JPH0715082Y2 - 磁気近接スイッチ - Google Patents

磁気近接スイッチ

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JPH0715082Y2
JPH0715082Y2 JP1989023343U JP2334389U JPH0715082Y2 JP H0715082 Y2 JPH0715082 Y2 JP H0715082Y2 JP 1989023343 U JP1989023343 U JP 1989023343U JP 2334389 U JP2334389 U JP 2334389U JP H0715082 Y2 JPH0715082 Y2 JP H0715082Y2
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JP
Japan
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magnetic
reed
proximity switch
position detection
reed switches
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JP1989023343U
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宗彦 望月
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Nippon Aleph Corp
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  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば空気圧や油圧により機械的仕事を行わ
せる場合に使用されるいわゆる空気圧,油圧シリンダ等
において、そのピストンの最適動作位置を設定するため
に、マグネットを利用して位置検出を行なうリードスイ
ッチ型磁気近接スイッチ、特に常閉型の磁気近接スイッ
チに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、このような磁気近接スイッチは、第4図に示すよ
うに構成されている。
即ち、この磁気近接スイッチ1は、長手方向が位置検出
方向に沿って延びるように配設された一つのリードスイ
ッチ2と、このリードスイッチ2の側方でその接点部2a
に近接して磁力線の方向が該位置検出方向に沿って延び
るように配設されたバイアスマグネット3とから構成さ
れており、通常は、即ち駆動マグネット4がこの磁気近
接スイッチ1から離れている場合には、リードスイッチ
2の接点部2aは、バイアスマグネット3の磁力線が図示
のように通ることから、互いに吸着しており、従って本
磁気近接スイッチ1はオンになっている。
ここで、駆動マグネット4の磁気極性は、上記バイアス
マグネット3の磁気極性と逆向きになっており、第4図
に示すようにこの駆動マグネット4が感度特性のオフ領
域内に近接した場合に、該駆動マグネット4の磁気によ
って、上述したリードスイッチ2の接点部2aにかかる磁
場が打ち消されることとなり、これにより該接点部2aを
通る磁力線が減少するために、この接点部2aが互いに吸
着され得なくなって離反し、該リードスイッチ2がオフ
にされるようになっている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような構成の磁気近接スイッチ1に
おいては、駆動マグネット4の磁気極性が、バイアスマ
グネット3の磁気極性に対して同じ向きであると、リー
ドスイッチ2への駆動マグネット4の接近によってバイ
アスマグネット3の磁界が強くなるだけで、リードスイ
ッチ2がオフになることがない。従って、駆動マグネッ
ト4の磁気極性は、バイアスマグネット3の磁気極性に
対して逆向きに限定されてしまうことになる。
そのため、特に空気圧,油圧シリンダのピストンの位置
を設定するような場合には、本磁気近接スイッチの取付
方向と駆動マグネットの極性が合っているかどうかを確
認することが必要であった。
また、シリンダへの本磁気近接スイッチの取付位置が、
例えばフランジ部の根元付近のように、スペースの制約
があって、本磁気近接スイッチ1から外部に延びるリー
ド線等のために取付方向が一方向に限定されてしまうよ
うな場合には、実際上、所定の取付位置に本磁気近接ス
イッチ1を取り付けることができないことがあった。
本考案は、以上の点に鑑み、駆動マグネットの磁気極性
がいずれの方向であっても、確実に位置検出が行われ得
るようにした常閉型磁気近接スイッチを提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、本考案によれば、常閉型の磁気近接スイッ
チにおいて、接点部が互いに位置検出方向に関してずら
してしかも長手方向が位置検出方向に沿って延びるよう
に並行して配設すると共に互いに直列に接続された二個
のリードスイッチと、該リードスイッチの双方の接点部
間に位置するとともに、一方の磁気極性が双方のリード
スイッチと対向するように配置し、上記位置検出方向に
対してほぼ垂直に沿って磁力線が延びるように該リード
スイッチに近接して配設したバイアスマグネットと、位
置検出方向に延びる磁気極性を有し、かつ、位置検出方
向へ移動する駆動マグネットと、を有するように、磁気
近接スイッチを構成したことにより達成される。
〔作用〕
この考案によれば、二つのリードスイッチの検出位置が
