収容しそれぞれ触媒をコーティングしたもので、管ど
うしで熱交換を行い第２の通路８を加熱し、この箇所の
触媒の活性化を早めるようにしている。
に示す。図８に示す排気浄化装置１はエンジン２からで
た排気管３を熱交換器機能を有する触媒装置４に接続
し、触媒装置４はＨＣトラップ５を介してマフラ６に接
続している。触媒装置４は図９，10に示すように第１の
通路７を形成する管の内部に第２の通路８を形成する管
を収容しそれぞれ触媒をコーティングしたもので、管ど
うしで熱交換を行い第２の通路８を加熱し、この箇所の
触媒の活性化を早めるようにしている。
【０００４】このように構成することで、始動時の排気
ガスは第１の通路７を通ってＨＣトラップ５に流れ、第
２の通路８を加熱すると共に、第１の通路７で反応しな
かったＨＣはＨＣトラップ５に吸着される。その後、Ｈ
Ｃトラップ５の温度が上昇してＨＣを放出するようにな
るときには、第２の通路８の触媒の温度も上昇される。
この状態になると、排気ガスは第１の通路７で反応し、
さらに、第１の通路７で反応しなかったＨＣおよびＨＣ
トラップ５から放出したＨＣは第２の通路８で十分に反
応して排気ガスを浄化することになる。
ガスは第１の通路７を通ってＨＣトラップ５に流れ、第
２の通路８を加熱すると共に、第１の通路７で反応しな
かったＨＣはＨＣトラップ５に吸着される。その後、Ｈ
Ｃトラップ５の温度が上昇してＨＣを放出するようにな
るときには、第２の通路８の触媒の温度も上昇される。
この状態になると、排気ガスは第１の通路７で反応し、
さらに、第１の通路７で反応しなかったＨＣおよびＨＣ
トラップ５から放出したＨＣは第２の通路８で十分に反
応して排気ガスを浄化することになる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図３に
示すように、第１の通路７の内部に位置する第２の通路
８は表面が平坦な円筒状のため熱伝導面積が少なく、第
２の通路８の温度上昇を遅くさせている。このため、寒
冷時において排気ガスの浄化を効率よくできない場合が
ある。熱伝導面積を大きくする場合には、平板と波板と
により複数本の通路を形成した構造のものがある（実公
昭57-24893号公報）。しかしながら、図４に示すよう
に、平板９と波板10とを交互に積み重ね、波板10を一層
ごとに90度向きを変えて配置した積層体11の場合、２つ
の通路を構成することができるが、ケーシングに収容し
た場合、その２つの通路の縁部は波板10の跳ね返り部に
よって通路が短絡する。
示すように、第１の通路７の内部に位置する第２の通路
８は表面が平坦な円筒状のため熱伝導面積が少なく、第
２の通路８の温度上昇を遅くさせている。このため、寒
冷時において排気ガスの浄化を効率よくできない場合が
ある。熱伝導面積を大きくする場合には、平板と波板と
により複数本の通路を形成した構造のものがある（実公
昭57-24893号公報）。しかしながら、図４に示すよう
に、平板９と波板10とを交互に積み重ね、波板10を一層
ごとに90度向きを変えて配置した積層体11の場合、２つ
の通路を構成することができるが、ケーシングに収容し
た場合、その２つの通路の縁部は波板10の跳ね返り部に
よって通路が短絡する。
【０００６】このため、複数通路を整地する跳ね返り部
の充填作業が煩雑である。また、全体が平板状になるの
で構造が弱くなり熱変形が生じやすく、耐久性が劣るの
で応用しづらいものであった。なお、この積層体11と類
似したものに、実公昭62-33941号公報に複数の孔を交差
して開けた触媒装置が開示されているが部品重量、孔明
け工程およびコーティング工程の煩雑さにより、量産に
対応できずコストが嵩むようになる。
の充填作業が煩雑である。また、全体が平板状になるの
で構造が弱くなり熱変形が生じやすく、耐久性が劣るの
で応用しづらいものであった。なお、この積層体11と類
似したものに、実公昭62-33941号公報に複数の孔を交差
して開けた触媒装置が開示されているが部品重量、孔明
け工程およびコーティング工程の煩雑さにより、量産に
対応できずコストが嵩むようになる。
【０００７】本発明は、簡易な、かつ、強固な構造で熱
伝導の効率の良い触媒装置を装備した排気浄化装置を提
供することを目的とする。
伝導の効率の良い触媒装置を装備した排気浄化装置を提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、内燃機関の排気口に熱交換器型の触媒装置
の第１の通路を接続し、第１の通路の出口と第２の通路
の入口とをＨＣトラップを介して連通させ、該第２の通
路の出口にマフラを接続した排気浄化装置において、前
記触媒装置の通路口を、円筒ケーシングの両端と、その
周面に形成した一対の貫通窓とで構成し、前記円筒ケー
シング内の貫通窓位置に、波板と平板とを交互に重ね、
かつ、波板を一層おきに波構造を直交させて配置した積
層体を収容し、該積層体の縁周辺の波板で形成される複
