JPH0715074Y2 - 表示付傾動形スイッチ - Google Patents

表示付傾動形スイッチ

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JPH0715074Y2
JPH0715074Y2 JP1990127433U JP12743390U JPH0715074Y2 JP H0715074 Y2 JPH0715074 Y2 JP H0715074Y2 JP 1990127433 U JP1990127433 U JP 1990127433U JP 12743390 U JP12743390 U JP 12743390U JP H0715074 Y2 JPH0715074 Y2 JP H0715074Y2
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JP
Japan
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Application number
JP1990127433U
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English (en)
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JPH0485544U (ja
Inventor
重雄 大橋
Original Assignee
日本開閉器工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、操作子の上面に表示窓を設け、操作子の傾動
により表示片を作動させて前記表示窓に開閉表示を行う
表示付傾動形スイッチに関する。
従来の技術 従来、この種のスイッチとしては、第6図に示すよう
に、操作釦の上面の左右どちらか一方に赤丸を表示し
て、この赤丸側を押圧すると、“ON"として電路が通じ
るものであった。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、このように構成されたスイッチにおいて
は、操作釦が対称のために、操作釦の傾動方向により
“ON"、“OFF"の見分けが付きにくく、従って、電路の
開閉状態を誤認する虞れがあった。
本考案は、上記の課題を解決し、操作子の上面の表示窓
を設け、その下方の表示片に例えば赤と青、“ON"と“O
FF"等、色や文字表示の変換により、誰でもが解るよう
な表示を行う表示付傾動形スイッチを提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するために、操作子を左右に
傾動することにより開閉を行うスイッチにおいて、操作
子の上面に表示窓を設けると共にその下方には操作子の
作動方向にばねを介した表示片と該表示片と連なる摺動
子を一体的に形成して長手方向に移動可能に配設し、前
記操作子の先端がスイッチ本体の内側面を摺動すること
により前記表示片を左右に移動させて前記表示窓に開閉
表示を行うようにしたものである。
作用 本考案によれば、上記したように、操作子を傾動させる
ことにより、摺動子の先端がスイッチ本体の内側面を摺
動して表示片を作動させて、操作子の上面に設けた表示
窓の表示を変換させるようにしたものである。
実施例 以下、本考案をその好ましい実施例について、図面を参
照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、第2図は
その要部分解斜視図、第3図は第1図の状態から操作子
を押圧した状態を示す正面断面図、第4図(a)、
(b)は表示状態を示す平面図である。
上方を開口したスイッチ本体11内に、可動接片12のシー
ソー運動により開閉を行なう接触機構部(可動接片12、
共通接片13、固定接片14を含む機構)を配備し、転換子
15の下面にコイルばね23を介して滑動棒16を配設し、こ
の滑動棒16が可動接片12上を摺動する。操作子17は略V
字状に形成されると共に、その前後面に軸17aを突出
し、スイッチ本体11内に対応して設けた貫通孔(図示せ
ず)に遊嵌され、左右傾動自在になる。そして、この操
作子17内に上記転換子15が装着されている。更に、転換
子15と操作子17間には、凹所18が形成されており、この
凹所18には板状の表示片19と摺動子20が一体的に形成さ
れ、その表示片19と摺動子20間にばね21が介挿されて形
成された組立体が長手方向に移動可能に配設されてい
る。上記摺動子20の先端は、操作子17の側面に形成され
た欠所17cより突出して配設されている。
前記凹所18は、表示片19が左右に摺動される溝部とコイ
ルばね21が挿入される凹部により形成されており、摺動
子20が操作子17内より飛び出さないように鍔部20aが形
成されている。
スイッチケース本体11の上面と摺動子20と表示片19を結
んだ直線とが平行に配設され、更にその直線と操作子17
の上面を結んだ直線から形成される角度が、摺動子20側
にαなる角度に配設されるので、摺動子20がスイッチケ
ース本体11の上面より飛び出さないようにされている。
表示片19の上方に位置する操作子17の上面には表示窓17
bが形成されている。この表示窓17bは、本考案の一実施
例では角形としているが、丸形等、種々の形状が考えら
れる。また、この表示窓に透明状の蓋を配設してもよ
い。
第1図の操作子17の傾動状態に対応する表示として、第
4図(a)を示し、第3図の操作子の傾動状態に対応す
る表示として第4図(b)を示す。
第5図は本考案の他の実施例を示す正面断面図であり、
スイッチ本体内の摺動子20の先端が摺動する部分に下方
に行くにしたがい上昇する傾斜部22を設け、表示片19の
左右の移動距離を大きくしたものであり、例えば、中立
“OFF"の3段切り替えの3種類の表示が行える。
本考案の一実施例は、操作子の左右どちらか一方に表示
窓を設けたものであるが、中央に設けることも可能であ
り、本考案の上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これら