互いにずれており、しかもこれら二つのリードスイッチ
に対して垂直にバイアスマグネットが配設されているの
で、該バイアスマグネットの磁気による磁力線は上記二
つのリードスイッチの接点部に関して互いに逆方向に通
過することとなる。
従って、駆動マグネットが遠く離反している場合には、
上記バイアスマグネットの磁気によって双方のリードス
イッチがオンにされているが、該位置検出方向に延びる
磁気極性を有する駆動マグネットが接近した場合、この
駆動マグネットの磁気による磁力線の方向と同じ方向の
バイアスマグネットの磁気による磁力線が通過する一方
のリードスイッチは、その接点部を通る磁力線が増加す
るため、オンのままであるが、上記駆動マグネットの磁
気による磁力線の方向と逆方向のバイアスマグネットの
磁気による磁力線が通過する他方のリードスイッチは、
その接点部を通る磁力線が減少するため、この接点部は
互いに吸着し得なくなって互いに離反することとなり、
該他方のリードスイッチがオフにされる。
こうして、二つのリードスイッチが互いに直列に接続さ
れていることから、本磁気近接スイッチはオフとなる。
このように、駆動マグネットの磁気極性がいずれの場合
であっても、該駆動マグネットの接近によって、いずれ
か一方のリードスイッチがオフになって磁気近接スイッ
チがオフにされることになる。従って、駆動マグネット
の磁気極性が限定されず、また本磁気近接スイッチの取
付方向が限定されることもないので、その取付位置が狭
い等の制約によって、取付けが不可能になるようなこと
はなく、また本磁気近接スイッチの取付方向と駆動マグ
ネットの磁気極性の方向が合っているか否かを確認する
必要もない。
〔実施例〕
以下、図面に示した一実施例に基づいて本考案を詳細に
説明する。
第1図は、本考案による磁気近接スイッチの一実施例の
回路構成を示している。
この磁気近接スイッチ10は、出力端子11に対して互いに
直列に接続された二つのリードスイッチ12,13から構成
されている。
リードスイッチ12,13は、それぞれ第2図(A)に示す
ように、オフセンタータイプのリードスイッチであっ
て、接点部12a,13aが互いに距離dだけずれるように、
しかも長手方向が位置検出方向に沿うように、両端を揃
えて配設されている。
さらに、上記リードスイッチ12,13の接点部12a,13aの中
間を位置検出方向に対して垂直に磁力線が延びるように
(第2図(B)の場合、下方がN極,上方がS極となる
ように)、該リードスイッチ12,13の上にバイアスマグ
ネット14が配設されている。これにより、各リードスイ
ッチ12,13の接点部12a,13aには、このバイアスマグネッ
ト14の下端から互いに逆方向に磁力線が通過することに
なる。
本考案による磁気近接スイッチ10は以上のように構成さ
れており、通常は、即ち駆動マグネット15が遠くに離反
している場合には、バイアスマグネット14の磁力線が各
リードスイッチ12,13の接点部12a,13aを通過しているこ
とから、該接点部12a,13aはそれぞれ互いに吸着してい
るので、各リードスイッチ12,13はオン状態であり、従
って本磁気近接スイッチ10はオンである。
ここで、上記駆動マグネット15(この場合、左方がN
極,右方がS極である)がリードスイッチ12,13に対し
て相対的に接近すると、各リードスイッチ12,13は次の
ように動作する。
すなわち、一方のリードスイッチ12は第2図(B)に示
すように、このリードスイッチ12に対して上記駆動マグ
ネット15が接近し、このリードスイッチ12のオン領域に
進入することとなる。すると、上記バイアスマグネット
14による磁力線の方向と駆動マグネット15による磁力線
の方向が逆向きであることから、この駆動マグネット15
の磁気によりバイアスマグネット14の磁気が打ち消され
るため、このバイアスマグネット14によるリードスイッ
チ12の接点部12aを通過する磁力線が減少し、これによ
ってその接点部12aは互いに吸着し得なくなって互いに
離反することになる。
これに対し、他方のリードスイッチ13は、バイアスマグ
ネット14による磁力線の方向と駆動マグネット15による
磁力線の方向が同じであることから、該駆動マグネット
15の磁気によりバイアスマグネット14の磁気が強められ
るため、このバイアスマグネット14によるリードスイッ
チ13の接点部13aを通過する磁力線が増加するので、該
接点部13aは互いに吸着したままである。
かくして、リードスイッチ12のみがオフとなるが、リー
ドスイッチ12,13が互いに直列に接続されていることか
ら、本磁気近接スイッチ10はオフにされる。
また、駆動マグネット15が上記の説明と逆の磁気極性を
有する場合には、同様にして駆動マグネット15の磁気に
よって、リードスイッチ12の接点部12aを通るバイアス
マグネット14の磁気が強められ、一方、リードスイッチ
13の接点部13aを通るバイアスマグネット14の磁気が強
められることになるので、リードスイッチ12はオンのま
まであるが、リードスイッチ13はオフになるので、本磁
気近接スイッチ10はオフにされる。
第3図は第1図の実施例におけるリードスイッチ12,13
の他の構成例を示している。
この場合、各リードスイッチ12,13は、接点部12a,13aが
長手方向のほぼ中心にあるいわゆるセンタータイプのリ
ードスイッチを用いている。従って、各リードスイッチ
12,13は互いに接点部12a,13aが距離dだけずれるよう
に、しかも長手方向が位置検出方向に沿うように、両端
をずらして配設されている。その他の構成は、第2図の
場合と全く同様であり、その動作も同様であるから、説
