JPH07150462A - タフテイング機のパイル糸打込装置 - Google Patents
タフテイング機のパイル糸打込装置Info
- Publication number
- JPH07150462A JPH07150462A JP31750693A JP31750693A JPH07150462A JP H07150462 A JPH07150462 A JP H07150462A JP 31750693 A JP31750693 A JP 31750693A JP 31750693 A JP31750693 A JP 31750693A JP H07150462 A JPH07150462 A JP H07150462A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pile yarn
- needle
- tufting machine
- pile
- width
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 敷物等の基布にパイル糸を打ち込むためのタ
フテイング機におけるパイル糸打込装置に関する。 【構成】 針保持体10を含む針取付部材9をタフテイ
ング機の幅方向に多数の単位体25に分割構成し、パイ
ル糸打込幅に応じて所要単位体以外の単位体が不作動位
置に保持されるようにした。
フテイング機におけるパイル糸打込装置に関する。 【構成】 針保持体10を含む針取付部材9をタフテイ
ング機の幅方向に多数の単位体25に分割構成し、パイ
ル糸打込幅に応じて所要単位体以外の単位体が不作動位
置に保持されるようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、敷物等の基布にパイ
ル糸を打ち込むためのタフテイング機におけるパイル糸
打込装置に関する。
ル糸を打ち込むためのタフテイング機におけるパイル糸
打込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタフテイング機においては、パイ
ル糸を打ち込むべき基布の幅に応じて、必要幅以外の糸
を針からすべて抜き取り、所定の場所に束ねて作業を進
めるようにし、幅変更に際しては、針に一本づつパイル
糸を通したり又は抜いたりして必要な幅が得られるよう
にしている。
ル糸を打ち込むべき基布の幅に応じて、必要幅以外の糸
を針からすべて抜き取り、所定の場所に束ねて作業を進
めるようにし、幅変更に際しては、針に一本づつパイル
糸を通したり又は抜いたりして必要な幅が得られるよう
にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来方
法によるときは、幅変更に当つて、針にパイル糸を一本
づつ通したり、又は針からパイル糸を一本づつ抜いたり
する作業が必要であり、その間パイルの打ち込み作業は
中断せざるを得ず、また幅変更の作業自体煩わしいもの
であるので、この発明はこの点の改善を図ろうとするも
のである。
法によるときは、幅変更に当つて、針にパイル糸を一本
づつ通したり、又は針からパイル糸を一本づつ抜いたり
する作業が必要であり、その間パイルの打ち込み作業は
中断せざるを得ず、また幅変更の作業自体煩わしいもの
であるので、この発明はこの点の改善を図ろうとするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、針
保持体を含む針取付部材をタフテイング機の幅方向に多
数の単位体に分割構成し、パイル糸打込幅に応じて所要
単位体以外の単位体が不作動位置に保持されるようにし
たこと及び不作動位置の単位体に供給されるパイル糸の
供給を停止することを特徴とするタフテイング機のパイ
ル糸打込装置を提案するものである。
保持体を含む針取付部材をタフテイング機の幅方向に多
数の単位体に分割構成し、パイル糸打込幅に応じて所要
単位体以外の単位体が不作動位置に保持されるようにし
たこと及び不作動位置の単位体に供給されるパイル糸の
供給を停止することを特徴とするタフテイング機のパイ
ル糸打込装置を提案するものである。
【0005】
【作用】上記構成において、パイル糸を打ち込むべき基
布の幅に応じて不必要な単位体を針からパイル糸を抜く
ことなく不作動位置例えば上方へ移動し、併せて不作動
位置の単位体に供給されるパイル糸の供給を停止するこ
とにより、所定の幅部分のみでパイルの打ち込みを行な
うものである。
布の幅に応じて不必要な単位体を針からパイル糸を抜く
ことなく不作動位置例えば上方へ移動し、併せて不作動
位置の単位体に供給されるパイル糸の供給を停止するこ
とにより、所定の幅部分のみでパイルの打ち込みを行な
うものである。
【0006】
【実施例】次にこの発明を添付図面に示す実施例につい
て詳細に説明する。先ず図1において、1は上部機械室
を示し、その上部側面に突設された枠体2には、図示し
ない糸給糸部からヤ−ンガイド3を経由して導かれるパ
イル糸4を案内するクラツチ付きフイ−ドロ−ル群5が
支承されている。
て詳細に説明する。先ず図1において、1は上部機械室
を示し、その上部側面に突設された枠体2には、図示し
ない糸給糸部からヤ−ンガイド3を経由して導かれるパ
イル糸4を案内するクラツチ付きフイ−ドロ−ル群5が
支承されている。
【0007】前記フイ−ドロ−ル群5から導出されたパ
イル糸4は適宜数のヤ−ンガイド6,7,8を経て針取
付部材9のニ−ドルバ−すなわち針保持体10に取り付
けた針11に通される。
イル糸4は適宜数のヤ−ンガイド6,7,8を経て針取
付部材9のニ−ドルバ−すなわち針保持体10に取り付
けた針11に通される。
【0008】前記上部機械室1から下方へ突設したプツ
シユロツド12には平行してエアシリンダ13を取り付
け、このエアシリンダ13の下方に全幅に亘る門形の案
内枠構14が形成される。この案内枠構を形成する枠体
15及びそれに相対する枠体16にはそれぞれガイド溝
17,18が形成されており、前記保持体10と一体的
に形成した前記針取付部材9をロツクピン19が貫通す
る。
シユロツド12には平行してエアシリンダ13を取り付
け、このエアシリンダ13の下方に全幅に亘る門形の案
内枠構14が形成される。この案内枠構を形成する枠体
15及びそれに相対する枠体16にはそれぞれガイド溝