の本考案の範囲から排除するものではない。
考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
.本考案によれば、操作子の上面の表示窓側部分と他
方側の操作子は傾斜して非対称の形状に配設、即ちケー
ス本体の上面と摺動子と表示片を結んだ直線とが平行に
なり、更にその直線と操作子の上面を結んだ直線から形
成される角度が、摺動子側αなる角度に配設されるよう
にしたために、表示窓から表示片の表示が極めて見易く
なり、誤認する虞れがなく、また、ある程度離れていて
も開閉状態の表示が明確である。
.表示窓の反対側の操作子の傾動方向側面から、しか
も操作子の側面より梢下方より摺動子の先端部を突出す
るように配設したので、操作子を左右に傾動しても摺動
子はケース本体の上面開口部より、飛び出し脱落するこ
とが無く、しかも表示装置を設けるために、スイッチ本
体を大きくする必要もなく作製することができる。
.操作子の上面に表示窓を設けると共にその下方には
操作子の左右方向にばねを介した表示片と該表示片と連
なる摺動子を一体的に形成し、前記摺動子の先端がスイ
ッチ本体の内側面を摺動することにより前記表示片を左
右に移動させて前記表示窓に開閉表示を行う構造によ
り、僅かなコストアップで製作することができる。しか
も、表示機構がシンプルな構造であり、堅牢で故障のな
い表示付傾動形スイッチを容易に提供することができ
る。
.開閉状態を明確に表示するためのランプを配設した
ものと異なり、構造が単純で、その発光体のスペースも
必要なく、更には発光体表示の電気エネルギーも必要と
せず、省エネルギー形の表示機能付スイッチを得ること
ができる。
.操作子の上面に表示窓を設けると共にその下方には
操作子の左右方向にばねを介した表示片と該表示片と連
なる摺動子を一体的に形成し、前記摺動子の先端がスイ
ッチ本体の内側面を摺動することにより前記表示片を左
右に移動させて前記表示窓に開閉表示を行う構造によ
り、表示位置や2〜3種類の表示の変換が可能であり、
機器に応じた表示付傾動形スイッチを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面断面図、第2図は
その要部分解斜視図、第3図は第1図の状態から操作子
を押圧した状態を示す正面断面図、第4図(a)、
(b)は表示状態を示す平面図、第5図は本考案の他の
実施例を示す要部断面図、第6図は従来技術を示す斜視
図である。 11……スイッチ本体、12……可動接片、13……共通接
片、14……固定接片、15……転換子、16……滑動棒、17
……操作子、17b……表示窓、18……凹所、19……表示
片、20……摺動子、21、23……ばね、22……傾斜部、24
……鍔部、25……ばね部材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作子を左右に傾動することにより開閉を
    行うスイッチにおいて、前記操作子の上面に表示窓を設
    けると共にその下方には操作子の作動方向にばねを介し
    た表示片と該表示片と連なる摺動子を一体的に形成して
    長手方向に移動可能に配置するとともに前記操作子の上
    面に設けた表示窓位置の反対側の側面の中央より略下方
    に前記摺動子の先端を突出させて前記摺動子の先端がス
    イッチ本体の内側面を摺動することにより前記表示片を
    左右に移動させて前記表示窓に開閉表示を行うことを特
    徴とする表示付傾動形スイッチ。
  2. 【請求項2】前記スイッチ本体の内側面に前記摺動子の
    先端が摺動する傾斜部を設けたことを更に特徴とする請
    求項(1)に記載の表示付傾動形スイッチ。
JP1990127433U 1990-11-29 1990-11-29 表示付傾動形スイッチ Expired - Lifetime JPH0715074Y2 (ja)

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JP1990127433U JPH0715074Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 表示付傾動形スイッチ

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JP1990127433U JPH0715074Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 表示付傾動形スイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0485544U JPH0485544U (ja) 1992-07-24
JPH0715074Y2 true JPH0715074Y2 (ja) 1995-04-10

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JP1990127433U Expired - Lifetime JPH0715074Y2 (ja) 1990-11-29 1990-11-29 表示付傾動形スイッチ

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JP5662833B2 (ja) * 2011-02-22 2015-02-04 パナソニックIpマネジメント株式会社 マルチタップ

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JPS5655871Y2 (ja) * 1975-01-24 1981-12-26

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JPH0485544U (ja) 1992-07-24

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