数通路口を塞いで直交する第１，第２の通路を形成した
ことを特徴とする。
するために、内燃機関の排気口に熱交換器型の触媒装置
の第１の通路を接続し、第１の通路の出口と第２の通路
の入口とをＨＣトラップを介して連通させ、該第２の通
路の出口にマフラを接続した排気浄化装置において、前
記触媒装置の通路口を、円筒ケーシングの両端と、その
周面に形成した一対の貫通窓とで構成し、前記円筒ケー
シング内の貫通窓位置に、波板と平板とを交互に重ね、
かつ、波板を一層おきに波構造を直交させて配置した積
層体を収容し、該積層体の縁周辺の波板で形成される複
数通路口を塞いで直交する第１，第２の通路を形成した
ことを特徴とする。
【０００９】上記の排気浄化装置において、触媒装置の
前記波板による複数通路のうち、通路口が円筒ケーシン
グの壁面で塞がれる位置の波板をもう一方の向きに合わ
せて設置したことを特徴とする。
前記波板による複数通路のうち、通路口が円筒ケーシン
グの壁面で塞がれる位置の波板をもう一方の向きに合わ
せて設置したことを特徴とする。
【００１０】
【作用】本発明は上記のように構成したものであるか
ら、寒冷時においても、始動時における内燃機関の排気
ガスが触媒装置の第１の通路を通り、ＨＣトラップに流
れると、積層体の波板と平板とによる複数通路によっ
て、第２の通路の複数通路を加熱し、第１の通路を通過
したＨＣはＨＣトラップに吸着される。ＨＣトラップか
らＨＣを放出する雰囲気温度に達する間に、第２の通路
は加熱されて触媒が活性化され、放出したＨＣと反応す
る。また、積層体を円筒ケーシング内に収容したので剛
性があり、また、取扱いを良くしている。
ら、寒冷時においても、始動時における内燃機関の排気
ガスが触媒装置の第１の通路を通り、ＨＣトラップに流
れると、積層体の波板と平板とによる複数通路によっ
て、第２の通路の複数通路を加熱し、第１の通路を通過
したＨＣはＨＣトラップに吸着される。ＨＣトラップか
らＨＣを放出する雰囲気温度に達する間に、第２の通路
は加熱されて触媒が活性化され、放出したＨＣと反応す
る。また、積層体を円筒ケーシング内に収容したので剛
性があり、また、取扱いを良くしている。
【００１１】また、第１，第２のすべての複数通路に排
気ガスが通るようにしたので、触媒を有効に使用でき
る。
気ガスが通るようにしたので、触媒を有効に使用でき
る。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。図１に示すように、排気浄化装置１に使用さ
れる触媒装置４は、周面に一対の貫通窓12を開けた円筒
ケーシング13と、平板９と波板10とを交互に重ね、波板
10を一層ごとに90度方向を変えて配置した積層体11とか
らなっている。積層体11はその波板10による、複数通路
からなる通路７，８が軸方向と直径方向になるように収
容され、直径方向の通路８が一対の貫通窓12と連絡され
通路口となっている。円筒ケーシング13は円、だ円ある
いは長円のいずれの形でも良い。また、通路内は触媒を
コーティングしている。
説明する。図１に示すように、排気浄化装置１に使用さ
れる触媒装置４は、周面に一対の貫通窓12を開けた円筒
ケーシング13と、平板９と波板10とを交互に重ね、波板
10を一層ごとに90度方向を変えて配置した積層体11とか
らなっている。積層体11はその波板10による、複数通路
からなる通路７，８が軸方向と直径方向になるように収
容され、直径方向の通路８が一対の貫通窓12と連絡され
通路口となっている。円筒ケーシング13は円、だ円ある
いは長円のいずれの形でも良い。また、通路内は触媒を
コーティングしている。
【００１３】積層体11をケーシング13に収容したとき、
その縁部は波板10の形状によって跳ね返っている部分が
ある。通路７を例にとると、図２に示すように、その縁
部には、波板10の波ピッチの１つの山（谷）が第２の通
路に開放されている箇所までを覆う板部材14（図２の点
線部周縁）が接合され、周縁の複数通路口の両側を塞い
でいる。また、直交するもう一方の通路８に対しても同
様にする。接合にはロウ付け結合をするが他の方法でも
良い。ケーシング13内では、通路７，８の互いに波板10
の形状によって跳ね返っている部分によって直交する複
数通路と短絡する（図２の矢印参照）ので板部材14ある
いはこれと同等のもので通路口を塞ぐ必要がある。この
ようにした触媒装置４は排気管３を接続してエンジン２
の排気口に取付け、ＨＣトラップ５を介してマフラ６を
装着して排気浄化装置１を構成する。
その縁部は波板10の形状によって跳ね返っている部分が
ある。通路７を例にとると、図２に示すように、その縁
部には、波板10の波ピッチの１つの山（谷）が第２の通
路に開放されている箇所までを覆う板部材14（図２の点
線部周縁）が接合され、周縁の複数通路口の両側を塞い
でいる。また、直交するもう一方の通路８に対しても同
様にする。接合にはロウ付け結合をするが他の方法でも