17,18が形成されており、前記保持体10と一体的
に形成した前記針取付部材9をロツクピン19が貫通す
る。
【0009】前記ロツクピン19の一端部には膨隆頭部
20が形成され、他端部に形成したねじ部21にはロツ
クハンドル22がねじ込まれている。この際、このロツ
クハンドル22の操作によつて、前記針取付部材9を前
枠体15,16間に挟持してロツクすることを可能とす
べく、枠体16はその基端部をピン23によつて揺動可
能に枢支するものとする。なお前記針取付部材9は、前
記エアシリンダ13内のピストンの往復動にともないロ
ツド24を介して上下に変位するのである。
20が形成され、他端部に形成したねじ部21にはロツ
クハンドル22がねじ込まれている。この際、このロツ
クハンドル22の操作によつて、前記針取付部材9を前
枠体15,16間に挟持してロツクすることを可能とす
べく、枠体16はその基端部をピン23によつて揺動可
能に枢支するものとする。なお前記針取付部材9は、前
記エアシリンダ13内のピストンの往復動にともないロ
ツド24を介して上下に変位するのである。
【0010】前記保持体10には簡略のために唯一の針
11が図示されているが、実際上、前記保持体10には
多数の針が装着されており、前記針取付部材9からロツ
ド24までの各部分によつて一つの単位体25を構成す
るのである。
11が図示されているが、実際上、前記保持体10には
多数の針が装着されており、前記針取付部材9からロツ
ド24までの各部分によつて一つの単位体25を構成す
るのである。
【0011】上記した構成を概念的に示すと、図2に示
すようになる。すなわち、装置の幅方向に延長している
上部機械室1には、前記フイ−ドロ−ル群を支承する枠
体2が突設され、前記上部機械室1の下方には、前記構
成からなる単位体25が列設されており、多数の針11
が装着されているこれら単位体25は、個別に作動状態
と不作動状態を占めることができるのである。
すようになる。すなわち、装置の幅方向に延長している
上部機械室1には、前記フイ−ドロ−ル群を支承する枠
体2が突設され、前記上部機械室1の下方には、前記構
成からなる単位体25が列設されており、多数の針11
が装着されているこれら単位体25は、個別に作動状態
と不作動状態を占めることができるのである。
【0012】図3はタフテイング機の作動によつてパイ
ル糸が打ち込まれる作動状態を示しており、これに対し
て図4は不作動状態を示す。この場合は一旦ロツクハン
ドル22を弛めて針取付部材9をガイド溝17,18に
沿つて上方へ移動させておいて、再度ロツクハンドル2
2を締め込んで針取付部材9をその位置に固定するので
ある。その結果、前記プツシユロツド12を駆動して単
位体25を上下動させても、針11は基布26に届か
ず、したがつてパイルは打ち込まれないのである。
ル糸が打ち込まれる作動状態を示しており、これに対し
て図4は不作動状態を示す。この場合は一旦ロツクハン
ドル22を弛めて針取付部材9をガイド溝17,18に
沿つて上方へ移動させておいて、再度ロツクハンドル2
2を締め込んで針取付部材9をその位置に固定するので
ある。その結果、前記プツシユロツド12を駆動して単
位体25を上下動させても、針11は基布26に届か
ず、したがつてパイルは打ち込まれないのである。
【0013】すなわち、基布26の幅寸法に応じてパイ
ル糸の打ち込みを行なう場所の分割された単位体25に
よつて図1に示すようにベツド27上の前記基布26に
パイル糸の打ち込みを行なうのであるが、基布26の幅
寸法において打ち込みを行なわない場所の分割された個
々の単位体25に対応する前記フイ−ドロ−ル群5のク
ラツチを外して、ロ−ルをフリ−にしておき、かつ前記
したように針11を支承する針取付部材9を引上げてロ
ツクした状態にすれば、機械を駆動してプツシユロツド
12が上下動しても、基布26に対するパイル糸の打ち
込みは行なわれないのである。
ル糸の打ち込みを行なう場所の分割された単位体25に
よつて図1に示すようにベツド27上の前記基布26に
パイル糸の打ち込みを行なうのであるが、基布26の幅
寸法において打ち込みを行なわない場所の分割された個
々の単位体25に対応する前記フイ−ドロ−ル群5のク
ラツチを外して、ロ−ルをフリ−にしておき、かつ前記
したように針11を支承する針取付部材9を引上げてロ
ツクした状態にすれば、機械を駆動してプツシユロツド
12が上下動しても、基布26に対するパイル糸の打ち
込みは行なわれないのである。
【0014】また幅寸法の変更により、パイル糸の打込
幅を広くする必要が生じた場合は、拡げる部分の単位体
25のロツクを外し、かつ前記フイ−ドロ−ル群5のク
ラツチをONにして機械を作動させれば、幅を広くした
寸法でのパイル糸の打ち込みが可能となるのである。
幅を広くする必要が生じた場合は、拡げる部分の単位体
25のロツクを外し、かつ前記フイ−ドロ−ル群5のク
ラツチをONにして機械を作動させれば、幅を広くした
寸法でのパイル糸の打ち込みが可能となるのである。
【0015】この発明の上述の構成からなる装置によれ
ば、従来、打込幅の変更に伴う、糸通し、糸抜きの作業
が不要となり、寸法変更時のロスタイムを大幅に短縮す
ることが可能となるのである。
ば、従来、打込幅の変更に伴う、糸通し、糸抜きの作業
が不要となり、寸法変更時のロスタイムを大幅に短縮す
ることが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施すべきタフテイング機の要部側
面図である。
面図である。
【図2】この発明の装置の構成を概念的に示す図であ
る。
る。
【図3】この発明の装置の単位体が作動状態にある場合
の拡大図である。
の拡大図である。
【図4】図3に示す単位体が不作動状態にある場合の拡
大図である。
大図である。
9 針取付部材 10 針保持体 25 単位体
Claims (1)
- 【請求項1】 針保持体を含む針取付部材をタフテイン
グ機の幅方向に多数の単位体に分割構成し、パイル糸打
込幅に応じて所要単位体以外の単位体が不作動位置に保
持されるようにし、不作動位置の単位体に供給されるパ
イル糸の供給を停止することを特徴とするタフテイング