明は省略する。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、常閉型の磁気近接ス
イッチにおいて、接点部が互いに位置検出方向に関して
ずらしてしかも長手方向が該位置検出方向に沿って延び
るように並行して配設すると共に互いに直列に接続され
た二個のリードスイッチと、該リードスイッチの双方の
接点部間に位置するとともに、一方の磁気極性が双方の
リードスイッチと対向するように配置し、上記位置検出
方向に対してほぼ垂直に沿って磁力線が延びるように該
リードスイッチに近接して配設したバイアスマグネット
と、位置検出方向に延びる磁気極性を有し、かつ、位置
検出方向へ移動する駆動マグネットとを有するように、
磁気近接スイッチを構成した。従って、二つのリードス
イッチの検出位置が互いにずれており、しかもこれら二
つのリードスイッチに対して垂直にバイアスマグネット
が配設されているので、このバイアスマグネットの磁気
による磁力線はこれら二つのリードスイッチの接点部に
関して互いに逆方向に通過することとなる。
これにより、駆動マグネットが遠く離反している場合に
は、上記バイアスマグネットの磁気によって双方のリー
ドスイッチがオンにされているが、位置検出方向に延び
る磁気極性を有する駆動マグネットが接近した場合、こ
の駆動マグネットの磁気による磁力線の方向と同じ方向
のバイアスマグネットの磁気による磁力線が通過する一
方のリードスイッチは、その接点部を通る磁力線が増加
するため、オンのままであるが、該駆動マグネットの磁
気による磁力線の方向と逆方向のバイアスマグネットの
磁気による磁力線が通過する他方のリードスイッチは、
その接点部を通る磁力線が減少するため、この接点部は
互いに吸着し得なくなって互いに離反することとなり、
該他方のリードスイッチがオフにされ、こうして、二つ
のリードスイッチが互いに直列に接続されていることか
ら、本磁気近接スイッチはオフとなる。
それにより、駆動マグネットの磁気極性がいずれの方向
であっても、この駆動マグネットの接近によって、いず
れか一方のリードスイッチがオフになって磁気近接スイ
ッチがオフにされることから、駆動マグネットの磁気極
性が限定されず、また本磁気近接スイッチの取付方向が
限定されることもないので、その取付位置が狭い等の制
約によって、取付けが不可能になるようなことはない。
また、本磁気近接スイッチの取付方向と駆動マグネット
の磁気極性の方向が合っているか否かを確認する必要も
ない。
かくして本考案によれば、駆動マグネットの磁気極性が
いずれの方向であっても、確実に位置検出方向が行われ
得る、汎用性の高い極めて優れた常閉型磁気近接スイッ
チが提供され得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気近接スイッチの一実施例の回
路構成を示す概略図、第2図は二つのリードスイッチの
位置関係を示すもので、(A)は概略平面図、(B)は
概略側面図、 第3図は第1図の実施例におけるリードスイッチの他の
配置例を示す概略平面図である。 第4図は従来の磁気近接スイッチの一例を示す概略側面
図である。 10……磁気近接スイッチ、11……出力端子、12,13……
リードスイッチ、12a,13a……接点部、14……バイアス
マグネット、15……駆動マグネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常閉型の磁気近接スイッチにおいて、 接点部が互いに位置検出方向に関してずらしてしかも長
    手方向が前記位置検出方向に沿って延びるように並行し
    て配設され且つ互いに直列に接続された二個のリードス
    イッチと、 該リードスイッチの双方の接点部間に位置するととも
    に、一方の磁気極性が双方のリードスイッチと対向する
    ように配置し、上記位置検出方向に対してほぼ垂直に磁
    力線が延びるように該リードスイッチに近接して配設さ
    れたバイアスマグネットと、 上記位置検出方向に延びる磁気極性を有し、かつ、上記
    位置検出方向へ移動する駆動マグネットと、 を備えていることを特徴とする磁気近接スイッチ。
JP1989023343U 1989-03-01 1989-03-01 磁気近接スイッチ Expired - Lifetime JPH0715082Y2 (ja)

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JP1989023343U JPH0715082Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 磁気近接スイッチ

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JPH02115236U JPH02115236U (ja) 1990-09-14
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925551U (ja) * 1972-06-06 1974-03-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4925551U (ja) * 1972-06-06 1974-03-05

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JPH02115236U (ja) 1990-09-14

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