良い。ケーシング13内では、通路７，８の互いに波板10
の形状によって跳ね返っている部分によって直交する複
数通路と短絡する（図２の矢印参照）ので板部材14ある
いはこれと同等のもので通路口を塞ぐ必要がある。この
ようにした触媒装置４は排気管３を接続してエンジン２
の排気口に取付け、ＨＣトラップ５を介してマフラ６を
装着して排気浄化装置１を構成する。
【００１４】図３を参照して、積層体11の周縁に設ける
板部材14について説明する。貫通窓12側も同様であるの
で、貫通窓12側については説明を省略する。円筒ケーシ
ング13に収容した積層体11の両端は、円筒ケーシング13
の内側に固着した波板の波ピッチ（１ピッチラインａ）
より大きく内側に曲げた断面Ｌ字状の板部材14によって
固定され、その曲げた部分によって、積層体11周縁の複
数通路を塞いでいる。また、第２通路側も同様にするこ
とで第１，２通路間の短絡を防いでいる。
板部材14について説明する。貫通窓12側も同様であるの
で、貫通窓12側については説明を省略する。円筒ケーシ
ング13に収容した積層体11の両端は、円筒ケーシング13
の内側に固着した波板の波ピッチ（１ピッチラインａ）
より大きく内側に曲げた断面Ｌ字状の板部材14によって
固定され、その曲げた部分によって、積層体11周縁の複
数通路を塞いでいる。また、第２通路側も同様にするこ
とで第１，２通路間の短絡を防いでいる。
【００１５】図４は板部材14で直接、複数通路を塞ぐの
ではなく、クッション15を介して積層体11周縁の複数通
路を塞いだものである。したがって、排気ガスの洩れ防
止機能を向上させている。また、図５では排気管３の断
面積の違いを利用して排気管３の端部を外側に折曲げ、
折曲げた平坦部によって複数通路を塞ぐものである。こ
のほか、図４に示す板部材14を延長させ、溶接部を外側
にして作業を容易にする構造とすることもできる（図６
参照）。
ではなく、クッション15を介して積層体11周縁の複数通
路を塞いだものである。したがって、排気ガスの洩れ防
止機能を向上させている。また、図５では排気管３の断
面積の違いを利用して排気管３の端部を外側に折曲げ、
折曲げた平坦部によって複数通路を塞ぐものである。こ
のほか、図４に示す板部材14を延長させ、溶接部を外側
にして作業を容易にする構造とすることもできる（図６
参照）。
【００１６】以上、説明したように、触媒装置４を波板
10と平板９とで円筒ケーシング13に組み込み積層体11の
縁部の複数の通路口を塞ぐことにより構成したので、簡
易な、かつ、強固な構造となり、また、方形より円筒の
ケーシングの方が作り易いため、生産コストが安く、自
動車の振動に強いものとなり、また、複数通路が交差す
ることによって熱伝導の効率が良く、寒冷時においても
ＨＣに対する触媒の効率を良くし排気ガスを浄化するこ
とができる。
10と平板９とで円筒ケーシング13に組み込み積層体11の
縁部の複数の通路口を塞ぐことにより構成したので、簡
易な、かつ、強固な構造となり、また、方形より円筒の
ケーシングの方が作り易いため、生産コストが安く、自
動車の振動に強いものとなり、また、複数通路が交差す
ることによって熱伝導の効率が良く、寒冷時においても
ＨＣに対する触媒の効率を良くし排気ガスを浄化するこ
とができる。
【００１７】他の実施例を図７を参照して説明する。上
記の実施例と異なるところは、積層体11による第２の通
路８の上下部は円筒ケーシング13によって塞がれる位置
にあり、したがって、この部分を構成する波板10を、通
路８の複数通路の向きが第１の通路７と同じになるよう
に設置したことである。これによって、波板10によって
形成された複数通路のほとんどに排気ガスが流れ、触媒
を有効に使用することができる。
記の実施例と異なるところは、積層体11による第２の通
路８の上下部は円筒ケーシング13によって塞がれる位置
にあり、したがって、この部分を構成する波板10を、通
路８の複数通路の向きが第１の通路７と同じになるよう
に設置したことである。これによって、波板10によって
形成された複数通路のほとんどに排気ガスが流れ、触媒
を有効に使用することができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成した排気浄
化装置であるから、平板と波板とによる積層体を円筒ケ
ーシングに収容した熱交換器型触媒装置を使用すること
によって、触媒装置はケーシング剛性を保ったまま、伝
熱面積を大きく取れるので耐久性があり、効率の良い熱
交換が得られ、寒冷地においても十分に排気ガスを浄化
することができる。また、第１，２の通路において、波
板で形成したすべての通路に排気ガスを通すことができ
るので触媒を有効に使用できる。
化装置であるから、平板と波板とによる積層体を円筒ケ
ーシングに収容した熱交換器型触媒装置を使用すること
によって、触媒装置はケーシング剛性を保ったまま、伝
熱面積を大きく取れるので耐久性があり、効率の良い熱
交換が得られ、寒冷地においても十分に排気ガスを浄化
することができる。また、第１，２の通路において、波
板で形成したすべての通路に排気ガスを通すことができ
るので触媒を有効に使用できる。
【図１】本発明による実施例で要する熱交換器型触媒の
一部断面斜視図である。
一部断面斜視図である。
【図２】図１に示す熱交換器型触媒の要部断面図であ
る。
る。
【図３】図１に示す熱交換器型触媒の組付構造を示す側
断面図である。
断面図である。
【図４】図１に示す熱交換器型触媒の他の組付構造を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図５】図１に示す熱交換器型触媒の他の組付構造を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図６】図１に示す熱交換器型触媒の他の組付構造を示
す側断面図である。
す側断面図である。
【図７】実施例における他の熱交換器型触媒の断面図で
ある。
ある。
【図８】従来の内燃機関の排気系の構成を示す模式図で
ある。
ある。
【図９】図８に示す排気系に使用した熱交換器型触媒の
側断面図である。
側断面図である。
【図１０】図９に示す熱交換器型触媒のＡ−Ａ断面図で
ある。
ある。
【図１１】熱交換作用を説明する斜視図である。
１ 排気浄化装置 ２ 内燃機関 ４ 触媒装置 ５ ＨＣトラップ ６ マフラ ７ 第１の通路 ８ 第２の通路 ９ 平板 10 波板 11 積層体 12 貫通窓 13 円筒ケーシング
Claims (2)
- 【請求項１】 内燃機関の排気口に熱交換器型の触媒装
置の第１の通路を接続し、第１の通路の出口と第２の通
路の入口とをＨＣトラップを介して連通させ、該第２の
通路の出口にマフラを接続した排気浄化装置において、
前記触媒装置の通路口を、円筒ケーシングの両端と、そ
の周面に形成した一対の貫通窓とで構成し、前記円筒ケ
ーシング内の貫通窓位置に、波板と平板とを交互に重
ね、かつ、波板を一層おきに波構造を直交させて配置し
た積層体を収容し、該積層体の縁周辺の波板で形成され
る複数通路口を塞いで直交する第１，第２の通路を形成
したことを特徴とする排気浄化装置。 - 【請求項２】 円筒ケーシングで形成した触媒装置の前
記波板による複数通路のうち、通路口が円筒ケーシング
の壁面で塞がれる位置の波板をもう一方の向きに合わせ
て設置したことを特徴とする請求項１記載の排気浄化装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32595293A JPH07150932A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32595293A JPH07150932A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150932A true JPH07150932A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=18182445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32595293A Pending JPH07150932A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150932A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008051830A1 (de) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | Deutz Ag | Verfahren und Vorrichtung zur thermischen Regeneration von Partikelfiltern an Brennkraftmaschinen mittels eines katalytischen Brenners |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP32595293A patent/JPH07150932A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102008051830A1 (de) * | 2008-10-17 | 2010-04-22 | Deutz Ag | Verfahren und Vorrichtung zur thermischen Regeneration von Partikelfiltern an Brennkraftmaschinen mittels eines katalytischen Brenners |
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