機のパイル糸打込装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317506A JP2607218B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | タフティング機のパイル糸打込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5317506A JP2607218B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | タフティング機のパイル糸打込装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07150462A true JPH07150462A (ja) | 1995-06-13 |
JP2607218B2 JP2607218B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=18088999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5317506A Expired - Fee Related JP2607218B2 (ja) | 1993-11-25 | 1993-11-25 | タフティング機のパイル糸打込装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607218B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018823A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-27 | ||
JPH0359160A (ja) * | 1989-07-24 | 1991-03-14 | Ono Shikimono Kk | タフテイング方法 |
-
1993
- 1993-11-25 JP JP5317506A patent/JP2607218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5018823A (ja) * | 1973-06-20 | 1975-02-27 | ||
JPH0359160A (ja) * | 1989-07-24 | 1991-03-14 | Ono Shikimono Kk | タフテイング方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607218B2 (ja) | 1997-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5588383A (en) | Apparatus and method for producing patterned tufted goods | |
US5080028A (en) | Apparatus for producing tufted goods using yarns of different color or texture | |
USRE40194E1 (en) | Tufting machine yarn feed pattern control | |
US5806446A (en) | Individual yarn feeding apparatus | |
JPH05247828A (ja) | タフティング装置 | |
US6895877B1 (en) | Selective elevation of particular yarns fed through a single needle method and apparatus | |
US5662054A (en) | Yarn fault detection for tufting machines | |
US4393793A (en) | Tufting machine with adjustable yarn guide tube bank | |
GB2216911A (en) | Dual needle controlled needle tufting machine | |
US4369720A (en) | Tufting looper apparatus with opposed clip support | |
JPH0835162A (ja) | シャトル式刺しゅう機で刺しゅうする方法と装置 | |
JP3829205B2 (ja) | 刺繍ミシンの上糸供給構造及び上糸供給方法 | |
JPH0625960A (ja) | ニードリングしたフリースに糸を仮留めするための装置 | |
US5816175A (en) | Thread control apparatus for a double chain stitch sewing machine | |
JPH07150462A (ja) | タフテイング機のパイル糸打込装置 | |
US6082143A (en) | Circular knitting machine | |
JP2009528124A (ja) | 刺繍機用の上糸供給装置 | |
KR100439528B1 (ko) | 자동자수기용 윗실 공급장치 | |
JP3111000B2 (ja) | 縫製用ミシンの糸繰出装置 | |
US3982490A (en) | Yarn jerker system for tufting machines | |
WO2005024109A1 (en) | Device to automatically change the thread in a needle in textile machines, relative method and textile machine adopting said thread-change device | |
US4308812A (en) | Embroidery machine having improved thread supply system | |
KR200202704Y1 (ko) | 자수장치 | |
CN103306072B (zh) | 簇绒地毯绷架装置 | |
US3500776A (en) | Yarn guide for a tufting needle |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |